JP2559932Y2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2559932Y2 JP3396092U JP3396092U JP2559932Y2 JP 2559932 Y2 JP2559932 Y2 JP 2559932Y2 JP 3396092 U JP3396092 U JP 3396092U JP 3396092 U JP3396092 U JP 3396092U JP 2559932 Y2 JP2559932 Y2 JP 2559932Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数のロール紙を内部
に装填して有する複写機等のロール紙使用装置におい
て、かかる装填された複数のロール紙のいずれか一つの
ロール紙を選択して給紙するタイプの給紙装置に関す
る。特に詳述すれば、本考案は、選択されたロール紙を
それに対応する給紙ローラを作動することにより各ロー
ル紙共通の紙通路を介してカッター部へと引き出し、且
つ当該ロール紙の不使用時には、この引き出した紙を、
前記給紙ローラを逆転させることにより、前記共通路か
ら引き戻すタイプの給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の給紙装置の代表例を示す。
この例は、複写機内に2つのロール紙1および2を装填
して有する。
【0003】ロール紙1および2は、ロール紙の芯筒内
に嵌着されたロール紙ホルダー3および4により複写機
の給紙部の側板5にそれぞれ回転可能、即ち巻き解き可
能に装填されており、そのいずれか一方のロール紙を選
択的に給紙するために、それぞれのロール紙に対応して
給紙ローラ6および7がそれぞれ対応するロール紙の近
傍において作動的に配置されている。給紙ローラ6、7
は、適当な圧力により圧接する対のローラ6a、6b、
7a、7bから成り、各ローラ間のニップにロール紙の
巻き解かれた部分が喰え込まれ、ローラの回転に従い給
送される。オペレータの指示に基づきいずれか一方のロ
ール紙、例えばロール紙1の給紙が選択されると、対応
する給紙ローラ6が回転してロール紙1を巻き解きなが
ら引き出し、その引き出された紙がロール紙1の専用通
路8、ロール紙1および2の共通路10、共通のタイミ
ングローラ12、そしてカッター13を通って給送され
る。次いで、ロール紙1が指定の長さだけ引き出される
と、カッター13が作動し、ロール紙1から引き出され
た紙を指定のサイズに裁断する。裁断された紙は送りロ
ーラ15により次の部署へと搬送される。他方のロール
紙2が選択された場合には、同様にして給紙ローラ7が
作動してロール紙2を巻き解いて引き出し、ロール紙2
の専用通路9、共通路10、タイミングローラ12、カ
ッター13を通って給紙する。
【0004】このような構成の給紙装置では、カッター
13によって裁断されたロール紙1の先端部分は、カッ
ター13による裁断位置に位置したままの状態にあるた
め、共通路10はロール紙1の引き出された部分によっ
て占有されている。
【0005】このため、給紙の選択をロール紙1から他
方のロール紙2に切り換える場合、ロール紙1から引き
出されて共通路10に残っている部分は、ロール紙2の
給紙に先立って共通路10から退避させ、ロール紙2の
引き出しのために共通路を開放しなければならない。通
常、このような場合、退避すべきロール紙1に対応する
給紙ローラ6を逆転させ、ロール紙1の先端を共通路1
0から引き戻し、ロール紙2の給送の妨げとならない位
置まで(例えば、センサ16、17により位置検知され
るまで)後退させている。このとき、従来の装置にあっ
ては、ロール紙1自体は停止した状態のままとさせ、給
紙ローラ6とロール紙1との間で紙のたるみを作り、こ
のたるみにより紙の引き戻しを可能にしている。
【0006】従来、このたるみは、給紙ローラとロール
紙との間に充分な大きさのスペースを形成するように給
紙部を構成し、該スペース内に収容させるようにしてい
る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】このように、従来の給
紙装置においては、紙の戻しは、給紙ローラ6、7とロ
ール紙1または2との間に、紙のたるみを収容するに十
分なスペースをそれぞれ形成する必要があるため、装置
の小型化への障害となる。
【0008】また、長時間にわたり紙を同じたるみの形
のまま放置した場合、たるみに沿って紙にロール紙の巻
方向とは逆方向または不定の曲がりグセがつき、装置内
での紙の蛇行や紙詰まり、または画像転写時の転写抜け
を生じるなどの原因となる。
【0009】更にロール紙の残量あるいは有る無しを検
知するために、ロール紙と給紙ローラとの間に紙に接す
るようにして適当な紙の検知手段を配置する場合、前記
した紙のたるみなどにより紙の検知不良(誤作動)を生
じ易いといった問題点を有している。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、紙の引き戻し
によって生じる従来の前述したたるみによる不具合を解
消することを解決すべき課題とするが、この課題解決の
ために、基本的には、紙の引き戻し時に、ロール紙自体
を逆転することにより引き戻された紙をロール紙に直接
巻戻す技術的手段を採用する。
【0011】本考案は、複数のロール紙と、各ロール紙
を支持する回転可能なホルダーと、各ロール紙に対応し
て設けられた給紙ローラと、給紙ローラによって供給さ
れたロール紙をカッターへと導く共通路とを有し、選択
されないロール紙を該ロール紙を逆回転することにより
前記共通路から退避させるようにした給紙装置に適用さ
れる。
【0012】本考案による給紙装置は、ロール紙の芯筒
に嵌着され且つその一端側に歯車を有する回転可能に配
置されたロール紙ホルダーと、前記ロール紙ホルダーに
支持されたロール紙を巻き解きながら給紙する正逆転可
能な給紙ローラと、前記給紙ローラを駆動すべく該給紙
ローラに、給紙回転方向に緊締する一方向クラッチを介
して連結された正逆転可能な駆動手段と、前記駆動手段
に前記一方向クラッチとは別の伝達経路によって連結さ
れ且つ前記ロール紙ホルダーの歯車と連結/解除可能な
駆動伝達手段とを有し、前記駆動伝達手段は、前記駆動
手段に連結された中間歯車と、この中間歯車の支軸に枢
支され前記ロール紙ホルダーの歯車に向かって枢動自在
な搖動部材と、前記中間歯車に噛み合って前記搖動部材
に軸支され且つ前記搖動部材が前記ロール紙ホルダーの
歯車側へ枢動することにより該ロール紙ホルダーの歯車
と噛み合い且つ逆方向への枢動により該歯車との噛み合
いを解除するように配置された主歯車と、前記中間歯車
の支軸に取り付けられその回転に従って回動し、紙の巻
き戻し方向への回転時に前記搖動部材を前記主歯車がロ
ール紙ホルダーの歯車に噛み合う方向に枢動するように
作用する爪付きトルクリミッタと、前記ロール紙ホルダ
ーの給紙方向への回転時に該ロール紙ホルダーと係合し
て移動し前記搖動部材を押して該部材を前記主歯車がロ
ール紙ホルダーの歯車から離れる方向に枢動するように
付勢する解除補助手段を有することを特徴とする。
【0013】
【作用】本考案によれば、紙の戻し時に、一方向クラッ
チが給紙ローラを自由にするとともに、駆動手段の回転
が中間歯車を介して搖動部材を枢動させ、搖動部材に配
された主歯車をロール紙ホルダーの歯車に噛み合わせ
る。これにより駆動手段の回転がロール紙ホルダーへと
伝達され、紙を巻き戻す方向に回転する。一方、給紙時
には、ロール紙ホルダーの回転に従って、解除補助手段
が作動して搖動部材を前記主歯車がロール紙ホルダーの
歯車から解除されるように付勢する。
【0014】
【実施例】図1〜3は、本考案による給紙装置の要部の
一例を示す。装填される複数本のロール紙の各ロール紙
20は、その芯筒21(第3図)内に装填されたロール
紙ホルダー22に対し適当なクランプ手段により保持さ
れている。ロール紙ホルダー22の支軸23の両端には
軸受け25が嵌装されており、この軸受け部を複写機の
給紙部の側板24に形成された凹部26内に載置させる
ことにより、ホルダー22を側板24に対して正逆転自
在に配置する。ホルダー22の支軸23の一方の端部側
には合成樹脂等の材料により作製された歯車27が固定
される。歯車27は歯部28と、歯部28と段差を持っ
て形成された環状の当て面29とを形成する。歯車27
の側面は周縁部側の側面32と、側面32から隆起した
中央部側側面31とからなり、側面31はばね等の付勢
手段により側板24に適当な圧力で接触し、ホルダー2
2の回転に対して側板24との摩擦による適度な負荷
(ブレーキ)を与える。一方、周縁部側の側面32に
は、後述する解除補助手段70と係合する複数のピン3
4がほぼ等角度間隔でほぼ同一円周上に突設されてい
る。図1に示す例では、6本のピン34が配置されてい
る。ピン34は、図1で見て時計方向側が切り欠かれた
傾斜面34aを有している。
【0015】符号40は、ゴム等の弾性材料により作製
された給紙ローラを示す。給紙ローラ40は、軸43に
固定された駆動ローラ41と、駆動ローラ41に適当な
圧力により接触して摩擦力により従動する圧力ローラ4
2とを含む。
【0016】駆動ローラ41の軸43は側板24に対し
て正逆回転可能に軸支されている。軸43の一方の端部
には駆動手段としての駆動歯車49が一方向クラッチ4
4を介して連結されている。駆動歯車49は電動モータ
等の正逆転可能な駆動源に直接または間接的に連結され
ており、給紙時には図1で示す方向に回転し、巻き戻し
時には逆転して図2で示す方向に回転する。駆動歯車4
9はそれと一体にプーリ45を形成している。
【0017】一方向クラッチ44は、給紙時の回転方
向、即ち駆動歯車49が図1で示す方向に回転するとき
には駆動歯車49を軸43に連結するように作用する。
これにより給紙ローラ40は図1で示す方向に回転して
ロール紙20を巻き解きながら給紙する。一方、巻き戻
し時(図2の回転方向)には、一方向クラッチ44は、
駆動歯車49の回転を軸43には伝えず、駆動ローラ4
1を図2で示す方向に回転可能にフリーとする。
【0018】駆動歯車49と一体に形成されたプーリ4
5は、それに架かる無端ベルト46によって駆動伝達手
段60に連結されている。駆動伝達手段60は、無端ベ
ルト46を掛けるプーリ47を含む。これらプーリとベ
ルトによる伝達機構の他、適当な歯車列やチェーン機構
を用いることによって代えることができる。
【0019】駆動伝達手段60について更に詳述する。
プーリ47は、側板24に対して回転自在に設けられ、
そのプーリ部47aと同芯に且つ並列して歯車部48を
一体的に形成して有する。歯車部48には歯車51が噛
み合っている。歯車51は側板24に対して回転自在に
支持された軸53に固定されている。軸53には歯車5
1と並列して中間歯車52が固定されている。軸53に
はまた搖動部材54が該軸を中心に搖動自在に設けら
れ、またその端部には爪付きトルクリミッタ55が設け
られている。搖動部材54は、側板24とほぼ平行する
側板56、57を備えている。
【0020】搖動部材54の側板56、57に架けて回
転自在に支持された軸61に主歯車62が固定されてい
る。主歯車62は中間歯車52に噛み合う歯部63と、
歯部63と段差を持って形成された環状の当て面64と
を形成する。歯部63および当て面64は搖動部材54
の搖動に従ってそれぞれロール紙ホルダー22の歯車2
7の歯部28と噛み合い、および当て面29と当接する
ように配置されている。当て面29と当て面64との当
接により歯部28と歯部63との噛み合い深さが決定さ
れ、歯部の損傷が防止される。
【0021】搖動部材54は、常態においては、その自
重により歯車27から離れる方向、即ち図1で見て反時
計方向に枢動するように付勢され、図1に示すように主
歯車62が歯車27と離れた状態で位置する。この位置
決めを行なうために側板24に突設されたストッパ70
が搖動部材54の側板56に設けられた規制穴71内に
突出して配置される。上記搖動部材54の反時計方向へ
の付勢は、自重による他、ばね等の適当な付勢手段によ
っても良い。
【0022】トルクリミッタ55は軸53に対して所定
のトルクが加わるまでは軸53に従動し、所定のトルク
以上となったときには軸53に対して滑りを生じる。図
4に示すようにトルクリミッタ55の爪58は搖動部材
54の側板57に形成された規制穴59内に突出してお
り、軸53の回転に従動してトルクリミッタ55が回転
することにより、爪58が規制穴59の端部と当接して
搖動部材54を時計方向に枢動させ、主歯車62をロー
ル紙ホルダー22の歯車27に噛み合わせる。また同様
に反時計方向の枢動により主歯車62を歯車27から切
り離す。トルクリミッタ55に過剰な負荷がかかると、
トルクリミッタ55は軸53との間に滑りを生じて過剰
な負荷を逃がす。
【0023】次に、紙の送りについて述べる。給紙時に
おいては、駆動歯車49は図1に示す方向に回転し、こ
のとき一方向クラッチ44は駆動歯車49の回転を軸4
4に伝達し、これにより給紙ローラ40が回転してロー
ル紙20を巻き解きながら給紙する。一方、プーリ45
からベルト46により伝達された回転トルクはプーリ4
7、中間歯車51、軸53を介してトルクリミッタ55
へと伝達され、それによりトルクリミッタ55の爪58
が搖動部材54を図1で見て反時計方向へと枢動させ主
歯車62をロール紙ホルダー22の歯車27から離間さ
せる。これによりロール紙は自由に給紙可能となる。
【0024】これに対し紙の戻し時においては、駆動歯
車49は図2で示す方向に回転し、このとき一方向クラ
ッチ44は駆動歯車49と軸44とをフリーとする。こ
れにより給紙ローラ40は回転自由な状態とされる。一
方、プーリ45からベルト46により伝達された回転ト
ルクはプーリ47、中間歯車51、軸53を介してトル
クリミッタ55へと伝達されそれによりトルクリミッタ
55の爪58が搖動部材54を時計方向に枢動して、主
歯車62をロール紙ホルダー22の歯車27に噛み合わ
せる。これによりロール紙ホルダー22が主歯車62の
駆動を受けて巻戻し方向に駆動されてロール紙を巻き戻
す。この巻き戻しは、例えば図5の従来例に関連して述
べたように、ロール紙先端が検知器16、17により検
知されるまで行われる。
【0025】ところで、上記した構成において、紙の巻
き戻し時に主歯車62とロール紙ホルダー22とが噛み
合うが、この噛み合いは、次の給紙時には解除されなけ
ればならない。上記したように、搖動部材54は、常態
においてはその自重により上記噛み合いを解除する方向
に枢動するように作用されるが、時として、噛み合いの
摩擦等により、搖動部材54が自重によってのみでは枢
動しないといった可能性がある。
【0026】このため、本考案においては、給紙時に搖
動部材54の枢動の引金となるべく、解除補助手段80
が設けられる。解除補助手段80は、軸81に枢動自在
に設けられたアームー82を有する。アーム82はま
た、軸81を支点に軸81の軸線方向に移動可能に構成
されている。このため、例えば図5に示すように、給紙
部の側板24に突設された軸81に対し、アーム82を
遊嵌させ且つ軸81より抜け落ちのないように抜け防止
を行ない、側板24とアーム82との間で軸81を囲繞
して設けられたコイルばね83によりロール紙ホルダー
3側に向かって偏圧されている。アーム82の自由端8
2aは、その側縁がロール紙ホルダー3の歯車27の側
面に突設されたピン34と当接し得るような位置まで伸
びている。
【0027】アーム82の下方に、その上端がアーム8
2の下縁と当接し、且つ下端が搖動部材54の自由端側
のフランジ83と当接し得るように、レバー84が給紙
部の側板24に対して移動可能に設けられている。レバ
ー84の移動範囲は、レバー84に形成された長孔85
に側板24に突設されたピン86が嵌入することにより
規制されている。レバー84は引張りばね87により図
で見て上方に向かって偏圧されており、またアーム82
はばね88によりばね87よりも小さな力によってレバ
ー84の上端に当接するように偏圧されている。
【0028】このような構成において、図2に示すよう
にロール紙ホルダーが巻き戻し方向に回転するときに
は、歯車27のピン34は、その傾斜面34a側からア
ーム82に当接するため、アーム82は傾斜面34aに
沿って軸線方向に逃がされ、枢動しない。このためレバ
ー84は移動しない。
【0029】一方、ロール紙ホルダーが給紙方向、即ち
巻き解き方向に回転するとき、ピン34はその切り立っ
た面側からアームに当接するため、アーム82はピン3
4により押されて、軸81を支点に時計方向に枢動し、
レバー84を押し下げる。これにより、仮に主歯車62
と歯車27との噛み合いが自然に解除し損なっていたと
しても、レバー84の下端が搖動部材54のフランジ8
3を蹴り、これにより搖動部材は確実に枢動し、主歯車
62と歯車27との噛み合いを解除する。
【0030】
【考案の効果】以上本考案によれば、紙の戻し時に単一
の駆動源によりロール紙自体を逆転するという簡単な構
成によりロール紙のたるみを吸収することができ、従来
装置の欠点であったたるみによる紙の曲がり癖等を解消
することができる。特に、一方向クラッチ、搖動部材お
よびトルクリミッタを組み合わせた駆動伝達手段により
簡単な構成を提供することができ、また給紙ローラやロ
ール紙の損傷を与えることがない。また更に、解除補助
手段を設けることにより、駆動伝達手段の作用を更に確
実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一例の給紙装置の正面図である。
【図2】 図1の装置の別の状態を示す正面図である。
【図3】 図1の装置の側断面図である。
【図4】 図1の装置の部分の正面図である。
【図5】 図1の部分の側面図である。
【図6】 ロール紙からの紙の送り路の例を示す正面図
である。
【符号の説明】
20 ロール紙 22 ロール紙ホルダー 27 歯車 40 給紙ローラ 44 一方向クラッチ 49 駆動歯車 51、52 中間歯車 54 搖動部材 55 トルクリミッタ 60 駆動伝達手段 62 主歯車 80 解除補助手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール紙の芯筒に嵌着され且つその一端
    側に歯車を有する回転可能に配置されたロール紙ホルダ
    ーと、 前記ロール紙ホルダーに支持されたロール紙を巻き解き
    ながら給紙する正逆転可能な給紙ローラと、 前記給紙ローラを駆動すべく該給紙ローラに、給紙回転
    方向に緊締する一方向クラッチを介して連結された正逆
    転可能な駆動手段と、 前記駆動手段に前記一方向クラッチとは別の伝達経路に
    よって連結され且つ前記ロール紙ホルダーの歯車と連結
    /解除可能な駆動伝達手段とを有し、 前記駆動伝達手段は、前記駆動手段に連結された中間歯
    車と、この中間歯車の支軸に枢支され前記ロール紙ホル
    ダーの歯車に向かって枢動自在な搖動部材と、前記中間
    歯車に噛み合って前記搖動部材に軸支され且つ前記搖動
    部材が前記ロール紙ホルダーの歯車側へ枢動することに
    より該ロール紙ホルダーの歯車と噛み合い且つ逆方向へ
    の枢動により該歯車との噛み合いを解除するように配置
    された主歯車と、前記中間歯車の支軸に取り付けられそ
    の回転に従って回動し、紙の巻き戻し方向への回転時に
    前記搖動部材を前記主歯車がロール紙ホルダーの歯車に
    噛み合う方向に枢動するように作用する爪付きトルクリ
    ミッタと、前記ロール紙ホルダーの給紙方向への回転時
    に該ロール紙ホルダーと係合して移動し前記搖動部材を
    押して該部材を前記主歯車がロール紙ホルダーの歯車か
    ら離れる方向に枢動するように付勢する解除補助手段を
    有することを特徴とする給紙装置。
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