JP2005318791A - 駆動装置の故障検出回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動回路における故障箇所の特定を可能にし、故障状態での駆動を防止する。
【解決手段】モータ4を駆動するべく電源ライン2と接地との間に設けられた第1リレーRY1、正逆転制御用の第3・4リレーRY3・4、第1制御素子FET1とによる駆動回路とは別個にテスト電圧供給回路13を設け、その出力ラインをモータ4と第4リレーRY4とのノードに接続し、テスト電圧供給回路からのテスト電圧を制限抵抗R2を介した微小電流出力とする。起動前にテスト電圧を印加するテストを行う場合に微小電流を流すだけのため、駆動回路に通常の駆動電流が流れることがなく、テスト電圧検出回路により検出した電圧によりモータやFETの故障状態を判定することができる。例えば、起動前に作動を抑制したり、状況をユーザに知らせることができるばかりでなく、故障時にモータなどの駆動源を駆動した時の二次的な課題(不都合な状態)の発生も防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータやソレノイドなどの駆動源、及び駆動源を制御する駆動回路の正常/異常状態を検出するための駆動装置の故障検出回路に関するものである。
従来、モータやクラッチのソレノイドなどの駆動源を駆動する駆動回路において、例えばモータを駆動する場合にはリレーを用いたブリッジ回路を組んでモータを正逆回転制御するようにしたものがある。そして、モータの接地側端子の接続ラインにシャント抵抗を設けてモータ電流を検出可能にし、モータ回転パルスと合わせて回路の故障箇所を特定するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載のように、故障検出回路を車両用の電装品に用いた場合、故障箇所の特定が用意に行える上、無駄な交換を抑えることができる。
また、電源とモータ正逆回転用の各切換スイッチとの間にFETを設け、電源からの過電圧供給時にツェナーダイオードのブレイクダウンによりFETをオフにして、モータへの過電圧供給を遮断するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−213092号公報(第3−4頁、図2) 特開平9−247848号公報(第6頁、図1)
しかしながら、上記各状態検出回路にあっては、いずれもモータ起動後に故障などの異常状態を検出するものであり、一旦モータに対する電源供給状態にした後でなければ正常/異常を判別することができなかった。特に自動車用オートスライドドアやパワーウィンドウやサンルーフなどの開閉体の駆動制御に適用した場合に、異常時には開閉スイッチを操作したときに所望の速度制御ができなくなる可能性があり、それを起動後にユーザが認識することになる。また、イグニッションスイッチ投入後にモータを起動させたときに開閉体が不自然な動きをすることも考えられる。なお、それらの不具合対策として別途フェイルセーフ機能を追加する等で対応は可能であるが、そのために制御回路が複雑化するという問題がある。
また、電流検出によって異常を検出できた場合であっても、その異常がモータのショート故障によるものなのか、素子の故障によるものなのか、異常箇所を特定することが困難であるという問題がある。さらに、回路のショート故障の状態でモータへの電源供給を行った場合には過電流によりモータや素子に過負荷が加わってそれらの耐久性が劣化したり、素子の故障の場合にはモータを駆動しようとしても所定の制御を行うことができなかったりという問題がある。
このような課題を解決して、駆動源や駆動回路における故障箇所の特定を可能にすると共に故障状態での駆動を防止することを実現するために本発明に於いては、電源からの駆動電流が流れることにより駆動状態となる駆動源と、前記駆動源を駆動制御するための駆動回路とを有する駆動装置の故障検出回路であって、前記駆動回路が、前記電源(V)及び接地間に前記駆動源(3・4)と直列接続された第1のスイッチング素子(FET1,FET2)を有し、前記故障検出回路が、前記駆動源(3,4)及び第1のスイッチング素子(FET1,FET2)間に前記駆動電流よりも小さい電流を流すテスト電圧を印加するテスト電圧供給回路(13)と、前記駆動源(3,4)及び第1のスイッチング素子(FET1,FET2)間の電圧を検出するためのテスト電圧検出回路(14,15)と、前記駆動制御の停止時に前記テスト電圧を印加する場合としない場合とのそれぞれにおいて前記テスト電圧検出回路(14,15)による電圧の有無の検出結果により前記駆動源(3,4)及び第1のスイッチング素子(FET1,FET2)が正常であるか異常であるかを判定するためのコントローラ(CPU)とを有するものとした。
特に、前記駆動回路が、さらに前記駆動源(3)を正逆両方向に駆動可能にするべく前記駆動源の電源及び接地接続端に接続された一対の第2のスイッチング素子(RY3,RY4)を有し、前記コントローラが、前記電源(V)の電圧を前記駆動源(3)に加えた状態で前記一対の第2のスイッチング素子(RY3,RY4)のオンオフの組み合わせの各場合において前記テスト電圧検出回路(14)による電圧の有無の検出結果により前記第2のスイッチング素子(RY3,RY4)が正常であるか異常であるかを判定するものとした。また、前記駆動回路が、前記電源(V)の電圧を前記駆動源(3)に選択的に加えるための第3のスイッチング素子(RY1)を有し、前記コントローラが、前記判定のために前記第3のスイッチング素子(RY1)を導通状態にすると良い。また、前記駆動源(3)がDCモータであることや、前記駆動源(4)が電磁クラッチであるや、前記第1のスイッチング素子(FET1,FET2)がFETであること、また前記テスト電圧供給回路(13)が制限抵抗(R2,R3)を有し、前記テスト電圧が前記制限抵抗(R2,R3)を介して出力されること、また前記駆動装置が、車両用開閉体を開閉駆動する装置であると良い。
このように本発明によれば、駆動電流よりも小さな電流が流れるようなテスト電圧を印加するテスト電圧供給回路を設け、駆動制御の停止(電源電圧が加えられずかつ第1のスイッチング素子がオフ)時にテスト電圧を印加する場合としない場合とのそれぞれにおいて、テスト電圧検出回路により電圧の有無を検出することにより、大電流となる駆動電流を流さずに駆動源及び第1のスイッチング素子の正常/異常状態を判定することができる。例えば、起動前に作動を抑制したり、状況をユーザに知らせたりすることができるばかりでなく、故障時に駆動源としてのDCモータなどを駆動した時の二次的な課題(不都合な状態)の発生も防止できるため、特に自動車用開閉体の駆動制御に用いられる駆動源としてのDCモータや電磁クラッチなどの電磁駆動体を駆動制御する回路に好適である。
特に、駆動回路が、さらに駆動源としての例えばDCモータを正逆両方向に駆動可能にする一対の第2のスイッチング素子を有し、それらのオンオフの組み合わせに対してテスト電圧検出回路による電圧の有無の検出結果により、第2のスイッチング素子が正常であるか異常であるかを判定すると良い。これにより、駆動源の正逆駆動を可能にするための一対の第2のスイッチング素子を有する駆動回路を設けたものにおいても、それら第2のスイッチング素子の正常/異常状態を判定することができる。また、駆動源としてDCモータや電磁クラッチを用いたもの、また第1のスイッチング素子としてFETを用いたものに好適である。また、テスト電圧を制限抵抗を介して出力することにより、テスト電圧供給回路の電源電圧には駆動回路の電源をそのまま用いることができ、かつ制限抵抗を設けるという簡単な回路とすることができるため、低廉な故障検出回路を提供し得る。また、車両用開閉体の駆動装置に適用することにより、例えば起動前に故障を検出することができ、開いたままというような事態を回避することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は本発明が適用された駆動装置の要部回路図であり、本駆動装置は例えば自動車のオートスライドドアやパワーウィンドウやサンルーフなどの開閉体の駆動制御に適用可能である。
図に示されるように、駆動回路1の電源端子1a、1bが電源としての図示されないバッテリの電源ライン(例えばV=12V)2に接続されている。駆動回路1には、例えば図示しない車両用の開閉体を駆動する駆動源(電磁駆動体)としてのDCモータ3と電磁クラッチ(励磁コイル)4とが接続されている。開閉体をモータ3で開閉駆動する際にはクラッチ4を接状態にし、停止時にはクラッチ4を断状態にすることにより手動で容易に開閉可能にすることができる。なお、クラッチ4にあっては、電気的な説明をする場合にはマグネットクラッチにおける励磁コイルを言うものとする。
次に、駆動回路1内の回路構成について示す。電源端子1aには、モータ駆動回路に電源電圧を加える第3のスイッチング素子としての第1リレーRY1の常時開接点が接続されていると共に、電源端子1bには電磁クラッチ駆動回路に電源電圧を加える第3のスイッチング素子としての第2リレーRY2の常時開接点が接続されている。第1リレーRY1のコイルは第1リレードライブ回路5により制御される。なお、第1リレードライブ回路5は、駆動装置全体をCPUで制御するようにしたコントローラCPUからのドア開閉信号に応じてモータ3を回転させるタイミングで第1リレーRY1を励磁/非励磁するように作動する。
第2リレーRY2のコイルは第2リレードライブ回路6により制御される。なお、第2リレードライブ回路6は、コントローラCPUからのドア開閉信号に応じてクラッチ4を接/断するタイミングで第2リレーRY2を励磁/非励磁するように作動する。第1及び第2リレーRY1・2は開閉(オンオフ)スイッチとして設けられている。
第1リレーRY1の接点のコモン端子には抵抗R1を介して一対の第2のスイッチング素子としての第3リレーRY3と第4リレーRY4との各常時開接点が接続されており、第3及び第4リレーRY3・RY4の各常時閉接点は第1のスイッチング素子としてのFETからなる第1制御素子FET1を介して接地されている。第3及び第4リレーRY3・4は2位置切換スイッチとして設けられている。切り換えによりモータ3の各電源及び接地接続端としての各端子が電源側または接地側に接続される。
第1制御素子FET1は、コントローラCPUからの開閉制御信号に応じて作動するPWMドライブ回路7によりPWM制御されるようになっている。モータ3をPWM制御することは、例えばオートスライドドアに本回路を適用した場合に停車時の傾斜状態に影響されることなくスライド速度を一定に制御する場合に有効である。この第1制御素子FET1は、図示例のように接地側に設けることに限定されず、モータ3の電源側に設けても良いことは言うまでもない。
また、クラッチ4の電源端子1b側とは相反する側の端子が第1のスイッチング素子としてのFETからなる第2制御素子FET2を介して接地されている。その第2制御素子FET2も、コントローラCPUからのクラッチ制御信号に応じて作動するFETドライブ回路8により制御される。例えばオートスライドドアにおいて傾斜地に停車した場合に、閉扉方向が下向きの場合には自然落下により閉扉し得る。その場合にモータ3を駆動することなくクラッチ4を断続させたり滑らせたりして閉扉させることにより、省エネとなる。本駆動回路のようにクラッチ4にFETからなる第2制御素子FET2を接続することにより、上記制御が可能である。
なお、第1のスイッチング素子にあっては、図示例ではFETからなる第1・第2制御素子FET1・FET2を設けたが、FETに限られるものではなく、例えば駆動源に流れる電流を制御可能なトランジスタ等が適用可能である。
第3リレーRY3のコモン端子にモータ3の一方の端子が接続され、第4リレーRY4のコモン端子にモータ3の他方の端子が接続されている。第3リレーRY3のコイルが第3リレードライブ回路9により制御され、第4リレーRY4のコイルが第4リレードライブ回路10により制御されるようになっている。コントローラCPUからの開閉信号により例えばモータ3を正転させる場合には第3リレードライバ9から第3リレーRY3に励磁信号が出力されて第3リレーRY3のみが図の二点鎖線に示される側に切り替わり、逆転させる場合には第4リレードライバ10から第4リレーRY4に励磁信号が出力されて第4リレーRY4のみが図の二点鎖線で示される側に切り替わる。これら各リレーRY3・4にあっては、図2の実線状態をオープン(またはオフ)状態と言い、二点鎖線状態をオン状態と言うことにする。
なお、上記抵抗R1の両端にはモータ3に流れる電流を検出するための電流検出回路11が接続されており、抵抗R1と第3及び第4リレーRY3・RY4の常時開接点との間にはモータ3に印加される電圧を検出するための電圧検出回路12が接続されている。
そして、例えば電源ライン2から分岐したラインにテスト電圧供給回路13が設けられている。テスト電圧供給回路13は、電源ライン2から分岐したラインに接続されたトランジスタQ1と、そのトランジスタQ1をオン/オフ制御するトランジスタQ2と、トランジスタQ1のコレクタにダイオードD1を介して接続された制限抵抗R2と、トランジスタQ1のコレクタに並列にダイオードD2を介して接続された制限抵抗R3とを有して構成されている。
上記制限抵抗R2はモータ3と第4リレーRY4のコモン端子とのノードに接続され、制限抵抗R3はクラッチ4と第2制御素子FET2とのノードに接続されている。なお、クラッチ4と第2制御素子FET2とのノードとクラッチ4の他端側(電源端子1a側)端子との間には、その他端側に向けて順方向となるダイオードD3が接続されている。
また、第3及び第4リレーRY3・RY4の各常時閉接点と第1制御素子FET1とのノードにはテスト電圧検出回路としての第1故障検出回路14が接続され、クラッチ4と第2制御素子FET2とのノードにはテスト電圧検出回路としての第2故障検出回路15が接続されている。これら各故障検出回路14・15は図示例では各ノードの電圧を検出するものであるが、それに限られるものではなく、電流を検出するようにしても良い。
このようにして駆動装置の故障検出回路が構成されており、その故障検出要領について図2の表を参照して以下に示す。なお図2では、テスト電圧供給回路13から電流が出力される状態をその出力段のトランジスタQ1のオン状態として○で示し、その反対のオフ状態を×で示している。また、各リレーRY1〜4に対して、図1の状態(オフ)にする制御信号がコントローラCPUから出力された状態を(×)で示し、その反対となるオンにする制御信号がコントローラCPUから出力された状態を(○)で示している。したがって、各リレーRY1〜4にあっては、コントローラCPUからの出力に対応した状態になっているとは限らない。
また、各故障検出回路14・15で電圧が検出された状態をHで示し、検出されなかった場合をLで示している。なお、表における判定で「正常」としているのは、対応するモードが対象とする故障検出項目に対してのコントローラCPUによる判定である。また、故障検出に直接関係しないものを横線(−)で示している。
本回路による故障検出にあっては、主回路であるモータ3やクラッチ4に対して例えばシステムの起動時など通常制御を行う時の駆動電流を流さない駆動制御の停止時に行うことであって良い。また、トランジスタQ1及び各リレーRY1〜4に対するオンオフ制御、各故障検出回路14・15により電圧が検出されたか否かの判定、それらの組み合わせ結果に基づく故障箇所の特定にあっては、コントローラCPUにより行う。なお、図2の表には記載されていないが、故障検出にあっては上記したように駆動制御の停止時であることから各制御素子FET1・2はオフ状態にされている。
まず、駆動源(モータ3・クラッチ4)の電源(電源ライン2)V側のショート故障を検出するモードM1について示す。このモードM1にあっては、テスト電圧供給回路13から微小電流を流さず(コントローラCPUから微小電流出力指令ISを出力せず)に、また各リレーRY1〜4に対しても全てオン信号を出力しない状態(オフ状態)で第1及び第2故障検出回路14・15によりそれぞれの電圧レベルを検出する。なお、以下の検出においても第1及び第2故障検出回路14・15によりそれぞれの電圧レベルを検出することで行うため、その点についての記載は以下において省略する。
第1故障検出回路14で電圧が検出されない(L)場合には、制御素子FET1及びモータ3(端子の状態)がバッテリ(+端子)側(電源側)ショートに対しては正常である(表2の第1行)。同様に、第2故障検出回路15で電圧が検出されない(L)場合には、制御素子FET2及びクラッチ4(端子の状態)がバッテリ側ショートに対しては正常である(表2の第1行)。
それに対して、第1故障検出回路14により電圧Vが検出された場合(H)には、第1故障検出回路14による検出点に電源電圧Vが発生するということから、モータ3の端子が電源2(バッテリ)側にショート故障している(表2の第2行)。第2故障検出回路15により電圧Vが検出された場合には、第2故障検出回路15による検出点に電源電圧Vが発生するということから、クラッチ4の端子が電源ライン2(バッテリ)側とショート故障している(表2の第3行)。
次に、駆動源(モータ3・クラッチ4)の接地(GND)側ショート故障を検出するモードM2について示す。このM2にあっては、テスト電圧供給回路13から微小電流を流す(コントローラCPUから微小電流出力指令ISを出力する)。またこの場合にあっても各リレーRY1〜4に対しては全てオン信号を出力しない。
コントローラCPUから微小電流出力指令ISがトランジスタQ2に出力されると、トランジスタQ1がオンし、それに応じてテスト電圧供給回路13から微小電流が出力される。トランジスタQ1の出力ラインは分岐されており、それぞれ上記したように制限抵抗R2・R3が設けられており、駆動電流よりも小さな微小電流がそれぞれ出力される。微小電流としては具体的にはモータ3及びマグネットクラッチ4が駆動することがない程度であると良い。
トランジスタQ1がオン(○)で各リレーRY1・3・4がオフ(×)の場合に第1故障検出回路14がHの場合には、モータ3に供給された微小電流がモータ3の端子から他へ流れることなく第1故障検出回路14による検出点に流れて電圧が発生したことになるため、モータ3に接地側ショート故障がない(表2の第4行)。同様に、第2故障検出回路15が共にHの場合には、クラッチ4に供給された微小電流がクラッチ4の端子から他へ流れることなく第2故障検出回路15による検出点に流れて電圧が発生したことになるため、クラッチ4に接地側ショート故障がない(表2の第4行)。
なお、このモードM2が対象とする故障は接地側ショート故障であるが、電源側ショート故障していた場合には駆動電流による大電圧が検出されるため、微小電流による小電圧との違いを検出するように各故障検出回路14・15を構成することにより、そのような電圧値の違いにより電源側ショート故障であるか接地側ショート故障であるかを区別することもできる。本故障検出にあっては、モードM1を先に実行することにより電源側ショート故障を検出し、次にモードM2を実行して接地側ショート故障を判断する。
モードM2において、第1故障検出回路14がLとなった場合には第1制御素子FET1のショート故障(表2の第5行)またはモータ3の端子の接地(GND)側ショート故障(表2の第6行)となる。同様に、第2故障検出回路15がLとなった場合には第2制御素子FET2のショート故障(表2の第7行)またはクラッチ4の端子の接地(GND)側ショート故障(表2の第8行)となる。
これらモードM1・M2による故障検出の実行により、駆動源(図示例におけるモータ3・クラッチ4)の電源側または接地側のショート故障、及び第1のスイッチング素子(図示例におけるFET1・2)のショート故障を検出することができる。
次に、駆動源を正逆両方向に駆動可能にするための切換スイッチを設けた場合におけるその故障検出要領について示す。具体的には、本図示例にあってはモータ3を正逆回転可能にするための一対の第2のスイッチング素子としての第3及び第4リレーRY3・4を設けており、それら各リレーRY3・4のオン故障及びオープン故障を検出するものである。
この正逆切換スイッチの故障を検出するモードM3にあっては、テスト電圧供給回路13から微小電流を流さず(コントローラCPUから微小電流出力指令ISを出力せず)、かつ第1リレーRY1をオン(○)した状態で行う。これらの条件は前提条件のため以下の説明では省略する。そして、切換スイッチとしての第3及び第4リレーRY3・4を選択的にオン(○)またはオフ(×)にして検出する。
まず、第3及び第4リレーRY3・4をオフ(×)にした場合に、第1故障検出回路14がLの場合には、電源電圧Vが図2の状態の各リレーRY3・4で遮断されていることによるため、各リレーRY3・4のオン故障に対しては正常である(表2の第9行)。両リレーRY3・4がオフ(×)で第1故障検出回路14がHとなった場合には、両リレーRY3・4の少なくともいずれか一方がオン状態になったままの故障である(表2の第10・11行)。
モードM3において、第3リレーRY3をオン(○)し、第4リレーRY4をオフ(×)にして、第1故障検出回路14がHとなった場合には、電源電圧がオン状態の第3リレーRY3・モータ3・オフ状態の第4リレーRY4を介して第1故障検出回路14による検出点に印加されたことになり、各リレーRY3・4の動作に対して正常である(表2の第12行)。同じ条件で第1故障検出回路14がLの場合には、第3リレーRY3が電源側に切り替わらなかったことになるため、第3リレーRY3がオープン故障である(表2の第13行)。
またモードM3において、第3リレーRY3をオフ(×)し、第4リレーRY4をオン(○)にして、第1故障検出回路14がHとなった場合には、電源電圧がオン状態の第4リレーRY4・モータ3・オフ状態の第3リレーRY3を介して第1故障検出回路14による検出点に印加されたことになり、各リレーRY3・4の動作に対して正常である(表2の第14行)。同じ条件で第1故障検出回路14がLの場合には、第4リレーRY4が電源側に切り替わらなかったことになるため、第4リレーRY4がオープン故障である(表2の第15行)。
なお、本故障検出回路にあっては、第3のスイッチング素子としての各リレーRY1・2のオン故障も検出することができる。その場合のモードM4にあっては、テスト電圧供給回路13から微小電流を流さない(コントローラCPUから微小電流出力指令ISを出力しない)状態で行う。この条件は前提条件のため以下の説明では省略する。
第2リレーRY2のオン故障を検出する場合には第2リレーRY2にオフ信号(×)を出力する。この時、第2故障検出回路15がLである場合にはオフ状態の第2リレーRY2により電源電圧が遮断されたことになるため、第2リレーRY2は正常である(表2の第16行)。それに対して、第2故障検出回路15がHとなった場合には、第2リレーRY2がオン状態になっていてクラッチ4を介して第2故障検出回路15による検出点に電源電圧が印加されたことになるため、第2リレーRY2は異常である(表2の第17行)。
また、第1リレーRY1のオン故障を検出する場合には第1リレーRY1にオフ信号(×)を出力すると共に、第1リレーRY1から第1故障検出回路14による検出点に至るラインを導通状態にするために例えば第3リレーーRY3にオン信号(○)を出力しかつ第4リレーRY4にオフ信号(×)を出力する。
この時、第1故障検出回路14がLである場合にはオフ状態の第1リレーRY1により電源電圧が遮断されたことになるため、第1リレーRY2は正常である(表2の第18行)。それに対して、第1故障検出回路14がHとなった場合には、第1リレーRY1がオン状態になっていて第3リレーRY3及びモータ3及び第4リレーRY4を介して第1故障検出回路14による検出点に電源電圧が印加されたことになるため、第1リレーRY1は異常である(表2の第19行)。なお、第3及び第4リレーRY3・4のオンオフの組み合わせは上記と逆であっても良い。
このようにして、テスト電圧供給回路13を設け、その出力を制限抵抗R2・R3を介して駆動源(モータ3・クラッチ4)には微小電流が流れる程度にすることにより、起動前のチェックにおいて駆動源(モータ3・クラッチ4)が故障していた場合でもそれらや各素子(リレー・FET)に大電流が流れてしまうことを防止することができ、故障検出により部品に過大な負荷を掛けてしまうことがない。また、各制御素子FET1・2がショート故障していた場合でも電流制限された微小電流によりモータ3やクラッチ4を駆動する程の電流が流れることはない。さらに、各リレーRY1〜4のオン/オフの組み合わせを考慮することにより、リレーRY1〜4も含めた個々の故障状態を図2に示したように判断することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、本実施の形態おいては、駆動装置の故障検出回路を車両用の開閉体の制御回路に適用した場合を示しているが、これに限られることはなく、駆動源を駆動制御する制御回路であれば適用可能である。
本発明が適用された駆動回路の要部回路図である。 故障検出要領を示す説明図である。
符号の説明
1 駆動回路
2 電源ライン
3 モータ
4 マグネットクラッチ
13 テスト電圧供給回路
14 第1故障検出回路
15 第2故障検出回路
RY1・2・3・4 第1・2・3・4リレー
FET1・2 第1・2駆動制御スイッチ
R2・3 制限抵抗

Claims (8)

  1. 電源からの駆動電流が流れることにより駆動状態となる駆動源と、前記駆動源を駆動制御するための駆動回路とを有する駆動装置の故障検出回路であって、
    前記駆動回路が、前記電源(V)及び接地間に前記駆動源(3・4)と直列接続された第1のスイッチング素子(FET1,FET2)を有し、
    前記故障検出回路が、前記駆動源(3,4)及び第1のスイッチング素子(FET1,FET2)間に前記駆動電流よりも小さい電流を流すテスト電圧を印加するテスト電圧供給回路(13)と、
    前記駆動源(3,4)及び第1のスイッチング素子(FET1,FET2)間の電圧を検出するためのテスト電圧検出回路(14,15)と、
    前記駆動制御の停止時に前記テスト電圧を印加する場合としない場合とのそれぞれにおいて前記テスト電圧検出回路(14,15)による電圧の有無の検出結果により前記駆動源(3,4)及び第1のスイッチング素子(FET1,FET2)が正常であるか異常であるかを判定するためのコントローラ(CPU)とを有することを特徴とする駆動装置の故障検出回路。
  2. 前記駆動回路が、さらに前記駆動源(3)を正逆両方向に駆動可能にするべく前記駆動源の電源及び接地接続端に接続された一対の第2のスイッチング素子(RY3,RY4)を有し、
    前記コントローラが、前記電源(V)の電圧を前記駆動源(3)に加えた状態で前記一対の第2のスイッチング素子(RY3,RY4)のオンオフの組み合わせの各場合において前記テスト電圧検出回路(14)による電圧の有無の検出結果により前記第2のスイッチング素子(RY3,RY4)が正常であるか異常であるかを判定することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置の故障検出回路。
  3. 前記駆動回路が、前記電源(V)の電圧を前記駆動源(3)に選択的に加えるための第3のスイッチング素子(RY1)を有し、前記コントローラが、前記判定のために前記第3のスイッチング素子(RY1)を導通状態にすることを特徴とする請求項2に記載の駆動装置の故障検出回路。
  4. 前記駆動源(3)がDCモータであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の駆動装置の故障検出回路。
  5. 前記駆動源(4)が電磁クラッチであることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置の故障検出回路。
  6. 前記第1のスイッチング素子(FET1,FET2)がFETであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の駆動装置の故障検出回路。
  7. 前記テスト電圧供給回路(13)が制限抵抗(R2,R3)を有し、前記テスト電圧が前記制限抵抗(R2,R3)を介して出力されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の駆動装置の故障検出回路。
  8. 前記駆動装置が、車両用開閉体を開閉駆動する装置であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の駆動装置の故障検出回路。
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