JP2576119Y2 - 自動販売機の扉開閉制御装置 - Google Patents

自動販売機の扉開閉制御装置

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JP2576119Y2
JP2576119Y2 JP1992057961U JP5796192U JP2576119Y2 JP 2576119 Y2 JP2576119 Y2 JP 2576119Y2 JP 1992057961 U JP1992057961 U JP 1992057961U JP 5796192 U JP5796192 U JP 5796192U JP 2576119 Y2 JP2576119 Y2 JP 2576119Y2
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JP
Japan
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door
rod
control device
closing control
door opening
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992057961U
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JPH0619081U (ja
Inventor
伸一 羽太
正明 入江
悟 小河原
久史 桑子
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動販売機の全面開口
部を開閉する扉の開閉制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる開閉制御装置としては、例えば実
開平3−86478号公報に開示されているものがあ
り、これは、扉にその支持端を回動自在に支持したロッ
ドを備えて、このロッドの係合端を扉の開閉に合わせて
案内するガイド体を自動販売機本体の床面に設けた構成
である。
【0003】図2はこのような従来の扉開閉制御装置を
備えた自動販売機の構成を示し、前面が開口された自動
販売機本体1(以下本体という)の内部には、内扉9に
て開閉される商品収納庫3が形成されている。この本体
1の前面には、開口部4を開閉するよう回動軸6にて回
動可能に支持されている前扉5が設けられており、回動
軸6は本体1の上下両側部に設けた前扉ヒンジ6a,6
bに軸支されている。そして、前扉5のベース部5a
は、ドアベースヒンジ7にて回動可能に支持されてい
る。
【0004】前扉5の背面下部には、前扉5に固定され
た支持金具11に一端が回動自在に支持されたロッド1
0が配されており、このロッド10の係合端は下方に折
曲されてその先端が本体1の床面に設けたガイド体11
に嵌入され、ガイド体11の裏側からワッシャ13と割
りピン14にて固定するようになっている(図3)。
【0005】ガイド体11には、前扉5を所定の位置で
固定するようにロッド10の先端部を係止する係止凹部
15a,15b,15cが形成されていて、ロッド10
の先端部は、前扉5の開放時、前扉5が回動するにつれ
てロッド10の係合端がガイド体11を摺動し、係合端
がいずれかの係止凹部15a,15b,15cに係止さ
れたとき前扉5はその位置で固定されるようになってい
る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
扉開閉制御装置は、ガイド体11が本体1の床面に突起
物として存在するために、前扉5を閉止するときにその
底面に設けたローラのフランジ部がガイド体11に当っ
たりすると閉めづらいことがある。従って、本考案は前
扉の閉止に邪魔とならない扉開閉制御装置を提供するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、本体に形成し
た全面開口部を開閉する扉を備えた自動販売機におい
て、一端が前記扉の背面下端部に回動自在に支持される
とともに、他方の係止端は折り曲げられて先端がヘッダ
ー加工されたロッドと、前記本体の床面の表面に形成さ
れて前記係止端が移動可能に嵌入されるガイド溝とから
構成され、前記ガイド溝の下方に延在した補強部を設け
たものである。
【0008】
【作用】ロッドの係止端はヘッダー加工により周縁部に
拡がった形状を有しており、その部分の断面積はロッド
の径より大きい。このロッドの先端部を周縁部からガイ
ド溝に差し込み、そして、係止端が床板に対して垂直と
なる状態でロッドの一端を扉の背面下端部に回動自在に
取り付けることにより、ロッドはガイド溝から抜けずに
係止され、しかも扉の回動に伴いロッドの係止端はガイ
ド溝を摺動することができる。従って、本体の床面に突
起物のない扉開閉制御装置が実現される。
【0009】
【実施例】図1及び図2とから本考案の一実施例に係る
扉開閉制御装置を説明する。これら図において、図3及
び図4と共通あるいは同一の部分は同一の図番で示す。
この考案は従来のガイド体11を省き、本体1の床板1
1の表面に直接ガイド溝12を形成するものである。そ
して、図4に示すように、ロッド10の係止端はヘッダ
ー加工により潰されて周縁部に拡がった形状をしてお
り、その部分の断面積はロッドの径より大きい。このロ
ッドの先端部を周縁部からガイド溝12に差し込み、そ
して、係止端が床板11に対して垂直となる状態でロッ
ド10のもう一端を前扉5の背面下端部に回動自在に取
り付けることにより、ロッド10の係止端は床板11と
底板18の間であってガイド溝12から抜けずに係止さ
れ、しかも前扉5の回動に伴いロッド10の係止端はガ
イド溝12に沿って移動することになる。なお、ガイド
溝12にはその下方に延在した補強部12dが設けられ
ている。
【0010】ロッド10の係止端には樹脂にて成る筒状
の摺動部材13が挿通されており、ロッド10は摺動部
材13が溝12の内壁を摺動しながら移動するようにな
っている。これによりロッド10が溝12内を移動した
ときのコスレが防止されて、ガイド溝12が変形するこ
とが防止される。そして、ガイド溝12には、前扉5の
開放時、前扉5が回動するにつれて各段階で前扉5を固
定するよう、ロッド10の係止端を係止する係止凹部1
2a,12b,12cが形成されている。
【0011】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、扉の閉止
に邪魔とならない扉開閉制御装置を提供される。しか
も、ロッドの係止端をヘッダー加工し、そして、床板に
直接ガイド溝を形成した構成であるために、従来の扉開
閉制御装置と比較して部品点数を大幅に削減できるばか
りか、また組立性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る扉開閉制御装置を具備
した自動販売機の要部を示す図。
【図2】ロッドの係止端とガイド溝との関係を示す図。
【図3】従来の扉開閉制御装置を備えた自動販売機を、
扉を開いた状態にて示す図。
【図4】従来の扉開閉制御装置を備えた自動販売機の要
部を示す図。
【符号の説明】
1 本体 5 扉 10 ロッド 12 ガイド溝12d 補強部
フロントページの続き (72)考案者 桑子 久史 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−112295(JP,A) 特開 平4−54588(JP,A) 実開 平3−86478(JP,U) 実開 平1−150782(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07F 9/10

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に形成した全面開口部を開閉する扉
    を備えた自動販売機において、一端が前記扉の背面下部
    に回動自在に支持されるとともに、他方の係止端は折り
    曲げられて先端がヘッダー加工されたロッドと、前記本
    体の床板の表面に形成されて前記係止端が移動可能に嵌
    入されるガイド溝とを備え、前記ガイド溝の下方に延在
    した補強部を設けたことを特徴とする自動販売機の扉開
    閉制御装置。
JP1992057961U 1992-08-18 1992-08-18 自動販売機の扉開閉制御装置 Expired - Lifetime JP2576119Y2 (ja)

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JPH0619081U JPH0619081U (ja) 1994-03-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01150782U (ja) * 1988-03-29 1989-10-18
JPH0454588A (ja) * 1990-06-21 1992-02-21 Kubota Corp 自動販売機の前面扉ストッパ装置
JP2653229B2 (ja) * 1990-08-31 1997-09-17 富士電機株式会社 自動販売機の扉固定装置
JP3086478U (ja) * 2001-04-20 2002-06-21 金鎮 鄭 多面印刷回路基板の外部接続端子の全自動面取り加工装置

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