JP2014063261A - 自動改札機および自動改札システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数枚の非接触式ICカードを用いた改札処理を正確に行える自動改札機、および自動改札システムを提供する。
【解決手段】複数のICカードを併用する場合、利用者が入場時に利用する複数のICカード全てを翳し、入場用の自動改札機は、入場時に翳された全てのICカードに利用者が翳した全ICカードを示す複数利用情報を含む入場情報を記憶し、出場用の自動改札機は、利用者が翳す何れかのICカードから読み取った複数利用情報で示される入場時に翳された全てのICカードがあることを確認し、入場時に翳された全てのICカードが確認できた場合、それらのICカードの組合せにより出場判定を行う。これにより、出場時に利用者が提示する複数のICカードのうち一部のICカードを捕捉できずに、利用者が意図しない出場判定が行われることを防止できる。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、自動改札機および自動改札システムに関する。
鉄道やバスなどの交通機関では、非接触式ICカードをICSVカードあるいはIC定期券として改札処理を行う自動改札機が運用されている。自動改札機は、通行者が提示する非接触式ICカードから読み取った情報によって改札処理を行う。しかしながら、複数枚のICカードを組み合わせた通行判定を行う場合、自動改札機は、利用者が提示した複数のICカードのうち何れかのICカードとの通信に失敗すると、利用者が意図しない不適切な通行判定を行ってしまう可能性がある。
特開2008−197846号公報
本発明が解決しようとする課題は、複数枚の非接触式ICカードを用いた改札処理を正確に行える自動改札機、および自動改札システムを提供することを目的とする。
実施形態によれば、自動改札システムは、第1の通信手段と入場判定手段と書込手段と入場制御手段とを有する入場用の改札機と、第2の通信手段と確認手段と出場判定手段と出場制御手段とを有する出場用の改札機とを有する。入場判定手段は、第1の通信手段により1人の利用者が提示する複数のICカードと通信する場合、前記複数のICカードから読み取った情報により入場判定を行う。書込手段は、入場判定手段により入場許可と判定した場合、第1の通信手段により通信した複数のICカードの全てに当該利用者が提示した全ICカードを示す複数利用情報を含む入場情報を書き込む。確認手段は、第2の通信手段により通信するICカードから複数利用情報を読み取った場合、前記複数利用情報で示される複数のICカードの全てと通信状態であるか否かを確認する。出場判定手段は、確認手段により複数利用情報で示される複数のICカードと通信状態であることを確認した場合、通信状態の各ICカードから読み出した情報により出場判定を行う。出場制御手段は、出場判定手段による判定結果に従って利用者の出場を制御する。
実施形態に係る自動改札機の外観構成を示す外観図。 実施形態に係る自動改札機の制御系統の構成例を示すブロック図。 実施形態に係るカードリーダライタの構成例を示すブロック図。 実施形態に係るICカード内の構成例を示すブロック図。 実施形態に係る改札処理としての入場処理の動作例を説明するためのフローチャート。 実施形態に係る改札処理としての出場処理の動作例を説明するためのフローチャート。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る自動改札機1の外観構成を概略的に示す斜視図である。
図1に示すような自動改札機1は、例えば、鉄道関係の駅の改札口等に設置され、利用者に対する入場業務や出場業務などの通行制御(改札処理)を行うものである。自動改札機1は、例えば、2台1組で1つの改札用の通路を形成している。自動改札機1は、改札用の通路を1方向にのみ通過可能な入場専用あるいは出場専用の専用機として用いられる場合と、改札用の通路を両方向に通過可能な両用機として用いられる場合とがある。自動改札機1は、予め入場用の専用機、出場用の専用機、あるいは、両用機に設定されるようになっている。
自動改札機1は、カード処理端末装置として機能し、無線によるデータ通信が可能な無線通信機器としての非接触式(無線式)のICカードCに記憶されている情報に基づいて改札処理を行う機能を有する。また、自動改札機1は、非接触式ICカードの通信機能を有する携帯電話機などの携帯型の情報端末機に記憶されている情報に基づいて改札処理を行う機能を有するものであっても良い。以下の説明では、自動改札機1の改札処理において、複数の非接触式ICカードCが用いられる場合について説明するが、非接触式の無線通信機能を有する携帯型の情報端末機と非接触式ICカードCとの組み合わせを用いる場合も同様に実現できる。
上記非接触式ICカード(以下、単に、ICカードとも称する)Cは、自動改札機1により乗車券として処理されるものであり、定期券(以下、IC定期券とも称する)、運賃精算のための料金前払い方式のストアードフェアカード(以下、ICSVカードとも称する)、あるいは、運賃精算のための料金後払い方式のカードなどの機能を有する。上記ICカードCを所持する利用者は、上記自動改札機1が形成する通路を通過する場合、自身が所持しているICカードCを所定の通信領域に提示する。すると、自動改札機1では、利用者が提示した全てのICカードCを捕捉(通信状態)し、各ICカードに記録されている情報を読み取る。自動改札機1は、各ICカードから読み取った情報に基づいて通行の可否を判断し、その判断結果に基づいて当該利用者の通行を制御するとともに、改札処理の結果としての情報を当該ICカードCに書き込む。
図1に示す構成例では、自動改札機1を形成する筐体上面の一端部には、上記のような乗車券として用いられるICカードCとの無線通信(データの読取及び書込み)を行うためのカードリーダライタ3が設けられている。上記カードリーダライタ3は、電波の送受信を行うアンテナ(図示しない)及び送受信回路などにより構成されている。
上記自動改札機1を形成する筐体上面の他端部には、利用者や駅員などに対して案内を行うための案内表示部5が設けられている。上記案内表示部5は、例えば、液晶表示装置などにより構成される。
上記自動改札機1を形成する筐体の通路側の側面の両端部には、それぞれ通行者の通行の許可不許可を行う開閉動作可能なドア6、6が設けられている。上記ドア6は、利用者が所持するICカードCの判定結果、及び、人間検知センサの検知結果などに基づいて開閉制御されるようになっている。
上記自動改札機1を形成する筐体上面には、小児券や無効券が投入されたことなどの動作状態を表示する状態表示部7が設けられている。
上記自動改札機1を形成する筐体上面のセンサカバー内には、人間検知センサ11〜17が設けられている。さらに、自動改札機1を形成する筐体の通路側の側面には、人間検知センサ21〜26が設けられている。上記人間検知センサ11〜17、21〜26は、反射型の検知センサ、あるいは透過型の検知センサにより構成される。上記人間検知センサ11〜17、21〜26は、通路内の人間を検知するものである。これらの人間検知センサ11〜17、21〜26の検知結果に基づいて通路を通過中の利用者の位置、あるいは、利用者が大人か子供かなどが判定されるようになっている。
また、入場用或いは出場用の専用機として用いられる自動改札機1では、利用者が通行する方向が定められており、その方向に対して利用者が通路に進入する側のドアは開放された状態となっており、通路を退場する側のドアが通行可否の判定結果などに応じて制御される。これに対して、上記両用機として用いられる自動改札機1では、利用者が通行する方向が予め決まっていない。このため、上記両用機として用いられる自動改札機1では、図示しない接近センサなどの検知結果に基づいて自動改札機に接近してきた利用者を検知し、利用者が接近してきた側からの通行を制御する。
すなわち、両用機として用いられる自動改札機1では、利用者の接近してきた方向に応じて通路の通行方向が決定され、入場用の自動改札機として機能するか、出場用の自動改札機として機能するかが切り替えられる。このような自動改札機1は、利用者の接近してきた方向に応じた通路の通行方向に対して、利用者が通路に進入する側のドア6を開放し、退場する側のドア6を通行可否の判定結果などに応じて制御する。また、両用機として用いられる自動改札機1では、利用者の接近に応じて通行方向が決定されるため、利用者が自動改札機1近傍にいない場合には両側のドア6が開放された状態で待機するようになっている。
なお、上記自動改札機1にて磁気式記録媒体としての磁気式乗車券も処理可能としても良い。この場合、自動改札機1は、上面の一端部(通路の進入口側の端部)に有効期間や利用区間などの改札情報が磁気エンコード記録された磁気式乗車券(定期券や普通乗車券など)が投入される投入口が設けられ、上面の他端部(通路の退出口側の端部)に案内表示部5の手前に投入口から受入れた磁気式乗車券を排出する取出口が設けられる。
図2は、上記のように構成された自動改札機1の制御系統の構成を示すものである。
図2に示すように、自動改札機1は、制御部31により全体が制御される。上記制御部31には、ROM(リード・オンリ・メモリ)32、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)33、データメモリ34、表示制御回路36、ドア開閉機構37、人間検知センサ11〜17、21〜26、カードリーダライタ3、および、伝送制御回路38などが接続されている。
制御部31は、CPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)などにより構成され、ROMなどのメモリに記憶されているプログラムを実行することにより種々の処理機能を実現する。たとえば、制御部31は、CPUがプログラムを実行することにより、1又は複数のICカードから読み取った情報に基づく入場又は出場の判定処理(入場判定手段、出場判定手段)、特定のICカードとの通信状態を確認する確認処理(確認手段)、カードリーダライタ3を制御してICカードに情報を書き込ませる書込処理(書込手段)、ドアの開閉などを制御した利用者の入場又は出場を制御する入場又は出場の通行制御処理(入場制御手段、出場制御手段)などを実現する。
上記ROM32は、予めデータが記憶されている不揮発性のメモリで構成される。例えば、上記ROM32には、制御部31により実行される制御プログラムや制御データなどが記憶されている。上記RAM33は、一時的にデータを記憶する揮発性メモリで構成される。例えば、上記RAM33は、上記制御部31にて実行される制御プログラムなどのバッファメモリとして機能する。
上記データメモリ34は、書き換え可能な不揮発性メモリにより構成される。上記データメモリ34には、例えば、運賃情報や上位装置としてのホストコンピュータ(図示しない)からダウンロードされたデータなどが記憶されている。
上記表示制御回路36は、上記案内表示部5の表示制御を行うものである。例えば、上記表示制御回路36は、上記制御部31からの指示に応じて上記案内表示部5に通行の可否を示す情報などを表示する。上記ドア開閉機構37は、上記ドア6を開閉する機構である。上記ドア開閉機構37は、上記制御部31による制御に基づいて上記ドア6を開閉駆動するようになっている。
また、上記カードリーダライタ3は、上記制御部31からの動作指示に基づいてICカードCとのデータの送受信を行うようになっている。上記伝送制御回路38は、ホストコンピュータ(図示しない)などの上位装置とのデータ通信を行うインターフェースである。
次に、上記カードリーダライタ3の構成例について説明する。
図3は、上記カードリーダライタ3の構成例を示すブロック図である。
上記カードリーダライタ3は、図3に示すように、制御部41、メモリ42、インターフェース43、送受信回路44、アンテナ45などを有している。
上記制御部41は、カードリーダライタ全体の制御を司るものである。上記メモリ42は、上位装置として上記自動改札機1本体の制御部31から与えられたデータや上記ICカードCとの通信データなどを一時的に記憶するものである。上記インターフェース43は、上記自動改札機本体の制御部31とのデータの送受信を行うインターフェースである。
上記送受信回路44は、上記アンテナ45を介して上記ICカードCとのデータの送受信を行うものである。上記送受信回路44は、例えば、変復調回路、送信回路、受信回路などにより構成されている。上記アンテナ45は、無線電波を送信したり、無線電波を受信したりするものである。上記送受信回路44及び上記アンテナ45は、自動改札機1の送信手段あるいは通信手段として機能し、上記通信範囲内のICカードCとの無線通信を行う。
次に、上記ICカードCの構成例について説明する。
図4は、上記ICカードCの構成例を示すブロック図である。
ICカードCは、図4に示すように、CPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)51、ROM52、RAM53、不揮発性メモリ54、送受信回路55、アンテナ56、および電源生成部57を有している。上記CPU51、ROM52、RAM53、不揮発性メモリ54、送受信回路55及び電源生成部57などの各部は、ICチップにより構成され、ICチップと送受信回路55とを接続したモジュールMがプラスチックなどで形成されたカード状の本体(筐体)内に埋設されたICカードCを構成している。
上記CPU51は、ICカードの制御手段としての機能し、ICカード全体の制御を司るものである。CPU51は、ROM52、或いは不揮発性メモリ54などのメモリに記憶されたプログラムを実行することにより種々の処理機能を実現する。たとえば、CPU51は、ROM52に記憶されたプログラムを実行することにより、カードリーダライタ3から受信したコマンドに応じた各種の処理を実現するようになっている。
上記ROM52は、プログラムメモリとして機能し、例えば、マスクROMなどの書換え不可能な不揮発性メモリにより構成されている。上記ROM52には、当該ICカードCの動作を司る制御プログラムやデータなどが記憶されている。カードリーダライタ3などの外部からの種々のコマンドに対する当該ICカードCの動作は、上記ROM52に記憶される各コマンドに対応する各制御プログラムにより実現される。
上記RAM53は、ワーキングメモリとして機能し、書換え可能な揮発性メモリにより構成されている。上記RAM53は、例えば、外部との通信データや上記CPU51により実行される種々の処理における作業用のデータなどを一時的に記憶するバッファメモリとして利用される。
上記不揮発性メモリ54は、書換え可能な不揮発性のデータメモリとして機能し、たとえば、EEPROMやフラッシュメモリなどの記憶内容が書換え可能な不揮発性のメモリにより構成されている。上記不揮発性メモリ54には、当該ICカードの使用目的や使用用途に応じた運用データとしての各種データが格納(記憶)される。本実施の形態において、不揮発性メモリ54には、少なくとも乗車券情報および改札情報が記録されるものとする。
上記不揮発性メモリ54に記憶される乗車券情報は、定期券、運賃精算のためのSFカード、あるいは、運賃精算のための料金後払い方式のカードとして当該ICカードCを使用するための情報である。乗車券情報は、自動改札機1等の駅務機器による処理によって一部の情報が書き換えられる。たとえば、乗車券情報は、カード固有の番号であるカード番号、カード発行会社情報、券種を示す券種情報、利用可能な利用区間(乗車区間)を示す利用区間情報、定期券情報(定期区間、有効期間)、SFカードの残額情報、個人情報(氏名、連絡先等)、利用ログ情報などの情報である。
また、上記不揮発性メモリ54に記憶される改札情報は、自動改札機1による改札処理によって書き込まれる情報である。たとえば、自動改札機1での入場処理では、入場時間、入場駅、入場フラグ、および、複数利用情報(複数のICカードを利用する場合)などの入場情報が改札情報として不揮発性メモリ54に書き込まれ、自動改札機1での出場処理では、出場時間、出場駅、および、出場フラグなどの出場情報が改札情報として不揮発性メモリ54に書き込まれる。
上記送受信回路55は、上記アンテナ56を介して上記カードリーダライタ3などの外部機器とのデータ通信を行うものである。上記送受信回路55は、例えば、変調回路、復調回路、送信回路及び受信回路などにより構成される。上記アンテナ56は、電波の送受信を行うものである。上記アンテナ56は、例えば、当該ICカードCの筐体内に埋設され、上記CPU51、ROM52、RAM53、不揮発性メモリ54、送受信回路55及び電源生成部57などの機能を有するICチップに接続されている。
上記送受信回路55及び上記アンテナ56は、ICカードの通信手段として機能し、上記カードリーダライタ3とのデータの送受信を実現するものである。例えば、上記カードリーダライタ3から電波で送信されたコマンドは、上記アンテナ56により受信されて受信信号として上記送受信回路55に供給される。上記送受信回路55では、上記アンテナ56から供給された受信信号を復調して上記CPU51へ供給するようになっている。また、当該ICカードC内で生成された送信データは、上記送受信回路55により変調されて上記アンテナ56を介して外部へ送信される。
上記電源生成部57は、ICカードの電源生成手段として機能し、アンテナ56が受信した電力波から動作電圧を生成するものである。上記電源生成部57は、上記アンテナ56が受信した電力波から生成した動作電圧を当該ICカードC内の各部に供給するようになっている。
次に、上記自動改札機1と上記ICカードCとの通信制御について概略的に説明する。
上述したように、上記ICカードCは、無線通信により外部機器とのデータ通信を行う機能を有し、乗車券情報および改札情報などを記憶している。このようなICカードCに対して自動改札機1は、上記カードリーダライタ3により種々の処理命令をコマンドとして送信する。これらの自動改札機1からのコマンドに対してICカードCでは、受信したコマンドに対応する処理を実行し、その実行結果を自動改札機1へ返すようになっている。
また、自動改札機1は、複数のICカードと通信可能な状態となりうる。たとえば、複数のICカードを所持している利用者は、それらのICカードを1つのカードケース等に収納した状態で所持していることが多い。このような場合、利用者がICカードをカードケースごと提示すると、自動改札機1のカードリーダライタ3の通信範囲内には、複数のICカードが存在することとなる。このように、複数のICカードを所持している1人の通行者が複数のICカードを一括してカードリーダライタ3の通信範囲内に提示した場合、自動改札機1のカードリーダライタ3は、複数のICカードとの通信が可能な状況となる。また、本実施形態に係る自動改札機1は、複数のICカードによる通行制御を行う機能を有する。自動改札機1では、複数のICカードとの通信を行って、それらのICカードから読み取った複数の乗車券情報の組み合わせに基づいて通行の可否を判定する機能を有している。
複数のICカードが通信範囲内に存在する場合、カードリーダライタ3は、各ICカードに対してコマンドを送信し、そのコマンドに対するレスポンスを各ICカードから受信することにより各ICカードとの通信を行う。1つのカードリーダライタ3と複数のICカードとの無線通信は、種々の制御方式により実行可能である。ここでは、カードリーダライタ3が複数のICカードを順次選択して各ICカードとの通信を行うものとする。
自動改札機1では、待機状態において、ICカードCからの応答を要求する信号をカードリーダライタ3から発信することによりポーリングを行っている。なお、人間検知センサにより自動改札機1に接近する人間を検知した場合にのみ、自動改札機1は、ポーリングを行うようにしても良い。上記のような応答要求を受信したICカードは、それぞれ自動改札機1へ応答信号を出力する。ICカードCからの応答を受信すると、自動改札機1は、応答を発信した各ICカードCとの通信を開始する。
複数のICカードが通信範囲内に存在する場合、各ICカードは、それぞれが自動改札機1からのポーリングに対して応答信号を出力する。複数のICカードからの応答信号を受信した場合、自動改札機1は、各ICカードとの通信を行うために、各ICカードを識別する。たとえば、自動改札機1は、各ICカードから識別番号を取得し、取得した識別番号によって識別される各ICカードとの通信を選択的に実行できる。
次に、実施形態に係る自動改札機1による改札処理について説明する。
まず、自動改札機1による複数のICカードCに対する入場時の処理(入場処理)について説明する。
図5は、自動改札機1による複数のICカードCに対する入場処理の例を説明するためのフローチャートである。
たとえば、自動改札機1は、駅の改札口に並べられる。改札口に並べられた自動改札機1は、入場用の通路と出場用の通路とを形成している。入場用の自動改札機1は、待機状態において、入場用の通路の入口側に設けられたカードリーダライタ3により入場しようとする利用者が提示する1又は複数のICカードに対するポーリングを行っている。
一例として、利用者がIC定期券とICSVとの2つのICカードを利用するものとする。この場合、利用者は、2つのICカードを自動改札機1におけるカードリーダライタ3の通信範囲内に提示する。すると、利用者が提示した2つのICカードは、それぞれ自動改札機1のカードリーダライタ3が発信している電波により起動して、ポーリングに対する応答信号を発信する。
自動改札機1のカードリーダライタ3は、ICカードがポーリングに対して出力する応答信号を受信する(ステップS11)。制御部31は、カードリーダライタ3が受信するICカードからの応答信号を取得する。制御部31は、カードリーダライタ3が受信する応答信号により通信範囲に提示された各ICカードとの通信状態を確立(捕捉)し、1人の利用者が複数のICカードを提示しているか否かを判断する(ステップS12)。
たとえば、制御部31は、最初の応答信号を受信してからの所定時間を応答許容時間として他のICカードからの応答信号を受信できた否かにより複数のICカードが提示されたか否かを判断する。また、制御部31は、人間検知センサ11〜17、21〜26により入場用の通路内あるいは入場用の通路に接近する各利用者の位置を検出し、1人の利用者がICカードを提示できる所定の領域に存在する間を応答許容期間とし、その応答許容期間内に受信した応答信号により複数のICカードが提示されたか否かを判断するようにしても良い。
複数のICカードを提示していないと判断した場合(ステップS12、NO)、制御部31は、利用者が提示する1つのICカードを用いた入場処理を行う(ステップS13)。たとえば、制御部31は、利用者が提示した1つのICカードの有効性をチェックし、当該ICカードから読み取った情報により入場の可否を判定する。この場合、制御部31は、入場許可と判定すれば、当該ICカードに入場日時などの入場情報を書き込んでドアを開放し、入場不可と判定すれば、ドアを閉鎖する。
また、1人の利用者が複数のICカードを提示していると判断した場合(ステップS12、YES)、制御部31は、利用者が提示した複数のICカードに対して個々に有効性をチェックする(ステップS14)。すなわち、制御部31は、各ICカードが、IC定期券、ICSVあるいはその他の乗車券として有効であるかをチェックする。たとえば、制御部31は、ICカードに対する乗車券情報(例えば定期券)の有効期限、および、入出場サイクルの正当性などを各ICカードの有効性としてチェックする。
各ICカードに対する有効性チェックを行うと、制御部31は、利用者が提示した複数のICカード(通信状態となったICカード)に有効性がない(無効)と判定されたICカードが存在するか否かを判定する(ステップS15)。無効と判定されたICカードが存在すると判定した場合(ステップS15、NO)、制御部31は、無効なカードが提示された旨を案内表示部5に表示し(ステップS16)、ドア6を閉鎖することにより当該利用者の入場を阻止する(ステップS17)。
また、利用者が提示した複数のICカードが全て有効であると判定した場合(ステップS15、YES)、制御部31は、有効であると判定した各ICカードから読み取った情報に基づいて入場判定を行う(ステップS18)。ただし、利用者が提示した複数のICカードに有効性がないと判定されたICカードが存在した場合、制御部31は、有効と判定された1又は複数のICカードを用いて入場判定を行うようにして良い。
利用者が提示した複数のICカードから読み取った情報に基づく入場判定では、何れか1枚のICカードに記憶されている情報によって入場可と判定される場合が多いと想定される。このような場合であっても、制御部31は、利用者の不利益とならないように入場判定を行う。たとえば、IC定期券とICSVとが提示された場合、制御部31は、定期区間内であるかを優先的に判定し、定期区間内であればICSVから料金の引き去りなどを行うことなく入場可であると判定する。また、IC定期券とICSVとが提示された場合、制御部31は、定期区間内でなければICSVから所定金額(例えば初乗り料金)の引き去りなどを行うことで入場可とすると判定する。
上述したような入場判定により入場不可と判定した場合(ステップS19、NO)、制御部31は、入場判定が不可となった旨を案内表示部5に表示し(ステップS20)、ドアを閉鎖することにより当該利用者の入場を阻止する(ステップS17)。
また、入場判定により入場可と判断した場合(ステップS19、YES)、制御部31は、カードリーダライタ3を用いて利用者が提示した複数のICカードの全てに複数利用情報を含む入場情報を書き込む書込み処理を行う(ステップS21)。複数利用情報は、利用日、複数利用フラグ、および、併用する各ICカードの識別情報などを含む情報である。たとえば、利用者が第1のICカード(例えば、IC定期券)と第2のICカード(例えば、ICSV)との2つのICカードを提示したものとする。この場合、第1のICカードに記憶する複数利用情報には第2のICカードの識別情報が含まれ、第2のICカードに記憶する複数利用情報には第1のICの識別情報が含まれる。また、入場情報としては、複数利用情報の他に、入場日時、入場場所(入場駅)および入場フラグなどの情報が含まれる。
利用者が提示した複数のICカードへの入場情報の書き込み処理が正常終了できなかった場合(ステップS22、NO)、制御部31は、提示されたICカードへの書き込みが正常でない事を示す案内を案内表示部5に表示し(ステップS23)、ドア6を閉鎖することにより当該利用者の通行を阻止する(ステップS17)。
利用者が提示した複数のICカードへの入場情報の書き込み処理が正常終了した場合(ステップS22、YES)、制御部31は、案内表示部5に入場可である旨を案内表示し(ステップS24)、ドア6を開放することにより当該利用者の通行を許可する(ステップS25)。なお、出場処理に必要な情報の書き込みが完了し、出場処理には影響がない一部の情報の書き込みに失敗した場合には、制御部31は、書込み処理が未了であることを案内表示部5により案内しつつ、ドア6を開放して当該利用者の入場を許可するようにしても良い。
次に、自動改札機1による複数のICカードCに対する出場時の処理(出場処理)について説明する。
図6は、自動改札機1による複数のICカードCに対する出場処理の例を説明するためのフローチャートである。
出場用の自動改札機1は、待機状態において、出場用の通路の入口側に設けられたカードリーダライタ3により出場しようとする利用者が提示する1又は複数のICカードに対するポーリングを行っている。たとえば、出場しようとする利用者が2つのICカードをカードリーダライタ3の通信範囲内に提示すると、2つのICカードは、それぞれ自動改札機1のカードリーダライタ3が発信している電波により起動してポーリングに対する応答信号を発信する。
自動改札機1のカードリーダライタ3は、ICカードがポーリングに対して出力する応答信号を受信する(ステップS31)。制御部31は、カードリーダライタ3により受信したICカードからの応答信号を取得する。応答信号を受信すると、制御部31は、応答信号の発信元のICカードに複数利用情報が記憶されているか否かを判断する(ステップS32)。たとえば、制御部31は、応答信号を発信したICカードから複数利用情報を読み取れるか否かにより、複数利用情報が有るか否かを判断する。
応答信号の発信元のICカードに複数利用情報が記憶されていないと判断した場合(ステップS32、NO)、制御部31は、応答信号の発信元の1つのICカードによる出場処理を行う(ステップS33)。たとえば、制御部31は、利用者が提示した1つのICカードの有効性をチェックし、当該ICカードから読み取った情報により出場の可否を判定する。制御部31は、出場許可と判定すれば当該ICカードに出場日時、出場駅および出場フラグなどの出場情報を書き込んでドア6を開放し、出場不可と判定すればドア6を閉鎖する。
また、応答信号の発信元のICカードが複数利用情報を記憶していると判断した場合(ステップS32、YES)、制御部31は、当該ICカードから複数利用情報を取得し、取得した複数利用情報で示される複数のICカードが全て通信状態となっているか否かを判断する(ステップS34)。たとえば、制御部31は、複数利用情報で示される複数のICカードからの応答信号を受信済みか否かにより全てのICカードと通信状態となっているか否かを判断する。
複数利用情報で示される全てのICカードとの通信状態が確立されていないと判断した場合(ステップS34、NO)、制御部31は、1人の利用者に対する応答許容期間内であれば(ステップS35、NO)、通信状態となっていないICカード(応答信号が未受信のICカード)からの応答信号の受信待ち状態とし、応答信号を受信ごとに全てのICカードと通信状態となったか否かの判断を行う。
たとえば、制御部31は、最初の応答信号を受信してから所定時間を応答許容期間とする。また、制御部31は、人間検知センサ11〜17、21〜26により出場用の通路内あるいは出場用の通路に接近する各利用者の位置を検出し、1人の利用者がICカードを提示できる所定の領域に存在する間を応答許容期間としても良い。
応答許容期間内に全てのICカードと通信状態にならなかった場合(ステップS35、NO)、つまり、入場時に利用者が提示した全てのICカードとの通信ができなければ、制御部31は、当該利用者に対する出場処理をエラーとして処理する。すなわち、入場時に利用者が提示した全てのICカードとの通信ができなければ、制御部31は、提示したICカードが不足している事、あるいはICカードとの通信エラーである事を案内表示部5に表示し(ステップS36)、ドア6を閉鎖することにより(ステップS37)、当該利用者の出場を阻止する。
複数利用情報で示される全てのICカードと通信状態になった場合(ステップS35、YES)、つまり、入場時に利用者が提示した全てのICカードと通信できた場合、制御部31は、通信状態となっている複数のICカード(複数利用情報で示される全てのICカード)から読み取った情報に基づいて出場判定を行う(ステップS38)。
利用者が提示した複数のICカードから読み取った情報に基づく出場判定では、利用者の不利益とならないように複数のICカードから読み取った情報を組み合わせた出場判定を行う。たとえば、IC定期券とICSVとが提示された場合、制御部31は、定期区間を基準として定期区間外分の料金をICSVから引き去り可能か否かにより出場の可否を判定する。また、少なくとも1つのICSVが含まれる場合、制御部31は、出場判定処理において出場の可否を判定するとともに、どのICSVから幾らの金額を引き去るかも判定する。たとえば、複数のICSVが提示された場合、制御部31は、残額の少ない方を優先的に料金の引き去り対象とするような料金決済を行うようにしても良い。
上述したような出場判定により出場不可と判定した場合(ステップS39、NO)、制御部31は、出場判定が不可となった旨を案内表示部5に表示し(ステップS40)、ドア6を閉鎖することにより当該利用者の入場を阻止する(ステップS37)。
また、出場判定により出場可と判断した場合(ステップS39、YES)、制御部31は、カードリーダライタ3を用いて利用者が提示した複数のICカードの全てに出場情報を書き込む書込み処理を行う(ステップS41)。たとえば、制御部31は、出場情報としては、出場日時、出場場所(出場駅)および出場フラグなどの情報を各ICカードに書き込む。この場合、入場時に各ICカードに記録された複数利用情報は消去するようにしても良い。また、出場可の条件としてICSVからの金額の引き去りが必要であると判定された場合、制御部31は、ICSVの残額情報を書き換えることにより、出場するために必要な金額をICSVから引き去る処理も行う。
全てのICカードへの出場情報の書き込み処理が正常終了できなかった場合(ステップS42、NO)、制御部31は、全ICカードへの書き込みが完了していない事を示す案内を案内表示部5に表示し(ステップS43)、ドア6を閉鎖することにより当該利用者の出場を阻止する(ステップS37)。
また、複数のICカードへの出場情報の書き込み処理が正常終了した場合(ステップS42、YES)、制御部31は、案内表示部5に出場可である旨を案内表示し(ステップS44)、ドア6を開放することにより当該利用者の通行を許可する(ステップS45)。
上記のように、本実施形態に係る自動改札システムにおいて、複数のICカードを併用する場合、利用者が入場時に利用する複数のICカード全てを翳し、入場用の自動改札機は、入場時に翳された全てのICカードに利用者が翳した全ICカードを示す複数利用情報を含む入場情報を記憶し、出場用の自動改札機は、利用者が翳す何れかのICカードから読み取った複数利用情報で示される入場時に翳された全てのICカードがあることを確認し、入場時に翳された全てのICカードが確認できた場合、それらのICカードの組合せにより出場判定を行う。
これにより、出場時に利用者が提示する複数のICカードのうち一部のICカードを捕捉できずに、利用者が意図しない出場判定が行われることを防止できる。たとえば、出場時に利用者がICSVとIC定期券との組合せで出場判定したい場合、本実施形態の自動改札システムでは、入場時にIC定期券とICSVとにお互いの識別情報を含む複数利用情報を書き込んでおき、出場時にはIC定期券が捕捉できなければ、ICSVだけでの精算(出場判定)を行ず、エラーとして処理する。これにより、IC定期券が捕捉できずにICSVから過剰な運賃(IC定期券の定期区間分の運賃を含めた運賃)が徴収されてしまうことを防止できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
C…ICカード、1…自動改札機、3…カードリーダライタ、5…案内表示部、6…ドア、11〜17、21〜26…人間検知センサ、31…制御部、32…ROM、33…RAM、34…データメモリ、36…表示制御回路、37…ドア開閉機構。

Claims (7)

  1. 入場用の改札機と出場用の改札機とを有する自動改札システムにおいて、
    前記入場用の改札機は、
    入場しようとする利用者が提示するICカードと通信する第1の通信手段と、
    前記第1の通信手段により1人の利用者が提示する複数のICカードと通信する場合、前記複数のICカードから読み取った情報により入場判定を行う入場判定手段と、
    前記入場判定手段により入場許可と判定した場合、前記第1の通信手段により通信した前記複数のICカードの全てに当該利用者が提示した全ICカードを示す複数利用情報を含む入場情報を書き込む書込手段と、
    前記書込手段による前記複数のICカードに対する入場情報の書込が正常終了した場合、当該利用者の入場を許可する入場制御手段と、を有し、
    前記出場用の改札機は、
    出場しようとする利用者が提示するICカードと通信する第2の通信手段と、
    前記第2の通信手段により通信するICカードから複数利用情報を読み取った場合、前記複数利用情報で示される複数のICカードの全てと通信状態であるか否かを確認する確認手段と、
    前記確認手段により前記複数利用情報で示される複数のICカードと通信状態であることと確認した場合、前記通信状態の各ICカードから読み出した情報により出場判定を行う出場判定手段と、
    前記出場判定手段による判定結果に従って利用者の出場を制御する出場制御手段と、を有する、
    を具備する自動改札システム。
  2. 前記複数利用情報は、1人の利用者が提示した複数のICカードのうち自己以外の他のICカードの識別情報を含み、
    前記確認手段は、前記第2の通信手段により通信状態となった1つのICカードから読み取った複数利用情報に含まれる識別情報を有する全てのICカードと通信状態であるか否かを確認する、
    前記請求項1に記載の自動改札システム。
  3. さらに、前記確認手段により前記複数利用情報で示される全てのICカードとの通信状態が確認できない場合、当該利用者に対する出場処理をエラーとする処理手段を有する、
    前記請求項1又は2の何れか1項に記載の自動改札システム。
  4. 利用者の入場を制御する入場用の自動改札機において、
    入場しようとする利用者が提示するICカードと通信する第1の通信手段と、
    前記第1の通信手段により1人の利用者が提示する複数のICカードと通信する場合、前記複数のICカードから読み取った情報により入場判定を行う入場判定手段と、
    前記入場判定手段により入場許可と判定した場合、前記第1の通信手段により通信した前記複数のICカードの全てに当該利用者が提示した全ICカードを示す複数利用情報を含む入場情報を書き込む書込手段と、
    前記書込手段による前記複数のICカードに対する入場情報の書込が正常終了した場合、当該利用者の入場を許可する入場制御手段と、
    を有する自動改札機。
  5. 利用者の出場を制御する出場用の自動改札機において、
    出場しようとする利用者が提示するICカードと通信する通信手段と、
    前記通信手段により通信するICカードから複数利用情報を読み取った場合、前記複数利用情報で示される複数のICカードの全てと通信状態であるか否かを確認する確認手段と、
    前記確認手段により前記複数利用情報で示される複数のICカードと通信状態であることと確認した場合、前記通信状態の各ICカードから読み出した情報により出場判定を行う出場判定手段と、
    前記出場判定手段による判定結果に従って利用者の出場を制御する出場制御手段と、
    を有する自動改札機。
  6. 前記複数利用情報は、1人の利用者が提示した複数のICカードのうち自己以外の他のICカードの識別情報を含み、
    前記確認手段は、前記通信手段により通信状態となった1つのICカードから読み取った複数利用情報に含まれる識別情報を有する全てのICカードと通信状態であるか否かを確認する、
    前記請求項5に記載の自動改札機。
  7. さらに、前記確認手段により前記複数利用情報で示される全てのICカードとの通信状態が確認できない場合、当該利用者に対する出場処理をエラーとするエラー処理手段を有する、
    前記請求項5又は6の何れか1項に記載の自動改札機。
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