JP2008090388A - 自動改札機及び自動改札システム - Google Patents

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Abstract

【課題】自動改札機の処理効率が向上させて、自動改札機での人の流れをスムーズにする。
【解決手段】通過を許可するか否かを判定する際にICカードと通信して情報の送受信を行うアンテナ部を備えた自動改札機である。前記アンテナ部が、通過を許可するか否かを判定するために前記ICカードと送受信する入場側の第1アンテナ部11と、当該第1アンテナ部での判定の際に通信エラーや通過不可情報により通過を許可できないときに起動して再度通過を許可するか否かを判定するために前記ICカードと通信して情報の送受信を行う出場側の第2アンテナ部15とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、ICカード、IC乗車券等の非接触型端末機を翳して入出場できる自動改札機及び自動改札システムに関する。
IC乗車券(非接触型のカード)を取り扱うタッチ式の自動改札機は、従来の磁気読み取り方式の延長であるため、改札機入場側に1箇所アンテナ部を設けている。例えば特許文献1に記載されているように、自動改札機では、利用者がIC乗車券をアンテナ部付近にかざすことで、IC乗車券の情報を読み取り改札機の通過が可能か否か判定し、改札機通過情報をIC乗車券に書き込むと共に、出場側の扉を開閉制御する方式となっている。この開閉制御の具体的としては特許文献2がある。
特開2001−148038号公報 特開2004−310669号公報
前述のような自動改札機では、操作者の翳し方によっては、情報の読み取りや書き込みが不十分となって、出場側の扉が開かない場合がある。この場合は、再度入場口に戻ってIC乗車券をアンテナ部にかざし直して、情報を処理する必要があった。これにより、自動改札機を通過処理する流れが途絶えることになるため、利用者の通過処理が一時的に停滞してしまうという問題があった。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、通過を許可するか否かを判定する際に、近傍に位置する非接触型端末機と通信して情報の送受信を行うアンテナ部を備えた自動改札機であって、前記アンテナ部が、通過を許可するか否かを判定するために前記非接触型端末機と送受信する第1アンテナ部と、当該第1アンテナ部での判定の際に通信エラーや通過不可情報により通過を許可できないときに起動して再度通過を許可するか否かを判定するために前記非接触型端末機と通信して情報の送受信を行う第2アンテナ部とを備えたことを特徴とする。
前記構成により、前記第1アンテナ部での判定で通過を許可できないときに利用者は自動改札機内に既に侵入しているため、一旦外まで出るのは望ましくない。このため、第2アンテナ部が起動して再度通過を許可するか否かを判定して、通過を許可できる場合はそのまま扉を開いて利用者を通過させる。
前記第1アンテナ部での判定で通過を許可できないときに、第2アンテナ部で再度通過を許可するか否かを判定して、通過を許可できる場合はそのまま扉を開いて利用者を通過させる。この結果、自動改札機で利用者の通過処理が一時的に停滞してしまうことがなくなり、利用者の通過をスムーズにすることができる。
以下に、本発明の実施形態にかかる自動改札機及び自動改札システムについて添付図面を基に説明する。まず、本実施形態にかかる自動改札機を、図2の斜視図と、図3の機能ブロック図を基に説明する。
本実施形態にかかる自動改札機1は主に、本体2と、第1ゲート部3と、第1IC部4と、第2IC部5と、第2ゲート部6と、メモリ7と、センサ8と、CPU9とから構成されている。
本体2は、自動改札機1の外郭を構成する部材である。本体2は、低くて短い縦壁状に形成されている。この本体2が一定間隔を空けて平行に配設されることで、駅の改札口が構成される。
第1ゲート部3は、入場側を開閉して利用者の通過を制限する装置である。第1ゲート部3は、本体2の入場側(入口側)の側面に設けられている。この第1ゲート部3は、駆動モータ(図示せず)を内蔵しており、CPU9によって開閉制御される。
第1IC部4は、入場側で利用者がICカード等のIC乗車券(非接触型端末機)と通信を行うための装置である。第1IC部4は、本体2の入場側(入口側)の上側に設けられている。この第1IC部4は、第1アンテナ部11と、第1IC−RW部12と、第1表示部13とから構成されている。
第1アンテナ部11は、本体2の入場側の上側面に設けられている。この第1アンテナ部11の上方の数cm〜数十cmのエリア(図2中の円形部分A)が無線通信エリアである。利用者はIC乗車券をこの無線通信エリアに翳して自動改札機1を通過する。
第1IC−RW部12は、本体2内に設けられて、利用者のIC乗車券から読み取ったデータを書き込む部分である。処理に応じて種々の情報が適宜書き込み、書き換えられる。
第1表示部13は、利用者に通知する情報を表示するための装置である。この第1表示部13は、IC乗車券と第1アンテナ部11で送受信してIC乗車券を判定した結果や、利用者に新たなカードを翳す指示等の情報を表示する。
本体2の出場側(出口側)の上側には、第2IC部5が設けられている。この第2IC部5は、出場側で利用者がIC乗車券と通信を行うための装置である。第2IC部5では、第1IC部4での判定の際に通信エラーや通過不可情報により通過を許可できないときに起動して再度通過を許可するか否かを判定するために、IC乗車券と再度通信して情報の送受信を行う。
第2IC部5は、第2アンテナ部15と、第2IC−RW部16と、第2表示部17とから構成されている。
第2アンテナ部15は、本体2の出場側の上側面に設けられている。この第2アンテナ部15の上方の数cm〜数十cmのエリア(図2中の円形部分B)が無線通信エリアである。利用者はIC乗車券をこの無線通信エリアに再度翳して自動改札機1を通過する。
第2IC−RW部16は、本体2内に設けられて、利用者のIC乗車券から読み取ったデータを書き込む部分である。処理に応じて種々の情報が適宜書き込み、書き換えられる。
第2表示部17は、利用者に通知する情報を表示するための装置である。この第2表示部17は、IC乗車券と第2アンテナ部15で送受信してIC乗車券を判定した結果や、利用者に新たなカードを翳す指示等の情報を表示する。
本体2の出場側(出口側)の側面には、第2ゲート部6が設けられている。この第2ゲート部6は、出場側を開閉して利用者の通過を制限する装置である。第2ゲート部6は、駆動モータ(図示せず)を内蔵しており、CPU9によって開閉制御されている。
メモリ7は、種々のデータや制御プログラムを記憶するための記憶手段である。
本体2には種々の機能を有するセンサが設けられている。本体2の側面下部には、3つの対人センサ8A、8B、8Cが設けられている。この対人センサ8A、8B、8Cは、種々の機能で人を検出する装置である。例えば、赤外線遮光検知機能を備えて、対面の自動改札機に設けられた赤外線光源からの光を受光できるかどうかで人の存在を検出する赤外線センサ等を用いる。本体2の入場側の下部に対人センサ8Aが、中央の下部に対人センサ8Bが、出場側の下部に対人センサ8Cがそれぞれ設けられている。また、人の存在の検出を正確に行うために、図示していない音波等を用いた人物検出機能も併用している。
CPU9は、前記第1ゲート部3からセンサ8までにそれぞれ接続されて全体を制御するための装置である。このCPU9には、図1、4に示すフローチャートの機能が格納されている。
以上のように構成された自動改札機1は、鉄道の各駅の改札口にそれぞれ設置される。さらに、この各駅の各自動改札機1は全て情報処理装置(図示せず)に接続されて、自動改札システムが構成されている。情報処理装置は、利用者が使用したIC乗車券の情報を管理するための装置である。この情報処理装置は、利用者がIC乗車券を使用して入場した駅の改札口の自動改札機1で読み取ったデータを管理し、出場する駅の改札口の自動改札機1での判定の際にデータを送受信する。
[動作]
以上のように構成された流通供用物管理システム11は次のように動作する。
前記各自動改札機1は、前記情報処理装置にそれぞれ接続されて必要に応じてデータのやり取りを行い、以下の処理態様で、IC乗車券の通過を許可するか否かを判定する。
[第1の使用態様]
第1の使用態様は、第1アンテナ部11が、IC乗車券の情報に通過不可情報が含まれているため、利用者(IC乗車券)の通過を許可できなかった場合に、第2アンテナ部15が他のIC乗車券等のICカードと通信してデータの送受信を行って当該データにより再度通過を許可するか否かを判定する態様である。
この場合、CPU9では以下の処理が行われる。図1のフローチャートに基づいて説明する。
自動改札機1が起動された状態で、利用者が通路を入場側から侵入して第1アンテナ部11にIC乗車券を翳す。
これにより、まず入口側の対人センサ8AがONになり(ステップS1)、この入口側の対人センサ8AのONによって第1IC部4の第1アンテナ部11をONする(ステップS2)。これにより、第1アンテナ部11とIC乗車券との間で通信してデータの送受信が行われる。
次いで、IC乗車券の入場か否かを判定する(ステップS3)。IC乗車券でないもの(自動改札機で使用できないカード等)を第1アンテナ部11に翳している場合は、後述するステップS6に進む。IC乗車券である場合は、第1アンテナ部11でIC乗車券のデータを読み取り第1IC−RW部12に記録する(ステップS4)。
次いで、読み取ったデータに基づいて、有効期限、残金額、有効期間内、有効区間内等をチェックして入場可能か否かを判定する(ステップS5)。この判定は、IC乗車券が定期券の場合には、有効期間内で、かつ有効区間内であるか否かによって行われる。IC乗車券が、電子マネー情報を保有したICカードの場合には、入場時の所定料金又は出場時の乗換区間情報に基づく料金についてICデータ上の引き落としの可否によって行われる。ここで入場可能と判定した場合は、後述するステップS12へ進む。
入場不可と判定した場合は、出場側の第2ゲート部6を閉じると共に入場側の第1IC部4の第1アンテナ部11をOFFして警告音を発生させ(ステップS6)、出場側の第2IC部5の第2アンテナ部15をONしてカードを翳すように音声で指示する(ステップS7)。これにより、第2アンテナ部15とこの第2アンテナ部15に翳されたIC乗車券との間で通信してデータの送受信が行われて、IC乗車券のデータを読み取り第2IC−RW部16に記録する(ステップS8)。
次いで、第2アンテナ部15に翳されたIC乗車券が第1アンテナ部11に翳されたIC乗車券と同一のIC乗車券か否かを判定する(ステップS9)。同一のIC乗車券の場合は、他のICカードを第2アンテナ部15に翳すように第2表示部17に表示する(ステップS10)。次いで、ステップS7に戻り、前記ステップS7〜10を繰り返して、他のICカードが翳されるまで待つ。ここで、利用者が他のICカードを持っていない場合、利用者は自動改札機1から出て、駅係員に処理を求めたり、精算所で精算したりして改札機を通過する。
利用者が他のICカードを翳した場合は、そのICカードから読み取ったデータに基づいて、有効期限、残金額、有効期間内、有効区間内等をチェックして入場可能か否かを判定する(ステップS11)。ここで入場不可と判定した場合は、前記ステップS10へ戻り、前記ステップS7〜11を繰り返して、他のICカードが翳されるまで待つ。ここで、利用者が他のICカードを持っていない場合、利用者は自動改札機1から出て、駅係員に処理を求めたり、精算所で精算したりして改札機を通過する。
ステップS11で入場可能と判定した場合は、改札機通過情報をIC乗車券等に書き込み(ステップS12)、出場側の第2ゲート部6を開く(ステップS13)。これと同時に、センサ8Cでの検知によって利用者の通過を確認して自動改札機1をリセットする。即ち、第1アンテナ部11及び第2アンテナ部15のうちONになっているものをOFFにして、次の利用者を受け入れる体勢を作る。
なお、第1アンテナ部11で入場否となり、対人センサ8A、8Bが同時に人を検知したときは、自動改札機1内に二人以上の人が侵入していることを示すため、第2IC部5の第2アンテナ部15のみを有効にして、表示部17に再処理する旨の表示をする。後続の利用者は自動改札機1から一旦外に出て、前の利用者が通過するまで待機し、やり直す。
これにより、第1アンテナ部11が、IC乗車券の情報に通過不可情報が含まれているため、利用者(IC乗車券)の通過を許可できなかった場合に、第2アンテナ部15が他のIC乗車券等のICカードと通信してデータの送受信を行って当該データにより再度通過を許可するか否かを判定して、利用者が自動改札機1から一旦外まで出る必要が無くなる。
この結果、自動改札機1を利用する利用者の操作性及び自動改札機1の処理効率が向上して通過処理が一時的に停滞してしまうことがなくなり、自動改札機1での人の流れをスムーズにすることができる。
また、IC乗車券と他ICカードとを併用することが可能になり、利用者の利便性が向上する。
[第2の使用態様]
第2の使用態様は、第1アンテナ部11が、通信エラーでIC乗車券のデータを送受信できなかった場合に、第2アンテナ部15が同一のIC乗車券と通信してデータの送受信を行って再度通過を許可するか否かを判定する態様である。
この場合、CPU9では、前記第1の使用態様とほぼ同様の処理が行われる。異なる点は、ステップS9がない点と、ステップS10が同一のIC乗車券を第2アンテナ部15に翳すように第2表示部17に表示する点である。
これにより、第1アンテナ部11で、通信エラーによってIC乗車券のデータを送受信できなかった場合でも、第2アンテナ部15が再度同一のIC乗車券と通信してデータの送受信を行って再度通過を許可するか否かを判定して、利用者が自動改札機1から一旦外まで出る必要が無くなる。
この結果、自動改札機1を利用する利用者の操作性及び自動改札機1の処理効率が向上し、自動改札機1での人の流れをスムーズにすることができる。
[第3の使用態様]
第3の使用態様は、入場側(乗り継ぎ元の会社)と出場側(乗り継ぎ先の会社)とで異なる2つの非接触型端末機(ICカード)が必要となる乗り継ぎの際に、第1アンテナ部11が、第1のICカードと通信してデータの送受信を行ってこのデータにより通過を許可した場合に、第2アンテナ部15が第2のICカードと通信してデータの送受信を行ってこのデータにより通過を許可するか否かを判定する態様である。
この場合、CPU9では以下の処理が行われる。図4のフローチャートに基づいて説明する。
自動改札機1が起動された状態で、利用者が通路を入場側から侵入して第1アンテナ部11にIC乗車券を翳す。
これにより、まず入口側の対人センサ8AがONになり(ステップS21)、この入口側の対人センサ8AのONによって第1IC部4の第1アンテナ部11をONする(ステップS22)。これにより、第1アンテナ部11とIC乗車券との間で通信してデータの送受信が行われる。
次いで、IC乗車券の入場か否かを判定する(ステップS23)。IC乗車券でないもの(自動改札機で使用できないカード等)を第1アンテナ部11に翳している場合は、後述するステップS27に進む。IC乗車券である場合は、第1アンテナ部11でIC乗車券のデータを読み取り第1IC−RW部12に記録する(ステップS24)。
次いで、読み取ったデータに基づいて、有効期限、残金額、有効期間内、有効区間内等をチェックして入場可能か否かを判定する(ステップS25)。ここで入場不可と判定した場合は、後述するステップS27へ進む。
入場可能と判定した場合は、改札機通過情報を乗り継ぎ元のIC乗車券に書き込むと共にそのIC乗車券で精算し(ステップS26)、出場側の第2ゲート部6を閉じると共に入場側の第1IC部4の第1アンテナ部11をOFFする(ステップS27)。次いで、出場側の第2IC部5の第2アンテナ部15をONして乗り継ぎ先のIC乗車券を翳すように音声で指示する(ステップS28)。これにより、第2アンテナ部15とこの第2アンテナ部15に翳された乗り継ぎ先のIC乗車券との間で通信してデータの送受信が行われて、IC乗車券のデータを読み取り第2IC−RW部16に記録する(ステップS29)。
次いで、第2アンテナ部15に翳されたIC乗車券が第1アンテナ部11に翳されたIC乗車券と同一のIC乗車券か否かを判定する(ステップS30)。同一のIC乗車券の場合は、出場側(乗り継ぎ先の会社)のIC乗車券を第2アンテナ部15に翳すように第2表示部17に表示する(ステップS31)。次いで、ステップS28に戻り、前記ステップS28〜31を繰り返して、出場側のIC乗車券が翳されるまで待つ。ここで、利用者が出場側のIC乗車券を持っていない場合、利用者は自動改札機1から出て、駅係員に処理を求めたり、切符等を購入したりして入場する。
利用者が出場側のIC乗車券を翳した場合は、そのIC乗車券から読み取ったデータに基づいて、有効期限、残金額、有効期間内、有効区間内等をチェックして入場可能か否かを判定する(ステップS32)。ここで入場不可と判定した場合は、前記ステップS31へ戻り、前記ステップS28〜32を繰り返して、出場側のIC乗車券が翳されるまで待つ。ここで、利用者が出場側のIC乗車券を持っていない場合、利用者は自動改札機1から出て、駅係員に処理を求めたり、切符等を購入したりして入場する。
ステップS32で入場可能と判定した場合は、改札機通過情報をIC乗車券に書き込むと共に、クーポンやポイント等を設けている会社の場合はその設定も同時に書き込む(ステップS33)。次いで、出場側の第2ゲート部6を開く(ステップS34)。これと同時に、センサ8Cでの検知によって利用者の通過を確認して自動改札機1をリセットする。即ち、第1アンテナ部11及び第2アンテナ部15のうちONになっているものをOFFにして、次の利用者を受け入れる体勢を作る。
これにより、入場側(乗り継ぎ元の会社)と出場側(乗り継ぎ先の会社)とで異なる2つの非接触型端末機(ICカード)が必要となる乗り継ぎの際に、第1アンテナ部11が、第1のICカードと通信してデータの送受信を行ってこのデータにより通過を許可した場合に、第2アンテナ部15が第2のICカードと通信してデータの送受信を行ってこのデータにより通過を許可するか否かを判定して、利用者が自動改札機1から一旦外まで出る必要が無くなる。
この結果、自動改札機1を利用する利用者の操作性及び自動改札機1の処理効率が向上し、自動改札機1での人の流れをスムーズにすることができる。
利用者は、乗り継ぎの際にその乗り継ぎ元と乗り継ぎ先の会社で相互に利用できないIC乗車券を持っている場合でも、切符の購入等の手間を省き、スムーズに乗り継ぎを行うことができ、利用者の利便性が向上する。
[変形例]
前記実施形態では、非接触型端末機としては平板状のICカードを例に説明したが、本発明はこれに限らず、第1アンテナ部11及び第2アンテナ部15と送受信できる機能を備えたものであればよく、この機能を備えた種々の形状の非接触型端末機を使用することができる。この場合も、前記実施形態同様の作用、効果を奏することができる。
また、前記自動改札機1は、改札通路の一方にのみ設定して、入場側通路と出場側通路とを別々に設けてもよく、入場側通路と出場側通路とを兼用するようにしてもよい。兼用する場合は、自動改札機1を通路の両側にそれぞれ逆方向に設けて、両方向に通過できるようにする。さらに、自動改札機1は、第1IC部4の第1アンテナ部11等と第2IC部5の第2アンテナ部15等を、利用者の進行方向の前後の位置に設けて、その機能を固定したが、第1IC部4及び第2IC部5の機能を適宜入れ替えることができるようにしてもよい。この場合、3つの対人センサ8A,8B,8Cのうち最初に反応した側を入場側の第1IC部4として機能させる。この場合も、前記実施形態同様の作用、効果を奏することができる。
本発明の実施形態に係る自動改札機での処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る自動改札機を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る自動改札機を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る自動改札機での処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 自動改札機
2 本体
3 第1ゲート部
4 第1IC部
5 第2IC部
6 第2ゲート部
7 メモリ
8 センサ
9 CPU
11 第1アンテナ部
12 第1IC−RW部
13 第1表示部
15 第2アンテナ部
16 第2IC−RW部
17 第2表示部

Claims (7)

  1. 通過を許可するか否かを判定する際に、近傍に位置する非接触型端末機と通信して情報の送受信を行うアンテナ部を備えた自動改札機であって、
    前記アンテナ部が、通過を許可するか否かを判定するために前記非接触型端末機と送受信する第1アンテナ部と、
    当該第1アンテナ部での判定の際に通信エラーや通過不可情報により通過を許可できないときに起動して再度通過を許可するか否かを判定するために前記非接触型端末機と通信して情報の送受信を行う第2アンテナ部と
    を備えたことを特徴とする自動改札機。
  2. 請求項1に記載の自動改札機において、
    前記第1アンテナ部が入場側に、前記第2アンテナ部が出場側に設けられたことを特徴とする自動改札機。
  3. 請求項1又は2に記載の自動改札機において、
    前記第1アンテナ部が、通信エラーで前記非接触型端末機の情報を送受信できなかった場合に、前記第2アンテナ部が同一の非接触型端末機と通信して情報の送受信を行って再度通過を許可するか否かを判定することを特徴とする自動改札機。
  4. 請求項1又は2に記載の自動改札機において、
    前記第1アンテナ部が、前記非接触型端末機の情報に通過不可情報が含まれているため通過を許可できなかった場合に、前記第2アンテナ部が他の非接触型端末機と通信して情報の送受信を行って当該情報により再度通過を許可するか否かを判定することを特徴とする自動改札機。
  5. 請求項1又は2に記載の自動改札機において、
    入場側と出場側とで異なる2つの非接触型端末機が必要となる乗り継ぎの際に、前記第1アンテナ部が、第1の非接触型端末機と通信して情報の送受信を行って当該情報により通過を許可した場合に、前記第2アンテナ部が第2の非接触型端末機と通信して情報の送受信を行って当該情報により通過を許可するか否かを判定することを特徴とする自動改札機。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の自動改札機において、
    前記判定は、前記非接触型端末機が定期券の場合には、有効期間内で、かつ有効区間内であるか否かによって行われ、
    前記非接触型端末機が電子マネー情報を保有したICカードの場合には、入場時の所定料金又は出場時の乗換区間情報に基づく料金についてICデータ上の引き落としの可否によって行われることを特徴とする自動改札機。
  7. 鉄道の各駅の改札口にそれぞれ設置された請求項1乃至5のいずれか1項に記載の自動改札機と、各駅の前記自動改札機にそれぞれ接続されて前記非接触型端末機の情報を処理する情報処理装置とを備えて構成されたことを特徴とする自動改札システム。
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