JP5442928B2 - 自動改札機 - Google Patents

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本発明は自動改札機に係り、特に、一人の利用者が複数枚の非接触型ICカードを同時に使用することのできる非接触式の自動改札機に関する。
近年、自動改札機は、利用者(旅客)の利便向上を図るために、定期券やSFカード等の乗車券媒体を無線機能を備えたICカードからなる非接触型ICカードとし、この非接触型ICカードを自動改札機の本体に設けられているアンテナに軽くタッチ又はそのアンテナの通信範囲にかざして(本発明では、このタッチもかざしの中に含めている。)入出場(入場又は出場を意味している。)できるようになってきている。また、自社線から他社線への乗継の利便を図る等の理由により、一人の利用者が複数枚の非接触型ICカードを同時にアンテナにかざして入出場できるようにすることも提案されている(特許文献1,2参照)。
特開2000−123121号 特開2000−276561号
一人の利用者が複数枚の非接触型ICカードを同時にアンテナにかざして入出場できるようにした場合は、利用者の利便向上が一層図られるという特長が得られる。しかし、全ての非接触型ICカードに対する新たな入出場データの書込終了前に処理が中断したときは、その後の再かざしの入出場処理の際、一部の非接触型ICカードの入出場サイクルが異常と判定される等の理由により支障をきたすので、入出場処理が途中で中断されたときの対策を講ずる必要があるとともに、その対策を効率よく行えるようにすることが望まれていた。
そこで、本発明は、上記要望に応えるためになされたものであって、その目的は、一人の利用者が複数枚の非接触型ICカードを同時にアンテナにかざして入出場する際、入出場処理が途中で中断されて再かざしが行われたときに、中断前のカードデータ効果的に利用して効率よく入出場処理ができる自動改札機を提供することにある。
本発明に係る自動改札機は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数枚の非接触型ICカードが自動改札機の本体のアンテナに同時にかざされたときにそれら複数枚の非接触型ICカードに記録されているカードデータを順に読み取り、その読み取られたカードデータを基に所定の入出場の演算処理を行い、その演算処理の結果、入出場を許可できると判定される有効券のときに、それら複数枚の非接触型ICカードに入出場に係る新たなデータを順に書き込む自動改札機であって、前記自動改札機の本体が前記複数枚全ての非接触型ICカードから新たなデータの書込終了を示す所定の信号を受信しないときに、改札通路の通過を阻止するとともに書込未了と判定する書込未了判定手段と、書込未了と判定されたときに、前記複数枚の非接触型ICカードの識別データ、読取データ及び書込データを所定のバッファに一時退避させたことを示す所定の識別記号を付して記憶させる記憶手段と、前記所定のバッファにデータが一時退避させて記憶されている状態で、再度、カードデータが読み取られ、その読み取られたカードデータの中の識別データ及び読取データがその所定のバッファに記憶されているカードデータのうちのいずれかの識別データ及び書込データと一致したときに再かざしと判定し、その一致したカードデータの読取データ及び新たに読み取られた残りのカードデータを用いて所定の入出場の演算処理を行う演算処理制御手段とを有することを特徴としている。
請求項2に記載の自動改札機は、演算処理制御手段において正常に入出場が終了したときに、所定のバッファに記憶されているデータを消去する消去手段を有することを特徴としている。
本発明の請求項3に記載の自動改札機は、自動改札機の本体は自社線と他社線との連絡改札口に設置されるものであることを特徴としている。
本発明の請求項4に記載の自動改札機は、複数枚の非接触型ICカードのうちの一部は自社線用の非接触型ICカードであり、残りは他社線用の非接触型ICカードであることを特徴としている。
本発明の請求項1に記載の自動改札機は、自動改札機の本体が複数枚全ての非接触型ICカードから新たなデータの書込終了を示す所定の信号を受信しないときに、改札通路の通過を阻止するとともに書込未了と判定する書込未了判定手段と、書込未了と判定されたときに、前記複数枚の非接触型ICカードの識別データ、読取データ及び書込データを所定のバッファに一時退避させたことを示す所定の識別記号を付して記憶させる記憶手段と、前記所定のバッファにデータが一時退避させて記憶されている状態で、再度、カードデータが読み取られ、その読み取られたカードデータの中の識別データ及び読取データがその所定のバッファに記憶されているカードデータのうちのいずれかの識別データ及び書込データと一致したときに再かざしと判定し、その一致したカードデータの読取データ及び新たに読み取られた残りのカードデータを用いて所定の入出場の演算処理を行う演算処理制御手段とを有しているので、再かざし時に、書込データの書き込みが終了している非接触型ICカードを救済して効率よく入出場処理を行うことができる。
本発明の請求項2に記載の自動改札機は、演算処理制御手段において正常に入出場が終了したときに、所定のバッファに記憶されているデータを消去する消去手段を有しているので、記憶容量を小さくして効率よく処理することができる。
本発明の請求項3に記載の自動改札機は、自動改札機の本体は自社線と他社線との連絡改札口に設置されるので、いわゆるワンラッチ型の自動改札機に効果的に対応することができる。
本発明の請求項4に記載の自動改札機は、複数枚の非接触型ICカードのうちの一部は自社線用の非接触型ICカードであり、残りは他社線用の非接触型ICカードであるので、自社線から他社線への乗継に効果的に対応することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。図1は本発明に係る自動改札機の本体(以下、「改札機本体」という。)Gを構成する一対の筐体のうち、一方の筐体G1を改札通路P側から見たときの正面図である。この改札機本体Gの筐体G1の入口側(図1において右側)の上面には、磁気券からなる乗車券(図示せず)を投入するための投入口1が設けられているとともに、その投入口1よりも改札通路Pの内側の上面には、図示しない無線通信機能を備えたICカードからなる非接触型ICカード(以下、「カード」という。)A,Bと交信するためのアンテナ2が設けられている。なお、図示の例では、利用者イが2枚のカードA,Bを積層して手に直接保持してアンテナ2にかざしている状態が示されているが、これらカードA,Bが図示しないカードケースに積層して収納し、そのカードケースをアンテナ2にかざす場合であってもよいことはもちろんである。
また、この筐体G1の出口側の上面には、利用者へ磁気券から乗車券を返却するための取出口3が設けられている。さらに、この改札機本体Gの内側には、図示しないが、投入口1から投入された乗車券を取出口3又は集札箱(図示せず)まで搬送する磁気ヘッド等を備えたカードハンドラが設けられている。
図中、D1,D2はドアであり、このうちドアD1は改札通路Pの出口側(図1に示す例では左側)に設けられ、ドアD2は改札通路Pの入口側に設けられている。これらドアD1,D2は後述する制御器によって開閉制御されて利用者の改札通路Pの通過を許可したり、または阻止できるように構成されている。そして、改札通路Pの出口側のドアD1は、乗車券類(磁気券からなる乗車券及び本発明に係るカード)を基にして開閉制御され、改札通路Pの入口側のドアD2は、改札通路Pを利用者が逆進してきたとき、すなわち、改札通路Pを出口側から入口側に進入したときに閉じられるとともに、改札機本体Gが稼動停止中に閉じられるように構成されている。
図1中、4a〜4fは、光電素子からなる透過型人間検知器であって、改札機本体Gの筐体G1の側面に所定の間隔を保って設けられている。さらに、この人間検知器は、改札機本体Gの筐体G1の上面の改札通路Pと反対側で、その改札通路Pの通過方向に沿って設けられたセンサ取付ボックス5内にそれぞれ設けられている赤外線を利用した測距式の反射型人間検知器6a〜6cによっても構成されている。この反射型人間検知器6a〜6cは、改札通路P内の大人の利用者を検知できるように、改札通路Pの床面から所定高さ以上の物体(利用者)を検知できるように構成されている。したがって、透過型人間検知器4a〜4f及び反射型人間検知器6a〜6cの両方で検知されたときは、その利用者を大人の利用者と判定し、反射型人間検知器6a〜6cで検知されることなく透過型人間検知器4a〜4fのみで検知されたときは、その利用者を子供(小児)の利用者と判定することができる。
上記透過型人間検知器4a〜4fは、改札通路P内への利用者の進入及び進出を検出するとともに、改札通路Pのほぼ中央部に設けられている透過型人間検知器4c,4dは、他の透過型人間検知器よりも間隔が狭く設けられていて、これら透過型人間検知器4c,4dの検知順序により利用者の進行方向を検知できるように構成されている。
上記改札機本体Gの筐体G1の側面には、利用者に対して音声により所定の案内を行うためのスピーカ7が取付けられている。また、この改札機本体Gの筐体G1の上面の出口側には、利用者に対して文字により所定の案内を行うための表示画面8が取付けられている。さらに、筐体G1のセンサ取付ボックス5の上面で改札通路Pの出口側には、係員に対して無効券の発生及び利用者が子供である旨を報知するための報知灯Lが設けられている。
図1中、Cは、改札機本体Gの制御動作を司る筐体G1内に設けられた制御器であり、その概略構成を示すブロック図が図2に示されている。この制御器Cは、ROM20に記憶されているシステムプログラム及びRAM21に記憶されているワーキングデータを用いて所定の演算処理を行う中央処理部(CPU)22を有している。そして、このCPU22には、I/Oユニット23を介して磁気券からなる乗車券を処理するカードハンドラ(図示せず)を駆動制御するカードハンドラドライバ24と、ドアD1,D2のドア駆動機構を駆動制御するドアドライバ25と、各人間検知器4a〜4f,6a〜6cの検知信号を入力するセンサアンプ26とが接続されている。またこのCPU22には、アンテナ2を接続し、カードA,Bを処理するためのリーダライタ27が接続されている。このリーダライタ27は、カードA,Bとデータ授受を行う機能と、カードA,Bに電力を供給するための機能とを有している。なお、I/Oユニット23には、表示画面8の表示内容を駆動制御する表示ドライバや報知灯Lを駆動制御するランプドライバ等も接続されているが、ここでは省略されている。
上記RAM21には、カードA,Bから読み取られたカードデータをそれぞれ記憶する今回バッファB1,B2と、これら今回バッファB1,B2に記憶されているカードデータをそれぞれ一時退避させて記憶させる前回バッファB11,B22が設けられている。これらバッファB1,B2、B11,B22については後述するが、今回バッファB1,B2には、今回読み取ったカードデータが記憶され、前回バッファB11,B22には、今回バッファB1,B2に記憶されているカードデータをコピーする形で記憶される。そして、カードデータがどのバッファに記憶されているかを示すために、所定の識別記号であるブロックカウント番号(blockcount〔No.〕)が付されて記憶される。図示の例では、blockcount〔0〕は今回バッファB1,B2に記憶されていることを表し、blockcount〔1〕は前回バッファB11,B22に記憶されていることを表している。したがって、今回バッファB1,B2から前回バッファB11,B22にカードデータがコピーされると、blockcount〔0〕はblockcount〔1〕となる。より具体的に説明すると。今回バッファB1,B2に記憶されているカードデータ中のカード識別データ(カードID)を含む所定のデータからなるポーリングデータ(PD)は、PD〔0〕→PD〔1〕として、読取データ(RD)は、RD〔0〕→RD〔1〕として、そして、書込データ(WD)は、WD〔0〕→WD〔1〕として前回バッファB11,B22に記憶される。
図3は、カードA,Bの電気的構成をブロック図である。これらはカードA,Bは同一構成であるので、カードAを例に説明すると、このカードAは、周知の無線通信機能を有する非接触型ICカードと同様に構成されている。すなわち、このカードAには、アンテナ30と、改札機本体G側と交信するための通信制御部31と、その通信制御部31と図示しないI/Oユニットを介して接続されているCPU32と、システムプログラムデータの他に所定のカードデータの記憶されているメモリ33と、改札機本体Gからの電力波をアンテナ30を介して受信し、カードAの駆動電力を生成する電力生成回路34とを有している。
上記メモリ33は、カードAの識別データ(カードID)を記憶するカードIDデータ記憶部33aと、乗車区間や有効期間等の所定の定期券データを記憶する定期券データ記憶部33bと、カードAが定期券の乗車区間外(定期券データが有効期間切れ等により無効券のときは、定期券の乗車区間内も含む。)で使用されたときに、乗車運賃を減額処理する普通乗車券の機能を有する金額データ(SFデータ)を記憶するSFデータ記憶部33cとを有している。また、図示しないが、このメモリ33には、所定の入場データ及び出場データを記憶する記憶部等も設けられているが、ここでは省略されている。カードBも同様に構成されている。
以下、改札機本体Gが自社線と他社線との連絡改札口に設置されるワンラッチ型の自動改札機のときの制御動作を図4のフローチャート及び図5〜図6の説明図を用いて説明する。今、改札機本体Gが稼動していて、利用者イによりその改札機本体Gのアンテナ2にカードA,Bが同時にかざされたとする(ステップ100肯定。以下、ステップを「S」とする。)。なお、ここでは、これらカードA,Bは、2枚でこのワンラッチ型の自動改札機を介して通過できる有効券であるとする。
カードA,Bがアンテナ2にかざされると、カードA,Bにそれぞれ記録(記憶)されているカードデータが読取られてRAM21の今回バッファB1,B2にそれぞれ記憶され、その記憶されたカードデータを用いてCPU22により所定の入出場の演算処理が行われ、その演算処理の結果である新たな入出場データが
カードA,Bにそれぞれ送信されてカードA,Bのメモリ33にそれぞれ書き込まれる(記憶される)(S102、S104、S106)。なお、図4のフローチャートでは省略されているが、上述の演算処理の結果、有効期間切れ等で入出場を許可できないと判定されたときは、ドアD1が閉じられて改札通路Pの通過が阻止されるとともに、スピーカ7及び表示画面8を介して精算処理等の所定の案内が行われる。この場合は、カードA,Bに対しての新たな入出場データの書込みは行われない。
カードA,Bのメモリ33に新たな入出場データがそれぞれ書き込まれたことを示す所定の信号が所定の時間内に改札機本体G(CPU22)に受信されたときは(S108肯定)、CPU22は、一連の入出場処理が正常に終了したと判定してドアD1が開かれて改札通路Pの通過が許可され(S122)、今回バッファB1,B2に記憶されていたカードデータは消去され、次客用とされる。
カードA,Bのメモリ33に新たな入出場データがそれぞれ書き込まれたことを示す所定の信号が所定の時間内に改札機本体G(CPU22)に受信されないときは(S108否定)、カードA,Bの今回バッファB1,B2に記憶されていたカードA,Bの全てのカードデータが一時退避させたことを示す所定の識別記号であるブロックカウント番号(blockcount〔1〕)を付してRAM21の前回バッファB11,B22にそれぞれ記憶(コピー)され、ドアD1が閉じられて改札通路Pの通過が阻止されるとともに、スピーカ7及び表示画面8を介して再かざしが案内される(S110)。今回バッファB1,B2から前回バッファB11,B22にカードデータがコピーされると、その今回バッファB1,B2に記憶されていたカードデータは消去され、新たなカードデータの記憶が可能となる。図5には、カードBから新たな入出場データが書き込まれたことを示す所定の信号が所定の時間内に改札機本体Gに受信されずに書込未了と判定され、今回バッファB1,B2から前回バッファB11,B22にカードデータがコピーされた状態が示されている。
利用者イが改札通路から出ることなくカードA,Bがアンテナ2に再びかざされると、いわゆる振り返り再かざしが行われると(S112肯定。図1のカードA,Bの破線で示される矢印参照。)、又は人間検知器4a〜4f,6a〜6cで利用者イが改札通路Pから出たことが検知された後、再びかざされると、いわゆる未了放棄再かざしが行われると(S112否定、S114肯定、S116肯定)、再びカードデータの読み取りが行われ、その読み取られたカードデータに基いて、再度、CPU22により所定の入出場の演算処理が行われ、その演算処理の結果、一連の入出場処理が正常に終了したと判定されたときはドアD1が開かれて(改札機本体Gがノーマルオープン型のときはそのまま)改札通路Pの通過が許可され、今回バッファB1,B2及び前回バッファB11,B22に記憶されていたカードデータは消去され、次客用とされる(S118、S120、S122)。
図6は、上述のS120における再読取時のCPU22のリーダライタ部(R/Dドライバ)の制御動作を示したもので、最初にカードAのカードデータの読み取りが行われた場合を示し、図7は最初にカードBのカードデータの読み取りが行われた場合を示している。なお、カードA,Bがアンテナ2にかざされたときにいずれのカードから読み取りが開始されるかは決められておらず、カードA,Bの積層状態、かざし姿勢等によりカードAが先に読み取られ、あるいはカードBが先に読み取られる。
最初にカードAのカードデータの読み取りが行われ、しかもそのカードAの書き込みが終了しているとき、その読み取られたカードデータのPD(カードID)及びRD(読取データ)は、カードAの前回バッファB11に記憶されているカードデータのPD(カードID)及びWD(書込データ)と一致するので、この場合は、前回バッファB11に記憶されているRD(読取データ)と次に読み取られるカードBのカードデータとを用いて所定の入出場の演算処理が行われる(図6参照)。またこの場合は、カードAの書き込みが終了しているので、そのカードAに対する書き込みは行われずにカードBのみに対して所定の入出場の演算処理書の結果である新たな入出場に係るデータが書き込まれる(図8参照)。
また、最初にカードBのカードデータの読み取りが行われ、しかもそのカードBの書き込みが終了しているとき、その読み取られたカードデータのPD(カードID)は、前回バッファB11に記憶されているカードAのカードデータのPD(カードID)と一致しないので、次の前回バッファB22のカードデータと照合される。この照合により、読み取られたカードデータのPD(カードID)及びRD(読取データ)は、カードBの前回バッファB22に記憶されているカードデータのPD(カードID)及びWD(書込データ)と一致するので、この場合は、前回バッファB22に記憶されているRD(読取データ)と次に読み取られるカードAのカードデータとを用いて所定の入出場の演算処理が行われる(図7参照)。またこの場合は、カードBの書き込みが終了しているので、そのカードBに対する書き込みは行われずにカードAのみに対して所定の入出場の演算処理書の結果である新たな入出場に係るデータが書き込まれる。
なお、上述の例では、改札機本体Gは磁気券からなる乗車券及びカードの両方を処理できる兼用型としたが、もちろん、カードのみを処理する専用型としてもよい。また、改札機本体Gはワンラッチ用としたが入場用又は出場用の通常の自動改札機としてもよい。この場合は、カードA,Bは共に自社線のカードとなる。さらに上述の例では、カードはカードA,Bの2枚としたが、このことは、カードが複数枚であることを意味している。したがって、本発明で「2枚のカード」というときは、3枚以上のカードの場合も含んでいる。そしてこの場合は、その枚数に対応した数の今回バッファ及び前回バッファが用意される。
本発明に係る改札機本体を改札通路側から見たときの正面図である。 制御器の電気的構成を示すブロック図である。 カードの電気的構成を示すブロック図である。 制御動作を示すフローチャートである。 制御動作を示す説明図である。 制御動作を示す説明図である。 制御動作を示す説明図である。 制御動作を示す説明図である。
符号の説明
A、B 非接触型ICカード(カード)
G 自動改札機の本体(改札機本体)
1 筐体
1,D2 ドア
1 投入口
2 アンテナ
3 取出口
4a〜4f 透過型人間検知器
5 センサ取付ボックス
6a〜6c 反射型人間検知器
7 スピーカ
8 表示画面
L 報知灯
C 制御器
21 RAM
1,B2 今回バッファ
11,B22 前回バッファ
22 CPU
イ 利用者(旅客)

Claims (4)

  1. 複数枚の非接触型ICカードが自動改札機の本体のアンテナに同時にかざされたときにそれら複数枚の非接触型ICカードに記録されているカードデータを順に読み取り、その読み取られたカードデータを基に所定の入出場の演算処理を行い、その演算処理の結果、入出場を許可できると判定される有効券のときに、それら複数枚の非接触型ICカードに入出場に係る新たなデータを順に書き込む自動改札機であって、
    前記自動改札機の本体が前記複数枚の全ての非接触型ICカードから新たなデータの書込終了を示す所定の信号を受信しないときに、改札通路の通過を阻止するとともに書込未了と判定する書込未了判定手段と、
    書込未了と判定されたときに、前記複数枚の非接触型ICカードの識別データ、読取データ及び書込データを所定のバッファに一時退避させたことを示す所定の識別記号を付して記憶させる記憶手段と、
    前記所定のバッファにデータが一時退避させて記憶されている状態で、再度、カードデータが読み取られ、その読み取られたカードデータの中の識別データ及び読取データがその所定のバッファに記憶されているカードデータのうちのいずれかの識別データ及び書込データと一致したときに再かざしと判定し、その一致したバッファの読取データ及び新たに読取られた残りのカードデータを用いて所定の入出場の演算処理を行う演算処理制御手段と、
    を有することを特徴とする自動改札機。
  2. 請求項1に記載の自動改札機において、前記演算処理制御手段において正常に入出場が終了したときに、前記所定のバッファに記憶されているデータを消去する消去手段を有することを特徴とする自動改札機。
  3. 請求項1又は2に記載の自動改札機において、その自動改札機の本体は、自社線と他社線との連絡改札口に設置されるものであることを特徴とする自動改札機。
  4. 請求項3に記載の自動改札機において、前記複数枚の非接触型ICカードのうちの一部は自社線用の非接触型ICカードであり、残りは他社線用の非接触型ICカードであることを特徴とする自動改札機。
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