JP2577048Y2 - バインダ用補助具 - Google Patents

バインダ用補助具

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JP2577048Y2 JP1993064859U JP6485993U JP2577048Y2 JP 2577048 Y2 JP2577048 Y2 JP 2577048Y2 JP 1993064859 U JP1993064859 U JP 1993064859U JP 6485993 U JP6485993 U JP 6485993U JP 2577048 Y2 JP2577048 Y2 JP 2577048Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はバインダ等に使用され
る補助具に係り、特にバインダに2穴または多穴を介し
て綴られる紙葉類またはビニール袋体等の被綴体が
搬送中にリング綴具より脱落するのを防止するための
インダ補助具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されているバインダ用綴具
として用いられている半環状綴具は、2穴または多穴
らなる被綴体を連接する複数の分割綴爪閉止して綴
じるように構成したものである。このような従来のリ
ング綴具は、閉止する拘束力が弱く容易に開き易いた
め、多数の被綴体を綴じた状態でバインダ製品を工場
から卸し売店等へ搬送する際、特にバインダの開放側を
下向きにした状態で搬送すると、振動等が生じて被綴体
の重量によりリング綴具が綴爪の分割接合部より自然開
放して被綴体の一部がバインダより脱落しバインダ
に綴じられる被綴体の必要数に欠損が生じる。この状態
バインダが顧客に販売されたりすると商品の信頼
性が低下する要因となる問題を有する。
【0003】そこで、本出願人は、鋭意研究の結果、リ
ング綴具の開閉操作機構を改良してより確実な閉止拘
束力を有する半環状綴具(リング綴具)を開発し、特許
出願を行った(例えば、特開平4−358898号公
報)。
【0004】しかしながら、この種の綴具においても
バインダに多数の被綴体を綴じて開放側を下向きの状
態にして搬送すると、被綴体の重量による作用力が強く
働くとリング綴具は分割接合部より若干開放して
この部分より被綴体が脱落する場合がある。このような
綴具は種々改良されているが未だ確実な閉止拘束力
を有する綴具は開発されていない。
【0005】そこで、リング綴具内に多数の被綴体を綴
じた際、被綴体の挿通係止位置が分割接合部より離れた
位置に拘束保持することにより、このリング綴具の分割
接合部が若干開いた場合でも、脱落することのない脱落
防止機構を備えたバインダ補助具を考案した。
【0006】すなわち、この種バインダ補助具は、
図5の(a)に示すように矩形の厚紙をの略中央長
手方向に複数の長穴12a、12b、12cを縦列に穿
設してこの部分より略L字形に折曲形成した構成から
なる
【0007】このように構成された補助具10は、操作
具22の操作により分割接合部35より開放したリン
グ綴具20の一方の綴爪20aに多数の被綴体18を
挿通係止した状態で、補助具10を長穴12a〜12c
を介して挿通係止し、これら長穴12a〜12cの部分
より折曲した一方の側面14の端縁を他方の綴爪20
bのバインダ基板24と交する位置に内接させた状態
、前記両綴爪20a、20bを閉止することができ
【0008】このようにして、リング綴具20に多数の
被綴体18を補助具10と共に綴じることにより、バイ
ンダを、その開放側下方に向けられた状態で搬送され
と、補助具10の他方の側面16に作用する被綴体1
8の重量の分力Fにより、長穴12a〜12cの部分が
リング綴具20上を分割接合部35側に移動する。
【0009】この場合、補助具10の移動は、図5の
(b)に示すように一方の側面14の端縁とバインダ
基板24と交するリング綴具20との接点Pを支点
として行われるが、リング綴具20は真円より若干扁平
状に形成されているため、この移動と共に接点Pから長
穴12a〜12cまでの側面の直線長さが徐々に短縮さ
れて、長穴12a〜12cにリング綴具20の回動方向
に抵抗が生るためその移動は阻止される。
【0010】従って、このように構成された補助具10
多数の被綴体18と共にリング綴具20に綴じ込
使用することにより、リング綴具20の分割接合部
が若干開き状態であっても被綴体18はその部分よ
り脱落することなく係止状態を維持することができ
る。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、バイン
ダのリング綴具の構造は半環状部が種類により扁平状
のものばかりとは限らず、真円に近い形状のもの、また
は綴爪の線径の太さの異なるもの等種々存在する。
【0012】従って、従来の構成の補助具は、リング綴
具内に拘束状態で綴じ込まれる補助具の、一方の側面の
端縁より長穴までの直線長さは、これを一定にすると、
バインダのリング綴具の種類により寸法形状が異な
り、このため補助具が専用化されて種類が増加する難
点を有している。
【0013】そこで、補助具に互換性を持たせるため
長穴の形状を大きく形成したとしても、この補助具を線
径の細い扁平状のリング綴具に使用した場合は長穴の
寸法が大きい関係上、補助具の一方の側面の直線長さに
余裕がでるため回動を防止する拘束力がなくなり、折
曲点である長穴の部分がリング綴具の分割接合部まで移
動する結果、脱落防止機能が損なわれる難点を有してい
た。
【0014】そこで、本考案の目的は、2穴または多穴
の綴穴を介してバインダのリング綴具に綴じられる紙葉
類またはビニール袋体等の被綴体が搬送中にリング
綴具より脱落するのを防止することができる汎用性のあ
るバインダ補助具を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案に係るバインダ用補助具は、相対する一対の
綴爪(20a、20b)を、長手方向において弾性的に
折曲可能に構成したバインダ基板(38)の長手方向両
側縁部に沿って複数連接してリング綴具(40)を形成
し、前記バインダ基板の一端に設けた開閉レバーにより
前記リング綴具(40)を開閉操作するように構成した
バインダ綴具に対し、厚紙等の板材を使用してその一側
に前記一方の側の綴爪(20a)に挿通係止するための
複数の穴を穿設すると共にこれらの穴に沿って折曲部
(44または68)を形成し、さらにその他側端縁(4
2または64)を前記他方の側の綴爪(20b)のバイ
ンダ基板(38)と交差する位置まで延在させてなる補
助具(26または50)を設け、この補助具を前記リン
グ綴具(40)に対して被綴体(18)と共に綴じ込み
可能に構成したバインダ用補助具において、前記補助具
(26または50)は、前記いずれか一方の側の綴爪
(20aまたは20b)を同時に複数挿通係止し得る複
数の長穴(12a、12b、12c)を形成し、これら
の長穴に沿って形成される折曲部(44または68)か
らバインダ基板(38)と交差する位置まで延在する他
側端縁(42または64)に至るまでに1もしくはそれ
以上の折曲部(46、48または66)を追加形成し、
さらに前記補助具(26または50)の他側端縁に複数
の舌片(55または76)を突設してなり、前記補助具
(26または50)を被綴体(18)と共にリング綴具
(40)に綴じ込んだ際に、前記各折曲部(44、4
6、48または68、66)がそれぞれリング綴具(4
0)に内接すると共に、前記他側端縁(42または6
4)が舌片(55または76)を介して被綴体(18)
に当接するように構成したことを特徴とする。
【0016】この場合、前記補助具(26または50)
は、複数の穴(12a、12b、12c)に沿って形成
される折曲部(44または68)に対し、追加形成した
折曲部(48または66)が、リング綴具(40)の分
割接合位置(35)の近傍において内設して位置するよ
うに構成することができる
【0017】また、前記補助具(26または50)は、
前記他側端縁(42または64)に突設する舌片(55
または76)の長さを少なくとも前記リング綴具(4
0)のリング線径以上に延設することもできる。
【0018】
【作用】本考案におけるバインダ補助具によれば、こ
のバインダ用補助具を多数の被綴体と共に複数の綴穴を
介してリング綴具に綴じ込むことにより、多数の被綴体
を一方の綴爪に挿通係止した後さらにこのバインダ
補助具を前記綴爪に挿通させてこれを閉止した際、長穴
に沿って形成した折曲部または他方の側面の端縁のいず
れかをバインダ基板とリング綴具との交部に位置設定
し、リング綴具に綴じられる被綴体に対し正、逆使用可
能に構成することにより、バインダの開放側を下向き状
態で使用した際、被綴体はその自重により前記補助具
の長穴に沿って形成した折曲部または前記他方の側面
端縁のいずれかを押圧してリング綴具上を移動しようと
するが、この押圧力により前記補助具はリング綴具内で
内接する各折曲部により拘束されるため、被綴体は
綴穴を介してリング綴具上を移動することなく分割接
合部より内側に位置した状態が拘束保持され、分割接合
部からの脱落を防止することができる。
【0019】
【実施例】次に、本考案に係るバインダ補助具の実施
例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。なお、説明の便宜上、図5に示す従来の構成と同一
の構成部分については、同一の参照符号を付し、詳細な
説明は省略する。
【0020】図1の(a)はバインダに被綴体を本発明
に係るバインダ用補助具と共に綴じた状態を示す要部斜
視図、(b)は本発明に係るバインダ用補助具の全体斜
視図であり、図2は図1に示すバインダ用補助具を逆向
きの状態で使用した場合を示す補助具の全体斜視図であ
、図3は図1に示すバインダ用補助具の変形例を示す
補助具の全体斜視図であり、図4の(a)および(b)
図1に示すバインダ 補助具を正、逆にしてそれぞれ
使用した場合の使用状態説明図、(c)は図3に示すバ
インダ用補助具の使用状態説明図である。
【0021】図1の(a)および(b)において参照
符号26は本発明に係るバインダ用補助具を示し、この
補助具26は、板材である厚紙を矩形に形成してその
一部に長手方向にリング綴具40に対し挿通可能な複数
の長穴12a、12b、12cを縦列に穿設し、前記長
の位置を基準としてこれに沿って折曲し、少なくとも
2つの側面28、34を形成した構成からなる
【0022】前記構成からなる本実施例の補助具26に
おいては、図4の(a)に示すように、補助具26は、
被綴体18と共にリング綴具40に綴じた状態におい
て、前記長穴12a、12b、12cに沿って折曲した
厚紙の一方の側面28を直線状に所定長さ延設するこ
とにより、バインダの開放側を下向きにして使用した場
合、前記一方の側面28の端縁がバインダ台紙15の内
側面に当接するように構成される。
【0023】さらに、前記補助具26は、その他方の
面34の端縁42に舌片55、55を突設すると共
前記長穴12a、12b、12cに沿って形成した
折曲部44をバインダ基板38とリング綴具40との
部に位置設定し、前記長穴12a、12b、12c
に沿って形成した折曲部44と前記端縁42との間を外
方に折曲しての折曲部46、48と3つの側面
0、32、34を形成してこれらの折曲部46、48
をリング綴具40に内接するように構成する。
【0024】このように構成された本実施例の補助具2
6によれば、図4の(a)に示す補助具26の他方の
面34の舌片55に被綴体18の自重による横方向の
分力Fが働いた場合、折曲された他方の側面34は、リ
ング綴具40に内接する各折曲部46、48および端縁
42並びに長穴に沿って形成した折曲部44により
束状態が得られる。この結果、リング綴具40に綴じら
れた被綴体18は補助具26端縁42の舌片55に
よりリング綴具40上の移動が阻止され、分割接合部
35より内側に位置した状態が維持されるため、分割接
合部35からの脱落を防止することができる。
【0025】また、図2は、前記構成からなる補助具2
逆向きにした状態を示す。なお、この場合補助具
26は、前記図1の(b)に示す補助具26の構成と同
であり、従って同一の構成部分については同一参照
符号を付し、その詳細な説明省略する。
【0026】そして、図4の(b)においては、前記図
2に示す補助具26使用状態を示す。この状態におけ
補助具26は、長穴12a、12b、12cの位置
基準にしてこれに沿って折曲し、かつ舌片55を突設し
た他方の側面34の端縁42をバインダ基板38とリ
ング綴具40との交部(図において右側)に位置設定
し、この端縁42と前記長穴に沿って形成した折曲部4
4との間に形成した2つの折曲部46、48を、リング
綴具40に内接させると共に、一方の側面28を所定の
長さ延設してこの側面28に被綴体18が当接するよ
うに設定する。
【0027】このようにして、補助具26をリング綴具
40に対し、前述した状態とは逆向きに使用することに
より、補助具26の一方の側面28に被綴体18の自
重による横方向の分力Fが働いた場合、折曲された他方
の側面30リング綴具40に内接する各折曲部4
6、48および端縁42並びに長穴に沿って形成した
曲部44により拘束状態が得られる。この結果、リン
グ綴具40に綴じられた被綴体18は、前記一方の側面
28によりリング綴具40上の移動が阻止され、分割接
合部35より内側に位置した状態が維持されるため、分
割接合部35からの脱落を防止することができる。
【0028】図3は前記実施例の補助具の変形例を示
すものである。すなわち、図3に示す補助具50は、前
述した実施例の補助具と同様に矩形に形成した厚紙の
一部に、長手方向にリング綴具40に対し挿通可能な複
数の長穴12a、12b、12cを縦列に穿設し、前記
長穴の位置を基準としてこれに沿って折曲し、少なくと
も2つの側面70、74を形成した構成からなる
【0029】前記構成からなる本実施例の補助具50
おいては、図4の(c)に示すように、補助具50は、
長穴12a、12b、12cの位置を基準にしてこれに
沿って折曲し、かつ舌片76を突設した他方の側面74
の端縁64をバインダ基板38とリング綴具40との
部に内接すると共に、この端縁64と長穴12a、
12b、12cに沿って形成した折曲部68との間を
外方へ折曲して1の折曲部66と2つの側面72、7
4を形成し、この折曲部66をリング綴具40に内接
させると共に、一方の側面70を所定の長さ延設して、
この側面70に被綴体18が当接するように設定する。
【0030】このように構成された補助具50は、所定
長さ延設された一方の側面70に被綴体18の自重に
よる横方向の分力Fが働いた場合、折曲された他方の側
面72リング綴具40に内接する各折曲部66およ
び端縁64並びに長穴に沿って形成した折曲部68によ
拘束状態が得られる。この結果、リング綴具40に
綴じられた被綴体18は、前記一方の側面70により
ング綴具40上の移動が阻止され、分割接合部35より
内側に位置した状態が維持されるため、分割接合部35
からの脱落を防止することができる。
【0031】なお、好適には補助具50の折曲部66
の位置を、少なくともリング綴具40の分割接合部35
の近傍に位置するように設定すれば被綴体18の自重
により作用する横方向の分力Fに対する拘束力は向上
させることができる。また、この補助具50は、逆向き
した状態使用して、全く同様の効果を得ることが
できる。
【0032】従って、前述した実施例の補助具によれ
ば、各補助具を多数の被綴体と共にリング綴具に綴じて
使用することにより、従来の補助具以上に回動拘束力が
安定し、しかもバインダをの開放側を下向きにして移
送する場合においても、また綴じられた多数の被綴体の
自重による分力Fが働いても、被綴体の分割接合部への
移動を確実に阻止することができる。
【0033】以上、本考案の好適な実施例について説明
したが、本考案は前記実施例に限定されることなく、そ
の精神を逸脱しない範囲内において多くの改良変更が可
能である。
【0034】
【考案の効果】前述した実施例から明らかなように、本
考案に係るバインダ補助具は、相対する一対の綴爪
を、長手方向において弾性的に折曲可能に構成したバイ
ンダ基板の長手方向両側縁部に沿って複数連接してリン
グ綴具を形成し、前記バインダ基板の一端に設けた開閉
レバーにより前記リング綴具を開閉操作するように構成
したバインダ綴具に対し、厚紙等の板材を使用してその
一側に前記一方の側の綴爪に挿通係止するための複数の
穴を穿設すると共にこれらの穴に沿って折曲部を形成
し、さらにその他側端縁を前記他方の側の綴爪のバイン
ダ基板と交差する位置まで延在させてなる補助具を設
け、この補助具を前記リング綴具に対して被綴体と共に
綴じ込み可能に構成したバインダ用補助具において、前
記補助具は、前記いずれか一方の側の綴爪を同時に複数
挿通係止し得る複数の長穴を形成し、これらの長穴に沿
って形成される折曲部からバインダ基板と交差する位置
まで延在する他側端縁に至るまでに1もしくはそれ以上
の折曲部を追加形成し、さらに前記補助具の他側端縁に
複数の舌片を突設してなり、前記補助具を被綴体と共に
リング綴具に綴じ込んだ際に、前記各折曲部がそれぞれ
リング綴具に内接すると共に、前記他側端縁が舌片を介
して被綴体に当接する構成したことにより、バインダ
に綴じられる2穴または多穴からなる紙葉類またはビニ
ール袋体等からなる被綴体が搬送中に綴具より脱落
するのを確実に防止することができ、しかも汎用性を備
えた簡単な構成により安定した回動拘束力を得ることが
でき、ひいては顧客への信頼性の向上を図ることができ
る等の多くの優れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るバインダ用補助具一実施例であ
って、(a)は被綴体を補助具と共にバインダに綴じた
状態を示す全体斜視図、(b)は補助具の全体斜視図で
ある。
【図2】図1に示すバインダ用補助具を逆向きの状態で
使用した場合を示す補助具の全体斜視図である。
【図3】図1に示すバインダ用補助具の変形例を示す補
助具の全体斜視図である。
【図4】(a)および(b)は図1に示すバインダ用補
助具を正、逆にしてそれぞれ使用した場合の使用状態説
明図、(c)は図3に示すバインダ用補助具の使用状態
説明図である。
【図5】従来のバインダ用補助具であって、(a)は補
助具をバインダに綴じた状態を示す要部斜視図、(b)
は補助具をバインダに綴じた状態でバインダの開放側を
逆向きにして使用した状態の説明図である。
【符号の説明】
12a、12b、12c 長穴 15 バインダ台紙 18 被綴体 20a、20b 綴爪 26、50 バインダ用補助具 28 一方の側面 30、32 側面(中間の)34 他方の側面 35 分割接合部 38 バインダ基板 40 リング綴具 42、64 端縁 44、68 折曲部 46、48、66 折曲部 70 一方の側面 72 側面(中間の) 74 他方の側面 55 、55a、55b、76 舌片

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対する一対の綴爪(20a、20b)
    を、長手方向において弾性的に折曲可能に構成したバイ
    ンダ基板(38)の長手方向両側縁部に沿って複数連接
    してリング綴具(40)を形成し、前記バインダ基板の
    一端に設けた開閉レバーにより前記リング綴具(40)
    を開閉操作するように構成したバインダ綴具に対し、厚
    紙等の板材を使用してその一側に前記一方の側の綴爪
    (20a)に挿通係止するための複数の穴を穿設すると
    共にこれらの穴に沿って折曲部(44または68)を形
    成し、さらにその他側端縁(42または64)を前記他
    方の側の綴爪(20b)のバインダ基板(38)と交差
    する位置まで延在させてなる補助具(26または50)
    を設け、この補助具を前記リング綴具(40)に対して
    被綴体(18)と共に綴じ込み可能に構成したバインダ
    用補助具において、前記補助具(26または50)は、前記いずれか一方の
    側の綴爪(20aまたは20b)を同時に複数挿通係止
    し得る複数の長穴(12a、12b、12c)を形成
    し、これらの長穴に沿って形成される折曲部(44また
    は68)からバインダ基板(38)と交差する位置まで
    延在する他側端縁(42または64)に至るまでに1も
    しくはそれ以上の折曲部(46、48または66)を追
    加形成し、さらに前記補助具(26または50)の他側
    端縁に複数の舌片(55または76)を突設してなり、
    前記補助具(26または50)を被綴体(18)と共に
    リング綴具(40)に綴じ込んだ際に、前記各折曲部
    (44、46、48または68、66)がそれぞれリン
    グ綴具(40)に内接すると共に、前記他側端縁(42
    または64)が舌片(55または76)を介して被綴体
    (18)に当接するように構成した ことを特徴とするバ
    インダ補助具。
  2. 【請求項2】 前記補助具(26または50)は、複数
    の穴(12a、12b、12c)に沿って形成される折
    曲部(44または68)に対し、追加形成した折曲部
    (48または66)が、リング綴具(40)の分割接合
    位置(35)の近傍において内設して位置するように
    成してなる請求項1記載のバインダ補助具。
  3. 【請求項3】 前記補助具(26または50)は、前記
    他側端縁(42または64)に突設する舌片(55また
    は76)の長さを少なくとも前記リング綴具(40)
    リング線径以上に延設してなる請求項1記載のバインダ
    補助具。
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