JP2575355Y2 - 軸流ファン - Google Patents

軸流ファン

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JP2575355Y2
JP2575355Y2 JP1991072062U JP7206291U JP2575355Y2 JP 2575355 Y2 JP2575355 Y2 JP 2575355Y2 JP 1991072062 U JP1991072062 U JP 1991072062U JP 7206291 U JP7206291 U JP 7206291U JP 2575355 Y2 JP2575355 Y2 JP 2575355Y2
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JP
Japan
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axial fan
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axial
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光江 佐藤
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NEC Corp
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、交換機あるいは、情報
処理装置などの電子機器に取り付けて、これら装置の冷
却を行なう軸流ファンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の軸流ファンは、図2に示すよう
に、ファン本体20の両側に取り付けた蓋板部材21及
び22が四角形状をしており、この四角形の中心部に通
風孔21a(蓋板部材22の通風孔は図示せず)を設け
るとともに、各頂点近傍にねじを通すための貫通孔21
b,21c,21d,21e及び22b,22c(22
d),22eを設けてある。さらに、この四角形状の蓋
板部材21及び22は、互いの形状が重なり合う状態で
ファン本体20に一体的に形成してある。このような構
成の軸流ファンは、蓋板部材21及び22に設けた貫通
孔を貫通する長さの専用ねじを用いて、電子機器に取り
付けてある。また、指などの異物が通風孔内に入るのを
防ぐためフィンガーガード23を個別に設けた場合、蓋
板部材21の貫通孔21b,21c,21d,21e
に、フィンガーガード23の貫通孔を重ね合せ、前記専
用ねじを用いて軸流ファン本体と一緒に機器に取り付け
る構成となっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の軸流フ
ァンは、専用の長ねじでなければ電子機器に取り付ける
ことができず、また、蓋板部材が四角形状となっている
ために、電子機器への取り付け及び取り外しには、四本
のねじを締めたり、ゆるめたりしなければならないので
作業が煩雑になるという問題がある。さらに、この四本
のねじによって別部品のフィンガーガードを軸流ファン
本体と一緒に固定する構成とした場合、フィンガーガー
ドのみを取り付けたり、取り外したりするときにも、軸
流ファン本体の取り付け及び取り外しと同様の手間と時
間がかかってしまうという問題点があった。
【0004】本考案は、上述した問題点にかんがみてな
されたもので、通常のねじで電子機器に固定することが
でき、かつ、固定に必要なねじの使用本数を減らし、作
業効率の向上を図れる軸流ファンの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、モータ部に取り付けた回転羽根を収納す
るファン本体の両側に、通風孔とねじ孔を有する蓋板部
材を取り付けた軸流ファンにおいて、蓋板部材の少なく
とも一方を三角形状とするとともに、この一方の蓋体部
材に設けたねじ孔と他方の蓋板部材に設けたねじ孔の中
心軸線と重ならないように配置した構成とし、好ましく
は、前記各蓋体部材の頂点近傍にねじ孔を設けた構成と
してある。
【0006】
【作用】上述した構成からなる本考案の軸流ファンは、
一方の蓋板部材に設けたねじ孔をフィンガーガードの固
定をするためのものとし、他方の蓋板部材に設けたねじ
孔を電子機器に軸流ファン本体を取り付けるためのもの
としてあり、それぞれの固定及び取り付けを通常のねじ
によって行なえる。また、フィンガーガードの固定と軸
流ファン本体の電子機器への取り付けを個別のねじで行
なっているので、それぞれを目的に応じて個別に取り外
すことができる。さらに、蓋板部材の少なくとも一方の
形状を三角形としてあるので、三ケ所のねじ止めによっ
てフィンガーガードの固定及び軸流ファン本体の電子機
器への取り付けをすることができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図面を参照
しつつ説明する。図1は、一実施例に係る軸流ファンを
示すものであり、(a)は斜視図、(b)は側面図、
(c)は平面図である。
【0008】同図に示すように本実施例の軸流ファン
は、ファン本体1、蓋板部材2及び3、フィンガーガー
ド4によって構成される。ファン本体1は、モータに取
り付けた回転羽根を内部に有する円筒形の部材である。
また、蓋板部材2及び3は、三角形の板状部材であり、
互いの頂点と辺が対向した状態でそれぞれがファン本体
1の両側に一体的に形成してある。さらに、この三角形
の蓋板部材2及び3の中心部には、通風孔2a(蓋板部
材3の通風孔は図示せず)を設けるとともに、蓋板部材
2の頂点近傍にはねじ孔2b,2c,2d,が、蓋板部
材3の頂点近傍には貫通孔3b,3c,3dが設けてあ
る。したがって、蓋板部材3に設けた貫通孔3b,3
c,3dの中心軸線に蓋板部材2が重ならない。2の蓋
板部材2に設けたねじ孔2b,2c,2dは、フィンガ
ーガード4を固定するためのものであり、また、蓋板部
材3に設けた貫通孔3b,3c,3dは、この軸流ファ
ンを電子機器10に取り付けるためのものである。(図
1(b))。
【0009】このような構成からなる本実施例の軸流フ
ァンは、フィンガーガードの固定と軸流ファン本体の電
子機器への取り付けを、それぞれ別個に行なう構成とし
てある。これにより、フィンガーガードの固定及び軸流
ファンの取り付けが通常のねじによって行なえるように
なり、さらに、それぞれを独立に取り付けたり、取り外
したりすることができる。また、蓋板部材の形状を三角
形としたことにより、フィンガーガードの固定及び軸流
ファン本体の取り付けをそれぞれ三本のねじによって行
なえる。
【0010】なお、本考案は上述した実施例に限定され
るものではない。例えば、蓋板部材は、一方の形状が三
角形であれば、他方の蓋板部材の形状は、一方の三角形
の蓋板部材に設けたねじ孔などの中心軸線に重ならない
限り、どのような形状であってもよい。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案の軸流ファン
は、フィンガーガードの固定及び軸流ファン本体の電子
機器への取り付けを、ぞれぞれ別個に行なう構成とした
ので、フィンガーガードの固定及び軸流ファン本体の電
子機器への取り付けを通常のねじによって行なえる。ま
た、蓋板部材の少なくとも一方の形状を三角形としてあ
るので、フィンガーガードの固定及び軸流ファン本体の
電子機器への取り付けに要するねじの数がそれぞれ三本
となり、作業効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る軸流ファンを示すものであり、
(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は平面図であ
る。
【図2】従来の軸流ファンを示すものであり、(a)は
斜視図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
【符号の説明】
1…ファン本体 2…蓋板部材 2a…通風孔 2b…ねじ孔 2c…ねじ孔 2d…ねじ孔 3…蓋板部材 3b…貫通孔 3c…貫通孔 3d…貫通孔 4…フィンガーガード 10…電子機器

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ部に取り付けた回転羽根を収納す
    るファン本体の両側に、通風孔とねじ孔を有する蓋板部
    材を取り付けた軸流ファンにおいて、 蓋板部材の少なくとも一方を三角形状にするとともに、
    この一方の蓋体部材に設けたねじ孔と他方の蓋板部材に
    設けたねじ孔の中心軸線重ならないように前記両蓋体
    部材を配置したことを特徴とする軸流ファン。
  2. 【請求項2】 前記各蓋体部材の頂点近傍にねじ孔を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の軸流ファン。
JP1991072062U 1991-08-13 1991-08-13 軸流ファン Expired - Fee Related JP2575355Y2 (ja)

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JPH0517194U JPH0517194U (ja) 1993-03-05
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