JPH028820Y2 - - Google Patents

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JPH028820Y2
JPH028820Y2 JP1983114602U JP11460283U JPH028820Y2 JP H028820 Y2 JPH028820 Y2 JP H028820Y2 JP 1983114602 U JP1983114602 U JP 1983114602U JP 11460283 U JP11460283 U JP 11460283U JP H028820 Y2 JPH028820 Y2 JP H028820Y2
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JP
Japan
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engine
cover body
fuel tank
driver
fuselage
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JP1983114602U
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English (en)
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JPS6020925U (ja
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  • Combines (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、機体外側部に搭載したエンジンのカ
バー体を、前後方向軸芯周りで機体外方側に揺動
開閉自在に枢支するとともに、前記カバー体の上
部に燃料タンクと運転席とを載置した農機用エン
ジンカバー構造に関する。
エンジンに対する点検、保守を行なう際に、カ
バー体を開き操作するのみならず、燃料タンクを
もエンジンから外れた位置に移動させて、エンジ
ン上部をも露出できることが望まれるものであ
り、このため、従来、燃料タンクを、カバー体に
一体移動自在に支持させるようにしているが、こ
の場合、貯留燃料のために重量大なる燃料タンク
とともにカバー体を移動操作しなければならない
点に起因して、カバー体の開閉操作が大なる操作
力を要する煩しいものとなる不利があり、改善の
余地があつた。
本考案は、従来技術の有する以上の問題点を解
消するものであり、保守点検作業に際してエンジ
ンの周囲を大きく露出できるとともに、カバー体
の開閉も楽に行える農機用エンジンカバー構造の
提供を目的とする。
上記の目的達成のために、本考案は、前記カバ
ー体の上面を開放し、前記燃料タンクと運転席と
を機体内方側の前後方向軸芯周りで機体内方側に
位置変更自在に枢支したものである。
したがつて、本考案の特徴構成によれば次の作
用効果を期待できる。
イ 燃料タンクと運転席とを、エンジンを覆うカ
バー体とは別個に位置変更できるので、保守点
検に際してのエンジン周囲の開放操作を、これ
らを同時に移動させていた従来に比べて小さな
操作力で軽快に行える。
ロ 燃料タンクをカバー体とは別個に機体内方側
に位置変更できるので、燃料タンクを他物との
接当から保護することができ、機体外方に位置
変更させる場合のように他物と接当して変形や
損傷することがない。
ハ エンジンを覆うカバー体の上面を開放してい
るので、カバー体を前後方向軸芯周りで揺動開
放すると、例えば後述する第8図のようにエン
ジンの前後両面、上面、及び機体横外側面の四
方向を通じて保守点検作業を行え、作業能率を
向上できる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第4図に示すように、脱穀装置1及
び脱穀穀粒を貯留する袋詰用のホツパー2を機体
横巾方向に並べて機体後部に設けると共に、運転
席3、それの前方に位置するメイン操縦ボツクス
4、及び、運転席3の左横側方に位置するサブ操
縦ボツクス5を備えた操縦部を、機体前方側の右
横側部に設け、さらに、植立穀稈を引起し装置6
にて引起しながら刈取処理すると共に刈取穀稈を
搬送装置7によつて脱穀フイードチエーン8に供
給する刈取部を、操縦部の左横側部に設けて、コ
ンバインを構成してある。
前記搬送装置7を構成するに、株元挾持搬送チ
エーン7A、及び、穂先係止搬送チエーン7Bを
設けて、立姿勢の刈取穀稈を搬送終端部において
横倒れ姿勢に変更させてフイードチエーン8の始
端部に供給するように構成してある。そして、刈
取穀稈搬送装置7を、終端側の横軸芯X周りで揺
動調節自在に設けて、刈取穀稈の挾持位置を稈身
方向に変更するに伴いフイードチエーン8へ供給
する穀稈位置を稈身方向に変更する、扱深さ調節
を行なえるように構成してある。第2図及び第3
図に示すように、株元挾持搬送チエーン7Aの終
端側スプロケツト9を、巻付防止用の穀稈ガイド
板10に枢着すると共に、ガイド板10を、機体
内方側に引退する位置と機体外方側に突出する位
置とに付替可能にチエーン支持枠11にボルト固
定し、もつて、ガイド板10の付替にても扱深さ
調節を行なえるようにしてある。
第4図乃至第7図に示すように、運転席3の下
方箇所に、エンジン12、及び、ラジエータ13
を設け、偏平状の燃料タンク14を、エンジン1
2の上部に設けると共に、エンジン12、ラジエ
ータ13、及び、燃料タンク14からなる原動部
の前部、後部、及び、右横側部を覆うカバー体1
5を設けてある。但し、カバー体15の右横側部
を、ラジエータ13に対する吸気用除塵網16を
備えた吸気ダクトに兼用構成してある。
前記運転席3の前端部を横軸芯周りに揺動自在
に枢支すると共に、運転席3の後端部を受止める
クツシヨンゴム17を、カバー体15の上部に取
付け、もつて、燃料供給時において、運転席3を
機体前方側へ揺動できるように構成してある。そ
して、運転席3の前端部を支持する板状枠体18
の機体内方側端部を、機体前後方向に沿う支軸1
9に揺動自在に枢支すると共に、板状枠体18の
機体外方側端部を、カバー体15に載せ付けた状
態でボルト固定自在に設け、もつて、エンジン1
2に対する点検、保守時において、運転席3を機
体内方側へ位置変更操作できるように構成してあ
る。
前記燃料タンク14の機体内方側端部を、前記
支軸19に揺動自在に枢支すると共に、タンク1
4の機体外方側端部に付設した板状片20を、カ
バー体15に載せ付けた状態でボルト固定自在に
設け、もつて、エンジン12に対する点検、保守
時において、燃料タンク14を支軸軸芯Y周りで
揺動させて機体内方側に位置変更操作できるよう
に構成してある。又、燃料供給口を開閉するキヤ
ツプ21を、機体外方側端部に位置させて燃料タ
ンク14に備えさせて、燃料タンク14を機体内
方側に位置変更させた際に立姿勢で保持すること
により、キヤツプ21の締込みが不足するような
ことがあつても、燃料の漏れを抑制できるように
してある。
前記カバー体右横側部の下端部を、前後方向軸
芯Z周りで揺動自在に枢支して、カバー体15を
機体外方側に揺動させた非カバー作用位置に開き
操作できるようにしてある。つまり、第8図に示
すように、エンジン12に対する保守点検を行う
場合、燃料タンク14と運転席3とを横軸芯Y周
りで機体内方側に位置変更した後、カバー体15
を前後軸芯Z周りで機体横外方側に位置変更し
て、エンジンの前後両面と上面、及び機体横外側
面の四方向を通じて保守点検作業を行えるように
構成している。
前記ラジエータ13の下端部を、支持台22に
クツシヨンゴム23を介してボルト固定すると共
に、ラジエータ13の上端部に係脱する二叉状の
係止片24を、カバー体15の揺動自在に枢支さ
せて、係脱操作できるように構成してある。
本案のエンジンカバー構造は、コンバインの
他、各種の収穫機、農用運搬車等の農機に適用で
きる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る農機用エンジンカバー構造
の実施例を示し、第1図はコンバイン前部の側面
図、第2図は株元挾持搬送チエーンを示す概略平
面図、第3図は第2図における−線矢視図、
第4図は操縦部の平面図、第5図はカバー体の取
付構造を示す斜視図、第6図は同構造を示す切欠
正面図、第7図はラジエータ係止片の装着部を示
す切欠側面図、第8図はカバー体を開放した状態
の斜視図である。 12……エンジン、14……燃料タンク、15
……カバー体、21……キヤツプ、3……運転
席、Y,Z……前後方向軸芯。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 機体外側部に搭載したエンジン12のカバー
    体15を、前後方向軸芯Z周りで機体外方側に
    揺動開閉自在に枢支するとともに、前記カバー
    体15の上部に燃料タンク14と運転席3とを
    載置した農機用エンジンカバー構造において、
    前記カバー体15の上面を開放し、前記燃料タ
    ンク14と運転席3とを機体内方側の前後方向
    軸芯Y周りで機体内方側に位置変更自在に枢支
    したことを特徴とする農機用エンジンカバー構
    造。 2 前記燃料タンク14の燃料供給口を、機体外
    方側端部に形成してある実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の農機用エンジンカバー構造。
JP11460283U 1983-07-21 1983-07-21 農機用エンジンカバ−構造 Granted JPS6020925U (ja)

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JP11460283U JPS6020925U (ja) 1983-07-21 1983-07-21 農機用エンジンカバ−構造

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JP11460283U JPS6020925U (ja) 1983-07-21 1983-07-21 農機用エンジンカバ−構造

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JPS6020925U JPS6020925U (ja) 1985-02-13
JPH028820Y2 true JPH028820Y2 (ja) 1990-03-02

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ID=30264852

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JP11460283U Granted JPS6020925U (ja) 1983-07-21 1983-07-21 農機用エンジンカバ−構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017051147A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 株式会社クボタ コンバイン

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JPH08834Y2 (ja) * 1988-07-12 1996-01-17 株式会社クボタ コンバインの運転部構造
JPH0667285B2 (ja) * 1988-07-13 1994-08-31 株式会社クボタ コンバインの運転部構造

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JPS5597164U (ja) * 1978-12-19 1980-07-05

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JPS6020925U (ja) 1985-02-13

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