JP2578742B2 - 位置合わせ方法 - Google Patents

位置合わせ方法

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JP2578742B2
JP2578742B2 JP59071140A JP7114084A JP2578742B2 JP 2578742 B2 JP2578742 B2 JP 2578742B2 JP 59071140 A JP59071140 A JP 59071140A JP 7114084 A JP7114084 A JP 7114084A JP 2578742 B2 JP2578742 B2 JP 2578742B2
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隆吉 松村
山口  緑
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
    • G03F9/7049Technique, e.g. interferometric

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は特に高密度な半導体装置(以下LSIという)
等の微細パターンを形成するための露光装置のマスクと
試料(ウエハ)との位置合わせ方法に関するものであ
る。
従来例の構成とその問題点 LSIは最近ますます高密度化され,各々の素子の微細
パターンの寸法は1ミクロン以下に及んでいる。
従来からの露光装置の原理図を第1図に示す。フォト
マスク1とウエハ2との位置合わせを行ない光を光源3
より照射し露光する。この時の位置合わせは、フォトマ
スク1及びウエハ2上の各々に設けられた位置合わせマ
ークをTVカメラ等で観察し、重ね合わせることにより行
なっていたが,その位置合わせ精度は±0.3ミクロン程
度であり、サブミクロンの素子を形成する場合には,合
わせ精度が悪く実用にならない。
又,X線露光装置のマスクとウエハとの位置合わせ方法
を第2図に示す。マスク3に設けられた回折格子4とウ
エハ5上に設けられた回折格子6に対して光束Aを入射
し,回折格子4及び6によって回折した光Aを検出する
ことにより,マスク3とウエハ5との位置合わせを高精
度で行なうことができる。ただし、この場合、マスク3
とウエハ5とのギャップZを数ミクロンのオーダーで一
定間隔に保つ必要があるため、高精度な位置合わせを行
なうことが難かしい。
発明の目的 本発明はこのような従来からの問題に鑑み,微細パタ
ーンを形成するための光露光又はX線露光等のマスクと
ウエハとの位置合わせを、簡単な構成で高精度な位置合
わせを可能にする位置合わせ方法を提供することを目的
としている。
発明の構成 本発明はレーザー発生源等より発生した光を光学系を
介して2方向より入射し、該2光束の干渉により得られ
る干渉縞に対して、略平行に配設された回折格子を有す
るマスクとウエハとを前記2光束の光路中に配置し、各
々の回折格子によって反射又は透過した回折光を光検出
器で受光し,前記2光束の干渉縞と各回折格子との相対
位置を検知し,干渉縞に対し、各回折格子を合わせるこ
とにより,マスクとウエハとの位置合わせを高精度で実
現するものである。
実施例の説明 本発明の一実施例を第3図に示す。
レーザー発生装置(図略)よりコヒーレントな光Rを
発生させ、この光RをビームスプリッターBSに入射さ
せ,ほぼ同一強度の反射光R1と透過光R2とに振幅分割す
る。
振幅分割された反射光R1と透過光R2は、各々反射鏡M1
とM2に入射し,マスク7上に設けられた回折格子8に対
して、双方の反射光がほぼ等しい角度φで入射するよう
に、BS,M1,M2,回折格子8を配置する。回折格子8によ
って回折した回折光R3を光検出器D1で受光する。マスク
7に対応した位置に配置された試料(ウエハ)9上には
回折格子10が設けられている。この回折格子10には、マ
スク7によって、反射光R1と透過光R2とがさえぎられ
ず,直接2光束R1・R2が入射するように、マスクと回折
格子10とを配置する。又、回折格子8と10には、2光束
R1・R2がほぼ等分に入射するようにする。
2光束R1,R2が回折格子10によって回折した回折光R4
を光検出器D2で受光する。
レーザーの波長を入、2光束R1,R2が干渉して作る干
渉縞のピッチをPとすると,マスク7及び試料9の各回
折格子8と10上の干渉縞のピッチPは, で表わされる。
この干渉縞のピッチPにほぼ等しいピッチを有する回
折格子8からは,2光束R1とR2の干渉した光を波面分割す
る格子によって回折された回折光R3が得られる。この回
折光R3を光検出器D1で受光し,マスク7を微小変位させ
たときの回折光R3の光強度変化を測定することにより,
干渉縞と回折格子8との間の非常に分解能のよい位置関
係を示す光強度変化が得られる。
この位置関係を示す光強度を利用して,2光束の干渉縞
とマスク7上の回折格子8との位置関係を検出し,マス
ク7の位置を補正して,2光束の干渉縞とマスク7上の回
折格子8との位置合わせを行なう。
さらに、前記干渉縞のピッチPにほぼ等しいピッチを
有する試料9上の回折格子10からも,前記マスク7上の
回折格子8と同様に、回折光R4が得られ,この回折光R4
を光検出器D2にて受光し,試料9を微小変位させたとき
の光強度変化を測定することにより,干渉縞と回折格子
10との位置関係を検出することができる。
この位置関係を示す光強度を利用して,2光束の干渉縞
と試料9上の回折格子10との位置関係を検出し,試料9
の位置を補正して,2光束の干渉縞と試料9上の回折格子
との位置合わせを行なう。
この時、マスク7と試料9上の回折格子8,10は、干渉
縞に対して位置合わせされたことになり,さらに、マス
ク7上の回折格子8と試料9上の回折格子10とが、高精
度に位置合わせされたことになる。
例えば波長λ=0.6328μm,2光束の入射角φ=18.445
のとき,干渉縞のピッチP=1μmとなり,又、回折格
子8及び10のピッチも1μmで構成し,回折格子8又は
10を微小変位させたとき、光検出器D1又はD2での光強度
変化は第4図に示すごとく,1μmピッチで正弦波状の光
強度変化が得られる。(第4図で横軸は回折格子の微小
変位・縦軸は光強度),この光強度と変位との関係を利
用して,マスク7上の回折格子8と試料9上の回折格子
とを位置合わせすることにより、数100Å程度の位置合
わせ精度が得られる。又、本実施例では回折光R3,R4の
各々回折光に対して、光検出器D1,D2と各々光検出器
を、別個に用いているが、1つの光検出器にて、回折光
R3,R4を受光してもよい。つまり,2光束R1,R2が回折格子
8及び10によって回折した回折光は複数方向に回折さ
れ,たとえば、回折格子10によって回折した回折光は、
R4及びR41方向にも回折される。従って、回折光R3とR41
とを受光できる位置に光検出器D1を設けても、前記と同
様に、マスク7と試料9との位置合わせが高精度にでき
る。
又、第2の実施例として,干渉縞のピッチPの整数倍
のピッチを有する回折格子をマスク7及び試料9上に設
けることにより,第1の実施例と同様に高精度な位置合
わせができる。例えば干渉縞のピッチP=1μmのと
き,回折格子8及び10のピッチを4μmピッチにするこ
とができる。4μmピッチの回折格子であれば,マスク
7及び試料9上に,従来の光露光法で回折格子を作るこ
とが可能であり,回折格子の作成が容易にできる。
又、第3の実施例として,第5図のごとくマスク7上
の回折格子8の近傍に切欠部11を設け、さらに,試料9
上に切欠部11に対応するような位置に回折格子10を設け
ても,同様な効果が得られる。
又、第1〜3の実施例において,通常,試料9上に
は、紫外光に対して感光するレジストが塗布されている
が、このレジストを感光させない波長の光,例えば、波
長λ=0.6328μmのHe−Neレーザーを用いることによ
り,レーザー光の回折等による悪影響をレジストに与え
ることがなく,信頼性の高い微細パターンが得られる。
さらに第4の実施例として前記の様な位置合わせ方法
と、従来の位置合わせ方法とを組合わせることにより、
マスク7上のパターンを試料9上に精度よく位置合わせ
して転写することができる。たとえば、マスク7上に、
図6のごとく、位置合わせマーク11と回折格子8を設け
る。又、試料9上に、位置合わせマーク12と回折格子10
を設ける。
マスク7上の位置合わせマーク12と、試料9上の位置
合わせマーク13とを、TVカメラ等で観察し、重ね合わせ
ることにより、1μm程度の荒位置決めを行なう。その
後、マスク7上の回折格子8と試料9上の回折格子10と
を前述のごとく位置合わせすることにより、数100Å程
度の位置合わせが可能になる。
第1から第4の実施例では一方向のみの位置合わせ方
法について言及したが、第5の実施例としてマスク7及
び試料9上の各回折格子8,10を第7図のごとく直交配置
し、各々回折格子に2光束を入射し、2光束の干渉縞と
位置合わせすることにより、2方向(x,y)の位置合わ
せが高精度にできる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、2光束の干渉縞に対し
て、マスク及び試料上に回折格子を設け,この回折格子
によって、回折又は反射した光を光検出器で受光し、干
渉縞と各回折格子との位置情報として取り出し,干渉縞
に対して、各回折格子を位置合わせすることにより,マ
スクと試料とを数100Å程度の精度で高精度に位置合わ
せを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来からの露光装置の原理図、第2図はX線露
光装置のマスクとウエハとの位置合わせ方法を示す原理
図、第3図は本発明の第1の実施例を示す原理図、第4
図は干渉縞のピッチ1μm,回折格子のピッチ1μmのと
きの,回折格子の微小変位と光強度との関係を示す図、
第5図は本発明の第3の実施例を示す図、第6図は同第
4の実施例を示す図、第7図は同第5の実施例を示す図
である。 R1……反射光、R2……透過光、7……マスク、8……回
折格子、R3……回折光、D1……光検出器、9……試料、
10……回折格子、R4……回折光、D2……光検出器、R41
……回折光、11……切欠部、12,13……位置合わせマー
ク。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに進行方向の異なるコヒーレントな2
    光束の光路中に配置した回折格子を有するマスクと前記
    2光束の光路中に配置した回折格子を有する試料上とに
    前記2光束を入射させ、前記マスクと試料上の各々の回
    折格子によって反射又は透過した回折光を光検出器にて
    受光し、前記光検出器の光強度変化を測定することによ
    り、前記2光束の干渉縞と前記マスク及び試料上の各々
    回折格子との相対的な位置関係を検出することを特徴と
    する位置合わせ方法。
  2. 【請求項2】マスク上の回折格子及び試料上の回折格子
    に対して各々直接2光束を入射させることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の位置合わせ方法。
  3. 【請求項3】マスク上の回折格子によって、反射又は透
    過した回折光を受光する光検出器と、前記光検出器とは
    別に、試料上の回折格子によって、反射又は透過した回
    折光を受光する光検出器とを設けたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の位置合わせ方法。
  4. 【請求項4】2光束の干渉縞のピッチPの整数倍のピッ
    チを有する回折格子をマスクと試料上に設けたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の位置合わせ方法。
  5. 【請求項5】マスク上に設けた回折格子近傍に切欠き部
    を設け、前記切欠き部に対応する位置に回折格子を配設
    した試料を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の位置合わせ方法。
  6. 【請求項6】試料上に塗布されたレジストの感光帯域と
    は異なる波長を有するコヒーレントな2光束を用いるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の位置合わせ
    方法。
  7. 【請求項7】マスク及び試料上に回折格子を各々に対し
    て直交配置し、各々の回折格子に2光束を入射したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の位置合わせ方
    法。
  8. 【請求項8】位置合わせマーク及び回折格子をマスク及
    び試料上に各々設けたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の位置合わせ方法。
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JP2574460B2 (ja) * 1989-05-08 1997-01-22 松下電子工業株式会社 マスクならびにマスクとウエーハとの位置合わせ方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4200395A (en) * 1977-05-03 1980-04-29 Massachusetts Institute Of Technology Alignment of diffraction gratings

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