JP2549791Y2 - 自動改札機等の案内装置 - Google Patents
自動改札機等の案内装置Info
- Publication number
- JP2549791Y2 JP2549791Y2 JP667192U JP667192U JP2549791Y2 JP 2549791 Y2 JP2549791 Y2 JP 2549791Y2 JP 667192 U JP667192 U JP 667192U JP 667192 U JP667192 U JP 667192U JP 2549791 Y2 JP2549791 Y2 JP 2549791Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- automatic ticket
- card
- discharge port
- ticket gate
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、乗車券やカ−ドあるい
は硬貨等の金銭の挿入口を有し、又乗車券やカ−ドある
いは商品等の排出口を有する、自動改札機や自動券売機
等の駅務機器、あるいは各種自動販売機の案内装置に係
り、特に視覚障害の乗客や利用者に便利にしたものに関
する。
は硬貨等の金銭の挿入口を有し、又乗車券やカ−ドある
いは商品等の排出口を有する、自動改札機や自動券売機
等の駅務機器、あるいは各種自動販売機の案内装置に係
り、特に視覚障害の乗客や利用者に便利にしたものに関
する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、従来の自動改札機は、自動改札
機本体の一端側に挿入口が設けられているとともに、そ
の自動改札機本体の他端側に排出口が設けられていて、
挿入口に乗車券（定期券やプリペイドカ−ド等のカ−ド
型乗車券も含む）が挿入されると、ベルトコンベアから
なる搬送機構（カ−ドハンドラ）により排出口へ導かれ
て排出されるように構成されている。そして、搬送機構
による搬送の途中において、乗車券に記録されている磁
気デ−タが読取られて演算処理に用いられ、その演算処
理の結果によりドアが開閉制御されている。
機本体の一端側に挿入口が設けられているとともに、そ
の自動改札機本体の他端側に排出口が設けられていて、
挿入口に乗車券（定期券やプリペイドカ−ド等のカ−ド
型乗車券も含む）が挿入されると、ベルトコンベアから
なる搬送機構（カ−ドハンドラ）により排出口へ導かれ
て排出されるように構成されている。そして、搬送機構
による搬送の途中において、乗車券に記録されている磁
気デ−タが読取られて演算処理に用いられ、その演算処
理の結果によりドアが開閉制御されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動改札機や自動販売機等は、健常者にとって挿入
口及び排出口の位置が明らかで使用に何ら不便を感じな
いが、視覚障害の乗客や利用者にとっては、挿入口及び
排出口の位置が分かりにくく使いづらいという問題があ
った。
来の自動改札機や自動販売機等は、健常者にとって挿入
口及び排出口の位置が明らかで使用に何ら不便を感じな
いが、視覚障害の乗客や利用者にとっては、挿入口及び
排出口の位置が分かりにくく使いづらいという問題があ
った。
【０００４】このような問題を解決するために、挿入口
及び排出口の位置に、点字シ−トを貼付するようにして
もよいが、この場合であっても、点字シ−トを手で捜さ
なければならないという欠点があった。
及び排出口の位置に、点字シ−トを貼付するようにして
もよいが、この場合であっても、点字シ−トを手で捜さ
なければならないという欠点があった。
【０００５】そこで、本考案は、上記問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、視覚障害の
乗客や利用者が挿入口と排出口を容易に認識することの
できる自動改札機等の案内装置を提供することにある。
ためになされたものであって、その目的は、視覚障害の
乗客や利用者が挿入口と排出口を容易に認識することの
できる自動改札機等の案内装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、乗車券や定期券等のカ−ド類、あるいは
硬貨等の金銭の挿入口と、その挿入口に挿入した乗車券
や定期券等のカ−ド類の返却、又は新たな乗車券や定期
券等のカ−ド類の発行、あるいは所定の商品の排出され
る排出口とを有する自動改札機等の案内装置であって、
前記挿入口及び前記排出口に前記自動改札機等の本体内
から外方に向けて空気を放出する通風手段を設けたこと
を特徴としている。また、空気は加温されていることを
特徴としている。
成するために、乗車券や定期券等のカ−ド類、あるいは
硬貨等の金銭の挿入口と、その挿入口に挿入した乗車券
や定期券等のカ−ド類の返却、又は新たな乗車券や定期
券等のカ−ド類の発行、あるいは所定の商品の排出され
る排出口とを有する自動改札機等の案内装置であって、
前記挿入口及び前記排出口に前記自動改札機等の本体内
から外方に向けて空気を放出する通風手段を設けたこと
を特徴としている。また、空気は加温されていることを
特徴としている。
【０００７】
【作用】上記構成において、通風手段は挿入口及び排出
口から空気を放出する。これにより、利用者は挿入口と
排出口の位置を知ることができる。
口から空気を放出する。これにより、利用者は挿入口と
排出口の位置を知ることができる。
【０００８】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、本考案装置を自動改札機に適用したとき
の概略構成図であって、自動改札機の本体（以下、本体
という）ａの挿入口１と排出口２の間には、モータＭに
より駆動される周知の搬送機構３が配設されている。こ
の搬送機構３は、整列搬送路４と主搬送路５とから構成
されていて、このうち整列搬送路４は挿入口１から挿入
された乗車券イを整列する機能を有し、また、主搬送路
５は、その搬送路中に乗車券イに記録されている磁気デ
ータを読取るための磁気ヘッドＨ1 と、この磁気ヘッド
で読取った磁気データをマイクロコンピュータを中心に
構成された制御器ｃで演算処理し、その演算結果を書込
むための磁気ヘッドＨ2 と、データの書込みが正常に行
なわれたか否かを読取るための磁気ヘッドＨ3 とを有し
ている。図中、６は本体ａの側面に設けられ、制御器ｃ
の演算結果に基づいて改札通路の通過を許可したり、阻
止したりするように開閉されるドアである。
する。図１は、本考案装置を自動改札機に適用したとき
の概略構成図であって、自動改札機の本体（以下、本体
という）ａの挿入口１と排出口２の間には、モータＭに
より駆動される周知の搬送機構３が配設されている。こ
の搬送機構３は、整列搬送路４と主搬送路５とから構成
されていて、このうち整列搬送路４は挿入口１から挿入
された乗車券イを整列する機能を有し、また、主搬送路
５は、その搬送路中に乗車券イに記録されている磁気デ
ータを読取るための磁気ヘッドＨ1 と、この磁気ヘッド
で読取った磁気データをマイクロコンピュータを中心に
構成された制御器ｃで演算処理し、その演算結果を書込
むための磁気ヘッドＨ2 と、データの書込みが正常に行
なわれたか否かを読取るための磁気ヘッドＨ3 とを有し
ている。図中、６は本体ａの側面に設けられ、制御器ｃ
の演算結果に基づいて改札通路の通過を許可したり、阻
止したりするように開閉されるドアである。
【０００９】送風器１０は本考案の通風手段を構成する
ものであって、本体ａの内部に設けられている。この送
風器１０は、図示しないがヒ−タを備えていて、ヒ−タ
が作動したときには温風を生成することができるように
構成されている。
ものであって、本体ａの内部に設けられている。この送
風器１０は、図示しないがヒ−タを備えていて、ヒ−タ
が作動したときには温風を生成することができるように
構成されている。
【００１０】送風器１０と挿入口１及び排出口２とは、
給気パイプ１１により連絡されていて、送風器１０から
の送風を挿入口１及び排出口２へ供給できるように構成
されている。
給気パイプ１１により連絡されていて、送風器１０から
の送風を挿入口１及び排出口２へ供給できるように構成
されている。
【００１１】図２及び図３は、挿入口１及び排出口２の
部分の詳細図である。これら各図から明らかなように、
挿入口１及び排出口２には、開口方向が本体ａから外方
へ向く小孔１ａ，１ａ及び２ａ，２ｂが設けられてい
て、これら小孔に給気パイプ１１が接続されている。
部分の詳細図である。これら各図から明らかなように、
挿入口１及び排出口２には、開口方向が本体ａから外方
へ向く小孔１ａ，１ａ及び２ａ，２ｂが設けられてい
て、これら小孔に給気パイプ１１が接続されている。
【００１２】上述の構成の本実施例に係る自動改札機に
おいては、本体ａの稼動とともに、制御器ｃにより送風
器１０が駆動されるので、挿入口１及び排出口２から図
２及び図３に示されるような空気流が放出される。した
がって、視覚障害の乗客は、その空気流を手で感じるこ
とにより、挿入口１及び排出口２の位置を容易に認識す
ることができ、使い勝手を向上させることができる。ま
た、冬期は、ヒ−タを作動させて温風を放出するように
すれば、手を温めることができる。
おいては、本体ａの稼動とともに、制御器ｃにより送風
器１０が駆動されるので、挿入口１及び排出口２から図
２及び図３に示されるような空気流が放出される。した
がって、視覚障害の乗客は、その空気流を手で感じるこ
とにより、挿入口１及び排出口２の位置を容易に認識す
ることができ、使い勝手を向上させることができる。ま
た、冬期は、ヒ−タを作動させて温風を放出するように
すれば、手を温めることができる。
【００１３】なお、本体ａまでは、床に点字ブロックを
配置して視覚障害者を案内するようにしてもよい。
配置して視覚障害者を案内するようにしてもよい。
【００１４】図４は、本考案装置を自動券売機に適用し
たときのその自動券売機の本体ａ′の縦断面図である。
この場合における小孔１ａ，１ａ及び２ａ，２ａの向き
は、挿入口（投入口）１に挿入される金銭挿入の妨げと
ならないように、また排出される乗車券が送風による影
響を受けないように、本体ａの接客パネルａ″の面から
直角方向に形成されている。
たときのその自動券売機の本体ａ′の縦断面図である。
この場合における小孔１ａ，１ａ及び２ａ，２ａの向き
は、挿入口（投入口）１に挿入される金銭挿入の妨げと
ならないように、また排出される乗車券が送風による影
響を受けないように、本体ａの接客パネルａ″の面から
直角方向に形成されている。
【００１５】なお、本考案装置は、上述の自動改札機や
自動券売機の他に、自動精算機やその他の清涼飲料水等
の各種の自動販売機に適用することができる。また、本
考案の空気の放出は、必要に応じて、挿入口または排出
口のいずれか一方に設けるようにしてもよい。したがっ
て、本考案で、挿入口及び排出口というときは、このよ
うな一方に設けることも含んでいる。
自動券売機の他に、自動精算機やその他の清涼飲料水等
の各種の自動販売機に適用することができる。また、本
考案の空気の放出は、必要に応じて、挿入口または排出
口のいずれか一方に設けるようにしてもよい。したがっ
て、本考案で、挿入口及び排出口というときは、このよ
うな一方に設けることも含んでいる。
【００１６】
【考案の効果】本考案にかかる自動改札機等の自動案内
装置は、挿入口及び排出口に本体内から外方に向けて空
気の放出される通風手段を設けたので、視覚障害の乗客
や利用者は挿入口位置と排出口位置を容易に認識するこ
とができ、使い勝手を向上させることができる。また、
空気を加温したときは、冬期に手を温めることができ
る。
装置は、挿入口及び排出口に本体内から外方に向けて空
気の放出される通風手段を設けたので、視覚障害の乗客
や利用者は挿入口位置と排出口位置を容易に認識するこ
とができ、使い勝手を向上させることができる。また、
空気を加温したときは、冬期に手を温めることができ
る。
【図１】本考案の一実施例に係る自動改札機の概略構成
図である。
図である。
【図２】挿入口部分の詳細図である。
【図３】排出口部分の詳細図である。
【図４】本考案の一実施例に係る自動券売機の概略構成
図である。
図である。
ａ，ａ′ 自動改札機等の本体（本体） ｃ 制御器 １ 挿入口 ２ 排出口 １０ 送風器（通風手段） イ 乗車券
Claims (2)
- 【請求項１】 乗車券や定期券等のカ−ド類、あるいは
硬貨等の金銭の挿入口と、その挿入口に挿入した乗車券
や定期券等のカ−ド類の返却、又は新たな乗車券や定期
券等のカ−ド類の発行、あるいは所定の商品の排出され
る排出口とを有する自動改札機等の案内装置であって、 前記挿入口及び前記排出口に前記自動改札機等の本体内
から外方に向けて空気を放出する通風手段を設けたこと
を特徴とする自動改札機等の案内装置。 - 【請求項２】 空気は加温されていることを特徴とする
請求項１記載の自動改札機等の案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP667192U JP2549791Y2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 自動改札機等の案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP667192U JP2549791Y2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 自動改札機等の案内装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0559562U JPH0559562U (ja) | 1993-08-06 |
| JP2549791Y2 true JP2549791Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=11644840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP667192U Expired - Lifetime JP2549791Y2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 自動改札機等の案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2549791Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP667192U patent/JP2549791Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0559562U (ja) | 1993-08-06 |
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