JP2578128B2 - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工装置

Info

Publication number
JP2578128B2
JP2578128B2 JP62231130A JP23113087A JP2578128B2 JP 2578128 B2 JP2578128 B2 JP 2578128B2 JP 62231130 A JP62231130 A JP 62231130A JP 23113087 A JP23113087 A JP 23113087A JP 2578128 B2 JP2578128 B2 JP 2578128B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
moving body
wire
wire electrode
electric discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62231130A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6478723A (en
Inventor
茂治 横道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP62231130A priority Critical patent/JP2578128B2/ja
Publication of JPS6478723A publication Critical patent/JPS6478723A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2578128B2 publication Critical patent/JP2578128B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はワイヤ放電加工装置に係り、更に詳細に
は、テーパ加工に使用されるUV軸装置の構造に関するも
のである。
(従来の技術) 従来のテーパ加工に使用されるワイヤ放電加工装置の
構造は、例えば第3図のようになっている。即ち、ベッ
ド3に、XYテーブル5及びコラム7が設けられてりお
り、XYテーブル5には、加工槽9及び加工物Wを取付け
る取付台11が設けられ、コラム7には、上部アーム37及
び下部アーム29が設けられている。
上部アーム37の左端には、Z軸装置25が上下動自在に
設けられており、その下端に、上部ワイヤガイドを備え
た上部ノズル27を、U軸(X軸に平行)及びV軸(Y軸
に平行)方向へ移動させるテーパ加工ユニット13が装着
されている。下部アーム29の左端には、下部ワイヤガイ
ドを備えた下部ノズル31が固定されている。
ワイヤ電極Eは、ワイヤ電極供給リール39から供給さ
れ、矢印の方向に沿って、上部ノズル27,下部ノズル31
を経て、ワイヤ電極巻取りリール41に巻き取られる。ワ
イヤ電極は上部ノズル27と下部ノズル31間で加工物Wに
放電加工を行なう。図示の破線のワイヤ電極は、テーパ
加工ユニット13により、上部ノズル27を右方向(V軸方
向)へ移動させた場合のワイヤ電極の湾曲を示したもの
である。
(発明が解決しようとする問題点) 近年ワイヤ放電加工について、高速,高精度,大テー
パ加工の要求が高まってきたが、前記のような従来の放
電加工装置には、次のような問題があった。
(1) テーパ加工ユニットは加工槽内に入るため、コ
ンパクトに作られ、したがって剛性が小さく、ノズルに
おける高圧の加工液の反力により変位し、加工精度が低
下した。
(2) テーパ加工ユニットは、加工液の飛散をうける
ので、防水処理を完全にする必要があった。
(3) 前記(1)を改善するため、剛性を大きくし、
また前記(2)の防水処理を完全にすると、テーパ加工
ユニットが大型化し、下部アームが長くなるため、この
部の高温加工液による熱変位が大きくなった。
(4) テーパ加工時に、ワイヤ電極が上部ワイヤガイ
ド部で大きく(くの字形に)曲げられるため、安定した
ワイヤ張力が得られなかった。
この発明は、このような問題点に着目して創案された
もので、高速,高精度,大テーパ加工を行なうと共に、
ワイヤ電極の張力の変動を小さくしたテーパ加工ユニッ
トを備えた、ワイヤ放電加工装置を提供することを目的
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、ベッド
上に、加工物を支持するXYテーブルをX軸,Y軸方向へ移
動可能に装着してなるワイヤ放電加工装置において、前
記ベッドに立設したコラムに、前記Y軸又はX軸と平行
なV軸方向へ移動自在のV軸移動体を装着して設け、こ
のV軸移動体の前端面に、前記X軸又はY軸と平行なU
軸方向へ移動自在のU軸移動体を装着して設け、このU
軸移動体の前端面側に、下部に上部ノズルを備えたZ軸
装置を上下動可能に装着して設けると共に、上部ノズル
へワイヤ電極を垂直に供給するために、ワイヤ電極供給
装置を前記U軸移動体の前端面で前記上部ノズルの上方
位置に設けた構成である。
(作用) 上記構成において、V軸移動装置をV軸方向に移動す
ると共に、U軸移動装置をU軸方向へ移動することによ
り、Z軸装置に備えた上部ノズルをV軸,U軸方向に移動
することができ、XYテーブル上の加工物にテーパ加工を
行うことができるものである。
(実施例) 次に、この発明の実施例について、第1図及び第2図
に基づいて説明する。図示のように、この実施例に係る
ワイヤ放電加工装置1は、ベッド3にXYテーブル5と、
コラム7が設けられている。XYテーブル5の上には、加
工槽9及び加工物Wの取付台11が固定されている。コラ
ム7の上には、テーパ加工ユニット13のV軸移動体15
が、ガイドレール17に沿って図示しない駆動装置によ
り、V軸方向(Y軸と平行)へ移動自在に設けられてい
る。
V軸移動体15の前端面(第2図においての左端面)に
は、U軸移動体19が、ガイドレール21に沿って図示しな
い駆動装置により、U軸方向(X軸と平行)へ移動自在
に設けられている。U軸移動体19には、ワイヤ電極供給
装置23,Z軸装置25,上部ワイヤガイドを備えた上部ノズ
ル27等が装着されている。第1図より明らかなように、
上部ノズル27へワイヤ電極を垂直に供給するように、ワ
イヤ電極供給装置23は上部ノズル27の上方位置に配置し
てある。
又コラム7には、アーム29が加工槽9の側板を貫通し
て、水平に設けられており、その端部に、下部ワイヤガ
イドを備えた下部ノズル31が固定されている。
ワイヤ電極Eは、ワイヤ電極供給装置(ワイヤ供給リ
ール、ローラ,張力装置等からなる)23から上部ノズル
27へ垂直に供給され、下部ノズル31の間で、加工物Wに
放電加工を行い、下部ノズル31からアーム29内を通り、
ワイヤ電極巻取り装置33を経て収納箱35に収納される。
このように構成されているので、テーパ加工ユニット
の剛性が大きくなり、ノズル部はコンパクトになり、し
たがって、アーム29は短くなる。また、ワイヤ電極はテ
ーパ加工時、上部ノズル部の湾曲が破線で示したように
従来より半減する。
なお、この実施例は例示的なもので異なる態様におい
ても実施できりものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、ベッド(3)上に、加工物(W)を支
持するXYテーブル(5)をX軸,Y軸方向へ移動可能に装
着してなるワイヤ放電加工装置において、前記ベッド
(3)に立設したコラム(7)に、前記Y軸又はX軸と
平行なV軸方向へ移動自在のV軸移動体(15)を装着し
て設け、このV軸移動体(15)の前端面に、前記X軸又
はY軸と平行なU軸方向へ移動自在のU軸移動体(19)
を装着して設け、このU軸移動体(19)の前端面側に、
下部に上部ノズル(27)を備えたZ軸装置(25)を上下
動可能に装着して設けると共に、上部ノズル(27)へワ
イヤ電極を垂直に供給するために、ワイヤ電極供給装置
(23)を前記U軸移動体(19)の前端面で前記上記ノズ
ル27の上方位置に設けた構成である。
上記構成より明らかなように、本発明においては、コ
ラム7にV軸方向へ移動自在に装着したV軸移動体15の
前端面に、U軸移動体19がU軸方向へ移動自在に装着し
てあり、そして、このU軸移動体19の前端面側に、下部
に上部ノズル27を備えたZ軸装置25が上下動可能に装着
してある。
すなわち、上下動するのはZ軸装置25のみであって、
V軸移動体15及びU軸移動体19は上下動することなくV
軸,U軸方向に移動するものであるから、V軸移動体15及
びU軸移動体19の剛性を向上し、かつZ軸装置25の剛性
を向上することができるものである。この場合、Z軸装
置25のみが上下動する構成であるから、換言すれば、Z
軸装置25にV軸移動体15及びU軸移動体19を支持した構
成ではないから、Z軸装置25の剛性は比較的小さくてよ
いものとなり、全体構成のコンパクト化を図ることがで
き、機械精度の向上を図ることができるものである。
また、V軸移動体15の前端面にU軸移動体19が装着し
てあり、このU軸移動体19の前端面側にZ軸装置25が上
下動可能に装着してあると共に、Z軸装置25に備えた上
部ノズル27に対してワイヤ電極を垂直に供給するため
に、ワイヤ電極供給装置23は、前記U軸移動体19の前端
面で上部ノズル27の上方位置に設けた構成であるから、
各構成部の重なり方向は前後方向であり、全体的構成を
低くすることができるものである。
さらに、Z軸装置25及びワイヤ電極供給装置23が共に
U軸移動体19の前端面に装着してあり、かつ上部ノズル
27に対してワイヤ電極を垂直に供給するように配置して
あるから、ワイヤ電極供給装置23から上部ノズル27への
ワイヤ電極の供給作業が容易であると共に、ワイヤ電極
供給装置23と上部ノズル27との位置的関係を常に一定に
保持し、上部ノズル27が上下動する際にもワイヤ電極を
湾曲することなく、ワイヤ電極供給装置23と上部ノズル
27との間におけるワイヤ電極の湾曲は常に一定状態にあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例のワイヤ放電加工装置の正面
図、第2図は同じく側面図、第3図は従来のワイヤ放電
加工装置の説明図である。同図の同一符号は同一物又は
相等物を示す。 図面の主要な部分を表わす符号の説明 1……ワイヤ放電加工装置 3……ベッド、5……XYテーブル 7……コラム、9……加工槽 13……テーパ加工ユニット 15……V軸移動体 19……U軸移動体 23……ワイヤ電極供給装置 25……Z軸装置、27……上部ノズル 29……アーム、31……下部ノズル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッド(3)上に、加工物(W)を支持す
    るXYテーブル(5)をX軸,Y軸方向へ移動可能に装着し
    てなるワイヤ放電加工装置において、前記ベッド(3)
    に立設したコラム(7)に、前記Y軸又はX軸と平行な
    V軸方向へ移動自在のV軸移動体(15)を装着して設
    け、このV軸移動体(15)の前端面に、前記X軸又はY
    軸と平行なU軸方向へ移動自在のU軸移動体(19)を装
    着して設け、このU軸移動体(19)の前端面側に、下部
    に上部ノズル(27)を備えたZ軸装置(25)を上下動可
    能に装着して設けると共に、上部ノズル(27)へワイヤ
    電極を垂直に供給するために、ワイヤ電極供給装置(2
    3)を前記U軸移動体(19)の前端面で前記上記ノズル2
    7の上方位置に設けたことを特徴とするワイヤ放電加工
    装置。
JP62231130A 1987-09-17 1987-09-17 ワイヤ放電加工装置 Expired - Fee Related JP2578128B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62231130A JP2578128B2 (ja) 1987-09-17 1987-09-17 ワイヤ放電加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62231130A JP2578128B2 (ja) 1987-09-17 1987-09-17 ワイヤ放電加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6478723A JPS6478723A (en) 1989-03-24
JP2578128B2 true JP2578128B2 (ja) 1997-02-05

Family

ID=16918754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62231130A Expired - Fee Related JP2578128B2 (ja) 1987-09-17 1987-09-17 ワイヤ放電加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2578128B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104043884A (zh) * 2014-07-14 2014-09-17 苏州三光科技股份有限公司 用于浸水式线切割机床下臂的密封结构

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11170117A (ja) * 1997-12-11 1999-06-29 Sodick Co Ltd 工作機械の移動軸の制御方法及び装置
DE19932645C5 (de) 1999-07-13 2007-01-11 Agie S.A., Losone Funkenerosionsmaschine und Modulsatz für den Zusammenbau von Werkzeugmaschinen, insbesondere Funkenerosionsmaschinen

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837544Y2 (ja) * 1978-09-26 1983-08-24 ジャパックス株式会社 ワイヤカツト放電加工装置
JPS6284923A (ja) * 1985-10-09 1987-04-18 Fanuc Ltd ワイヤカツト放電加工機
JPS62213923A (ja) * 1986-03-14 1987-09-19 Hitachi Seiko Ltd ワイヤ放電加工機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104043884A (zh) * 2014-07-14 2014-09-17 苏州三光科技股份有限公司 用于浸水式线切割机床下臂的密封结构

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6478723A (en) 1989-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111136356B (zh) 一种随动摆头式大锥度线切割装置
EP2756903A2 (en) Wire electric discharge machine including control means for holding wire electrodes at desired angle
ATE289242T1 (de) Funkenerosionsmaschine
JP2578128B2 (ja) ワイヤ放電加工装置
JPH0364252B2 (ja)
JP3541618B2 (ja) 放電加工による曲がり穴加工方法及びその装置
JP2932340B2 (ja) ワイヤ放電加工装置
JPS6034219A (ja) 通電加工装置
JPS6284923A (ja) ワイヤカツト放電加工機
JP2566800Y2 (ja) ワイヤ放電加工機
JPH0730253Y2 (ja) ワイヤカツト放電加工装置
JPH0425092B2 (ja)
JPS6085830A (ja) ワイヤ放電加工方法
JP3404119B2 (ja) ワイヤ放電加工方法およびその装置
CN217666968U (zh) 一种数控线切割机的下线架结构
JPS62264824A (ja) ワイヤカツト放電加工機のテ−パ加工装置
JPS63216629A (ja) ワイヤカツト放電加工機
JPS5837544Y2 (ja) ワイヤカツト放電加工装置
JP2000052150A (ja) ワイヤ放電加工装置及びワイヤ放電加工方法
JPS61168426A (ja) ワイヤカツト放電加工装置
JPS61168424A (ja) ワイヤカツト放電加工装置
JPH01295717A (ja) ワイヤカット放電加工方法およびその装置
JPS61164726A (ja) ワイヤ電極案内
WO1999000212A1 (fr) Decharge electrique par cable
JPH0545368B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees