JP2578370Y2 - 自動改札機 - Google Patents

自動改札機

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JP2578370Y2
JP2578370Y2 JP667492U JP667492U JP2578370Y2 JP 2578370 Y2 JP2578370 Y2 JP 2578370Y2 JP 667492 U JP667492 U JP 667492U JP 667492 U JP667492 U JP 667492U JP 2578370 Y2 JP2578370 Y2 JP 2578370Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ticket gate
automatic ticket
main body
user
handrail
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP667492U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0559563U (ja
Inventor
博 西ノ谷
宗幸 岡村
文彦 平野
友克 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0559563U publication Critical patent/JPH0559563U/ja
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Publication of JP2578370Y2 publication Critical patent/JP2578370Y2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動改札機に係り、特
に、視覚障害の利用者が利用しやすいようにしたものに
関する。
【0002】
【従来の技術】現在、多用されている自動改札機は、自
動改札機の本体(以下、本体という)への通過方向側の
上部に、乗車券(定期券やプリペイドカ−ド等のカ−ド
型乗車券も含む)の挿入口を有するとともに、本体の上
面で、かつ上記挿入口と反対側には、挿入口から挿入さ
れて改札処理に供された乗車券の排出口が設けられてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動改札機において、健常者にとっては挿入口と排
出口の位置が一目瞭然で問題はないが、視覚障害の利用
者にとってはそれらの位置が分からず、利用しずらいと
いう問題点があった。
【0004】現在でも、駅構内においては、視覚障害者
のために床面に凹凸のブロックを配置して所定場所へ案
内するように工夫されている駅があったり、また、特開
昭61−193181号公報に示されるように自動券売
機の操作面に点字シ−トを貼付して案内できるようにな
っているが、自動改札機も視覚障害の利用者が利用しや
すいようにすることが望まれていた。
【0005】そこで、本考案は、上記問題点を解決する
ためになされたものであって、視覚障害者が利用しやす
いようにした自動改札機の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る自動改札機
は、上記目的を達成するために、利用者の進入側の本体
の一端側の上部に設けられた挿入口に挿入された乗車券
に記録されているデ−タに基づいて改札処理するととも
に、その乗車券をその本体の他端からややその挿入口側
寄りの上面に設けられた排出口から排出するようにした
自動改札機において、前記挿入口から前記排出口へかけ
前記本体の上面に、その上面と一体的に視覚障害の利
用者を案内する突条体を設けたことを特徴としている。
また、本体への通過方向手前で、かつその通過方向へ沿
ってその本体の上面高さにほぼ等しい手摺を設けたこと
を特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成において、視覚障害の利用者は、挿
口から排出口へかけて、本体の上面と一体的に設けられ
た突条体によって案内される。また、挿入口までは、手
摺に沿って本体へ案内される。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、一実施例に係る自動改札機の正面図及び
図2は図1の平面図である。
【0009】利用者の進入側(図1では右側)に当たる
本体1の一端側の上部には、乗車券の挿入口2が設けら
れているとともに、図1に示されるように、本体1の他
端からやや挿入口2側寄りの上面1aには、乗車券の排
出口3が設けられている。
【0010】挿入口2と排出口3を結ぶ本体1内には、
図示しないが磁気ヘッドやパンチングユニット等の各種
の処理器を途中に備えた搬送路が設けられていて、挿入
口2から挿入された乗車券を排出口3へ搬送するように
構成されている。なお、本体1が出場のときに用いられ
る場合において、乗車券を利用者へ返却する必要のない
とき、挿入口2から挿入された乗車券は本体1内に回収
されるように構成されている。
【0011】突条体4は、本体1の上面1aで、かつ挿
入口2から排出口3にかけて設けられていて、その形状
は、長いかまぼこ型を呈している。
【0012】手摺5は、本体1の右側(図1及び図2参
照)に設けられ、利用者の進入方向(図1及び図2の矢
印方向)に沿って本体1の長手方向と直列に設けられて
いるとともに、その高さは本体1の上面1aと同じに構
成されている。また、手摺5の長さは本体1の長さの約
半分程度に構成されている。
【0013】上述の構成において、視覚障害の利用者が
入場する例を説明する。今、視覚障害の利用者が、本体
1とその本体1の隣りに設けられた本体1′との間に形
成された改札通路Pの床面Gに配置された凹凸ブロック
B,B…に案内されて、本体1に近づいて来たとする。
そして、視覚障害の利用者は、乗車券を持った手を手摺
5に当てて本体1まで進むことができる。なお、この手
摺5は老人等にとっても便利である。
【0014】手摺5から手が離れると、直ぐに本体1の
挿入口2に手が触れるので、その挿入口2に乗車券を挿
入することができる。
【0015】本体1は、挿入された乗車券に記録されて
いるデ−タを演算処理してドアDを開く(ノ−マルオ−
プン型ではそのまま)改札処理を行なうとともに、乗車
券を排出口3へ排出する。
【0016】視覚障害の利用者は、突条体4に手を触れ
ながらさらに進むと、排出口3へ手が導かれて、その乗
車券を手にすることができる。
【0017】なお、本体1には、音声案内装置を設け
て、例えば「乗車券を忘れずに持ち去って下さい。」、
「この乗車券では乗車できません。」等の案内を行なう
ようにしてもよい。
【0018】以上のように、本実施例に係る自動改札機
は、手摺5で挿入口2を案内し、突条体4で排出口3を
案内するようにしたので、視覚障害の利用者にとって利
用しやすいものとすることができる。
【0019】
【考案の効果】本考案に係る自動改札機は、挿入口から
排出口へかけ本体の上面に、その上面と一体的に視覚
障害の利用者を案内する突条体を設けるようにしたの
で、視覚障害の利用者は、その突条体に手を触れて進め
ば、排出口の位置が分かるのでその利用者にとっては極
めて使いやすいものとすることができる。また、手摺を
設けたときは、挿入口へ自然に案内されるので、さらに
視覚障害の利用者にとって便利なものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る自動改札機の正面図で
ある。
【図2】図1の平面図である。
【符号の説明】
1 自動改札機本体(本体) 1a 上面 2 挿入口 3 排出口 4 突条体 5 手摺

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の進入側の自動改札機の本体の一
    端側の上部に設けられた挿入口に挿入された乗車券に記
    録されているデ−タに基づいて改札処理するとともに、
    その乗車券をその自動改札機の本体の他端からややその
    挿入口側寄りの上面に設けられた排出口から排出するよ
    うにした自動改札機において、 前記挿入口から前記排出口へかけ前記自動改札機の本
    体の上面に、その上面と一体的に視覚障害の利用者を案
    内する突条体を設けたことを特徴とする自動改札機。
  2. 【請求項2】 自動改札機の本体への通過方向手前で、
    かつその通過方向へ沿ってその自動改札機の本体の上面
    高さにほぼ等しい手摺を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の自動改札機。
JP667492U 1992-01-22 1992-01-22 自動改札機 Expired - Lifetime JP2578370Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP667492U JP2578370Y2 (ja) 1992-01-22 1992-01-22 自動改札機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP667492U JP2578370Y2 (ja) 1992-01-22 1992-01-22 自動改札機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0559563U JPH0559563U (ja) 1993-08-06
JP2578370Y2 true JP2578370Y2 (ja) 1998-08-13

Family

ID=11644920

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JP667492U Expired - Lifetime JP2578370Y2 (ja) 1992-01-22 1992-01-22 自動改札機

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56135289A (en) * 1981-02-26 1981-10-22 Tokyo Shibaura Electric Co Device for automatically checking ticket with telephone

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56135289A (en) * 1981-02-26 1981-10-22 Tokyo Shibaura Electric Co Device for automatically checking ticket with telephone

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Publication number Publication date
JPH0559563U (ja) 1993-08-06

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