JP2576618Y2 - 携帯用端末機器の車室内取付装置 - Google Patents
携帯用端末機器の車室内取付装置Info
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- JP2576618Y2 JP2576618Y2 JP1992041225U JP4122592U JP2576618Y2 JP 2576618 Y2 JP2576618 Y2 JP 2576618Y2 JP 1992041225 U JP1992041225 U JP 1992041225U JP 4122592 U JP4122592 U JP 4122592U JP 2576618 Y2 JP2576618 Y2 JP 2576618Y2
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- Japan
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- mounting
- fixture
- handy terminal
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- shaft
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば作業用車両の
運行記録用として用いられるハンディターミナルを、車
室内の所定の位置に取付けるための携帯用端末機器の車
室内取付装置に関する。
運行記録用として用いられるハンディターミナルを、車
室内の所定の位置に取付けるための携帯用端末機器の車
室内取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、作業用車両に対しその運行状
態を記録するためのシステムに、携帯用のいわゆるハン
ディターミナルが用いられることがある。このような運
行記録システムは、図7に示すように、コントロールボ
ックス1に、ハンディターミナル3を始め、車両の走行
状態を検出する走行センサ5,エンジンの回転数を検出
する回転センサ7,車両に搭載した作業装置の状態を金
属近接距離により判断する近接スイッチ9,各種データ
を記憶する機能を備えたICカードに対してデータの読
み書きを行うICカード・リード/ライタ11が、それ
ぞれ接続されている。
態を記録するためのシステムに、携帯用のいわゆるハン
ディターミナルが用いられることがある。このような運
行記録システムは、図7に示すように、コントロールボ
ックス1に、ハンディターミナル3を始め、車両の走行
状態を検出する走行センサ5,エンジンの回転数を検出
する回転センサ7,車両に搭載した作業装置の状態を金
属近接距離により判断する近接スイッチ9,各種データ
を記憶する機能を備えたICカードに対してデータの読
み書きを行うICカード・リード/ライタ11が、それ
ぞれ接続されている。
【0003】ハンディターミナル3は、テンキー,ファ
ンクションキーを始めとする各種キーを有するキーボー
ド13及び、液晶表示器15を備え、車両使用時にて各
種データをキーボード13から入力するこのようなハン
ディターミナル3は、車室内の所定の場所に、図8及び
図9に示すような取付具17を介して取付けられる。取
付具17はハンディターミナル3全体を包み込むような
箱型のもので、取付具17が車室内の所定の場所に固定
された状態で、上端の開口部17aからハンディターミ
ナル3を図8中で矢印A方向に挿入することで取付が完
了する。取付具17の前面部には、ハンディターミナル
3のキーボード13及び液晶表示器15が露出可能なよ
うに、上端と下端とに支持突起17b,17cのみが形
成されている。
ンクションキーを始めとする各種キーを有するキーボー
ド13及び、液晶表示器15を備え、車両使用時にて各
種データをキーボード13から入力するこのようなハン
ディターミナル3は、車室内の所定の場所に、図8及び
図9に示すような取付具17を介して取付けられる。取
付具17はハンディターミナル3全体を包み込むような
箱型のもので、取付具17が車室内の所定の場所に固定
された状態で、上端の開口部17aからハンディターミ
ナル3を図8中で矢印A方向に挿入することで取付が完
了する。取付具17の前面部には、ハンディターミナル
3のキーボード13及び液晶表示器15が露出可能なよ
うに、上端と下端とに支持突起17b,17cのみが形
成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の取付具17にハンディターミナル3を取付ける際
には、ハンディターミナル3全体を取付具17の上端か
ら挿入する必要があり、このためハンディターミナル3
の挿入時での最少限の移動距離Lが、取付具17の上端
から下端までと非常に長いものとなっている。このた
め、車室内の限られたスペースの中では、取付作業が不
便であり、また同時にハンディターミナル3の表面が取
付部17に接触して傷等が付きやすいという不具合があ
った。さらに、この従来の取付方式では、ハンディター
ミナル3は、単に挿入しただけであることから、車室内
のスペース上などの観点から図8及び図9のような縦置
きに対し横置きにした場合には、車両の旋回時や急停止
時などに取付具17から外れてしまうという不具合があ
る。
従来の取付具17にハンディターミナル3を取付ける際
には、ハンディターミナル3全体を取付具17の上端か
ら挿入する必要があり、このためハンディターミナル3
の挿入時での最少限の移動距離Lが、取付具17の上端
から下端までと非常に長いものとなっている。このた
め、車室内の限られたスペースの中では、取付作業が不
便であり、また同時にハンディターミナル3の表面が取
付部17に接触して傷等が付きやすいという不具合があ
った。さらに、この従来の取付方式では、ハンディター
ミナル3は、単に挿入しただけであることから、車室内
のスペース上などの観点から図8及び図9のような縦置
きに対し横置きにした場合には、車両の旋回時や急停止
時などに取付具17から外れてしまうという不具合があ
る。
【0005】そこで、この考案は、携帯用端末機器を取
付具に取付る際に、携帯用端末機器の移動距離が短く、
機器自体が傷付きにくく、しかも取付状態が強固に保持
できるようにすることを目的としている。
付具に取付る際に、携帯用端末機器の移動距離が短く、
機器自体が傷付きにくく、しかも取付状態が強固に保持
できるようにすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この考案は、端末機器の背面に突出して設けた軸部
の先端にフランジ部を設け、前記軸部が径方向の移動に
よって挿入されてフランジ部の外径より幅の狭い収納凹
部を板状の取付具の一側部に設け、この収納凹部に前記
軸部が挿入された状態でフランジ部を、前記端末機器と
反対側から取付具に押し付ける押圧部材を設け、前記軸
部の軸方向長さは、前記取付具の板厚寸法より長く形成
されて、前記押圧部材により前記フランジ部を取付具に
押し付けた状態で端末機器と取付具との間に、これら両
者相互が接触しない程度の隙間が形成されている構成と
してある。
に、この考案は、端末機器の背面に突出して設けた軸部
の先端にフランジ部を設け、前記軸部が径方向の移動に
よって挿入されてフランジ部の外径より幅の狭い収納凹
部を板状の取付具の一側部に設け、この収納凹部に前記
軸部が挿入された状態でフランジ部を、前記端末機器と
反対側から取付具に押し付ける押圧部材を設け、前記軸
部の軸方向長さは、前記取付具の板厚寸法より長く形成
されて、前記押圧部材により前記フランジ部を取付具に
押し付けた状態で端末機器と取付具との間に、これら両
者相互が接触しない程度の隙間が形成されている構成と
してある。
【0007】
【作用】このような構成の携帯用端末機器の車室内取付
装置によれば、端末機器背面の軸部を取付具の収納凹部
に挿入すると、フランジ部は押圧部材により端末機器と
反対側から取付具に押付けられて携帯用端末機器が固定
され、このとき携帯用端末機器の背面と取付具との間に
は、これら両者相互が接触しない程度の隙間が形成され
る。
装置によれば、端末機器背面の軸部を取付具の収納凹部
に挿入すると、フランジ部は押圧部材により端末機器と
反対側から取付具に押付けられて携帯用端末機器が固定
され、このとき携帯用端末機器の背面と取付具との間に
は、これら両者相互が接触しない程度の隙間が形成され
る。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づき説明
する。
する。
【0009】図1,図2及び図3は、携帯用端末機器と
してのハンディターミナル21が、車室内の所定の位置
に固定される取付具23に取付られた状態を示す、正面
図,一部断面部分を含む側面図及び背面図である。
してのハンディターミナル21が、車室内の所定の位置
に固定される取付具23に取付られた状態を示す、正面
図,一部断面部分を含む側面図及び背面図である。
【0010】ハンディターミナル21の背面の上部に
は、図2のB部の詳細を示す図4のように、インサート
ナット25が、ハンディターミナル21のハウジング2
7と一体成形されており、インサートナット25には取
付用ねじ29がねじ込まれている。取付用ねじ29は、
ねじ部29aより大径の軸部29b及び、軸部29bよ
りさらに大径のフランジ部29cを備えている。
は、図2のB部の詳細を示す図4のように、インサート
ナット25が、ハンディターミナル21のハウジング2
7と一体成形されており、インサートナット25には取
付用ねじ29がねじ込まれている。取付用ねじ29は、
ねじ部29aより大径の軸部29b及び、軸部29bよ
りさらに大径のフランジ部29cを備えている。
【0011】取付具23は、背面図である図5及び、図
5のC−C断面図である図6に示すように、板状部材を
プレス加工したもので、車室内の所定の位置の壁面30
に固定するための固定面31を備えている。固定面31
より上部側は屈曲部33によって折り曲げられて機器取
付部35が形成され、機器取付部35の上端部には前記
取付用ねじ29の軸部29bが挿入される凹部37が形
成されている。凹部37は、軸部29bを挿入しやすい
ように、挿入口付近に拡開部37aが形成され、拡開部
37aの先端に軸部29bより若干大径の収納凹部37
bが形成されている。前記取付用ねじ29の軸部29b
の軸方向長さは、上記取付具23(機器取付部35)の
板厚寸法より若干長く形成されている。
5のC−C断面図である図6に示すように、板状部材を
プレス加工したもので、車室内の所定の位置の壁面30
に固定するための固定面31を備えている。固定面31
より上部側は屈曲部33によって折り曲げられて機器取
付部35が形成され、機器取付部35の上端部には前記
取付用ねじ29の軸部29bが挿入される凹部37が形
成されている。凹部37は、軸部29bを挿入しやすい
ように、挿入口付近に拡開部37aが形成され、拡開部
37aの先端に軸部29bより若干大径の収納凹部37
bが形成されている。前記取付用ねじ29の軸部29b
の軸方向長さは、上記取付具23(機器取付部35)の
板厚寸法より若干長く形成されている。
【0012】屈曲部33を上端としてそれより下方に
は、開口部39が形成され、開口部39の下端には前記
屈曲部33と同方向に屈曲部41にて折り曲げられたば
ね取付部43が形成されている。ばね取付部43は、前
記凹部37が形成された機器取付部35より固定面31
側に位置している。
は、開口部39が形成され、開口部39の下端には前記
屈曲部33と同方向に屈曲部41にて折り曲げられたば
ね取付部43が形成されている。ばね取付部43は、前
記凹部37が形成された機器取付部35より固定面31
側に位置している。
【0013】ばね取付部43のハンディターミナル21
側の面には、押圧部材としての板ばね45がねじ47に
より装着されている。板ばね45は、図4に示すよう
に、開口部39内に挿入された状態にあり、下端がねじ
47によりばね取付部43に固定され、上部側は壁面3
0と機器取付部35との間に位置している。板ばね45
の上端部は、機器取付部35側が凸となるような折り曲
げ部45aが形成され、機器取付部35側に常時押付け
ている。
側の面には、押圧部材としての板ばね45がねじ47に
より装着されている。板ばね45は、図4に示すよう
に、開口部39内に挿入された状態にあり、下端がねじ
47によりばね取付部43に固定され、上部側は壁面3
0と機器取付部35との間に位置している。板ばね45
の上端部は、機器取付部35側が凸となるような折り曲
げ部45aが形成され、機器取付部35側に常時押付け
ている。
【0014】取付具23の下端部は、ハンディターミナ
ル21の受部49として折り曲げられている。受部49
は、ハンディターミナル21の下端部が載置される底面
部49aと、同下部前後を挟み込む保持部49b及び4
9cとからなる。後面側の保持部49cと固定面31と
の間には、傾斜部51が形成され、これにより保持部4
9cと機器取付部35とはほぼ同一面上に位置し、取付
状態でのハンディターミナル21の背面と固定面31と
の間に空間53が形成されてハンディターミナル21の
取付具23に対する非接触領域が形成される。
ル21の受部49として折り曲げられている。受部49
は、ハンディターミナル21の下端部が載置される底面
部49aと、同下部前後を挟み込む保持部49b及び4
9cとからなる。後面側の保持部49cと固定面31と
の間には、傾斜部51が形成され、これにより保持部4
9cと機器取付部35とはほぼ同一面上に位置し、取付
状態でのハンディターミナル21の背面と固定面31と
の間に空間53が形成されてハンディターミナル21の
取付具23に対する非接触領域が形成される。
【0015】上記取付具23にハンディターミナル21
を取付ける際には、ハンディターミナル21の下部を取
付具23の受部49に挿入しつつ、ハンディターミナル
21背面の取付用ねじ29の軸部29bを取付具23の
凹部37に入り込ませる。このとき、取付用ねじ29の
フランジ部29cを、板ばね45の折り曲げ部45a上
面に押付けながら、板ばね45を壁面30側に変位さ
せ、軸部29bを凹部37の収納凹部37bまで挿入す
る。軸部29bが収納凹部37bまで挿入された時点
で、取付用ねじ29のフランジ部29cが折り曲げ部4
5aの下部に入り込み、これと同時にハンディターミナ
ル21の下部が受部49内に収納される。
を取付ける際には、ハンディターミナル21の下部を取
付具23の受部49に挿入しつつ、ハンディターミナル
21背面の取付用ねじ29の軸部29bを取付具23の
凹部37に入り込ませる。このとき、取付用ねじ29の
フランジ部29cを、板ばね45の折り曲げ部45a上
面に押付けながら、板ばね45を壁面30側に変位さ
せ、軸部29bを凹部37の収納凹部37bまで挿入す
る。軸部29bが収納凹部37bまで挿入された時点
で、取付用ねじ29のフランジ部29cが折り曲げ部4
5aの下部に入り込み、これと同時にハンディターミナ
ル21の下部が受部49内に収納される。
【0016】取付用ねじ29のフランジ部29cが折り
曲げ部45aの下部に入り込むと、板ばね45はフラン
ジ部29cを取付具23の機器取付部35に押し付け、
これによりハンディターミナル21は取付具23を介し
て壁面30に固定されることになる。板ばね45はフラ
ンジ部29cを押し付けてハンディターミナル21を取
付具23から離反させる方向に押し付けるので、ハンデ
ィターミナル21の背面は、取付具23の機器取付部3
5から、軸部29bの長さと取付具23の板厚との差に
相当する僅かな隙間Sをもって離れた状態となる。この
隙間Sは、ハンディターミナル21と取付具23とが相
互に接触しない程度のものである。
曲げ部45aの下部に入り込むと、板ばね45はフラン
ジ部29cを取付具23の機器取付部35に押し付け、
これによりハンディターミナル21は取付具23を介し
て壁面30に固定されることになる。板ばね45はフラ
ンジ部29cを押し付けてハンディターミナル21を取
付具23から離反させる方向に押し付けるので、ハンデ
ィターミナル21の背面は、取付具23の機器取付部3
5から、軸部29bの長さと取付具23の板厚との差に
相当する僅かな隙間Sをもって離れた状態となる。この
隙間Sは、ハンディターミナル21と取付具23とが相
互に接触しない程度のものである。
【0017】ハンディターミナル21の取付具23への
取付時における取付具23に対する移動距離は、図3に
示すように、凹部37の深さ+(フランジ部29cの半
径−軸部29bの半径)=Hにほぼ相当する長さだけで
あるので、車室内の限られたスペースの中での、取付作
業が容易である。また、ハンディターミナル21は、取
付具23に取付けた状態で、取付具23に接触する部位
は受部49に挿入した下部付近だけであり、取付用ねじ
29が設けられた部位付近においてもハンディターミナ
ル21と機器取付部35との間には隙間Sが形成されて
いるので、表面に傷が付きにくく、外観を損ねることを
防止できるとともに、ハンディターミナル21は、取付
具23に対して接触しない程度の僅かな隙間Sがあれば
よいので、取付時において前方への突出量が少なくて済
み、ハンディターミナル21の設置スペースを最小限に
抑えることができる。さらに、ハンディターミナル21
は、板ばね45で押し付けられ固定されているので、例
えば車室内のスペース上などの観点から横置きにした場
合であっても、取付具23から外れることはなく、車両
が旋回したり、急停止したとしても、外れにくいものと
なる。
取付時における取付具23に対する移動距離は、図3に
示すように、凹部37の深さ+(フランジ部29cの半
径−軸部29bの半径)=Hにほぼ相当する長さだけで
あるので、車室内の限られたスペースの中での、取付作
業が容易である。また、ハンディターミナル21は、取
付具23に取付けた状態で、取付具23に接触する部位
は受部49に挿入した下部付近だけであり、取付用ねじ
29が設けられた部位付近においてもハンディターミナ
ル21と機器取付部35との間には隙間Sが形成されて
いるので、表面に傷が付きにくく、外観を損ねることを
防止できるとともに、ハンディターミナル21は、取付
具23に対して接触しない程度の僅かな隙間Sがあれば
よいので、取付時において前方への突出量が少なくて済
み、ハンディターミナル21の設置スペースを最小限に
抑えることができる。さらに、ハンディターミナル21
は、板ばね45で押し付けられ固定されているので、例
えば車室内のスペース上などの観点から横置きにした場
合であっても、取付具23から外れることはなく、車両
が旋回したり、急停止したとしても、外れにくいものと
なる。
【0018】
【考案の効果】以上説明してきたように、この考案によ
れば、端末機器背面の軸部を取付具の凹部に挿入した状
態で、軸部先端のフランジ部が押圧部材により端末機器
と反対側から取付具の背面側に押付けられ、このとき端
末機器と取付具との間に隙間が形成されるよう構成した
ので、端末機器を取付具に取付る際の端末機器の移動距
離は、ほぼ凹部の深さ分だけでよいので短くて済み、取
付作業が容易となるうえ、取付具としては端末機器全体
を包み込む必要がないことは勿論のこと、前記隙間の形
成によって端末機器と取付具との接触が回避され、これ
により端末機器自体は取付具によって傷付きにくく、外
観を損ねることを防止できて取付状態を強固に維持でき
る。また、端末機器は、取付具に対して接触しない程度
の僅かな隙間を介して配置されるので、前方への突出量
が少なくて済み、端末機器の設置スペースを最小限に抑
えることができる。
れば、端末機器背面の軸部を取付具の凹部に挿入した状
態で、軸部先端のフランジ部が押圧部材により端末機器
と反対側から取付具の背面側に押付けられ、このとき端
末機器と取付具との間に隙間が形成されるよう構成した
ので、端末機器を取付具に取付る際の端末機器の移動距
離は、ほぼ凹部の深さ分だけでよいので短くて済み、取
付作業が容易となるうえ、取付具としては端末機器全体
を包み込む必要がないことは勿論のこと、前記隙間の形
成によって端末機器と取付具との接触が回避され、これ
により端末機器自体は取付具によって傷付きにくく、外
観を損ねることを防止できて取付状態を強固に維持でき
る。また、端末機器は、取付具に対して接触しない程度
の僅かな隙間を介して配置されるので、前方への突出量
が少なくて済み、端末機器の設置スペースを最小限に抑
えることができる。
【図1】この考案の一実施例におけるハンディターミナ
ルを取付具に取付けた状態を示す正面図である。
ルを取付具に取付けた状態を示す正面図である。
【図2】図1の一部断面を含む右側面図である。
【図3】図1の背面図である。
【図4】図2におけるB部の拡大された側面図である。
【図5】図1に示されるの取付具の背面図である。
【図6】図5のC−C断面図である。
【図7】ハンディターミナルを利用したシステム全体の
構成図である。
構成図である。
【図8】従来例における取付作業を示す作用説明図であ
る。
る。
【図9】従来例における取付状態を示す斜視図である。
21 ハンディターミナル(端末機器) 23 取付具 29b 軸部 29c フランジ部 37b 収納凹部 45 板ばね(押圧部材) S 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07C 5/00 E05B 17/10 B60R 11/02 H04M 1/02 F16B 45/00 F16B 5/07 G01D 9/00
Claims (1)
- 【請求項1】 端末機器の背面に突出して設けた軸部の
先端にフランジ部を設け、前記軸部が径方向の移動によ
って挿入されてフランジ部の外径より幅の狭い収納凹部
を板状の取付具の一側部に設け、この収納凹部に前記軸
部が挿入された状態でフランジ部を、前記端末機器と反
対側から取付具に押し付ける押圧部材を設け、前記軸部
の軸方向長さは、前記取付具の板厚寸法より長く形成さ
れて、前記押圧部材により前記フランジ部を取付具に押
し付けた状態で端末機器と取付具との間に、これら両者
相互が接触しない程度の隙間が形成されていることを特
徴とする携帯用端末機器の車室内取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992041225U JP2576618Y2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 携帯用端末機器の車室内取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992041225U JP2576618Y2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 携帯用端末機器の車室内取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH064865U JPH064865U (ja) | 1994-01-21 |
JP2576618Y2 true JP2576618Y2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=12602468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992041225U Expired - Fee Related JP2576618Y2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 携帯用端末機器の車室内取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576618Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6124808A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-03 | 富士ゼロックス株式会社 | 外装カバ−等の取付けガタ防止装置 |
JPH0718200Y2 (ja) * | 1990-07-06 | 1995-04-26 | 小島プレス工業株式会社 | 電話機用ホルダ |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP1992041225U patent/JP2576618Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH064865U (ja) | 1994-01-21 |
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