JP2912304B2 - ヒートシンクの冷却ファン取付構造 - Google Patents

ヒートシンクの冷却ファン取付構造

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JP2912304B2 JP23939497A JP23939497A JP2912304B2 JP 2912304 B2 JP2912304 B2 JP 2912304B2 JP 23939497 A JP23939497 A JP 23939497A JP 23939497 A JP23939497 A JP 23939497A JP 2912304 B2 JP2912304 B2 JP 2912304B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブヒート
シンクの冷却ファン取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のフィンを装備したヒート
シンクと冷却ファンとから構成されるアクティブヒート
シンクを示す斜視図である。この図に示すように冷却フ
ァン1はヒートシンク2にねじ9等により直接固定され
る構造であるため、冷却ファン1のモータなど駆動部の
動作により振動が発生する。この振動は、ヒートシンク
2に伝達し、その結果、騒音が発生していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例では、
冷却ファンの駆動により発生する振動がヒートシンクに
伝わり、騒音が発生するという問題を有する。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記問題を解決
するために、騒音が小さなアクティブヒートシンクの冷
却ファン取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の冷却ファン取付構造は、熱冷却のためのフ
ィンを備えたヒートシンクに、ヒートシンクを冷却する
冷却ファンを取り付ける冷却ファン取付構造において、
ヒートシンクと冷却ファンとの間に、弾性を有する平面
薄板で形成された取付板を備え、取付板が、その遠心方
向に突出し、かつ外周方向でほぼ等間隔に突出して設け
られた複数の舌状切り起こし部と、複数の舌状切り起こ
し部の間に、複数の舌状切り起こし部の各々の基部から
外周方向に連続して延びて一片となった複数の板バネ
と、複数の板バネの先端部の外周方向に設けられた複数
の凹部とを有し、冷却ファンが、その枠体に設けられた
複数の凸部を有し、取付板とヒートシンクとは、ネジに
より固定され、取付板と冷却ファンとは、複数の凸部を
舌状切り起こし部の立ち上がり部外側に位置させた後冷
却ファンを回転させ、複数に凸部と複数の凹部とを嵌合
させることにより固定され、前記冷却ファンの前記ヒー
トシンクへの取付を容易にすると同時に、冷却ファンの
駆動により発生する振動,騒音がヒートシンクに伝達す
ることを防いだことを特徴とする。
【0006】また、取付板が、その遠心方向に突出し、
かつ外周方向でほぼ等間隔に突出して設けられた複数の
舌状切り起こし部を有するのが好ましい。
【0007】さらに、複数の舌状切り起こし部の各々
が、ヒートシンクに固定されるためのネジ穴を有するの
が好ましい。
【0008】またさらに、取付板が、複数の舌状切り起
こし部の間に、複数の舌状切り起こし部の各々の基部か
ら外周方向に連続して延びて一片となった複数の板バネ
を有するのが好ましい。
【0009】また、取付板が、複数の板バネの先端部の
外周近傍に複数の凹部を有し、冷却ファンが枠体に複数
の凸部を有し、複数の凸部を複数の凹部に嵌合させるこ
とにより冷却ファンと取付板とを固定するのが好まし
い。
【0010】さらに、複数の凸部がロックボスであり、
複数の凹部がロックボス取付溝であるのが好ましい。
【0011】本発明の冷却ファン取付構造は、特に、ば
ね性を有する薄板よりなる環状の取付板の外周には複数
の舌状切り起こし部を有し、この舌状切り起こし部の基
部(立ち上がり部)から張り出し且つその先端外側に凹
部を有する板バネと、この凹部より若干中心寄りに配置
された凸部を有する冷却ファンとヒートシンクとよりな
る冷却構造である。
【0012】また、ヒートシンクにネジなどで固定され
た取付板に対し、冷却ファンの凸部を前述の基部立ち上
がり部外側に位置させた後、ファン本体を回転させ、凸
部と取付板凹部に係止させたことを特徴とする冷却ファ
ン取付構造である。
【0013】上記構成により、冷却ファンの動作時に発
生する振動は、板バネの働きによりヒートシンクへの伝
達を遮断できる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について、
図面を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の冷却ファン取付構造の実
施例の全体構成を示す斜視図である。図1において、冷
却ファン(小型ファン)1とヒートシンク2との間に
は、取付板3が配置され、取付板3は、ネジ4によって
ヒートシンク2に固定されている。取付板3は、弾性を
有する薄板平板で形成され、突出した舌状切り起こし部
7を有する。この舌状切り起こし部7のほぼ中央にネジ
4が設けられている。
【0016】図2は、本発明の冷却ファン取付構造の実
施例を底面から見た斜視図である。本発明の冷却ファン
取付構造の取付板3は、図のように冷却ファン1に取り
付けられ、ネジ4によって固定される。また、本実施例
では、突出している舌状切り起こし部7が4箇所あり、
その各々のほぼ中央を4個のネジによって固定されてい
る。なお、舌状切り起こし部7は、図4,図5で詳細に
説明する。
【0017】図3は、本発明の冷却ファン取付構造の冷
却ファンの構造を示す平面図である。この冷却ファン1
の枠体は矩状であり、その4隅近傍には凸部5がほぼ等
間隔に設けられている。
【0018】図4は、本発明の冷却ファン取付構造の取
付板の構造を示す平面図である。この取付板3に面した
面には、図3に示した凸部5が、取付板3の外周より内
側に配置されるように設けられている。また、取付板3
は、弾性を有する環状の平面薄板からなり、取付板3の
外周に等間隔に配置された舌状切り起こし部7が4個設
けられており、舌状切り起こし部7の間には、取付板3
の外周より中心寄りに位置する舌状切り起こし部7の基
部から外周方向に連続して延びた一片である板バネ8を
有し、その先端は、他の舌状切り起こし部7の手前で切
断され、切断面に近い板バネ8の外周近傍には、凹部6
が設けられている。この凹部6は、図3の凸部5と嵌合
するもので、板バネ8の外周を切り欠いて開口してい
る。また、取付板3は、ネジ4等によりヒートシンク2
に固定される。舌状切り起こし部7,板バネ8,凹部
6,ネジ4は、同数設けられ、本実施例ではそれぞれ4
個である。この数は、冷却ファン1の枠体の形状等に合
わせて調整することができる。
【0019】図5は、本発明の冷却ファン取付構造の板
バネの部分を拡大して示した斜視図である。この板バネ
8は、弾力を持たせるように浮かせるようにして設けら
れ、さらに弾力を持たせるためにほぼ中央部分に折り目
を入れている。
【0020】図6は、本発明の冷却ファン取付構造の冷
却ファンを取り付ける前の状態を示す平面図である。冷
却ファン1の凸部5は、取付板3の基部に配置され、こ
の状態では取付板3の凹部6とは隔離されているが、冷
却ファン1を図の矢印のように回転させると、冷却ファ
ン1の凸部5と取付板3の凹部6とがかみ合って、冷却
ファンが固定される。この嵌合を容易にするために、本
発明の冷却ファン取付構造では、凹部6を弾性を有する
板バネ8の先端に設けている。点線は、回転した後の冷
却ファン1の枠体の位置を示すものである。
【0021】図7は、図6を拡大した平面図である。冷
却ファン1の凸部5を、図の矢印のように移動させて取
付板3の凹部6に入り込ませる。その際、板バネ8の弾
力を利用すると、容易に凸部5を凹部6に入り込ませる
ことができる。このようにして板バネ8の弾力を利用し
て、冷却ファン1の回転により生じる振動が板バネ8の
働きによりヒートシンク2へ伝達するのを遮断できる。
また、これにより、冷却ファン1のヒートシンク2への
着脱を容易にすることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の冷却ファン取付構造により、冷
却ファンのモータの駆動などによる不快な騒音を低減す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施例を底面から見た斜視図である。
【図3】本発明の実施例の冷却ファンの構造を示す平面
図である。
【図4】本発明の実施例の取付板の構造を示す平面図で
ある。
【図5】本発明の実施例の板バネの構造を示す斜視図で
ある。
【図6】本発明の実施例の冷却ファンを取り付ける前の
状態を示す平面図である。
【図7】図6の拡大平面図である。
【図8】アクティブヒートシンクの従来例の構成を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 冷却ファン 2 ヒートシンク 3 取付板 4 ネジ 5 凸部 6 凹部 7 舌状切り起こし部 8 板バネ 9 ネジ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱冷却のためのフィンを備えたヒートシン
    クに、前記ヒートシンクを冷却する冷却ファンを取り付
    ける冷却ファン取付構造において、 前記ヒートシンクと前記冷却ファンとの間に、弾性を有
    する平面薄板で形成された取付板を備え、前記取付板が、その遠心方向に突出し、かつ外周方向で
    ほぼ等間隔に突出して設けられた複数の舌状切り起こし
    部と、前記複数の舌状切り起こし部の間に、前記複数の
    舌状切り起こし部の各々の基部から外周方向に連続して
    延びて一片となった複数の板バネと、前記複数の板バネ
    の先端部の外周方向に設けられた複数の凹部とを有し、 前記冷却ファンが、その枠体に設けられた複数の凸部を
    有し、 前記取付板と前記ヒートシンクとは、ネジにより固定さ
    れ、前記取付板と前記冷却ファンとは、前記複数の凸部
    を前記舌状切り起こし部の立ち上がり部外側に位置させ
    た後前記冷却ファンを回転させ、前記複数に凸部と前記
    複数の凹部とを嵌合させることにより固定され、前記冷
    却ファンの前記ヒートシンクへの取付を容易にすると同
    時に、 前記冷却ファンの駆動により発生する振動,騒音
    が前記ヒートシンクに伝達することを防いだことを特徴
    とする冷却ファン取付構造。
  2. 【請求項2】前記複数の凸部がロックボスであり、前記
    複数の凹部がロックボス取付溝であることを特徴とす
    る、請求項1に記載の冷却ファン取付構造。
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