JPH0517194U - 軸流フアン - Google Patents

軸流フアン

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JPH0517194U
JPH0517194U JP7206291U JP7206291U JPH0517194U JP H0517194 U JPH0517194 U JP H0517194U JP 7206291 U JP7206291 U JP 7206291U JP 7206291 U JP7206291 U JP 7206291U JP H0517194 U JPH0517194 U JP H0517194U
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光江 佐藤
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 モータ部に取り付けた回転羽根を収納する円
筒形のファン本体1の両側に、三角形状の蓋板部材2及
び3を互いの頂点と辺とを対向させた状態で一体的に形
成する。この蓋板部材2及び3の中央に通風孔を設け、
さらに、蓋板部材2の頂点近傍にはフィンガーガード4
を固定するためのねじ孔2b,2c,2dを設け、蓋板
部材3の頂点近傍には、軸流ファン本体を電子機器10
に取り付けるための貫通孔3b,3c,3dを設ける。 【効果】 フィンガーガードの固定及び軸流ファン本体
の電子機器への取り付けを、通常のねじによってそれぞ
れ独立して行なえ、さらに、固定及び取り付けに要する
ねじの数が、それぞれ三本となり、作業効率の向上を図
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、交換機あるいは、情報処理装置などの電子機器に取り付けて、これ ら装置の冷却を行なう軸流ファンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の軸流ファンは、図2に示すように、ファン本体20の両側に取り付けた 蓋板部材21及び22が四角形状をしており、この四角形の中心部に通風孔21 a(蓋板部材22の通風孔は図示せず)を設けるとともに、各頂点近傍にねじを 通すための貫通孔21b,21c,21d,21e及び22b,22c(22d ),22eを設けてある。 さらに、この四角形状の蓋板部材21及び22は、互いの形状が重なり合う状 態でファン本体20に一体的に形成してある。 このような構成の軸流ファンは、蓋板部材21及び22に設けた貫通孔を貫通 する長さの専用ねじを用いて、電子機器に取り付けてある。 また、指などの異物が通風孔内に入るのを防ぐためフィンガーガード23を個 別に設けた場合、蓋板部材21の貫通孔21b,21c,21d,21eに、フ ィンガーガード23の貫通孔を重ね合せ、前記専用ねじを用いて軸流ファン本体 と一緒に機器に取り付ける構成となっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の軸流ファンは、専用の長ねじでなければ電子機器に取り付ける ことができず、また、蓋板部材が四角形状となっているために、電子機器への取 り付け及び取り外しには、四本のねじを締めたり、ゆるめたりしなければならな いので作業が煩雑になるという問題がある。 さらに、この四本のねじによって別部品のフィンガーガードを軸流ファン本体 と一緒に固定する構成とした場合、フィンガーガードのみを取り付けたり、取り 外したりするときにも、軸流ファン本体の取り付け及び取り外しと同様の手間と 時間がかかってしまうという問題点があった。
【0004】 本考案は、上述した問題点にかんがみてなされたもので、通常のねじで電子機 器に固定することができ、かつ、固定に必要なねじの使用本数を減らし、作業効 率の向上を図れる軸流ファンの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、モータ部に取り付けた回転羽根を収納 するファン本体の両側に、通風孔とねじ孔を有する蓋板部材を取り付けた軸流フ ァンにおいて、蓋板部材の一方を、他方の蓋板部材に設けたねじ孔の中心軸線と 重ならないように配置した構成とし、好ましくは、前記蓋板部材の少なくとも一 方を三角形状とし、各部材の頂点近傍にねじ孔を設けた構成としてある。
【0006】
【作用】
上述した構成からなる本考案の軸流ファンは、一方の蓋板部材に設けたねじ孔 をフィンガーガードの固定をするためのものとし、他方の蓋板部材に設けたねじ 孔を電子機器に軸流ファン本体を取り付けるためのものとしてあり、それぞれの 固定及び取り付けを通常のねじによって行なえる。 また、フィンガーガードの固定と軸流ファン本体の電子機器への取り付けを個 別のねじで行なっているので、それぞれを目的に応じて個別に取り外すことがで きる。 さらに、蓋板部材の形状を三角形とした場合、三ケ所のねじ止めによってフィ ンガーガードの固定及び軸流ファン本体の電子機器への取り付けをすることがで きる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照しつつ説明する。 図1は、一実施例に係る軸流ファンを示すものであり、(a)は斜視図、(b )は側面図、(c)は平面図である。
【0008】 同図に示すように本実施例の軸流ファンは、ファン本体1、蓋板部材2及び3 、フィンガーガード4によって構成される。 ファン本体1は、モータに取り付けた回転羽根を内部に有する円筒形の部材で ある。 また、蓋板部材2及び3は、三角形の板状部材であり、互いの頂点と辺が対向 した状態でそれぞれがファン本体1の両側に一体的に形成してある。 さらに、この三角形の蓋板部材2及び3の中心部には、通風孔2a(蓋板部材 3の通風孔は図示せず)を設けるとともに、蓋板部材2の頂点近傍にはねじ孔2 b,2c,2d,が、蓋板部材3の頂点近傍には貫通孔3b,3c,3dが設け てある。 したがって、蓋板部材3に設けた貫通孔3b,3c,3dの中心軸線に蓋板部 材2が重ならない。 2の蓋板部材2に設けたねじ孔2b,2c,2dは、フィンガーガード4を固 定するためのものであり、また、蓋板部材3に設けた貫通孔3b,3c,3dは 、この軸流ファンを電子機器10に取り付けるためのものである。(図1(b) )。
【0009】 このような構成からなる本実施例の軸流ファンは、フィンガーガードの固定と 軸流ファン本体の電子機器への取り付けを、それぞれ別個に行なう構成としてあ る。これにより、フィンガーガードの固定及び軸流ファンの取り付けが通常のね じによって行なえるようになり、さらに、それぞれを独立に取り付けたり、取り 外したりすることができる。 また、蓋板部材の形状を三角形としたことにより、フィンガーガードの固定及 び軸流ファン本体の取り付けをそれぞれ三本のねじによって行なえる。
【0010】 なお、本考案は上述した実施例に限定されるものではない。 例えば、蓋板部材の形状は三角形に限らず、一方の蓋板部材の形状が他方の蓋 板部材に設けたねじ孔などの中心軸線に重ならない形状のものであれば他の形状 であってもよい。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の軸流ファンは、フィンガーガードの固定及び軸流 ファン本体の電子機器への取り付けを、ぞれぞれ別個に行なう構成としたので、 フィンガーガードの固定及び軸流ファン本体の電子機器への取り付けを通常のね じによって行なえる。 また、蓋板部材の形状を三角形とすると、フィンガーガードの固定及び軸流フ ァン本体の電子機器への取り付けに要するねじの数がそれぞれ三本となり、作業 効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る軸流ファンを示すものであり、
(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は平面図であ
る。
【図2】従来の軸流ファンを示すものであり、(a)は
斜視図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
【符号の説明】
1…ファン本体 2…蓋板部材 2a…通風孔 2b…ねじ孔 2c…ねじ孔 2d…ねじ孔 3…蓋板部材 3b…貫通孔 3c…貫通孔 3d…貫通孔 4…フィンガーガード 10…電子機器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ部に取り付けた回転羽根を収納す
    るファン本体の両側に、通風孔とねじ孔を有する蓋板部
    材を取り付けた軸流ファンにおいて、 蓋板部材の一方を、他方の蓋板部材に設けたねじ孔の中
    心軸線と重ならないように配置したことを特徴とする軸
    流ファン。
  2. 【請求項2】 前記蓋板部材の少なくとも一方を三角形
    状とし、各部材の頂点近傍にねじ孔を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の軸流ファン。
JP1991072062U 1991-08-13 1991-08-13 軸流ファン Expired - Fee Related JP2575355Y2 (ja)

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JPH0517194U true JPH0517194U (ja) 1993-03-05
JP2575355Y2 JP2575355Y2 (ja) 1998-06-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5293908U (ja) * 1976-01-07 1977-07-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5293908U (ja) * 1976-01-07 1977-07-13

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JP2575355Y2 (ja) 1998-06-25

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