JP2001302186A - ワイヤー巻取り式昇降搬送装置 - Google Patents

ワイヤー巻取り式昇降搬送装置

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JP2001302186A
JP2001302186A JP2000120038A JP2000120038A JP2001302186A JP 2001302186 A JP2001302186 A JP 2001302186A JP 2000120038 A JP2000120038 A JP 2000120038A JP 2000120038 A JP2000120038 A JP 2000120038A JP 2001302186 A JP2001302186 A JP 2001302186A
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lifting transfer
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Wataru Kiyokawa
渉 清川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降搬送台を吊り下げるワイヤーをブレーキ
付きモーター駆動の巻取りドラムにより巻き取って前記
昇降搬送台を上昇させるようにしたワイヤー巻取り式昇
降搬送装置に於いて、昇降搬送台の上昇クレーン時の非
常停止に伴う乱巻き状態の発生を防止すること。 【解決手段】 昇降搬送台3を吊り下げるワイヤー5
a,5bをブレーキ付きモーター13駆動の巻取りドラ
ム4により巻き取って前記昇降搬送台3を上昇させるよ
うにしたワイヤー巻取り式昇降搬送装置であって、前記
昇降搬送台3の昇降経路上端側に軸支されたワイヤーガ
イドシーブ8a,8bと前記巻取りドラム4との間に於
いて前記ワイヤー5a,5bを挟み付けるワイヤー制動
手段16と、このワイヤー制動手段16を、昇降搬送台
3の少なくとも上昇駆動非常停止時に作動させる制御手
段14とを備えた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降搬送台を吊り
下げるワイヤーをブレーキ付きモーター駆動の巻取りド
ラムにより巻き取って前記昇降搬送台を上昇させるよう
にしたワイヤー巻取り式昇降搬送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の昇降搬送装置では、異常発生時
等に於いて昇降搬送台の上昇を非常停止させることがあ
る。このとき、ワイヤーを巻き取る巻取りドラムには大
きな巻取り負荷が作用している状態であるから、当該巻
取りドラムを駆動するブレーキ付きモーターへの通電を
断った直後にブレーキが働いて巻取りドラムは殆どタイ
ムラグ無しに停止することになるが、上昇駆動されてい
た昇降搬送台は、その上昇方向に働く慣性により若干の
タイムラグを経過した後に停止することになる。この昇
降搬送台の停止までのタイムラグは、上昇駆動速度の早
い高速昇降タイプのもの程、大きくなる。
【0003】上記の結果、瞬間停止した巻取りドラムに
対しワイヤーが巻取り方向に昇降搬送台側から送り込ま
れることになり、巻取りドラムに対しワイヤーが弛んで
乱巻き状態になり、以後の正常な巻取り繰り出し操作が
行えなくなる等の問題につながる。
【0004】このような上昇駆動時の非常停止に伴う乱
巻きの発生を防止するために、昇降搬送台の昇降経路上
端側に軸支されたワイヤーガイドシーブと前記巻取りド
ラムとの間に於いて前記ワイヤーを常時緊張させるため
のテークアップ手段を配設することが考えられている
が、質量及び曲げ強度の大きなワイヤーの移動経路をテ
ークアップ用シーブで瞬時に変更させることは困難であ
って、高速昇降タイプの昇降搬送装置では動作が不確実
となるばかりでなく、テークアップ手段そのものも大掛
かりになり、実用性に於いて問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解消し得るワイヤー巻取り式昇降搬送装置
を提供することを目的とするものであって、その手段を
後述する実施形態の参照符号を付して示すと、昇降搬送
台3を吊り下げるワイヤー5a,5bをブレーキ付きモ
ーター13駆動の巻取りドラム4により巻き取って前記
昇降搬送台3を上昇させるようにしたワイヤー巻取り式
昇降搬送装置であって、前記昇降搬送台3の昇降経路上
端側に軸支されたワイヤーガイドシーブ8a,8bと前
記巻取りドラム4との間に於いて前記ワイヤー5a,5
bを挟み付けるワイヤー制動手段16と、このワイヤー
制動手段16を、昇降搬送台3の少なくとも上昇駆動非
常停止時に作動させる制御手段14とを備えた構成とな
っている。
【0006】上記の本発明装置を実施するについて、前
記ワイヤー制動手段16は、ワイヤー移動経路を挟むよ
うに配設された一対のワイヤー挟み付けパッド17,1
8と、当該一対のワイヤー挟み付けパッド17,18を
ワイヤー開放状態に付勢保持するスプリング19と、当
該スプリング19の付勢力に抗して一対のワイヤー挟み
付けパッド17,18を相対接近移動させるソレノイド
20とから構成することができる。この場合、前記一対
のワイヤー挟み付けパッド17,18の内、一方のパッ
ド17は固定し、他方のパッド18のみを前記ソレノイ
ド20により駆動するように構成し、これら両パッド1
7,18のワイヤー挟み付け面17a,18aには、ワ
イヤー長さ方向に対し直交する向きの多数の突条を形成
することができる。
【0007】又、前記制御手段14は、ワイヤー制動手
段16を一定時間作動させた後、当該ワイヤー制動手段
16を開放させるように構成することができる。この場
合、前記制御手段は、ワイヤー制動手段16を開放させ
た後の再起動指令に基づいて、昇降搬送台3を一旦ホー
ムポジション(例えば下降限位置)まで下降させるよう
に前記ブレーキ付きモーター13を制御するように構成
することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明を、図1に示すよう
に、自動倉庫の入出庫用走行クレーン1に於いて、前後
一対の支柱2間で昇降可能な昇降搬送台3に適用した実
施形態について説明すると、図1及び図2に示すよう
に、当該昇降搬送台3は、片側の支柱2の下端近傍外側
に配設されたワイヤー巻取りドラム4によって巻取り繰
り出し操作される2本のワイヤー5a,5bにより昇降
駆動される。前記ワイヤー巻取りドラム4から支柱2に
沿って上方に引き出された2本の並列するワイヤー5
a,5bは、支柱2の上端をつなぐ上部フレーム6に軸
支されたワイヤーガイドシーブ7a,8a及び7b,8
bを介して、各支柱2の内側に沿って垂下するように下
向きに転向され、それぞれの遊端が昇降搬送台3の前後
両端部に係止されている。
【0009】9は床面側ガイドレール10上を転動する
駆動車輪11a及び遊転車輪11bを備えた走行台車、
12は駆動車輪11aを正逆回転駆動するブレーキ付き
モーター、13は前記巻取りドラム4を正逆回転駆動す
るブレーキ付きモーター、14は制御手段であって、両
ブレーキ付きモーター12,13や昇降搬送台3上に荷
移載手段15の駆動用モーター等を制御する。
【0010】16はワイヤー制動手段であって、図2〜
図5に示すように、巻取りドラム4の上側で垂直に張ら
れた並列する2本のワイヤー5a,5bを両側から挟み
付ける一対のワイヤー挟み付けパッド17,18と、当
該一対のワイヤー挟み付けパッド17,18をワイヤー
開放状態に付勢保持するスプリング19と、当該スプリ
ング19の付勢力に抗して一対のワイヤー挟み付けパッ
ド17,18を相対接近移動させるソレノイド20とか
ら構成されている。
【0011】更に具体的に説明すると、前記一対のワイ
ヤー挟み付けパッド17,18の内、支柱2側に位置す
るパッド17は、支柱2の外側に取り付けられた台座フ
レーム21上に固着され、他方のパッド18は、前記台
座フレーム21に水平支軸22を介して上端部が揺動自
在に軸支された可動フレーム23の内側に取り付けら
れ、スプリング19は、台座フレーム21の左右両側辺
に突設された左右一対のスプリング案内ピン24と、こ
れに対応するように可動フレーム23の左右両側辺に取
り付けられたスプリング位置決めピン25との間で左右
一対介装され、ソレノイド20は、可動フレーム23を
跨ぐように台座フレーム21の左右両側辺に取り付けら
れた門形フレーム26上に、その出退移動するアクチュ
エーター20aが可動フレーム23の外側面に当接する
ように、取り付けられている。又、一対のワイヤー挟み
付けパッド17,18は、図6に示すように、硬質ゴム
等の適当な弾性を有する材料又は弾性を有しない金属厚
板等から構成されるもので、その互いに対向するワイヤ
ー挟み付け面17a,18aには、ワイヤー5a,5b
の長さ方向(垂直上下方向)に対し直交する方向(水平
横方向)の断面三角形の突条を等間隔おきに多数並設し
て、ワイヤー5a,5bに対する摩擦抵抗を高めてい
る。27は、パッド17,18に設けられている取付用
座ぐり孔である。
【0012】上記構成の走行クレーン1に於いては、ブ
レーキ付きモーター13を稼働させて巻取りドラム4を
ワイヤー巻取り方向に正転駆動することにより、2本の
ワイヤー5a,5bが繰り出されて昇降搬送台3が支柱
2に沿って吊り上げられ、上昇移動する。又、逆にブレ
ーキ付きモーター13により巻取りドラム4をワイヤー
繰り出し方向に逆転駆動することにより、2本のワイヤ
ー5a,5bが巻取りドラム4から繰り出され、昇降搬
送台3が支柱2に沿って下降移動することになるのであ
るが、何れも、制御手段14による通常の制御時には、
昇降搬送台3が目的のレベル(荷移載レベル)に到着す
る一定距離手前の位置に於いてブレーキ付きモーター1
3による巻取りドラム4の回転速度が高速から低速に切
り換えられ、昇降搬送台3が目的のレベルに達したとき
にブレーキ付きモーター13への通電が断たれると同時
にブレーキが作動し、巻取りドラム4によるワイヤー5
a,5bの巻取り繰り出し作用が終了して昇降搬送台3
の昇降が停止せしめられる。
【0013】しかしながら、何らかの原因により昇降搬
送台3の昇降を直ちに停止させる必要が生じたときは、
制御手段14に対し昇降搬送台3の非常停止指令が入力
され、この非常停止指令に従って制御手段14は、ブレ
ーキ付きモーター13への通電を直ちに断つと共にブレ
ーキを作動させることになる。即ち、昇降搬送台3が低
速昇降に切り換えられる前の高速昇降行程中にあって
も、直ちにブレーキ付きモーター13への通電を断つと
共にブレーキを作動させ、昇降搬送台3を非常停止させ
ることになる。
【0014】本発明装置では、昇降搬送台3を上昇駆動
している途中で非常停止がかかった場合、図7のフロー
チャートに示すような制御が行われる。即ち、ワイヤー
制動手段16のソレノイド20は制御手段14により制
御されるが、昇降搬送台3の上昇駆動途中で非常停止指
令が入力されると、巻取りドラム4を駆動するブレーキ
付きモーター13への通電を断つと共にブレーキを作動
させる。同時に計時を開始する作動遅延タイマーに設定
された遅延作動時間(0〜0.5秒程度)が経過する
と、ワイヤー制動手段16のソレノイド20に通電して
励磁させる。この結果、当該ソレノイド20のアクチュ
エーター20aは、スプリング19の付勢力に抗して可
動フレーム23を水平支軸22の周りに押圧揺動させ、
当該可動フレーム23上のワイヤー挟み付けパッド18
を台座フレーム21側のワイヤー挟み付けパッド17に
対し接近移動させるので、その間を垂直上下方向に通っ
ている並列2本のワイヤー5a,5bが両パッド17,
18のワイヤー挟み付け面17a,18aにより挟み付
けられ、制動される。
【0015】即ち、上昇駆動中の昇降搬送台3に非常停
止がかけられると、同時に又は僅かなタイムラグ(作動
遅延タイマーの設定時間)をおいて、ワイヤー制動手段
16が巻取りドラム4に巻取り途中のワイヤー5a,5
bを挟み付けて制動するので、巻取りドラム4が制動ロ
ックされた以後、慣性で昇降搬送台3が多少上昇移動し
ても、ワイヤー制動手段16と昇降搬送台3との間でワ
イヤー5a,5bが若干弛緩するだけで、巻取りドラム
4上でワイヤー5a,5bが弛んで乱巻き状態になるこ
とがない。
【0016】ワイヤー制動手段16のソレノイド20に
対する通電励磁が開始された時から計時を開始する作動
タイマーに対する設定時間(2〜5秒程度)が経過する
と、ソレノイド20への通電が断たれて消磁し、ワイヤ
ー制動手段15の可動フレーム23(ワイヤー挟み付け
パッド18)がスプリング19の付勢力により復帰揺動
するので、ワイヤー挟み付けパッド17,18が開放
し、ワイヤー5a,5bに対する制動ロックが解除され
る。
【0017】以上で、非常停止指令がかかったときの一
連の制御は終了するが、図7のフローチャートに示すよ
うに、非常停止がかかった原因が取り除かれた後に再起
動指令が制御手段14に入力されると、当該制御手段1
4は、昇降搬送台3をホームポジション(例えば下降限
位置)まで下降させて停止させるように、ブレーキ付き
モーター13により巻取りドラム4をワイヤー繰り出し
方向に逆転駆動させる。そして昇降搬送台3がホームポ
ジションまで下降したならば、通常の運転モードに復帰
し、以降は通常の運転制御を行わせることができる。
【0018】なお、ワイヤー制動手段16の設置位置
は、昇降搬送台3の昇降経路上端側に軸支されたワイヤ
ーガイドシーブ7b,8bと巻取りドラム4との間のワ
イヤー張設経路中であれば、上記実施形態の場所に限定
されない。又、ワイヤー制動手段16の構成も上記実施
形態のものに限定されない。更に、昇降搬送台3の上昇
駆動中に非常停止がかかったときのみワイヤー制動手段
16が作動するように構成しているが、低速切換を伴う
通常の上昇駆動の停止時にもワイヤー制動手段16を働
かせることもできるし、場合によっては、昇降搬送台3
の下降駆動の停止時(非常停止時を含む)にもワイヤー
制動手段16を働かせるように構成しても良い。
【0019】又、本発明を自動倉庫の入出庫用走行クレ
ーン1に設けられている昇降搬送台3に適用した実施形
態について説明したが、本発明装置は、定位置で作動す
る単なるリフターとしても実施することができるもので
ある。
【0020】
【発明の効果】以上のように実施し得る本発明の構成に
よれば、昇降搬送台の少なくとも上昇駆動非常停止時
に、当該昇降搬送台を吊り上げるワイヤーを制動手段で
挟み付けて制動するのであるから、その非常停止時に於
ける巻取りドラムの停止から昇降搬送台の停止までの間
に、昇降搬送台の慣性上昇移動に伴うタイムラグが生じ
て、ワイヤーが上昇する昇降搬送台により巻取りドラム
側へワイヤーが逆送りされても、そのワイヤーの巻取り
ドラム側への移動を前記ワイヤー制動手段の位置で停止
させ、巻取りドラムにまでワイヤーの逆送り作用が及ん
で乱巻き状態になるのを未然に防止することができる。
【0021】しかも、ワイヤーを挟み付けて制動するワ
イヤー制動手段を使用するものであるから、従来のワイ
ヤーの弛みをテークアップ手段で吸収させて緊張状態に
維持するものと比較して、ワイヤーの弛みが巻取りドラ
ム側へ及ぶのを阻止するための動作時間が極僅かで済
み、昇降搬送台を高速で上昇駆動させるタイプのものに
於いても、或いは曲げ強度の極めて大きな径の太いワイ
ヤーを必要とする重荷重用の昇降搬送装置に於いても、
確実に所期の目的を達成することができる。勿論、通常
はワイヤーに負荷をかけることも無いので、常時ワイヤ
ーを強力に緊張させるテークアップ手段を使用する場合
のように、駆動系にかかる負担が大きくなることもな
い。
【0022】なお、請求項2に記載の構成によれば、本
発明のワイヤー制動手段の構成が簡単になり、従来の昇
降搬送装置、例えば実施形態で示したような走行クレー
ンに於ける昇降搬送台の昇降経路脇にも、容易に据え付
けることができ、実用性が高まる。この場合、請求項3
に記載の構成によれば、より一層ワイヤー制動装置の構
成が簡単になり、しかも、ワイヤーを強力確実に挟み付
けて制動ロックすることができる。
【0023】更に、請求項4に記載の構成によれば、ワ
イヤー制動手段を一定時間作動させた後、当該ワイヤー
制動手段を自動的に開放させるので、昇降搬送台を停止
させた後にワイヤー制動を開放させる操作が不要とな
り、非常停止時だけでなく、昇降搬送台の上昇停止時に
は常にワイヤー制動手段を作動させることも可能にな
る。
【0024】又、請求項5に記載の構成によれば、ワイ
ヤー制動手段を開放させた後の再起動指令に基づいて、
昇降搬送台を一旦ホームポジション(例えば下降限位
置)まで下降させることができるので、昇降搬送台がホ
ームポジションで停止している状態から通常運転モード
により運転開始させることができ、非常停止後の再運転
時に非常停止の影響を残さないで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 走行クレーン全体を示す側面図である。
【図2】 走行クレーンの要部の正面図である。
【図3】 A図はワイヤー制動手段の縦断側面図であ
り、B図は同ワイヤー制動手段が働いた状態を示す要部
の縦断側面図である。
【図4】 同ワイヤー制動手段の横断平面図である。
【図5】 同ワイヤー制動手段の正面図である。
【図6】 A図は同ワイヤー制動手段に使用されるワイ
ヤー挟み付けパッドの側面図であり、B図は同パッドの
要部の正面図である。
【図7】 制御手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】 3 昇降搬送台 4 巻取りドラム 5a,5b ワイヤー 7a〜8b ワイヤーガイドシーブ 13 巻取りドラム駆動用のブレーキ付きモーター 14 制御手段 16 ワイヤー制動手段 17,18 ワイヤー挟み付けパッド 19 スプリング 20 ソレノイド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降搬送台を吊り下げるワイヤーをブレー
    キ付きモーター駆動の巻取りドラムにより巻き取って前
    記昇降搬送台を上昇させるようにしたワイヤー巻取り式
    昇降搬送装置であって、前記昇降搬送台の昇降経路上端
    側に軸支されたワイヤーガイドシーブと前記巻取りドラ
    ムとの間に於いて前記ワイヤーを挟み付けるワイヤー制
    動手段と、このワイヤー制動手段を、昇降搬送台の少な
    くとも上昇駆動非常停止時に作動させる制御手段とを備
    えている、ワイヤー巻取り式昇降搬送装置。
  2. 【請求項2】前記ワイヤー制動手段は、ワイヤー移動経
    路を挟むように配設された一対のワイヤー挟み付けパッ
    ドと、当該一対のワイヤー挟み付けパッドをワイヤー開
    放状態に付勢保持するスプリングと、当該スプリングの
    付勢力に抗して一対のワイヤー挟み付けパッドを相対接
    近移動させるソレノイドとから構成されている、請求項
    1に記載のワイヤー巻取り式昇降搬送装置。
  3. 【請求項3】前記一対のワイヤー挟み付けパッドの一方
    は固定され、他方のパッドのみが前記ソレノイドにより
    駆動され、これら両パッドのワイヤー挟み付け面には、
    ワイヤー長さ方向に対し直交する向きの多数の突条が形
    成されている、請求項2に記載のワイヤー巻取り式昇降
    搬送装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、ワイヤー制動手段を一定
    時間作動させた後、当該ワイヤー制動手段を開放させ
    る、請求項1〜3の何れかに記載のワイヤー巻取り式昇
    降搬送装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、ワイヤー制動手段を開放
    させた後の再起動指令に基づいて、昇降搬送台を一旦ホ
    ームポジションまで下降させるように前記ブレーキ付き
    モーターを制御する、請求項4に記載のワイヤー巻取り
    式昇降搬送装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008184279A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Daifuku Co Ltd 昇降装置
JP2012126533A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Daifuku Co Ltd ワイヤ巻き取り式昇降搬送装置
JP2013505181A (ja) * 2009-09-29 2013-02-14 セントロニクス コーポレーション リミテッド リフト装置
CN106629530A (zh) * 2017-02-19 2017-05-10 王莉娜 一种建筑中高空作业设备
CN113913845A (zh) * 2021-10-23 2022-01-11 嘉寓氢能源科技(辽宁)有限公司 一种pem光子电解水制氢机

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