JP2577173Y2 - 食品載置用段ボール紙 - Google Patents

食品載置用段ボール紙

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JP2577173Y2
JP2577173Y2 JP1994014341U JP1434194U JP2577173Y2 JP 2577173 Y2 JP2577173 Y2 JP 2577173Y2 JP 1994014341 U JP1994014341 U JP 1994014341U JP 1434194 U JP1434194 U JP 1434194U JP 2577173 Y2 JP2577173 Y2 JP 2577173Y2
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food
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corrugated
cellophane
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Inventor
俊幸 井上
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池田屋紙器株式会社
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  • Cartons (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として、うどん、そ
ば等の生麺を所定の大きさの玉形に絡めて収納するよう
になした木製の箱内底面に設ける食品載置用段ボール紙
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】うどん、そば、中華そばなどの生麺は予
め定めた量を円形に丸めるように絡めて玉状とし、これ
を底に竹製のすのこを設けた薄い木箱内に収め、製造所
より小売り店へあるいはうどん、そば店へ搬送してい
る。このすのこを用いた木箱は製造された麺を収納して
そのまま移送若しくは比較的短時間の間保管することが
でき、使用後、このすのこ及び木箱を洗浄し、繰り返し
使用している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、竹製の
すのこは、反覆使用の面で利便性があるが、すのこの洗
浄に際しては必ずしも、確実に洗浄できず、竹製すのこ
の目内に麺の細片が付着していることがしばしばある。
またすのこは水による洗浄後、自然乾燥させた後、再使
用しているため、大腸菌その他の雑菌が付着、繁殖し易
く、極めて非衛生的である。大腸菌は熱に弱いので、す
のこに少しばかりの大腸菌が付着していても、生麺を食
する際、この生麺を熱湯で煮沸することにより死滅する
ため、食中毒を防ぐことができる。しかし、製造してか
ら食するまでの時間が長くかかると腐敗し易いものとな
っている。また、生麺を煮沸しないで食すると食中毒に
かかり易い危険がある。
【0004】本考案は、この竹製のすのこの代わりに1
回ずつ更新できる衛生的な食品載置用段ボール紙を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案の食品載置用段ボール紙は、波形紙の表面に
直接、シート状のセロファン紙を貼着して一体としてな
ることを特徴とする。
【0006】
【作 用】本考案の食品載置用段ボール紙を、生麺等の
食品を載せるすのことして使用した場合、食品載置用段
ボール紙の波形紙の表面に直接貼着したセロファン紙と
食品とが接触する面積を、波形紙の作用で小とすること
ができるとともに、食品の持つ粘着性によってもセロフ
ァン紙には強く付着することがないので容易に離間し、
取り出した食品に紙片が付くことがない。さらに、食品
の表面の水分は、セロファン紙の吸湿性によって適度に
乾燥されて、食品が蒸れることを防止でき、食品の味が
損なわれることがない。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明
する。図において1は所要厚と強度を有するクラフト
紙、その他食品衛生上使用の許可されている厚紙をもっ
て波形に形成した波形紙で、この波形紙1の片面若しく
は両面に、直接、所要厚のセロファン紙2をデンプン糊
等の接着剤にて接着する。このセロファン紙2は、この
上に直接生麺を載置するもので、生麺の持つ粘着性によ
っても妾りに破損しない程度以上の強度、厚さを有する
ものとする。この波形紙1の形成は従来の段ボール紙製
造と同じようにして形成し、またこの波形紙1にシート
状のセロファン紙2の接着も同様とするものである。
【0008】次に、シート状セロファン紙2を貼着した
波形紙1を波形紙1の溝3と交差する方向にセロファン
紙2の上面より押圧し、波形紙1の溝3の一部を押潰し
て凹溝4を形成する。この場合、凹溝4は波形紙1とし
ての機能を損なうことがないようにして、かつセロファ
ン紙2上に載置される生麺との接触面積を小にして両者
間に適当な通気が凹溝4を経て行われるようにして凹溝
間ピッチを適当に、例えば、1cm乃至10cmの範囲
に定める。
【0009】なお、上記実施例は、本考案の食品載置用
段ボール紙を生麺用として使用する場合について説明し
たが、これを生和菓子その他の食品や物品にも使用で
き、使用できる食品や物品は限定されることはない。ま
た、食品に応じて、凹溝4を形成した面A、凹溝4を形
成しない面Bのいずれかを選択的に使用することもでき
る。
【0010】
【考案の効果】本考案の食品載置用段ボール紙によれ
ば、波形紙の表面に直接、シート状のセロファン紙を貼
着して一体としてなるため、食品載置用段ボール紙の波
形紙の表面に直接貼着したセロファン紙と食品とが接触
する面積を、波形紙の作用で小とすることができるとと
もに、食品の持つ粘着性によってもセロファン紙には強
く付着することがないので容易に離間し、取り出した食
品に紙片が付くことがない。また、食品の表面の水分
は、セロファン紙の吸湿性によって適度に乾燥されて、
食品が蒸れることを防止することができ、食品の味が損
なわれることがない。さらに、この食品載置用段ボール
紙は、1回ずつ更新することができるため、衛生的であ
るとともに、セロファン紙は、パルプを原料とするた
め、廃棄物による環境公害を引き起こすおそれもない等
の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の食品載置用段ボール紙の実施例を示す
外観図である。
【図2】同断面図である。
【図3】使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 波形紙 2 セロファン紙 3 波形紙の溝 4 凹溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波形紙の表面に直接、シート状のセロフ
    ァン紙を貼着して一体としてなることを特徴とする食品
    載置用段ボール紙。
JP1994014341U 1994-10-25 1994-10-25 食品載置用段ボール紙 Expired - Fee Related JP2577173Y2 (ja)

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