JP2575829Y2 - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
- Publication number
- JP2575829Y2 JP2575829Y2 JP1992025649U JP2564992U JP2575829Y2 JP 2575829 Y2 JP2575829 Y2 JP 2575829Y2 JP 1992025649 U JP1992025649 U JP 1992025649U JP 2564992 U JP2564992 U JP 2564992U JP 2575829 Y2 JP2575829 Y2 JP 2575829Y2
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- JP
- Japan
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- slit
- image reading
- image
- reading apparatus
- light
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は保持部材に保持された透
過型カラー印刷用原稿を3原色に色分解して記録し、記
録された3原色の原稿像の配置及び色調を調整する画像
読取装置に関するものである。
過型カラー印刷用原稿を3原色に色分解して記録し、記
録された3原色の原稿像の配置及び色調を調整する画像
読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像読取装置に設置した印刷用の透過型
カラー原稿を順次送りながら光源で照射し、スリット部
を介して光学系により受光素子に結像し、前記カラー原
稿像を該受光素子で順次読取り、読取られた前記カラー
原稿はイエロー、マゼンタ、シアンの3原色に色分解さ
れ、それぞれの画像信号のA/D変換を行った後、記憶
手段に記憶する。そして前記色分解された画像の色補正
及び文字加入、画像の配置変更等をモニタ端末器等を使
用して行っている。
カラー原稿を順次送りながら光源で照射し、スリット部
を介して光学系により受光素子に結像し、前記カラー原
稿像を該受光素子で順次読取り、読取られた前記カラー
原稿はイエロー、マゼンタ、シアンの3原色に色分解さ
れ、それぞれの画像信号のA/D変換を行った後、記憶
手段に記憶する。そして前記色分解された画像の色補正
及び文字加入、画像の配置変更等をモニタ端末器等を使
用して行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、前記のよう
な画像読取装置を長期間に亘り使用していると、前記ス
リット部に除々に塵芥等が付着し、スリット部より投射
されるカラー原稿像が乱れる。前記塵芥が付着する理由
は、カラー原稿は適当な保持枠で保持され、順次照射部
に搬送され、光源及び光学系は固定されているため、前
記保持枠と共にカラー原稿が移動してスリット幅で照射
される。従って、スリット部の直上では照射動作時には
常にカラー原稿が移動し、次々に外部より保持枠と共に
搬送されるため、外部より塵芥を持込んでいる。そして
係持部の移動と共に塵芥は下方に落下する。更にスリッ
ト幅は通常1.9mm幅前後で最小1mm幅から最大でも4mm
幅で形成され極めて細いスリット幅で形成されている。
従って僅かの塵芥がスリット部に付着しても原稿が順次
スリット幅で照射されたとき、その部分が線状となって
結像部に送られ、画質を大きく低下させてしまう欠点が
ある。本考案は上記の欠点を大幅な機構改造を行うこと
なく、簡単な構成で解決することを目的としたものであ
る。
な画像読取装置を長期間に亘り使用していると、前記ス
リット部に除々に塵芥等が付着し、スリット部より投射
されるカラー原稿像が乱れる。前記塵芥が付着する理由
は、カラー原稿は適当な保持枠で保持され、順次照射部
に搬送され、光源及び光学系は固定されているため、前
記保持枠と共にカラー原稿が移動してスリット幅で照射
される。従って、スリット部の直上では照射動作時には
常にカラー原稿が移動し、次々に外部より保持枠と共に
搬送されるため、外部より塵芥を持込んでいる。そして
係持部の移動と共に塵芥は下方に落下する。更にスリッ
ト幅は通常1.9mm幅前後で最小1mm幅から最大でも4mm
幅で形成され極めて細いスリット幅で形成されている。
従って僅かの塵芥がスリット部に付着しても原稿が順次
スリット幅で照射されたとき、その部分が線状となって
結像部に送られ、画質を大きく低下させてしまう欠点が
ある。本考案は上記の欠点を大幅な機構改造を行うこと
なく、簡単な構成で解決することを目的としたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の課題を解
決するため保持部材に保持され光透過可能の原稿と、該
原稿を照射する光源と、該光源により照射された照射光
を受け受光素子に前記原稿像を結像させる光学手段と、
前記受光素子に受けた原稿像を記憶する記憶手段と、を
有する画像読取装置において、前記保持部材に保持され
た原稿と、前記光学手段との間にスリットを形成したス
リット板を設け、該スリット板には前記スリットを中心
に前記原稿側方向の両側に突起部を形成し、該突起部の
外側に傾斜面を形成したことにより解決した。
決するため保持部材に保持され光透過可能の原稿と、該
原稿を照射する光源と、該光源により照射された照射光
を受け受光素子に前記原稿像を結像させる光学手段と、
前記受光素子に受けた原稿像を記憶する記憶手段と、を
有する画像読取装置において、前記保持部材に保持され
た原稿と、前記光学手段との間にスリットを形成したス
リット板を設け、該スリット板には前記スリットを中心
に前記原稿側方向の両側に突起部を形成し、該突起部の
外側に傾斜面を形成したことにより解決した。
【0005】
【実施例】図1において、1は透過型のカラー原稿2
(通常の透過型の白黒原稿でもよい)を内蔵したマウン
トで、画像読取装置3の一部に設けた昇降リフト4上に
多数積重ねて載置される。
(通常の透過型の白黒原稿でもよい)を内蔵したマウン
トで、画像読取装置3の一部に設けた昇降リフト4上に
多数積重ねて載置される。
【0006】5は前記昇降リフト4を上下動させる駆動
歯車で、昇降リフト4の一部に設けたラック6と咬合し
ている。そしてマウント1上には該マウント1を照射部
7に給送する複数の搬送ローラ8が設けられている。9
は照射用光源10を内蔵した光源ユニットで45度に設置さ
れた反射ミラー9Aにより前記照射部7に照射される。
歯車で、昇降リフト4の一部に設けたラック6と咬合し
ている。そしてマウント1上には該マウント1を照射部
7に給送する複数の搬送ローラ8が設けられている。9
は照射用光源10を内蔵した光源ユニットで45度に設置さ
れた反射ミラー9Aにより前記照射部7に照射される。
【0007】11は前記搬送ローラ8で搬送されたマウン
ト1を受け、順次移動してカラー原稿2を照射するため
のマウント受台で、該マウント受台11を前記照射部7に
対し順次移動させるためレール3A上に載置し、スクリ
ュー杆12を前記マウント受台11に螺合し、スクリュー杆
12の一端に駆動源Mを設ける。尚マウント受台は照射部
7の光軸を中心に回動することができる。前記光源10に
より発光された光は反射ミラー9Aで反射され、マウン
ト受台11上のカラー原稿2を照射する。
ト1を受け、順次移動してカラー原稿2を照射するため
のマウント受台で、該マウント受台11を前記照射部7に
対し順次移動させるためレール3A上に載置し、スクリ
ュー杆12を前記マウント受台11に螺合し、スクリュー杆
12の一端に駆動源Mを設ける。尚マウント受台は照射部
7の光軸を中心に回動することができる。前記光源10に
より発光された光は反射ミラー9Aで反射され、マウン
ト受台11上のカラー原稿2を照射する。
【0008】照射光は図示のようにカラー原稿2を照射
した後、下部に設けたスリット板13のスリット14部のみ
下方に投射され、反射ミラー15、Vミラー16,17より結
像レンズ19によりカラー原稿2は受光素子であるCCD
20面に入射結像する。CCD20面に結像して読取れたカ
ラー原稿2の画像は、イエロー、マゼンタ、シアンの3
原色に分解される。前記3原色はアナログ画像であるた
め順次A/D変換器21にてデジタル化され、信号補正手
段22、色補正手段23を介して記憶手段24に入力記憶され
る。更に前記記憶手段24に入力されたカラー原稿2が3
原色の画像濃度を調整したり、文字入力を行うためのモ
ニタ端末器25をインタフェース26を介して設ける。27は
前記マウントの昇降動作及びマウント受台11にマウント
1を搬送し、又照射用光源10を点灯2は消灯する等の作
用を行うための自動制御装置である。尚前記スリット板
13は前記反射ミラー15、Vミラー16,17結像レンズ19、
CCD20を遮光する遮光板3B上に設けられている。以
上が本考案が実施されている画像読取装置の全体の構成
を示すものである。
した後、下部に設けたスリット板13のスリット14部のみ
下方に投射され、反射ミラー15、Vミラー16,17より結
像レンズ19によりカラー原稿2は受光素子であるCCD
20面に入射結像する。CCD20面に結像して読取れたカ
ラー原稿2の画像は、イエロー、マゼンタ、シアンの3
原色に分解される。前記3原色はアナログ画像であるた
め順次A/D変換器21にてデジタル化され、信号補正手
段22、色補正手段23を介して記憶手段24に入力記憶され
る。更に前記記憶手段24に入力されたカラー原稿2が3
原色の画像濃度を調整したり、文字入力を行うためのモ
ニタ端末器25をインタフェース26を介して設ける。27は
前記マウントの昇降動作及びマウント受台11にマウント
1を搬送し、又照射用光源10を点灯2は消灯する等の作
用を行うための自動制御装置である。尚前記スリット板
13は前記反射ミラー15、Vミラー16,17結像レンズ19、
CCD20を遮光する遮光板3B上に設けられている。以
上が本考案が実施されている画像読取装置の全体の構成
を示すものである。
【0009】図2は本考案のスリット板13とスリット14
を組込んだ照射部7の拡大要部を示したものである。前
記のようにスリット板13はスリット14が形成されている
が該スリット14を中心に前記スリット板13より両側を突
起部13A,13Bを形成し、且つ、突起部13A,13Bの外
側面には傾斜面13C,13Dを形成する。
を組込んだ照射部7の拡大要部を示したものである。前
記のようにスリット板13はスリット14が形成されている
が該スリット14を中心に前記スリット板13より両側を突
起部13A,13Bを形成し、且つ、突起部13A,13Bの外
側面には傾斜面13C,13Dを形成する。
【0010】本考案は以上のように構成されている。次
にその作用について説明すると、図1に示す印刷用のカ
ラー原稿2を夫々取付けた複数個のマウント1を昇降リ
フト4に載置された後、モニタ端末器25の端末キー等よ
り出力された信号により自動制御装置27よりの操作信号
で、適宜駆動手段により駆動歯車5でラック6を上昇方
向に駆動し、昇降リフト4がマウント1の最上部を搬送
ローラ8に接触させるまで移動する。次に搬送ローラ8
によりマウント受台11に搬送する。その際前記自動制御
装置27の操作信号により駆動源Mによりスクリュー杆12
が回動し、マウント受台11はレール3A上を図2に示す
ように左方に移動している。従ってマウント1は搬送ロ
ーラ8によりマウント受台11の所定位置迄移動し載置さ
れる。尚図示はしないがマウント受台11には適当なスト
ッパを設けて所定位置に載置するようにしてもよい。次
に前記駆動源Mによりスクリュー杆12を逆回転し、マウ
ント受台11を順次右方に移動させる。前記マウント1が
照射部7に進入するころより光源10を前記自動制御装置
27により点灯し、カラー原稿2が照射部7にて順次照射
が開始される。光源10にて照射されたカラー原稿2の透
過光は図2に示すようにスリット14を通過して反射ミラ
ー15、Vミラー16,17より反射して結像レンズ19により
スリット14を通過した透過光のみCCD20に入射して読
取り結像される。スリット14は図3に示すようにカラー
原稿2の幅に設けられカラー原稿2は左方に移動しなが
ら前記スリット14の幅でCCD20に入射結像する。そし
て前記のようにCCD20のスリット状入射光は順次A/
D変換器21でデジタル化され信号補正手段22にて補正さ
れた信号に色補正手段23を介して色補正を行う、尚CC
D20においては前記のようにイエロー、マゼンタ、シア
ンの3原色に分解されA/D変換器21でデジタル化され
る。このようにして入力された画像信号は記憶手段24に
入力され、モニタ端末器のディスプレイに読出し、文字
情報の入力又は色補正、画像位置の変換等を行った後、
記憶手段24に入力し、前記画像を出力して印刷用原版
(図示せず)を作成する。
にその作用について説明すると、図1に示す印刷用のカ
ラー原稿2を夫々取付けた複数個のマウント1を昇降リ
フト4に載置された後、モニタ端末器25の端末キー等よ
り出力された信号により自動制御装置27よりの操作信号
で、適宜駆動手段により駆動歯車5でラック6を上昇方
向に駆動し、昇降リフト4がマウント1の最上部を搬送
ローラ8に接触させるまで移動する。次に搬送ローラ8
によりマウント受台11に搬送する。その際前記自動制御
装置27の操作信号により駆動源Mによりスクリュー杆12
が回動し、マウント受台11はレール3A上を図2に示す
ように左方に移動している。従ってマウント1は搬送ロ
ーラ8によりマウント受台11の所定位置迄移動し載置さ
れる。尚図示はしないがマウント受台11には適当なスト
ッパを設けて所定位置に載置するようにしてもよい。次
に前記駆動源Mによりスクリュー杆12を逆回転し、マウ
ント受台11を順次右方に移動させる。前記マウント1が
照射部7に進入するころより光源10を前記自動制御装置
27により点灯し、カラー原稿2が照射部7にて順次照射
が開始される。光源10にて照射されたカラー原稿2の透
過光は図2に示すようにスリット14を通過して反射ミラ
ー15、Vミラー16,17より反射して結像レンズ19により
スリット14を通過した透過光のみCCD20に入射して読
取り結像される。スリット14は図3に示すようにカラー
原稿2の幅に設けられカラー原稿2は左方に移動しなが
ら前記スリット14の幅でCCD20に入射結像する。そし
て前記のようにCCD20のスリット状入射光は順次A/
D変換器21でデジタル化され信号補正手段22にて補正さ
れた信号に色補正手段23を介して色補正を行う、尚CC
D20においては前記のようにイエロー、マゼンタ、シア
ンの3原色に分解されA/D変換器21でデジタル化され
る。このようにして入力された画像信号は記憶手段24に
入力され、モニタ端末器のディスプレイに読出し、文字
情報の入力又は色補正、画像位置の変換等を行った後、
記憶手段24に入力し、前記画像を出力して印刷用原版
(図示せず)を作成する。
【0011】以上のようにして印刷用原版を作成する画
像読取装置も長期間使用していると前記スリット14内に
僅かではあるが塵芥が付着する。図4はスリット14のみ
拡大した図で、スリット14の幅は図示の寸法のように具
体的には約1.9mmであり、このスリット14を透過してC
CD20に結像する光学系を用いているため僅かの塵芥が
スリット14に付してもCCD20部には正確な画像が結像
しない。
像読取装置も長期間使用していると前記スリット14内に
僅かではあるが塵芥が付着する。図4はスリット14のみ
拡大した図で、スリット14の幅は図示の寸法のように具
体的には約1.9mmであり、このスリット14を透過してC
CD20に結像する光学系を用いているため僅かの塵芥が
スリット14に付してもCCD20部には正確な画像が結像
しない。
【0012】本考案はスリット14の両側方に40度に傾斜
して山形となし傾斜面13C,13Dを有する突起部13A,
13Bが設けられている。このような突起部13A,13Bに
よりマウント1の近辺を浮遊する塵芥はスリット14部に
移動付着する前に傾斜面13C,13Dに遮られて付着し、
スリット14部に入り込まない。又傾斜面13C,13Dは40
度に傾斜して設けられているため付着しない塵芥は急速
に下方に落下し、スリット板13の上面に蓄積し、スリッ
ト14には容易に進入しない。図5、図6、図7は前記ス
リット板13の他の実施例を示す。図5に示す28はレンズ
ユニットで該レンズユニットの入射部には傾斜部29Aを
形成し、突起部29Bを設けたスリット形成板29と、傾斜
部31Aを形成し、突起部31Bを設けたスリット形成板31
を夫々レンズユニット28に組合せてスリット32を形成す
る。このように構成しても前記スリット14と同様の作用
と効果を有する。図6は前記レンズユニット28の変形構
成で、レンズ33を内蔵したレンズユニット34で、該レン
ズユニット34の開口部にレンズ33を固定する固定片35
A,35Bを設けた支持板35を固定して設け、該支持板35
に前記のよう傾斜部36Aを形成し、突起部36Bを設けた
スリット形成板36と、傾斜部37Aを形成し、突起部37B
を設けたスリット形成板37を夫々並設してスリット38を
形成する。このようなレンズユニット28やレンズユニッ
ト34はレーザプリンタに使用される光学系で、レンズに
樹脂型成レンズがスリット部の直下に設けられており、
塵芥が極めて付着しやすい。従って前記のよう傾斜部を
形成した突起部を有するスリット形成板でスリットを形
成した場合、スリットとレンズに塵芥の進入を有効的に
防止する。
して山形となし傾斜面13C,13Dを有する突起部13A,
13Bが設けられている。このような突起部13A,13Bに
よりマウント1の近辺を浮遊する塵芥はスリット14部に
移動付着する前に傾斜面13C,13Dに遮られて付着し、
スリット14部に入り込まない。又傾斜面13C,13Dは40
度に傾斜して設けられているため付着しない塵芥は急速
に下方に落下し、スリット板13の上面に蓄積し、スリッ
ト14には容易に進入しない。図5、図6、図7は前記ス
リット板13の他の実施例を示す。図5に示す28はレンズ
ユニットで該レンズユニットの入射部には傾斜部29Aを
形成し、突起部29Bを設けたスリット形成板29と、傾斜
部31Aを形成し、突起部31Bを設けたスリット形成板31
を夫々レンズユニット28に組合せてスリット32を形成す
る。このように構成しても前記スリット14と同様の作用
と効果を有する。図6は前記レンズユニット28の変形構
成で、レンズ33を内蔵したレンズユニット34で、該レン
ズユニット34の開口部にレンズ33を固定する固定片35
A,35Bを設けた支持板35を固定して設け、該支持板35
に前記のよう傾斜部36Aを形成し、突起部36Bを設けた
スリット形成板36と、傾斜部37Aを形成し、突起部37B
を設けたスリット形成板37を夫々並設してスリット38を
形成する。このようなレンズユニット28やレンズユニッ
ト34はレーザプリンタに使用される光学系で、レンズに
樹脂型成レンズがスリット部の直下に設けられており、
塵芥が極めて付着しやすい。従って前記のよう傾斜部を
形成した突起部を有するスリット形成板でスリットを形
成した場合、スリットとレンズに塵芥の進入を有効的に
防止する。
【0013】図7は図6の変形例でレンズユニット39の
レンズ40を直接保持する保持板41上、図6のようなスリ
ット形成板36,37を設けスリット38を形成したものであ
る。
レンズ40を直接保持する保持板41上、図6のようなスリ
ット形成板36,37を設けスリット38を形成したものであ
る。
【0014】
【考案の効果】本考案は、画像読取装置で透過型のカラ
ー原稿2をマウント内に設け、順次光源で照射しながら
スリットを介して受光素子に前記カラー原稿像を光学系
により結像させるとき、前記スリットを中心に周囲に傾
斜面を有する突起部を設けることで、スリット内に塵芥
が進入して付着するのを防止したので、長期間画像読取
装置を使用していても、スリット部が塵芥により照射光
が妨害されず、極めて良好なスリット画像を受光素子に
受けることができる効果がある。
ー原稿2をマウント内に設け、順次光源で照射しながら
スリットを介して受光素子に前記カラー原稿像を光学系
により結像させるとき、前記スリットを中心に周囲に傾
斜面を有する突起部を設けることで、スリット内に塵芥
が進入して付着するのを防止したので、長期間画像読取
装置を使用していても、スリット部が塵芥により照射光
が妨害されず、極めて良好なスリット画像を受光素子に
受けることができる効果がある。
【図1】本考案を実施した画像読取装置の全体の構成
図。
図。
【図2】本考案のスリット部と照射部全体を示す構成
図。
図。
【図3】スリットとスリット板を示す平面図。
【図4】スリットとスリット板の拡大正面図。
【図5】レンズユニットとスリットを組合せた他の実施
例を示す斜視図。
例を示す斜視図。
【図6】レンズユニットとスリットを組合せた他の実施
例を示す断面図。
例を示す断面図。
【図7】レンズユニットとスリットを組合せた他の実施
例を示す断面図。
例を示す断面図。
1 マウント 2 カラー原稿 3 画像読取装置 8 搬送ローラ 10 照射用光源 11 マウント受台 13 スリット板 13C,13D 傾斜面 13A,13B 突起部 14 スリット 19 結像レンズ 20 CCD 21 A/D変換器 24 記憶手段 25 モニタ端末器
Claims (5)
- 【請求項1】 保持部材に保持され光透過可能の原稿
と、該原稿を照射する光源と、該光源により照射された
照射光を受け受光素子に前記原稿像を結像させる光学手
段と、前記受光素子に受けた原稿像を記憶する記憶手段
と、を有する画像読取装置において、 前記保持部材に保持された原稿と、前記光学手段との間
にスリットを形成したスリット板を設け、該スリット板
には前記スリットを中心に前記原稿側方向の両側に突起
部を形成し、該突起部の外側に傾斜面を形成したことを
特徴とする画像読取装置。 - 【請求項2】 前記突起部の両側の傾斜面は40度の角度
で形成されていることを特徴とする請求項1記載の画像
読取装置。 - 【請求項3】 前記スリット幅は1mm〜4mmで形成され
ていることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。 - 【請求項4】 前記原稿はカラー原稿であることを特徴
とする請求項1記載の画像読取装置。 - 【請求項5】 前記受光素子はCCDであることを特徴
とする請求項1記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992025649U JP2575829Y2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992025649U JP2575829Y2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 画像読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585156U JPH0585156U (ja) | 1993-11-16 |
JP2575829Y2 true JP2575829Y2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=12171675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992025649U Expired - Lifetime JP2575829Y2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575829Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP1992025649U patent/JP2575829Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0585156U (ja) | 1993-11-16 |
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