JP2555289Y2 - 自動改札機 - Google Patents

自動改札機

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Publication number
JP2555289Y2
JP2555289Y2 JP3558193U JP3558193U JP2555289Y2 JP 2555289 Y2 JP2555289 Y2 JP 2555289Y2 JP 3558193 U JP3558193 U JP 3558193U JP 3558193 U JP3558193 U JP 3558193U JP 2555289 Y2 JP2555289 Y2 JP 2555289Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ticket gate
automatic ticket
passage
wheelchair
main body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3558193U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH073048U (ja
Inventor
暢幸 坂東
一志 菊池
高夫 笹沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP3558193U priority Critical patent/JP2555289Y2/ja
Publication of JPH073048U publication Critical patent/JPH073048U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2555289Y2 publication Critical patent/JP2555289Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動改札機に係り、特
に、車椅子等の幅の広い物体が通過できるようにしたも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動改札機は、改札通路
の進行方向の両側に自動改札機の本体(以下、本体とい
う)の一対の筐体をそれぞれ固定して設置されている。
【0003】そして、本体に挿入された乗車券類に記録
されているデータを基に演算処理し、その演算結果が改
札を許可できるものであればドアを開き(本体がノーマ
ルオープン型のときはそのまま)、その演算結果が改札
を許可できないものであればドアを閉じるようにしてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動改札機においては、一対の筐体は固定されて設
置されているので、改札通路の幅は一定で、例えば、車
椅子の利用者が通過できなかったり、あるいは、大きな
荷物を持つ利用者の通過が困難な場合があった。
【0005】そこで、本考案は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、車椅子等の大
きな物体でも通過することのできる自動改札機を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る自動改札機
は、上記目的を達成するために、本体に挿入された乗車
券類に記録されているデータを基に演算処理して自動改
札を行う自動改札機において、改札通路の進行方向の両
側に設置される前記本体の一対の筐体の一方、又は両方
に、その改札通路の幅を広げる方向に移動可能な移動機
構を設け、必要に応じてその改札通路を車椅子が通過で
きるようにしたことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成において、筐体の一方、又は両方は、
移動機構により改札通路の幅を広げる方向に移動する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、一実施例に係る自動改札機の平面図であ
って、図1(a)は改札通路P(図面では通路)を広げ
る前の平面図及び図1(b)は改札通路Pを広げた後の
平面図である。
【0009】本体Gは、改札通路Pの進行方向の両側に
一対の筐体G1 ,G2 が設けられていて、このうちの一
方の筐体G2 には、周知の自動改札機と同様に、乗車券
類を挿入する挿入口1と利用者イへ乗車券類を返却する
排出口2とが設けられている。
【0010】両筐体G1 ,G2 の相対する側面で、進行
方向の出口側には、周知の自動改札機と同様に、ドア
D,Dが設けられていて、改札通路Pを開放したり、閉
止したりできるように構成されている。
【0011】なお、上記改札通路Pの幅は、不正通過を
防止するために、利用者が2名以上横に並んで通過でき
ないように決められている。すなわち、改札通路Pの幅
は、大人の利用者1人が通過できるように決められてい
る。
【0012】一方の筐体G2 の入口側及び出口側の下部
には、図2に示されるように、ローラ3a〜3dが設け
られていて、床面aに設けられたレール4a,4bに載
置されている。
【0013】レール4a,4bは、改札通路Pの進行方
向と直交する方向に、かつ、利用者イの通行に障害とな
らないように、床面aとほぼ等しく設けられている。
【0014】したがって、筐体G2 は、下部に設けられ
ているストッパSを床面に設けられている穴S′から外
して、図1(b)の矢印方向へ押すと移動することが
でき、同図に示されるように、幅の広い改札通路Pとす
ることができる。
【0015】移動した筐体G2 は、ストッパSを穴S′
に挿入して固定される。また、幅が広がった状態におけ
る両筐体G1 ,G2 のドアD,Dの閉状態の度は、ほぼ
改札通路Pの進行方向と直交するようになり、両ドア
D,Dの先端間隙が大きくならないように工夫されてい
る。
【0016】上述の筐体G2 の移動は、駅員により、車
椅子ロ等の利用者イがいるときに行われ、通常は一人用
の通路幅にセットされる。
【0017】図3及び図4は、共に、筐体G2 が移動し
たときにドアD,Dの先端間隙が大きくならないように
した他の例を示すものであって、両図の(a)は、改札
通路Pを広げる前の平面図、及び両図の(b)は、改札
通路Pを広げた後の平面図である。
【0018】図3においては、筐体G2 のドアDを他方
より長くし、図4においては、両ドアD,Dの先端部に
スライド式の補助ドアD′,D′を設けている。
【0019】以上のように、本実施例に係る自動改札機
においては、筐体G2 を移動したときには、車椅子ロに
乗った利用者イでも自由に通過することができる。
【0020】なお、上述の実施例では、筐体G2 を移動
させたが、他方の筐体G1 を移動させるようにしてもよ
い。あるいは、両方の筐体G1 ,G2 を移動できるよう
にしてもよい。また、筐体G1 ,G2 の移動は、駅員が
手動で行ったが、ローラ3a〜3dを電動式として釦操
作で行えるようにしてもよい。さらに、乗車券に車椅子
利用者である旨のデータが記録されているときは、その
データに基づいて、自動的にローラ3a〜3dを駆動さ
せるようにしてもよい。
【0021】
【考案の効果】本考案に係る自動改札機は、改札通路の
進行方向の両側に設置される本体の一対の筐体の一方、
又は両方に、その改札通路の幅を広げる方向に移動可能
な移動機構を設け、必要に応じてその改札通路を車椅子
が通過できるようにしたので、車椅子が通過することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る自動改札機の平面図で
あって、同図(a)は改札通路を広げる前の平面図、及
び同図(b)は改札通路を広げた後の平面図である。
【図2】筐体の一部を断面で示した正面図である。
【図3】ドアの他の例を示した平面図である。
【図4】ドアのさらに他の例を示した平面図である。
【符号の説明】
1 挿入口 2 排出口 3a〜3d ローラ 4a,4b レール G 自動改札機の本体(本体) G1 ,G2 筐体 D ドア イ 利用者 ロ 車椅子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動改札機の本体に挿入された乗車券類
    に記録されているデータを基に演算処理して自動改札を
    行う自動改札機において、 改札通路の進行方向の両側にそれぞれ設置される前記自
    動改札機の本体の一対の筐体の一方、又は両方に、その
    改札通路の幅を広げる方向に移動可能な移動機構を設
    け、必要に応じてその改札通路を車椅子が通過できるよ
    うにしたことを特徴とする自動改札機。
JP3558193U 1993-06-04 1993-06-04 自動改札機 Expired - Lifetime JP2555289Y2 (ja)

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JP3558193U JP2555289Y2 (ja) 1993-06-04 1993-06-04 自動改札機

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JP3558193U JP2555289Y2 (ja) 1993-06-04 1993-06-04 自動改札機

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JPH073048U JPH073048U (ja) 1995-01-17
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53130071U (ja) * 1977-03-22 1978-10-16
JP6212335B2 (ja) * 2013-09-12 2017-10-11 株式会社東芝 自動改札機
JP6248795B2 (ja) * 2014-05-13 2017-12-20 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 ゲート装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5220098A (en) * 1975-08-08 1977-02-15 Satsuporoshi Automatic ticket examination method

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JPH073048U (ja) 1995-01-17

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