JP2576305B2 - 成形方法 - Google Patents
成形方法Info
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- JP2576305B2 JP2576305B2 JP3111792A JP11179291A JP2576305B2 JP 2576305 B2 JP2576305 B2 JP 2576305B2 JP 3111792 A JP3111792 A JP 3111792A JP 11179291 A JP11179291 A JP 11179291A JP 2576305 B2 JP2576305 B2 JP 2576305B2
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- JP
- Japan
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- mold
- bag
- filler
- elastomer
- molding method
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/72—Heating or cooling
- B29C45/73—Heating or cooling of the mould
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形方法に関し、さら
に詳しくは、RTM成形法に関する。
に詳しくは、RTM成形法に関する。
【0002】
【従来の技術】所謂、ガラス繊維強化材に熱硬化性樹脂
を含浸させて両者の反応による成形品を得る成形法の一
つにRTM(Resin Transfer Molding)と称される成形
方法がある。上述したRTMでは、ポリエステル、シリ
コ−ン、不飽和ポリエステル、エポキシ等の熱硬化性樹
脂をガラス繊維等の強化材が装填されている型内に注入
し、両者間での含浸作用を経て反応硬化させることが行
われている。
を含浸させて両者の反応による成形品を得る成形法の一
つにRTM(Resin Transfer Molding)と称される成形
方法がある。上述したRTMでは、ポリエステル、シリ
コ−ン、不飽和ポリエステル、エポキシ等の熱硬化性樹
脂をガラス繊維等の強化材が装填されている型内に注入
し、両者間での含浸作用を経て反応硬化させることが行
われている。
【0003】そして、RTM成形法を実行するにあたっ
ては、雄型と雌型との間に形成されるキャビティ内に上
述した強化材繊維および充填剤を注入して反応硬化させ
るようになっている。そして、上述した雄型および雌型
は、成形開始前に型締めされ、上述したキャビティの寸
法が変化しない状態に維持されるようになっている。
ては、雄型と雌型との間に形成されるキャビティ内に上
述した強化材繊維および充填剤を注入して反応硬化させ
るようになっている。そして、上述した雄型および雌型
は、成形開始前に型締めされ、上述したキャビティの寸
法が変化しない状態に維持されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したR
TMにおいては、雄型および雌型のうち、成形品として
完成した場合に外側、所謂、成形品における外部に露呈
する側に位置する型の表面は、例えば、鏡面仕上げを施
されて面の平滑性を維持され、この面を成形品の表面に
転写することで意匠上の見栄えを良くする場合がある。
しかしながら、上述した雄型および雌型は型締めが行わ
れることで加圧力を一定にされてしまうので、仮にキャ
ビティの寸法に誤差があるとその誤差を加圧により打ち
消すことができないままとされるために充填剤のゲル化
が進行した場合に充填剤の収縮による「ヒケ」が発生する
ことがあり、この現象により成形品の外表面に相当する
面の平滑性を損なわれることがある。
TMにおいては、雄型および雌型のうち、成形品として
完成した場合に外側、所謂、成形品における外部に露呈
する側に位置する型の表面は、例えば、鏡面仕上げを施
されて面の平滑性を維持され、この面を成形品の表面に
転写することで意匠上の見栄えを良くする場合がある。
しかしながら、上述した雄型および雌型は型締めが行わ
れることで加圧力を一定にされてしまうので、仮にキャ
ビティの寸法に誤差があるとその誤差を加圧により打ち
消すことができないままとされるために充填剤のゲル化
が進行した場合に充填剤の収縮による「ヒケ」が発生する
ことがあり、この現象により成形品の外表面に相当する
面の平滑性を損なわれることがある。
【0005】そこで、上述した成形品の外表面に相当す
る面と対向する側と反対側に対向する型の表面に、弾性
を持ち一様厚さに設定された耐油性のシリコ−ンゴム等
を用いた袋状エラストマを設け、成形品の外表面に対向
する側の型表面に充填剤を押しつけてその型の面の転写
性を改善することが考えられるが、弾性を重視すること
でシリコ−ンゴムを用いた場合には、シリコ−ンゴムの
熱特性が比較的悪いために充填剤のゲル化が進行した場
合の「ヒケ」に関する問題を完全に解決することは困難と
されている。つまり、上述した成形品の外表面に相当す
る側に対向している型の内部には、充填剤のゲル化を制
御して、型表面の転写性を改善するための加熱部材が設
けてあるが、この成形品の外表面と対向する側と反対側
に位置する型表面に温度制御のできないシリコ−ンゴム
を配置した場合には、成形品の外表面側に対してのみ温
度制御が行われるだけであるので、転写性の有効な改善
を期待することはできず、収縮による「ヒケ」が解消され
ないことになる。
る面と対向する側と反対側に対向する型の表面に、弾性
を持ち一様厚さに設定された耐油性のシリコ−ンゴム等
を用いた袋状エラストマを設け、成形品の外表面に対向
する側の型表面に充填剤を押しつけてその型の面の転写
性を改善することが考えられるが、弾性を重視すること
でシリコ−ンゴムを用いた場合には、シリコ−ンゴムの
熱特性が比較的悪いために充填剤のゲル化が進行した場
合の「ヒケ」に関する問題を完全に解決することは困難と
されている。つまり、上述した成形品の外表面に相当す
る側に対向している型の内部には、充填剤のゲル化を制
御して、型表面の転写性を改善するための加熱部材が設
けてあるが、この成形品の外表面と対向する側と反対側
に位置する型表面に温度制御のできないシリコ−ンゴム
を配置した場合には、成形品の外表面側に対してのみ温
度制御が行われるだけであるので、転写性の有効な改善
を期待することはできず、収縮による「ヒケ」が解消され
ないことになる。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
成形法における問題に鑑み、成形品の外表面での平滑性
を良好にすることができ、意匠上での見栄えを損なわな
いで済む成形方法を得ることにある。
成形法における問題に鑑み、成形品の外表面での平滑性
を良好にすることができ、意匠上での見栄えを損なわな
いで済む成形方法を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、雄型と雌型とで構成される成形型のキャ
ビティ内に強化材繊維を装填し、このキャビテイ内に充
填剤として熱硬化性樹脂を注入して強化材繊維に充填剤
を含浸させて反応硬化により成形するRTM成形法にお
いて、上記雄型と雌型のうち、成形品の外表面に相当す
る側の型と反対側に位置する型における上記キャビティ
側の面に耐圧性および耐溶剤性の材質で構成された袋状
のエラストマを配置し、この袋状エラストマを膨張させ
るための加圧媒体として袋状エラストマ内と外部との間
を循環可能な熱媒体を用い、この熱媒体の温度を上記成
形品の外表面に相当する側の型における温度に応じた値
に設定して循環させるようにしたことを特徴としてい
る。
め、本発明は、雄型と雌型とで構成される成形型のキャ
ビティ内に強化材繊維を装填し、このキャビテイ内に充
填剤として熱硬化性樹脂を注入して強化材繊維に充填剤
を含浸させて反応硬化により成形するRTM成形法にお
いて、上記雄型と雌型のうち、成形品の外表面に相当す
る側の型と反対側に位置する型における上記キャビティ
側の面に耐圧性および耐溶剤性の材質で構成された袋状
のエラストマを配置し、この袋状エラストマを膨張させ
るための加圧媒体として袋状エラストマ内と外部との間
を循環可能な熱媒体を用い、この熱媒体の温度を上記成
形品の外表面に相当する側の型における温度に応じた値
に設定して循環させるようにしたことを特徴としてい
る。
【0008】また本発明は、袋状エラストマの膨張時で
の大きさとして、キャビティ内に注入された充填剤のゲ
ル化が開始されたときにその充填剤を成形品の外表面に
相当する側の型の表面に押しつけられることが可能な程
度の大きさとされているいることを特徴としている。
の大きさとして、キャビティ内に注入された充填剤のゲ
ル化が開始されたときにその充填剤を成形品の外表面に
相当する側の型の表面に押しつけられることが可能な程
度の大きさとされているいることを特徴としている。
【0009】さらに本発明は、熱媒体の循環部の一部
が、充填剤の注入口の周囲を囲繞した状態で設けてある
ことを特徴としている。
が、充填剤の注入口の周囲を囲繞した状態で設けてある
ことを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明によれば、袋状エラストマを膨張させる
ための加圧媒体として用いられる熱媒体により、充填剤
の反応硬化を調整しながら、成形品の外表面側の型の面
が充分に転写された状態を維持しながら成形を終えるこ
とができる。
ための加圧媒体として用いられる熱媒体により、充填剤
の反応硬化を調整しながら、成形品の外表面側の型の面
が充分に転写された状態を維持しながら成形を終えるこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下、図1乃至図3において、本発明実施例
の詳細を説明する。
の詳細を説明する。
【0012】図1は本発明実施例による成形方法を実行
するための成形型の模型図であり、同図において、成形
型1は雄型1Aと雌型1Bとで構成され、その両型1A
および1Bは、対面位置に成形品の形状に沿ったキャビ
ティが形成できる寸法を設定されている。上述した型の
うち、成形品の外表面に対向する側の型、本実施例では
雌型1Bにおけるキャビティ側に位置する面の近傍内部
には、例えば、ヒ−タ等の加熱部材2が装備してあり、
この面の温度を一定温度に維持するようになっている。
するための成形型の模型図であり、同図において、成形
型1は雄型1Aと雌型1Bとで構成され、その両型1A
および1Bは、対面位置に成形品の形状に沿ったキャビ
ティが形成できる寸法を設定されている。上述した型の
うち、成形品の外表面に対向する側の型、本実施例では
雌型1Bにおけるキャビティ側に位置する面の近傍内部
には、例えば、ヒ−タ等の加熱部材2が装備してあり、
この面の温度を一定温度に維持するようになっている。
【0013】また、上述した成形品の外表面と反対側の
面、所謂、非製品面に対向する側の型、本実施例では雄
型1Aには、キャビティに対向する面に沿って袋状のエ
ラストマ3が設けてある。上述した袋状エラストマ3
は、耐圧性および耐油性をもつ材質で構成されており、
その一部には内部に袋状エラストマ3を膨張させるため
の加圧媒体を封入した循環路4が接続されている。すな
わち、上述した循環路4は、例えば、内部に加圧媒体と
して水等の熱媒体を封入されており、図2に示すよう
に、雄型1Aのキャビティ側に連通している充填剤の注
入口5と同じ位置において注入口5の周囲を囲繞する状
態で袋状エラストマ3に接続してある。そして、この循
環路4は、図示しない加熱手段を通過するようになって
おり、封入されている熱媒体の温度を制御できるように
なっている。
面、所謂、非製品面に対向する側の型、本実施例では雄
型1Aには、キャビティに対向する面に沿って袋状のエ
ラストマ3が設けてある。上述した袋状エラストマ3
は、耐圧性および耐油性をもつ材質で構成されており、
その一部には内部に袋状エラストマ3を膨張させるため
の加圧媒体を封入した循環路4が接続されている。すな
わち、上述した循環路4は、例えば、内部に加圧媒体と
して水等の熱媒体を封入されており、図2に示すよう
に、雄型1Aのキャビティ側に連通している充填剤の注
入口5と同じ位置において注入口5の周囲を囲繞する状
態で袋状エラストマ3に接続してある。そして、この循
環路4は、図示しない加熱手段を通過するようになって
おり、封入されている熱媒体の温度を制御できるように
なっている。
【0014】一方、この循環路4の構成としては、図2
に示したように袋状エラストマ3との接続位置を注入口
5と同じ位置とすることに限らず、例えば、図3に示す
ように、袋状エラストマ3を通路の一部とした構成と
し、袋状エラストマ3を通過した箇所に設けてあるタン
ク6内で分割し、一方の循環路に設けてあるポンプ7に
よって循環させるようにすることも可能である。この場
合には、タンク6内にヒ−タ8を設けるとともに、この
ヒ−タ8をタンク6内に位置する温度センサ9によって
動作制御させるようにして熱媒体である水の温度を雌型
1B側の加熱部材2による温度設定に応じた値に設定す
ることができるようにしてある。
に示したように袋状エラストマ3との接続位置を注入口
5と同じ位置とすることに限らず、例えば、図3に示す
ように、袋状エラストマ3を通路の一部とした構成と
し、袋状エラストマ3を通過した箇所に設けてあるタン
ク6内で分割し、一方の循環路に設けてあるポンプ7に
よって循環させるようにすることも可能である。この場
合には、タンク6内にヒ−タ8を設けるとともに、この
ヒ−タ8をタンク6内に位置する温度センサ9によって
動作制御させるようにして熱媒体である水の温度を雌型
1B側の加熱部材2による温度設定に応じた値に設定す
ることができるようにしてある。
【0015】つまり、この雄型1A側での熱媒体の温度
と雌型1B側での加熱部材2の温度とを制御することに
より、充填剤の反応硬化の開始時期あるいは硬化時間の
調整を行えるようになっている。
と雌型1B側での加熱部材2の温度とを制御することに
より、充填剤の反応硬化の開始時期あるいは硬化時間の
調整を行えるようになっている。
【0016】本実施例における袋状エラストマ3の膨張
時期としては、成形型1の型締めが行われて充填剤の注
入が開始される前とされ、その膨張状態は充填剤のゲル
化が開始されるのに順じて斬時的に膨張する状態を設定
される。
時期としては、成形型1の型締めが行われて充填剤の注
入が開始される前とされ、その膨張状態は充填剤のゲル
化が開始されるのに順じて斬時的に膨張する状態を設定
される。
【0017】本実施例においては、キャビテイ内に強化
材繊維が装填された上で型締めが行われた後に充填剤の
注入が行われると、袋状エラストマ3が膨張を開始す
る。従って、成形型1は、図1における雄型1Aが袋状
エラストマ3に封入されている熱媒体である水によって
一定温度に維持され、そして雌型1Bはキャビティ側の
面を加熱部材2により一定温度の維持されることにな
る。
材繊維が装填された上で型締めが行われた後に充填剤の
注入が行われると、袋状エラストマ3が膨張を開始す
る。従って、成形型1は、図1における雄型1Aが袋状
エラストマ3に封入されている熱媒体である水によって
一定温度に維持され、そして雌型1Bはキャビティ側の
面を加熱部材2により一定温度の維持されることにな
る。
【0018】一方、上述した各型における温度制御によ
って充填剤がゲル化すると、袋状エラストマ3が順次膨
張し、雌型1Bにおけるキャビティと対向する面に充填
剤を押しつけた状態を設定し、この状態をゲル化が進行
する間維持する。従って、反応硬化を開始した充填剤は
各型の温度調整によるゲル化の進行状態を制御されると
ともに、この状態で成形品の外表面側に相当する面を型
の面に対応した状態で転写されることになる。つまり、
温度制御によりゲル化の進行を制御されることで袋状エ
ラストマ3による押しつけを介して雌型1Bのキャビテ
ィ側の面に均一に当たることで転写しやすい状態を設定
され、しかも、転写された状態での面の状態を温度制御
による反応調整によって維持した状態で成形を終えるこ
とができる。
って充填剤がゲル化すると、袋状エラストマ3が順次膨
張し、雌型1Bにおけるキャビティと対向する面に充填
剤を押しつけた状態を設定し、この状態をゲル化が進行
する間維持する。従って、反応硬化を開始した充填剤は
各型の温度調整によるゲル化の進行状態を制御されると
ともに、この状態で成形品の外表面側に相当する面を型
の面に対応した状態で転写されることになる。つまり、
温度制御によりゲル化の進行を制御されることで袋状エ
ラストマ3による押しつけを介して雌型1Bのキャビテ
ィ側の面に均一に当たることで転写しやすい状態を設定
され、しかも、転写された状態での面の状態を温度制御
による反応調整によって維持した状態で成形を終えるこ
とができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、成形品
の外表面に相当する側の型に熱媒体を膨張のための加圧
媒体として封入した袋状エラストマを用い、この加圧媒
体を上記型と対向する側の型における温度制御と合わせ
て制御するようにしたので、充填剤の反応調整を可能に
して、型に合わせて面の転写が行われた状態のままで成
形を終えることができるので、成形品の平面性を損なわ
ないで、意匠上の見栄えを低下させないで済む成形方法
を提供することができる。
の外表面に相当する側の型に熱媒体を膨張のための加圧
媒体として封入した袋状エラストマを用い、この加圧媒
体を上記型と対向する側の型における温度制御と合わせ
て制御するようにしたので、充填剤の反応調整を可能に
して、型に合わせて面の転写が行われた状態のままで成
形を終えることができるので、成形品の平面性を損なわ
ないで、意匠上の見栄えを低下させないで済む成形方法
を提供することができる。
【図1】本発明実施例による成形方法を実行するための
成形型を示す模型図である。
成形型を示す模型図である。
【図2】図1に示した成形型に用いられる循環路の構造
を説明するための一部を拡大した状態の模型図である。
を説明するための一部を拡大した状態の模型図である。
【図3】図1に示した成形型に用いられる循環路の変形
例を示す模型図である。
例を示す模型図である。
1 成形型 1A 雄型 1B 雌型 2 加熱部材 3 袋状エラストマ 4 循環路 5 注入口 8 ヒ−タ 9 温度センサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 101:10 105:06
Claims (3)
- 【請求項1】雄型と雌型とで構成される成形型のキャビ
ティ内に強化材繊維を装填し、このキャビテイ内に充填
剤として熱硬化性樹脂を注入して強化材繊維に充填剤を
含浸させて反応硬化により成形するRTM成形法におい
て、上記雄型と雌型のうち、成形品の外表面に相当する
側の型と反対側に位置する型における上記キャビティ側
の面に耐圧性および耐溶剤性の材質で構成された袋状の
エラストマを配置し、この袋状エラストマを膨張させる
ための加圧媒体として袋状エラストマ内と外部との間を
循環可能な熱媒体を用い、この熱媒体の温度を上記成形
品の外表面に相当する側の型における温度に応じた値に
設定して循環させるようにしたことを特徴とする成形方
法。 - 【請求項2】請求項1記載の成形方法において、袋状エ
ラストマの膨張時での大きさは、キャビティ内に注入さ
れた充填剤のゲル化が開始されたときにその充填剤が成
形品の外表面に相当する側の型の表面に押しつけられる
ことが可能な程度の大きさとされている成形方法。 - 【請求項3】請求項1記載の成形方法において、熱媒体
の循環部の一部は、充填剤の注入口の周囲を囲繞した状
態で設けてある成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3111792A JP2576305B2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3111792A JP2576305B2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04339608A JPH04339608A (ja) | 1992-11-26 |
JP2576305B2 true JP2576305B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=14570272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3111792A Expired - Lifetime JP2576305B2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576305B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2879498B1 (fr) * | 2004-12-16 | 2009-01-30 | Snecma Propulsion Solide Sa | Densification de structures fibreuses par rtm pour la realisation de pieces en materiau composite |
WO2012114933A1 (ja) * | 2011-02-24 | 2012-08-30 | 東レ株式会社 | プリフォームの製造装置および製造方法ならびにその方法により製造されたプリフォーム |
FR2974752B1 (fr) * | 2011-05-06 | 2013-04-19 | Snecma | Procede de moulage par injection d'une piece en materiau composite |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP3111792A patent/JP2576305B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04339608A (ja) | 1992-11-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960910 |