JPS6319167A - ゴルフ用クラブヘツドの製法 - Google Patents

ゴルフ用クラブヘツドの製法

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JPS6319167A
JPS6319167A JP61161664A JP16166486A JPS6319167A JP S6319167 A JPS6319167 A JP S6319167A JP 61161664 A JP61161664 A JP 61161664A JP 16166486 A JP16166486 A JP 16166486A JP S6319167 A JPS6319167 A JP S6319167A
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JP
Japan
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molding
core
manufacturing
head
molding material
Prior art date
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Application number
JP61161664A
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English (en)
Inventor
洋一 長崎
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えばウッドクラブヘッドなどの繊維強化
プラスチックス(以下、FRPと略記する)を外殻とし
たゴルフ用クラブヘッドの製法に関する。
(従来の技術) 従来、この種のゴルフ用クラブヘッド、例えばウッドク
ラブヘッドを製造するにおいては、ヘッドの芯部を構成
する芯部成形材の周囲に、FRP成形用生材(補強繊維
にマトリックス用未硬化液状合成樹脂を含浸し、必要に
応じて半硬化させたものを相称する)を添設してヘッド
成形用材料を成形し、かつこのヘッド成形用材料を所望
の成形型内に配置して熱圧するに際して、本出願人が先
に出願した特開昭57−132746号公報に開示され
ているように、前記芯部成形材を熱可塑性樹脂素材から
なる中空体で成形し、成形時の加熱軟化作用により膨張
可能にするとともに、その内部に高圧ガス等の流体を外
部から送入して内圧を発生させ、所謂″エアパック法″
により所望の外形状に保形維持し得るようにしてなるも
のや、あるいは特開昭57−122745号公報に開示
されているように、前記芯部成形材を、発泡済の発泡合
成樹脂素材と発泡性ビーズ等の発泡性物質とで結合成形
して、成形時のFRP成形用生材の熱圧による昇温作用
により発泡性ビーズ等の発泡性物質を発泡させて膨張さ
せるなどして、前記ヘッド成形用材料の初期形状を保持
し得るようにし、芯部成形材の周囲に添設されたFRP
成形用生材の成型作用を高め、成形性及び品質の向上を
図るように構成したものがある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の製造手段、例えばエア
パック法にあっては、成形時に、中空な芯部成形材内に
圧力が約0.5〜1.QMPa程度の高圧ガスを圧送す
るための装置や配管等が必要となり、成形作業が非常に
不便である一方、芯部成形材を、発泡済の発泡合成樹脂
素材と発泡性ビーズ等の発泡性物質とで結合成形してな
るものにあっては、両者を固めるためのバインダーとな
る粘結剤を使用する必要があり、芯部成形材自体の成形
に手間を要するなどといった問題があった。
この発明は、上記の事情のもとになされたもので、その
目的とするところは、高圧ガスを圧送するための装置や
配管、あるいは芯部成形材を結合成形するためのバイン
ダーとなる粘結剤などを使用することなく簡便に成形が
行なえるようにしたゴルフ用クラブヘッドの製法を提供
することにある。
[発明の構成コ (問題点を解決するための手段) 上記した問題点を解決するために、この発明は、予め中
空な芯部成形材を膨張可能な樹脂素材でヘッド芯部形状
に成形する第1工程と、この第1工程で成形された芯部
成形材内に発泡性物質を充填する第2工程と、この第2
工程による前記発泡性物質の充填後の芯部成形材の周囲
にFRP成形用生材を添設してヘッド成形用材料を成形
する第3工程と、この第3工程で成形されたヘッド成形
用材料を所望の成形型内に配置して熱圧する第4工程と
からなることを特徴としたものである。
(作 用) すなわち、この発明は、上記の構成とすることによって
、FRP成形用生材が添設される中空な芯部成形材内に
発泡性物質を充填し、この発泡性物質を成形時の昇温加
熱により発泡させて芯部成形材をヘッド芯部形状に保形
させるようにしたことから、熱圧成形時の芯部成形材の
周囲に添設されたFRP成形用生材の初期形状を成形型
のキャビティ形状に近似した形状に維持させることがで
きるため、高圧ガスを圧送するための装置や配管、ある
いは芯部成形材を結合成形するためのバインダーとなる
粘結剤などを使用することなく複雑な形状を有する成形
型の内周面にFRP成形用生材を容易に押し付けること
ができ、成形が簡便に行なえるとともに、FRP成形用
生材へ印加される圧力不足やヘッド成形用材料の型内膨
張不足が解消されて、層間密着不足やボイドの発生を防
止することができ、これによって、FRPの品質や表部
平滑性を高めることが可能になる。
(実 施 例) 以下、この発明を図示の実施例を参照しながら詳細に説
明する。
第1図及び第2図に示すように、図中1は後述する製造
工程により製造されたゴルフ用ウッドクラブのヘッド本
体である。このヘッド本体1は、FRPからなる外殻2
と、熱可塑性樹脂からなる中空な芯材3と、この芯材3
内に充填された発泡合成樹脂からなる充填材4とから形
成されているとともに、前記FRP外殻2は、複数層の
補強繊維構成からなる積層構造を有している。
また、上記したヘッド本体1のフェース部1a、ソール
部1b及びバック部ICのそれぞれには、例えば補強繊
維としてカーボン繊維使用の硬化済FRPあるいはセラ
ミックスなどからなるフェース面部材5、真鍮等の金属
材料からなるソールウェイト部材6及びバックウェイト
部材7が、必要に応じて埋設固定されている一方、その
ネック部1dにクラブシャフト8を挿貫固定してなると
ともに、このクラブシャフト8が挿貫固定される前記ネ
ック部1dの取付基部の周囲をキャップ状の保護部材9
で被覆され、これら各々の部材は、前記ヘッド本体1の
成形と同時に一体化されるようになっている。
すなわち、上記したこの発明に係るクラブヘッドを製造
するには、第3図から第5図に示すように、予め、例え
ばセルロイド等の熱可塑性樹脂素材を用いて中空な芯部
成形材11をブロー成形法等によりヘッド芯部形状に別
途成形するとともに、この芯部成形材11のクラブシャ
フトが挿入されるヘッド本体ネック部に相当する部分を
詰め込み口部11aとして開口させる一方、この詰め込
み口部11aから前記芯部成形材11内に発泡性物質で
ある発泡性ビーズ12を充填した後、前記芯部成形材1
1の周囲に、ヘッド本体外殻を構成するFRP成形用生
材13を巻回被覆するなどして添設し、これによって、
ヘッド成形用材料10を成形する(第3図参照)。
ところで、上記芯部成形材11内に充填される発泡性物
質として用いられる発泡性ビーズ12は、−次発泡済の
もの、未発泡のものまたは一部が発泡済で他のものが加
熱による昇温により発泡可能なものが必要に応じて好適
に使用される。また、前記FRP成形用生材13として
は、プリプレグまたは未硬化液状合成樹脂を複数層から
なる補強繊維に含浸させた状態のものが用いられ、特に
、外側層の補強繊維としてサーフェスマットあるいは朱
子織りクロスを単独または袋織り体と重ね合わせ用いる
ことにより、表面平滑性及び形状追従性を高め得るよう
にする一方、内側層の補強繊維としてマットまたは袋織
り体のカーボン繊維を用いることにより、弾性率の向上
を図り得るようにするのが好適である。さらに、前記F
RP成形用生材13を芯部成形材11の周囲に巻回被覆
するにあたって、ヘッド本体1のフェース部1a、ソー
ル部1b及びバック部ICの相当部分に、フェース面部
材5、ソールウェイト部材6及びバックウェイト部材7
をそれぞれ必要に応じて詰め込み配置することも可能で
ある。またヘッド本体ネック部1dに相当する芯部成形
材11の詰め込み口部11aからシャフト取付用芯金か
またはクラブシャフト8自体を直接片持ち状態かまたは
両持ち状態に挿入して結合させることも可能であり、こ
のとき、芯部成形材11の詰め込み口部11aを前記シ
ャフト取付用芯金またはクラブシャフト8などで封止す
ることは任意である。
次いで、このようなヘッド成形用材料10を、ヘッド外
周形状を有する成形型14内のキャビティ15に挿入配
置して型締めしく第4図参照)、熱圧成形を施してなる
もので、このとき、FRP成形用生材13への加熱昇温
による硬化作用と共に芯部成形材11は加熱軟化する一
方、この芯部成形材11内に充填された発泡性ビーズ1
2が加熱昇温しで発泡し、この発泡性ビーズ12の発泡
作用により、前記芯部成形材11が膨張して、FRP成
形用生材13は前記成形型14のキャビティ15の内壁
面方向に押し付けられなから熱圧硬化し得るようになっ
ているものである(第5図参照)。
また、第6図はこの発明に係る他の実施例を示し、上記
した芯部成形材11の形態を改良したものであり、この
芯部成形材11を分割可能な2つまたは3つ(図示の実
施例では2つ)の殻体21.22で中空なヘッド芯部形
状に組合せ形成してなる構成を有するものである。
なお、この発明は、上記した実施例には限定されず、例
えば第6図に他の実施例として示すように、芯部成形材
11の形態を、2つまたは3つ(図示の実施例では2つ
)の互いに分割可能な殻体21.22で形成し、これら
の殻体21.22を中空なヘッド芯部形状に組合せて使
用しても、この発明の作用・効果を同様に発揮させるこ
とができるものであり、その他、この発明の要旨を変え
ない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
[発明の効果コ 以上の説明から明らかなように、この発明によれば、F
RP成形用生材が添設される中空な芯部成形材内に発泡
性物質を充填し、この発泡性物質を成形時の昇温加熱に
より発泡させて芯部成形材をヘッド芯部形状に保形させ
るとともに、FRP成形用生材の初期形状を成形型のキ
ャビティ形状に近似した形状に維持させて複雑な形状を
有する成形型のキャビティ内壁面にFRP成形用生材を
押し付けてなることから、FRP成形用生材へ印加され
る圧力不足やヘッド成形用材料の型内膨張不足が解消さ
れて、層間密着不足やボイドの発生を防止することがで
き、しかも、従来のような高圧ガスを圧送するための装
置や配管、あるいは芯部成形材を結合成形するためのバ
インダーとなる粘結剤などを使用することがないため、
成形が簡便に行なえことができるというすぐれた効果を
奏するゴルフ用クラブヘッドの製法を提供することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るゴルフ用クラブヘッドの製法に
より製造されたクラブヘッドの一実施例を示す斜視図、 第2図は同じく要部拡大断面図、 第3図から第5図は製造工程を示す説明図、第6図はこ
の発明に係るヘッド成形用材料を構成する芯部成形材の
他の実施例を示す要部拡大断面図 である。 10・・・ヘッド成形用材料、 11・・・芯部成形材、 12・・・発泡性物質(発泡性ビーズ)、13・・・F
RP成形用生材、 14・・・成形型、    15・・・キャビティ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)予め中空な芯部成形材をヘッド芯部形状に成形す
    る第1工程と、 この第1工程で成形された芯部成形材内に発泡性物質を
    充填する第2工程と、 この第2工程による前記発泡物質の充填後の芯部成形材
    の周囲にFRP成形用生材を添設してヘッド成形用材料
    を成形する第3工程と、 この第3工程で成形されたヘッド成形用材料を所望の成
    形型内に配置して熱圧する第4工程とからなるゴルフ用
    クラブヘッドの製法。
  2. (2)特許請求の範囲の範囲第1項に記載のゴルフ用ク
    ラブヘッドの製法において、 該中空な芯部成形材を熱可塑性樹脂素材で成形してなる
    ことを特徴とする製法。
  3. (3)特許請求の範囲の範囲第1項もしくは第2項のい
    ずれかに記載のゴルフ用クラブヘッドの製法において、 該中空な芯部成形材を、分割可能な少なくとも2つの殻
    体で形成したことを特徴とする製法。
  4. (4)特許請求の範囲の範囲第1項乃至第3項のいずれ
    か一つに記載のゴルフ用クラブヘッドの製法において、 該芯部成形材は、内部に充填された発泡性物質の発泡圧
    で所望のヘッド芯部形状に保形し、ヘッド成形用材料を
    初期形状に保持可能にしてなることを特徴とする製法。
  5. (5)特許請求の範囲の範囲第1項もしくは第4項のい
    ずれかに記載のゴルフ用クラブヘッドの製法において、 該発泡性物質は、加熱により更に発泡可能な発泡性ビー
    ズからなることを特徴とする製法。
JP61161664A 1986-07-09 1986-07-09 ゴルフ用クラブヘツドの製法 Pending JPS6319167A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0451973A (ja) * 1990-06-19 1992-02-20 Nagase Kenma Kizai Kk ゴルフクラブヘッドおよびその製造法
US6084619A (en) * 1995-04-21 2000-07-04 Seiko Epson Corporation Ink jet recording method

Cited By (3)

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US6084619A (en) * 1995-04-21 2000-07-04 Seiko Epson Corporation Ink jet recording method
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