JP2005301944A - 自動改札機 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動改札機の本体の改札通路内の利用者をとぎれることなく検知してクレジット(通行権)の管理を効果的に行えるようにする。
【解決手段】自動改札機の本体に人間検知器を改札通路内に位置する小児を含む全ての利用者を間断なく検知できるように設け、その改札通路を通過できる一つの通行権が発生した状態でその改札通路の入口側から利用者の進入が検知され、かつ、その利用者がその改札通路の中央位置よりも入口側寄りに設定された所定の無札者検知位置で検知されたときに、その一つの通行権をその無札者検知位置で検知された利用者に割当て、その割当てられた通行権をその利用者が改札通路の出口側から進出したとき、又はその利用者がその改札通路の入口側から戻りで進出したときに削除する通行権管理制御手段を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は自動改札機に係り、特に、改札通路内の利用者位置及び移動方向を連続してトレースでき、しかも、発生した改札通路を通過する一つの通行権を効果的に管理できるようにし、改札通路の短い自動改札機の本体に好適なものに関する。
従来、この種の自動改札機には、その自動改札機の本体に改札通路内の利用者(旅客)を検知する人間検知器が設けられている(特許文献1参照)。そして、自動改札機の制御器では、その人間検知器を用いて検知された改札通路内の利用者の位置データ及び乗車券(本発明で乗車券というときは、磁気券からなる普通乗車券や定期券、又はストアードフェアエード(SFカード)、あるいは非接触券からなる定期券又はSFカード等の各種乗車券類が含まれている。)に記録されている乗車券データに基づいて所定の入出場(入場又は出場を意味している。)の演算処理が行われるように構成されている。
従来の人間検知器について、図6を用いてさらに説明すると、この図6は、自動改札機の本体Gを構成する一対の筐体G1 ,G2 (G2 は、後述する図2参照)のうち、制御器Cの組込まれている主機に当る一方の筐体G1 を改札通路P側から見たときの正面図である。この筐体G1 の入口側(図示の右側)の上面には、磁気券からなる乗車券を投入するための投入口1が設けられているとともに、その投入口1よりも改札通路Pの内側の上面には、非接触券と交信するためのアンテナAが設けられている。また、この筐体G1 の出口側の上面には、利用者へ乗車券を返却するための取出口2が設けられている。さらに、この改札機本体Gの内側には、投入口1から投入された乗車券を取出口2又は図示しない集札箱まで搬送するカードハンドラが設けられている。
図6中、D1 ,D2 はドアであり、このうちドアD1 は改札通路Pの出口側(図示の例では左側)に設けられ、ドアD2 は改札通路Pの入口側に設けられている。これらドアD1 ,D2 は制御器Cによって開閉制御されて改札通路Pを開閉して利用者の通過を許可したり、または阻止できるように構成されている。そして、改札通路Pの出口側のドアD1 は、乗車券に記録されているデータ及び後述する人間検知器を構成するセンサの検知出力を基にして開閉制御され、改札通路Pの入口側のドアD2 は、改札通路Pを利用者が逆進してきたとき、すなわち、改札通路Pを出口側から入口側に進入したことを人間検知器が検知したときに閉じられるとともに、改札機本体Gが稼働停止中に閉じられるように構成されている。
図6中、S1 〜S6 は、光電素子からなる透過型センサであって、改札通路Pへの利用者の進入又は改札通路Pからの退出、さらに通過方向を検知するための人間検知器を構成し、改札機本体Gの筐体G1 ,G2 の側面に所定の間隔を保って設けられている。さらに、この人間検知器は、改札機本体Gの筐体G1 ,G2 の上面の改札通路Pと反対側で、その改札通路Pの通過方向に沿って設けられたセンサ取付ボックス3内にそれぞれ設けられている複数の反射型センサS1 ′〜S3 ′によっても構成されている。これら反射型センサS1 ′〜S3 ′は、改札通路P内の大人の利用者を検知できるように、改札通路Pの床面から所定高さ以上の物体(利用者)を検知できるように構成されている。したがって、人間検知器は、透過型センサS1 〜S6 及び反射型センサS1 ′〜S3 ′の両方で検知されたときはその利用者を大人の利用者と判定し、反射型センサS1 ′〜S3 ′で検知されることなく透過型センサS1 〜S6 のみで検知されたときはその利用者を子供(小児)の利用者と判定することができる。
改札機本体Gの筐体G1 の側面には、利用者に対して音声により所定の案内を行うためのスピーカ4が取付けられている。また、この改札機本体Gの筐体G1 の上面の出口側には、利用者に対して文字により所定の案内を行うための表示画面5が取付けられている。さらに、筐体G1 のセンサ取付ボックス3の上面で改札通路Pの出口側には、係員に対して無効券の発生及び利用者が子供である旨を報知するための報知灯6が設けられている。
特開2003−233845号公報の段落0012及び図1参照。
しかしながら、上記従来の自動改札機は、人間検知器を構成するセンサの改札通路の通過方向に対する設置間隔が比較的大きいので、利用者がセンサ間に位置したときに利用者を見失うという欠点があった。
また、従来の自動改札機は、有効な乗車券が使用されたとき、改札通路を通過できる権利、いわゆるクレジットを発生させ、その有効な乗車券の利用者が改札通路を通過したときにその発生したクレジットを削除する(消滅させる)処理を行っているが、利用者の身長が所定未満、例えば120cm未満の有料小児の場合、又は前屈み状態のような身長が所定に満たない姿勢の有料大人の場合には、無料扱いの利用者となるために、利用者通過によるクレジット削除が行えず、改札通路内に利用者が存在しなくなってから所定時間(例えば5〜10秒間)経過後にクレジットの削除を行わなければならないという欠点があった。
さらに、近年、自動改札機の設置面を小さくするために、自動改札機の本体の改札通路方向に沿う長さが短くなってきているので、従来の自動改札機のように、改札通路の中央部で無札者が検知されたときにドアを閉するよりも早い段階で無札者検知によるドア閉を実現したいという要望があった。このような要望は、自動改札機の本体内に組込まれるカードハンドラの実装密度が高くて小型化されたカードハンドラを組込んだ自動改札機、又は自動改札機の本体内にカードハンドラを組込む必要のない非接触券専用型の自動改札機において強かった。
そこで、本発明は、上記欠点を解決するとともに、上記要望に応えるためになされたものであって、その目的は、クレジットの管理を効果的に行えるようにするとともに、無札者の検知を早い段階で可能とすることのできる自動改札機を提供することにある。
本発明に係る自動改札機は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、自動改札機の本体に設けられている人間検知器を用いて検知された改札通路内の利用者の位置データ及び乗車券に記録されている乗車券データに基づいて入出場の所定の演算処理を行う自動改札機において、前記人間検知器を前記改札通路内に位置する小児を含む全ての利用者を間断なく検知できるように設け、その改札通路を通過できる一つの通行権が発生した状態でその改札通路の入口側から利用者の進入が検知され、かつ、その利用者がその改札通路の中央位置よりも入口側寄りに設定された所定の無札者検知位置で検知されたときに、その一つの通行権をその無札者検知位置で検知された利用者に割当て、その割当てられた通行権をその利用者が改札通路の出口側から進出したとき、又はその利用者がその改札通路の入口側から戻りで進出したときに削除する通行権管理制御手段を設けたことを特徴としている。
本発明の請求項2に記載の自動改札機は、利用者が改札通路の入口側から戻りで進出したときの一つの通行権の削除は、その利用者の進出の検知から所定時間経過後に行われることを特徴としている。
本発明の請求項3に記載の自動改札機は、人間検知器は、小児を含む全ての利用者を検知する透過型センサと大人の利用者のみを検知する反射型センサとから構成されていることを特徴としている。
本発明の請求項1に記載の自動改札機は、人間検知器を改札通路内に位置する小児を含む全ての利用者を間断なく検知できるように設け、その改札通路を通過できる一つの通行権が発生した状態でその改札通路の入口側から利用者の進入が検知され、かつ、その利用者がその改札通路の中央位置よりも入口側寄りに設定された所定の無札者検知位置で検知されたときに、その一つの通行権をその無札者検知位置で検知された利用者に割当て、その割当てられた通行権をその利用者が改札通路の出口側から進出したとき、又はその利用者がその改札通路の入口側から戻りで進出したときに削除する通行権管理制御手段を設けたので、発生した通行権、いわゆるクレジットは過不足なく管理することが可能となる。 本発明の請求項2に記載の自動改札機は、利用者が改札通路の入口側から戻りで進出したときの一つの通行権の削除は、その利用者の進出の検知から所定時間経過後に行われるので、所定時間以内であれば、戻りの利用者は、そのまま改札通路を通過することができる。
本発明の請求項3に記載の自動改札機は、人間検知器は、小児を含む全ての利用者を検知する透過型センサと大人の利用者のみを検知する反射型センサとから構成されているので、人間検知器を容易に実施することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る自動改札機の本体(以下、「改札機本体」という。)Gを構成する一対の筐体G1 ,G2 のうち、制御器Cの組込まれている主機に当る一方の筐体G1 を改札通路P側から見たときの正面図、図2は、その平面図である。なお、図中、G,G1 ,G2 ,1〜6、A及びD1 ,D2 は、上記図6と同一構成及び同一配置にあるので、これら構成要素について説明は省略する。
図中、A1 〜S13は透過型センサであり、また、S1 ′〜S4 ′は反射型センサであって、人間検知器を構成している。透過型センサS1 〜S13のうち、透過型センサS1 〜S11は、図1に示されるように、筐体G1 ,G2 (筐体G2 は筐体G1 と対称関係にある。)の側面の中央よりも少し上の位置で、改札通路Pの通過方向に沿って所定の間隔を保って配置されている。この所定の間隔は、小児を含む全ての利用者が改札通路P内に存在しているときは、いずれかの透過型センサ(S1 〜S11)で検知されるように、利用者を間断なく検知できるように(利用者をとぎれることなく検知できるように)決められている。また、透過型センサS12は、入口側の透過型センサS1 に対向し、かつ、その透過型センサS1 よりも少し入口側寄りに設けられ、その透過型センサS1 よりも下側(図示の例ではドアD2 を中間に挟んだ位置)に設けられ、さらに、透過型センサS13は、出口側の透過型センサS11に対向し、かつ、その透過型センサS11よりも少し出口側寄りに設けられ、その透過型センサS11よりも下側(図示の例ではドアD1 を中間に挟んだ位置)に設けられている。これら両センサS12,S13は、改札通路Pの入口側又は出口側において、利用者の進入と移動方向を速やかに検出できる機能を有している他に、必要に応じて、これら両センサS12,S13を用いて、改札通路P内に透過型センサS1 〜S11で検知されない身長の小児も、改札通路P内への進入及び改札通路P内からの進出を確実に検出することができる。
センサ取付ボックス3内に設けられる反射型センサS1 ′〜S4 ′は、上記図6に示される反射型センサS1 ′〜S3 ′よりも1個余分に設けられているとともに、配置関係も異なっている。すなわち、入口側に設けられる反射型センサS1 ′及び出口側に設けられる反射型センサS4 ′は、上記図6と同様に配置されているが、反射型センサS2 ′は、改札通路Pの中央位置よりも少し入口側に寄った位置に設けられ、反射型センサS3 ′は、改札通路Pの中央位置よりも少し出口側に寄った位置に設けられている。これら反射型センサS1 ′〜S4 ′は、上記図6の反射型センサS1 ′〜S3 ′と同様に、大人の利用者を検知できるように構成されている。これらセンサS1 〜S13,S1 ′〜S4 ′のうち、センサS5 ,S2 ′の位置は、本発明の「無札者検知位置」に相当している。
なお、これら反射型センサS1 ′〜S4 ′の代りに、筐体G1 ,G2 の上面から上方へ所定距離突出したセンサ取付バーを設け、そのセンサ取付バーに透過型センサを同様な配置関係を保って設けて大人の利用者を検知するようにしてもよい。
図1中、Cは、上記図6に示される制御器と同じ制御器であるが、これをさらに詳細に説明すると、図3のように構成されている。すなわち、この制御器Cは、CPUを中心に形成される演算部10を有している。この演算部10は、メモリ11に記憶されているシステムプログラム及びワーキングデータを用いて所定の演算処理を行えるように構成されている。そして、この演算部11には、図示しないI/O装置を介してカードハンドラを駆動制御するカードハンドラドライバ12と、ドアD1 ,D2 のドア駆動機構を駆動制御するドアドライバ13と、表示画面5の表示内容を駆動制御する表示ドライバ14と、上述した各センサS1 〜S13,S1 ′〜S4 ′のセンサ出力を入力するセンサアンプ15とが接続されている。また、この演算部10には、非接触券を処理するためのリーダライタ16も接続されている。このリーダライタ16には、非接触券と交信を行うためのアンテナAが接続されている。そして、このアンテナAは、非接触券とデータ授受を行う機能と、非接触券に電力を供給するための機能とを有している。なお、この演算部10には、係員処理ユニットドライバ等も接続されているが、ここでは省略されている。
以下、図4及び図5の説明図を用いて制御動作を説明する。なお、これら図4及び図5における四角形は、上記図1の改札機本体Gに相当し、これら四角形の上列の4個の点は、反射型センサS1 ′〜S4 ′に相当し、これら4個の点よりも下側の11個の点の列は、透過型センサS1 〜S11に相当し、さらに右下側の点は、透過型センサS12に相当し、左下側の点は、透過型センサS13に相当している。また、四角形を縦方向に縦断する鎖線は、改札通路Pの中央位置(図1では、スピーカ4及び透過型センサS6 を通る線)を示している。そして、四角形の右側は改札通路Pの入口側に、その四角形の左側は改札通路Pの出口側に相当している。
今、大人の利用者が有効な乗車券を用いて改札通路Pを通過しようとしているものとする(図4(a)参照)。その利用者が改札通路Pに進入して、透過型センサS12及び透過型センサS1 の検知順序により改札通路P内への進入と入口側から出口側への進入方向が検知される。そして、その利用者が透過型センサS5 又は反射型センサS2 ′により検知されたときに、有効な乗車券により発生しているクレジットは、その利用者のものと判定されて割当てられる。
そのクレジットの割当てられた利用者が透過型センサS6 で検知されたときは、その利用者は改札通路Pの中央部を通過したと判定され、さらに、その利用者が出口側の透過型センサS11,S13で検知された後、これら透過型センサS11,S13で検知されなくなったことをもって、クレジットの割当てられた利用者は、改札通路を入口側から出口側に向けて完全に通過したと判定されるとともに、発生したクレジットは削除される。
なお、図4及び図5では示されていないが、クレジットの発生していない大人の利用者が透過型センサS5 又は反射型センサS2 ′で検知されたときは、つまり、無札者が検知されたときは、ドアD1 が閉じられて改札通路Pの通過が阻止され、スピーカ4及び表示画面5を介して乗車券を用いての利用案内が行われるとともに、報知灯6が点灯して無札者の発生が係員に報知される。このように、無札者(有効券でない乗車券を用いたものも含む。)が発生したときは、改札通路Pの中央に進入する前にドアD1 を閉じて利用者に通過阻止を報知することができる。このため、改札通路P方向の長さの短い自動改札機であっても、無札者に効果的に対処することができる。
次に、小児の利用者が有効な乗車券を用いて改札通路Pを通過しようとしているものとする(図4(b)参照)。その利用者が改札通路Pに進入して、透過型センサS12及び透過型センサS1 の検知順序により改札通路P内への進入と入口側から出口側への進入方向が検知される。そして、その利用者が透過型センサS5 により検知されたときに、有効な乗車券により発生しているクレジットは、その小児の利用者のものと判定されて割当てられる。
そのクレジットの割当てられた小児の利用者が透過型センサS6 で検知されたときは、その小児の利用者は改札通路Pの中央部を通過したと判定され、さらに、その小児の利用者が出口側の透過型センサS11,S13で検知された後、これら透過型センサS11,S13で検知されなくなったことをもって、そのクレジットの割当てられた小児の利用者は、改札通路を入口側から出口側に向けて完全に通過したと判定されるとともに、発生したクレジットは削除される。
今、図4(c)に示されるように、前屈みの大人の利用者が有効な乗車券を用いて改札通路Pを通過しようとしているものとする。その前屈みの利用者が改札通路Pに進入して、透過型センサS1 及び反射型センサS1 ′の検知順序により改札通路P内への進入と入口側から出口側への進入方向が検知される。そして、その前屈みの利用者が透過型センサS5 又は反射型センサS2 ′により検知されたときに、有効な乗車券により発生しているクレジットは、その前屈みの利用者のものと判定されて割当てられる。
そのクレジットの割当てられた前屈みの利用者が透過型センサS6 で検知されたときは、その利用者は改札通路Pの中央部を通過したと判定され、さらに、その前屈みの利用者が出口側の透過型センサS11,S13で検知された後、これら透過型センサS11,S13で検知されなくなったことをもって、そのクレジットの割当てられた前屈みの利用者は、改札通路を入口側から出口側に向けて完全に通過したと判定されるとともに、発生したクレジットは削除される。
次に、図5を用いて有効な乗車券を用いた利用者が戻りの動作を行ったときの制御動作を説明する。
先ず、大人の利用者が有効な乗車券を用いて改札通路Pを通過しようとしているものとする(図5(a)参照)。その利用者が改札通路Pに進入して、透過型センサS12及び透過型センサS1 の検知順序により改札通路P内への進入と入口側から出口側への進入方向が検知される。そして、その利用者が透過型センサS5 又は反射型センサS2 ′により検知されたときに、有効な乗車券により発生しているクレジットは、その利用者のものと判定されて割当てられる。
次いで、その利用者により透過型センサS11,S13により改札通路Pからの進出が検出されることなく、改札通路P内の利用者位置を間断なく検知できるように配置されている透過型センサS1 〜S13又は反射型センサS1 ′〜S4 ′で利用者の戻り(出口側から入口側への移動)が検知されたときは、その利用者は戻りの状態にあると判定される。そして、その利用者が透過型センサS1 ,S12で改札通路Pから完全に進出したことが検出されると、その利用者の戻りは、終了したと判定され、その戻りの終了から所定時間(例えば5〜10秒間)経過後に、発生したクレジットは削除される。なお、この経過時間前であれば、クレジットが削除されていないので、改札通路を通過することができる。
今、小児の利用者が有効な乗車券を用いて改札通路Pを通過しようとしているものとする(図5(b)参照)。その小児の利用者が改札通路Pに進入して、透過型センサS12及び透過型センサS1 の検知順序により改札通路P内への進入と入口側から出口側への進入方向が検知される。そして、その小児の利用者が透過型センサS5 により検知されたときに、有効な乗車券により発生しているクレジットは、その小児の利用者のものと判定されて割当てられる。
次いで、その小児の利用者により透過型センサS11,S13により改札通路Pからの進出が検出されることなく、改札通路P内の利用者位置を間断なく検知できるように配置されている透過型センサS1 〜S13で利用者の戻りが検知されたときは、その小児の利用者は戻りの状態にあると判定される。そして、その利用者が透過型センサS1 ,S12で改札通路Pから完全に進出したことが検出されると、その利用者の戻りは、終了したと判定され、その戻りの終了から所定時間経過後に、発生したクレジットは削除される。なお、この経過時間前であれば、クレジットが削除されていないので、改札通路を通過することができる。
次に、図5(c)に示されるような、前屈みの大人の利用者が有効な乗車券を用いて改札通路Pを通過しようとしているものとする。その前屈みの利用者が改札通路Pに進入して、透過型センサS12及び透過型センサS1 の検知順序により改札通路P内への進入と入口側から出口側への進入方向が検知される。そして、その前屈みの利用者が透過型センサS5 又は反射型センサS2 ′により検知されたときに、有効な乗車券により発生しているクレジットは、その前屈みの利用者のものと判定されて割当てられる。
次いで、その前屈みの利用者により透過型センサS11,S13により改札通路Pからの進出が検出されることなく、改札通路P内の利用者位置を間断なく検知できるように配置されている透過型センサS1 〜S13又は反射型センサS1 ′〜S4 ′で利用者の戻りが検知されたときは、その前屈みの利用者は戻りの状態にあると判定される。そして、その前屈みの利用者が透過型センサS1 ,S12で改札通路Pから完全に進出したことが検出されると、その前屈みの利用者の戻りは、終了したと判定され、その戻りの終了から所定時間経過後に、発生したクレジットは削除される。なお、この経過時間前であれば、クレジットが削除されていないので、改札通路を通過することができる。
なお、上述の例では、改札機本体Gは、非接触券及び磁気券の両方を処理できる兼用型としたが、いずれか一方の専用型とすることもできる。非接触券専用型の場合は、当然のことながら、投入口1、取出口2及びこれら間に設けられるカードハンドラは省略される。
本発明に係る改札機本体を構成する一対の筐体のうちの一方の筐体を改札通路側から見たときの正面図である。 本発明に係る改札機本体を構成する一対の筐体の平面図である。 制御器のブロック図である。 制御動作を示す説明図である。 制御動作を示す説明図である。 従来の自動改札機の正面図である。
符号の説明
G 改札機本体(自動改札機の本体)
1 投入口
2 取出口
3 センサ取付ボックス
4 スピーカ
5 表示画面
D1 ,D2 ドア
S1 〜S13 透過型センサ
S1 ′〜S4 ′ 反射型センサ
C 制御器

Claims (3)

  1. 自動改札機の本体に設けられている人間検知器を用いて検知された改札通路内の利用者の位置データ及び乗車券に記録されている乗車券データに基づいて入出場の所定の演算処理を行う自動改札機において、
    前記人間検知器を前記改札通路内に位置する小児を含む全ての利用者を間断なく検知できるように設け、その改札通路を通過できる一つの通行権が発生した状態でその改札通路の入口側から利用者の進入が検知され、かつ、その利用者がその改札通路の中央位置よりも入口側寄りに設定された所定の無札者検知位置で検知されたときに、その一つの通行権をその無札者検知位置で検知された利用者に割当て、その割当てられた通行権をその利用者が改札通路の出口側から進出したとき、又はその利用者がその改札通路の入口側から戻りで進出したときに削除する通行権管理制御手段を設けたことを特徴とする自動改札機。
  2. 請求項1に記載の自動改札機において、利用者が改札通路の入口側から戻りで進出したときの一つの通行権の削除は、その利用者の進出の検知から所定時間経過後に行われることを特徴とする自動改札機。
  3. 請求項1又は2に記載の自動改札機において、人間検知器は、小児を含む全ての利用者を検知する透過型センサと大人の利用者のみを検知する反射型センサとから構成されていることを特徴とする自動改札機。
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