JP2577721B2 - 紙幣自動処理装置 - Google Patents

紙幣自動処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紙幣の入出金処理あるいは出金処理を自動
的に行う入出金装置あるいは出金装置等の紙幣自動処理
装置に関するもので、特に装置の1回の取引の出金限度
金額内でかつ出金限度枚数を越えた出金処理を迅速に行
うことが可能な紙幣自動処理装置に関するものである。
〔従来の技術〕
銀行等の金融機関では、係員や顧客等の操作者の入力
支持に従って入出金取引や出金取引を行う自動機が広く
用いられており、これらの取引に伴う現金処理を行うた
めに入出金装置や出金装置等の紙幣自動処理装置が前記
自動機に組み込まれている。
通常、この種の紙幣自動処理装置は、1回の取引で出
金する金額及び紙幣の枚数を制限し、その出金限度金額
内で取引を行うことによって資金の効率的運用及び装置
の小形化等を計っており、そのため操作者が出金限度金
額以上の出金を希望した場合、操作者による操作を誘導
して出金限度金額以内の希望金額を指定させ、装置内で
出金処理して指定金額の紙幣を支払った後、再度操作者
にオーバー分の出金要求金額を指定させて出金処理を行
うことにより、操作者が希望した金額,枚数の紙幣を支
払うようにしている ところが、従来の紙幣自動処理装置では、上述した出
金限度金額以上の取引の他、出金限度枚数以上の取引に
おいても、2度の支払いを行う必要がある。
例えば、出金限度金額が100万円、限度枚数が100枚と
制限された装置では、100枚を出金することが限度であ
るが、操作者が90万90千円つまり1万円紙幣で90万、千
円紙幣で9万を指定した場合、金額の総計は99万円であ
るので限度金額には達しないものの総枚数で90枚+90枚
で180枚となり、限度枚数がオーバーすることになる。
従って、このような場合、操作者に対して「御指定の
金額ではお取扱いできません。限度内金額を御指定し直
して下さい。」との表示を行い、再指定を誘導して取引
を行うようにしている。
つまり、1回目の取引では総枚数を100枚以下、例え
ば90万10千円(総計100枚)に指定させて出金を行い、
2回目にオーバー分の80千円の指定を行わせて出金を行
っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上説明したように従来の紙幣自動処理装置では、操
作者の希望する出金金額が装置の1回の取引で制限され
る出金限度金額内であるにも拘わらず、この総枚数が出
金限度枚数を越えた場合には少なくとも2回の取引を行
わなければなないため、操作者はその取引毎にカードの
挿入、暗証番号の入力、金額及び枚数指定等の取引操作
を強いられることになり、取引時間が長くなるという問
題があった。
本発明はこれらの問題を解決するためになされたもの
で、出金取引時の取引時間を短縮できる紙幣自動処理装
置を実現することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明は、紙幣を出金する
出金部と、金種別に紙幣を収納した複数の紙幣収納部
と、紙幣の金種等の鑑別を行う紙幣鑑別部と、これらの
間で紙幣を搬送する搬送路を備えた紙幣自動処理装置に
おいて、前記紙幣収納部から繰出されて金種等が鑑別さ
れた紙幣を一時的に集積するための複数の一時集積部を
前記出金部と鑑別部の間に搬送路中に設けると共に、出
金取引時に操作者による入力された紙幣の合計枚数が1
回の出金限度枚数を越えるか否かを判別して、出金限度
枚数を越える場合、更に低額紙幣の枚数が前記出金限度
枚数を越えるか否かを判別し、低額紙幣の枚数が前記出
金限度枚数を越えない場合、前記一時集積部毎に同一金
種の紙幣を集積した後、低額紙幣から先に出金し、低額
紙幣の枚数が前記出金限度枚数を越える場合、低額紙幣
の出金枚数が前記出金限度枚数以下になるまでは、前記
出金限度枚数にて低額紙幣の前記一時集積部への集積,
出金を行い、低額紙幣の枚数が前記出金限度枚数以下に
なると、その低額紙幣の枚数と高額紙幣の合計枚数が前
記出金限度枚数を越えるか否かを判別して、出金限度枚
数を越える場合は、前記一時集積部毎に同一金種の紙幣
を集積した後、低額紙幣から先に出金し、前記出金限度
枚数を越えない場合は、同一一時集積部に紙幣をすべて
集積した後、一回で出金するよう制御する制御手段を備
えたことを特徴とする。
〔作 用〕
上述した構成を有する本発明は、出金取引時に制御部
が操作者により入力された紙幣の合計枚数が1回の出金
限度枚数を越えるか否かを判別して、出金限度枚数を越
える場合、更に低額紙幣の枚数が前記出金限度枚数を越
えるか否かを判別し、低額紙幣の枚数が前記出金限度枚
数を越えない場合、各紙幣収納部から紙幣を繰り出して
一時集積部毎に同一金種の紙幣を集積した後、低額紙幣
から先に出金部に搬送して出金する。
また、低額紙幣の枚数が前記出金限度枚数を越える場
合、低額紙幣の出金枚数が前記出金限度枚数以下になる
までは、該当紙幣収納部から前記出金限度枚数にて低額
紙幣を繰り出し、一時集積部への集積と出金部へのに搬
送を行って出金する。
そして、低額紙幣の枚数が前記出金限度枚数以下にな
ると、制御部は低額紙幣の数と高額紙幣の合計枚数が前
記出金限度枚数を越えるか否かを判別して、出金限度枚
数を越える場合は、各収納部から紙幣を繰り出して一時
集積部毎に同一金種の紙幣を集積した後、低額紙幣から
先に出金部に搬送して送金し、前記出金限度枚数を越え
ない場合は、同一一時集積部に紙幣をすべて集積した
後、出金部に搬送して一回で出金する。
〔実 施 例〕
以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明による紙幣自動処理装置の一実施例を
示す概略的な側断面図で、ここでは入出金装置の場合を
示している。
図において1は装置筐体で、その内部には以下の構成
要素が設けられている。
すなわち、2は顧客や係員等の操作者が紙幣を投入し
たりあるいは紙幣を受け取るための入出金部で、前記装
置筐体1の上部に設けられたシャッタを有する開口部の
内側に位置している。
3は前記入出金部2の直下に設けられた分離給送部
で、吸引ドラム4を有しており、入出金部2から受け渡
される紙幣を吸引ドラム4により1枚ずつ吸引分離して
給送するようになっている。
5は装置筐体1の中央部付近に設けられた紙幣鑑別部
で、この紙幣鑑別部5は図示しない光学センサや磁気セ
ンサ及び鑑別回路等を備えており、前記分離給送部3か
ら送られてくる紙幣の真偽判別や損券判別、及び入出金
紙幣の金種判別等を行うようになっている。
6,7,8,9は装置筐体1の下部に並べて配置された紙幣
収納部としての金庫で、6は千円紙幣用(以下千券金
庫)、7は万円紙幣用(以下万券金庫)、8は紙幣供給
回収用(以下一括金庫)、9はリジェクト券用(以下リ
ジェクト金庫)である。
ここで少なくとも一括金庫8とリジェクト金庫9は前
記装置筐体1に対して着脱自在となっており、紙幣補給
時に千円紙幣と万円紙幣は後述する繰出手段と収納手段
により一括金庫8から千券金庫6および万券金庫7に分
配され、また紙幣回収時には千券金庫6及び万券金庫7
内の紙幣が前記両手段により一括金庫8内に戻されるよ
うになっている。
10,11,12,13は紙幣を各金庫6〜8へ収納するための
収納手段で、ここでは羽根車が用いられており、各金庫
6〜8の開口部に対応してそれぞれ配置されている。
14,15,16は前記収納手段11〜13と組み合わせた繰出手
段で、ここでは吸引ドラムが用いられており、これら繰
出手段14,15,16により千券金庫6,万券金庫7、及び一括
金庫8から必要に応じて紙幣が1枚ずつ繰出されるよう
になっている。
17は上述した各構成要素間を結ぶ搬送路で、この搬送
路17は紙幣を搬送する搬送ローラや搬送ベルト、及び紙
幣の搬送方向を切り替える切替ブレード等によって構成
されている。
以上の構成要素1〜17は、入出金装置において従来よ
り用いられているものであるが、本実施例は1回の取引
で出金限度枚数を越えて紙幣を出金するために、例えば
紙幣鑑別部5の上方に紙幣を一時的に集積するA一時集
積部18とB一時集積部19を設けると共に、これに対応し
て羽根車等の集積手段20,21を配置し、この集積手段20,
21と紙幣鑑別部5とを前記搬送路17と同様の部品で構成
される搬送路22により結ぶと共に、前記A一時集積部18
及びB一部集積部19と入出金部2とを搬送路23で結んだ
構成とし、更に図示しない制御部等に出金取引時に1回
の出金限度金額内でかつ出金限度枚数を越える出金か否
かの判別を行って出金動作を制御する機能を持たせたも
のである。
次に上述した構成の作用を、第1図及び第2図に示す
フローチャートを参照して説明する。
尚、説明をわかり易くするため、各ステップをFで表
し、第2図のフローチャートと対応させるものとする。
<F1> まず、操作者が図示しない入力操作部に設けられてい
る0〜9の数字キーと、千円及び万円を示す金種キー等
を操作して、希望する出金金額及び枚数を指定すると、
その指定された金額が装置の1回の取引における出金限
度金額(本実施例では100万円とする)を越えているか
否かが図示しない制御部等で判別され、越えている場合
は図示しない表示手段により操作者に対して金額の再指
定をうながす表示が行われ、また越えていない場合はF2
に移行する。
<F2> 便宜上ここで操作者が指定した万円紙幣(以下万券)
の枚数をX、千円紙幣(以下千券)の枚数をYとする。
<F3> 万券指定枚数Xと千券指定枚数Yを加えた値が装置の
1回の出金限度枚数(本実施例では100枚)を越えてい
るか否かが前記制御部等で判別され、越えている場合は
F11へ、越えていない場合はF4へ移行する。
<F4> 千券指定枚数Yがゼロか否かが前記制御部等で判別さ
れ、ゼロの場合はF6へ、ゼロでない場合はF5へ移行す
る。
<F5> 千券金庫6内の紙幣が繰出手段14により1枚ずつ繰出
され、搬送路17により紙幣鑑別部5に送られる。
そして、この紙幣鑑別部5内で金種判別、2重送りの
検知等が行われ、ここで良と鑑別された紙幣は搬送路22
を経て集積手段20によりA一時集積部18に集積され、一
方2重送り紙幣等の不良と鑑別された紙幣は搬送路17を
経て収納手段10によりリジェクト金庫9内に収納され
る。
また、この間A一時集積部18に蓄積される千円紙幣は
図示しない計数手段により計数され、千券紙幣枚数Yに
達すると、千券金庫6からの紙幣の繰出しが停止されて
F6へ移行する。
<F6> 万券指定枚数Xがゼロか否かが前記制御部等で判別さ
れ、ゼロの場合はF8へ、またゼロでない場合はF7へ移行
する。
<F7> 万券金庫7内の万円紙幣が繰出手段15により1枚ずつ
繰出され、搬送路17により紙幣鑑別部5に送られる。
そして、前記千円紙幣と同様にこの紙幣鑑別部5で金
種判別、2重送りの検知等が行われ、ここで良と鑑別さ
れた紙幣は搬送路22を経て集積手段20によるA一時集積
部18に集積され、一方2重送り紙幣等の不良と鑑別され
た紙幣は搬送路17を経て収納手段10によりリジェクト金
庫9内に収納される。
また、このときもA一時集積部18に集積される万円紙
幣は図示しない計数手段によって計数され、万券指定枚
数Xに達すると、万券金庫7からの紙幣の繰出しが停止
されてF8へ移行する。
<F8> 前記の如くA一時集積部18に集積された万円紙幣及び
千円紙幣がB一時集積部19を経て搬送路23による入出金
部2へ一括して搬送され、搬送終了後F9に移行する。
<F9> 開口部のシャッタを開いて操作者に紙幣を支払い、こ
のとき図示しない検知手段により操作者による紙幣の受
取りを検知して、紙幣受取りが確認された場合前記シャ
ッタが閉じF10に移行する。
<F10> 図示しない表示手段により「ありがとうございまし
た。」等の表示を行い、操作者に対して取引の終了を知
らせる。
以上が通常の場合の出金動作であるが、前記のF3での
判別において、限度枚数を越えている場合、本実施例で
は以下の処理が行われる。
<F11> 千券指定枚数Yが100枚を越えているか否かが前記制
御部等で判別され、越えている場合はF17へ、越えない
場合はF12へ移行する。
<F12> 千円紙幣がF5の場合と同様に千券金庫6から1枚ずつ
繰出され、紙幣鑑別部5で同様に良,不良の鑑別が行わ
れた後、良と鑑別された千円紙幣は搬送路22を経て集積
手段21によりB一時集積部19に集積される。
無論この場合も不良と鑑別された紙幣は搬送路17、収
納手段10によりリジェクト金庫9収納される。
そして、前記B一時集積部19に集積される千円紙幣は
図示しない計数手段により計数され、千券指定枚数Yに
達すると千券金庫6からの紙幣の繰出しが停止されてF1
3へ移行する。
<F13> 前記F7と同一の手順で万円紙幣がA一時集積部18に万
券指定枚数Xだけ集積され、F14に移行する。
<F14> B一時集積部19の千円紙幣が搬送路23により一括して
入出金部2へ搬送され、搬送終了後F15に移行する。
<F15> 開口部のシャッタを開いて操作者に千円紙幣を支払
い、このとき図示しない検知手段により操作者による紙
幣の受取りを検知して、紙幣受取りが確認された場合、
前記シャッタが一度閉じ、F16へ移行する。
<F16> 図示しない表示手段により「もう一度お支払いします
のでお待ち下さい。」等の表示を行って、紙幣の支払い
が再度行われることを操作者に知らせ、F8に移行して以
後F10まで前記と同様の処理が実行される。
以上が千円紙幣と万円紙幣の総計枚数が限度枚数つま
り100枚を越え、かつ千円紙幣の千券指定枚数Yが100枚
を越えない場合の出金動作であるが、前記F11で千券指
定枚数Yが100枚を越えると判別された場合は以下の処
理が行われる。
<F17> 前記F12と同一の手順で千円紙幣がB一時集積部19に
例えば100枚集積され、F18に移行する。
<F18> B一時集積部19の千円紙幣が搬送路23により入出金部
2に搬送され、その後F19へ移行する。
<F19> 前記F15と同様に操作者に紙幣が支払われ、F20に移行
する。
<F20> 前記F16と同様に表示を行い、F21へ移行する。
<F21> 図示しない制御部等にて最初に操作者が入力した千券
指定枚数Yから100を差し引いた枚数を新たに千券指定
枚数Yとして、この100枚を越すか否かが判別され、越
える場合はF17〜F20の処理を繰り返して行い、越えない
場合はF22へ移行する。
<F22> 前記F3と同様に万券指定枚数Xと千券指定枚数Yを加
えた値が100枚を越えるか否かが判別され、越える場合
はF12に移行し、また越えない場合はF4へ移行して、そ
れぞれ残りの出金処理が行われる。
以上、本実施例における出金処理について説明した
が、入金処理については、従来と同様に行われるので、
ここでは紙幣の流れのみを簡単に説明する。
まず、操作者が紙幣を一括して入出金部2に投入する
と、投入された紙幣は分離給送部3に受け渡され、吸引
ドラム4により1枚ずつ分離給送されて搬送路17により
紙幣鑑別部5へと搬送される。
そして、この紙幣鑑別部5で真偽判別,金種判別,正
損判別等が行われ、その結果真券でかつ出金用として再
利用可能な正券と鑑別された紙幣は搬送路により収納手
段11,12に送り込まれて千券金庫6及び万券金庫7にそ
れぞれ金種別に収納され、またこの両金庫6,7で満杯で
オーバーフローの場合は収納手段13により一括金庫8に
収納される。
一方、真券ではあるものの出金用としては不適な損券
と鑑別された紙幣は搬送路17により収納手段10に送り込
まれてリジェクト金庫9に収納され、更に偽券と鑑別さ
れた紙幣は搬送路22,集積手段21,B一時集積部19,搬送路
23を経て入出金部2から操作者に返却される。
尚、上述した実施例は入出金装置を例として説明した
が本発明はこれに限られるものではなく、出金のみを行
う出金装置に適用しても同様の出金処理を行うことがで
きる。
また、上述した実施例では千円紙幣と万円紙幣を取り
扱う装置として説明しているが、五千円紙幣も含めて出
金処理を行うことも可能であり、この場合一括金庫を五
千円として用いればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように紙幣収納部から繰出されて金種等
が鑑別された紙幣を一時的に集積するための複数の一時
集積部を出金部と鑑別部の間の搬送路中に設けると共
に、出金取引時に操作者により入力された紙幣の合計枚
数が1回の出金限度枚数を越えるか否かを判別して、出
金限度枚数を越える場合、更に低額紙幣の枚数が前記出
金限度枚数を越えるか否かを判別し、低額紙幣の枚数が
前記出金限度枚数を越えない場合、前記一時集積部毎に
同一金種の紙幣を集積した後、低額紙幣から先に出金
し、低額紙幣の枚数が前記出金限度枚数を越える場合、
低額紙幣の出金枚数が前記出金限度枚数以下になるまで
は、前記出金限度枚数にて低額紙幣の前記一時集積部へ
の集積,出金を行い、低額紙幣の枚数が前記出金限度枚
数以下になると、その低額紙幣の枚数と高額紙幣の合計
枚数が前記出金限度枚数を越えるか否かを判別して、出
金限度枚数を越える場合は、前記一時集積部毎に同一金
種の紙幣を集積した後、低額紙幣から先に出金し、前記
出金限度枚数を越えない場合は、同一一時集積部に紙幣
をすべて集積した後、一回で出金するように制御してい
る。
従ってこれによれば、出金限度金額内であれば従来の
ように操作者に2度以上の取引操作を強いることがな
く、1回の取引で操作者が希望する枚数の紙幣を複数の
一時集積部を利用して最少支払い回数で短時間に出金す
ることができるので取引時間を短縮することができ、取
引効率の向上を図れるという効果が得られる。
また、出金紙幣の合計枚数が出金限度枚数を越えた場
合、低額紙幣から支払いを行うようにしているため、ま
だ出金されていない紙幣があるかどうかを受取人に意識
させることができ、これにより紙幣の取り忘れを防止す
ることが可能になるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による紙幣自動処理装置の一実施例を示
す概略的な側断面図、第2図はその作用を示すフローチ
ャートである。 2……入出金部 5……紙幣鑑別部 6……千券金庫 7……万券金庫 8……一括金庫 9……リジェクト金庫 10〜13……収納手段 14〜16……繰出手段 17……搬送路 18……A一時集積部 19……B一時集積部 20,21……集積手段 22,23……搬送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 孝治 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 関 浩 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−168293(JP,A) 特開 昭59−168594(JP,A) 特開 昭58−214986(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣出金する出金部と、金種別に紙幣を収
    納した複数の紙幣収納部と、紙幣の金種等の鑑別を行う
    紙幣鑑別部と、これらの間で紙幣を搬送する搬送路を備
    えた紙幣自動処理装置において、 前記紙幣収納部から繰出されて金種等が鑑別された紙幣
    を一時的に集積するための複数の一時集積部を前記出金
    部と鑑別部の間の搬送路中に設けると共に、 出金取引時の操作者により入力された紙幣の合計枚数が
    1回の出金限度枚数を越えるか否かを判別して、出金限
    度枚数を越える場合、更に低額紙幣の枚数が前記出金限
    度枚を越えるか否かを判別し、低額紙幣の枚数が前記出
    金限度枚数を越えない場合、前記一時集積部毎に同一金
    種の紙幣を集積した後、低額紙幣から先に出金し、低額
    紙幣の枚数が前記出金限度枚数を越える場合、低額紙幣
    の出金枚数が前記出金限度枚数以下になるまでは、前記
    出金限度枚数にて低額紙幣の前記一時集積部への集積,
    出金を行い、低額紙幣の枚数が前記出金限度枚数以下に
    なると、その低額紙幣の枚数と高額紙幣の合計枚数が前
    記出金限度枚数を越えるか否かを判別して、出金限度枚
    数を越える場合は、前記一時集積部毎に同一金種の紙幣
    を集積した後、低額紙幣から先に出金し、前記出金限度
    枚数を越えない場合は、同一一時集積部に紙幣をすべて
    集積した後、一回で出金するよう制御する制御手段を備
    えたことを特徴とする紙幣自動処理装置。
JP22790285A 1985-10-15 1985-10-15 紙幣自動処理装置 Expired - Lifetime JP2577721B2 (ja)

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