JP2576843Y2 - ガス弁制御装置 - Google Patents
ガス弁制御装置Info
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- JP2576843Y2 JP2576843Y2 JP1992038510U JP3851092U JP2576843Y2 JP 2576843 Y2 JP2576843 Y2 JP 2576843Y2 JP 1992038510 U JP1992038510 U JP 1992038510U JP 3851092 U JP3851092 U JP 3851092U JP 2576843 Y2 JP2576843 Y2 JP 2576843Y2
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- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ガス器具のガス弁制
御装置に関する。
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、強制燃焼式給湯器等のガス制
御には、一般に元電磁弁、能力切替用の切替電磁弁、比
例制御弁を用い、各々のガス弁をコントローラからの指
令で各別に制御している。
御には、一般に元電磁弁、能力切替用の切替電磁弁、比
例制御弁を用い、各々のガス弁をコントローラからの指
令で各別に制御している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術にあって
は、各々のガス弁に電磁弁等を用い、これらをコントロ
ーラからの指令で電気的に各別に制御しているので、配
線その他の構造が複雑化するばかりでなく、器具が大型
化し、電磁弁は高価であるためコスト的にも高くなると
いう問題点があった。
は、各々のガス弁に電磁弁等を用い、これらをコントロ
ーラからの指令で電気的に各別に制御しているので、配
線その他の構造が複雑化するばかりでなく、器具が大型
化し、電磁弁は高価であるためコスト的にも高くなると
いう問題点があった。
【0004】また、複数のバーナ毎に設けられた開閉弁
を共通のモータで駆動制御して燃焼能力を切り換えるガ
ス器具も特開昭58−219319に知られているが、
モー タ駆動により開閉弁の弁軸を押し開く最中にモータ
が異常ロックしたり停電した場合には、開閉弁が機械的
に開弁されたまま停止してしまいガスを遮断できず危険
であった。また、別の従来技術として湯沸器のガス流路
に電磁安全弁と器具栓(開閉弁)とを一軸上に設け、共
通のモータにより両者の弁軸を同時に押してガス流路を
開くものも知られているが、やはり、開弁途中でモータ
が異常ロックしたり停電した場合には、器具栓だけでな
く電磁安全弁も強制的に押し開かれた状態が続いてしま
い、ガスを遮断する機能が全くなくなってしまい危険で
あった。
を共通のモータで駆動制御して燃焼能力を切り換えるガ
ス器具も特開昭58−219319に知られているが、
モー タ駆動により開閉弁の弁軸を押し開く最中にモータ
が異常ロックしたり停電した場合には、開閉弁が機械的
に開弁されたまま停止してしまいガスを遮断できず危険
であった。また、別の従来技術として湯沸器のガス流路
に電磁安全弁と器具栓(開閉弁)とを一軸上に設け、共
通のモータにより両者の弁軸を同時に押してガス流路を
開くものも知られているが、やはり、開弁途中でモータ
が異常ロックしたり停電した場合には、器具栓だけでな
く電磁安全弁も強制的に押し開かれた状態が続いてしま
い、ガスを遮断する機能が全くなくなってしまい危険で
あった。
【0005】この考案は、従来の技術の有する斯かる問
題点に鑑み、複数のガス弁を単一のモータで駆動制御し
てモータ弁のコンパクト化を図るとともに、ガス弁をモ
ータ駆動するうえでの安全性の向上を目的としている。
題点に鑑み、複数のガス弁を単一のモータで駆動制御し
てモータ弁のコンパクト化を図るとともに、ガス弁をモ
ータ駆動するうえでの安全性の向上を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案のガス弁制御装置は、ガスバーナへのガス
供給路に設けられた電磁安全弁とガス量調整弁と開閉弁
とを単一のモータによって、該モータと連動する作動体
を介してそれぞれタイミングを変えて順次駆動制御する
ガス弁制御装置であって、 上記開閉弁を開弁する前の上
記モータの最初の正回転の範囲で、上記電磁安全弁を押
し開き電磁石に通電して吸着保持した後その押圧力を解
いて閉弁可能状態にし、上記最初の正回転の範囲より回
転角の大きい正逆回転の範囲で、上記開閉弁と上記ガス
量調整弁とを制御することを要旨とする。
に、この考案のガス弁制御装置は、ガスバーナへのガス
供給路に設けられた電磁安全弁とガス量調整弁と開閉弁
とを単一のモータによって、該モータと連動する作動体
を介してそれぞれタイミングを変えて順次駆動制御する
ガス弁制御装置であって、 上記開閉弁を開弁する前の上
記モータの最初の正回転の範囲で、上記電磁安全弁を押
し開き電磁石に通電して吸着保持した後その押圧力を解
いて閉弁可能状態にし、上記最初の正回転の範囲より回
転角の大きい正逆回転の範囲で、上記開閉弁と上記ガス
量調整弁とを制御することを要旨とする。
【0007】
【作用】この考案のガス弁制御装置は、開閉弁を開弁す
る前のモータの最初の正回転の範囲で、電磁安全弁を押
し開き電磁石に通電して吸着保持した後その押圧力を解
いて閉弁可能状態にする。従って、このとき万一途中で
モータが異常ロックしたり停電しても開閉弁でガス流路
を遮断しているため生ガスが流出しない。 続いて、この
電磁安全弁のセットのあとに、最初の正回転の範囲より
回転角の大きい範囲で、モータの正逆回転により開閉弁
とガス量調整弁とが駆動制御される。従って、このとき
万一モータが異常ロックしたり停電した場合には、電磁
安全弁の通電を停止することにより閉弁できるため安全
である。特に、モータのようり機械的駆動力により開弁
するシステムでは、停電や過負荷異常等により開弁中に
モータロックした場合には、閉弁不能になりガス遮断で
きなくなる恐れがあるが、本考案では、このような問題
が解消され安全なシステムを構成することができる。ま
た、各弁をタイミングを変えて駆動するため、モータ負
荷が少なくなり突入電流を抑えることができ電力消費の
抑制に有効となる。さらに、従来より一般に用いられて
いる複数の駆動源を用いて開閉制御するものに比べて構
成が簡単になり低コストにて製造できる。
る前のモータの最初の正回転の範囲で、電磁安全弁を押
し開き電磁石に通電して吸着保持した後その押圧力を解
いて閉弁可能状態にする。従って、このとき万一途中で
モータが異常ロックしたり停電しても開閉弁でガス流路
を遮断しているため生ガスが流出しない。 続いて、この
電磁安全弁のセットのあとに、最初の正回転の範囲より
回転角の大きい範囲で、モータの正逆回転により開閉弁
とガス量調整弁とが駆動制御される。従って、このとき
万一モータが異常ロックしたり停電した場合には、電磁
安全弁の通電を停止することにより閉弁できるため安全
である。特に、モータのようり機械的駆動力により開弁
するシステムでは、停電や過負荷異常等により開弁中に
モータロックした場合には、閉弁不能になりガス遮断で
きなくなる恐れがあるが、本考案では、このような問題
が解消され安全なシステムを構成することができる。ま
た、各弁をタイミングを変えて駆動するため、モータ負
荷が少なくなり突入電流を抑えることができ電力消費の
抑制に有効となる。さらに、従来より一般に用いられて
いる複数の駆動源を用いて開閉制御するものに比べて構
成が簡単になり低コストにて製造できる。
【0008】
【実施例】以下この考案による給湯器のガス弁制御装置
の実施例について図面を参照して説明する。
の実施例について図面を参照して説明する。
【0009】図1〜図3において、MVは電磁安全弁
で、メインバーナ2へのガス供給経路3の上流側に装備
され、その構造は、たとえば、図1に示されているよう
に、発条4で閉止方向に付勢された安全弁5が吸着鉄板
6を介して電磁石7により吸着開放保持され、電磁石7
への通電が解かれると、安全弁5は発条4で自動閉止す
るようになっている。
で、メインバーナ2へのガス供給経路3の上流側に装備
され、その構造は、たとえば、図1に示されているよう
に、発条4で閉止方向に付勢された安全弁5が吸着鉄板
6を介して電磁石7により吸着開放保持され、電磁石7
への通電が解かれると、安全弁5は発条4で自動閉止す
るようになっている。
【0010】Mはモータで、たとえば、減速ギャー付き
のギャードモータ等を用い、その出力軸に後述する作動
体1を一体に設け、該作動体1がモータMと連動して各
々のガス弁の制御が単一のモータMで行える、いわゆ
る、モータ弁を構成している。
のギャードモータ等を用い、その出力軸に後述する作動
体1を一体に設け、該作動体1がモータMと連動して各
々のガス弁の制御が単一のモータMで行える、いわゆ
る、モータ弁を構成している。
【0011】1は作動体で、該作動体1としてカム体を
用い、該カム体には図示しないが、前記電磁安全弁MV
を駆動するための電磁安全弁駆動用カムと後述する2つ
の切替弁V1,V2(本考案の開閉弁に相当する)を駆
動するための切替弁駆動用カム及び比例弁V3(本考案
のガス量調整弁に相当する)を駆動するための比例弁駆
動用カムとを備え、かつ、カム体1の回動位置を検出す
るカムスイッチSを駆動するためのカムスイッチ駆動用
カム等を備えている。
用い、該カム体には図示しないが、前記電磁安全弁MV
を駆動するための電磁安全弁駆動用カムと後述する2つ
の切替弁V1,V2(本考案の開閉弁に相当する)を駆
動するための切替弁駆動用カム及び比例弁V3(本考案
のガス量調整弁に相当する)を駆動するための比例弁駆
動用カムとを備え、かつ、カム体1の回動位置を検出す
るカムスイッチSを駆動するためのカムスイッチ駆動用
カム等を備えている。
【0012】そして、前記カム体1の電磁安全弁駆動用
カムに電磁安全弁MVの安全弁5を押し開くための押動
軸8を、また、切替弁駆動用カムに切替弁V1,V2の
弁軸9,10を、比例弁駆動用カムには比例弁V3の調
圧軸11を、さらに、カムスイッチ駆動用カムにカムス
イッチSのスイッチ軸12をそれぞれ関連させている。
カムに電磁安全弁MVの安全弁5を押し開くための押動
軸8を、また、切替弁駆動用カムに切替弁V1,V2の
弁軸9,10を、比例弁駆動用カムには比例弁V3の調
圧軸11を、さらに、カムスイッチ駆動用カムにカムス
イッチSのスイッチ軸12をそれぞれ関連させている。
【0013】前記カム体1の各々のカムのカム面形状
は、カム体1がモータMによって予め設定された所定の
角度だけ正回転又は正逆回転することにより各々のガス
弁がタイミングを替えて的確に駆動される形状に形成さ
れている。
は、カム体1がモータMによって予め設定された所定の
角度だけ正回転又は正逆回転することにより各々のガス
弁がタイミングを替えて的確に駆動される形状に形成さ
れている。
【0014】V1,V2は切替弁で、発条13,14で
閉止方向に付勢され、2つに分割されたガスバーナ2へ
のガス供給管15,16にその弁軸9,10を筐外に突
出して装備されている。
閉止方向に付勢され、2つに分割されたガスバーナ2へ
のガス供給管15,16にその弁軸9,10を筐外に突
出して装備されている。
【0015】V3は比例弁で、ガス供給経路3の前記電
磁安全弁MVと切替弁V1,V2との間に装備され、調
整弁17を調圧発条18で開方向にダイヤフラム19を
介して付勢した構造となっており、調圧軸11で調圧発
条18のバネ圧を調節することにより能力に応じたガス
量に比例制御できるようになっている。
磁安全弁MVと切替弁V1,V2との間に装備され、調
整弁17を調圧発条18で開方向にダイヤフラム19を
介して付勢した構造となっており、調圧軸11で調圧発
条18のバネ圧を調節することにより能力に応じたガス
量に比例制御できるようになっている。
【0016】Cはコントローラで、点火又は消火時等に
おけるモータMの回転制御、電磁安全弁MVへの保持電
流の給断その他の制御を行うためのものである。
おけるモータMの回転制御、電磁安全弁MVへの保持電
流の給断その他の制御を行うためのものである。
【0017】前記コントローラCによるモータMの回転
制御とカム体1によるガス弁制御との関係は、点火時に
おいてはモータMが最初の90゜だけ右方向へ回転する
正回転の範囲aにおいてカム体1の電磁安全弁駆動用カ
ムで電磁安全弁MVの安全弁5を押動軸8を介して押し
開くと同時に吸着鉄板6を電磁石7の吸着面に押しつけ
る。
制御とカム体1によるガス弁制御との関係は、点火時に
おいてはモータMが最初の90゜だけ右方向へ回転する
正回転の範囲aにおいてカム体1の電磁安全弁駆動用カ
ムで電磁安全弁MVの安全弁5を押動軸8を介して押し
開くと同時に吸着鉄板6を電磁石7の吸着面に押しつけ
る。
【0018】そして、前記電磁安全弁MVの開弁動作後
の90°〜360°の範囲におけるモータMの左右方向
への正逆回転の範囲bではカム体1の切替弁駆動用カム
で切替弁V1,V2を開閉するほか、比例弁駆動用カム
で比例弁V3の調圧発条18のバネ圧の調節をも行う関
係に設定されている。
の90°〜360°の範囲におけるモータMの左右方向
への正逆回転の範囲bではカム体1の切替弁駆動用カム
で切替弁V1,V2を開閉するほか、比例弁駆動用カム
で比例弁V3の調圧発条18のバネ圧の調節をも行う関
係に設定されている。
【0019】また、消火時又は異常時は電磁安全弁の保
持を解除するとともに、モータMを0゜の消火位置(元
位置)へ直ちに戻しすべてのガス弁を閉止する関係に設
定されている。
持を解除するとともに、モータMを0゜の消火位置(元
位置)へ直ちに戻しすべてのガス弁を閉止する関係に設
定されている。
【0020】なお、図3はこの考案を強制燃焼式の先止
型給湯器に適用したものであって、図中20は給湯栓、
21は水ガバナ、22は水流スイッチ、23は給気ファ
ン、24はイグナイタ、25はフレームロッド、26は
熱交換器、27は風圧スイッチ、28は燃焼室、29は
調温つまみである。
型給湯器に適用したものであって、図中20は給湯栓、
21は水ガバナ、22は水流スイッチ、23は給気ファ
ン、24はイグナイタ、25はフレームロッド、26は
熱交換器、27は風圧スイッチ、28は燃焼室、29は
調温つまみである。
【0021】前記実施例の構成において、その作用の概
略を以下に説明する。
略を以下に説明する。
【0022】点火及び出湯にあたり、給湯栓20を開放
し、水流スイッチ22がONすると、コントローラCか
らの指令でモータMが起動し、該モータMが最初の90
゜だけ右方向へ回転する正回転の範囲aにおいてモータ
Mと連動するカム体1の電磁安全弁駆動用カムで電磁安
全弁MVの安全弁5を押動軸8を介して押し開くと同時
に吸着鉄板6を電磁石7の吸着面に押しつけ、コントロ
ーラCからの保持電流をON状態にして安全弁5を吸着
開放保持する(図2参照)。
し、水流スイッチ22がONすると、コントローラCか
らの指令でモータMが起動し、該モータMが最初の90
゜だけ右方向へ回転する正回転の範囲aにおいてモータ
Mと連動するカム体1の電磁安全弁駆動用カムで電磁安
全弁MVの安全弁5を押動軸8を介して押し開くと同時
に吸着鉄板6を電磁石7の吸着面に押しつけ、コントロ
ーラCからの保持電流をON状態にして安全弁5を吸着
開放保持する(図2参照)。
【0023】カムスイッチSが前記電磁安全弁MVの開
弁動作完了を検出すると、モータMは次のステップに移
ると同時にイグナイタ24をONし、水流スイッチ22
が引続きONの場合、90゜〜360゜の範囲における
モータMの左右方向への正逆回転範囲bにおいてモータ
Mと連動するカム体1の切替弁駆動用カムで2つの切替
弁V1,V2を開閉制御して能力大時は2つの切替弁V
1,V2をともに開放し、能力小時は一方の切替弁V1
又はV2だけを開放する(図2参照)。
弁動作完了を検出すると、モータMは次のステップに移
ると同時にイグナイタ24をONし、水流スイッチ22
が引続きONの場合、90゜〜360゜の範囲における
モータMの左右方向への正逆回転範囲bにおいてモータ
Mと連動するカム体1の切替弁駆動用カムで2つの切替
弁V1,V2を開閉制御して能力大時は2つの切替弁V
1,V2をともに開放し、能力小時は一方の切替弁V1
又はV2だけを開放する(図2参照)。
【0024】そして、カム体1の比例弁駆動用カムで比
例弁V3の調圧発条18のバネ圧を能力に応じて調圧軸
11を進退して最適の状態に調節する(図2参照)。
例弁V3の調圧発条18のバネ圧を能力に応じて調圧軸
11を進退して最適の状態に調節する(図2参照)。
【0025】メインバーナ2に正常に着火されると、こ
れをフレームロッド25が検出しモータMを点火位置に
おいて停止し出湯状態に入る。
れをフレームロッド25が検出しモータMを点火位置に
おいて停止し出湯状態に入る。
【0026】次に、消火及び出湯停止にあたり、給湯栓
20を閉じると、水流スイッチ22がOFFされ、電磁
石7への保持電流もOFFされると同時にモータMが起
動してストレートに0゜の消火位置へ戻るため、モータ
Mと連動するカム体1も元位置へ戻り、これをカムスイ
ッチSが検出すると、モータMは停止しすべてのガス弁
を閉じる。
20を閉じると、水流スイッチ22がOFFされ、電磁
石7への保持電流もOFFされると同時にモータMが起
動してストレートに0゜の消火位置へ戻るため、モータ
Mと連動するカム体1も元位置へ戻り、これをカムスイ
ッチSが検出すると、モータMは停止しすべてのガス弁
を閉じる。
【0027】前記点火時又は燃焼中に点火不良、吹き消
え等の異常が発生したときは、コントローラCからの指
令で電磁石7への保持電流をOFFすると同時にモータ
Mをストレートに0゜の消火位置に戻し消火動作又は燃
焼動作を直ちに中止し安全を期するものである。
え等の異常が発生したときは、コントローラCからの指
令で電磁石7への保持電流をOFFすると同時にモータ
Mをストレートに0゜の消火位置に戻し消火動作又は燃
焼動作を直ちに中止し安全を期するものである。
【0028】
【考案の効果】この考案のガス弁制御装置は、単一のモ
ータで複数のガス弁を駆動するにあたり、開閉弁を開弁
する前のモータの正回転の範囲で電磁安全弁を最初に吸
着開放保持せしめ、その後の正逆回転の範囲で開閉弁と
ガス量調整弁とを制御する構成としたから、モータの異
常ロックという問題に対しても生ガスの流出を防止して
安全に対処でき、しかも、モータ弁のコンパクト化とコ
ストダウンが実現できる効果がある。また、各々のガス
弁をモータと連動する作動体で駆動するから、その制御
が鋭敏、確実に行えて誤動作のおそれはない。
ータで複数のガス弁を駆動するにあたり、開閉弁を開弁
する前のモータの正回転の範囲で電磁安全弁を最初に吸
着開放保持せしめ、その後の正逆回転の範囲で開閉弁と
ガス量調整弁とを制御する構成としたから、モータの異
常ロックという問題に対しても生ガスの流出を防止して
安全に対処でき、しかも、モータ弁のコンパクト化とコ
ストダウンが実現できる効果がある。また、各々のガス
弁をモータと連動する作動体で駆動するから、その制御
が鋭敏、確実に行えて誤動作のおそれはない。
【図1】この考案による給湯器のガス弁制御装置の概略
構成図である。
構成図である。
【図2】モータの回転範囲と各ガス弁の作動状態の一例
を示した線図である。
を示した線図である。
【図3】この考案を適用した強制燃焼式給湯器の概略展
開断面図である。
開断面図である。
M モータ 1 作動体 2 メインバーナ 3 ガス供給経路 MV 電磁安全弁 V1 切替弁 V2 切替弁 V3 比例弁 a モータの正回転の範囲 b モータの正逆回転の範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23N 1/00 102 F23N 5/00 F24H 1/10 301
Claims (1)
- 【請求項1】 ガスバーナへのガス供給路に設けられた
電磁安全弁とガス量調整弁と開閉弁とを単一のモータに
よって、該モータと連動する作動体を介してそれぞれタ
イミングを変えて順次駆動制御するガス弁制御装置であ
って、 上記開閉弁を開弁する前の上 記モータの最初の正回転の
範囲で、上記電磁安全弁を押し開き電磁石に通電して吸
着保持した後その押圧力を解いて閉弁可能状態にし、 上記最初の正回転の範囲より回転角の大きい正逆回転の
範囲で、上記開閉弁と上記ガス量調整弁とを 制御するこ
とを特徴とするガス弁制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992038510U JP2576843Y2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | ガス弁制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992038510U JP2576843Y2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | ガス弁制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0596742U JPH0596742U (ja) | 1993-12-27 |
JP2576843Y2 true JP2576843Y2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=12527268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992038510U Expired - Fee Related JP2576843Y2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | ガス弁制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576843Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6573274B2 (ja) * | 2015-07-31 | 2019-09-11 | リンナイ株式会社 | ガスコンロ装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56165825A (en) * | 1980-05-24 | 1981-12-19 | Paloma Ind Ltd | Stepless capacity switching device for gas boiler |
JPS58219319A (ja) * | 1982-06-15 | 1983-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃焼制御装置 |
JPS62119320A (ja) * | 1985-11-19 | 1987-05-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 燃焼器の安全装置 |
JPS6317312A (ja) * | 1986-07-10 | 1988-01-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス瞬間湯沸器 |
JPH02253071A (ja) * | 1989-03-27 | 1990-10-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃焼器具の電磁弁とその駆動装置 |
-
1992
- 1992-05-12 JP JP1992038510U patent/JP2576843Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0596742U (ja) | 1993-12-27 |
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