JP2575813Y2 - 自動走行ホイストの停止位置決め装置 - Google Patents

自動走行ホイストの停止位置決め装置

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JP2575813Y2
JP2575813Y2 JP1990113907U JP11390790U JP2575813Y2 JP 2575813 Y2 JP2575813 Y2 JP 2575813Y2 JP 1990113907 U JP1990113907 U JP 1990113907U JP 11390790 U JP11390790 U JP 11390790U JP 2575813 Y2 JP2575813 Y2 JP 2575813Y2
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卓也 垣田
正一 岡田
晃 三上
和加治 池田
雄二 渡辺
美樹 中村
典之 井上
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Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動走行ホイストの停止位置決め装置に関
する。
(従来の技術及び解決すべき課題) 例えば、自動車の組立ライン等においては、ワークを
搬入したパレットを例えば、載荷部において自動走行ホ
イストに積み込み、当該載荷部から脱荷部まで自動走行
ホイストを自動走行させ、当該脱荷部において停止させ
て前記パレットを降ろすようにした自動走行ホイストが
多数使用されている。
ところで、従来上記自動走行ホイストの停止制御は、
揺れを防止するために、ブレーキをかけることなく停止
位置近傍において走行指令のみを解除し、惰走させて停
止させるようにしている。このため停止位置のばら付き
が大きいという問題がある。特に、自動化が進んだライ
ンにおいては前記自動走行ホイストを正確に位置決め停
止させることが要望されている。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、自動走行
ホイストの停止位置を正確に位置決めするようにした自
動走行ホイストの停止位置決め装置を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案によれば、走行レー
ルに移動自在に支持されて走行し、所定の停止位置に到
達する前に走行指令が解除されて惰走停止する自動走行
ホイストの停止位置決め装置であって、前記自動走行ホ
イストに突設され前記走行レールに沿って延びる係止部
材と、前記走行レールの所定の停止位置に設けたストッ
パと、前記走行レールの前記所定の停止位置近傍に設け
られ、前記ストッパの近傍に停止した前記自動走行ホイ
ストの係止部材を前記ストッパに押し付けて位置決めす
る駆動手段とを備えた構成としたものである。
(作用) 自動走行ホイストは、停止位置近傍まで走行すると走
行指令が解除されて惰走して停止位置近傍に停止する。
駆動手段は、自動走行ホイストが停止すると当該自動走
行ホイストに設けられている係止部材を停止位置に設け
られているストッパに押し付けて当該位置に位置決めす
る。これにより自動走行ホイストが所定の停止位置に正
確に位置決め停止される。
(実施例) 以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。
第1図は本考案に係る停止位置決め装置を示し、レー
ル1は、始端例えば、ワークが搬入されたパレットを積
み込む載荷部と、終端例えば、当該パレットを降ろす脱
荷部(共に図示せず)との間に架設されており、終端1a
は、前記脱荷部とされている。自動走行ホイスト2は、
例えば、1点吊り自動走行ホイストで、レール1に懸垂
された駆動車3のフレームの下部略中央にパレットを載
置するハンガ9を吊るすためのフック4が昇降可能に搭
載されている。
駆動車3には、自動走行用のモータ5及びフック4を
昇降させるための昇降用のモータ6が搭載されている。
また、駆動車3の一端には平面視コ字状の係止部(係止
部材)7が、レール1の下方に当該レール1に沿って、
且つ当該レール1の下面と僅かな間隙を存して取り付け
られている、この係止部7は、両端が駆動車3に固定さ
れ、両側部7a、7bがレール1に沿って延出(第3図)し
ている。
一方、レール1の終端1aの下面には、停止位置決め装
置10が配設されている。この位置決め装置10は、第2図
及び第3図に示すように自動走行ホイスト2の係止部7
に臨んで水平に配設されている。このフレーム11は、レ
ール1の下面に固定されたプレート12に当該レール1の
長手方向に沿って摺動可能に取り付けられ、且つ位置決
め調整ボルト13によりレール1の長手方向に対する設置
位置を僅かに調整可能とされている。フレーム11の一端
にはアクチュエータ例えば、エアシリンダ14がレール1
に沿って水平に配設固定されており、中央にはレール1
に沿ってガイドレール15が配設されている。
エアシリンダ14のロッドの先端にはストッパ16が取り
付けられている。このストッパ16は、フレーム11のガイ
ドレール15に沿って滑動可能に配設されたスライダ17
と、当該スライダ17上にレール1の長手方向に沿って回
動可能に軸支された係止部(係止部材)18等により構成
されている。係止部18は、ベルクランク状をなし、スラ
イダ17上の両側に平行に配置された2枚のサイドプレー
ト19、19の上下両端を、連結部材20、21により夫々連結
固定し、且つ中央をシャフト22によりスライダ17に回動
可能に軸支して構成されている。尚、連結部材20、21
は、後述するように係止部18を回動させるためのウェイ
トも兼用している。
スライダ17の上面略中央にはサイドプレート19、19の
間に連結部材23が垂設されており、前記シリンダ14のロ
ッドの先端に連結されている。これによりスライダ17
は、シリンダ14の伸縮に伴いガイドレール15に沿って移
動可能とされている。フレーム11にはスライダ17の移動
に伴い係止部18を回動させるためのシャフト24が、スラ
イダ17の移動方向に対して直角をなす方向に配設されて
いる。このシャフト24はコ字状をなし、両端がフレーム
11の底面に垂設固定され、中央部が当該フレーム11を横
切り、且つホイスト2の係止部7の下方に僅かな間隙を
存して配置されている。
更にフレーム11にはストッパ16の係止部18と協働して
ホイスト2の係止部7の先端7cを挾持して係止するスト
ッパ25が配設されている。
以下に作用を説明する。
初期状態において停止位置決め装置10は、シリンダ14
が伸長され、スライダ17が第2図の2点鎖線で示す位置
まで図中左方向に移動している。スライダ17の左方向へ
の移動時に係止部18のサイドプレート19、19の上端がシ
ャフト24に当たると、当該係止部18がシャフト22を軸と
して時計方向に2点鎖線で示す位置まで約45°回動す
る。この状態においてサイドプレート19、19の上下両端
は、ホイスト2の係止部7の下面よりも僅かに下方に位
置している。そして、係止部18は、シャフト24と連結部
材21の自重との作用により当該姿勢に保持される。
さて、自動走行ホイスト2が、前記載荷部からパレッ
ト9(第1図)を吊り下げて自動走行して前記脱荷部近
傍に至り、走行指令が解除されて惰走し、レール1の終
端1a近傍に停止し、係止部7の先端7cが第2図に示す2
点鎖線で示す7c'の位置にあるとする。次いで、停止位
置決め装置10のシリンダ14が短縮すると、これに伴いス
ライダ17が図中右方向に移動する。係止部18のサイドプ
レート19、19は、スライダ17と共に右方向に移動する際
にシャフト24により1点鎖線で示すように反時計方向に
回動され、上端の連結部材20が係止部7の先端7cの内面
に当接し、当該係止部7即ち、自動走行ホイスト2を右
方向に引っ張る。
そして、シリンダ14が短縮して停止した状態におい
て、第2図及び第3図に実線で示すように係止部18の上
端の連結部材20が、フレーム11のストッパ25と協働して
係止部7の先端7cを挾持し、当該位置に固定する。これ
により自動走行ホイスト2の停止位置が正確に位置決め
される。自動走行ホイスト2の位置決めを解除する場合
には、シリンダ14を第2図に2点鎖線で示す位置まで伸
長させる。
第4図は本考案の停止位置決め装置10の他の実施例を
示し、フレーム11'の下面に支持部材30を介してシリン
ダ31を揺動可能に支持すると共に、上端がフレーム11'
の下面に固定された略L字状をなす支持部材32を垂下
し、ストッパ16の係止部18を、2枚のサイドプレート19
に代えて2枚の細長い板33により形成し、これらの板33
の各上端を連結部材34で連結し、各下端をシャフト35を
介して支持部材32の下端に回動可能に軸支し、更に2枚
の板33の間の略中央を連結する連結部材36を、シリンダ
31にロッドの先端を連結して停止位置決め装置10'を構
成したものである。
この停止位置決め装置10'は、シリンダ31が2点鎖線
で示すように伸長した状態においては、係止部18が、2
点鎖線で示すように反時計方向に回動し、連結部材34
が、自動走行ホイスト2の係止部材7の僅かに下方に位
置し、短縮時には係止部18が時計方向に回動して連結部
材34により係止部7の先端7cの内面に当接して当該係止
部7即ち、自動走行ホイスト2を右方向に引っ張り、フ
レーム11'に配設されたストッパ37と協働して当該自動
走行ホイスト2を所定の停止位置に位置決め固定する。
尚、上記実施例においては自動走行ホイスト2の駆動
車3のフレームの一側にのみ係止部7を設けたが、これ
に限るものではなく駆動車3のフレームの両側に係止部
7を設け、レール1の始端、終端の各停止位置近傍に夫
々位置決め停止装置10を配設し、当該レール1の両端の
各停止位置において自動走行ホイスト2の停止位置決め
を行なうようにしてもよい。
更に、上記実施例においては1点吊りの自動走行ホイ
ストに適用した場合について記述したが、2点吊り自動
走行ホイストにも適用し得ることは勿論である。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、走行レールに移
動自在に支持されて走行し、所定の停止位置に到達する
前に走行指令が解除されて惰走停止する自動走行ホイス
トの停止位置決め装置であって、前記自動走行ホイスト
に突設され前記走行レールに沿って延びる係止部材と、
前記走行レールの所定の停止位置に設けたストッパと、
前記走行レールの前記所定の停止位置近傍に設けられ、
前記ストッパの近傍に停止した前記自動走行ホイストの
係止部材を前記ストッパに押し付けて位置決めする駆動
手段とを備えた構成としたことにより、前記自動走行ホ
イストの停止位置を正確に位置決めすることが可能とな
り、特に、自動化されたラインにおいて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動走行ホイストの停止位置決め
装置の一実施例を示す断面図、第2図は第1図の停止位
置決め装置の拡大図、第3図は第2図の平面図、第4図
は本考案に係る停止位置決め装置の他の実施例を示す断
面図である。 1……レール、2……自動走行ホイスト、3……駆動
車、4……フック、5……走行用モータ、6……昇降用
モータ、9……ハンガ、10、10'……停止位置決め装
置、11、11'……フレーム、14、31……シリンダ、15…
…ガイドレール、16……ストッパ、17……スライダ、18
……係止部。
フロントページの続き (72)考案者 三上 晃 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (72)考案者 池田 和加治 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (72)考案者 渡辺 雄二 愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地 三 菱自動車エンジニアリング株式会社岡崎 事業所内 (72)考案者 中村 美樹 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (72)考案者 井上 典之 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−64668(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B61B 13/06

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行レールに移動自在に支持されて走行
    し、所定の停止位置に到達する前に走行指令が解除され
    て惰走停止する自動走行ホイストの停止位置決め装置で
    あって、 前記自動走行ホイストに突設され前記走行レールに沿っ
    て延びる係止部材と、 前記走行レールの所定の停止位置に設けたストッパと、 前記走行レールの前記所定の停止位置近傍に設けられ、
    前記ストッパの近傍に停止した前記自動走行ホイストの
    係止部材を前記ストッパに押し付けて位置決めする駆動
    手段と を備えたことを特徴とする自動走行ホイストの停止位置
    決め装置。
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