JP2578744Y2 - ロール紙の給紙装置 - Google Patents

ロール紙の給紙装置

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JP2578744Y2
JP2578744Y2 JP1990110099U JP11009990U JP2578744Y2 JP 2578744 Y2 JP2578744 Y2 JP 2578744Y2 JP 1990110099 U JP1990110099 U JP 1990110099U JP 11009990 U JP11009990 U JP 11009990U JP 2578744 Y2 JP2578744 Y2 JP 2578744Y2
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JP
Japan
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roll paper
paper
holder
roll
feed roller
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JP1990110099U
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JPH0468053U (ja
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稔 木村
達雄 亀井
利昭 鈴木
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Katsuragawa Electric Co Ltd
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Katsuragawa Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、装置内に装填した複数のロール紙のいずれ
か一つを切り替え選択して給紙するタイプのロール紙の
給紙装置に関する。
[従来の技術] 第4図は、2つのロール紙AおよびBを内蔵する複写
機の給紙部の一例を示す。
ロール紙AおよびBは、複写機内にそれぞれ回転可
能、即ち巻き解き可能に装填されており、そのいずれか
を選択的に給紙するために、それらに対応して給紙ロー
ラ100および200が作動的に配置されている。オペレータ
の指示に基づきいずれかのロール紙、例えばロール紙A
が選択されると、それに対応する給紙ローラ100が回転
してロール紙Aを引出し、共通路300、送りローラ400、
カッター500を通って給送する。次いで指定の長さのロ
ール紙が引き出されると、カッター500が作動してロー
ル紙を指定のサイズに裁断し、裁断された紙はタイミン
グローラ600により次順位の転写部(図示なし)へと搬
送される。ロール紙Bが選択された場合には、同様にし
て給紙ローラ200が作動してロール紙Bが給紙される。
このような構成において、ロール紙AおよびBは、い
ずれも共通な通路300およびカッター500を通過する。こ
のため、いずれか一方のロール紙から他方のロール紙に
切り換える場合、使用しないロール紙の先端を、他方の
ロール紙の給紙に先立って共通路300から退避させ、他
方のロール紙の通行を邪魔しないようにしなければなら
ない。このような場合、退避させるべきロール紙の給紙
ローラを逆回転させ、ロール紙の先端を他方のロール上
の通行を妨げない位置まで後退させている。このとき、
ロール紙自体は停止した状態のままであるため、給紙ロ
ーラとロール紙との間で紙のたるみが生じる。
従来、このたるみはロール紙と給紙ローラ間に適当な
大きさのスペースを設けることにより吸収させるように
している。
[考案が解決しようとする課題] しかしながらこのような手段にあっては、ロール紙の
装填場所が余分なスペース分大きくなるという欠点を残
し、また、甚だしくは、長時間同じたるみのままとした
場合、たるみにより紙にロール紙の巻き方向とは逆方向
または不定の曲がりグセがつき、紙の蛇行や紙詰まり、
または像転写時のボイド(転写抜け)を生じる原因とな
るものであった。
更に、紙なしを検知するために、ロール紙と給紙ロー
ラとの間で適当な検知手段を紙に接するようにして配置
する場合、紙のたるみなどにより検知不良を生じ易いほ
か、検知手段の接触部だけに極端な曲がり癖がつくとい
う問題点を有している。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、紙を
後退することによって生じる紙のたるみを、ロール紙自
体を逆転することにより巻き戻して吸収するもので、か
かる装置を簡単且つ便利な形で提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 即ち、本考案による給紙装置は、複数のロール紙と、
各ロール紙に対応して設けられた給紙ローラと、各給紙
ローラによって供給されたロール紙をカッターへと導く
共通路とを有し、選択されないロール紙を対応する給紙
ローラを逆回転することにより前記共通路から退避させ
るようにしたロール紙の給紙装置において、ロール紙を
支持する回転可能なホルダーと、ホルダーに連結されホ
ルダーに所定以上のトルクが加わったときにホルダーの
回転を許可するトルクリミッターと、一端を前記ホルダ
ーに他端をトルクリミッターに連結したばね手段とを有
し、前記ばね手段はロール紙の巻き解きにより復帰力を
蓄え給紙ローラの逆回転時にその復帰力によりロール紙
のたるみを巻き取るようにホルダーに作用することを特
徴とする。
[作用] このような手段によれば、給紙ローラの逆回転により
ロール紙にたるみが生じたとき、ロール紙が、ロール紙
の巻き解き時に貯えられたばね手段の復帰力により、巻
き方向に回転してたるみを吸収する。
[実施例] 以下、図面を参照として本考案を説明する。
第1図乃至第3図は本考案による給紙装置の要部を示
し、主として、ペーパーホルダー1、ラチェットギヤ付
きトルクリミッター2、ばね手段としてのスプリング
3、ストッパー4、オイルレスベアリング6、軸7を含
む。
ペーパーホルダー1はロール紙Pの芯筒内に装填さ
れ、三方に張り出す押え爪1aによりロール紙Pの芯筒を
内側から固定し、ロール紙Pと一体に回転動作する。ペ
ーパーホルダー1の両端部には回転軸として軸7が圧入
により固定されている。軸7はオイルレスベアリング6
を介して装置本体の側板9に形成された凹部11に回転自
在に且つ着脱自在に支持されている。符号8はベアリン
グの抜け落ち防止のためのCリングである。
一方の軸7には更にトルクリミッター2が取り付けら
れている。トルクリミッター2は、公知の構成のものを
使用でき、例えば第3図に示すように、軸7と自由に回
転可能になるようにオイルレスベアリング21が内蔵され
ており、更に回転可能に設けられた内側リング22と、こ
の内側リング22を囲繞する回転可能に設けられたラチェ
ットギヤ付きの外側リング23とからなる。内側リング22
と外側リング23とは対面する面24において摩擦係合し、
内側リングへ負荷されるトルクが所定の値となるまでは
外側リングと一体的に動作するが、所定の値以上となっ
たときには外側リングに対し、摩擦の負荷を持ったまま
滑り始める。
コイルばね等からなるスプリング3は、その一端3aを
ペーパーホルダー1に、他端3bをトルクリミッタ2の内
側リング22に固定して設けられており、トルクリミッタ
ー2の外側リング23を固定した状態で、ロール紙が巻き
解かれるときに締め付けられ復帰力が貯えられる。
一方、トルクリミッター2の外側リング23を係止する
ために、側板9にストッパ4が枢動可能に設けられてい
る。ストッパ4の先端は外側リング23のラチェットギヤ
23aと噛み合うように爪4aが形成されており、爪4aがギ
ヤ23aに噛み合う事によって外側リング23を係止する。
このような構成において、紙が矢印Aの方向に引っ張
られるとスプリング3が締め付けられ、トルクリミッタ
ー2の限界を越えるところまでスプリングにエネルギー
が復帰力として貯えられる。このとき、トルクリミッタ
ー2の外側リング23は、そのギヤ23aにストッパ4の爪4
aがかかっているため、回転しない。トルクリミッター
2のトルクの限界を越えて紙が引っ張られると、トルク
リミッターの内側リング22が外側リング23と滑って引続
きロール紙が巻き解かれて引き出される。
次いで、前述したように給紙ローラの逆回転によりロ
ール紙が後退してたるみが生じようとすると、ペーパー
ホルダー1が、貯えられたスプリング3復帰力で逆回転
し、ロール紙を巻き戻してたるみを吸収する。
またオペレータがロール紙を装填する際に、ロール紙
先端を所定位置に送るために手動によりペーパーホルダ
ー1を逆に回す必要がある場合、トルクリミッター2の
外側のギア23aからストッパ4をはねることによりホル
ダー1を自由に回転させることができる。
[考案の効果] 以上本考案によれば、ロール紙の巻き解き時に貯えら
れるばね手段の復帰力を用いてロール紙のたるみを吸収
するというきわめて簡単な構成により従来の欠点であっ
たたるみによる紙の曲がり癖等を解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による給紙装置の要部の側面図、第2図
は第1図に示した部分の正面図、第3図は第1図の部分
の断面図、第4図は2つのロール紙を内蔵する複写機の
給紙部の一例を示す図である。 1……ペーパホルダー、2……トルクリミッター、3…
…ばね手段、4……ストッパー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−238971(JP,A) 特開 昭63−180660(JP,A) 実開 昭52−59505(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 20/00 B41J 15/04

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のロール紙と、各ロール紙に対応して
    設けられた給紙ローラと、各給紙ローラによって供給さ
    れたロール紙をカッターへと導く共通路とを有し、選択
    されないロール紙を対応する給紙ローラを逆回転するこ
    とにより前記共通路から退避させるようにしたロール紙
    の給紙装置において、ロール紙を支持する回転可能なホ
    ルダーと、ホルダーに連結されホルダーに所定以上のト
    ルクが加わったときにホルダーの回転を許可するトルク
    リミッターと、一端を前記ホルダーに他端をトルクリミ
    ッターに連結したばね手段とを有し、前記ばね手段はロ
    ール紙の巻き解きにより復帰力を蓄え給紙ローラの逆回
    転時にその復帰力によりロール紙のたるみを巻き取るよ
    うにホルダーに作用することを特徴とするロール紙の給
    紙装置。
JP1990110099U 1990-10-20 1990-10-20 ロール紙の給紙装置 Expired - Lifetime JP2578744Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0468053U JPH0468053U (ja) 1992-06-16
JP2578744Y2 true JP2578744Y2 (ja) 1998-08-13

Family

ID=31857383

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923001Y2 (ja) * 1975-10-27 1984-07-09 日本電産コパル株式会社 緩衝機構付スプ−ル装置
JP2508678B2 (ja) * 1987-01-20 1996-06-19 富士ゼロックス株式会社 ロ−ル紙給紙装置における用紙後退装置

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JPH0468053U (ja) 1992-06-16

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