JP2577075Y2 - コンバインの縦搬送装置カバー - Google Patents
コンバインの縦搬送装置カバーInfo
- Publication number
- JP2577075Y2 JP2577075Y2 JP1992050576U JP5057692U JP2577075Y2 JP 2577075 Y2 JP2577075 Y2 JP 2577075Y2 JP 1992050576 U JP1992050576 U JP 1992050576U JP 5057692 U JP5057692 U JP 5057692U JP 2577075 Y2 JP2577075 Y2 JP 2577075Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combine
- cover
- guide plate
- tip
- seat cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Harvester Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンバインに関し、詳
しくは、刈取穀稈を脱穀装置に搬送する縦搬送装置のカ
バーに関する。
しくは、刈取穀稈を脱穀装置に搬送する縦搬送装置のカ
バーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、刈取穀稈を脱穀装置に搬送する縦
搬送装置をカバーするに当たっては、例えば、実開昭6
4−13929号公報に示されるように、縦搬送装置の
穂先係止搬送装置や株元挾持搬送装置を、夫々、チェー
ンケースやチェーンの上部をカバー等で覆って、搬送チ
ェーンやスプロケット等にワラ屑が付着しないようにし
てある。
搬送装置をカバーするに当たっては、例えば、実開昭6
4−13929号公報に示されるように、縦搬送装置の
穂先係止搬送装置や株元挾持搬送装置を、夫々、チェー
ンケースやチェーンの上部をカバー等で覆って、搬送チ
ェーンやスプロケット等にワラ屑が付着しないようにし
てある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】穂先係止搬送装置の内
部点検や保守を行なう場合には、穂先係止搬送装置のチ
ェーンケースにボルト等により取付けてある穂先案内板
を取外して、それから、チェーンケースの上部カバーを
取外してから、内部点検等を行なわなければならず、点
検作業が煩わしものとなっていた。又、刈取り作業時
に、穂先案内板の背面側に落下したワラ屑の一部が、穂
先側チェーンケース上面の穂先案内板との角部に堆積し
易く、路上走行に、前記ワラ屑が落下して道路を汚して
しまう、道路清掃面での問題もあった。本考案は、縦搬
送装置に対するカバー構造を工夫することによって点検
作業の容易化、路上走行時のワラ屑落下防止を図らんと
することを目的とする。
部点検や保守を行なう場合には、穂先係止搬送装置のチ
ェーンケースにボルト等により取付けてある穂先案内板
を取外して、それから、チェーンケースの上部カバーを
取外してから、内部点検等を行なわなければならず、点
検作業が煩わしものとなっていた。又、刈取り作業時
に、穂先案内板の背面側に落下したワラ屑の一部が、穂
先側チェーンケース上面の穂先案内板との角部に堆積し
易く、路上走行に、前記ワラ屑が落下して道路を汚して
しまう、道路清掃面での問題もあった。本考案は、縦搬
送装置に対するカバー構造を工夫することによって点検
作業の容易化、路上走行時のワラ屑落下防止を図らんと
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の特徴構成は、縦搬送装置の戻り経路側を、穂
先案内板の上部に連結したシートカバーで覆うと共に、
そのシートカバーを開閉可能に取付けた点にある。
の本考案の特徴構成は、縦搬送装置の戻り経路側を、穂
先案内板の上部に連結したシートカバーで覆うと共に、
そのシートカバーを開閉可能に取付けた点にある。
【0005】
【作用】図1に示すように、縦搬送装置4の穂先係止搬
送装置4aの内部点検を行なう場合には、一端側を穂先
案内板8に、他端側を穂先搬送装置4aのフレーム4A
に連結してあるシートカバー9の、前記穂先係止搬送装
置4aのフレーム4Aに対する連結を解除して、シート
カバー9を捲り上げて内部点検を行なうこととなる。
又、シートカバー9の上面に落下したワラ屑は、機体の
振動によって微振動する前記シートカバー9によって下
方に排斥され、シートカバー9上にワラ屑が堆積するこ
とがない。
送装置4aの内部点検を行なう場合には、一端側を穂先
案内板8に、他端側を穂先搬送装置4aのフレーム4A
に連結してあるシートカバー9の、前記穂先係止搬送装
置4aのフレーム4Aに対する連結を解除して、シート
カバー9を捲り上げて内部点検を行なうこととなる。
又、シートカバー9の上面に落下したワラ屑は、機体の
振動によって微振動する前記シートカバー9によって下
方に排斥され、シートカバー9上にワラ屑が堆積するこ
とがない。
【0006】
【考案の効果】上記構成の結果、縦搬送装置の内部点検
や保守が行い易くなり、又、路上走行時に道路を汚して
しまうことを防止し得る。
や保守が行い易くなり、又、路上走行時に道路を汚して
しまうことを防止し得る。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。図3は、コンバインの前部を示し、前記コンバイン
は、植立穀稈を引起す引起し装置1、引起した穀稈を刈
取る刈取装置2、刈取穀稈を刈幅の中央に集束する合流
搬送装置3、集束穀稈を脱穀装置Dに向けて揚場搬送す
る穂先係止搬送装置4aと株元挾持搬送装置4bとから
なる縦搬送装置4を備え、前記縦搬送装置4の横側部に
運転席5を備えている。前記引起し装置1、刈取装置
2、合流搬送装置3、並びに、縦搬送装置4とからなる
刈取り前処理装置Aは、伝動ケース兼用の筒状フレーム
6を介して、機体に、横軸芯X周りに上下揺動自在に枢
支され、油圧シリンダ(図示せず)によって昇降可能に
構成されている。
る。図3は、コンバインの前部を示し、前記コンバイン
は、植立穀稈を引起す引起し装置1、引起した穀稈を刈
取る刈取装置2、刈取穀稈を刈幅の中央に集束する合流
搬送装置3、集束穀稈を脱穀装置Dに向けて揚場搬送す
る穂先係止搬送装置4aと株元挾持搬送装置4bとから
なる縦搬送装置4を備え、前記縦搬送装置4の横側部に
運転席5を備えている。前記引起し装置1、刈取装置
2、合流搬送装置3、並びに、縦搬送装置4とからなる
刈取り前処理装置Aは、伝動ケース兼用の筒状フレーム
6を介して、機体に、横軸芯X周りに上下揺動自在に枢
支され、油圧シリンダ(図示せず)によって昇降可能に
構成されている。
【0008】図1及び図2に示すように、前記縦搬送装
置4の穂先係止搬送装置4aの上部には、搬送穀稈の穂
先部を案内する穂先案内板8を設けてあり、その穂先案
内板8の背面側、つまり、穂先係止搬送装置4aの戻り
経路4a側には、穂先係止搬送装置4aの上部を含めて
株元挾持搬送装置4bの上部全体をカバーするシートカ
バー9が設けられている。前記シートカバー9は、その
一端側が、前記穂先案内板8の上部背面にビス10止め
連結されており、他端側が、穂先係止搬送装置4aのフ
レーム4Aに設けたフック11に係止連結されており、
そして、前記シートカバー9は、防水性の樹脂シートか
ら構成されている。
置4の穂先係止搬送装置4aの上部には、搬送穀稈の穂
先部を案内する穂先案内板8を設けてあり、その穂先案
内板8の背面側、つまり、穂先係止搬送装置4aの戻り
経路4a側には、穂先係止搬送装置4aの上部を含めて
株元挾持搬送装置4bの上部全体をカバーするシートカ
バー9が設けられている。前記シートカバー9は、その
一端側が、前記穂先案内板8の上部背面にビス10止め
連結されており、他端側が、穂先係止搬送装置4aのフ
レーム4Aに設けたフック11に係止連結されており、
そして、前記シートカバー9は、防水性の樹脂シートか
ら構成されている。
【0009】〔別実施例〕 前記シートカバー9を、穂先係止搬送装置4aのフレー
ム4Aに係止する構造はいかなる手段であってもよい。
又、穂先案内板側を係止構造にして開閉するように構成
してもよい。
ム4Aに係止する構造はいかなる手段であってもよい。
又、穂先案内板側を係止構造にして開閉するように構成
してもよい。
【0010】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】縦搬送装置の縦断面図
【図2】同、平面図
【図3】コンバイン前部の側面図
4 縦搬送装置 8 穂先案内板 9 シートカバー D 脱穀装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01D 67/00
Claims (1)
- 【請求項1】 刈取穀稈を脱穀装置(D)に搬送する縦
搬送装置(4)の上部に、搬送穀稈の穂先部を案内する
穂先案内板(8)を設けてあるコンバインであって、前
記縦搬送装置(4)の戻り経路側を、穂先案内板(8)
の上部に連結したシートカバー(9)で覆うと共に、そ
のシートカバー(9)を開閉可能に取付けてあるコンバ
インの縦搬送装置カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992050576U JP2577075Y2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | コンバインの縦搬送装置カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992050576U JP2577075Y2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | コンバインの縦搬送装置カバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0611424U JPH0611424U (ja) | 1994-02-15 |
JP2577075Y2 true JP2577075Y2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=12862821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992050576U Expired - Lifetime JP2577075Y2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | コンバインの縦搬送装置カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577075Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2229858C2 (de) * | 1972-06-19 | 1974-05-22 | Theodor Groz & Soehne & Ernst Beckert Nadelfabrik Commandit-Gesellschaft, 7470 Ebingen | Zungennadel für Strickmaschinen |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP1992050576U patent/JP2577075Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0611424U (ja) | 1994-02-15 |
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