JPH0451013B2 - - Google Patents

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JPH0451013B2
JPH0451013B2 JP59224337A JP22433784A JPH0451013B2 JP H0451013 B2 JPH0451013 B2 JP H0451013B2 JP 59224337 A JP59224337 A JP 59224337A JP 22433784 A JP22433784 A JP 22433784A JP H0451013 B2 JPH0451013 B2 JP H0451013B2
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JP
Japan
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guide
photographic paper
roller
shaft
guide roller
Prior art date
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JP59224337A
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English (en)
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JPS61102634A (ja
Inventor
Mikio Kogane
Teruo Shibazaki
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fujinon Corp
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujinon Corp, Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fujinon Corp
Priority to JP22433784A priority Critical patent/JPS61102634A/ja
Priority to US06/791,481 priority patent/US4652117A/en
Priority to DE19853538048 priority patent/DE3538048A1/de
Publication of JPS61102634A publication Critical patent/JPS61102634A/ja
Publication of JPH0451013B2 publication Critical patent/JPH0451013B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は連続した写真ペーパーへ焼付を行う場
合に用いられ写真ペーパー給送装置に関する。
[背景技術及び解決すべき事項] 連続した写真ペーパーを用いた写真焼付装置で
は層状に巻取られた写真ペーパーを巻胴へ取付
け、この巻胴から引出した写真ペーパーはガイド
ローラで挟持され焼付部へと送り出されるように
なつている。
ところが焼付画像の大きさに応じて異なる幅寸
法の写真ペーパーを用いる必要があるので、複数
のロール状写真ペーパーから交互に写真ペーパー
を引出して焼付部へ送り構成とすることにより、
能率的な焼付作業が可能となる。
しかし、このような焼付装置ではガイドローラ
部分が、写真ペーパーの供給時には駆動源からの
駆動力を受けて回転し、かつ駆動源の駆動力供給
停止時には巻胴へのバツクテンシヨンにより逆転
することはなく、さらにロール状写真ペーパーの
取付時等には写真ペーパーの先端部を移動させる
ために手動で回転できる構成とする必要がある。
本発明は上記事実を考慮し、駆動源からの駆動
力を受けて回転すると共に逆転が阻止され、かつ
必要時には、駆動源の駆動軸とガイドローラとを
完全に分離して、手動によるガイドローラの回転
を容易に行うことができる写真ペーパー給送装置
を得ることが目的である。
[発明の概要及び作用] 本発明に係る写真ペーパー給送装置は、層状に
巻かれた写真ペーパーを転送された供給側巻胴か
らガイドローラを介して焼付部へ写真ペーパーを
給送する写真ペーパー給送装置であつて、駆動源
からの駆動力で回転する駆動軸と連結されると共
に前記ガイドローラの写真ペーパー給送方向回転
を可能とし逆方向の回転を阻止するワンウエイク
ラツチと、このワンウエイクラツチによる逆方向
回転阻止を解除すると共に前記駆動軸との連結を
解除しガイドローラの回転をフリーとする解除手
段と、前記がガイドローラの軸端に設けられ前記
解除手段の解除状態でフリーとなつてガイドロー
ラを手動によつて写真ペーパー給送方向及びその
逆方向に回転させる回転ノブと、を有している。
本発明によれば、ワンウエイクラツチによつて
駆動軸の回転をガイドローラへ伝達する場合に、
ガイドローラの回転を写真ペーパー給送方向のみ
とし、逆回転を阻止しているため、通常の作業中
に写真ペーパーが例えばバツクテンシヨン等によ
つて引き戻されるようなことはない。
解除手段では、ワンウエイクラツチによる逆方
向回転を解除すると共に駆動軸とガイドローラと
の連結を解除するため、ガイドローラはフリーに
回転させることになる。
従つて、回転ノブを把握して回転させることに
より、ガイドローラを写真ペーパー給送方向及び
その逆方向へ自由に回転させることができる。
このため、手動で写真ペーパーを送り込んだ
り、送り込まれる写真ペーパーを巻戻したりする
作業を簡単に行うことができる。
[発明の実施例] 第1,2図に示される本発明の適用された写真
焼付装置では、供給スプール部10、前ガイド部
12、焼付部14、後ガイド部16、巻取スプー
ル部18を備えており、供給スプール10の供給
巻胴20,22へ巻取られた写真ペーパー24,
26が引出されて選択的に前ガイド部12から焼
付部14へ送られて焼付作業が行なわれ、後ガイ
ド部16を介して巻取スプール部18へ巻取られ
るようになつている。
(供給スプール部10の構造) 供給スプール部10では上下巻胴20,22が
それぞれ軸心を水平にして配置されており、それ
ぞれ写真ペーパー24,26のロール部24A,
26Aが取付けられている。
この巻胴20,22のうち上側の巻胴20につ
いて代表的に第3図に従い説明する。この巻胴2
0は回転軸27へ取りつけられており、この回転
軸27の軸心へ固着された中心軸27Aは立設さ
れる機台フレーム28へ固着される軸受30へベ
アリング32を介して軸支されている。巻胴20
へは予めロール状とされた写真ペーパー24のロ
ール部24Aが挿入された後に、軸方向先端部の
レバー34を回転すればスライド軸35が回転軸
27へ接近して巻胴20が拡径し写真ペーパー2
4を確実に巻胴20へ固定させる構造である。
ロール部24Aから引出される写真ペーパー2
4の先端部は機台フレーム28へ軸支されるガイ
ドローラ36へ巻掛けられた後にダンサローラ3
8ので折返されて前ガイド部12へと至るように
なつている。このダンサローラ38は第3図に示
される如くアーム40の先端部へ軸支されてお
り、写真ペーパー24の張力が大きくなると、こ
のアーム40りが回動して、第3図に示されるブ
レーキ42を巻胴20と同軸に設けられた回転部
材41へ押圧して写真ペーパー24へバツクテン
シヨンを付与するようになつており、これらは一
般的に広く用いられている公知の構造である。
固定筒30の外周には円板44が同軸的に配置
されて互に相対移動可能となつており、この円板
44の周囲から軸心と平行に突出される複数の小
軸46には先端部にローラ48がそれぞれ軸支さ
れている。これらローラ48はフランジボス50
の外周に形成されるリング溝52内へ挿入されて
おり、これによつてフランジボス50が複数個の
ローラ48で半径方向に軸支されると共に軸方向
への移動が拘束されている。このフランジボス5
0にはフランジ54が固着されておりは、このフ
ランジ54は巻胴20と同軸的に配置され、巻胴
20の外周へ取付けられるロール状写真ペーパー
24の幅方向一端に当接して幅方向移動を規制し
ている。
従つてフランジ54は写真ペーパー24の引出
に応じてロール部24Aが回転するとロール部2
4Aの幅方向一端との摩擦力により回転できる構
成となつている。しかしロール部24Aの幅方向
移動を規制するため、作業員はロール部24Aを
巻胴20へ取付ける場合に、巻胴20を軸方向へ
最大量押圧してロール部24Aの幅方向端部をこ
のフランジ54へ当接した後にレバー34を回転
してロール部24Aを巻胴20へ取付けるように
することができる。
第4図にも示される如く、円板44には一対の
駆動軸56,58の一端が固着されている。これ
らの駆動軸56,58は機台フレーム28へ固着
されるスライドベアリング60,62内を貫通
し、他の先端部に連結板64が固着されて、駆動
軸56,58を同時に軸方向へ移動可能としてい
る。
機台フレーム28から連結板64方向に突出さ
れたコ字状のブラケツト66には軸受68を介し
て回転軸70が軸支されている。この回転軸70
の一端部には雄ねじ72が刻設されており、連結
板64を貫通すると共に連結板64と螺合して調
節手段を構成している。また回転軸70の他の一
端部に固着されたプーリ74にはタイミングベル
ト76しが掛渡されている。このタイミングベル
ト76は第5図に示される如く中間プーリ78へ
巻掛けられており、この中間プーリ78はモータ
80の出力軸プーリ82との間にタイミングベル
ト84が巻掛けられている。
従つてモータ80が回転すると、回転軸70は
雄ねじ72が連結板64を駆動軸56,58と共
に軸方向へ移動させ、これによつて円板44が第
3図左右方向へ移動されるようになつている。こ
のため円板44のローラ48はフランジボス50
を介してフランジ54を巻胴20の軸方向へ移動
させることができ、巻胴20へ装填されるロール
部24Aの幅寸法に応じてフランジ54を移動さ
せ、写真ペーパー24の幅方向中央部が焼付部1
4における焼付光軸Pと一致されるようになつて
いる。なお、巻胴20の下方に配置される巻胴2
2にも上記と同様の構造が用いられており、同様
の番号ば付与されている。
(前ガイド部12の構造) 代表して写真ペーパー24のガイド部について
説明すると、第6図に示されるように供給スプー
ル部10からの写真ペーパー24は一対の装填用
ガイドローラ86,88の回転(DR方向)で挟
持して引出され、遮光用ガイドローラ90,92
間を通り焼付部14へと至るようになつている。
装填用ガイドローラ88は軸94へ軸支されて
おり、この軸94はピン96で機台フレーム28
へ軸支されるレバー98の先端部付近へ軸支され
ている。このレバー98は引張コイルばね100
の付勢力を受けており、これによつて装填用ガイ
ドローラ88が装填用ガイドローラ86へ圧着力
を生ずるようになている。
第7図に示される如く装填用ガイドローラ86
はガイド軸102へ固着されており、このガイド
軸102は両端部付近が機台フレーム28及びこ
の機台フレーム28へ略平行に固着されるブラケ
ツト104へ軸支されている。
装填用ガイドローラ86の両側には一対の幅規
制ガイドローラ106,108が取付けられてい
る。これらの幅規制ガイドローラ106,108
はは装填用ガイドローラ86と同一径とされて写
真ペーパー24の両側部ガイド用となるととも
に、軸方向一端部からフランジ110が突出して
写真ペーパー24の軸方向移動を規制するように
なつている。
またこれらの幅規制ガイドローラ106,10
8には装填用ガイドローラ86の反対側の端部か
ら小径部111を介して円板状リブ112がそれ
ぞれ半径方向へ突だされており、これらの円板状
リブ112は駆動ローラ114,116の当接面
となつている。すなわち駆動ローラ114,11
6は移動ブロツク118へ平行状態に軸支され、
それぞれ軸心がガイド軸102と直交している。
さらにこれらの駆動ローラ114,116は円
板状リブ112の軸方向両端面にその外周が当接
し挟持して案内部材を構成しており、移動ブロツ
ク118がガイド軸102の軸方向へ移動する
と、幅規制ガイドローラ106がガイド軸102
と同軸的に相対移動できるようになつている。こ
のため幅規制ガイドローラ106の軸方向に貫通
される止めねじ120はガイド軸102の外周に
形成される軸方向溝122内へ入り込み、これに
よつて幅規制ガイドローラ106がガイド軸10
2と共に回転するが、ガイド軸102の軸方向へ
移動可能となつている。
一対の移動ブロツク118は機台フレーム28
とブラケツト104との間に掛渡されてガイド軸
102と同軸的に配置される回転軸124と螺合
しているが、第6図に示される如く、機台フレー
ム28から突出されるブラケツト126へ固着さ
れたアーム128が移動ブロツク118の一部へ
回転軸124の軸方向に形成された溝130内に
入り込むことにより、移動ブロツク118は回転
軸124回りの回転が阻止されており、回転軸1
24の回転時に回転軸124の軸方向へのみ移動
可能となつている。
ここに回転軸124は一対の移動ブロツク11
8とのかみ合い部にそれぞれ異なる方向のねじが
形成されており、回転時に移動ブロツク118を
同距離だけ互いに接近または離間されるようにな
つている。
第7図に示される如く機台フレーム28のから
突出した回転軸124の端部にはプーリ132が
固着されており、タイミングベルト134が掛渡
されている。このタイミングベルト134は第5
図に示される如く出力軸プーリ82の駆動力を受
ける中間プーリ78へ巻掛けられており、モータ
80の回転時に幅規制ガイドローラ106,10
8の間隔を変更できるようになつている。
回転軸124のねじピツチは前記供給スプール
部10における雄ねじ72のねじピツチと同一と
されており、これによつてモータ80が回転する
と幅規制ガイドローラ106,108は供給スプ
ール部10のフランジ54と同距離だけ移動して
写真ペーパー24の幅寸法変更に処理するように
なつている。
第7図に示される如く、装填用ガイドローラ8
6のガイド軸102はブラケツト104から突出
した前面端部に手動操作用のノブ136が固着さ
れている。このノブ136は作業員が手動でガイ
ド軸102を回転させ、写真ペーパー24を焼付
ブラケツト14方向へと送り出すことができるよ
うになつている。
一方、機台フレーム28から突出したガイド軸
102の中間部には電磁グラツチ138を介して
歯車140が取付けられている。この歯車140
が取付けられている。この歯車140は歯車14
2とかみ合つており、この歯車142は機台フレ
ーム28へブラケツト144を介して固着される
モータ146の出力軸へ固着されている。従つて
電磁クラツチ138が連結されていると、モータ
146はその駆動力をガイド軸102へ伝達する
が、電磁クラツチ138の切離し時にはモータ1
46からの駆動力が伝わることはない。このため
上下に配置される一対のガイド軸へは、それぞれ
の電磁クラツチ138を開閉させることにより、
モータ146の駆動力を選択して伝達できる。
また歯車140に隣接したガイド軸102の先
端部外周にはワンウエイクラツチ147を介して
ラチエツトホイル148が軸支されており、この
ラチエツトホイル148へは第5図に示される如
くレバー150の先端ボウル部がかみ合うように
なつている。このワンウエイクラツチ147は空
転して、ガイド軸102を装填用ガイドローラ8
6に写真ペーパー送り方向へ回転可能に、すなわ
ち写真ペーパー24が焼付部14へ送られる方向
に(矢印DR方向)に回転可能としている。この
方向の回転時にワンウエイクラツチ147は空転
するのでラチエツトホイル148は回転しない。
また、ガイド軸102がこれと逆方向に回転しよ
うとした場合にはワンウエイクラツチ147を介
してラチエツトホイル148がガイド軸102と
一体回転されるので、ラチエツトホイル148と
かみ合つているレバー150はこの逆転を阻止す
るようになつている。このためダンサローラ38
による写真ペーパー24のバツクテンシヨンにも
拘らず、装填用ガイドローラ86は逆転すること
がない。
レバー150の中間部はビス152で機台フレ
ーム28へ軸支されており、機台フレーム28と
の間へ介在される引張コイルばね154の付勢力
でレバー150がラチエツトホイル148へとか
み合い、ラチエツトホイル148の第5図時計方
向(DR方向と反対方向)の回転を阻止してい
る。
レバー150の反対側にはソレノイド156が
取付けられており、このソレノイド156の励磁
力でレバー150がラチエツトホイル148から
離間し、この場合に装填用ガイドローラ86の逆
転が可能となつている。
第6図に示される如く、前ガイド部12の入口
部には写真ペーパー24の通過を検出できる発行
ダイオードとフオトトランジスタの組合せからな
るセンサ158(以下のセンサも同様構成であ
る)が、装填用ガイドローラ86と遮光用ガイド
ローラ90との間には同様なセンサ160が設け
られている。
この前ガイド部12では下側の巻胴22からの
写真ペーパー26に対応して前記と同様な部品が
構成されており、写真ペーパー24のガイド部と
同様の番号が付与されている。
またこの前のガイド部12では供給スプール部
10からの写真ペーパー24,26を装填用ガイ
ドローラ86,88へ案内するためのガイド板1
62,164が装填用ガイドローラ86,88方
向に向けて次第に幅寸法を狭くして配置されてい
る。さらに装填用ガイドローラ86,88と遮光
用ガイドローラ90,92との間にはガイド板1
66,168が配置されている。ガイド板166
は装填用ガイドローラ86の両側へ配置されて装
填用ガイドローラ86の外周よりもガイド軸10
2に接近し、第8図に示される如く遮光用ガイド
ローラ90においてもガイド板166の先端部が
遮光用ガイドローラ90のリング状切欠部90A
内へ入り込んで印画紙を確実にガイドローラ9
0,92間へ案内するようになつている。
さらにガイド板168も装填用ガイドローラ8
8の両側に配置されて装填用ガイドローラ88の
外形よりも軸94へ接近しており、遮光用ガイド
ローラ90,92方向の端部は一対のガイド板1
68が互いに連結されて写真ペーパー24と26
との案内路が遮光用ガイドローラ90,92の手
前で合流するようになつている。
(焼付部14の説明) 第1図に示される如く前ガイド部12から送ら
れる写真ペーパー24又は26はカツタ169、
イーゼルマスク170を通つて後ガイド部16へ
と連続的に送られるが、この搬送途中で一時的に
停止し、焼付作業が行なわれる構成である。この
イーゼルマスク170の下部にはレンズ171等
の光学系やネガキヤリア173が配設され、ネガ
フイルム172がネガキヤリア173に配置さ
れ、光源174によつて光軸P上に配置されるネ
ガフイルム上の画像が印画紙へ焼付けられる。
ネガフイルム172は長手方向両端部がそれぞ
れ図示しないリールへ巻取られて順次送られる構
成である。
(後ガイド部16の構成) 第9図及び第10図に示される如く焼付部14
から送られる写真ペーパー24又は26は対向し
たガイドブロツク176,178で案内された後
に主駆動ローラ180とプレスローラ182,1
84の間へ挟持されるようになつている。
第10図に示される如くガイドブロツク17
6,178の対向面には凹溝186がそれぞれ形
成され、送られる写真ペーパー24又は26の幅
方向移動を規制するようになつている。
これらガイドブロツク176,178は機台フ
レーム28及び、この機台フレーム28へ固着さ
れるブラケツト188へ軸支される回転軸190
と螺合しており、この回転軸190はガイドブロ
ツク176への螺合部とガイドブロツク178へ
の螺合部で異なる方向のねじが形成されている。
またガイドブロツク176,178の一部はブラ
ケツト188へ当接して回転軸190回りの回転
が阻止されている。従つて回転軸190が回転す
るとガイドブロツク176,178は互いに接近
または離間する方向に移動するようになつてい
る。この回転軸190のねじピツチはガイドブロ
ツク176と178との螺合部で互いに等しくさ
れると共に前記供給スプール部10における雄ね
じ72のピツチとも等しくなつている。
回転軸190は機台フレーム28からの突出部
にプーリ192が固着されており、タイミングベ
ルト194が巻掛けられている。このタイミング
ベルト194は第11図に示される如く中間プー
リ196へ巻掛けられており、この中間プーリ1
96はタイミングベルト198でモータ200の
回転が伝達されるようになつている。
従つてモータ200が回転するとタイミングベ
ルト198,194を介して駆動力を受ける回転
軸190は等量だけガイドブロツク176,17
8を互いに接近または離間させて写真ペーパー2
4又は26の幅方向に対処することができる。
第12図に示される如く主駆動ローラ180は
ローラ軸202へ同軸的に固着されており、この
ローラ軸202の両端部付近は機台フレーム28
及びこの機台フレーム28へ平行状態で固着され
るブラケツト204へ軸支されている。ブラケツ
ト204から突出したローラ軸202の先端部に
ノブ206が固着されて作業員の操作用途なつて
いる。また機台フレーム28から突出したローラ
軸202の先端部にはプーリ208のが固着され
ている。このタイミングベルト210が掛渡され
ている。このタイミングベルト210は第11図
に示される如くモータ212の出力軸プーリ21
4へ掛渡されており、このモータ212の回転力
で主駆動ローラ180が回転して写真ペーパー2
4又は26を所定量だけ送るようになつている。
このためモータ212は正確な送り量を得ること
ができるパルスモータとすることが好ましい。
ローラ軸202の外周には主駆動ローラ180
の両側にローラ216,218が軸支されてお
り、これらのロータ216、ロータ218には旋
回ガイド板220の一端が固着されている。この
旋回ガイド板220は第9図に実線状態で示され
る如く、略水平に配置されて主駆動ローラ180
の後流に設けられるガイドローラ222,224
間へ写真ペーパー24又は26の先端部を受け渡
す状態から、第9図に想像線で示される如く略垂
直位置とされて主駆動ローラ180とガイドロー
ラ224との間に写真ペーパー24又は26のル
ープ部226を形成させ得る状態まで旋回可能と
なつている。
このため第12図に示される如くロータ216
には歯車228が固着されており、機台フレーム
28へ取付けられるモータ230の出力軸歯車2
32とかみ合い、モータ230の回転力で旋回ガ
イド板220が旋回されるようになつている。
第9図に示される如くブレスローラ182,1
84は可動ブラケツト234へ軸支されており、
この可動ブラケツト234はプレスローラ18
2,184の軸心と直角方向に配置されるピン2
36を介してレバー238の先端部へ軸支されて
いる。このピン236はプレスローラ182、プ
レスローラ184を揺動させてプレスローラ18
2,184の軸心を主駆動ローラ180と平行に
配置し正確に写真ペーパー24又は26を挟持さ
せるようになつている。
レバー238には機台フレーム28へ取付けら
れるブラケツト240との間に引張コイルばね2
42が介在されており、これによつてプレスロー
ラ182,184を主駆動ローラ180へ押圧す
る付勢力を生ずるようになつている。またレバー
238の中間部に形成される長孔244にはピン
246が貫通しており、このピン246は回転ア
ーム248の回転軸250から偏心した位置に配
置されている。この回転軸250はモータ252
の出力軸へ固着されており、モータ252の回転
力でピン246が長孔244の幅方向へ移動する
ことによりレバー238を回転させてプレスロー
ラ182,184を主駆動ローラ180から離間
させることができるようになつている。
なお主駆動ローラ180,184の間から写真
ペーパー24又は26の先端部が通過したことを
検出するためにセンサ254が、ループ部226
の適切な大きさを検出するためにセンサ256,
258が設けられてある。
第13図に示されるガイドローラ222は軸2
60へ軸支されており、この軸260がブラケツ
ト262を介して機台フレーム28へ固着されて
いる。
一方ガイドローラ224は第7図の装填用ガイ
ドローラ86と同様な構成となつている。すなわ
ちガイドローラ224はガイド軸264へ固着さ
れており、このガイドローラ224の両側に幅規
制ガイドローラ266,268が配置されてい
る。これらの幅規制ガイドローラ266,268
はガイドローラ224と同径であり、半径方向に
突出するフランジ270が搬送される写真ペーパ
ー24又は26の幅方向両端部に当接して写真ペ
ーパー24又は26の幅方向移動を規制してい
る。
幅規制ガイドローラ266,268を半径方向
に貫通する止めねじ272はガイド軸264の軸
方向に沿つて外周へ形成される軸方向溝274の
間へ入り込んでいる。これによつて幅規制ガイド
ローラ266,268はガイド軸264と共に回
転するが、ガイド軸264の軸方向へ移動可能と
なつている。
幅規制ガイドローラ266,268のガイドロ
ーラ224と反対側の端部から小径部273を介
して突出する円板状リブ276には軸方向両端面
に駆動ローラ278,280がそれぞれ当接して
いる。これらの駆動ローラ278,280は軸心
が互に平行でかつガイド軸264の半径方向に配
置されて移動ブロツク282へそれぞれ軸支され
ている。これらの移動ブロツク282はブラケツ
ト262へ軸支される回転軸284と螺合してい
る。この回転軸284は一対の移動ブロツク28
2との螺合部が互いに逆方向のねじとされてお
り、回転軸284が一方向に回転すると一対の移
動ブロツク282は互いに等距離だけ接近方向及
び離間方向に移動して幅規制ガイドローラ26
6,268の間隔を変更し写真ペーパー24又は
26の幅寸法変更に対処できるようになつてい
る。この回転軸284のねじピツチは前記供給ス
プール部10における雄ねじ72のねじピツチと
等しくなつている。
機台フレーム28を貫通した回転軸284には
プーリ286が固着されており、タイミングベル
ト288が巻掛けられている。このタイミングベ
ルト288は第11図に示される如く中間プーリ
196へ巻懸けられてモータ200の回転が伝達
されるようになつている。このため回転軸284
は回転軸190と同回転数だけ回転できる。なお
第9図に示される如くプレスローラ182,18
4と、ガイドローラ222との間にはガイドプレ
ート290が配置されて搬送される写真ペーパー
24又は26をガイドローラ222とガイドロー
ラ224との間へ案内するようになつている。こ
のガイドプレート290の先端部は第13図に示
される如く二股状とされてガイドローラ222の
軸方向両側へ配置されガイドローラ222の外周
よりも軸260へ接近した配置となつて印画紙を
確実に送り込むようになつている。
第9図に示される如くガイドローラ222,2
24から送り出される写真ペーパー24又は26
は送り込みローラ292とプレスローラ294で
挟持された後に巻取スプール部18へと至ように
なつている。送り込みローラ292には第11図
に示される如くプーリ296が固着されており、
モータ298の出力軸プーリ300との間にタイ
ミングベルト302が巻懸けられている。
プレスローラ294はピン304でブラケツト
306へ軸支されており、ブラケツト306は機
台フレーム28へ取付けられるブラケツト308
とスライド可能とされると共にブラケツト308
との間に圧縮コイルばね310が介在されて送り
込みローラ292へ写真ペーパー24又は26を
押圧する構成となつている。
(巻取スプール部18の構成) この巻取スプール部18における写真ペーパー
24又は26の巻取巻胴320への取付構造及び
写真ペーパー24又は26の幅方向規制手段は第
3,4図に示される供給スプール10における場
合と同様である。すなわち第15図に示される如
く、この巻胴320は回転軸327へ取り付けら
れており、この回転軸327の軸心へ固着された
中心軸327Aは立設される機台フレーム28へ
固着される軸受330へベアリング332を介し
て軸支されている。巻胴320へはロール状とさ
れた巻芯320Aが挿入され、軸方向先端部のレ
バー334を回転すればスライド軸335が回転
軸327へ接近して巻胴320が拡径し巻芯32
0Aを確実に巻胴20へ固定させる構造である。
固定筒33方向の外周には円板344が同軸的
に配置されて互いに相対移動可能となつており、
この円板344の周囲から軸心と平行に突設され
る複数の小軸346には先端部にローラ348が
それぞれ軸支されている。これらのローラ348
はフランジボス350の外周に形成されるリング
溝352内へ挿入されており、これによつてフラ
ンジボス350が複数個のローラ348で半径方
向に軸支されると共に軸方向への移動が拘束され
ている。このフランジボス350にはフランジ3
54が固着されており、このフランジ354は巻
胴320と同軸的に配置され、巻同320の外周
へ巻芯320Aを介して巻付けられるロール状写
真ペーパー24の幅方向一端に当接して幅方向移
動を規制するようになつている。
従つてフランジ354は写真ペーパー24の巻
取り時に摩擦力により回転できる構成となつてい
る。
第16図にも示される如く、円板344には一
対の駆動軸356,358の一端が固着されてい
る。これらの駆動軸356,358は機台フレー
ム28へ固着されるスライドベアリング360,
362内を貫通し、他の先端部に連結板364が
固着されて、駆動軸356,358を同時に軸方
向へ移動可能としている。
機台フレーム28から連結板364方向に突出
されたコ字状のブラケツト366には軸受368
を介して回転軸370が軸支されている。この回
転軸370の一端部には雄ねじ372が刻設され
ており、連結板364を貫通すると共に連結板3
64と螺合している。また回転軸370の他の一
端部に固着されたプーリ374にはタイミングベ
ルト198が掛渡されている。このタイミングベ
ルト198は第11図に示される如くプーリ28
6等と共にモータ200の駆動力を受けるように
なつている。雄ねじ372のピツチは供給スプー
ル部10における雄ねじ72のピツチと同一であ
る。
従つてモータ200が回転すると、回転軸37
0は雄ねじ372が連結板364を駆動軸35
6,358と共に軸方向へ移動させ、これによつ
て円板344が第15図左右方向へ移動されるよ
うになつている。このため円板344のローラ3
48はフランジボス350を介してフランジ35
4を巻胴320の軸方向へ移動させることがで
き、写真ペーパー24の幅寸法変更に対処できる
ようになつている。
次に巻取スプール部18に設けられる自動巻取
用ガイドアーム386,388について説明す
る。第14図に示される如くガイドアーム386
は一端が軸390へ固着されており、この軸39
0は機台フレーム28へ軸支されている。
ガイドアーム386の先端部にはガイドプレー
ト392が設けられ、ガイドアーム386が第1
4図に示される如く巻胴320へ最も接近した状
態で送り込みローラ292の外周ブラケツト付近
へ配置され、送り込みローラ292とプレスロー
ラ294との間から送り出される写真ペーパー2
4又は写真ペーパー26を巻胴320(巻芯32
0A)の外周へ案内するようになつている。
ガイドアーム386の中央部にはピン394で
押圧ローラ396が軸支されている。この押圧ロ
ーラ396はガイドプレート392に案内されて
巻胴320の外周へ至つた写真ペーパー24又は
26の先端部を巻胴320(巻芯320A)との
間に挟持しながら送り出すようになつている。
ピン394には揺動アーム398の中央部が軸
支されており、この揺動アーム398の一端には
ピン400で押圧ローラ402が軸支されてい
る。また揺動アーム398の一端部に取付けられ
るピン404はガイドアーム386の軸390へ
の取付部付近に配置されるピン406との間に引
張コイルば408が介在され、押圧ローラ402
が巻胴320の外周へ押圧される方向に付勢され
ている。従つて揺動アーム398は第17図に示
される如く巻胴320へ巻取られる写真ペーパー
24又は26の外周が大きくなるに従い引張コイ
ルばね408の付勢力に抗して反時計方向へガイ
ドアーム386と相対回転し、巻取直径の変化に
対応することができる。
またピン404にはローラ410が軸支されて
おり、ガイドアーム386が第18図に示される
如く軸390周りに最大量時計方向に回転された
場合に機第フレーム28へ固着されるガイドブロ
ツク412と当接し、揺動アーム398をガイド
アーム386に対して大きく反時計方向に回転さ
せ、フランジ354の外方へと退避し、巻取られ
た写真ペーパー24又は26の取出し操作を妨げ
ないようになつている。
一方、ガイドアーム388の一端は軸414で
機台フレーム28へ軸支されている。この軸41
4の先端部に固着されるガイドプレート416は
ガイドアーム388が巻胴320へ最大量接近し
た状態でプレスローラ294と巻胴320との間
へ配置され、送り込みローラ292,294から
送り出される写真ペーパー24又は26をガイド
プレート392と共に案内して巻胴320(巻芯
320A)の外周へ送り込む役目を有している。
このガイドプレート416の作動を正確にさせる
ために、プレスローラ294の送出し側にはガイ
ドプレートブラケツト418が設けられて送り出
された写真ペーパー24又は26をガイドプレー
ト416へとの送り渡すようになつている。
ガイドアーム388の中間部にはブラケツト4
18がピン419で軸支されており、このブラケ
ツト418の一端にはピン420で押圧ローラ4
22が軸支されている。この押圧ローラ422は
第19図に示される如く押圧ローラ402と対応
して互に一部が入り込む段付形状とされている。
すなわち押圧ローラ402,422はそれぞれ凹
凸を有し、これらが互いに入り込むことにより、
押圧ローラ396から送られる写真ペーパー24
又は26の先端部が押圧ローラ402,422の
先端部間から巻胴320の放射方向へ抜け出すこ
とがないように配慮されている。
また、ブラケツト418の中間部にはピン42
4で押圧ローラ426が、他端部にはピン428
で押圧ローラ430がそれぞれ軸支されている。
押圧ローラ422,426,430は共に巻胴3
20の外周へ当接して写真ペーパー24又は写真
ペーパー26の先端部を案内し、押圧ローラ39
6方向へと送り込んで自動的に巻取らせるように
なつている。
押圧ローラ422と押圧ローラ426との間及
び押圧ローラ526と押圧ローラ430との間に
はブラケツト418へ円弧状ガイドプレート43
2,434がそれぞれ取付けられて写真ペーパー
24又は26の先端部案内用となつている。
このブラケツト418はピン419を介して、
ガイドアーム388へ揺動自在に取付けられてい
るため、第17図に示される如く巻胴320へ巻
取られる写真ペーパー24又は26の外径が増大
すると、押圧ローラ426は写真ペーパー24又
は26の外周から離間し、押圧ローラ422と押
圧ローラ430のみが写真ペーパー24又は26
の外周へ接触して安定状態で写真ペーパー24又
は26を押えることになる。
軸414からはアーム436が突出されてお
り、このアーム436の先端部にはピン438で
レバー440の一端が軸支されている。このレバ
ー440の他端はピン442でアーム444の先
端部へ軸支されており、アーム444は軸390
へ固着されている。これによつてアーム436、
レバー440、アーム444は4節回転連鎖を構
成し、ガイドアーム388をガイドアーム386
と共に軸390,414回りに連動して回転させ
るようになつている。
ここにピン438とガイドアーム388との間
には引張コイルばね446が、ピン442と機台
フレーム28との間には引張コイルばね鵜鵜8が
設けられて、ガイドアーム386及びガイドアー
ム388を巻胴320の外周へ接近させる方向に
付勢力を付与している。
しかしこれらの引張コイルばね446,448
はガイドアーム386,388が所定量だけ巻胴
320の外周から離間されると、軸心が軸39
0,414の軸心上の一方から他方へ移り変つて
ガイドアーム386,388へ加える回転付勢力
を反転させる構成である。
従つて作業員はガイドアーム386,388を
所定量だけ回転させると第18図に示される如く
ガイドアーム386はガイドブロツク412へ接
近する方向に回転されることになる。なおこの状
態ではガイドアーム388に取付けられるブラケ
ツト418は機台フレーム28へ固着されるガイ
ドブロツク450へ当接してガイドアーム388
の動きを制限することになる。
(実施例の作用) 第1,2図は巻胴20へ取付けたロール部24
Aから写真ペーパー24を引出して焼付部14に
おいて焼付作業を行ない、巻取スプール部18へ
巻取つている状態が示されている。この状態では
下側の電磁クラツチ138は遮断されており、第
6図に示される如く写真ペーパー26の先端部は
装填用ガイドローラ86と遮光用ガイドローラ9
2との間で停止している。写真ペーパー26は装
填用ガイドローラ86の逆転がワンウエイクラツ
チ147、及びラチエツトホイル148とレバー
150とのかみ合いによつて停止されているた
め、ダンサローラ38によるテンンシヨンにも拘
らずは逆戻りすることはない。
また写真ペーパー24又は26の巻胴20,2
2へ装填した場合には、電子クラツチ138を遮
断し、これらのペーパーの先端部をガイドローラ
36、ダンサローラ38へ巻掛けた後に、装填用
ガイドローラ86,88間へ送り出し、装填用ガ
イドローラ86をノブ136の操作で回転させ、
ペーパー先端部を装填用ガイドローラ86,88
間へ挟持させればよい。ランウエイクラツチ14
7は軸102をDR方向へ回転可能としているの
で、ノブ136による回転は容易である。
一方、下側の巻胴22へ写真ペーパー26を装
填し、この幅寸法を図示しない制御装置へ入力す
ると、この制御装置は入力値に基づいてモータ8
0を駆動し、フランジ54、及び第7図の幅規制
ガイドローラ106,108を同時に駆動する。
すなわちモータ80の回転によつて雄ねじ72が
回転するため、駆動軸56は円板44を軸方向へ
移動させ、これによつてフランジ54は装填され
た写真ペーパー26の幅方向端部位置まで正確に
移動して停止する。これと同時にモータ80の回
転は回転軸124を介して移動ブロツク118を
互いに接近または離間する方向に移動させ、幅規
制ガイドローラ106,108が等量だけ移動し
一対のフランジ110が写真ペーパー26の幅方
向両端部に対応して停止する。
写真ペーパー24の焼付が終了した場合、又は
焼付を停止させる場合には、カツターで写真ペー
パー24の中間部を切断し、切断された前方部分
は巻取スプールブロツク18へ巻取つて取出し、
後方部分は遮光用ガイドローラ90と装填用ガイ
ドローラ86との間へ退避させる。この場合には
上下の電磁クラツチ138を共に遮断し、第5図
のレバー150をラチエツトホイル148から離
間し、上側の野の部136を操作して装填用ガイ
ドローラ86を第6図時計方向に回転し、写真ペ
ーパー24の先端部を装填用ガイドローラ86と
遮光用ガイドローラ90との間へ停止させる。こ
こでレバー150は再びラチエツトホイル148
とかみ合い装填用ガイドローラ86の逆転が阻止
される。手動操作によりノブ136を回転させる
代りに、上側の電磁クラツチ138のみを連結し
てモータ146を逆転させてもよい。
これに続いて、制御装置は第11図のモータ2
00を回転させ、プーリ192、回転軸284及
びプーリ374を同時に回転させる。これによつ
て第10図に示されるガイドブロツク176,1
78、第13図に示される幅規制ガイドローラ2
66,268及び第15図のフランジ354が同
量だけ軸方向へ移動し、写真ペーパー26の幅寸
法に備える。
制御装置は第7図における下側の電磁クラツチ
138のみを連結し、モータ146を逆回転さ
せ、下側の装填用ガイドローラ86の駆動により
(DR方向)写真ペーパー26を遮光用ガイドロ
ーラ90,92間を通過させ、焼付ブロツク14
へと送り込む。写真ペーパー26の幅方向両端部
はフランジ54、幅規制ガイドローラ106,1
08で規制されているので、蛇行を生ずることは
ない。
写真ペーパー26の先端部は後ガイド部16へ
至り、第10図に示される巻取スプール部186
を通過して幅方向が規制され、第9図に示される
駆動ローラ180、プレスローラ182,184
間を通過する。この状態では第9図に実線で示さ
れる如く旋回ガイド板220は水平状態とされて
写真ペーパー26の先端部をガイドローラ222
と224との間へ案内する状態になつている。
主駆動ローラ180を写真ペーパー26の先端
部が通過すると、主駆動ローラ180の駆動回転
力によつて写真ペーパー26の焼付部14部にお
ける移動が制御される。この場合、前記ガイド部
12のモータ146はクラツチ138の遮断によ
り駆動力伝達を停止するか、または巻取スプール
部180よりも若干遅い速度で回転させることに
なる。
このように後ガイド部16においても、ガイド
ブロツク176,178、ガイドローラ222,
224で幅方向移動が規制されており、蛇行は生
じない。
第9図において写真ペーパー264の先端がガ
イドローラ222,224間を通過して送り込み
ローラ292,294間へ至ると、写真ペーパー
26の先端部はこの送り込みローラ292とプレ
スローラ294との間で停止される。これに対し
て主駆動ローラ180は焼付部14で焼付作業を
行なうのに同期とし写真ペーパー26の中間部を
送り出すとともに、旋回ガイド板220を第9図
想像線で示される如く垂直状態とする。
このため写真ペーパー26の中間部はガイドロ
ーラ224と主駆動ローラ180との間でループ
部226が形成される。このループ部226の長
さはセンサ256,258で検出され、この長さ
が適当量に達するモータ298ガ駆動されて送り
込みローラ292が回転される。従つてモータ2
98とモータ212とは常にループ部226が適
切な量だけ形成されるように回転が制御される。
送り込みローラ292から送られた写真ペーパ
ー26の先端部は巻取スプール部18へと送られ
る。巻取スプール部18では空の巻芯320Aが
取付けられており、ガイドアーム386,388
は巻胴320の外周へ最も接近した状態となつて
いる。従つて送り出された写真ペーパー26の先
端部はガイドプレート392,416で案内され
ながら押圧ローラ396と巻胴320との間へ至
る。この押圧ローラ396で送り出された写真ペ
ーパー26の先端部は押圧ローラ402と押圧ロ
ーラ422とによつて再び巻胴320へ押圧され
ながら巻胴320の外周に沿つて移動し、押圧ロ
ーラ426、押圧ローラ430を通過し、押圧ロ
ーラ396付近へと至る。このため写真ペーパー
26は1回転巻付けられる場合に、送り込まれる
写真ペーパー26の中間部によつて先端部が巻芯
320Aの外周へ挟持され、自動的な巻付けが可
能となる。
巻胴320への巻取量が大きくなると、第17
図に示される如く、ガイドアーム386,388
は次に広がり、押圧ローラ396,402,42
2,430は写真ペーパー26の外周を抑えなが
ら巻胴320へと適切に巻取らせる作業を行う。
巻胴320への写真ペーパー26の巻取量が所
定値に達すると、焼付作業は停止され、カツター
169で写真ペーパー26の中間部が切断され
る。第18図に示される如くガイドアーム38
6,388は最大量回転され、巻付けられた写真
ペーパー26の外形よりも外側へ退避するので、
写真ペーパー26は巻芯320Aと共に巻胴32
0から取出すことができる。
写真ペーパー26による焼付作業を継続する場
合には、写真ペーパー26の切断先端部が前記と
同様の作業により送り込まれ、また写真ペーパー
26による焼付を中止し、写真ペーパー24によ
る焼付を再開する場合にも前記と同様の作業とな
る。
なお上記実施例では写真ペーパー24又は26
を送り込む場合の幅方向規制を作業員が制御装置
へその幅寸法を入力することにより行なう構成を
示したが、写真ペーパー24又は写真ペーパー2
6の幅寸法を自動的に検出し、これによつて幅方
向規制を自動的に行うようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明した如く本発明に係る写真ペーパー供
給装置では、駆動源からの駆動力を受けて回転す
ると共に逆転が阻止され、かつ必要時には、駆動
源の駆動軸とガイドローラとを完全に分離して、
手動によるガイドローラの回転を容易に行うこと
ができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例が適用された写真焼付
装置を示す正面図、第2図は第1図の主要部を示
す斜視図、第3図は第1図の−線断面図、第
4図は第3図の−線断面図、第5図は供給ス
プール部10および前ガイド部12の駆動部分を
示す第1図と同方向から見た透視図、第6図は前
ガイド部12を示す正面図、第7図は第6図−
線断面図、第8図は第6図−線断面図、第
9図は後ガイド部16を示す正面図、第10図は
第9図−線断面図、第11図は後ガイド部1
6及び巻取スプール部18の駆動部分を示す第1
図と同方向から見た透視図、第12図は第9図
−線断面図、第13図は第9図−
線断面図、第14図は巻取スプール部18の拡大
正面図、第15図は第14図の−線断面
図、第16図は第15図の第−線断面
図、第17図及び第18図は第14図の作動図、
第19図は第14図−線断面図、第20
図は第14図のレバー等を示す第14図と同方向
から見た透視図である。 10……供給スプール部、12……前ガイド
部、14……焼付部、16……後ガイド部、18
……巻取スプール部、20,22……巻胴、24
……写真ペーパー、86,88……装填用ガイド
ローラ、102……ガイド軸、138……ランウ
エイクラツチ、140,142……歯車、146
……モータ、148……ラチエツトホイル、15
0……レバー、154……引張コイルばね、15
6……ソレノイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 層状に巻かれた写真ペーパーが装填された供
    給側巻胴からガイドローラを介して焼付部へ写真
    ペーパーを給送する写真ペーパー給送装置であつ
    て、駆動源からの駆動力で回転する駆動軸と連結
    されると共に前記ガイドローラの写真ペーパー給
    送方向回転を可能とし逆方向の回転を阻止するワ
    ンウエイクラツチと、このワンウエイクラツチに
    よる逆方向回転阻止を解除すると共に前記駆動軸
    との連結を解除しガイドローラの回転をフリーと
    する解除手段と、前記ガイドローラの軸端に設け
    られ前記解除手段の解除状態でフリーとなつたガ
    イドローラを手動によつて写真ペーパー給送方向
    及びその逆方向に回転させる回転ノブと、を有す
    る写真ペーパー給送装置。
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