JPH0449480Y2 - - Google Patents

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JPH0449480Y2
JPH0449480Y2 JP1987007418U JP741887U JPH0449480Y2 JP H0449480 Y2 JPH0449480 Y2 JP H0449480Y2 JP 1987007418 U JP1987007418 U JP 1987007418U JP 741887 U JP741887 U JP 741887U JP H0449480 Y2 JPH0449480 Y2 JP H0449480Y2
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valve
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water pressure
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ガスバーナが立ち消えしたときな
どに、ガスバーナに供給されるガスを自動的に遮
断するガス湯沸器の安全弁に関するものである。
[従来の技術] ガス湯沸器は、従来は、ガス管路開閉弁と給水
管路開閉弁の双方に連結されたリンク機構に、プ
ツシユボタンを機械的に連結し、そのプツシユボ
タンを押すことにより、ワンタツチでガスと給水
の両方を同時にON−OFF動作させるものが一般
的であつた。しかし、この方式では操作に極めて
大きな力を必要とし、操作性がはなはだ悪かつ
た。そこで、考案者は、長年の研究の結果、各弁
の開閉をモータ駆動によつて行うようにして、ガ
スバーナが立ち消えしたときの為の安全弁をガス
管路開閉弁と連動させ、装置全体の操作をワンタ
ツチのスイツチング動作で行うことができるよう
にしたものを考案して、先に実願昭61−177912号
として出願した。
[考案が解決しようとする問題点] モータにより各弁を駆動する上述のものは、全
ての動作をワンタツチのスイツチング動作で行う
ことができる長所があるが、製造コストが高く、
もたモータ及び駆動伝達部品などがスペースをと
るため装置が大型化しがちになり、これを限られ
たスペースに納めようとすると部品や配線の構造
上の自由度が無く、設計上種々の制約を余儀なく
される欠点があつた。
この考案は、従来のそのような欠点を解消し、
スペースをとらず、製造コストも安く、しかも操
作が容易なガス湯沸器の安全弁を提供することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上述の問題点を解決するための、本考案による
ガス湯沸器の安全弁は、ガスバーナにガスを供給
するガス管路と、給水管路内の水圧に応動して上
記ガス管路を開閉する水圧応動弁と、上記ガスバ
ーナ部の温度が高いときはオンされ上記ガスバー
ナ部の温度が低いときはオフされるように駆動さ
れる電磁石と、上記電磁石を介して上記水圧応動
弁に連設され上記電磁石がオンの時は上記水圧応
動弁と連動して動作し上記電磁石がオフの時は上
記ガス管路を閉塞する安全弁と、上記ガスバーナ
に点火をする際に最初の所定時間だけ上記電磁石
をオンさせるための点火用電磁石駆動手段とを有
することを特徴とする。
[作用] 湯沸器を作動させているときは、通常は電磁石
はオンになつていて安全弁は水圧応動弁に連動し
て動作し、水圧応動弁によりガス管路が給水管路
内の水圧に応動して自動的に開閉されて、ガスバ
ーナへのガスの供給が制御される。ガスバーナの
立ち消えなどが生じると電磁石がオフになり、安
全弁がガス管路を閉塞してガスバーナへのガスの
供給が停止する。
ガスバーナに点火をする際には、点火用電磁石
駆動手段で電磁石をオンにすることによつて、安
全弁が水圧応動弁に連動して開いて、ガスバーナ
にガスが供給され、点火を行うことができる。
[実施例] 本考案の第1の実施例を第1図及び第2図にも
とづいて説明する。
1は湯沸部、2はガスバーナ、3は、ガスバー
ナ2にガスを供給するガス管路、4は湯沸部1に
水を供給する給水管路、5は湯沸部1から湯を排
出する湯排出管路であり、湯排出管路5の途中に
2コイル式の電磁弁6が介挿されている。この電
磁弁6はいわゆる自己保持型の伝磁弁であり、作
動用スイツチ(図示せず)をONさせると弁が開
いて湯が通過し、停止用スイツチ(図示せず)を
ONさせると弁が閉じて湯が停止すると共に、各
スイツチがOFFになつてもその前の状態を維持
するようになつている。
7は、給水管路4の途中に設けられた水量調節
弁であり、8は、上記水量調節弁7と連動して回
転するガス量切換カム、9は、そのガス量切換カ
ム8に一体に連結された温調レバー、10は上記
ガスバーナ2の直前のガス管路3に設けられたガ
ス量制御弁であり、上記ガス量切換カム8の回転
に応じてガス管路3の流路面積を調節するもので
ある。そして、温調レバー9を回動させることに
より、ガス量切換カム8と水量調節弁7とが回転
し、湯沸部1に供給される水量とガスバーナ2に
供給されるガス量とが連動して調節され、湯温が
調節される。
11は、上記水量調節弁7の上流において給水
管路4に介挿された水圧調節弁、12は、給水管
路4の水量調節弁7の下流と水圧調整弁11とを
連通させる連通管であり、給水管路4内の水圧が
水量調節弁7の上流と下流とで等圧になるよう
に、水圧調整弁11中のダイアフラム13が弁体
14及び作動棒15と共に進退する。
16は、上記ガス量制御弁10の上流のガス管
路3内を定圧に維持する定圧弁であり、17は、
上記水圧調整弁11に連動して動作する作動棒1
5の先端に形成され、上記ガス管路3を開閉する
水圧応動弁、20は、その水圧応動弁17の上流
側に電磁石を介して連設された安全弁である。
尚、第1図において、水圧応動弁17及び安全弁
20は、下流側の構成に比べ拡大されて図示され
ている。
22は、上記水圧応動弁17の動作方向と直角
の方向に直列に並べられた2組のコイルよりなる
電磁石であり、上記水圧応動弁11から突出した
突出ロツド21の先端が、電磁石22の鉄芯板2
3に当設している。第2図はその部分の斜視図で
ある。この鉄芯板23は鉄板24に重ねて設けら
れて、基端側端部が小さく直角に折り曲げられて
おり、鉄芯板23の折り曲げ端部Aは鉄板24に
穿設された孔24a内に緩く挿入され、鉄板24
には、電磁石22のコイルが接触しないように窓
24bが穿設されている。そして、これら鉄芯板
23と鉄板24は基部側において板バネ25によ
りガス管路3外壁の段部Bに押し付けられてお
り、この段部Bを支点として鉄芯板23と鉄板2
4とが一体に回動し、あるいは折り曲げ端部Aを
支点として鉄芯板23が鉄板24に対して回動し
得るようになつている。
また、上記鉄板24の先端部側には安全弁20
に連結された連結棒27が水圧応動弁11の逆側
から当接している。28はガス管路3を閉塞する
方向に上記安全弁20を附勢するコイルバネであ
り、電磁石22による鉄芯板23と鉄板24間の
吸着力よりも弱い力で安全弁20を水圧応動弁1
7側に附勢している。したがつて、電磁石22に
通電されているときには、鉄板24は鉄芯板23
に吸着されて段部Bを中心として鉄芯板23と共
に回動し、安全弁20が水圧応動弁17に連動し
て開閉動作する。また、電磁石22に通電されて
いないときには、鉄板24が鉄芯板23に吸着さ
れないので、安全弁20はコイルバネ28の力に
よつてガス管路3を閉塞した状態を維持し、鉄芯
板23だけが端部Aを中心として水圧応動弁17
の動きに連動して回動する。
上記電磁石22は2組のコイルにより構成され
ており、その1組は直流電源18及びタイマ19
に直列に接続され、図示されていない作動用スイ
ツチがONされた後一定時間(例えば10秒間)だ
け通電される。もう1組はガスバーナ2の熱を受
ける熱電対29に接続され、ガスバーナ2の燃焼
中だけ熱電対29の起電力により通電される。3
0はシール用パツキンを示している。尚、作動用
スイツチのONに連動してガスバーナ2に着火を
するイグニツシヨン回路が設けられているが、図
示は省略されている。
このように構成された本実施例装置によれば、
作動用スイツチ(図示されていない)をONさせ
ると電磁弁6が開いて湯沸部1を水が流れ、同時
にガス管路3の水圧応動弁17が開き、また、作
動用スイツチONの後一定時間は電磁石22に直
流電源18から通電されるので水圧応動弁17と
共に安全弁20も開いてガスバーナ2にガスが供
給されて着火される。そして、その熱によつて熱
電対29に起電力が発生して電磁石22に通電さ
れるので、タイマ19が切れた後も安全弁20は
水圧応動弁17に連動して開閉動作をし、ガスバ
ーナ2にガスが供給される。そして、その後は温
調レバー9を回動することにより排出湯温が調整
される。
しかし、ガスバーナ2に着火しなかつたとき
や、ガスバーナ2が立ち消えを起こしたときなど
には、熱電対29が起電力を生じないので電磁石
22がOFFになり、安全弁20が閉じて、ガス
バーナ2へのガスの供給が停止する。
そして、図示されていない停止用スイツチを
ONにすると電磁弁6が閉じて給水が停止し、同
時に水圧応動弁17がガス管路3を閉塞すると共
に、鉄芯板23と鉄板24とは重ね互いに合わさ
れた状態に戻る。
第3図は本考案の第2の実施例の水圧応動弁1
7と安全弁20の周辺を示しており、上述の第1
の実施例とは電磁石周辺の構造のみが異なつてい
る。即ち、この実施例においては電磁石32は水
圧応動弁17の作動方向と同方向に並列に設けら
れた2つのコイルにより構成されている。電気的
配線は第1の実施例と同じである。33は上記コ
イルが巻かれたヨークであり、U字形の連結腕3
4を介して水圧応動弁17に追随して移動する。
35は、連結棒36を介して安全弁20に連結
された鉄板であり、この鉄板35が電磁石32に
吸着されると安全弁20が水圧応動弁17の動作
に連動して開閉をし、電磁石32がOFFのとき
は安全弁20はガス管路3を閉塞している。この
ようにして、本実施例の装置も上述の第1の実施
例の装置と同様の動作をする。
[考案の効果] 本考案のガス湯沸器の安全弁によれば、ガスバ
ーナの立ち消えなどが生じた場合にガスバーナへ
のガスの供給を停止する安全弁が水圧応動弁に連
設されているので、簡単な構造でガス湯沸器に安
全弁を組み込むことができ、しかもガス湯沸器の
作動の制御にモータ等を必要としないので装置が
スペースをとらず製造コストも低くすることがで
きる。また、ガスバーナ点火時には安全弁を電磁
駆動により自動的に開くことができるので、装置
全体の操作をワンタツチで行うことも簡単にでき
る等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例の全体の構成を
示す断面図、第2図はその電磁石周辺の斜視図、
第3図は本考案の第2の実施例の水圧応動弁と安
全弁周辺の断面図である。 2……ガスバーナ、3……ガス管路、4……給
水管路、5……湯排出管路、11……水圧調整
弁、17……水圧応動弁、20……安全弁、22
……電磁石、23……鉄芯板、24……鉄板、2
9……熱電対。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガスバーナにガスを供給するガス管路と、給水
    管路内の水圧に応動して上記ガス管路を開閉する
    水圧応動弁と、上記ガスバーナ部の温度が高いと
    きはオンされ上記ガスバーナ部の温度が低いとき
    はオフされるように駆動される電磁石と、上記電
    磁石を介して上記水圧応動弁に連設され上記電磁
    石がオンの時は上記水圧応動弁と連動して動作し
    上記電磁石がオフの時は上記ガス管路を閉塞する
    安全弁と、上記ガスバーナに点火をする際に最初
    の所定時間だけ上記電磁石をオンさせるための点
    火用電磁石駆動手段とを有することを特徴とする
    ガス湯沸器の安全弁。
JP1987007418U 1987-01-20 1987-01-20 Expired JPH0449480Y2 (ja)

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JP1987007418U JPH0449480Y2 (ja) 1987-01-20 1987-01-20

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JP1987007418U JPH0449480Y2 (ja) 1987-01-20 1987-01-20

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JPS63116745U JPS63116745U (ja) 1988-07-28
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JP1987007418U Expired JPH0449480Y2 (ja) 1987-01-20 1987-01-20

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4519991Y1 (ja) * 1969-06-03 1970-08-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4519991Y1 (ja) * 1969-06-03 1970-08-12

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JPS63116745U (ja) 1988-07-28

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