JP2575568Y2 - コーナパッド - Google Patents

コーナパッド

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JP2575568Y2
JP2575568Y2 JP1992057033U JP5703392U JP2575568Y2 JP 2575568 Y2 JP2575568 Y2 JP 2575568Y2 JP 1992057033 U JP1992057033 U JP 1992057033U JP 5703392 U JP5703392 U JP 5703392U JP 2575568 Y2 JP2575568 Y2 JP 2575568Y2
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JP
Japan
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JPH0618275U (ja
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弘明 太田黒
雅也 石川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、被梱包材のコーナ部を
保護するためのコーナパッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から被梱包材のコーナ部を保護する
ためのコーナパッドとして実開昭58ー82383号公
報等が知られている。この種の従来例にあっては、図3
に示すように発泡スチロール等の緩衝部材15に被梱包
材をはめ込んで支持するための嵌合凹所16を設け、被
梱包材の両端部をそれぞれ対向する緩衝部材15の嵌合
凹所16にはめ込み、更にこれに外装筒17を被嵌し、
外装筒17のコーナ部分に設けた内側折り返し部18を
内側に折り返して緩衝部材15の凹部19にはめ込み、
このことにより被梱包材の外面から隙間を隔てて外装筒
17を位置させて被梱包材に衝撃が直接加わらないよう
にしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来例にあっては、被梱包材の外面から隙間を隔てて
外装筒17を位置させるには発泡スチロール等の緩衝部
材15が必要である。ところが、この発泡スチロールの
緩衝部材15は廃品として処分する際に公害の原因とな
り、環境悪化の原因となっている。
【0004】本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考
案したものであって、その目的とするところは、従来の
ように発泡スチロール製の緩衝部材を必要とすることな
く、被梱包部材のコーナ部分において被梱包材の外面か
ら隙間を隔てて梱包できるコーナパッドを提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のコーナパッド
は、被梱包材のコーナ部を保護するコーナパッドにおい
て、底片3dの隣合う2辺から直角にそれぞれ側片3
e、3fを突設すると共に該突設した2つの側片3e、
3f同士が直角な関係となるように一体に連続して底片
3dと2つの側片3e、3fとの三者が互いに直角な関
係となるようにコーナパッド2を形成し、底片3dと一
方の側片3eのなすコーナ部に一対の切り込み4を設け
ると共に底片3dと他方の側片3fのなすコーナ部に一
対の切り込み4を設け、上記各一対の切り込み4間の部
分をコーナ部の内側に折り返して形成した内側折り返し
部をそれぞれ底片3dと一方の側片3eとのなすコーナ
部及び底片3dと他方の側片3fとのなすコーナ部に形
成し、棒乃至パイプよりなるスペーサ部材6をそれぞれ
底片3dと一方の側片3eのなすコーナ部及び底片3d
と他方の側片3fのなすコーナ部の各内面側に沿わせる
と共にスペーサ部材6をそれぞれ各内側折り返し部5
内の外面側に沿わせて装着して成るものであって、この
ような構成を採用することで、上記した従来例の問題点
を解決して本考案の目的を達成したものである。
【0006】
【作用】しかして、上記のような構成の本考案によれ
ば、棒乃至パイプよりなるスペーサ部材6をそれぞれ底
片3dと一方の側片3eとのなすコーナ部の内面側及び
底片3dと他方の側片3fとのなすコーナ部分の内面側
に沿わせると共に該スペーサ部材6を内側折り返し部
5内の外面側に沿わせて装着してあるので、このコーナ
パッド2を被梱包材1の端部の3面が互いに直角な関係
となったコーナ部分に当てることで、被梱包材1の端部
のコーナ部分において該コーナ部の隣合う2つの外面と
コーナパッド2の隣合う2面との間に隙間を形成でき、
この隙間の存在により簡単な構成で緩衝作用を発現する
ことができることになる。
【0007】
【実施例】以下本考案を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。コーナパッド2は段ボールにより形成して
ある。このコーナパッド2は被梱包材1のコーナ部を保
護するためのものであって、底片3dの隣合う2辺から
直角にそれぞれ側片3e、3fを突設すると共に該突設
した2つの側片3e、3f同士が直角な関係となるよう
に一体に連続して底片3dと2つの側片3e、3fとの
三者が互いに直角な関係となるように段ボールにより形
成してある。そして、底片3dと一方の側片3eとのな
すコーナ部及び底片3dと他方の側片3fとのなすコー
ナ部に内側折り返し部5をそれぞれ形成したものであ
り、図1(a)のようにしてスペーサ部材6を挿入して
図1(b)のようにスペーサ部材6を底片3dと一方の
側片3eとのなすコーナ部及び底片3dと他方の側片3
fとのなすコーナ部に装着したものである。このような
構成のコーナパッド2は被梱包材の端部の3つの面が互
いに直角に隣り合うコーナ部分に被嵌して梱包に供され
るものである。
【0008】図2には更に他の実施例が示してある。こ
の実施例においては、底片3d、一方の側片e、他方の
側片3fを互いに直角な関係となるように形成したコー
ナパッド2において、底片3dと一方の側片3eとのな
すコーナ部、底片3dと他方の側片3fとのなすコーナ
部、両側片3e、3fとのなすコーナ部にそれぞれ内側
折り返し部5を形成してスペーサ部材6を挿入して装着
した例が示してある。このコーナパッド2は被梱包材の
3つの面が互いに直角に隣り合うコーナ部に被嵌して梱
包に供されるものである。
【0009】
【考案の効果】本考案にあっては、上述のように底片の
隣合う2辺から直角にそれぞれ側片を突設すると共に該
突設した2つの側片同士が直角な関係となるように一体
に連続して底片と2つの側片との三者が互いに直角な関
係となるようにコーナパッドを形成し、底片と一方の側
片のなすコーナ部に一対の切り込みを設けると共に底片
と他方の側片のなすコーナ部に一対の切り込みを設け、
上記各一対の切り込み間の部分をコーナ部の内側に折り
返して形成した内側折り返し部をそれぞれ底片と一方の
側片とのなすコーナ部及び底片と他方の側片とのなすコ
ーナ部に形成し、棒乃至パイプよりなるスペーサ部材を
それぞれ底片と一方の側片のなすコーナ部及び底片と他
方の側片のなすコーナ部の各内面側に沿わせると共に各
スペーサ部材をそれぞれ各内側折り返し部内の外面側に
沿わせて装着してあるので、簡単な構成で従来のように
発泡スチロール製の緩衝部材を必要とすることなく、被
梱包部材の端部の3つの面が互いに直角に隣り合うコー
ナ部において該コーナ部の隣合う2つの外面とコーナパ
ッドの隣合う2面との間に隙間を形成でき、この隙間の
存在により簡単な構成で緩衝作用を発現するように梱包
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を示し、(a)はスペーサ部材を挿入し
ている途中の状態の斜視図であり、(b)はスペーサ部
材を装着した状態の斜視図である。
【図2】本考案の更に他の実施例のスペーサ部材を装着
した状態の斜視図である。
【図3】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 被梱包材 2 コーナパッド 4 切り込み 5 内側折り返し部 6 スペーサ部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 81/113 B65D 59/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被梱包材のコーナ部を保護するコーナパ
    ッドにおいて、底片の隣合う2辺から直角にそれぞれ側
    片を突設すると共に該突設した2つの側片同士が直角な
    関係となるように一体に連続して底片と2つの側片との
    三者が互いに直角な関係となるようにコーナパッドを形
    成し、底片と一方の側片のなすコーナ部に一対の切り込
    みを設けると共に底片と他方の側片のなすコーナ部に一
    対の切り込みを設け、上記各一対の切り込み間の部分を
    コーナ部の内側に折り返して形成した内側折り返し部を
    それぞれ底片と一方の側片とのなすコーナ部及び底片と
    他方の側片とのなすコーナ部に形成し、棒乃至パイプよ
    りなるスペーサ部材をそれぞれ底片と一方の側片のなす
    コーナ部及び底片と他方の側片のなすコーナ部の各内面
    側に沿わせると共にスペーサ部材をそれぞれ各内側折
    り返し部内の外面側に沿わせて装着して成るコーナパッ
    ド。
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JPH0618275U JPH0618275U (ja) 1994-03-08
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JPS56121671U (ja) * 1980-02-18 1981-09-16
JPS63131960U (ja) * 1987-02-20 1988-08-29

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