JP2579021B2 - 電解コンデンサの包装装置 - Google Patents
電解コンデンサの包装装置Info
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- JP2579021B2 JP2579021B2 JP2046222A JP4622290A JP2579021B2 JP 2579021 B2 JP2579021 B2 JP 2579021B2 JP 2046222 A JP2046222 A JP 2046222A JP 4622290 A JP4622290 A JP 4622290A JP 2579021 B2 JP2579021 B2 JP 2579021B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電解コンデンサの包装装置に関するものであ
る。
る。
従来の技術 従来の電解コンデンサの包装装置は、第8図に示すよ
うに、段ボール箱1を用い、この段ボール箱1内に中仕
切り部材2を入れ、この状態で段ボール箱1内に複数個
の電解コンデンサ3をランダムに収納し、そして段ボー
ル箱1の開口部を蓋(図示せず)で覆い、かつこの蓋と
段ボール箱1をバンド(図示せず)で縛ることにより、
電解コンデンサ3の包装を行うようにしていた。
うに、段ボール箱1を用い、この段ボール箱1内に中仕
切り部材2を入れ、この状態で段ボール箱1内に複数個
の電解コンデンサ3をランダムに収納し、そして段ボー
ル箱1の開口部を蓋(図示せず)で覆い、かつこの蓋と
段ボール箱1をバンド(図示せず)で縛ることにより、
電解コンデンサ3の包装を行うようにしていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の電解コンデンサの包装装置
においては、段ボール箱1内に陽極リード端子4と陰極
リード端子5を上にして複数個の電解コンデンサ3を単
に入れているだけであるため、複数個の電解コンデンサ
3は自由に回動することになり、その結果、陽極リード
端子4と陰極リード端子5の極性方向は不揃いとなるた
め、この段ボール箱1内に収納されている複数個の電解
コンデンサ3をプリント基板(図示せず)に実装する場
合には、電解コンデンサ3を手で取り出し、そして極性
方向を確認しながらプリント基板に実装しなければなら
ず、したがって、その実装操作は非常に煩わしいという
問題点を有していた。また前記複数個の電解コンデンサ
3は互いに接触した形で収納されているため、自動実装
を行うにも、電解コンデンサ3はチャッキングすること
ができず、その結果、自動実装は行えないという問題点
を有していた。
においては、段ボール箱1内に陽極リード端子4と陰極
リード端子5を上にして複数個の電解コンデンサ3を単
に入れているだけであるため、複数個の電解コンデンサ
3は自由に回動することになり、その結果、陽極リード
端子4と陰極リード端子5の極性方向は不揃いとなるた
め、この段ボール箱1内に収納されている複数個の電解
コンデンサ3をプリント基板(図示せず)に実装する場
合には、電解コンデンサ3を手で取り出し、そして極性
方向を確認しながらプリント基板に実装しなければなら
ず、したがって、その実装操作は非常に煩わしいという
問題点を有していた。また前記複数個の電解コンデンサ
3は互いに接触した形で収納されているため、自動実装
を行うにも、電解コンデンサ3はチャッキングすること
ができず、その結果、自動実装は行えないという問題点
を有していた。
本発明はこのような問題点を解決するもので、複数個
の電解コンデンサのプリント基板への自動実装がスムー
ズに行える電解コンデンサの包装装置を提供することを
目的とするものである。
の電解コンデンサのプリント基板への自動実装がスムー
ズに行える電解コンデンサの包装装置を提供することを
目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の電解コンデンサ
の包装装置は、陽極リード端子と陰極リード端子を具備
した有極性の電解コンデンサを収納する複数個の収納用
凹部を設けた電解コンデンサ収納用トレーを備え、この
電解コンデンサ収納用トレーにおける前記複数個の収納
用凹部の下方に、電解コンデンサの陽極リード端子と陰
極リード端子を収納する端子保護部を突出するように形
成するとともに、この端子保護部の両側に、前記陽極リ
ード端子と陰極リード端子が入り込んだ際にそれらの回
動を規制する回動規制部を設けたものである。
の包装装置は、陽極リード端子と陰極リード端子を具備
した有極性の電解コンデンサを収納する複数個の収納用
凹部を設けた電解コンデンサ収納用トレーを備え、この
電解コンデンサ収納用トレーにおける前記複数個の収納
用凹部の下方に、電解コンデンサの陽極リード端子と陰
極リード端子を収納する端子保護部を突出するように形
成するとともに、この端子保護部の両側に、前記陽極リ
ード端子と陰極リード端子が入り込んだ際にそれらの回
動を規制する回動規制部を設けたものである。
作用 上記構成によれば、陽極リード端子と陰極リード端子
を具備した有極性の電解コンデンサを収納する複数個の
収納用凹部を設けた電解コンデンサ収納用トレーを備
え、この電解コンデンサ収納用トレーにおける前記複数
個の収納用凹部の下方に、電解コンデンサの陽極リード
端子と陰極リード端子を収納する端子保護部を突出する
ように形成するとともに、この端子保護部の両側に、前
記陽極リード端子と陰極リード端子が入り込んだ際にそ
れらの回動を規制する回動規制部を設けているため、電
解コンデンサ収納用トレーに設けた複数個の収納用凹部
に複数個の電解コンデンサを収納する場合、陽極リード
端子と陰極リード端子の極性方向を複数個の電解コンデ
ンサのすべてにわたって揃えた形で陽極リード端子と陰
極リード端子を回動規制部内に入れるようにすれば、電
解コンデンサの陽極リード端子と陰極リード端子は回動
規則部によってその後に回動するということはなくなる
ため、電解コンデンサ収納用レーに収納された複数個の
電解コンデンサを自動実装機によってプリント基板に自
動実装する場合、その自動実装をスムーズに行わせるこ
とができるものである。
を具備した有極性の電解コンデンサを収納する複数個の
収納用凹部を設けた電解コンデンサ収納用トレーを備
え、この電解コンデンサ収納用トレーにおける前記複数
個の収納用凹部の下方に、電解コンデンサの陽極リード
端子と陰極リード端子を収納する端子保護部を突出する
ように形成するとともに、この端子保護部の両側に、前
記陽極リード端子と陰極リード端子が入り込んだ際にそ
れらの回動を規制する回動規制部を設けているため、電
解コンデンサ収納用トレーに設けた複数個の収納用凹部
に複数個の電解コンデンサを収納する場合、陽極リード
端子と陰極リード端子の極性方向を複数個の電解コンデ
ンサのすべてにわたって揃えた形で陽極リード端子と陰
極リード端子を回動規制部内に入れるようにすれば、電
解コンデンサの陽極リード端子と陰極リード端子は回動
規則部によってその後に回動するということはなくなる
ため、電解コンデンサ収納用レーに収納された複数個の
電解コンデンサを自動実装機によってプリント基板に自
動実装する場合、その自動実装をスムーズに行わせるこ
とができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図〜第5図において、11はくの字形の陽極リ
ード端子12とくの字形の陰極リード端子13を具備した有
極性の電解コンデンサで、この電解コンデンサ11は電解
コンデンサ収納用トレー14に収納される。そして前記電
解コンデンサ収納用トレー14は、コスト的に安価なポリ
スチレン樹脂により長方形状に構成されているもので、
このポリスチレン樹脂により前記電解コンデンサ11を複
数個収納する複数個の収納用凹部15を一体に形成すると
ともに、この複数個の収納用凹部15の下方に、電解コン
デンサ11の陽極リード端子12と陰極リード端子13を収納
する端子保護部16を下方に突出するように一体に形成し
ている。また前記複数個の収納用凹部15は第2図および
第3図に示すように略円筒形状に構成され、そしてまた
前記端子保護部16は円筒形状に形成され、かつ両側に
は、前記電解コンデンサ11の陽極リード端子12と陰極リ
ード端子13が入り込んだ際にそれらの回動を規制する回
動規制部16a,16bを設けている。17は前記電解コンデン
サ収納用トレー14の短辺部の外周に設けた衝撃緩衝部
で、この衝撃緩衝部17は下方に突出するように一体に形
成され、電解コンデンサ収納用トレー14の全体の強度ア
ップをはかっている。
する。第1図〜第5図において、11はくの字形の陽極リ
ード端子12とくの字形の陰極リード端子13を具備した有
極性の電解コンデンサで、この電解コンデンサ11は電解
コンデンサ収納用トレー14に収納される。そして前記電
解コンデンサ収納用トレー14は、コスト的に安価なポリ
スチレン樹脂により長方形状に構成されているもので、
このポリスチレン樹脂により前記電解コンデンサ11を複
数個収納する複数個の収納用凹部15を一体に形成すると
ともに、この複数個の収納用凹部15の下方に、電解コン
デンサ11の陽極リード端子12と陰極リード端子13を収納
する端子保護部16を下方に突出するように一体に形成し
ている。また前記複数個の収納用凹部15は第2図および
第3図に示すように略円筒形状に構成され、そしてまた
前記端子保護部16は円筒形状に形成され、かつ両側に
は、前記電解コンデンサ11の陽極リード端子12と陰極リ
ード端子13が入り込んだ際にそれらの回動を規制する回
動規制部16a,16bを設けている。17は前記電解コンデン
サ収納用トレー14の短辺部の外周に設けた衝撃緩衝部
で、この衝撃緩衝部17は下方に突出するように一体に形
成され、電解コンデンサ収納用トレー14の全体の強度ア
ップをはかっている。
また前記複数個の収納用凹部15は第4図および第5図
に示すように、連結部18によって互いに連結されてお
り、そしてこの連結部18の上面には半円形状の凹部19を
設けて電解コンデンサ収納用トレー14の全体の強度アッ
プをはかっている。そしてまた前記複数個の収納用凹部
15内に収納された電解コンデンサ11間の距離は、チャッ
キング方式の自動実装機が電解コンデンサ11をチャッキ
ングすることができる距離としている。さらに前記複数
個の収納用凹部15の深さは、この収納用凹部15内に電解
コンデンサ11を収納したとき、電解コンデンサ11の陽極
および陰極リード端子12,13と反対側に位置する部分が
外方に突出するとともに、この外方に突出した電解コン
デンサ11の部分がチャッキング方式の自動実装機でチャ
ッキングすることができる深さとしている。
に示すように、連結部18によって互いに連結されてお
り、そしてこの連結部18の上面には半円形状の凹部19を
設けて電解コンデンサ収納用トレー14の全体の強度アッ
プをはかっている。そしてまた前記複数個の収納用凹部
15内に収納された電解コンデンサ11間の距離は、チャッ
キング方式の自動実装機が電解コンデンサ11をチャッキ
ングすることができる距離としている。さらに前記複数
個の収納用凹部15の深さは、この収納用凹部15内に電解
コンデンサ11を収納したとき、電解コンデンサ11の陽極
および陰極リード端子12,13と反対側に位置する部分が
外方に突出するとともに、この外方に突出した電解コン
デンサ11の部分がチャッキング方式の自動実装機でチャ
ッキングすることができる深さとしている。
上記構成において、次に第6図に示す電解コンデンサ
の包装装置について説明する。電解コンデンサを包装す
る場合は、まず複数個の電解コンデンサ11を電解コンデ
ンサ収納用トレー14に設けた複数個の収納用凹部15に収
納する。この場合、陽極リード端子12と陰極リード端子
13の極性方向を複数個の電解コンデンサ11のすべてにわ
たって揃える、例えば第3図に示すように陽極リード端
子12が左側、陰極リード端子13が右側にくるように、陽
極リード端子12と陰極リード端子13を回動規制部16a,16
b内に入れる。この後、電解コンデンサ収納用トレー14
を段ボール箱20内に入れ、そしてコンデンサ収納用トレ
ー14の上方に段ボール製の保護部材21を配設し、さらに
その上方に位置して段ボール製の上蓋22を配設するとと
もに、上蓋22の折曲片22aを段ボール箱20の外側面に当
接させ、その後、これらをバンド23で縛ることにより、
電解コンデンサ11の包装を行うものである。
の包装装置について説明する。電解コンデンサを包装す
る場合は、まず複数個の電解コンデンサ11を電解コンデ
ンサ収納用トレー14に設けた複数個の収納用凹部15に収
納する。この場合、陽極リード端子12と陰極リード端子
13の極性方向を複数個の電解コンデンサ11のすべてにわ
たって揃える、例えば第3図に示すように陽極リード端
子12が左側、陰極リード端子13が右側にくるように、陽
極リード端子12と陰極リード端子13を回動規制部16a,16
b内に入れる。この後、電解コンデンサ収納用トレー14
を段ボール箱20内に入れ、そしてコンデンサ収納用トレ
ー14の上方に段ボール製の保護部材21を配設し、さらに
その上方に位置して段ボール製の上蓋22を配設するとと
もに、上蓋22の折曲片22aを段ボール箱20の外側面に当
接させ、その後、これらをバンド23で縛ることにより、
電解コンデンサ11の包装を行うものである。
そして前記のように包装された電解コンデンサ11を自
動実装機によってプリント基板に自動実装する場合は、
まず、前記のように包装された包装装置を開梱して電解
コンデンサ11を収納した電解コンデンサ収納用トレー14
を取り出す。そしてこの電解コンデンサ収納用トレー14
を第7図に示すように強度的に強い低発泡スチロールに
より形成された収納容器24に入れ、この状態でチャッキ
ング方式の自動実装機によって電解コンデンサ11をチャ
ッキングして取り出し、プリント基板に自動実装するも
のである。この場合、陽極リード端子12と陰極リード端
子13の極性方向は複数個の電解コンデンサ11のすべてに
わたって揃えられており、かつこの陽極リード端子12と
陰極リード端子13の回動は回動規制部16a,16bにより規
制されているため、電解コンデンサ収納用トレー14に電
解コンデンサ11を収納した後に電解コンデンサ11が回動
するようなことはなく、したがって電解コンデンサ11の
極性方向がばらばらになるということはなくなるため、
電解コンデンサ収納用トレー14に収納された複数個の電
解コンデンサ11を自動実装機によってプリント基板に自
動実装する場合においても、その自動実装をスムーズに
行わせることができる。
動実装機によってプリント基板に自動実装する場合は、
まず、前記のように包装された包装装置を開梱して電解
コンデンサ11を収納した電解コンデンサ収納用トレー14
を取り出す。そしてこの電解コンデンサ収納用トレー14
を第7図に示すように強度的に強い低発泡スチロールに
より形成された収納容器24に入れ、この状態でチャッキ
ング方式の自動実装機によって電解コンデンサ11をチャ
ッキングして取り出し、プリント基板に自動実装するも
のである。この場合、陽極リード端子12と陰極リード端
子13の極性方向は複数個の電解コンデンサ11のすべてに
わたって揃えられており、かつこの陽極リード端子12と
陰極リード端子13の回動は回動規制部16a,16bにより規
制されているため、電解コンデンサ収納用トレー14に電
解コンデンサ11を収納した後に電解コンデンサ11が回動
するようなことはなく、したがって電解コンデンサ11の
極性方向がばらばらになるということはなくなるため、
電解コンデンサ収納用トレー14に収納された複数個の電
解コンデンサ11を自動実装機によってプリント基板に自
動実装する場合においても、その自動実装をスムーズに
行わせることができる。
また前記電解コンデンサ収納用トレー14の外周には衝
撃緩衝部17を下方に突出するように一体に形成している
ため、この衝撃緩衝部17により電解コンデンサ収納用ト
レー14の全体の強度アップをはかることができ、これに
より、電解コンデンサ11の包装装置が仮に落下したとし
ても、その耐衝撃性は優れているため、電解コンデンサ
11に打痕が発生するということはなくなるものである。
撃緩衝部17を下方に突出するように一体に形成している
ため、この衝撃緩衝部17により電解コンデンサ収納用ト
レー14の全体の強度アップをはかることができ、これに
より、電解コンデンサ11の包装装置が仮に落下したとし
ても、その耐衝撃性は優れているため、電解コンデンサ
11に打痕が発生するということはなくなるものである。
そしてまた前記複数個の収納用凹部は連結部18によっ
て互いに連結されており、かつこの連結部18の上面には
半円形状の凹部19を設けているため、この凹部19により
電解コンデンサ収納用トレー14の全体の強度アップをは
かることができ、これにより、電解コンデンサ収納用ト
レー14の耐衝撃性を増大させることができるため、電解
コンデンサ11の包装装置が仮に落下したとしても、電解
コンデンサ11の打痕が発生することはなくなるものであ
る。
て互いに連結されており、かつこの連結部18の上面には
半円形状の凹部19を設けているため、この凹部19により
電解コンデンサ収納用トレー14の全体の強度アップをは
かることができ、これにより、電解コンデンサ収納用ト
レー14の耐衝撃性を増大させることができるため、電解
コンデンサ11の包装装置が仮に落下したとしても、電解
コンデンサ11の打痕が発生することはなくなるものであ
る。
なお、上記一実施例においては、自動実装機によって
プリント基板に電解コンデンサを自動実装する場合、チ
ャッキング方式の自動実装機によって電解コンデンサ11
をチャッキングするものについて説明したが、吸引パッ
ド方式の自動実装機によって電解コンデンサ11を自動実
装することも可能であり、この場合は、前記複数個の収
納用凹部15の深さは、電解コンデンサ11の全体が入る深
さとしてもよいものである。
プリント基板に電解コンデンサを自動実装する場合、チ
ャッキング方式の自動実装機によって電解コンデンサ11
をチャッキングするものについて説明したが、吸引パッ
ド方式の自動実装機によって電解コンデンサ11を自動実
装することも可能であり、この場合は、前記複数個の収
納用凹部15の深さは、電解コンデンサ11の全体が入る深
さとしてもよいものである。
また前記電解コンデンサ収納用トレー14は、上記一実
施例においては、コスト的に安価なポリスチレン樹脂に
より長方形状に構成し、かつこの長方形状の短辺部の外
周に衝撃緩衝部17を設けたものについて説明したが、そ
の形状は正方形状でもよく、この場合は正方形状の外周
部全体に衝撃緩衝部17を設ければよい。また電解コンデ
ンサ収納用トレー14の材料であるポリスチレン樹脂は、
コスト的には安価であるが、強度的に弱いため、自動実
装機で電解コンデンサ11をプリント基板に実装する場
合、そのトレー14のみでは強度的な面から自動実装にお
けるトレーとしては充分ではなく、したがって上記一実
施例では、前記電解コンデンサ収納用トレー14を、強度
的に強い低発泡スチロールにより成形された収納容器24
に入れるようにしていたが、前記電解コンデンサ収納用
トレー14を強度的に強い低発泡スチロールにより構成す
れば、上記一実施例のような別個の収納容器24に入れる
必要はなく、電解コンデンサ収納用トレー14をそのまま
自動実装におけるトレーとして有効に利用することがで
きるものである。
施例においては、コスト的に安価なポリスチレン樹脂に
より長方形状に構成し、かつこの長方形状の短辺部の外
周に衝撃緩衝部17を設けたものについて説明したが、そ
の形状は正方形状でもよく、この場合は正方形状の外周
部全体に衝撃緩衝部17を設ければよい。また電解コンデ
ンサ収納用トレー14の材料であるポリスチレン樹脂は、
コスト的には安価であるが、強度的に弱いため、自動実
装機で電解コンデンサ11をプリント基板に実装する場
合、そのトレー14のみでは強度的な面から自動実装にお
けるトレーとしては充分ではなく、したがって上記一実
施例では、前記電解コンデンサ収納用トレー14を、強度
的に強い低発泡スチロールにより成形された収納容器24
に入れるようにしていたが、前記電解コンデンサ収納用
トレー14を強度的に強い低発泡スチロールにより構成す
れば、上記一実施例のような別個の収納容器24に入れる
必要はなく、電解コンデンサ収納用トレー14をそのまま
自動実装におけるトレーとして有効に利用することがで
きるものである。
そしてまた電解コンデンサ11はくの字形の陽極リード
端子12とくの字形の陰極リード端子13を備えたものにつ
いて説明したが、陽極リード端子12および陰極リード端
子13の形状にはこの実施例におけるくの字形に限定され
るものではなく、例えばストレート形状等の他の形状を
有する陽,陰極リード端子を備えた電解コンデンサにも
適用できることは言うまでもない。
端子12とくの字形の陰極リード端子13を備えたものにつ
いて説明したが、陽極リード端子12および陰極リード端
子13の形状にはこの実施例におけるくの字形に限定され
るものではなく、例えばストレート形状等の他の形状を
有する陽,陰極リード端子を備えた電解コンデンサにも
適用できることは言うまでもない。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明によれ
ば、陽極リード端子と陰極リード端子を具備した有極性
の電解コンデンサを収納する複数個の収納用凹部を設け
た電解コンデンサ収納用トレーを備え、この電解コンデ
ンサ収納用トレーにおける前記複数個の収納用凹部の下
方に、電解コンデンサの陽極リード端子と陰極リード端
子を収納する端子保護部を突出するように形成するとと
もに、この端子保護部の両側に、前記陽極リード端子と
陰極リード端子が入り込んだ際にそれらの回動を規制す
る回動規制部を設けているため、電解コンデンサ収納用
トレーに設けた複数個の収納用凹部に複数個の電解コン
デンサを収納する場合、陽極リード端子と陰極リード端
子の極性方向を複数個の電解コンデンサのすべてにわた
って揃えた形で陽極リード端子と陰極リード端子を回動
規制部内に入れるようにすれば、電解コンデンサの陽極
リード端子と陰極リード端子は回動規制部によってその
後に回動するということはなくなるため、電解コンデン
サ収納用トレーに収納された複数個の電解コンデンサを
自動実装機によってプリント基板に自動実装する場合、
その自動実装をスムーズに行わせることができるもので
ある。
ば、陽極リード端子と陰極リード端子を具備した有極性
の電解コンデンサを収納する複数個の収納用凹部を設け
た電解コンデンサ収納用トレーを備え、この電解コンデ
ンサ収納用トレーにおける前記複数個の収納用凹部の下
方に、電解コンデンサの陽極リード端子と陰極リード端
子を収納する端子保護部を突出するように形成するとと
もに、この端子保護部の両側に、前記陽極リード端子と
陰極リード端子が入り込んだ際にそれらの回動を規制す
る回動規制部を設けているため、電解コンデンサ収納用
トレーに設けた複数個の収納用凹部に複数個の電解コン
デンサを収納する場合、陽極リード端子と陰極リード端
子の極性方向を複数個の電解コンデンサのすべてにわた
って揃えた形で陽極リード端子と陰極リード端子を回動
規制部内に入れるようにすれば、電解コンデンサの陽極
リード端子と陰極リード端子は回動規制部によってその
後に回動するということはなくなるため、電解コンデン
サ収納用トレーに収納された複数個の電解コンデンサを
自動実装機によってプリント基板に自動実装する場合、
その自動実装をスムーズに行わせることができるもので
ある。
第1図は本発明の一実施例を示す電解コンデンサの包装
装置における電解コンデンサ収納用トレーの上面図、第
2図は同電解コンデンサ収納用トレーの部分上面図、第
3図は同電解コンデンサ収納用トレーに電解コンデンサ
を収納した状態を示す部分断面図、第4図は同電解コン
デンサ収納用トレーの部分拡大上面図、第5図は同電解
コンデンサ収納用トレーにおける収納用凹部の斜視図、
第6図は同電解コンデンサ収納用トレーを包装する包装
装置の分解斜視図、第7図は同電解コンデンサ収納用ト
レーを収納容器に入れた状態を示す部分断面斜視図、第
8図は従来例を示す電解コンデンサの包装装置の斜視図
である。 11……電解コンデンサ、12……陽極リード端子、13……
陰極リード端子、14……電解コンデンサ収納用トレー、
15……収納用凹部、16……端子保護部。
装置における電解コンデンサ収納用トレーの上面図、第
2図は同電解コンデンサ収納用トレーの部分上面図、第
3図は同電解コンデンサ収納用トレーに電解コンデンサ
を収納した状態を示す部分断面図、第4図は同電解コン
デンサ収納用トレーの部分拡大上面図、第5図は同電解
コンデンサ収納用トレーにおける収納用凹部の斜視図、
第6図は同電解コンデンサ収納用トレーを包装する包装
装置の分解斜視図、第7図は同電解コンデンサ収納用ト
レーを収納容器に入れた状態を示す部分断面斜視図、第
8図は従来例を示す電解コンデンサの包装装置の斜視図
である。 11……電解コンデンサ、12……陽極リード端子、13……
陰極リード端子、14……電解コンデンサ収納用トレー、
15……収納用凹部、16……端子保護部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−242755(JP,A) 実開 昭63−123491(JP,U) 実開 昭62−45287(JP,U) 特公 昭61−30421(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】陽極リード端子と陰極リード端子を具備し
た有極性の電解コンデンサを収納する複数個の収納用凹
部を設けた電解コンデンサ収納用トレーを備え、この電
解コンデンサ収納用トレーにおける前記複数個の収納用
凹部の下方に、電解コンデンサの陽極リード端子と陰極
リード端子を収納する端子保護部を突出するように形成
するとともに、この端子保護部の両側に、前記陽極リー
ド端子と陰極リード端子が入り込んだ際にそれらの回動
を規制する回動規制部を設けたことを特徴とする電解コ
ンデンサの包装装置。
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---|---|---|---|
JP2046222A JP2579021B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 電解コンデンサの包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2046222A JP2579021B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 電解コンデンサの包装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03256882A JPH03256882A (ja) | 1991-11-15 |
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JP2046222A Expired - Fee Related JP2579021B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 電解コンデンサの包装装置 |
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Family Cites Families (4)
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JPS63123491U (ja) * | 1987-02-03 | 1988-08-11 | ||
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- 1990-02-27 JP JP2046222A patent/JP2579021B2/ja not_active Expired - Fee Related
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