JP2014182504A - 駅務機器、及び改札機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 より利便性の高い駅務機器、及び改札機を提供する。
【解決手段】 一実施形態に係る駅務機器は、利用者の所持するICカードから改札内で行われた決済の内容を示す決済情報及び切符情報を読み取る読取部と、入場駅と出場駅とが異なる場合、前記切符情報に基づいて通行の可否を判定する第1の通行判定部と、入場駅と出場駅とが同じである場合、前記決済情報に基づいて通行の可否を判定する第2の通行判定部と、前記第1の通行判定部または前記第2の通行判定部の判定結果に基づいて、前記利用者の通行を制御する通行制御部と、を具備する。
【選択図】 図5

Description

本発明の実施形態は、駅務機器、及び改札機に関する。
鉄道の駅には、各種の駅務処理を行なう駅務機器が設置されている。駅務機器は、例えば、改札機、券売機、精算機、または窓口端末などである。これらの駅務機器は、入場券、定期券、及び乗車券などに対して種々の処理を行う。
例えば、入場券、定期券、及び乗車券などは、所定の情報が記憶されるICカードなどにより構成されるものがある。またさらに、ICカードは、利用者の所持する携帯電話などに内蔵されるものも一般的に知られている。
またさらに、ICカードに記憶されている情報に基づいて、物品の販売の際の決済を行う決済端末などが一般的に実用化されている。
特開2002−260023号公報
近年、改札内の商業施設が充実している。また、鉄道を利用することなく、改札内の商業施設を利用したいという需要も高まっている。しかし、現状の駅務機器では、ICカードを用いて改札内に入場した場合、入場した駅の改札から出場することができないという課題がある。
本発明は、より利便性の高い駅務機器、及び改札機を提供することを目的とする。
一実施形態に係る駅務機器は、利用者の所持するICカードから改札内で行われた決済の内容を示す決済情報及び切符情報を読み取る読取部と、入場駅と出場駅とが異なる場合、前記切符情報に基づいて通行の可否を判定する第1の通行判定部と、入場駅と出場駅とが同じである場合、前記決済情報に基づいて通行の可否を判定する第2の通行判定部と、前記第1の通行判定部または前記第2の通行判定部の判定結果に基づいて、前記利用者の通行を制御する通行制御部と、を具備する。
図1は、一実施形態に係る駅務システムについて説明するための説明図である。 図2は、一実施形態に係る駅務システムについて説明するための説明図である。 図3は、一実施形態に係る駅務システムについて説明するための説明図である。 図4は、一実施形態に係る駅務システムについて説明するための説明図である。 図5は、一実施形態に係る駅務システムについて説明するための説明図である。
以下、図面を参照しながら駅務システムについて詳細に説明する。
鉄道各社の駅に設置される券売機、改札機、及び精算機などの駅務機器は、駅務システムを構成する。駅務システムは、鉄道などの交通機関において種々の駅務処理を行なう。各駅務機器は、乗車券を処理することにより、利用者に鉄道機関を利用させることができる。各駅務機器は、例えば各駅に設置される監視盤の制御に基づいて動作する。監視盤は、各駅務機器の運用状況及び運用データなどの管理を行なう。
なお、駅務システムの各駅務機器は、路線内の複数の駅にも設置される。これにより、駅務システム全体が構成される。このような駅務システムでは、各駅において、利用者に対する駅構内への入場あるいは駅構内からの出場などに関する業務を各駅務機器を用いて実施している。
図1は、駅務システム100について説明するための説明図である。
図1に示す駅務システム100は、種々の駅務機器を備える。駅務システム100は、例えば、券売機110、決済端末120、及び改札機140などの駅務機器を備える。
券売機110は、種々の乗車券を発行する発行装置として機能する。券売機110は、例えば利用者により入力される操作に基づいて入場券、普通乗車券、自由席特急券及び指定席特急券などの料金券、並びに精算券(総じて切符と称する)を発行するためのデータ(切符情報)を生成する。券売機110は、生成した切符情報に基づいて磁気乗車券、または二次元コードを用いた乗車券などを発行する。
また、券売機110は、利用者により入力される操作に基づいて、利用者の所持するICカード(IC乗車券)180の残額をチャージする。券売機110は、ICカード180にチャージ残額の積み増しを行うことができる。また、券売機110は、ICカード180を使った精算時に不足金額に応じた金額をチャージすることができる。
決済端末120は、駅の改札内の店舗などに設置される。決済端末120は、料金の決済を行うことができる。決済端末120は、店舗に設置されるレジスタ、またはネットワーク上で決済を行う装置である。決済端末120は、ICカード180と通信を行うことにより、ICカード180に記憶されている残額情報を読み出すことができる。さらに、決済端末120は、読みだした残額情報を決済に用いることができる。また、決済端末120は、決済の結果を決済情報としてICカード180に書き込むことができる。なお、ICカード180は、複数の決済情報を履歴として記憶することができる。
改札機140は、駅の改札口などに設置される。改札機140は、利用者の所持する乗車券、及び/または切符としてのICカード180に対して改札処理を行う。
券売機110は、切符としてのICカード180の発行を行う。例えば、券売機110は、ICカード180を処理する処理部と、ICチップ及びアンテナを有する媒体を収容する収容部を備える。また、このICチップは、種々の情報を記憶することができるメモリを備える。なお、ICカード180を処理する処理部は、ICカード180のアンテナと無線通信することができるアンテナを備える。券売機110は、このアンテナを介してICカード180と無線通信を行うことができる。
ICカード180を発行する場合、券売機110は、収容部に収容されている媒体に対して無線通信を行い、切符情報をICチップに書き込む。これにより、券売機110は、切符としてのICカード180を発行する。さらに、券売機110は、ICカード180に運賃として利用される金銭的価値(残額)をチャージする処理を行う構成であってもよい。
ICカード180のICチップのメモリは、例えば、残額情報、乗降履歴などの切符情報と、決済情報とを記憶する。残額情報は、運賃の精算に利用可能である金額を示す情報である。乗降履歴は、改札を受ける際に記録される乗車と降車の履歴を示す情報である。決済情報は、上記したように決済端末120による決済の結果を示す情報である。即ち、決済情報は、改札内で行われた決済の内容を示す情報である。
また、券売機110は、利用者の所持するICカード180を読み取ることができる。券売機110は、ICカード180を挿入することができるスロットを備える。券売機110は、スロットに挿入されたICカード180と無線通信を行う。なお、券売機110は、スロットではなく、ICカード180と無線通信をする為のアンテナの位置が券売機110の筐体に示された構成であってもよい。
図2は、一実施形態に係る決済端末120について説明するための説明図である。
決済端末120は、制御部121、記憶部122、表示部123、操作部124、ICカード処理部128を備える。
制御部121は、決済端末120の動作を制御する。記憶部122は、決済端末120の制御に必要な制御データを予め格納している。
表示部123は、制御部121の制御に基づいて種々の情報を表示する。表示部123は、液晶表示器などで構成されている。この表示部123は、制御部121による制御に基づいて、決済端末120を操作する操作者及び利用者に対して決済に必要な各種操作を案内する画面を表示する。
操作部124は、利用者による操作入力に基づいて操作信号を生成する。操作部124は、各種ボタン、または、接触を検知し、検知した接触の位置に基づいて操作信号を生成するタッチパネルなどにより構成される。操作部124は、制御部121による制御に基づいて、利用者による各種操作の入力を受け付ける。例えば、操作部124は、決済に必要な情報の入力を受け付ける。
ICカード処理部128は、ICカード180に対して種々の処理を行う。例えば、ICカード処理部128は、ICカード180と無線通信を行う為のアンテナを備える。
例えば、ICカード処理部128は、利用者の所持するICカード180を読み取ることができる。ICカード処理部128は、ICカード180を挿入することができるスロットを備える。ICカード処理部128は、スロットに挿入されたICカード180と無線通信を行う。
なお、ICカード処理部128は、スロットではなく、ICカード180と無線通信をする為のアンテナの位置が決済端末120の筐体に示された構成であってもよい。
また、決済端末120は、店舗での販売物などのバーコードの読み取り、または操作入力に基づいて精算額を算出する。決済端末120は、ICカード処理部128によりICカード180と通信を行い、ICカード180に記憶されている残額情報を読み出す。さらに、決済端末120は、ICカード180の残額情報から精算額を差し引くことにより、決済を行うことができる。また、決済端末120は、決済の結果を決済情報としてICカード180に書き込む。即ち、決済情報は、決済が行われた日時、金額、店舗などを示す。ICカード180は、複数の決済情報を履歴として記憶することができる。
なお、決済端末120は、現金により決済された場合に決済情報を生成し、決済情報をICカード180に書き込む構成であってもよい。この場合、決済端末120は、現金で精算額の決済を行う場合、ICカード180の所持者にICカード180をICカード処理部128と通信可能な状態にすることを促す表示を表示部123に表示する。さらに、決済端末120は、現金で精算額の決済が行われた場合、決済情報を生成し、生成した決済情報をICカード処理部128によりICカード180に書き込む。このように、決済に現金が用いられる場合であっても、決済端末120は、決済情報をICカード180に書き込むことができる。
図3及び4は、改札機140の構成の例を示す。
改札機140は、切符としてのICカード180から情報を読み取り改札処理を行う。なお、ICカード180は、利用者の所持する携帯電話などに内蔵されるものであってもよい。
改札機140は、駅の改札口などに設置される。改札機140は、改札口で利用者の所持する切符から取得する情報に基づいて、改札処理を行う。これにより、改札機140は、利用者の通行の可否を判断する。
図3及び図4により示されるように、改札機140は、主制御部141、ICカード処理部143、ドア制御部144、ドア145、表示部146、及び本体147を備える。主制御部141、ICカード処理部143、ドア制御部144、及び表示部146は、例えばバスなどを介して互いに接続される。
主制御部141は、改札機140の各部の動作を統合的に制御する。主制御部141は、切符情報に基づいて通行判定を行う。主制御部141は、通行判定の結果に基づいてドア制御部144を制御する。さらに、主制御部141は、通行判定の結果に基づいて種々の案内を表示部146に表示するように表示部146を制御する。
なお、主制御部141は、CPU、ROM、RAM、及び不揮発性メモリなどを備える。CPUは、種々の演算処理を行う。CPUは、ROMに記憶されている制御プログラム及び制御データに基づいて種々の処理を行う。例えば、CPUは、ROMに記憶されているプログラムを実行することにより、通行判定、ドア制御部144の制御、及び表示部146による表示処理を行う。
ROMは、予め改札機140の制御用のプログラム及び制御データなどを記憶する不揮発性のメモリである。RAMは、ワーキングメモリとして機能する揮発性のメモリである。RAMは、CPUの処理中のデータなどを一時的に格納する。また、RAMは、CPUが実行するプログラムを一時的に展開して格納する。
不揮発性メモリは、CPUが実行する処理において用いられるプログラム及びデータを記憶する記憶部である。不揮発性メモリは、通行判定、ドア制御部144の制御、及び表示部146による表示処理などに用いるデータを記憶する。例えば、不揮発性メモリは、運賃データなどを記憶する。
ICカード処理部143は、利用者が所持する切符としてのICカード180に対して処理を行う。ICカード処理部143は、送受信部を備える。送受信部は、例えば、ICカード180のアンテナを無線通信を行う為のアンテナなどを備える。送受信部は、アンテナによりICカード180と無線通信を行う。送受信部は、アンテナから放射される電波が届く範囲(送受信可能エリア)内に存在するICカード180を検知する。送受信部は、ICカード180を検知する場合、ICカード180との間でコマンド及びレスポンスを送受信し、ICカード180から切符情報を読み取る。
ICカード180は、上記したように、残額情報、及び乗降履歴などの切符情報と、決済情報とを記憶する。ICカード処理部143は、読み取った切符情報及び決済情報を主制御部141に送信する。
なお、利用者が駅構内に入場する場合、ICカード処理部143は、主制御部141の制御に基づいて、ICカード180のメモリに入場情報を書き込む。また、利用者が駅構内から出場する場合、ICカード処理部143は、主制御部141の制御に基づいて、ICカード180に出場情報を書き込む。改札機140は、入場情報及び出場情報を切符情報の一部として書き込む。
図3により示されるように、ドア145は、改札機140の本体147の側面部に設置されている。また、通常、複数の改札機140が改札口に並列に設置される。複数の改札機140の本体147により少なくとも1つ以上の通路が形成される。ドア145は、この通路を塞ぐように開閉する。
表示部146は、主制御部141の制御に基づいて、種々の案内を表示する。表示部146は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ、または他の表示装置などのうちのいずれかを備える。例えば、表示部146は、通行の可否、残額情報が示す金額、定期券の有効期限、及び、利用者を窓口に誘導する案内などを表示する。
改札機140は、通常、ドア145を開いた状態で維持する。即ち、改札機140のドア制御部144は、ドア145を閉める動作を待つ状態となる。
ここで、例えば、主制御部141による通行判定が行われたとする。主制御部141は、通行判定において、通行不可と判定した場合、ドア145を閉じるようにドア制御部144を制御する。この場合、ドア制御部144は、ドア145を閉じるようにドアの開閉機構のモータなどを動作させる。これにより、改札機140は、通行不可と判定された切符を所持する利用者の通行を防ぐことができる。
図5は、改札機140による改札処理の例を示す。なお、ここでは、出場時の改札機140の改札処理について説明する。
上記したように、ICカード処理部143は、ICカード180を読み取る(ステップS11)。これにより改札機140は、切符情報、及び決済情報を取得する。また、改札機140は、切符情報に基づいて直前の入場情報を取得することができる。これにより、改札機140は、ICカード180の所持者が入場した入場駅を認識することができる。
改札機140は、認識した入場駅と、出場駅が同駅であるか否か判断する(ステップS12)。即ち、改札機140は、認識した入場駅と、改札機140が設置されている駅とが同じ駅であるか否か判断する。
入場駅と出場駅とが異なる駅である場合、改札機140は、通行判定を行う。これにより、改札機140は、通行判定が可であるか不可であるか判定する(ステップS13)。即ち、改札機140は、認識した入場駅と、不揮発性メモリなどにより記憶されている運賃データと、に基づいて引き去り額(運賃)を算出する。この為に、改札機140は、入場駅、出場駅、及び金額が対応付けられたテーブルなどを不揮発性メモリに保持する。改札機140は、このテーブルに基づいて運賃を算出し、算出した運賃をICカード180の残額情報から差し引くようにICカード処理部143を制御する。改札機140は、ICカード180の残額情報が運賃以上である場合、利用者の通行を可と判定する。
改札機140は、通行判定が可である場合、利用者の通行を促す表示を表示部146に表示させ、ドア145を開くようにドア制御部144を制御する(ステップS14)。
また、改札機140は、入出場時にICカード処理部143によりICカード180に入出場情報(乗降履歴)を書き込んでもよい。主制御部141は、この入場情報及び出場情報などの履歴を示す乗降履歴に基づいて、過去の出場情報及び入場情報の正当性を判断し、正当であると判断した場合、通行判定を行う構成であってもよい。
また、通行判定が不可である場合、主制御部141は、ドア145を閉めるようにドア制御部144に制御信号(閉信号)を送信する(ステップS15)。ドア制御部144は、ドア145の開閉を制御することにより、利用者の通行を制御する。ドア制御部144は、ドア145の開閉を制御するドア開閉機構(図示せず)を備える。ドア制御部144は、主制御部141からの閉信号の有無に基づいて、ドア145の開閉を制御する。ドア制御部144は、主制御部141から閉信号を受信した場合、ドアの開閉機構のモータなどを動作させることにより、ドア145を閉じる。
また、ステップS12で、入場駅と出場駅とが同じであると判定した場合、改札機140は、決済情報が予め設定された金額(所定金額)以上であるか判定する(ステップS16)。即ち、改札機140は、ICカード180から読み出した決済情報が示す金額が、予め設定された金額以上であるか否か判定する。例えば、改札機140は、初乗り運賃、または入場券の金額を所定金額として設定する。この場合、改札機140は、初乗り運賃、または入場券の金額以上の決済が改札内で行われたか否か判定することができる。
改札機140は、決済情報が所定金額以上であると判定した場合、ステップS14に移行する。この場合、改札機140は、通行判定が可である場合と同様に、利用者の通行を促す表示を表示部146に表示させ、ドア145を開くようにドア制御部144を制御する。
また、改札機140は、決済情報が所定金額未満であると判定した場合、ステップS13に移行する。この場合、改札機140は、ICカード180から読み取った切符情報などに基づいて通行判定を行う。
上記した構成によると、改札機140は、入場駅と出場駅とが同じであり、且つ所定金額以上の決済が改札内で行われていた場合、ICカード180の残額情報に対する精算を行わずに、利用者の出場を許可する。この構成によると、鉄道を利用せずに、改札内の店舗及び施設を利用することを目的とした利用者が、入場駅と同じ駅の改札からICカード180を用いて出場することができる。また、利用者は、入場券などを購入する必要が無くなる。このような駅務機器によると、利用者は、より簡易に改札内の店舗及び施設を利用することができる。この結果、より利便性の高い駅務機器、及び改札機を提供することができる。
なお、改札機140は、図5のステップS16で比較に用いる決済情報を絞り込む構成であってもよい。例えば、改札機140は、ICカード180に記憶されている決済情報のうちで、当日分の決済情報を絞り込む。改札機140は、絞り込んだ決済情報のうちで所定金額以上の決済情報が存在するか否か判定する。所定金額以上の決済情報が存在する場合、改札機140は、ICカード180に対して精算を行わずに、利用者の通行を許可する。
また、改札機140は、比較に用いる決済情報を時間で絞り込む構成であってもよい。例えば、改札機140は、ICカード180に記憶されている決済情報のうちで、予め設定された時間内の決済情報を絞り込む。例えば、改札機140は、ICカード180に記憶されている決済情報のうちで、切符情報が示す入場時間以降の決済情報を絞り込む。改札機140は、絞り込んだ決済情報のうちで所定金額以上の決済情報が存在するか否か判定する。所定金額以上の決済情報が存在する場合、改札機140は、ICカード180に対して精算を行わずに、利用者の通行を許可する。
また、改札機140は、決済情報の金額と所定金額との比較を行わない構成であってもよい。例えば、改札機140は、当日、または所定時間内に生成された決済情報がICカード180に記憶されている場合、ICカード180に対して精算を行わずに、利用者の通行を許可する構成であってもよい。
また、改札機140は、比較に用いる決済情報を時間で絞り込み、絞り込んだ決済情報の金額の合計に基づいて通行を許可するか否か判定する構成であってもよい。例えば、改札機140は、ICカード180に記憶されている決済情報を日時に基づいて絞り込む。改札機140は、絞り込んだ決済情報の決済金額の合計額を算出する。
例えば、改札機140は、切符情報が示す入場時間以降の決済情報を絞り込む。さらに、改札機140は、切符情報が示す入場時間以降の決済情報の決済金額の合計額を算出する。これにより、改札機140は、利用者が改札内に入場してから決済に用いた金額の合計を認識することができる。
改札機140は、合計額が所定金額以上である場合、ICカード180に対して精算を行わずに、利用者の通行を許可する構成であってもよい。このような構成によっても、より利便性の高い駅務機器、及び改札機を提供することができる。
また、改札機140は、入場駅と出場駅とが同じであり、且つ所定金額以上の決済が改札内で行われていた場合であっても、入場時間から予め設定された時間が経過していた場合、ICカード180に対して通行判定を行う構成であってもよい。即ち、改札機140は、入場駅と出場駅とが同じであり、且つ所定金額以上の決済が改札内で行われていた場合、切符情報が示す入場時間を確認する。改札機140は、現在の時刻が入場時間から予め設定された時間以内であるか判定する。改札機140は、現在の時刻が入場時間から予め設定された時間外であると判定した場合、ICカード180から読み取った切符情報に基づいて通行判定を行う。これにより、改札機140は、決済情報が不正に利用されることを防ぐことができる。
なお、上述の各実施の形態で説明した機能は、ハードウエアを用いて構成するに留まらず、ソフトウエアを用いて各機能を記載したプログラムをコンピュータに読み込ませて実現することもできる。また、各機能は、適宜ソフトウエア、ハードウエアのいずれかを選択して構成するものであっても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
100…駅務システム、110…券売機、120…決済端末、121…制御部、122…記憶部、123…表示部、124…操作部、128…ICカード処理部、140…改札機、141…主制御部、143…ICカード処理部、144…ドア制御部、145…ドア、146…表示部、147…本体、180…ICカード。

Claims (5)

  1. 利用者の所持するICカードから改札内で行われた決済の内容を示す決済情報及び切符情報を読み取る読取部と、
    入場駅と出場駅とが異なる場合、前記切符情報に基づいて通行の可否を判定する第1の通行判定部と、
    入場駅と出場駅とが同じである場合、前記決済情報に基づいて通行の可否を判定する第2の通行判定部と、
    前記第1の通行判定部または前記第2の通行判定部の判定結果に基づいて、前記利用者の通行を制御する通行制御部と、
    を具備する駅務機器。
  2. 前記第2の通行判定部は、前記決済情報が示す決済金額が予め設定された金額以上である場合、前記利用者の通行を許可する、請求項1に記載の駅務機器。
  3. 前記第2の通行判定部は、前記ICカードに記憶されている複数の決済情報を時間に応じて絞り込み、絞り込んだ複数の決済情報が示す決済金額の合計が予め設定された金額以上である場合、前記利用者の通行を許可する、請求項2に記載の駅務機器。
  4. 前記第2の通行判定部は、前記ICカードに記憶されている決済情報から前記切符情報が示す入場時間以降の決済情報を絞り込み、絞り込んだ決済情報が示す決済金額が予め設定された金額以上である場合、前記利用者の通行を許可する、請求項2に記載の駅務機器。
  5. 利用者の所持するICカードから改札内で行われた決済の内容を示す決済情報及び切符情報を読み取る読取部と、
    入場駅と出場駅とが異なる場合、前記切符情報に基づいて通行の可否を判定する第1の通行判定部と、
    入場駅と出場駅とが同じである場合、前記決済情報に基づいて通行の可否を判定する第2の通行判定部と、
    前記第1の通行判定部または前記第2の通行判定部の判定結果に基づいて、前記利用者の通行を制御する通行制御部と、
    を具備する改札機。
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