JPH0745151Y2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH0745151Y2
JPH0745151Y2 JP1990002986U JP298690U JPH0745151Y2 JP H0745151 Y2 JPH0745151 Y2 JP H0745151Y2 JP 1990002986 U JP1990002986 U JP 1990002986U JP 298690 U JP298690 U JP 298690U JP H0745151 Y2 JPH0745151 Y2 JP H0745151Y2
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JP
Japan
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cabin
top plate
threshing
threshing device
opened
Prior art date
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JP1990002986U
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JPH0392939U (ja
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竹中  満
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は運転キャビンを設けたコンバインに関する。
〔従来の技術〕
上記コンバインにおいて、従来、例えば実開昭56-40046
号公報に示されるように、運転キャビンと脱穀装置とを
平面視で重複しないように形成すると共に設置されてい
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来、キャビン内空間を広くすると、運転キャビン全体
の前後方向長さや横方向長さが長くなることから運転キ
ャビンの走行機体から外側への突出長さが大になり、こ
のキャビン突出のためにコンバイン全体の前後長さが長
くなったり横巾が大になっていた。
本考案の目的は、コンバイン全体の前後長さや横巾の増
大を抑制しながら、しかも、脱穀部天板の全体にわたる
開放を可能にしながらキャビン内空間を広くできるよう
に改造することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によるコンバインは、目的達成のために、運転キ
ャビンを揺動開閉自在に取付けると共に、前記運転キャ
ビンの閉じ状態で脱穀装置部分の上方近くに位置し、か
つ、前記運転キャビンの開放状態で脱穀装置から機体平
面視での外側に離間する運転キャビン部分を前記運転キ
ャビンの後端側に備えさせ、前記脱穀装置の脱穀部天板
全体を開閉自在に取付けてある。そして、その作用及び
効果は次のとおりである。
〔作用〕
前記運転キャビン部分の機体前後方向長さ及び機体横方
向長さに等しい長さだけ従来より大である長さに運転キ
ャビンの前後長さや横巾を形成しても、すなわち、運転
キャビンの平面視での大きさを従来キャビンより大にし
ても、運転キャビンの閉じ状態において、その機体横外
側壁及び前面壁の走行機体に対する位置が従来コンバイ
ンと同一になるようにすることが運転キャビンの前記キ
ャビン部分と脱穀装置との機体平面視での重複によって
可能になる。
運転キャビンを開放すると、前記運転キャビン部分が脱
穀部天板の開放障害にならないように脱穀装置外に位置
し、脱穀部天板を全体にわたって開放できる。
〔考案の効果〕
運転キャビン部分と脱穀装置との前記重複のために、従
来に比して大型に運転キャビンを形成してキャビン内を
広くし、しかも、その割には運転キャビンの走行機体外
への突出長さを少なく抑え、操縦空間の面からもコンバ
イン全体の大きさの面からも操縦がし易いようにするこ
とが可能になった。
その上、運転キャビンの開放が可能なことにより、脱穀
部天板を全体にわたって開放し、脱穀部を大きく開口さ
せて内部の清掃や点検等が容易にできるようにできた。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
第1図及び第3図に示すように、エンジンボンネット
(1)を有した原動部、揺動式の出入り口扉(2)を有
した運転キャビン(C)を有したクローラ式走行機体に
脱穀装置(3)、スクリュー式揚穀装置(4)が備えら
れた脱穀粒タンク(5)、脱穀排ワラを細断放出したり
結束放出する排ワラ処理装置(6)を付設して、そし
て、機体走行に伴って植立穀稈を引起こすと共に刈取
り、刈取り穀稈を脱穀装置(3)に供給する前処理装置
(7)を前記走行機体の前部に付設して、コンバインを
構成してある。
運転キャビン(C)の出入り口前後側を走行機体前端部
のレバー取付けボックス部(8)、または、エンジンボ
ンネット後部の上方にエンジン冷却風吸入室を形成する
ように配置して走行機体に固設された箱状部材(9)に
軸芯(X)周りで揺動するように枢着すると共に、運転
キャビン(C)を出入り口扉(2)の取外した状態にす
ることによって揺動操作できるように構成してある。そ
して、その揺動操作をすることにより、運転キャビン
(C)は第2図に仮想線で示す如く後端側の第1運転キ
ャビン部分(C1)が原動部の上方に位置し、かつ、第2
運転キャビン部分(C2)が脱穀装置(3)の前端側部分
(3a)の上方近くに位置する起立閉じ状態と、第2図に
実線で示す如く機体横外側に倒伏して第1運転キャビン
部分(C1)が原動部から機体横外側や上方に離間し、か
つ、第2運転キャビン部分(C2)が機体平面視で脱穀装
置(3)から横外側に離間する開放状態とに切換わるよ
うに構成してある。
第1図に示すように、脱穀装置(3)の脱穀部天板(1
0)を4つの別部品に形成した第1ないし第4天板部分
(10a),(10b),(10c),(10d)により形成してあ
る。そして、第1天板部分(10a)は扱胴上方位置に配
置すると共に、扱き口側に位置する機体前後方向軸芯
(P1)の周りでの上下揺動によって開閉するように脱穀
装置機体に取付けてある。第2天板部分(10b)は第1
天板部分(10a)に対して扱き口側と反対側の位置に配
置すると共に、第1天板部分(10a)と反対側に位置す
る機体前後方向軸芯(P2)の周りでの上下揺動によって
開閉するように脱穀装置機体に取付けてある。第4天板
部分(10d)は第1天板部分(10a)に対して扱き口側と
は反対側の位置に一部が前記第2運転キャビン部分
(C2)の直下に位置する状態で配置すると共に、第1天
板部分(10a)と反対側に位置する機体前後方向軸芯(P
3)の周りで上下揺動によって開閉するように、かつ、
第2天板部分(10b)との各別開閉が可能なように脱穀
装置機体に取付けてある。第3天板部分(10c)は第4
天板部分(10d)と第1天板部分(10a)の間の位置に配
置すると共に、第4天板部分(10d)に対して機体前後
方向軸芯(P4)の周りで上下に揺動して開閉するように
第4天板部分(10d)の遊端側に取付けてある。
つまり、エンジンボンネット(1)を第1図に示す下端
側の軸芯(Y)周りで機体横外側に揺動倒伏させて開放
するに加えて運転キャビン(C)を開操作することによ
り、原動部の点検や修理等の作業がし易いように原動部
上方を大きく開放できるのである。そして、運転キャビ
ン(C)を閉じ状態にしたままでは、第1ないし第3天
板部分(10a),(10b),(10c)の開閉操作による脱
穀部天板(10)の一部開閉ができ、運転キャビン(C)
を第4天板部分(10d)の開障害にならないように開操
作すると、第1ないし第4天板部分(10a),(10b),
(10c),(10d)の開閉による脱穀部天板(10)の全体
開閉ができるのであり、脱穀部内の点検や清掃等をする
に当たり、作業対象箇所の広さ等に応じ、脱穀部上方を
必要な一部範囲に限って開いたり、全範囲にわたって広
く開けることができるのである。
尚、脱穀部天板(10)を開閉が全体にわたってのみ可能
な単一部品に形成し、脱穀部上方の開放が運転キャビン
(C)を開放した状態でのみ可能になるように構成して
実施してもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るコンバインの実施例を示し、第1図
はコンバイン全体の平面図、第2図は脱穀装置上部の正
面図、第3図はコンバイン全体の側面図である。 (3)……脱穀装置、(3a)……脱穀装置部分、(10)
……脱穀部天板、(C)……運転キャビン、(C2)……
運転キャビン部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転キャビン(C)を揺動開閉自在に取付
    けると共に、前記運転キャビン(C)の閉じ状態で脱穀
    装置部分(3a)の上方近くに位置し、かつ、前記運転キ
    ャビン(C)の開放状態で脱穀装置(3)から機体平面
    視での外側に離間する運転キャビン部分(C2)を前記運
    転キャビン(C)の後端側に備えさせ、前記脱穀装置
    (3)の脱穀部天板(10)全体を開閉自在に取付けてあ
    るコンバイン。
JP1990002986U 1990-01-16 1990-01-16 コンバイン Expired - Lifetime JPH0745151Y2 (ja)

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JPH0392939U JPH0392939U (ja) 1991-09-20
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JP2532065B2 (ja) * 1986-07-11 1996-09-11 井関農機株式会社 乗用型コンバイン

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