JPS6315898Y2 - - Google Patents

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JPS6315898Y2
JPS6315898Y2 JP2749879U JP2749879U JPS6315898Y2 JP S6315898 Y2 JPS6315898 Y2 JP S6315898Y2 JP 2749879 U JP2749879 U JP 2749879U JP 2749879 U JP2749879 U JP 2749879U JP S6315898 Y2 JPS6315898 Y2 JP S6315898Y2
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JP
Japan
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winding
subtitle
subtitles
drum
friction roller
Prior art date
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JP2749879U
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JPS55128074U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車輌用方向指示幕等の巻取装置に関す
る。
〔従来技術とその問題点〕
従来一般の字幕巻取装置は、平行2軸に字幕の
両端を巻付け、一方の軸にコイルばねを内装して
字幕巻取方向への巻取習性を与え、他方の軸をモ
ータ、ぜんまい、または手動により巻上げること
により字幕の所望表示内容を表示するようになさ
れている。
しかして上記従来の字幕巻取装置では、緊張を
与えるコイルばね内蔵の軸をモータやぜんまい駆
動としたとき、字幕の巻付量による巻径の変化に
より字幕の送り量が変動し易く、そのため表示位
置に正確に停止させるための制御が著しく困難に
なるという問題があつた。
なかには字幕をスプロケツトにより送るように
し、送り量を正確にするようになされたもの(実
公昭35−20935号公報)がある。
しかして上記のように字幕をスプロケツトによ
り送る構造であると、当然字幕にスプロケツトの
爪が係合する一定間隔のパーフオレーシヨンを穿
設することが必要であり、これは字幕の構造を複
雑にするばかりでなく、字幕の有効巾が狭めら
れ、かつパーフオレーシヨン切れやパーフオレー
シヨンの拡大のおそれがあり、このパーフオレー
シヨン切れや拡大が生じると字幕の送りが不正確
になつたり、傾くなどの不具合をもたらしやす
い。
また上記公報に示される従来のものは、ドラム
の巻取力は単にばねのチヤージ力の範囲内に留ま
るものであるから、字幕の巻取量に限界があり、
長尺の字幕の巻取りはできないという問題がある
と同時に、字幕の巻始めと巻終りとでは字幕に掛
るテンシヨンが変動しやすいという欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案はこれに鑑み、字幕を定量正確に送るこ
とができ、定位置での確実な停止の制御が容易に
できるとともに長尺な字幕でもテンシヨンに変動
なく巻取ることができる字幕巻取装置を提供する
ことを目的としてなされたものである。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するため、本考案においては、
機枠の両側枠間に所要の間隔をおいて平行に軸支
された巻軸にドラムが外嵌され、この巻軸とドラ
ムとは一端が巻軸に他端がドラムに固定されて初
期チヤージ力を与えるコイルばねで結合し、これ
らドラム間に字幕を巻装してなる字幕巻取装置に
おいて、前記巻軸間の字幕の折曲り部内面に接す
るゴムとの他摩擦力の大きい材料からなる摩擦ロ
ーラを機枠の両側枠間に軸支し、機枠に搭載した
モータから前記各巻軸および摩擦ローラに回転伝
達系を介して正逆回転駆動自在に形成し、摩擦ロ
ーラにより字幕を駆動するとともにドラムはコイ
ルばねを介して巻取駆動するようにしたことを特
徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。
図に示す実施例は、本考案を両面表示構造の方
向幕巻取機に適用した場合を示すもので、機枠1
の両側枠2,3間上方部に巻軸4,5が所要の間
隔をおいて軸承され、これら各巻軸4,5にはド
ラム6,7が外嵌されている。そして上記巻軸
4,5とドラム6,7との各間隙には、公知のよ
うに一端が巻軸4,5に、他端がドラム6,7に
止着されたコイルばね8,9が内装され、予めド
ラム6,7を回動してばね8,9に初期のチヤー
ジ力を与え得るようになつている。
一方、前記機枠1の両側枠2,3間の下方部に
は、前後に離間して摩擦ローラ10とガイドロー
ラ11とが平行に軸承され、前記巻軸4,5のド
ラム6,7に各端部が止着されて巻付く字幕12
の反転折曲り部分内面に接するようになつてい
る。この摩擦ローラ10は、少くとも表面がゴム
その他の摩擦力の大きい構造となつている。
前記一方の側枠2には正逆転駆動可能なモータ
14が取付けられ、このモータ14の出力軸15
に固着されたウオームギヤ16が同側枠2の軸受
部17,18により支承された軸19上のウオー
ム20に噛合されている。またこの軸19上の他
のウオーム23,24には、前記巻軸4,5の軸
端に固着されたウオームギヤ21,22がそれぞ
れ噛合され、各巻軸4,5に回転駆動力が伝達さ
れるようになつている。
前記一方の巻軸5の他端および前記摩擦ローラ
10の端部にはウオームギヤ25,26が固着さ
れ、これらウオームギヤ25,26は機枠1の側
枠3の軸受部27,28により回転自在に支持さ
れた軸29上のウオーム30,31にそれぞれ噛
合されており、前記モータ14の回転が摩擦ロー
ラ10に伝達されるようになつている。
なお前記回転の伝達手段は、ギヤによるほか、
チエン、ベルト等によるものであつてもよい。
本考案は上記構成であるから、各巻軸4,5の
ドラム6,7に各端部が止着されて巻取られてい
る字幕12は、摩擦ローラ10およびガイドロー
ラ11を迂回して緊張して張られている。
いま字幕12を巻軸4から5側へ巻取る方向に
モータ14が駆動すると、各巻軸4,5がウオー
ムギヤ16、ウオーム20を通じて回転する軸1
9上のウオーム23,24によりウオームギヤ2
1,22を介してそれぞれ第2図矢印方向に回転
し、巻軸4はチヤージ方向へ、巻軸5は巻上方向
へそれぞれ回転される。これと同時にウオームギ
ヤ25、ウオーム30,31、ウオームギヤ26
を通じ摩擦ローラ10が第2図矢印方向に回動さ
れ、その周面の摩擦により字幕12を摩擦駆動さ
せる。また逆方向への送りは、モータ14を逆回
転させることにより同様に反対方向へ字幕12を
駆動させることができる。そしてこのときは巻軸
4は巻上方向へ、巻軸5はチヤージ方向へ回転さ
れるが、ドラム6,7は摩擦ローラ10により送
られる字幕12の送り量に応じて巻取り、巻ほど
きがなされ、字幕12の緊張状態を保つ。
なおこの正逆回転は、回転変換機構によつてな
さしめるようにし、モータ14は一方向回転のも
のを使用することもできる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、従来の通常のガイドロー
ラは、字幕の折返し部分に接していて、字幕の駆
動により従動回転して字幕を案内するのみであ
り、字幕自体は巻取りドラムにより巻取駆動され
るものであつて、巻取ドラムに巻取られる字幕の
巻径の変化により字幕の送り量に変動が生じるこ
とが避けられず、字幕を正確な長さ分だけ送つて
停止させるためには、別途補正手段を設けること
が必要となり、これが装置を複雑化する原因とな
つていたものが、本願考案によれば、字幕の送り
をガイドローラの位置に設けられる摩擦ローラに
より行なうようにし、巻取ドラムは摩擦ローラに
よる送り量に応じて巻取る機能を与えるのみとし
たので、字幕の送り量を巻取ドラムの巻径にかか
わらず常に一定化させることができる。
したがつて巻軸上のドラムへの巻付量の変化か
ら巻径が変動しても、字幕は摩擦ローラ10によ
つて常に送りが掛るので、字幕の送り量が変動す
ることがなく、特に遠隔操作により字幕の表示部
を自動的に表示位置に停止させる場合、字幕の送
り量が正確になるので定位置停止が確実にでき、
そのため巻軸への巻径の変動によつて停止位置が
不安定になるという不具合が防止される。また本
実施例の場合、ガイドローラ11をも摩擦ローラ
とすれば、一層効果がある。
また本考案によれば、字幕の送りは摩擦ローラ
による摩擦によつて行なうので、字幕にパーフオ
レーシヨン等を設ける必要がなく、そのため幕巾
のすべてを表示に使用することができ、パーフオ
レーシヨン切れや拡大等に伴なう不具合も全くな
く、しかもドラムは巻軸−コイルばねを経由して
積極的に駆動しているので、長尺の字幕であつて
も何ら不都合なく巻取ることができ、字幕の張り
具合いも常に安定に保持されるなどの種々優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による字幕巻取装置の一実施例
を示す一部切欠正面図、第2図は同左側面図、第
3図は同右側面図である。 1……機枠、2,3……側枠、4,5……巻
軸、6,7……ドラム、8,9……コイルばね、
10……摩擦ローラ、11……ガイドローラ、1
2……字幕、14……モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機枠の両側枠間に所要の間隔をおいて平行に軸
    支された巻軸にドラムが外嵌され、この巻軸とド
    ラムとは一端が巻軸に他端がドラムに固定されて
    初期チヤージ力を与えるコイルばねで結合し、こ
    れらドラム間に字幕を巻装してなる字幕巻取装置
    において、前記巻軸間の字幕の折曲り部内面に接
    するゴムその他摩擦力の大きい材料からなる摩擦
    ローラを機枠の両側枠間に軸支し、機枠に搭載し
    たモータから前記各巻軸および摩擦ローラに回転
    伝達系を介して正逆回転駆動自在に形成し、摩擦
    ローラにより字幕を駆動するとともにドラムはコ
    イルばねを介して巻取駆動するようにしたことを
    特徴とする字幕巻取装置。
JP2749879U 1979-03-06 1979-03-06 Expired JPS6315898Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2749879U JPS6315898Y2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2749879U JPS6315898Y2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55128074U JPS55128074U (ja) 1980-09-10
JPS6315898Y2 true JPS6315898Y2 (ja) 1988-05-06

Family

ID=28871719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2749879U Expired JPS6315898Y2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06

Country Status (1)

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JP (1) JPS6315898Y2 (ja)

Also Published As

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JPS55128074U (ja) 1980-09-10

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