JP2579033Y2 - ハンガー - Google Patents

ハンガー

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JP2579033Y2 JP1992074696U JP7469692U JP2579033Y2 JP 2579033 Y2 JP2579033 Y2 JP 2579033Y2 JP 1992074696 U JP1992074696 U JP 1992074696U JP 7469692 U JP7469692 U JP 7469692U JP 2579033 Y2 JP2579033 Y2 JP 2579033Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばシステム天井な
どの化粧枠を取付けるためのハンガーの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば図8乃至図10に示すハ
ンガー2′が知られており、ハンガー本体3′の下部に
は天井バー1の頭部1aの片側を保持する片側鉤状部5
aが設けられ、引掛金具4′の下部には天井バー1の頭
部1aの他の片側を保持する片側鉤状部6aが設けら
れ、引掛金具4′の片側鉤状部6aの上部にはハンガー
本体3′の支持孔7(図10)にスライド支持される鉤
状のフック片11が設けられている。また、ハンガー本
体3′の上端を吊り下げボルトに吊り下げると共に、結
合ビス13を各ビス孔51,52(図10)に挿入して
ナット14で締結されている。そして、ハンガー2′に
天井バー1を取付けるにあたっては、図8に示すよう
に、結合ビス13を大幅に緩めて引掛金具4′を開状態
として天井バー1の頭部1aを下方から差し込む。次
に、図9に示すように、結合ビス13を締め付けること
により、引掛金具4′を閉状態として天井バー1をハン
ガー2′に固定するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来の引掛
金具4′の開状態及び閉状態の保持は結合ビス13によ
って行われ、しかも引掛金具4′の開閉角度が結合ビス
13の回転操作量に対応するものであるから、天井バー
1を下方から差し込む際に、結合ビス13を相当緩めて
引掛金具4′の片側鉤状部6aを手で広げる必要があ
る。しかも、天井バー1を固定する際には、結合ビス1
3を相当回転させて引掛金具4′を閉状態に保持する必
要がある。このため、結合ビス13の回転操作量が増
え、天井バー1の取付けに手間がかかり、施工効率が低
下するという問題があった。
【0004】本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、天井バーの取付け
施工の省施工化を図ることができるハンガーを提供する
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の考案は、ハンガー本体3の下部に天
井バー1の頭部1aの片側を保持する片側鉤状部5aが
設けられる。引掛金具4の下部に天井バー1の頭部1a
の他の片側を保持する片側鉤状部6aが設けられる。ハ
ンガー本体3の上部及び引掛金具4の上部のいずれ一方
に突起12が設けられる。引掛金具4が上記突起12を
支点としてシーソー揺動自在とされる。引掛金具4の片
側鉤状部6aをハンガー本体3の片側鉤状部5aから離
反する方向に保持する保持手段と、引掛金具4の片側鉤
状部6aをハンガー本体3の片側鉤状部5aに近接する
方向に切り替えて保持する保持手段とを備えたことを特
徴とする。
【0006】請求項2記載の考案は、引掛金具4の片側
鉤状部6aをハンガー本体3の片側鉤状部5aに対して
近接又は離反する方向に切り替えて保持する保持手段
は、ハンガー本体3及び引掛金具4における突起12を
跨いでその上下方向に夫々形成された長孔8,9と、各
長孔8,9に沿って上下移動自在に挿入される結合ビス
13とから成り、結合ビス13の上下移動に伴って引掛
金具4が突起12を支点としてシーソー揺動自在とされ
ることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の考案は、引掛金具4の片側
鉤状部6aをハンガー本体3の片側鉤状部5aに対して
近接又は離反する方向に切り替えて保持する保持手段
は、ハンガー本体3及び引掛金具4における突起12の
近傍に夫々形成された丸孔20,21と、各丸孔20,
21に上下反転自在に挿入される略S字状の線材22
と、引掛金具4の背面4aにおける丸孔20,21の上
下両側に形成された一対の嵌合凹所23,24とから成
り、上記線材22は、上記丸孔20,21に位置する支
点22aと、ハンガー本体3の背面3aにフックされる
力点22bと、上記一対の嵌合凹所23,24のいずれ
か一方に嵌合して引掛金具4を支点22aを中心にハン
ガー本体3側に押圧する作用点22cとを備えているこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の考案によれば、引掛金具4の片
側鉤状部6aをハンガー本体3の片側鉤状部5aから離
反する方向に保持する保持手段によって、引掛金具4が
突起12を支点として開状態に保たれ、天井バー1の頭
部1aを下方から差し込むことができる。さらに、引掛
金具4の片側鉤状部6aをハンガー本体3の片側鉤状部
5aに近接する方向に切り替えて保持する保持手段によ
って、引掛金具4が突起12を支点として閉状態に保た
れ、天井バー1の頭部1aをハンガー2に固定できる。
このように突起12を支点とした力の作用の移動によっ
て引掛金具4を開状態又は閉状態に保持できるので、従
来のように結合ビスを大幅に緩めたり、或いは結合ビス
を大幅に締め付けたりする場合と比較して、天井バー1
の取付け施工を手間をかけずに行うことができる。
【0009】請求項2記載の考案によれば、ハンガー本
体3及び引掛金具4における突起12を跨いでその上下
方向に夫々形成された長孔8,9と、各長孔8,9に沿
って上下移動自在に挿入される結合ビス13とを備え、
結合ビス13の上下移動に伴って引掛金具4が突起12
を支点としてシーソー揺動自在とされるようにしたか
ら、上記長孔8,9の上端位置P1 において結合ビス1
3を少し締め付けるだけで、引掛金具4を突起12を支
点として開状態に保持され、天井バー1を下方から差し
込むことができる。次に、結合ビス13を少し緩めて長
孔8,9に沿ってその下端位置P2 まで移動させるだけ
で、引掛金具4が突起12を支点としてシーソー揺動し
てその片側鉤状部6aをハンガー本体3の片側鉤状部5
aに近接させることができるので、天井バー1の頭部1
aを各片側鉤状部5a,6aによって仮吊りできる。そ
の後、長孔8,9の下端位置P2 にて結合ビス13を少
し締め付けるだけで、引掛金具4を突起12を支点とし
て閉状態に保持でき、天井バー1をハンガー2に固定で
きる。従って、結合ビス13の上下移動と、結合ビス1
3の少しの締め付め等によって天井バー1の取付けが完
了する。
【0010】請求項3記載の考案によれば、ハンガー本
体3及び引掛金具4における突起12の近傍に夫々形成
された丸孔20,21と、各丸孔20,21に上下反転
自在に挿入される略S字状の線材22と、引掛金具4の
背面4aにおける丸孔20,21の上下両側に形成され
た一対の嵌合凹所23,24とを備え、上記線材22
は、上記丸孔20,21に位置する支点22aと、ハン
ガー本体3の背面3aにフックされる力点22bと、上
記一対の嵌合凹所23,24のいずれか一方に嵌合して
引掛金具4を支点22aを中心にハンガー本体3側に押
圧する作用点22cとを備えたものであるから、線材2
2を上向きにしてその作用点22cを引掛金具4の背面
4aに設けた上側の嵌合凹所23,24に嵌合させるだ
けで、引掛金具4を突起12を支点として開状態に保持
され、天井バー1を下方から差し込むことができる。次
に、線材22を下向きに反転して下側の嵌合凹所24に
作用点22cを嵌合させるだけで、引掛金具4がシーソ
ー揺動して引掛金具4は線材22の支点22aを中心に
作用点22cによって閉状態に保持され、天井バー1が
ハンガー2に固定される。従って、線材22を上下に1
80°反転させるだけで天井バー1の取付けが完了す
る。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。本実施例では、システム天井に設けられる天井
バー(化粧枠)1を吊り下げるためのハンガー2を例示
する。天井バー1は、図1に示すように、T型バーから
成り、頭部1aとウエブ1bと天井パネル等が載設され
るフランジ部1cとを備えている。また、ハンガー2
は、図3に示すように、ハンガー本体3と引掛金具4と
から成る。ハンガー本体3は、その下部に天井バー1の
頭部1aの片側を保持する片側鉤状部5aが設けられて
おり、この片側鉤状部5aの上部には、水平に延びる支
持孔7と、この支持孔7に連なって上下方向に延びる長
孔8とがT字状に形成されており、この長孔8の下方に
突起受け面10(図2)が形成されている。
【0012】一方、引掛金具4は、その下部に天井バー
1の頭部1aの他の片側を保持する片側鉤状部6aが設
けられており、この片側鉤状部6aとハンガー本体3の
片側鉤状部5aとに天井バー1の頭部1aが引っ掛けら
れるようになっている。引掛金具4の上部には、ハンガ
ー本体3の上記支持孔7にスライド支持される鉤状のフ
ック片11が設けられている。引掛金具4の中間部に
は、左右一対の突起12が突設されており、各突起12
がハンガー本体3の上記突起受け面10に向かって突出
している。引掛金具4はこの突起12を支点としてシー
ソー揺動自在とされ、且つ引掛金具4の開状態で下方か
ら天井バー1の頭部1aが丁度入る程度の寸法になって
いる。上記左右一対の突起12の間には、上下方向に延
びる長孔9が形成されている。この長孔9はハンガー本
体3の上記長孔8と同じ形状を有しており、上記突起1
2を跨くように上下方向に延出されている。なお、突起
12はハンガー本体3側に設けられてもよい。
【0013】結合ビス13は、引掛金具4の長孔9から
ハンガー本体3の長孔8に向かって挿入されると共に、
その先端部にナット14が螺入されている。この結合ビ
ス13は各長孔8,9に沿って上下移動自在とされてお
り、この結合ビス13の上下移動に伴って引掛金具4が
突起12を支点としてシーソー揺動するようになってい
る。これら長孔8,9と結合ビス13とで、引掛金具4
の片側鉤状部6aをハンガー本体3の片側鉤状部5aに
対して近接又は離反する方向に切り替えて保持する保持
手段が構成されている。
【0014】次に、天井バー1をハンガー2に取付ける
手順の一例を説明する。予め、結合ビス13とナット1
4とを長孔8,9の上端位置P1 にて保持して、ハンガ
ー本体3と引掛金具4とを平行に維持しておく。この状
態で、図1に示すように、結合ビス13を少し締め付け
る。これにより、引掛金具4が突起12を支点にシーソ
ー揺動して、引掛金具4の片側鉤状部6aがハンガー本
体3の片側鉤状部5aから離反し、引掛金具4は結合ビ
ス13によって開状態に保持される。この状態で、下方
から天井バー1の頭部1aが挿入できる程度の隙間寸法
となっているので、天井バー1を下方から差し込むこと
ができる。次に、結合ビス13を少し緩めると、図2に
示すように、結合ビス13はその自重によって長孔8,
9に沿ってその下端位置P2 まで下降する。この結合ビ
ス13の下方ーの移動に伴って引掛金具4が突起12を
支点としてシーソー揺動してその片側鉤状部6aがハン
ガー本体3の片側鉤状部5aに近接し、天井バー1の頭
部1aの両側にハンガー本体3と引掛金具4の各片側鉤
状部5a,6aが密着して、天井バー1は仮吊りされた
状態となる。その後、長孔8,9の下端位置P2 にて結
合ビス13を少し締め付けると、引掛金具4は突起12
を支点として閉状態に保持されると共に、引掛金具4の
フック片11がハンガー本体3の支持孔7で支持されて
いるので、天井バー1がハンガー2に確実に吊り下げ固
定される。
【0015】従って、結合ビス13を少し緩めたり締め
付けたりする動作だけで、天井バー1の取付けが完了す
るので、従来のように結合ビスを大幅に緩めたり、或い
は結合ビスを大幅に締め付けたりする必要がなく、天井
バー1の取付けを手間をかけずに行えるようになる。本
考案の他の実施例を図4乃至図6に示す。この実施例で
は、実施例1の長孔8,9に代えて丸孔20,21が形
成されている。つまり、図6(a)に示すように、ハン
ガー本体3及び引掛金具4における突起12の近傍に丸
孔20,21を夫々形成し、各丸孔20,21に略S字
状に湾曲した線材22を上下反転自在に挿入する。この
線材22は、上記丸孔20,21に位置する支点22a
と、ハンガー本体3の背面3aにフックされる力点22
bと、引掛金具4を支点22aを中心にハンガー本体3
側に押圧する作用点22cとを備えている。また、図6
(b)に示すように、引掛金具4の背面4aには丸孔2
0,21の上下両側に一対の嵌合凹所23,24が形成
されており、これら丸孔20,21と線材22と嵌合凹
所23,24とで、引掛金具4の片側鉤状部6aをハン
ガー本体3の片側鉤状部5aに対して近接又は離反する
方向に切り替えて保持する保持手段が構成されている。
【0016】ここで、図4に示すように、線材22を上
向きにしてその作用点22cを引掛金具4の背面4aに
設けた上側の嵌合凹所23に嵌合させるだけで、引掛金
具4を突起12を支点として開状態に保持され、天井バ
ー1を下方から差し込むことができる。次に、図5に示
すように、線材22を下向きに反転して下側の嵌合凹所
24に作用点22cを嵌合させるだけで、引掛金具4が
シーソー揺動して引掛金具4は線材22の支点22aを
中心に作用点22cに押圧されて閉状態に保持され、天
井バー1がハンガー2に固定される。従って、線材22
を上下に180°反転させるだけで天井バー1の取付け
が完了する。しかも、上記線材22にばね性をもたせる
ことにより、線材22のばね性を利用して引掛金具4を
天井バー1により確実に締め付けることが可能である。
【0017】本考案のさらに他の実施例を図7に示す。
この実施例では、実施例2の線材22に代えて突起付き
ビス24を用いるものであって、引掛金具は実施例2の
引掛金具と同一構成を有するものであり、その図示を省
略する。ハンガー本体3の中間部にはタップ24が設け
られ、突起付きビス24のねじ部24aが螺合自在とな
っている。突起付きビス24の頭部にはねじ部24bの
片側に突部25が設けられ、この突部25を上向きにし
た時に引掛金具の下方を開くことができ、また、突部2
5を下向きとなるように突起付きビス24を180°反
転させた時には引掛金具の下方が閉じるようになってい
る。従って、突起付きビス24を180°反転させるだ
けで、天井バー1をハンガー2に差し込んで固定でき
る。しかも、実施例2のように線材22を挿入させた構
造と比較して、突起付きビス24の安定した取付け状態
が確保され、搬入時や施工時に突起付きビス24が外れ
る可能性がなくなるという利点がある。
【0018】
【考案の効果】上述のように請求項1記載の考案は、引
掛金具が上記突起を支点としてシーソー揺動自在とされ
ると共に、引掛金具の片側鉤状部をハンガー本体の片側
鉤状部から離反する方向に保持する保持手段と、引掛金
具の片側鉤状部をハンガー本体の片側鉤状部に近接する
方向に切り替えて保持する保持手段とを備えたから、天
井バーの差し込み時には引掛金具を開状態に保持でき、
しかも天井バーの仮吊り及び固定時には引掛金具を閉状
態に保持できるので、従来のように結合ビスを大幅に緩
めたり、或いは結合ビスを大幅に締め付けたりする場合
と比較して、天井バーの取付けが簡単になり、天井バー
の取付け施工の省施工化が図られる。
【0019】請求項2記載の考案は、上記引掛金具の片
側鉤状部をハンガー本体の片側鉤状部に対して近接又は
離反する方向に切り替えて保持する保持手段は、ハンガ
ー本体及び引掛金具における突起を跨いでその上下方向
に夫々形成された長孔と、各長孔に沿って上下移動自在
に挿入される結合ビスとから成り、結合ビスの上下移動
に伴って引掛金具が突起を支点としてシーソー揺動自在
とされるものであるから、天井バーの差し込み時には、
長孔の上端位置において結合ビスを少し締め付けるだけ
で引掛金具を開状態に保持でき、しかも天井バーの仮吊
り及び固定時には、長孔の下端位置にて結合ビスを少し
締め付けるだけで引掛金具を閉状態に保持できるので、
結合ビスの上下移動と、結合ビスの僅かの締め付め等で
足り、天井バーを結合ビスの簡単な操作によって固定で
き、取付け施工が一層簡単になる。
【0020】請求項3記載の考案は、引掛金具の片側鉤
状部をハンガー本体の片側鉤状部に対して近接又は離反
する方向に切り替えて保持する保持手段は、ハンガー本
体及び引掛金具における突起の近傍に夫々形成された丸
孔と、各丸孔に上下反転自在に挿入される略S字状の線
材と、引掛金具の背面における丸孔の上下両側に形成さ
れた一対の嵌合凹所とから成り、上記線材は、上記丸孔
に位置する支点と、ハンガー本体の背面にフックされる
力点と、上記一対の嵌合凹所のいずれか一方に嵌合して
引掛金具を支点を中心にハンガー本体側に押圧する作用
点とを備えたものであるから、線材を上下に18°反転
させるだけで天井バーを線材によって固定でき、より一
層の省施工化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に用いられるハンガーの開状
態を示す正面図である。
【図2】同上のハンガーの閉状態を示す正面図である。
【図3】同上のハンガーの分解斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例に用いられるハンガーの開
状態を示す正面図である。
【図5】図4のハンガーの閉状態を示す正面図である。
【図6】(a)は図4のハンガーの分解斜視図、(b)
は引掛金具の斜視図である。
【図7】本考案のさらに他の実施例に用いられるハンガ
ー本体と突起付きビスとを示す分解斜視図である。
【図8】従来のハンガーの開状態を示す正面図である。
【図9】従来のハンガーの閉状態を示す一部正面図であ
る。
【図10】従来のハンガーの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 天井バー 1a 頭部 2 ハンガー 3 ハンガー本体 4 引掛金具 4a 背面 5a,6a 片側鉤状部 8,9 長孔 12 突起 13 結合ビス 20,21 丸孔 22 線材 22a 支点 22b 力点 22c 作用点 23,24 嵌合凹所 P1 上端位置 P2 下端位置

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンガー本体の下部に天井バーの頭部の
    片側を保持する片側鉤状部が設けられ、引掛金具の下部
    に天井バーの頭部の他の片側を保持する片側鉤状部が設
    けられ、ハンガー本体の上部及び引掛金具の上部のいず
    れ一方に突起が設けられ、引掛金具が上記突起を支点と
    してシーソー揺動自在とされると共に、引掛金具の片側
    鉤状部をハンガー本体の片側鉤状部から離反する方向に
    保持する保持手段と、引掛金具の片側鉤状部をハンガー
    本体の片側鉤状部に近接する方向に切り替えて保持する
    保持手段とを備えたことを特徴とするハンガー。
  2. 【請求項2】 上記引掛金具の片側鉤状部をハンガー本
    体の片側鉤状部に対して近接又は離反する方向に切り替
    えて保持する保持手段は、ハンガー本体及び引掛金具に
    おける突起を跨いでその上下方向に夫々形成された長孔
    と、各長孔に沿って上下移動自在に挿入される結合ビス
    とから成り、結合ビスの上下移動に伴って引掛金具が突
    起を支点としてシーソー揺動自在とされることを特徴と
    する請求項1記載のハンガー。
  3. 【請求項3】 上記引掛金具の片側鉤状部をハンガー本
    体の片側鉤状部に対して近接又は離反する方向に切り替
    えて保持する保持手段は、ハンガー本体及び引掛金具に
    おける突起の近傍に夫々形成された丸孔と、各丸孔に上
    下反転自在に挿入される略S字状の線材と、引掛金具の
    背面における丸孔の上下両側に形成された一対の嵌合凹
    所とから成り、上記線材は、上記丸孔に位置する支点
    と、ハンガー本体の背面にフックされる力点と、上記一
    対の嵌合凹所のいずれか一方に嵌合して引掛金具を支点
    を中心にハンガー本体側に押圧する作用点とを備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載のハンガー。
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