JP2578298B2 - ワーク積載装置 - Google Patents

ワーク積載装置

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JP2578298B2
JP2578298B2 JP4246423A JP24642392A JP2578298B2 JP 2578298 B2 JP2578298 B2 JP 2578298B2 JP 4246423 A JP4246423 A JP 4246423A JP 24642392 A JP24642392 A JP 24642392A JP 2578298 B2 JP2578298 B2 JP 2578298B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はワーク積載装置に係
り、さらに詳しくは、ロボット等により取出される高さ
が不均一な板状のワークを積載するためのワーク積載装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バーリング加工のためのワークのように
突出部があったり、高さが均一でない板状のワークを多
数積載する場合には、ワークが次第に傾むくためロボッ
ト等によって順次一枚づつワークを取出すことが困難と
なる。このため、従来より板状のワークの間にスペーサ
のような物を挟み込んで積載時におけるワークの傾き防
止を図ることが一般的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、ワークを全て取出した後に
板状のワークの間に挟み込んでいたスペーサ等のみが残
って散乱するので、後片付けの手間を要したり、安全性
の面からも好ましくない。
【0004】また、ワークをロボットで取出す場合に、
あやまってスペーサ等を一緒に取出すと非常に危険であ
るため、ロボットによる無人運転を長時間することがで
きないという不都合がある。
【0005】この発明の目的は、このような従来の技術
に着目してなされたものであり、高さが不均一な多数の
板状のワークを容易に取り出せるように積載することの
できるワーク積載装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、平面上に載置したときその上面が
傾斜面となる一端側が他端側より低くなる形状を有する
板状ワークを複数個積載するためのワーク積載装置であ
って、前記板状ワークを載置するベースを設け、該ベー
スに支柱を立設し、その支柱に、複数個積載された最上
部の前記ワークの上面の傾斜が一定の角度となったと
き、前記板状ワークの低い側の端部の積載を上下分断し
て、前記低い側の端部を支持するワーク支持部材を上下
に移動位置決め自在、かつ、上方に回動可能に設けてな
るものである。
【0007】
【実施例】以下、この発明の好適な一実施例を図面に基
づいて説明する。
【0008】図6には、この発明のワーク積載装置1が
備えられたワーク搬入装置を用いた板金加工機械システ
ム3が示されている。すなわち、板金加工機械システム
3における加工機械であるタレットパンチプレス5の搬
入側(図中手前側)の可動テーブル7近傍には、バーリ
ング加工を行うための板状のワークWを搬入するための
ワーク搬入出ロボット9が配されており、このワーク搬
入出ロボット9の近傍には板状のワークWを多数積載し
たワーク積載装置1が設けられている。
【0009】図に示すタレットパンチプレス5およびワ
ーク搬入出ロボット9は、一般的に使用されているもの
なので概略を説明する。タレットパンチプレス5は、下
部フレーム11に支柱13を立設し、かつ支柱13に上
部フレーム15を設けてC型形状の枠体を構成してい
る。
【0010】上部フレーム15には、円盤状の上部タレ
ット17が図示しない回転軸を介して回転自在に設けて
ある。下部フレーム11には、上部タレット17に対向
した位置に下部タレット19が回転軸21を介して回転
自在に設けられている。また、上部フレーム15の中央
付近には、駆動装置(図示せず)により上下動するラム
(図示せず)が設けられている。
【0011】上部タレット17には複数のパンチ(図示
せず)が着脱自在に装着されており、また、下部タレッ
ト19には上部タレット17のパンチに対応するダイ2
3が複数装着されている。この上部タレット17および
下部タレット19は、図示しないサーボモータの如き駆
動装置により同期して回転駆動され、所望のパンチおよ
びダイ23を選択位置決めするものである。
【0012】下部フレーム11の上面には、ワークWを
移動自在に支承するワークテーブルのうち固定テーブル
25が設けられており、この固定テーブル25の図中前
後両側には前述の可動テーブル7が往復動自在に設けら
れている。なお、図中左前側には、NC制御盤27が設
けられている。
【0013】以上のように構成されたタレットパンチプ
レス5においては、図示しないワーククランプにより把
持されたワークWが可動テーブル7の移動とともに位置
決めされる。そして、ラムが下降してパンチを打撃し、
パンチとダイ23の協働によりワークWに対してパンチ
ング加工を行うものである。
【0014】一方、ワーク搬入出ロボット9は、取付け
ベース29上に垂直かつ回転自在に装着された垂直回転
部31と、この垂直回転部31の上部に上下方向へ回動
自在に設けられている第一アーム33と,この第一アー
ム33の先端に上下方向へ回動自在に設けられている第
二アーム35とを有している。そして、第二アーム35
の先端には、軸体37を介して複数の吸着パット39が
上下方向の回動および軸体37まわりに回転自在に設け
られている。
【0015】垂直回転部31は、駆動モータ(図示せ
ず)により歯車(図示せず)を介して回転割出自在とな
っている。この垂直回転部31の回転により、吸着パッ
ト39がワーク積載装置1とタレットパンチプレス5の
可動テーブル7の間を往復動可能となっている。
【0016】以上のように構成されるので、ワークWを
タレットパンチプレス5に搬入する際には、NC制御盤
27の指令により垂直回転部31を回転すると共に第一
および第二アーム33,35を移動させて、吸着パット
39をワークWの上面に位置決めし、吸着パット39に
より最上段のワークWを吸着する。そして、ワークWを
持ち上げて、再び垂直回転部31,第一および第二アー
ム33,35を移動させて、ワークWをタレットパンチ
プレス5の可動テーブル7に搬入し、図示しないワーク
クランプにより把持してワークWの位置決めを行う。
【0017】次に、図1〜図4に基づいて、この発明の
1実施例に係るワーク積載装置1を示す。ワーク積載装
置1は、底面に例えばバーリング加工用のワークWを載
置するための矩形状のベース板41が設けられており、
このベース板41の上面には、支持体として断面が矩形
の支柱43が立設されている。
【0018】この支柱43には、複数個(ここでは3
個)の支持部材45が上下動自在に設けられており、支
持部材45が設けられている支柱の側面には、上端から
下端まで支持部材45を位置決め可能に上下移動させる
ためのラチェット溝47が設けられている。このラチェ
ット溝47は水平面49と、この水平面49の外側端か
ら内側へ傾斜する傾斜面51からなる。
【0019】支持部材45は、図5に示すように、板状
のワークWの低い側の端部の積載を上下に分断して上記
端部を支持するもので、例えば蝶番のように回動可能に
設けてあり、支柱43の側面に当接する鉛直材53と、
この鉛直材53の上端部に設けられている回転軸55回
りに回動する回動材57の二枚のプレート部材からなっ
ている。そして、鉛直材53の前面(図1および図2中
左側面)には、回動材57を下から支持する補強材59
が設けられている。
【0020】この補強材59は、前記回転軸55を避け
るために全体W字形状となっており、支持部材45が水
平よりも下側へ回動しないように制限して、後述するよ
うにワークWの一端を載せた支持部材45を下側から支
持するためのものである。従って、回動材57は上方へ
は回動自在となっている。
【0021】また、支持部材45の鉛直材53の裏面
(支柱に当接する側面)には、支持部材45がラチェッ
ト溝47から脱落しないように、前記ラチェット溝47
を貫通して支柱43の内側面に達するガイド61が設け
られている。さらに、このガイド61の下方において、
上記鉛直板53には、略三角形状をした二枚の係止板6
3が、その上端部においてピン65により回動自在に支
持されると共に、スプリング67により互いに離反する
方向に付勢されれいる。係止板63には各々支柱43の
外面に露出しているつまみ69が取付けられており、こ
のつまみ69によって互いに接近する方向への移動が可
能となっている。
【0022】従って、支持部材45は上方へ移動自在だ
が、係止板63がラチェット溝47の水平面に係止され
るためつまみ69により係止板63を内側へ移動させな
ければ下方へは移動しないようになっている。
【0023】以上のように構成されているので、図5に
示すように、ワークWをベース板41の上に積載してい
くと、ワークWの同じ位置に形成されているバーリング
加工用の凸部71が重なっていき、ワークWが次第に傾
斜を強めてくる。従って、支持部材45を所望の高さ位
置にセットし、ある程度ワークWに傾斜が付くと凸部7
1のない低い側のワークWの一端部73を上下に分断し
て支持部材45上に載せる。これを繰り返しながらワー
クWをワーク積載装置1に積載する。
【0024】このように、バーリング加工用ワークWの
如く、一部に凸部71があったり厚さが均一でない場合
でも、ある程度以上の傾斜を付けることなくワークWを
多数積載することができるので、ワーク搬入出ロボット
9で長時間連続してワークWを一枚づつタレットパンチ
プレス5に搬入することができる。
【0025】ここで、支持部材45は補強材59により
下側から支持されているので、ワークWを載置した際に
は支持部材45は水平を保つが、ワークWを持ち上げる
場合には、支持部材45は上側に回動する(図2参照)
のでワークW搬入時に邪魔にならない。
【0026】尚、この発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、適宜の設計変更を行うことにより、他の
態様においても実施することが可能である。例えば、支
持体として支柱43を用いたが、柱状のものに限らず壁
状のものでもよい。
【0027】また、支持部材45の下方への移動を制限
するものとして、ラチェット溝47と係止板63を用い
たがこれに限るものではない。支持部材45の上方への
移動を可能とし、下方への移動を制限するものであれば
他のものでもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明によれば、ワークは所定角度以上の傾
斜を防止して多数積載することができる。
【0029】また、支持部材は、上方へ回動自在となっ
ているので、上側の支持部材に支持されたワークを順に
取り出して次の支持部材に支持されたワークを取出す際
には、上側の支持部材を上方へ回動させて退避させるこ
とができるので、ワークの取出しの邪魔にならない。
【0030】これにより、積載されたワークを容易に順
次取出すことができるので、ロッボットにて長時間搬入
作業を行うことができ、装置全体の無人運転が可能とな
るし、スペーサ等の物体を誤って取出すこともない。
【0031】また、支持部材は上下移動位置決め自在と
なっているので、ワークの形状に対応した位置に設定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るワーク積載装置を示す斜視図で
ある。
【図2】図1中II−II線に沿った断面図である。
【図3】図2中III −III 線に沿った断面図である。
【図4】図3中IV部の拡大説明図である。
【図5】多数のワークを積載した状態をしめす側面図で
ある。
【図6】この発明に係るワーク積載装置を用いた板金加
工機械システムを示す全体斜視図である。
【符号の説明】
1 ワーク積載装置 41 ベース板 43 支柱(支持体) 45 支持部材 73 一端部 W ワーク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面上に載置したときその上面が傾斜面
    となる一端側が他端側より低くなる形状を有する板状ワ
    ークを複数個積載するためのワーク積載装置であって、 前記板状ワークを載置するベースを設け、該ベースに支
    柱を立設し、その支柱に、複数個積載された最上部の前
    記ワークの上面の傾斜が一定の角度となったとき、前記
    板状ワークの低い側の端部の積載を上下分断して、前記
    低い側の端部を支持するワーク支持部材を上下に移動位
    置決め自在、かつ、上方に回動可能に設けたことを特徴
    とするワーク積載装置。
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