JP2575561Y2 - 正特性サーミスタ装置 - Google Patents

正特性サーミスタ装置

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JP2575561Y2
JP2575561Y2 JP1992021318U JP2131892U JP2575561Y2 JP 2575561 Y2 JP2575561 Y2 JP 2575561Y2 JP 1992021318 U JP1992021318 U JP 1992021318U JP 2131892 U JP2131892 U JP 2131892U JP 2575561 Y2 JP2575561 Y2 JP 2575561Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として、モータ起動
リレーとして使用される正特性サーミスタ装置に関し、
更に詳しくは、正特性サーミスタ装置の耐衝撃性改善に
係わる。
【0002】
【従来の技術】コンデンサ起動型または分相起動型の誘
導モータの起動回路を開閉する手段として、正特性サー
ミスタ装置を用いる技術は、実公昭58ー34722
号、特公昭63ー18817号等で公知である。その基
本的な構成として、外装ケース、正特性サーミスタ及び
端子金具を含み、正特性サーミスタ及び端子金具が外装
ケースの内部に内蔵されている。端子金具は、バネ部を
有し、正特性サーミスタの電極面と、これと向き合う外
装ケースの内側面との間の空間において、バネ部のバネ
圧により正特性サーミスタの電極に圧接し、正特性サー
ミスタを外装ケースの内部空間にバネ支持している。こ
の基本的構造は、外装ケースの内部空間を熱絶縁領域と
して利用すると共に、端子金具からの熱放散も極力抑制
し、モータ起動後の正特性サーミスタの熱放散を最小に
するために取られたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述したように、従来
の正特性サーミスタ装置は、端子金具が正特性サーミス
タの電極面と、これと向き合う外装ケースの内側面との
間の空間において、バネ部のバネ圧により正特性サーミ
スタの電極に圧接し、正特性サーミスタを外装ケースの
内部空間内にバネ支持する基本的構造を有するために、
落下等により、外部から過大な衝撃力が加わった場合、
端子金具のバネ部が正特性サーミスタから加わる衝撃力
を受けて撓む。
【0004】例えば図17に示すように、外装ケース1
の内部空間11に正特性サーミスタ2を配置し、正特性
サーミスタ2の電極面と、これと向き合う外装ケース1
の内側面との間の空間に端子金具3A、3Bを配置し、
端子金具3A、3Bのバネ部31のバネ圧により、正特
性サーミスタ2を外装ケース1の内部空間11の内部に
バネ支持している正特性サーミスタ装置を、高さHの位
置から落下したような場合を想定すると、端子金具3B
のバネ部31が正特性サーミスタ2から加わる衝撃力F
を受けて撓むのである。
【0005】そして、最悪の場合、バネ部が自己のバネ
弾性限界を越えて撓み、衝撃力を取り去った後も復元せ
ず、正特性サーミスタの電極とバネ部との間の接触圧力
が失われてしまうことがある。最も影響力の大きい衝撃
力の方向は、正特性サーミスタの電極面がバネ部を法線
方向に押す方向である。
【0006】そこで、本考案の課題は、上述する従来の
問題点を解決し、耐衝撃性に優れた正特性サーミスタを
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本考案に係る正特性サーミスタ装置は、外装ケース
と、正特性サーミスタと、端子金具とを含む。前記外装
ケースは、内部空間を有する。前記正特性サーミスタ
は、平板状である素体の相対する両主面に電極を有し、
前記内部空間内に配置されている。前記端子金具は、
なくとも2本備えられ、それぞれはバネ部と、端子部と
を有し、前記バネ部が前記内部空間内において前記正特
性サーミスタの前記電極にバネ接触して、前記正特性サ
ーミスタを両面側から挟持し、前記端子部が前記外装ケ
ースの外部に導かれている。前記外装ケースは、更に、
前記内部空間を構成する内壁面に2組の突起の組を有す
る。前記2組の突起の組は、前記主面と平行する方向
に、互いに間隔を隔てて配置されている。前記2組の突
起の組のそれぞれは、2つの突起を含んでいる。前記2
つの突起のそれぞれは、前記内壁面のうち、前記正特性
サーミスタの前記主面と対向する2つの内面に突出して
設けられ、かつ、互いに間隔を隔てて対向している。前
記正特性サーミスタは、前記2つの突起の組のそれぞれ
に含まれる前記2つの突起間の前記間隔内に配置されて
いる。前記端子金具は、前記バネ部が前記突起の組の相
互間に生じる前記間隔内に配置されている。
【0008】
【作用】外装ケースは内部空間を有しており、正特性サ
ーミスタは平板状である素体の相対する両主面に電極を
有して外装ケースの内部空間内に配置されており、端子
金具は、バネ部が内部空間内において正特性サーミスタ
の電極にバネ接触し、端子部が外装ケースを通って外部
に導かれているから、外装ケースの内部空間を熱絶縁領
域として利用すると共に、端子金具からの熱放散を極力
抑制し、正特性サーミスタの熱放散を最小にすることが
できる。
【0009】外装ケースは内部空間を構成する内壁面に
突起を有しており、正特性サーミスタは電極面が突起と
対向する関係で内部空間内に配置され、突起によって主
面方向の動きが制限されるから、外部から過大な衝撃力
が加わった場合でも、バネ部が自己のバネ弾性限界内で
のみ、撓むようになる。このため、バネ部が自己のバネ
弾性限界を越えて撓むのを阻止し、外部衝撃力印加に関
わらず、正特性サーミスタの電極とバネ部との間の接触
圧力を維持することができる。突起は正特性サーミスタ
の電極面に対向していて、この方向は最も影響力の大き
い衝撃力の方向に一致するから、外部衝撃力を突起によ
って確実に支持できる。
【0010】
【実施例】図1は本考案に係る正特性サーミスタ装置の
正面図、図2は同じくその平面図、図3は図1のA3ー
A3線上における部分断面図である。図において、1
は、外装ケース、2は正特性サーミスタ、3A、3Bは
端子金具である。
【0011】外装ケース1は絶縁性プラスチック等の電
気絶縁材料を用いて構成され、内部に内部空間11を有
する。内部空間11を構成する内壁面12、13のう
ち、内壁面12には突起121、122が設けられ、内
壁面13には突起131、132が設けられている。図
示実施例では、突起121及び突起131の組と、突起
122及び突起132の組の2組が備えられ、突起12
1及び突起131が互いに間隔を隔てて対向し、突起1
22及び突起132も同様に間隔を隔てて対向してい
る。突起121及び突起131の組と、突起122及び
突起132の組は、互いに間隔を隔てて、横方向に配置
されている。外装ケース1はケース部材1Aとケース部
材1Bの2つに分れていて、両ケース部材1Aー1B間
をリベット4によって結合させてある。リベット4の代
りにネジ、ナット等の結合具を用いてもよい。
【0012】正特性サーミスタ2は円板状または角板で
ある素体21の両主面に電極22、23を有し、電極面
が突起121、122、131、132と対向する関係
で内部空間11の内部に配置され、突起121、12
2、131、132によって主面方向の動きが制限され
ている。正特性サーミスタ2は、各組の突起121ー1
31、122ー132間の対向間隔内に配置され、電極
面が突起121、122、131、132に対して間隔
dを隔てて非接触状態に保たれている。正特性サーミス
タ2は絶縁板5にあけられた孔51内に挿入して位置決
めし、この状態で、内部空間11内に挿入してある。絶
縁板5の外周部は、外装ケース1の内面に形成した溝内
に嵌め込んである。
【0013】端子金具3A、3Bは、バネ部31、ソケ
ット部32及びプラグ部33を有している。端子金具3
A、3Bは正特性サーミスタ2の電極面と、これと向き
合う外装ケース1の内側面12、13との間の空間に配
置し、バネ部31のバネ圧により正特性サーミスタ2の
電極22、23に圧接させてある。バネ部31は先端部
が両側に広がる指状の形状となっていて、それによって
所定のバネを確保してある。バネ部31は、突起121
及び突起131の組みと、突起122及び突起132の
組の相互間に生じる間隔内に配置されている。ソケット
部32は外装ケース1の外端面14とほぼ同一位置で露
出し、プラグ部33は外装ケース1の外側面15、16
に沿うようにして、外装ケース1の外部に導出してあ
る。
【0014】図4は端子金具3A、3Bの斜視図であ
り、一枚の金属板材の両側にソケット部32及びプラグ
部33を加工形成し、ソケット部32とプラグ部33の
中間部に、バネ部31を支持する腕片35を溶接その他
の結合手段によって固着し、腕片35に連なる支持片3
6にバネ部31を設けてある。図示では、2本1組のバ
ネ部31を縦方向間隔を隔てて配置してある。
【0015】上述のように、外装ケース1は内部空間1
1を有しており、正特性サーミスタ2は平板状である素
体21の相対する両主面に電極22、23を有して外装
ケース1の内部空間11の内部に配置されており、端子
金具3A、3Bは、バネ部31が内部空間11の内部に
おいて正特性サーミスタ2の電極22、23にバネ接触
し、端子部となるソケット部32及びプラグ部33が外
装ケース1の外部に導かれているから、外装ケース1の
内部空間11を熱絶縁領域として利用すると共に、端子
金具3A、3Bからの熱放散を極力抑制し、正特性サー
ミスタ2の熱放散を最小にすることができる。電極面が
突起121、122、131、132に対して間隔dを
隔てて非接触状態に保たれている実施例は、正特性サー
ミスタ2から外装ケース1への熱放散抑制作用を向上さ
せる。
【0016】また、外装ケース1は内部空間11を構成
する内壁面12、13に突起(121、122)、(1
31、132)を有しており、正特性サーミスタ2は電
極面が突起(121、122)、(131、132)と
対向する関係で内部空間11の内部に配置され、突起
(121、122)、(131、132)によって主面
方向の動きが制限されるから、外部から過大な衝撃力が
加わった場合でも、バネ部31が自己のバネ弾性限界内
でのみ、撓むようになる。このため、バネ部31が自己
のバネ弾性限界を越えて撓むのを阻止し、外部衝撃力印
加に関わらず、正特性サーミスタ2の電極22、23と
バネ部31との間の接触圧力を維持することができる。
【0017】しかも、突起は正特性サーミスタ2の電極
22、23に対向していて、この方向は最も影響力の大
きい衝撃力の方向に一致するから、外部衝撃力を突起に
よって確実に支持できる。
【0018】図1〜図4に示した実施例において、突起
121、122、131、132の表面と正特性サーミ
スタ2との間の距離d(図3参照)を1.5mmに設定
したとき、1mの高さからコンクリートの床面に製品を
落下させても、電気的接触に支障を生じなかった。
【0019】端子金具3A、3Bはステンレス、燐青銅
またはCuーTi合金等によって構成できる。ソケット
部32及びプラグ部33と併せて、バネ部31も、Cu
ーTi合金を用いて同体もしく別体に構成してもよい。
例えばCuが97%、Tiが3%の組成比でなるCuー
Ti合金の熱伝導率は、ステンレスよりも数倍も優れた
熱伝導率を有する。従って、端子金具3A、3Bの一部
または全部をCuーTi合金で構成することにより、動
作停止時に正特性サーミスタ2の温度を速やかに低下さ
せ、再起動を速やかに行なうことができる。また、Cu
ーTi合金でなる端子金具3A、3Bはステンレス製の
ものに比較して製作し易いという利点もある。
【0020】図5は図1〜図3に示した正特性サーミス
タ装置を用いたモータ起動回路の電気回路図である。図
において、6は正特性サーミスタ装置、7は電源、8、
9はモータの巻線、10は進相用コンデンサである。端
子金具3Aはソケット部32が巻線8の一端に接続さ
れ、プラグ33がコンデンサ10の一端に接続されてい
る。端子金具3Bはソケット部32が巻線9の一端に接
続され、プラグ部33がコンデンサ10の他端及び電源
7に接続されている。
【0021】端子金具3A、3Bの個数及び構造等は、
実公昭58ー34722号、特公昭63ー18817号
等にも開示される如く、モータ起動回路の構成に応じて
種々変化する。その具体例を図6〜図16を参照して次
に説明する。
【0022】図6は本考案に係る正特性サーミスタ装置
を用いた他のモータ起動回路を示している。図におい
て、図5と同一の参照符号は同一性ある構成部分を示
す。端子金具3Aは図7に、端子金具3Bは図8に、端
子金具3Cは図9にそれぞれ示されている。端子金具3
Aは、バネ部31及びソケット部32を有しているが、
プラグ部を持たない。端子金具3Bはバネ部31及びプ
ラグ部33を有しているが、ソケット部を持たない。端
子金具3Cはソケット部32及びプラグ部33を有して
いるがバネ部を持たない。端子金具3A、3Bは、図3
で説明したように、正特性サーミスタ2の電極面と、こ
れと向き合う外装ケース1の内側面12、13との間の
空間に配置され、バネ部31のバネ圧により正特性サー
ミスタ2の電極22、23に圧接する。
【0023】図10は本考案に係る正特性サーミスタ装
置を用いた更に別のモータ起動回路を示している。端子
金具3Aは図11に、端子金具3Bは図12にそれぞれ
示されている。端子金具3Aは、バネ部31及びソケッ
ト部32を有するが、プラグ部は持たない。
【0024】図13は本考案に係る正特性サーミスタ装
置を用いた更に別のモータ起動回路を示している。11
は進相用コンデンサである。端子金具3Aは図14に、
端子金具3Bは図15に、端子金具3Cは図16にそれ
ぞれ図示されている。端子金具3Aはバネ部31、ソケ
ット部32及びプラグ部33を有している。端子金具3
Bは、バネ部31及びプラグ部33を有しているが、ソ
ケット部を持たない。端子金具3Cはソケット部32及
びプラグ部33を有しているが、バネ部を持たない。
【0025】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、次
のような効果が得られる。 (a)外装ケースは内部空間を有しており、正特性サー
ミスタは平板状である素体の相対する両主面に電極を有
して外装ケースの内部空間内に配置されており、端子金
具は、端子部が外装ケースを通って外部に導かれ、バネ
部が内部空間内において正特性サーミスタの電極にバネ
接触しているから、外装ケースの内部空間を熱絶縁領域
として利用すると共に、端子金具からの熱放散を極力抑
制し、正特性サーミスタの熱放散を最小にした正特性サ
ーミスタ装置を提供できる。 (b)外装ケースは内部空間を構成する内壁面に突起を
有しており、正特性サーミスタは電極面が突起と対向す
る関係で内部空間内に配置され、突起によって主面方向
の動きが制限されるから、外部衝撃力印加に関わらず、
正特性サーミスタの電極とバネ部との間の接触圧力を維
持し得る正特性サーミスタ装置を提供できる。 (c)突起は正特性サーミスタの電極面に対向していか
ら、バネ部の撓みに対して最も影響力の大きい方向の衝
撃力を突起によって確実に支持し得る正特性サーミスタ
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る正特性サーミスタ装置の正面図で
ある。
【図2】図1に示した正特性サーミスタ装置の平面図で
ある。
【図3】図1のA3ーA3線上における部分断面図であ
る。
【図4】本考案に係る正特性サーミスタ装置に用いられ
る端子金具の斜視図である。
【図5】図1〜図3に示した正特性サーミスタ装置を用
いたモータ起動回路図である。
【図6】正特性サーミスタ装置を用いたモータ起動回路
の別の例を示す電気回路図である。
【図7】図6に示したモータ起動回路に用いられている
正特性サーミスタ装置を構成する端子金具の斜視図であ
る。
【図8】図6に示したモータ起動回路に用いられている
正特性サーミスタ装置を構成する端子金具の斜視図であ
る。
【図9】図6に示したモータ起動回路に用いられている
正特性サーミスタ装置を構成する別の端子金具の斜視図
である。
【図10】正特性サーミスタ装置を用いたモータ起動回
路の別の例を示す電気回路図である。
【図11】図10に示したモータ起動回路に用いられて
いる正特性サーミスタ装置を構成する端子金具の斜視図
である。
【図12】図10に示したモータ起動回路に用いられて
いる正特性サーミスタ装置を構成する別の端子金具の斜
視図である。
【図13】正特性サーミスタ装置を用いたモータ起動回
路の別の例を示す電気回路図である。
【図14】図13に示したモータ起動回路に用いられて
いる正特性サーミスタ装置を構成する端子金具の斜視図
である。
【図15】図13に示したモータ起動回路に用いられて
いる正特性サーミスタ装置を構成する別の端子金具の斜
視図である。
【図16】図13に示したモータ起動回路に用いられて
いる正特性サーミスタ装置を構成する別の端子金具の斜
視図である。
【図17】正特性サーミスタ装置が落下したときの問題
点を説明する図である。
【符号の説明】
1 外装ケース 2 正特性サーミスタ 31 バネ部 32 ソケット部 33 プラグ部 121、122、131、132 突起
フロントページの続き (72)考案者 服部 喜久男 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 テ ィーディーケイ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−35502(JP,A) 実開 昭63−55503(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01C 7/02 - 7/22

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装ケースと、正特性サーミスタと、端
    子金具とを含む正特性サーミスタ装置であって、 前記外装ケースは、内部空間を有しており、 前記正特性サーミスタは、平板状である素体の相対する
    両主面に電極を有し、前記内部空間内に配置されてお
    り、 前記端子金具は、少なくとも2本備えられ、それぞれは
    バネ部と、端子部とを有し、前記バネ部が前記内部空間
    内において前記正特性サーミスタの前記電極にバネ接触
    て、前記正特性サーミスタを両面側から挟持し、前記
    端子部が前記外装ケースの外部に導かれており、前記外装ケースは、更に、前記内部空間を構成する内壁
    面に2組の突起の組を有しており、 前記2組の突起の組は、前記主面と平行する方向に、互
    いに間隔を隔てて配置されており、 前記2組の突起の組のそれぞれは、2つの突起を含んで
    おり、前記2つの突起のそれぞれは、前記内壁面のう
    ち、前記正特性サーミスタの前記主面と対向する2つの
    内面に突出して設けられ、かつ、互いに間隔を隔てて対
    向しており、 前記正特性サーミスタは、前記2つの突起の組のそれぞ
    れに含まれる前記2つの突起間の前記間隔内に配置され
    ており、 前記端子金具は、前記バネ部が前記突起の組の相互間に
    生じる前記間隔内に配置されている 正特性サーミスタ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記正特性サーミスタは、前記電極面が
    前記突起に対して非接触状態に保たれている請求項1に
    記載の正特性サーミスタ装置。
  3. 【請求項3】 前記端子金具は、前記端子部が相反する
    両端の少なくとも一方に備えられている請求項1または
    2に記載の正特性サーミスタ装置。
  4. 【請求項4】 前記端子金具は、前記端子部がプラグ部
    またはソケット部の 何れかである請求項3に記載の正特
    性サーミスタ装置。
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