JP2567457Y2 - 紙製緩衝材 - Google Patents

紙製緩衝材

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JP2567457Y2
JP2567457Y2 JP1991085670U JP8567091U JP2567457Y2 JP 2567457 Y2 JP2567457 Y2 JP 2567457Y2 JP 1991085670 U JP1991085670 U JP 1991085670U JP 8567091 U JP8567091 U JP 8567091U JP 2567457 Y2 JP2567457 Y2 JP 2567457Y2
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JP
Japan
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cushioning material
connecting plate
bent
cardboard connecting
cardboard
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JP1991085670U
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JPH0535755U (ja
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俊夫 佐久間
鋭次 中林
彰夫 山口
啓司 田渕
康夫 湯川
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Panasonic Corp
Showa Marutsutsu Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Showa Marutsutsu Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は紙製緩衝材に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、段ボール箱内に製品を収納し、梱
包する際、発泡スチロール製の緩衝材を使用するのが一
般的であった。
【0003】図8および図9にその従来例を示してお
り、以下図面に基づき説明すると、1は段ボール箱2内
に収納される一対のスピーカー内蔵ボックスで、この一
対のスピーカー内蔵ボックス1は前面のネット部1aが
互いに向き合うように収納される。3は段ボール箱2内
において一対のスピーカー内蔵ボックス1を一体的に緩
衝保護する発泡スチロール製の緩衝材で、上下にそれぞ
れ2個づつの緩衝材3が当てがわれる。計4個の緩衝材
3は形状、大きさを含めて全て同じ構成のもので、各緩
衝材3は断面L形で、2つのスピーカー内蔵ボックス1
の前後方向に向く縁部1bの両側に当接するとともに2
つのスピーカー内蔵ボックス1の前面同志の接触を防止
すべく両ボックス1,1間に嵌入する仕切り部3aを一
体に有し、さらに両ボックス1,1の後面に当接する板
部3bを一体に有している。
【0004】従って、上記構成の緩衝材3を4個用いて
段ボール箱2内において2つのスピーカー内蔵ボックス
1の緩衝保護を行なうことができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記のように従来では
発泡スチロール製の緩衝材が使用されており、不要にな
った緩衝材を焼却すると公害煙が発生するという問題が
あった。
【0006】本考案はこのような課題を解決するもの
で、焼却による公害煙の発生がなく、安価な紙製緩衝材
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本考案は、L状に折り曲げた段ボール連結板と、この
段ボール連結板が差し込まれ段ボール連結板の長さ方向
中央部および両端部に位置するように紙管を断面ほぼL
形で中空を残した状態で成型された緩衝材本体とからな
り、前記段ボール連結板には長さ方向中央部に位置する
緩衝材本体の両側位置において一対の爪を折り曲げ可能
に設け、段ボール連結板の長さ方向両端部に位置する緩
衝材本体は切り込みを入れてL形に折曲してなることを
要旨とするものである。
【0008】
【作用】この構成により、不要になった緩衝材を焼却す
るとき、緩衝材は紙製であるために公害煙の発生がな
い。また、緩衝材には発泡スチロールより緩衝性のある
紙管を用いているので、緩衝材の厚みなどの寸法を小さ
くでき、その結果段ボール箱の寸法も小さくでき、コス
トダウンを図ることができる。さらに、本考案の緩衝材
は紙管を断面ほぼL形で中空を残した状態で成型した緩
衝材本体を両端部と中央部に用い、3つの緩衝材本体を
L状に折り曲げた段ボール連結板で連結して構成されて
なり、長さ方向全長に亘って紙管で作られたものを用い
る場合に比べてもコストダウンを図ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例について、図面に基
づいて説明する。図1〜図7において、11は段ボール箱
12内に収納される一対のスピーカー内蔵ボックスで、こ
の一対のスピーカー内蔵ボックス11は前面のネット部11
aが互いに向き合うように収納される。13は段ボール箱
12内において一対のスピーカー内蔵ボックス11を一体的
に緩衝保護する紙製の緩衝材で、上下にそれぞれ2個づ
つの緩衝材13が当てがわれる。計4個の緩衝材13は形
状、大きさを含めて全て同じ構成のもので、各緩衝材13
はL状に折り曲げた段ボール連結板14と、この段ボール
連結板14が差し込まれ段ボール連結板14の長さ方向中央
部および両端部に位置するように紙管を断面ほぼL形で
中空を残した状態で成型された緩衝材本体15,16,17と
からなり、前記段ボール連結板14には長さ方向中央部に
位置する緩衝材本体15の両側位置において一対の爪18,
18を折り曲げ可能に設け、段ボール連結板14の長さ方向
両端部に位置する緩衝材本体16,17は切り込み19,20を
入れてL形に折曲されている。
【0010】さらに詳しくは、各緩衝材本体15,16,17
は断面円形の紙管を断面ほぼL形にプレスにより変形さ
せ、Lの字の両端および角部において外側に脹らむ円弧
部15a,16a,17aが形成されている。そして段ボール
連結板14の長さ方向両端部に位置する各緩衝材本体16,
17は中央に90度の切り込み19,20が形成されてL形に折
曲されるようになっている。なお、各緩衝材本体15,1
6,17は紙管をプレスにより成形させてなることは前述
の通りであるが、厚みは2〜3mm程度であり、前記円弧
部15a,16a,17aでの耐圧縮強度は大なるように構成
されている。
【0011】この緩衝材13の組み立て手順はまず中央部
の緩衝材本体15に段ボール連結板14を差し込み、緩衝材
本体15を段ボール連結板14の長さ方向中央部に移動させ
る。そのとき、段ボール連結板14の一方の爪18を折り曲
げて段ボール連結板14に重ねた状態にして緩衝材本体15
を段ボール連結板14の長さ方向中央部に移動させ、その
後一方の爪18を復元させる。次に、段ボール連結板14の
長さ方向両端にL形に折曲された緩衝材本体16,17を差
し込んで取り付ける。
【0012】このような構成の緩衝材13は各緩衝材本体
15,16,17のフラットな内面15b,16b,17bが2つの
スピーカー内蔵ボックス11,11の前後方向に向く縁部11
bの両側に当接するとともに両ボックス11,11の後面に
当接して、4個の緩衝材13により段ボール箱12内におい
て2つのスピーカー内蔵ボックス11,11の緩衝保護を行
なう。なお、21は2つのスピーカー内蔵ボックス11,11
の互いに対向する前面のネット部11a,11a間に介在さ
れる中間パットで、段ボール板で作られている。
【0013】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、不要にな
った緩衝材を焼却するとき、緩衝材は紙製であるために
公害煙の発生がない。また、緩衝材には発泡スチロール
より緩衝性のある紙管を用いているので、緩衝材の厚み
などの寸法を小さくでき、その結果段ボール箱の寸法も
小さくでき、コストダウンを図ることができる。さら
に、本考案の緩衝材は紙管を断面ほぼL形で中空を残し
た状態で成型した緩衝材本体を両端部と中央部に用い、
3つの緩衝材本体をL状に折り曲げた段ボール連結板で
連結して構成されてなり、長さ方向全長に亘って紙管で
作られたものを用いる場合に比べてもコストダウンを図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における緩衝材の分解斜視図
である。
【図2】同両端の緩衝材本体をL形に折曲した状態を示
す斜視図である。
【図3】同緩衝材の組立て状態を示す斜視図である。
【図4】同緩衝材の完成斜視図である。
【図5】同緩衝材とスピーカー内蔵ボックスとの位置関
係を示す分解斜視図である。
【図6】同緩衝材の使用状態を示す正面図である。
【図7】同緩衝材の使用状態を示す側面図である。
【図8】従来例における緩衝材とスピーカー内蔵ボック
スとの位置関係を示す分解斜視図である。
【図9】同緩衝材の使用状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
11 スピーカー内蔵ボックス 12 段ボール箱 13 緩衝材 14 段ボール連結板 15,16,17 緩衝材本体 15a,16a,17a 円弧部 15b,16b,17b 内面 18 爪 19,20 切り込み 21 中間パット
フロントページの続き (72)考案者 佐久間 俊夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)考案者 中林 鋭次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)考案者 山口 彰夫 大阪府大阪市中央区竜造寺町8番14号 株式会社昭和丸筒内 (72)考案者 田渕 啓司 大阪府大阪市中央区竜造寺町8番14号 株式会社昭和丸筒内 (72)考案者 湯川 康夫 大阪府枚方市出口6丁目1−1−911 (56)参考文献 実開 昭53−12477(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L状に折り曲げた段ボール連結板と、こ
    の段ボール連結板が差し込まれ段ボール連結板の長さ方
    向中央部および両端部に位置するように紙管を断面ほぼ
    L形で中空を残した状態で成型された緩衝材本体とから
    なり、前記段ボール連結板には長さ方向中央部に位置す
    る緩衝材本体の両側位置において一対の爪を折り曲げ可
    能に設け、段ボール連結板の長さ方向両端部に位置する
    緩衝材本体は切り込みを入れてL形に折曲してなる紙製
    緩衝材。
JP1991085670U 1991-10-22 1991-10-22 紙製緩衝材 Expired - Lifetime JP2567457Y2 (ja)

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JP1991085670U JP2567457Y2 (ja) 1991-10-22 1991-10-22 紙製緩衝材

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JPH0535755U JPH0535755U (ja) 1993-05-14
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JPS5312477U (ja) * 1976-07-09 1978-02-01

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