JPS62224026A - マスクと基板とを互に整列させるアラインメント方法および装置 - Google Patents

マスクと基板とを互に整列させるアラインメント方法および装置

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JPS62224026A
JPS62224026A JP62054290A JP5429087A JPS62224026A JP S62224026 A JPS62224026 A JP S62224026A JP 62054290 A JP62054290 A JP 62054290A JP 5429087 A JP5429087 A JP 5429087A JP S62224026 A JPS62224026 A JP S62224026A
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
    • G03F9/7049Technique, e.g. interferometric

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、マスクおよび基板に存在するアラインメント
マークを使用し、第1基板マークを第1マスクマークに
対して整列させ、第2基板マークを第1マスクマークに
対して整列させ、この際基板上にマスクパターン像を形
成するレンズ系によってアラインメントを行うことによ
り、マスクに形成したマスクパターンと該マスクパター
ンの像を形成させるべき基板とを互に整列させるアライ
ンメント方法に関するものである。また本発明は本発明
方法を実施するのに使用する装置に関するものである。
このような方法および装置はなかんずく米国特許第4.
251.160号明細書から知られている。この米国特
許明細書には、マスクパターンおよび基板を、引続き行
う2回の露光の間に、間隔を置いて基板面とマスク面と
に平行な平面内で互に直交する2つの方向に沿って互い
に移動させて、同じ基板上にマスクパターン例えば集積
回路(IC)パターンの像を縮小して繰返し形成させる
装置が記載されている。
集積回路は拡散およびマスク技術によって製造される。
この場合には、異なるマスクパターンを有する複数個の
マスクの像を半導体基板上の同じ位置に逐次形成させる
。同じ位置における逐次の像形成の間に、基板は所望の
物理的および化学的な変化を受けなければならない。こ
のためには、マスクパターンを通して基板を露光した後
に基板を装置から取出す必要があり、また基板を所望の
処理工程で処理した後に基板を装置内の同じ位置に再び
置いて第2マスクパターンなどによって露光する必要が
あり、この際第2マスクパターンおよびこれに続くマス
クパターンの像が基板に対して精確に位置するようにす
る。
また、拡散およびマスク技術はマイクロメートルの大き
さ程度のディティルを有する他の構造体の製造にも使用
できる。この例は集積光学系またはマグネティックドメ
イン・メモリーの案内検出パターンの構造体である。か
かる構造体を製造する場合にも、マスクパターン像を基
板に対して極めて正確に整列させる必ずかある。
基板の単位面積当りの電子素子の数が多くなり、その結
果電子素子の寸法が小さくなるため、集積回路を製造す
る際の精度に対する要求がますます厳しくなっている。
従って、基板上にマスク像を逐次形成させる位置は高い
精度で決める必要がある。
米国特許第4.251.160号明細書には、基板をマ
スクパターンに対して整列させるアラインメント装置が
記載されており、この装置では像を形成させるべきマス
クパターンの外側に位置するマスク中のアラインメント
マーク上に基板中のアラインメントマークの像を形成さ
せている。基板およびマスク中のアラインメントマーク
は回折格子である。基板のアラインメントマークの像が
マスク中のアラインメントマークと正確に合致する場合
に、基板はマスクパターンに対して正確に整列している
。基板マークの像をマスクマーク上に形成させる主要な
素子は、基板上にマスクパターン像を形成させる投影レ
ンズ系すなわち結像装置である。
基板に対するマスクパターン像の3710〜4/10マ
イクロメ一ター程度の範囲内の所望の極めて高い位置決
め精度を達成するには、マスク面と基板面とに平行な互
に直交するXおよびYの2つの方向においてこの基板と
マスクパターン像とを局部的に整列させるだけでは十分
でなく、基板とマスクパターン像とを角度の点から整列
させることも必要である。従って、既知装置では第1基
板マークを第1マスクマークに対して整列させる。この
ようにして、基板は第1基板マークの位置に正しく位置
決めされる。次いで、基板を第1基板マークと第2基板
マークとの間の距離に等しい距1雛にわたってX方向に
移動させ、第2基板マークを第1マスクマークに対して
整列させる。このためには、基板を基板面に垂直でマス
ク像の中心を通る軸線の回りに効果的に回転させること
ができる。効果的な回転は、軸線の回りの回転と、この
軸線を横切る移動との組合せである。基板および基板テ
ーブルの移動は、例えば、露光装置のフレームまたはこ
のフレームの一部を基準として使用する干渉計を具える
装置によって測定される。従って基板の方位角(ang
ular orientation)は露光装置のフレ
ームに関係している。
マスクパターンを適正な角度で位置決めするには、別個
の光学系を介して第2マスクマークの像を第1マスクマ
ーク上に形成させる。この際、X線方向に延在する第2
マスクマーク像のラインをX方向に延在する第1マスク
マークのラインと合致させる。X方向とは2個の基板マ
ークを第1マスクマークに対して整列させる間に基板を
移動さ・せる方向であって、このX方向は干渉計を具え
る装置を介することにより露光装置のフレームであると
見做される。従って、既知装置ではマスクの方位角もフ
レームに関係しており、従ってマスクと基板との相互の
方位角もこのフレームを介して決められる。このため、
フレームの安定性、特に熱安定性に関してだけでなく、
フレームにクリープが生じないことに関しても厳しい要
求がある。
この点に関し、クリープは荷重下の材料の長期間におけ
る連続的な変形を意味するものとす仝。
米国特許第4.251.160号明細書に開示されてい
るマスクパターン像を繰返し形成する露光装置は、1マ
イクロメーターまたはこれ以上のオーダーの極めて微細
なディテールまたはライン幅を有する集積回路を製造す
る際に使用するのに極めて適していることが分っている
。基板の単位面積当りの電子素子の数を増加させる、す
なわち電子素子の大きさを一層小さくすることに対する
要求が増大しており、この結果1マイクロメーターより
微細なディテールまたはライン幅を有する像を繰返し形
成することができる装置に対する需要が増大してきてい
る。
このような装置に使用され、マスクパターン像を基板上
に形成するほか、基板マークの像をマスクマーク上に形
成させるのに使用される投影レンズ系すなわち結像装置
は、極めて高い解像度を有している必要があり、また像
面(image  field)は比較的大きく、例え
ば、23+nm程度の直径にする必要がある。このよう
な投影レンズ系を使用する場合には、今日まで重大では
なかった問題、すなわち、投影レンズ系の性能が周囲か
らの影響によって変動する問題が重要な役割を演するこ
とがある。周囲パラメーター、特に空気圧が変動する場
合には、投影レンズ系における比屈折率が、なかんずく
この系の倍率が変化するような程度まで、変化すること
がある。従って、これを補正するために倍率の誤差を検
出する必要がある。
投影レンズ系自体におけるずれの結果として倍率の誤差
が生じるほか、マスクパターン像を基板上に形成させる
間に、温度の変動およびマスクの変形によって起るマス
クパターンにおける寸法の変動の結果として、また投影
レンズ系およびマスクを露光装置内に懸垂する手段の熱
膨張の結果として、倍率の誤差が生じることもある。し
かも、既知装置においても役割を演じている基板寸法の
変動がマスクパターン像の品質に大きなWWを及ぼず。
本発明の目的は、マスクパターンと基板との相互の方位
角を、露光装置のフレームを介することなく光学的手段
によって直接測定し、投影レンズ系がマスクパターン像
を基板上に形成する際の倍率を光学的に測定することに
より、マスクパターンを基板に対して整列させるアライ
ンメント方法および装置を提供することにある。
本発明の第1の面においては、本発明のアラインメント
方法は前記レンズ系を使用して、さらに、少くとも1個
の基板マークを第2マスクマークに対して整列させるこ
とを特徴とする。
この方法は少とも3回の別個のアラインメントを実施す
る二点アラインメント方法であるのが好ましく、この方
法では、基板用移動画定装置を使用して、マスクパター
ン像を形成させる際の少くとも6個のパラメーターを測
定することができる。
これらのパラメーターは基板上のマスクパターン像の二
方向におけろ局部的位置、このマスクパターン像の像の
大きさ、基板マーク間の距離、基板上のマスクパターン
像の方位角および基板の方位角である。後述の2個のパ
ラメーターによって基板に対するマスクパターン像の方
位角が決まる。
これら6個のパラメーターは、マスクパターン像を二方
向だけでなく基板となす角の関係において位置決めする
のに使用される。しかも、得られた情報によって、マス
クパターン像の大きさを基板寸法に適合させるこしがで
き、この寸法はマスクパターン像を繰返し形成させるべ
き基板上の区域の外側の両側に位置する2個の基板マー
クの中心間の距j誰によって決まる。これらの2個の基
板マークを使用してマスクパターンの位置および大きさ
を決め。次いで繰返される像形成を開始する。
また、2個ではなく3個の基板マークによるアラインメ
ントも可能である。この場合には、基板マークのうちの
2個を、マスクパターン像を繰返し形成すべき区域の外
側にこの区域の第1側面に隣接させて、すなわちこれら
の基板マークの像が2個の組み合わせられたマスクマー
ク上に同時に形成されるような距離だけ相互に離間させ
て配置する。次いで、第3基板マークを前記区域の外側
にこの区域の第1側面とは反対側の第2側面に隣接させ
て配置し、基板およびマクスを互に移動させた後に、こ
の第3基板マーク上にマスクマークの一方の像が形成さ
れるように第3基板マークを整列させる。
しかし、多くの場合に、基板格子の位置および数の選択
に関して一層自由にできることが要求されている。従っ
て、本発明方法においては、個々のアラインメントを適
切な時期に順次行うのが好ましい。アラインメント工程
間に基板をその移動装置の制御下に移動させて次の基板
マークをマスクマークの反対側で位置決めすることがで
きる。
従って、2個の基板マークのみが必要であり、しかも投
影レンズ系の像面の大きさに追加の要件を課す必要はな
い。
2個または3個の基板マークを使用して、繰返される露
光中に、基板とマスクとを相対的に移動させる第1方向
を決める。移動の第2方向はこの第1方向と直交する方
向である。
二つの移動方向を直交させる必要のないアラインメント
方法では、2個の追加の基板マークを2個のマスクマー
クに対して整列させる。この方法は繰返される露光中に
移動のX方向に対して斜に延在する軸線に沿った変形を
検出し、かかる変形を補正する追加の可能性を提供する
。一層多数の基板マークを使用する場合でも、さらに、
基板における非直線的変形または不規則性を補正するこ
とができる。
本発明は、複数個のマスクパターン像を形成させる必要
がある区域の外側に位置する基板マークによって基板全
体のアラインメントを繰返すことなく行う場合に適して
いるほか、マスクパターン像を形成させる前にいつもこ
の基板のアラインメントを繰返し行う場合にも適してい
る。このために、本発明方法では、基板区域内および1
個のマスクパターン像を形成させるべき各サブ区域の間
に位置する基板マークをマスクマークに対して整列させ
る。
本発明の第2の面においては、本発明方法を実施するの
に使用する装置は、第1マスクマークを基板マークに対
して整列させるための第1光学的アラインメント系を具
え、該アラインメント系はアラインメントビームを放出
する放射源と、基板マークおよび前記第1マスクマーク
の像を互の上に形成させるためのレンズ系と、前記基板
マークおよび前記第1マスクマークの両方と相互作用し
た前記アラインメントビームの通路中の放射検出装置と
を具え、該検出装置の出ツノ信号が前記アラインメント
マークの相互位置を示すものであるアラインメント装置
であって、第2マスクマークと基板マークとを互に整列
させる同様な第2光学的アラインメント系を設け、前記
レン°ズ系は前記第1および第2のアラインメント系に
共通であることを特徴とする。
ここに[同様な(analogous ) Jとは、第
2アラインメント系が第1アラインメント系と同じ機能
を有し、同様に作動することであって、これらの2個の
系の素子の間には小さい差異があってもよいことを意味
ずろものとする。
従って、2個のマスクマークのそれぞれにとって別個の
アラインメント系が存在している。2個の基板マークと
共に使用する場合には、これらのアラインメント系を同
時でなく交互に使用し、しかも一方のアラインメント系
から他方のアラインメント系に切換える際に基板をマス
クに対して移動させる。基板マーク像は同時には形成さ
せないので、アラインメント装置の使用が投影レンズ系
の像面の大きさによって限定されることはない。
従って、本発明装置では2個のアラインメント系の光軸
間の距離を可変とすることができる。これにより本発明
装置は物体面における視野の大きさの異なる種々の型の
投影レンズ系と共に使用することができ、またマスクマ
ーク間の距離の異な・る種々のマスクと共に使用するこ
とができる。
欧州特許出願第0.164.165号明細書には、基板
を基準軸線に対して位置決めするための2個の光学的ア
ラインメント系を具える装置が記載されている。しかし
、この装置は、マスクパターンを通して基板を露光する
装置内に基板を持込む前に、この基板を予め整列させる
作用をする。この装置では、基板マーク像はマスクマー
ク上に形成せず、放射検出器上に直接形成する。この既
知装置の2個のアラインメント系は共通の投影レンズ系
を具えていない。
さらに、西独国特許公開第3.242.002号公報に
は、マスクパターンを基板に対して整列させるアライン
メント装置が記載されており、この装置は2個の別個の
光学的アラインメント系を具えている。しかし、これら
のアラインメント系はそれぞれ1個の基板マークと組み
合わせられており、この基板マークのみと組み合わせら
れているマスクマークに対してこの基板マークを整列さ
せるためにのみ使用される。両アラインメント系に対し
て放射源は1個のみ設けられており、この放射源によっ
て放射されるビームは回転ミラーによってアラインメン
ト系の一方に交互に導入される。
本発明装置の好適例では、基板マークは位相回折格子か
らなり、マスクマークは振幅回折格子からなる。
米国特許第4.251.160号明細書に記載されてい
るように、周期的な格子は、正方形または互に享楽する
細条形のような他のアラインメントマークと較べて、位
置の誤差を測定する際に、このような誤差が格子全体に
わたって平均されるという利点がある。この結果、1本
またはそれ以上の格子ラインがあるべき所にない場合で
も、あるいは格子ラインが直線でなくぎざぎざの付いた
ラインである場合でも、精確なアラインメントを達成す
ることができる。特に、集積回路を作る場合には、基板
格子は、正方形のような他のアラインメントマークを使
用した場合に起ることがあるような、非対称に成長した
り或いは引続き行われる拡散処理中に埋まった状態にな
ることはあり得ない、という利点を有する。基板格子は
、集積回路の全製造サイクルにおいて一度設ける必要が
あるにすぎず、新しく堆積された層ごとに基板格子を再
度形成する必要はない。基板上の位相格子は、振幅格子
と比較して、明確に[見える(visible ) j
状態に留まっていることである。しかも、位相格子は、
集積回路の製造中に基板が受けなければならない数多く
の拡散処理に効果的に耐えることができる。
本発明装置の好適例では、前記レンズ系と前記放射検出
装置との間の前記アラインメントビームの放射通路中に
位置する前記光学的アラインメント系のそれぞれに、前
記検出装置によって観察されたマスクマークと該マスク
マーク上の基板マーク像とを互に周期的に移動させるた
めの周期的信号によって制御される手段が配置されてい
る。格子マークの場合には、移動はマスク格子の周期の
半分程度である。
前記手段は、マスクマークを周期的に移動させるマスク
駆動手段、または基板マーク像を確実にマスクマーク上
から効果的に移動させる偏光変調器と偏光感知朱子との
組合せから構成することができる。検出装置によって観
察された基板マーク像をマスクマークに対して周期的に
移動させることによりダイナミック・アラインメント信
号が得られ、アラインメントビームが著しく改善される
アラインメントマークが格子である場合には、基板格子
は入射アラインメントビームを回折次数の異なる複数個
のサブビーム、すなわち零次のサブビーム、複数個の一
次のサブビームおよび複数個の二次およびさらに高次の
サブビームに分ける。
原則として、基板格子の像を形成させるのに使用できる
のは低次のサブビームのみである。
しかし、本発明装置の好適例では、前記マスクと前記放
射検出装置との間の前記アラインメントビームの放射通
路中の前記光学的アラインメント系のそれぞれに、2個
の前記アラインメント系に共通である前記レンズ系の瞳
像を形成させるための第2レンズ系を配置し、前記瞳像
の平面内に絞りを配置し、該絞りには基板格子によって
一次の回折次数で回折され次いでマスク格子によって零
次および一次の回折次数で回折されたサブビームの成分
からなるビーム部分の入射位置に開口が設けられている
絞り、すなわち回折ビームに対する絞りを使用する結果
として、基板格子像のコントラストが高められ、基板格
子およびマスク格子における乱れは生成するアラインメ
ント信号にほとんど影響せず、基板格子をマスク格子に
対して整列させる際の精度は回折ビームに対する絞りの
存在していない場合の2倍にすることができる。
本発明装置の好適例では、2個の前記光学的アラインメ
ント系に共通な前記レンズ系と前記マスクマークとの間
のアラインメントビームの放射通路中の前記アラインメ
ント系のそれぞれに、このレンズ系によって形成される
基板マーク像の大きさおよび軸線位置を補正するための
光学的補正素子が配置されている。
次に本発明を図面を参照して例について説明する。
第1図は基板上にマスクパターン像を繰返し形成させる
ための既知装置を示す。この装置の主要部は、像を形成
させるべきパターンCが装着されている投影カラム、お
よび基板をマスクパターンCに対して位置決めできる可
動基板テーブルWTである。
投影カラムには照明装置が取付けられ、照明装置はラン
プLA、例えば水銀ランプと、楕円形ミラーEMと、投
影ビームPB内に光の均一な分布を保証するインテグレ
ータと呼ばれる素子INと、集光レンズC○とを具える
ことができる。投影ビームPBはマスクMΔにおけるマ
スクパターンCを照射する。マスクMAはマスクテーブ
ルMT上に配置されている。
マスクパターンCから出射する投影ビームPBは投影レ
ンズ系PLを通過する。投影レンズ系PLは投影カラム
内に配置され、基板W上にパターンCの像を形成する。
投影レンズ系は、例えば、倍率M=115、開口数N、
Δ、=0.38、および回折の制限された像面の直径”
23mmである。
基板Wは基板テーブルWT上に配置され、基板テーブル
WTは例えば空気ばねによって支持されている。投影レ
ンズ系PLおよび基板テーブルWTはハウジングHO内
に収容され、ハウジングHOは底部がベース板BP例え
ば花こう官製ベース(反で閉鎖されかつ頂部がマスクテ
ーブルMTで閉鎖されている。
第1図に示すように、マスクMAは2個のアライメント
マークM1およびM2を有する。これらのマークは回折
格子からなるのが適当であるが、あるいはこれらのマー
クはその周囲とは光学的に異なる正方形または細条形の
ような他のマークから構成することもできる。アライメ
ントマークは二次元である。すなわち、アライメントマ
ークは2個の互に直交する方向すなわち第1図における
X方向およびY方向に延在するサブマークからなる。複
数個のパターンCの像を互に隣接して形成させるべき基
板W1例えば、半導体基板は、複数個のアライメントマ
ーク、好ましくは二次元回折格子からなり、第1図には
かかる格子のうちの2個の格子P1およびP2が示され
ている。格子マークP1およびP2はパターンCの像を
形成させるべき基板W上の区域の外側に位置している。
格子マークP1およびP2は位相格子であり、格子マー
クM1およびM2は振幅格子であるのが適当である。
第2図は2個の同一な基板位相格子の一方の例を拡大し
て示す。かかる格子は4個のサブ格子P lea * 
P I+b + P IreおよびP02.から構成す
ることができ、このうち2個のサブ格子P1mbおよび
pHd はX方向のアラインメントに使用され、他の2
個のサブ格子p t+4およびFlueはY方向のアラ
インメントに使用される。2個のサブ格子P11.およ
びPI+Cは例えば16μmの格子周期を有し、Pl、
aおよびPl、、は例えば17.6μmの格子周期を有
する。各サブ格子の寸法は例えば200X200μmと
することができる。これらの格子と適当な光学系とによ
り、原則として、0.1μm未満のアラインメント精度
を達成することができる。
第3図は本発明装置の一例を示す。この装置により、露
光装置のフレームまたはその一部を基準として使用せず
にかかるアラインメントを行うことができるので、例え
ば、フレームの熱不安定性によってアラインメント精度
が悪影響を受けることはあり得ない。しかも、この装置
では基板W上にパターンCの像を形成させる際の倍率を
制御することができる。
第3図に示すように、アラインメント装置は2個の別個
の同一な光学的アラインメント系A S +およびAS
2を具え、これらの系は投影レンズ系PLの光軸AA’
に関して対称に配置されている。
アラインメント系AS、はマスクマークM2と組み合わ
せられ、アラインメント光学系AS2はマスクマークM
1と組み合わせられている。2個のアライメント系の対
応する素子には同じ符号を付けたが、両者の符号を区別
するために系AS2の素子にはダッシュを付けた。
先ず、アライメント系AS、の構造、需よびこの系によ
ってマスクマークM2と基板マークP1との相対的位置
を決める方法について説明する。
アライメント系AS1はアライメントビームbを放出す
る放射源1、例えばヘリウム・ネオンレーザ−を具える
。ビームスプリッタ−2はこのビームを基板Wに向けて
反射する。このビームスプリッタ−は半透明ミラーまた
は半透明プリズムから構成することができるが、偏光プ
リズムの次にλ/4板(λはビームbの波長である)を
配置したものとするのが適当である。投影レンズ系PL
はビームを集束して基板W上に直径1 mm程度の小さ
い光スボッ)Vを形成する。この基板はビームの一部を
ビームb1としてマスクMAに向けて反射する。ビーム
b+ は投影レンズ系PLを通過する。このレンズ系P
Lはマスクマークに光スポット■の像を形成する。基板
は、露光装置に装着される前に、アラインメント装置に
結び付いたプリアラインメント・ステーション、例えば
、欧州特許出願第0.164,165号明細書に記載さ
れているようなステーションで予め整列させられている
ので、光スポット■は基板マークP1上に位置する。次
いでビームb、によってこのマークの像がマスクマーク
M2上に形成する。投影レンズ系PLの倍率Mを考慮に
入れて、マスクマークM2の寸法を基板マークP、の寸
法に適合させておくと、2個のマークを互に正しく位置
決めした場合にマークP1の像はマークM2と正確に合
致する。
ビームbが基板Wに向けて進み、ビームb1が基板Wか
ら戻る際に、λ/4板3を2回通過する。
λ/4板3の光軸は光源1から放出される直線偏向ビー
ムbの偏向方向に対して45°の角度で延在している。
λ/4板3を通過するビームb1はビームbに関して9
0°回転した偏向方向を有しているので、ビームb1 
は偏光分離プリズム2を透過する。偏光分離プリズム2
とλ/4板3とを併用することにより、アラインメント
ビームを最小の光損失でアラインメント系の光通路に導
入できる利点が得られる。
アラインメントマークM2を透過したビームb1はプリ
ズム11によって反射され、例えば別の反射プリズム1
2によって、光検出器13に向けられる。この検出器は
例えば複合フォトダイオードであり、このダイオードは
例えば第2図に示すサブ格子の数に対応する4個の別個
の光に敏感な区域を具える。かかる検出器の出力信号は
マークM2と基板マークP+の像との整合状態を示すも
のである。これらの出力信号は電子回路で処理すること
ができ、かかる信号を使用してマスクおよび基板を駆動
装置く図示せず)によってマークP1の像がマークM2
と一致するように相対的に移動させることができる。こ
のようにして自動アラインメント装置が得られる。
ビームスプリッタ−14、例えば、半透明プリズムをプ
リズム11と検出器13との間に配置し、ビームb1の
一部を分けてビームb2を形成することができる。分か
れたビームb2は、例えば2個のレンズ15および16
を通過して、テレビジョンカメラ17に入射する。テレ
ビジョンカメラ17はモニター(図示せず)に連結され
、モニターにはアラインメントマークP、およびM2が
露光装置のオペレーターのために表示される。そこで、
オペレーターは2個のマークが合致しているかどうかを
確かめることができ、あるいは基板Wをマニプレータ−
によって移動させてこれらのマークを合致させることが
できる。
マークM2およびP、に関して上述したと同様にして、
マークM1とPlとを、またマークM1とP2とを互に
整列させることができる。後述の2種のアラインメント
の場合には、アラインメント系ΔS2を使用する。第4
図は本発明においてはアラインメント方法をどのように
して進めるかを示す。種々のアラインメント工程を■、
■および■で示す。アラインメント系A S + およ
びAS2をアラインメントビームbおよびb′で代表さ
せる。
基板Wを露光装置に導入する前に、アラインメントビー
ムbまたはb′の一方が基板マークP1またはP2の一
方に入射するように基板Wをプリアラインメント・ステ
ーションにおいて大体すなわち30〜40μmの精度内
で予め整列させる。
先ず基板マークP、を系AS、の光通路中、すなわち第
4図の位置Iにふけるビームb中に確実に位置させるこ
とができる。系A S + により、また基板とマスク
とを互にX方向およびY方向に移動させることにより、
マークP1とM2とを互いに整列させる。
基板とマスクとの相互の移動は極めて正確な二次元移動
測定装置、米国特許第4,251,160号明細書に記
載されている干渉計を具える装置によって測定される。
この装置は第1図にふいて符号IFで示されており、こ
の装置はアラインメント系AS、およびAS2と極めて
密接に協働する。アラインメント系A S + がマー
クP1 とM2とが正しく整列されていることを確かめ
た時点で、干渉計系を具える装置はこの装置によって形
成される座標系における基板マークP、の位置を決める
。そこで基板上のマスクマークM2の像の位置が分かり
、従って基板上のマスクパターンCの局部的像のX方向
およびY方向の位置が分かる。
次いで、基板マークP、をビームb′の通路に持って来
てから、アラインメント系ΔS2を使用してこのマーク
をマスクマークM1 に対して整列させる(第4図の位
置■)。次いで、この移動測定装置によって形成される
座標系内で基板を移動させる方位角および距離を移動測
定装置によって決めて、マークP、をマークM1 と整
合させる。
これにより、マスクマークM1およびM2の中心を相互
に連結するラインの像の方位角すなわちマスクMAの方
位角が与えられるほか、マスクMへにおけるマークM、
とM2との間の距離が基板面に結像する倍率も分る。こ
の結果、マスクパターンCが基板に結像する倍率が分る
。この情報を使用して、例えばマスクM Aと投影レン
ズ系PLとの間の距離を変更することにより、投影レン
ズ系PLの結像倍率を補正することができる。かかる距
離の変更は結像品質にほとんど影響を与えない。
最後に、基板マークP2をアラインメントビームb′の
通路に移動させ(第4図の位置■)、再び系AS2によ
りマークP2とMlとを互に整列させる。このアライン
メント中に基板の方位角、すなわちマークP+ とP2
との中心を相互連結するラインとX方向とのなす角が決
まる。M、に対するマークP2のアラインメント中に、
基板は、例えば、並進運動と回転運動とを組み合わせる
ことによって移動されるので、起′こることのある角度
の誤差がかかるアラインメント中に消滅する。
位置■から位置■に変化させる間に基板の移動も干渉計
を具える装置によって測定されるので、基板マークP、
とP2との間の距離も分る。そこで、マスクパターンC
の像を基板上に繰返し形成させる間に、この距離の変動
を補正することができる。
かかる距離の変動は、基板の熱膨張またはこの基板のそ
り(varping )によって起こることがある。
本発明のアラインメント方法を実施した後に、マスクと
基板とはX方向およびY方向で互に正しく整列している
ほか、基板マークの中心を相互連結するラインに対する
マスクマークの中心を相互連結するラインの正しくない
方位角が消滅する。
しかも、これによりマスクパターンの結像倍率並びに基
板およびマスクの熱膨張および変形に関する情報が与え
られ、これらの情報によって露光装置の倍率を変更する
ことができ、また基板とマスクとを互に移動させる装置
を較正することができる。
本発明のアラインメント方法では、基準として基板上お
よびマスク上のマークを使用すると共に、移動測定装置
を使用する。露光装置のフレームまたはその一部を基準
とする必要がないので、この装置の不安定性はアライン
メント精度にほとんど影響を及ぼさない。
二次元干渉計を具える装置の代わりに、他の移動測定装
置、例えば格子測定装置を使用して基板の移動を測定す
ることができる。不可欠なのは、かかる測定装置が基板
面に二次元座標系を形成すること、従って基板面に多数
の基準点を形成することだけである。
第4図に示すアラインメントの手順は不可欠なものでは
ない。異なる手順または異なるアラインメントの組合せ
も使用できる。重要なのは、2個のマスクマークを3個
の基板マークに対して整列させることだけであるが、第
4図に示すように3個の基板マークのうちの2個を同じ
マークにすることができる。
しかし、第5図に示すように3個の別個の基板マークを
使用することもできる。これらのマークのうちの1個P
1はマスクパターンの多重像を形成させるべき区域W′
の一方の側に位置し、2個の他のマークP2およびP3
はこの区域W′の他方の側に位置する。第5図に示すよ
うに、2個の基板マークP2およびP3はそれぞれマス
クマークM2およびMl に対して同時に整列させるの
で、1つのアラインメント工程で上述の6個のパラメー
ターのうちの4個を決めることができる。他の2個のパ
ラメーターは、マークP1がマスクマークM2 、M+
 のうちの一方と整合状態になるように基板を移動させ
、マークP1をマークM2 、M+のうちの一方に対し
て整列させることにより得られる。この場合にも基板移
動測定装置を使用する。
アラインメントマークの像を互いの上に形成させるには
投影レンズ系を使用する。しかし、第4図に示すアライ
ンメント方法を使用する場合には、この投影レンズ系の
像面はアラインメント装置に全く制約を与えない。この
理由は1個の基板マーク上には常に1個のマスクマーク
の像のみを形成させる必要があるからである。基板マー
クは投影レンズ系の像面内に同時に位置する必要はない
この結果、第3図に矢D+およびD2で示すように、2
個のアラインメント系ASIおよびAS2を反対方向か
つレンズ系PLの光軸AA’に関して対称的に移動させ
ることができるように、アラインメント装置を構成する
ことができる。そこで、本発明のアラインメント装置は
物体面における視野の大きさの異なる種々のタイプの投
影レンズ系の場合、およびマスクマーク間の距離の異な
る種々のマスクの場合に、使用できる。
投影区域W′の外側に位置する2個または3個の基板マ
ークの代わりに、第6図に示すようにこの区域の外側に
位置しかつ2個の対として配置されている4個の基板マ
ークを使用することができる。マークP、、P2の対は
第4図について説明した方法を使用して整列させること
ができる。さらに、追加のマークP3およびP4 も同
様にして整列させることができ、この場合にもマスクマ
ークltL 、 M2のうちの一方を2個の基板マーク
に対して整列させ、第2マスクマークを基板マークの一
方に対して整列させ、か゛かるアラインメントをこの場
合にも基板移動測定装置を併用して行う。
第6図に例示するアラインメント方法は、基板が円対称
でなくx軸線に対して任意の角度の方向を有する変形お
よび不安定性を示す場合に有利である。第6図に示すア
ラインメント方法はかかる変形および他の不規則性に関
する情報を与え、またかかる情報はマスクパターンを経
て基板を繰返し露光する際に移動程度および/または倍
率を制御するのに使用される。
ここまでは、像形成の繰返しを開始する前に、マスクパ
ターン像を繰返し形成させるべき区域W′の外側の基板
上に位置する基板マークを使用してマスクパターンと基
板とを整列させる場合についてのみ説明した。しかし、
基板マーク例えば格子を、第7図に示すように、サブ区
域W、/の間に配置することができ、このサブ区域内に
は各回1個のマスクパターン像を形成させる。これらの
基板格子P、はそれぞれ2個のサブ格子P do 1お
よびPd、2からなり、これらの格子ラインはそれぞれ
Y方向およびX方向に延在し、それぞれX方向およびY
方向におけるアラインメントに役立つ。
これらの格子はそれぞれの方向に異なる格子周期を有す
る2種のサブ格子から構成する必要はない。
この理由は、かかる格子を使用する場合には、アライン
メント系は極めて小さいロックイン(lock−10)
範囲を有することのみを必要とするからである。第2図
に示す格子マークにおいて、2つの方向のそれぞれに対
して格子周期の異なる2種のサブ格子を使用する目的は
、アラインメント系のロックイン範囲を拡大することに
ある。
サブ区域W、/の間の基板格子P、は各マスクパターン
像を別個に整列させることを可能にする。
そこで、区域W′の外側に位置する基板マークを整列さ
せるために使用したのと同じマスクマークを使用して、
上述のアラインメント方法および装置を使用することが
できる。また、基板における局部的な変形および他の不
規則性を補正することができる。
アラインメント装置の精度は検出器13および13’の
出力信号を一定周波数で変調することによって著しく改
善される。このためには、「エスピーアイイー(SPI
E)J、第470巻、[オプティカル・マイクロリソグ
ラフィー(OpticalMicrolithogra
phy) J 、III rテクノジー・オブ・ザ・ネ
クスト・ディケード(Technology of t
henextDecade )J  (1984)、6
2〜69頁に記載されているように、マスクMA、従っ
て例えばマスクマークM2を周期的に移動させることが
できる。米国特許第4,251,160号明細書に記載
され、本発明のアラインメント装置の精度を改善するこ
とができるダイナミック・アラインメント信号を得るた
めの一層良好な他の例を第3図に示す。
ビームb、はマークM2に達する前に偏光分離プリズム
2を通過するので、このビームは直線的に偏光され、特
定の偏光方向を有する。次いで、ビームb1は、プリズ
ム2から出射されるビームの偏光方向に対して45°の
角をなす光軸を有する複屈折材料の板8、例えば、石英
板を通過する。
あるいは、素子8はサバール板またはウォラストンプリ
ズムとすることができる。互に直交する方向に偏光され
た2つのビームが板8から出射され、マスクマークM2
の幾何学的形状によって決まる特定の距離だけ位置がず
れる。格子をアラインメントマークとして使用する場合
には、この距離は格子M2の格子周期の半分に等しい。
検出器13の前に偏光変調器18および検光子19を設
ける。
変調器18、例えば応力光(elasto−optic
al )変調器は発振器20によって供給される電圧■
8によって駆動される。この結果、変調器から出射され
るビームの偏光方向は交互に90°ずれる。検光子19
は偏光プリズム2と同じ主方向すなわち透過方向を有し
ているので、第1ビームと第2ビームとが交互に検出器
13まで透過される。第1ビームは第1偏光方向を有し
、例えばM2上にP、のずれのない像を形成し、第2ビ
ームは第2偏光方向を有し、例えばM2上に格子周期の
半分だけずれた像P、を形成する。検出器13からの信
号は増幅され、位相検出回路21で処理される。
回路21も信号■6を受取る。そこで出力信号SAは所
望のダイナミック・アラインメント信号を構成する。
アラインメントマークが格子である場合には、アライン
、メントビームの通路に絞りを配置することにより大き
な利点を達成することができる。第3図に示すように、
格子マークM2と検出装置13との間の光通路に2個の
レンズ10および22を配置することができる。レンズ
10は投影レンズ系PLの瞳の像を形成する。この像の
平面内に絞り23を配置する。これらのレンズおよび絞
りの作用は第8図について最も良く説明することができ
る。第8図は格子P、およびM2の像を検出器13上に
形成させるための主要な素子を示す。
第8図も投影レンズ系を示す。この系は多数のレンズ素
子を具えているが、これらのレンズは個別には示されて
いない。系PLはマスクMAから見て平面25内に位置
する出射瞳を有する。従って、平面25はこの平面25
より上に位置する系PLのレンズ素子によって出射瞳の
像が形成される平面である。
基板格子P1によって反射されたビームはこの格子によ
って零次ビームb、(0)と、2個の1次すブビームb
+  (+1)およびb+(1)と、複数個のさらに高
次のサブビームとに分かれる。
かかる高次のサブビームは像形成方法を正しく理解する
のには無関係であるので図示してない。これらのすべて
のビームは一緒になってマスクMAの平面内に格子P、
の忠実な像を形成する。この像は投影レンズ系PLによ
って形成される。基板とマスクパターン像とが正しく整
列している場合には、像P1′と格子M2とは合致する
。第8図に示すように、異なる回折次数で回折されたサ
ブビームI)+  (0)、b+  (+1)およびb
l(−1)は平面25内で互に空間的に分離している。
この平面25内に、サブビームb、  (−t−t)お
よびb+  (1)の位置に開口を有する絞りを配置し
て、零次ビームのほかに二次およびさらに高次のサブビ
ームを抑止することができる。零次ザブビームは格子P
、の位置に関する情報を全く含んでいない。格子の幾何
学的形状、特に格子の溝の深さ、およびこれらの溝の幅
と格子の中間細条部の幅との比によって、このサブビー
ムの強さを1次サブビームの強さとほぼ匹敵させること
ができる。零次ビームを抑止することにより像P1′に
おけるコントラストを著しく増大することができる。二
次およびさらに高次のビームは抑止されているので、格
子P1における不規則性はアラインメント信号に影響を
与えない。−次サブビームのみを使用する場合には、格
子P1の二次高調波像が実際に形成する。換言すれば、
投影レンズ系PLの倍率Mを無視する場合には、像P1
′の周期は格子P+の周期の半分になる。格子M2の格
子周期が像P1′の周期と等しくなるように、すなわち
格子P1の格子周期の172M倍に等しくなるようにす
ると、格子M2とPlとが整列する精度は全ビームb1
を像形成に使用する場合より2倍はど人きくなる。
実際に、上述の作用を行う絞りは投影レンズ系PLの外
側に配置されている。この絞りは、回折次数の異なるサ
ブビームが適当に分離している平面内に配置されている
場合にのみ、その作用を行うことができる。かかる平面
はレンズ10によって得ることができ、レンズ10は系
PLの瞳の平面である平面25の像を平面25′内に形
成する。
絞り23は後述の平面25′内に配置されている。
第2レンズ22はレンズ10と協働して格子M2および
その上に重なっている格子P1の像P1′の像を確実に
検出器13上に形成させる。この絞りは開口26および
27を有する。
ビームb、は格子M2に入射する前にフィルターを通っ
ていないので、ビームb1は原則としてすべての回折次
数を有する。格子M2の格子周期によって、種々の回折
次数を有するサブビームがこの格子によってどのような
角度で回折されるか、すなわち基板格子P1およびマス
ク格子M2から出射するどのサブビームが検出器まで透
過されるかが決まる。格子P、からの一次サブビームの
うち格子M2によって回折されない成分、すなわちサブ
ビームb、  (−t−t)およびす、  (−1)の
零次成分は透過される。これらのビーム成分はbl(+
1,0)およびす、(−i、0)で示すことができる。
なお、2番目の指標はマスク格子M2の回折次数を示す
格子M2によって+1の次数で回折されたサブビームb
、  (+1)の成分、すなわちサブビームb+  (
+1.+1)はサブビームbl  (−1,O)と合致
するので、サブビームb、(+1.+1)も開口27を
透過する。格子M2によって−1の次数で回折されたサ
ブビームb、  (−1)の成分はサブビームb、(+
t、0)と合致するのでサブビームb、、(−1,−1
)は開口26を通って検出器13まで透過する。
格子M2に入射し、この格子を零次で透過するザブビー
ムb、  (+1)およびす、  (−1)の外側の光
はすべて絞り23によって阻止される。この結果、検出
器における像のコントラストが一層改善される。格子M
2に入射し、この格子によって二次およびこれにより高
い次数で回折される光は、この絞りを透過しないので、
マスク格子M2の不規則性がアラインメント信号に影響
を与えることはあり得ない。格子P1から出射され、格
子M2によって+1または−1の次数で回折される零次
サブビームb、(0)の部分は、レンズ22に入射する
ことがあり得るとしても、開口26および27の外側に
来る。格子P1から出射され、格子M2によって零次お
よび一次で回折される一次サブビームの部分は確実に検
出器まで全く有利に透過される。
第8図は一つの平面内における状態を示すにすぎない。
格子P、およびM2は二次元格子であるので、回折は第
8図の平面に垂直な第2の平面においても起こる。従っ
て、絞り23は開口26および27のほかにさらに2個
の開口28および29を有し、開口28および29は第
1の次元の場合の開口26および27と同様にして第2
の次元の場合に同様な回折次数のサブビームを透過する
投影レンズ系PLは投影ビームPBの波長に適合するよ
うに設計され、この波長は所望の高い解像度の点からで
きる限り短くする必要があり、かつアラインメントは波
長の異なるビームbによって行われるので、系PLによ
って格子P1の像を形成する際の倍率は所望の倍率から
僅かに異なることがあり、しかも格子P1の像はマスク
MAの平面の僅かに外側に位置することがある。これを
補正するには、少なくとも2個の素子からなる装置4を
ビームb1 の通路に配置する。装置4を第3図の左手
下部に拡大して示す。装置4は、アラインメントビーム
b1の光通路を長くする追加の3個のミラー5,6およ
び7と、平凸レンズ9とを具える。ミラー5.6および
7はミラー2と共に、透明材料例えばガラスのブロック
上に配置され、その底面上にはλ/4板3が配置され、
その頂面上にはレンズ9および複屈折板8、例えば、サ
バール板またはウォラストンプリズムが配置されている
。ミラー5,6および7とレンズ9とを投影レンズ系P
Lと組み合わせて使用することにより、確実に、マーク
P1の像の大きさは適正なものになり、マークP1の像
は軸線の適正な位置に形成される。ミラー5,6および
7とレンズ9との組合せ体の代わりに、第3図の左手下
部に破線で示すような平凸レンズ4I と両凸レンズ4
2との組合せを使用することができる。
アラインメント系AS+ によってマークM2とPlと
を整列させるためのダイナミック誤差信号の発生、回折
ビームに対する絞りおよび波長の補正に関して言えるこ
とは、明らかに、アラインメント系AS2によってマー
クM1 とPlとを互に整列させる場合およびマークM
、とP2とを互に整列させる場合にも当てはまる。
上述の本発明のアラインメント装置はマスクMΔにおけ
るパターンCの種類とは関係な(動作するので、本発明
は極めて微細なパターンを基板に移すすべての場合およ
びこのパターンを基板に対して極めて正確に整列させる
必要があるすべての場合に使用することができる。これ
らの例はマグネチックドメイン・メモリーの集積化光学
系を作る場合に使用される装置である。パターン像を形
成する装置はリピータ−型像形成装置である必要はない
。また本発明はパターン像を基板上に1回だけ形成する
装置にも有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図はマスクパターン像を基板上に繰返し形成するた
めの従来装置の路線図、 第2図は二次元格子の形態の従来のアラインメントマー
クの平面図、 第3図は本発明装置の一例の一部を拡大して示す斜視図
、 第4.5.6および7図はそれぞれ本発明の方法の異な
る例の原理を示す説明図、 第8図は本発明装置の一例にふける回折ビームに対する
絞りの作用を示す説明図である。 ■・・・放射源(光源) 2・・・ビームスプリッタ−(偏光プリズム、偏光分離
プリズム、ミラー) 3・・・λ/4板 4・・・少なくとも2個の素子からなる装置41・・・
平凸レンズ 42・・・両凸レンズ 5.6.7・・・ミラー 訃・・複屈折材料の板(複屈折板、素子)9・・・平凸
レンズ 10・・・レンズ    11・・・プリズム12・・
・プリズム 13.13’・・・検出器(検出装置)14・・・ビー
ムスプリッタ−(半透明プリズム)15.16・・・レ
ンズ 17・・・テレビジョンカメラ 18・・・偏光変調器  19・・・検光子20・・・
発振器    21・・・位相検出回路22・・・レン
ズ    23・・・絞り25.25’・・・平面 26.27,28.29・・・開口 A、Δ′・・・光軸 AS+  、AS2・・・光学的アラインメント系す、
b、、b、・・・アラインメントビームBP・・・ベー
ス板 C・・・パターン(マスクパターン) CO・・・集光レンズ D、、D2・・・光学的アラインメント系ΔS1または
AS2の移動方向 EM・・・楕円形ミラー HO・・・ハウジング IN・・・朱子(インチブレーク) LA・・・ランプ M・・・投影レンズ系PLの倍率 M、、M2・・・アライメントマーク(格子マーク、マ
スクマーク) MΔ・・・マスク MT・・・マスクテーブル Pl 、P2 、P3 、P4 、Pa・・・基板格子
マークP La l Pl+b + PI+C+ Pl
ed ”’サブ格子P1′・・・Plの像 PB・・・投影ビーム PL・・・投影レンズ系 SA・・・出力信号 ■・・・光スポラI’    V a・・・電圧(信号
)W・・・基板 W′・・・マスクパターンの多重像を形成させるべき区
域(投影区域) W、′・・・サブ区域 WT・・・基板テーブル 特許出願人   アーエスエム・リソグラフィー・ヒ゛
−・ ウ゛ニー 同出願人    エヌ・ベー・フィリップス・フルーイ
ランペンファブリケン 一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、マスクおよび基板に存在するアラインメントマーク
    を使用し、第1基板マークを第1マスクマークに対して
    整列させ、第2基板マークを第1マスクマークに対して
    整列させ、この際基板上にマスクパターン像を形成する
    レンズ系によってアラインメントを行うことにより、マ
    スクに形成したパターンと該マスクパターンの像を形成
    させるべき基板とを互に整列させるに当り、 前記レンズ系を使用して、さらに、少くとも1個の基板
    マークを第2マスクマークに対して整列させることを特
    徴とするマスクと基板とを互に整列させるアラインメン
    ト方法。 2、個々のアラインメントを適切な時期に順次行う特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 3、追加の2個の基板マークを2個のマスクマークに対
    して整列させる特許請求の範囲第2項記載の方法。 4、基板区域内および1個のマスクパターン像を形成さ
    せるべき各サブ区域の間に位置する基板マークをマスク
    マークに対して整列させる特許請求の範囲第2項または
    第3項記載の方法。 5、第1マスクマークを基板マークに対して整列させる
    ための第1光学的アラインメント系を具え、該アライン
    メント系はアラインメントビームを放出する放射源と、
    基板マークおよび前記第1マスクマークの像を互の上に
    形成させるためのレンズ系と、前記基板マークおよび前
    記第1マスクマークの両方と相互作用した前記アライン
    メントビームの通路中の放射検出装置とを具え、該検出
    装置の出力信号が前記アラインメントマークの相互位置
    を示すものである、マスクに形成したマスクパターンと
    該マスクパターンの像を形成させるべき基板とを互に整
    列させるアラインメント装置において、 第2マスクマークと基板マークとを互に整列させる同様
    な第2光学的アラインメント系を設け、前記レンズ系は
    前記第1および第2のアラインメント系に共通であるこ
    とを特徴とするマスクと基板とを互に整列させるアライ
    ンメント装置。 6、2個の前記アラインメント系の光軸間の距離が可変
    である特許請求の範囲第5項記載の装置。 7、基板マークは位相回折格子からなり、マスクマーク
    は振幅回折格子からなる特許請求の範囲第5項または第
    6項記載の装置。 8、前記レンズ系と前記放射検出装置との間の前記アラ
    インメントビームの放射通路中に位置する前記光学的ア
    ラインメント系のそれぞれに、前記検出装置によって観
    察されたマスクマークと該マスクマーク上の基板マーク
    像とを互に周期的に移動させるための周期的信号によっ
    て制御される手段が配置されている特許請求の範囲第5
    〜7項のいずれか一つの項に記載の装置。 9、前記マスクと前記放射検出装置との間の前記アライ
    ンメントビームの放射通路中の前記光学的アラインメン
    ト系のそれぞれに、2個の前記アラインメント系に共通
    である前記レンズ系の瞳像を形成させるための第2レン
    ズ系を配置し、前記瞳像の平面内に絞りを配置し、該絞
    りには基板格子によって一次の回折次数で回折され次い
    でマスク格子によって零次および一次の回折次数で回折
    されたサブビームの成分からなるビーム部分の入射位置
    に開口が設けられている特許請求の範囲第5〜8項のい
    ずれか一つの項に記載の装置。 10、2個の前記光学的アラインメント系に共通な前記
    レンズ系と前記マスクマークとの間のアラインメントビ
    ームの放射通路中の前記アラインメント系のそれぞれに
    、このレンズ系によって形成される基板マーク像の大き
    さおよび軸線位置を補正するための光学的補正素子が配
    置されている特許請求の範囲第5〜9項のいずれか一つ
    の項に記載の装置。
JP62054290A 1986-03-12 1987-03-11 マスクと基板とを互に整列させるアラインメント方法および装置 Expired - Fee Related JP2677558B2 (ja)

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