JPH11127551A - モータの取り付け構造 - Google Patents

モータの取り付け構造

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JPH11127551A
JPH11127551A JP30492597A JP30492597A JPH11127551A JP H11127551 A JPH11127551 A JP H11127551A JP 30492597 A JP30492597 A JP 30492597A JP 30492597 A JP30492597 A JP 30492597A JP H11127551 A JPH11127551 A JP H11127551A
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JP
Japan
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motor
bracket
case
elastic piece
engaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP30492597A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Sumiya
通夫 角谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Material Corp
Original Assignee
Higashifuji Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Higashifuji Mfg Co Ltd filed Critical Higashifuji Mfg Co Ltd
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Publication of JPH11127551A publication Critical patent/JPH11127551A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータ全体の小型化およびモータの取り付け
スペースの小スペース化を図ることができるモータの取
り付け構造を得る。 【解決手段】 モータMを支持するブラケット20に、
モータMのケース10を取り付けるためのモータの取り
付け構造において、ケース10を構成するプレート12
の外側に形成されて矢印A1、A2の径方向に沿って弾
性変形可能な弾性片12Aと、ブラケット20を構成す
る第1、第2のブラケット21、22の内の第2のブラ
ケット22に設けられかつ弾性片12Aを矢印A1の径
方向内方に弾性変形させることによって弾性片12Aの
爪部12Bと係合可能な係合部22Cとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モータを支持す
るブラケットに、モータのケースを取り付けるためのモ
ータの取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の取り付け構造としては、
例えば、図3および図4のような小型のステッピングモ
ータMのケース30をブラケット40に取り付ける構造
が知られている。このケース30は、有底円筒形状のケ
ース本体31と、その開口部に取り付けられるプレート
32とによって構成されており、このプレート32から
径方向外方に膨出する左右の膨出部32A、32Aとブ
ラケット40とが重ねられたうえで、互いに図示されな
いねじによって一体に結合されるようになっている。ブ
ラケット40には、モータMのシャフトM1が挿通さ
れ、かつモータMの軸受けM2と嵌合されることによっ
て間接的にケース30を位置決めするための孔41が形
成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来に
おけるモータMの取り付け構造にあっては、プレート3
2に径方向外方に膨出するねじ螺合用の膨出部32A、
32Aを形成しているために、モータM全体が径方向外
方に大きくなり、特に小径化が要求される小型モータに
おいては、それらの膨出部32A、32Aの径方向外方
の膨出量の占める割合が大きくなってしまう。加えて、
ブラケット40に、それらの膨出部32A、32Aの膨
出量に相当する取り付けスペースを確保しなければなら
ない。このため、直径が10mm以下といった小径化と
同時に、取り付けスペースの小スペース化が要求される
小型モータにおいては、その取り付けスペースの確保が
難しくなるという問題があった。
【0004】しかも、このような小型のモータにおいて
は、膨出部32A、32A側から螺合するねじも微小な
ものとなり、この結果モータMの取り付けおよび取り外
しを数回行なうと、ねじ山が壊れて確実な取り付けを行
なうことができなくなってしまうという問題点もあっ
た。本発明は、上記従来のモータの取り付け構造が有す
る課題を有効に解決すべくなされたもので、モータ全体
の小型化およびモータの取り付けスペースの小スペース
化を図ることができるモータの取り付け構造を提供する
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
に係るモータの取り付け構造は、モータを支持するブラ
ケットに、モータのケースを取り付けるためのモータの
取り付け構造において、ケースの外側に設けられて当該
ケースの径方向に沿って弾性変形可能な弾性片と、上記
ブラケットに設けられ、かつ上記弾性片をケースの径方
向内方に弾性変形させることによって当該弾性片と係合
可能な係合部とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】ここで、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のブラケットは互いに位置関係が規定された第
1、第2のブラケットを有し、上記第1のブラケットに
上記ケースを位置決めする位置決め部が設けられ、上記
第2のブラケットに上記係合部が設けられたことを特徴
とするものである。さらに、請求項3に記載の発明は、
請求項1または2に記載の発明において、上記弾性片
は、ケースに一体成形され、かつ先端に上記係合部と係
合する爪部が形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0007】請求項1〜3のいずれかに記載のモータの
取り付け構造においては、モータのケースの外側に設け
た弾性片をケースの径方向内方に弾性変形させて、この
弾性片をブラケットの係合部に係合させることにより、
モータ全体の小型化およびモータの取り付けスペースの
小スペース化が図られる。ここで特に、請求項2に記載
の発明によれば、ブラケットとして、ケースを位置決め
するための第1のブラケットと、弾性片と係合する係合
部が設けられた第2のブラケットを備えることにより、
モータの取り付けをより確実なものとする。また、請求
項3に記載の発明のように、係合部と係合する爪部を弾
性片の先端に形成することにより、係合部との係合、お
よび弾性の機能を爪部と弾性片に分担させて、より確実
な係合が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
および図2に基づいて説明する。図1および図2に示す
ように、このモータの取り付け構造は、小型のステッピ
ングモータMのケース10をブラケット20に取り付け
るものであり、このケース10は、有底円筒形状のケー
ス本体11と、その開口部に結合されるプレート12と
によって構成されている。ここで、プレート12には、
左右の弾性片12A、12Aが一体形成されており、そ
れらの弾性片12A、12Aは、プレート12の外周縁
から、ケース本体11の外側面にほぼ沿うようにして図
2中の左方に延在されている。これらの弾性片12A、
12Aは、モータMの径方向内方(図2中の矢印A1方
向)および径方向外方(図2中の矢印A2方向)に弾性
変形可能とされている。また、これらの弾性片12A、
12Aの先端には、爪部12B、12Bが切り起こしに
よって形成されている。
【0009】一方、ブラケット20は、所定の間隔を置
いて対向するように位置関係が規制された第1、第2の
ブラケット21、22によって構成されており、第1の
ブラケット21には、モータMのシャフトM1を通し、
かつモータMの軸受けM2とはまり合うことによって間
接的にケース10を位置決めするための孔部(位置決め
部)21Aが形成されている。また、第2のブラケット
22には、ケース10を通す平面円形の第1の孔部22
Aと、弾性片12A、12Aを弾性変形させつつ通す平
面四角形の左右の第2の孔部22B、22Bが形成され
ている。第2の孔部22B、22Bの外側縁部は、後述
するように爪部12B、12Bと係合する係合部22
C、22Cとなっている。
【0010】次に、以上の構成からなるモータの取り付
け構造の作用について説明する。先ず、ブラケット20
にモータMを取り付ける際には、このモータMのケース
10を図2中の矢印B方向から第1、第2のブラケット
21、22の孔部21A、22A、22B、22B内に
差し込む。この際、弾性片12A、12Aは、第2の孔
部22B、22Bの係合部22C、22Cとの接触によ
って矢印A1、A1の径方向内方に弾性変形され、さら
に爪部12B、12Bも係合部22C、22Cとの接触
によって矢印A1、A1の径方向内方に弾性変形され
る。そして、図2中の実線のように、モータMの軸受け
M2が第1のブラケット21の孔部21A内にはまり合
ったときに、爪部12B、12Bが孔部22B、22B
から図2中の右方に抜け出て、この爪部12B、12B
と共に弾性片12A、12Aが矢印A2、A2の径方向
外方に弾性復帰し、この爪部12B、12Bの先端が係
合部22C、22Cと係合する。
【0011】このように、第1のブラケット21の孔部
21Aと軸受けM2との嵌合、および第2のブラケット
22の孔部22Aとケース本体11との嵌合によって、
ケース10すなわちモータMが位置決めされ、さらに第
2のブラケット22の係合部22C、22Cと爪部12
B、12Bとの係合によって、ケース10すなわちモー
タMが抜け止めされ、この結果ブラケット20に対して
モータ10が確実に取り付けられることになる。また、
このようなモータ10の取り付け状態において、弾性片
12A、12Aおよび/または爪部12B、12Bを矢
印A1、A1の径方向内方に一時的に弾性変形させるこ
とより、爪部12B、12Bと係合部22C、22Cと
の係合を解いて、モータ10を矢印B方向と逆の方向に
取り外すこともできる。
【0012】ところで、弾性片12A、12Aがケース
本体11の外側面に沿って延在するため、この弾性体1
2A、12AによってモータM全体が径方向外方に大き
くなる程度は小さい。また、モータMの取り付け状態に
おいては、それらの弾性片12A、12Aが径方向内方
に弾性変形されることになるため、ブラケット22にお
けるモータMの取り付けスペースも小さくなる。
【0013】なお、上記第1のブラケット21は、モー
タMを位置決めできるものであればよく、第2のブラケ
ット22と一体化してもよい。また、この第1のブラケ
ット21と同様の位置決め機能を第2のブラケット22
に兼有させてもよく、この場合には、第1のブラケット
21を省くこともできる。さらに、爪部12B、12B
は、係合部22C、22Cと係合可能であればよく、こ
の形態などは何ら特定されるものではない。また、この
係合部22C、22Cに対して弾性片12A、12Aの
先端を直接係合させるようにしてもよく、弾性片12
A、12Aの形成数も何ら上記実施形態に特定されるも
のではない。ただし、本実施形態のようにモータMの周
方向に沿って等間隔に複数形成することは、モータMを
安定的に取り付ける上において有利となる。また、弾性
片12A、12Aは、ケース10を構成するケース本体
11に形成してもよく、要は、ケース10に設けられれ
ばよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3のい
ずれかに記載の発明によれば、モータのケースの外側に
設けた弾性片をケースの径方向内方に弾性変形させるこ
とによって、この弾性片をブラケットの係合部に係合さ
せるため、モータ全体の小型化およびモータの取り付け
スペースの小スペース化を図ることができる。また、請
求項2に記載の発明は、ブラケットとして、ケースを位
置決めするための第1のブラケットと、弾性片と係合す
る係合部が設けられた第2のブラケットを備えることに
より、モータをより確実に取り付けることができ、さら
に請求項3に記載の発明は、係合部と係合する爪部を弾
性片の先端に形成することにより、係合部との係合機能
を爪部に、また弾性機能を弾性片にそれぞれ分担させ
て、より確実な係合を実現することができるといった効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の分解斜視図である。
【図2】この発明の一実施形態の一部切り欠きの側面図
である。
【図3】従来例を説明するための分解斜視図である。
【図4】従来例を説明するための一部切り欠きの側面図
である。
【符号の説明】
10 ケース 11 ケース本体 12 プレート 12A 弾性片 12B 爪部 20 ブラケット 21 第1のブラケット 21A 孔部(位置決め部) 22 第2のブラケット 22A 第1の孔部 22B 第2の孔部 22C 係合部 M モータ M1 シャフト M2 軸受け

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを支持するブラケットに、モータ
    のケースを取り付けるためのモータの取り付け構造にお
    いて、 上記ケースの外側に設けられて当該ケースの径方向に沿
    って弾性変形可能な弾性片と、 上記ブラケットに設けられ、かつ上記弾性片を上記ケー
    スの径方向内方に弾性変形させることによって当該弾性
    片と係合可能な係合部とを備えてなることを特徴とする
    モータの取り付け構造。
  2. 【請求項2】 上記ブラケットは互いに位置関係が規定
    された第1、第2のブラケットを有し、 上記第1のブラケットに上記ケースを位置決めする位置
    決め部が設けられ、 上記第2のブラケットに上記係合部が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のモータの取り付け構
    造。
  3. 【請求項3】 上記弾性片は、上記ケースに一体成形さ
    れ、かつ先端に上記係合部と係合する爪部が形成されて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ
    の取り付け構造。
JP30492597A 1997-10-20 1997-10-20 モータの取り付け構造 Pending JPH11127551A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012101610A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Nissin Kogyo Co Ltd 液圧制御ユニット
JP2013006434A (ja) * 2011-06-22 2013-01-10 Mitsuba Corp モータ装置
CN107226426A (zh) * 2017-07-04 2017-10-03 合肥庭鸾能源有限公司 一种家用分体式太阳能热水器储水箱测试用吊架

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