JP2578134B2 - ソレノイドの駆動回路 - Google Patents

ソレノイドの駆動回路

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JP2578134B2
JP2578134B2 JP62267129A JP26712987A JP2578134B2 JP 2578134 B2 JP2578134 B2 JP 2578134B2 JP 62267129 A JP62267129 A JP 62267129A JP 26712987 A JP26712987 A JP 26712987A JP 2578134 B2 JP2578134 B2 JP 2578134B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H47/00Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current
    • H01H47/22Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current for supplying energising current for relay coil
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets
    • H01F7/08Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ソレノイドの駆動回路に関し、更に詳しく
は、自動車のエンジンフードをオープンするためのオー
プンレバーと、フードロック装置との間に介在させるフ
ード空振り機構を作動させるのに用いて有効なソレノイ
ドの駆動回路に関する。
(従来の技術) 第4図は自動車に用いられるフード空振り機構の動作
説明図である。図において、1は自動車であり、2はそ
のエンジンルーム、3はエンジンルームを覆っているエ
ンジンフードで、通常、車内のオープンレバー4を操作
することによって、被線に示すように開放できるように
なっている。5はフードロック装置、6はエンジンフー
ド3開放端に設けられ、フードロック装置5と結合する
ストライカである。7はオープンレバー4による操作変
位をフードロック装置5に伝達するためのワイヤーケー
ブルで、その途中にフード空振り機構8が介在してい
る。
フード空振り機構8はソレノイドによる駆動変位で、
ワイヤケーブル7によるオープンレバー4の操作変位の
伝達が可能となったり、伝達が中断されるように構成さ
れている。そして、通常の状態では、ワイヤケーブル7
の伝達を可能とするようにソレノイドを駆動し、車内の
オープンレバー4の操作でエンジンフードが開放される
ようにし、所定の操作をした状態ではワイヤケーブル7
の伝達を解除するようにソレノイドを駆動し、オープン
レバー4を操作してもエンジンフードが開放できないよ
うにしている。これによって、エンジンルーム内の部品
等の盗難を防止する。
ところで、このようなフード空振り機構に用いられる
ソレノイドの駆動回路としては、バッテリーで動作させ
る必要があるところから、短時間の通電、従って少ない
消費電力で確実にソレノイドが駆動されることが要求さ
れる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はこのようなフード空振り機構に用いられるソ
レノイドの駆動回路に要求される条件に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、簡単な構成で、且つ低消費
電力で確実に動作する駆動回路を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記した目的を達成する本発明は、ソレノイドと、こ
のソレノイドに流す電流の方向を指示する第1,第2のス
イッチと、この第1,第2のスイッチの作動によって生ず
る信号を入力とする第1,第2のノイズ除去回路と、この
第1,第2のノイズ除去回路を経て波形整形されたパルス
信号をトリガ入力とし、前記ソレノイドを駆動するに必
要な所定時間のパルス幅をもった信号を出力する第1,第
2のモノマルチ回路と、前記ソレノイドの両端子をそれ
ぞれ電源の正又は負極性端に接続する第1,第2のリレー
とを備え、 前記第1のモノマルチ回路からの出力パルス幅信号に
よって前記第1のリレーを駆動し、第2のモノマルチ回
路からの出力パルス幅信号によって前記第2リレーを駆
動するようにしたことを特徴とするものである。
(作用) 第1のスイッチを操作することによって生ずる信号
は、ノイズ除去回路を介して第1のモノマルチ回路にト
リガ信号として、ここから予め決められた所定の時間幅
をもったパルス幅信号を得る。第1のリレーはこのパル
ス幅信号によって一定時間駆動され、ソレノイドに必要
な一定時間だけ駆動電流を流す。第2のスイッチを操作
すると、ソレノイドに流れる電流の方向は逆となる。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す電気的接続図であ
る。図において、11はソレノイドで、内部には励磁コイ
ルがあって、そこに一定時間電流を流すと共に、その電
流の方向を変えることによって、駆動変位の方向が変る
ようになっている。即ち、前記したフード空振り機構に
このソレノイドが用いらていることを想定すれば、例え
ば矢印a方向の電流を流すとワイヤケーブルによる伝達
が可能(接続)となり、矢印b方向の電流を流すとワイ
ヤケーブルの伝達が中断(空振り)となる。RY1,RY2は
ソレノイド11の両端子側に設けられた第1,第2のリレー
で、このソレノイドのバツテリー電源BT(電圧VBとす
る)の正極正と負極性(コモンライン)とに切換えて接
続する接点端子をもっている。TR1,TR2は第1,第2のリ
レーRY1,RY2の駆動用トランジスタである。
SW1は一方方向(例えば空振りオン方向)を指示する
スイッチ、SW2は他方方向(例えば空振りオフ方向:接
続方向)を指示するスイッチ、FL1,FL2はそれぞれスイ
ッチSW1,SW2からの信号を入力する第1,第2のノイズ除
去回路で、何れも抵抗R1,R2,R3,コンデンサC1及びシュ
ミットトリガインバータCPで構成されている。IC1,IC2
はノイズ除去回路FL1,FL2からの信号によってトリガさ
れる第1,第2のモノマチル回路で、Q出力端から出力さ
れるパルス幅信号がトランジスタTR1,TR2に印加され
る。このパルス幅信号のパルス幅TonはRT,CT端子に接続
される抵抗R,コンデンサCの値によって決定されるもの
で、本発明の回路では、これをソレノイド11が充分駆動
されるに必要な時間に選定してある。このモノマルチ回
路IC1,IC2としては、例えば半導集積回路で構成されたM
4538BP(三菱電機製)が使用可能である。
PSSはバッテリーBTに接続され、第1,第2のモノマチ
ル回路IC1,IC2に供給される安定化された直流電圧Vccを
作るため電源回路で、ツェナーダイオードや平滑コンデ
ンサ等を含んでいる。
ARCはオートリセット回路で、バッテリーBTに接続さ
れたダイオードD1と直流電圧Vccに接続された抵抗Rs,コ
ンデンさCo等で構成され、その出力はモノマチル回路IC
1,IC2のリセット端子に印加されている。このオート
リセット回路ARCはバッテリー電圧低下或いは変動時の
モノマルチ回路IC1,IC2の動作不確定を防止するための
もので、必ずしも必要とするものではない。
このように構成した装置の動作を説明すれば、以下と
通りである。
第2図は動作を説明するための波形図である。今、ソ
レノイド11に矢印b方向に電流を流し、例えば空振り機
構をオンとする場合、スイッチSW1を一定時間だけオン
とする。スイッチSW1がオンとなると、ノイズ除去回路F
L1に(a)に示すように“L"レベルに変化する信号が印
加される。ここで、スイッチSW1の接点が動作する時点
では、図示するようにチャタリングやノイズが混入して
いる。この信号は、ノイズ除去回路FL1に印加されここ
でノイズ除去されて、(b)に示すような信号となり、
シュミットトリガインバータCPには印加される。シュミ
ットトリガインバータCPは印加される信号の閾値と比較
し、その出力端に波形整形された(c)に示すようなパ
ルス信号を出力し、これをモノマチル回路IC1にトリガ
信号として印加する。
モノマチル回路IC1は印加されるパルス信号の立上が
りでトリガされ、抵抗R,コンデンサCで決まるパルス幅
Tonを持った(d)に示すようなパルス幅信号を出力す
る。このパルス幅信号はトランジスタTR1をオンとし、
第1のリレーRY1を駆動し、その接点をバッテリーBTの
正極性電源端に接続する。この時、第2のリレーRY2の
接点はバッテリーBTの負極性電源端に接続されているも
のとする。これによって、ソレノイド11には第1のリレ
ーRY1側から第2のリレーRY側にパルス幅Tonに対応する
時間だけ矢印b方向に(e)に示すように電流が流れ、
ソレノイド11が駆動される。
ソレノイド11に矢印a方向に電流を流し、例えば空振
り機構における空振りオフ(接続状態)とする場合、ス
イッチSW2を一定時間だけオンとする。以下の動作は上
記と同様で第2のリレーRY2が一定時間駆動され、その
接点がバッテリ−BTの正極性側に接続されてソレノイド
11に矢印a方向に電流が流れる。
以上のような動作により、スイッチSW1,SW2による指
示で、ソレノイド11にいずれの方向にも、ソレノイドを
十分駆動するに必要な一定の時間だけ駆動電流を流すこ
とができ、ソレノイドを確実に駆動することができる。
第3図はオートリセット回路ARCの動作を示す波形図
である。今、バッテリーBTの電圧VBが(a)に示すよう
に変動後低下した場合、電源回路PSSを介して得られる
電流電圧Vccは(b)に示すように次第に低下する。こ
の場合、オートリセット回路ARCのコンデンサCoの電荷
は、ダイオードD1を介して急激に放電し、モノマルチ回
路IC1,IC2のリセット端子Rに(c)に示すようになリ
セット信号が印加される。これによって、モノマルチ回
路IC1,IC2は、そこに供給されている直流電圧Vccが低下
する前に動作状態をリセットし、不用意にソレノイドが
駆動されるのを防止する。又、バッテリー電圧VBの電圧
急変動に対しては、各モノマルチ回路IC1,IC2は一定時
間Tdだけ遅れてリセット解除が行われ、同様にソレノイ
ドが不用意に駆動されないようにしている。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、ソレノ
イドを駆動する時、所定の決められた時間Tonだけ、任
意の方向に駆動電流を流すことができるもので、簡単な
構成で、且つ低消費電力で確実にソレノイドを動作させ
ることのできる駆動回路が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気的接続図、第2図
はその動作を説明する動作波形図、第3図は第1図回路
内のオートリセット回路の動作波形図、第4図はフード
空振り機構の動作説明図である。 1……ソレノイド SW1,SW2……第1,第2のスイッチ FL1,FL2……第1,第2のノイズ除去回路 IC1,IC2……第1,第2のモノマチル回路 RY1,RY2……第1,第2のリレー BT……バッテリー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソレノイドと、このソレノイドに流す電流
    の方向を指示する第1,第2のスイッチと、この第1,第2
    のスイッチの作動によって生ずる信号を入力とする第1,
    第2のノイズ除去回路と、この第1,第2のノイズ除去回
    路を経て波形整形されたパルス信号をトリガ入力とし、
    前記ソレノイドを駆動するに必要な所定時間のパルス幅
    をもった信号を出力する第1,第2のモノマルチ回路と、
    前記ソレノイドの両端子をそれぞれ電源の正又は負極性
    端に接続する第1,第2のリレーとを備え、 前記第1のモノマチル回路からの出力パルス幅信号によ
    って前記第1のリレーを駆動し、第2のモノマルチ回路
    からの出力パルス幅信号によって前記第2のリレーを駆
    動するようにしたことを特徴とするソレノイドの駆動回
    路。
  2. 【請求項2】第1,第2のモノマルチ回路は、バッテリー
    電源電圧の急変動を検出するオートリセット回路からの
    リセット信号が印加される特許請求の範囲第1項記載の
    ソレノイドの駆動回路。
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FR2729005A1 (fr) * 1994-12-28 1996-07-05 Schneider Electric Sa Dispositif electrique de commande d'ouverture et de fermeture d'un interrupteur ou d'un disjoncteur
GB0200030D0 (en) 2002-01-02 2002-02-13 Bae Systems Plc A switching circuit and a method of operation thereof
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