JP2575317Y2 - 触指繰出式シャープペンシル - Google Patents
触指繰出式シャープペンシルInfo
- Publication number
- JP2575317Y2 JP2575317Y2 JP1992092144U JP9214492U JP2575317Y2 JP 2575317 Y2 JP2575317 Y2 JP 2575317Y2 JP 1992092144 U JP1992092144 U JP 1992092144U JP 9214492 U JP9214492 U JP 9214492U JP 2575317 Y2 JP2575317 Y2 JP 2575317Y2
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- JP
- Japan
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- chuck
- core
- lead
- case
- ball
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、筆記中に芯が消耗した
ときに、軸を握ったままの状態で、指先の操作により芯
を繰り出すことのできる触指繰出式シャープペンシルに
関する。
ときに、軸を握ったままの状態で、指先の操作により芯
を繰り出すことのできる触指繰出式シャープペンシルに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実公昭64−1107号公報に示
されたような触指繰出式シャープペンシルが存在する。
この従来例は、芯固定チャックの前方に、芯固定チャッ
クから芯を引き出し可能な保持チャックを装着した繰出
体の中心部を配し、この繰出体の中心部を内部に収容し
た軸継手に前端縁からスリ割り形成し、軸継手の外部へ
露呈させる繰出体の触指部と繰出体の中心部を繋ぐ片部
を軸継手のスリ割りに通し、軸継手のスリ割りを設けた
部位に口金を螺着する構造となっている。この従来例の
場合、軸継手の前端部がスリ割りのために変形しやすい
ので、繰出体の片部がスリ割りに沿ってスムーズに移動
できなかったり、軸継手に螺着した口金が弛んで外れて
しまう等の不都合が起りやすい。従って、実際上、軸継
手等を変形しやすい樹脂で成形すると支障が生じるの
で、金属製にしなければならず、材料費、加工費等コス
ト高となる問題があった。
されたような触指繰出式シャープペンシルが存在する。
この従来例は、芯固定チャックの前方に、芯固定チャッ
クから芯を引き出し可能な保持チャックを装着した繰出
体の中心部を配し、この繰出体の中心部を内部に収容し
た軸継手に前端縁からスリ割り形成し、軸継手の外部へ
露呈させる繰出体の触指部と繰出体の中心部を繋ぐ片部
を軸継手のスリ割りに通し、軸継手のスリ割りを設けた
部位に口金を螺着する構造となっている。この従来例の
場合、軸継手の前端部がスリ割りのために変形しやすい
ので、繰出体の片部がスリ割りに沿ってスムーズに移動
できなかったり、軸継手に螺着した口金が弛んで外れて
しまう等の不都合が起りやすい。従って、実際上、軸継
手等を変形しやすい樹脂で成形すると支障が生じるの
で、金属製にしなければならず、材料費、加工費等コス
ト高となる問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案は、主要
部品を樹脂により成形しても上記従来例のような支障が
生じないようにすることができてコストダウンが可能で
あり、且つ筆記できずに廃棄する残芯の長さを減少させ
て芯の無駄を少なくすることができる触指繰出式シャー
プペンシルの提供を目的とする。
部品を樹脂により成形しても上記従来例のような支障が
生じないようにすることができてコストダウンが可能で
あり、且つ筆記できずに廃棄する残芯の長さを減少させ
て芯の無駄を少なくすることができる触指繰出式シャー
プペンシルの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の触指繰出式シャープペンシルは、芯12を
固定して前進するが芯12に対し滑りながら後退可能な
主チャック20と、主チャック20を収容して前後動可
能なチャックケース18と、側面中間箇所に窓孔35を
設けて軸筒1の前端に接続する口金3と、口金3の前端
に装着されて芯12を前方へ容易に通過させるが筆記圧
に耐え得る芯固定力を備えた副チャック44と、主チャ
ック20と副チャック44の間に配されて一定の力で芯
12の後退を規制する芯保持体46と、チャックケース
18と連動して前後動可能で口金3の窓孔35から貫出
する突部32を設けた係合筒30と、口金3の外周に前
後動可能に配されて係合筒30の突部32と係合するこ
とにより係合筒30を介してチャックケース18と連動
する触指操作体36とを具えたことを特徴とするもので
ある。
に、本考案の触指繰出式シャープペンシルは、芯12を
固定して前進するが芯12に対し滑りながら後退可能な
主チャック20と、主チャック20を収容して前後動可
能なチャックケース18と、側面中間箇所に窓孔35を
設けて軸筒1の前端に接続する口金3と、口金3の前端
に装着されて芯12を前方へ容易に通過させるが筆記圧
に耐え得る芯固定力を備えた副チャック44と、主チャ
ック20と副チャック44の間に配されて一定の力で芯
12の後退を規制する芯保持体46と、チャックケース
18と連動して前後動可能で口金3の窓孔35から貫出
する突部32を設けた係合筒30と、口金3の外周に前
後動可能に配されて係合筒30の突部32と係合するこ
とにより係合筒30を介してチャックケース18と連動
する触指操作体36とを具えたことを特徴とするもので
ある。
【0005】又、芯12を繰り出す場合の抵抗を小さく
するために、上記の芯保持体46の代わりに、ボール5
3を備えて芯12が後退するときはボール53が中心側
へ寄って一定の力で芯12を固定するが芯12が前進す
るときはボール53が外側へ寄って芯12の通過を自由
とする芯保持装置50を設けるのが好ましい。
するために、上記の芯保持体46の代わりに、ボール5
3を備えて芯12が後退するときはボール53が中心側
へ寄って一定の力で芯12を固定するが芯12が前進す
るときはボール53が外側へ寄って芯12の通過を自由
とする芯保持装置50を設けるのが好ましい。
【0006】
【実施例】まず図1〜図12に示した第1実施例につい
て図面に基づき詳説する。図1は筆記する状態を示して
いる。軸筒1は後端側面にクリップ2を一体的に止着
し、又、前端に口金3を螺着している。尚、口金3は軸
筒1に対し圧入により接合してもよい。
て図面に基づき詳説する。図1は筆記する状態を示して
いる。軸筒1は後端側面にクリップ2を一体的に止着
し、又、前端に口金3を螺着している。尚、口金3は軸
筒1に対し圧入により接合してもよい。
【0007】軸筒1の内部には芯ケース4を前後動可能
に収容し、軸筒1の後端開口から突出した芯ケース4の
後端開口に消ゴム5を保持すると共に芯掃除ピン6を取
付けた消ゴム止具7を嵌着し、芯ケース4の後端外周に
消ゴム5を覆うようにノックカバー8を被着している。
に収容し、軸筒1の後端開口から突出した芯ケース4の
後端開口に消ゴム5を保持すると共に芯掃除ピン6を取
付けた消ゴム止具7を嵌着し、芯ケース4の後端外周に
消ゴム5を覆うようにノックカバー8を被着している。
【0008】芯ケース4は後端寄りの外面に設けた段部
9と、口金3の後端縁との間に介装したスプリング10
によって後方へ付勢されているが、軸筒1の後端近傍の
内面に設けた段部11によって抜け止めされている。
9と、口金3の後端縁との間に介装したスプリング10
によって後方へ付勢されているが、軸筒1の後端近傍の
内面に設けた段部11によって抜け止めされている。
【0009】芯ケース4の前端近くの内部には中心部に
芯12を一本のみ通過させる小孔13を有する仕切壁1
4を設けて、その仕切壁14より後方を芯12の貯蔵ス
ペースとしている。この仕切壁14の後面はスリバチ状
となっていて、又、前面には小筒部15を突設してい
る。この仕切壁14より前方の芯ケース4の前端筒部に
はスリット16を設けていて、そのスリット16には図
12に示すように前後二箇所に狭窄部17を設けてい
る。
芯12を一本のみ通過させる小孔13を有する仕切壁1
4を設けて、その仕切壁14より後方を芯12の貯蔵ス
ペースとしている。この仕切壁14の後面はスリバチ状
となっていて、又、前面には小筒部15を突設してい
る。この仕切壁14より前方の芯ケース4の前端筒部に
はスリット16を設けていて、そのスリット16には図
12に示すように前後二箇所に狭窄部17を設けてい
る。
【0010】芯ケース4のスリット16を有する前端筒
部にはチャックケース18の後端部が挿入している。チ
ャックケース18の後端側面にはスリット16に嵌入し
て、前後二箇所の狭窄部17の間に係合可能な突起19
を設けている。突起19は一定の圧力までは係合状態を
維持するが、それ以上の圧力になるとスリット16を弾
性変形により拡大しながら狭窄部17を乗り越えること
ができる。
部にはチャックケース18の後端部が挿入している。チ
ャックケース18の後端側面にはスリット16に嵌入し
て、前後二箇所の狭窄部17の間に係合可能な突起19
を設けている。突起19は一定の圧力までは係合状態を
維持するが、それ以上の圧力になるとスリット16を弾
性変形により拡大しながら狭窄部17を乗り越えること
ができる。
【0011】チャックケース18には主チャック20を
内装している。主チャック20は弾性と耐摩耗性にすぐ
れた合成樹脂成形品で、二つ割り状の筒体を合わせて構
成されている。主チャック20は前端に芯把持部21を
設け、その外面に設けた凹部22にボール23を嵌入
し、チャックバネ24によって後方へ付勢されている。
ボール23はチャックケース18の前端内面に設けたテ
ーパ部25を転動するようになっていて、主チャック2
0に対し芯12が相対的に後方へ移動しようとすると、
ボール23がテーパ部25によって中心方向へ寄って芯
把持部21を締め付けて、芯12を確実に固定する。逆
に、主チャック20に対し芯12が相対的に前方へ移動
しようとするときは、前記チャックバネ24のバネ力を
弱く設定してあるので、数グラム程度の小さい力でそれ
を可能とする。
内装している。主チャック20は弾性と耐摩耗性にすぐ
れた合成樹脂成形品で、二つ割り状の筒体を合わせて構
成されている。主チャック20は前端に芯把持部21を
設け、その外面に設けた凹部22にボール23を嵌入
し、チャックバネ24によって後方へ付勢されている。
ボール23はチャックケース18の前端内面に設けたテ
ーパ部25を転動するようになっていて、主チャック2
0に対し芯12が相対的に後方へ移動しようとすると、
ボール23がテーパ部25によって中心方向へ寄って芯
把持部21を締め付けて、芯12を確実に固定する。逆
に、主チャック20に対し芯12が相対的に前方へ移動
しようとするときは、前記チャックバネ24のバネ力を
弱く設定してあるので、数グラム程度の小さい力でそれ
を可能とする。
【0012】チャックケース18の外周面には溝26を
設けて、その溝26に摺動リング27を取付けている。
摺動リング27は図9に示すように二分割された部品を
合わせて構成されるが、一部を連結しておいてもよい。
摺動リング27の内面には突条28を設けていて、摺動
リング27は一定の摩擦力でチャックケース18と固定
している。尚、図11に示すようにチャックケース18
の溝26にも突条29を設けて、突条28,29どうし
を係合させることにより固定してもよい。摺動リング2
7は、一定以上の力を受けるとチャックケース18に対
し摺動可能となり、溝26の範囲内で移動できる。摺動
リング27は前端を係合筒30の後端に挿入して一体的
に固着している。
設けて、その溝26に摺動リング27を取付けている。
摺動リング27は図9に示すように二分割された部品を
合わせて構成されるが、一部を連結しておいてもよい。
摺動リング27の内面には突条28を設けていて、摺動
リング27は一定の摩擦力でチャックケース18と固定
している。尚、図11に示すようにチャックケース18
の溝26にも突条29を設けて、突条28,29どうし
を係合させることにより固定してもよい。摺動リング2
7は、一定以上の力を受けるとチャックケース18に対
し摺動可能となり、溝26の範囲内で移動できる。摺動
リング27は前端を係合筒30の後端に挿入して一体的
に固着している。
【0013】係合筒30は図9に示すように前端に弾性
変形可能な係止片31を突設し、その係止片31の前端
外面に突部32を設けている。係合筒30はその後端縁
と芯ケース4の前端縁との間に介装したスプリング33
によって前方へ付勢されている。
変形可能な係止片31を突設し、その係止片31の前端
外面に突部32を設けている。係合筒30はその後端縁
と芯ケース4の前端縁との間に介装したスプリング33
によって前方へ付勢されている。
【0014】口金3は前端に小径部を有し、その後方に
大径部34を有して、大径部34の外周をグリップゴム
38で覆っている。又、側面中間箇所、具体的には大径
部34における前端箇所に、前記係合筒30の係止片3
1に設けた突部32を貫出させる窓孔35を設けてい
る。
大径部34を有して、大径部34の外周をグリップゴム
38で覆っている。又、側面中間箇所、具体的には大径
部34における前端箇所に、前記係合筒30の係止片3
1に設けた突部32を貫出させる窓孔35を設けてい
る。
【0015】口金3の小径部と大径部34の前端部の外
周には前後動可能に触指操作体36を配している。触指
操作体36の外面には図8に示すように周溝37を設け
て、その周溝37にはOリング39を嵌着している。O
リング39は触指操作体36に指先を接触させて操作す
るときの滑り止めとなる。周溝37の一部で前記口金3
の窓孔35と対応する位置には係止孔40を設けて、窓
孔35から貫出した突部32をこの係止孔40に係合さ
せている。従って、触指操作体36と係合筒30、摺動
リング27、及び摺動リング27と固定状態にあるチャ
ックケース18は一体的に連動する。尚、触指操作体3
6はその内面に縦溝41を設けて、口金3の外面に設け
たリブ42をその縦溝41に嵌入させることにより回り
止めされている。
周には前後動可能に触指操作体36を配している。触指
操作体36の外面には図8に示すように周溝37を設け
て、その周溝37にはOリング39を嵌着している。O
リング39は触指操作体36に指先を接触させて操作す
るときの滑り止めとなる。周溝37の一部で前記口金3
の窓孔35と対応する位置には係止孔40を設けて、窓
孔35から貫出した突部32をこの係止孔40に係合さ
せている。従って、触指操作体36と係合筒30、摺動
リング27、及び摺動リング27と固定状態にあるチャ
ックケース18は一体的に連動する。尚、触指操作体3
6はその内面に縦溝41を設けて、口金3の外面に設け
たリブ42をその縦溝41に嵌入させることにより回り
止めされている。
【0016】口金3の先端口には先金43を固着し、そ
の先金43の内部に副チャック44を装着している。副
チャック44の後端には受け筒45を固着し、受け筒4
5の中心部に芯保持体46を嵌着している。受け筒45
はスプリング47によって後方へ付勢され、副チャック
44は先金43により締め付けられて芯12を筆記圧に
耐え得る程度に固定可能となっている。芯保持体46及
び副チャック44は、後述するように主チャック20が
芯12を前方へ繰り出すときは比較的小さな抵抗でそれ
を可能とする。副チャック44は先金43の前方へ抜け
出しても完全には開かず、芯12を落下しないように軽
く保持できるようになっている。
の先金43の内部に副チャック44を装着している。副
チャック44の後端には受け筒45を固着し、受け筒4
5の中心部に芯保持体46を嵌着している。受け筒45
はスプリング47によって後方へ付勢され、副チャック
44は先金43により締め付けられて芯12を筆記圧に
耐え得る程度に固定可能となっている。芯保持体46及
び副チャック44は、後述するように主チャック20が
芯12を前方へ繰り出すときは比較的小さな抵抗でそれ
を可能とする。副チャック44は先金43の前方へ抜け
出しても完全には開かず、芯12を落下しないように軽
く保持できるようになっている。
【0017】次に図13及び図14に示した第2実施例
について説明する。これは前記第1実施例における芯保
持体46の代わりに、ボール53を利用した芯保持装置
50を用いたもので、その他の構造は前記第1実施例と
同じである。
について説明する。これは前記第1実施例における芯保
持体46の代わりに、ボール53を利用した芯保持装置
50を用いたもので、その他の構造は前記第1実施例と
同じである。
【0018】この芯保持装置50は、内面にテーパ部5
1を有して受け筒45に固着したボールガイド52と、
ボールガイド52の内部に収容されたボール53と、同
じくボールガイド52の内部に収容されてボール53の
前方に位置する押しリング54と、押しリング54を後
方へ付勢するスプリング55とから構成されている。こ
の芯保持装置50は、ボール53がスプリング55と押
しリング54とによって後方へ押されて、ボールガイド
52のテーパ部51により中心方向へ寄せられることに
よりボール53が芯12を挟んで保持するものである。
1を有して受け筒45に固着したボールガイド52と、
ボールガイド52の内部に収容されたボール53と、同
じくボールガイド52の内部に収容されてボール53の
前方に位置する押しリング54と、押しリング54を後
方へ付勢するスプリング55とから構成されている。こ
の芯保持装置50は、ボール53がスプリング55と押
しリング54とによって後方へ押されて、ボールガイド
52のテーパ部51により中心方向へ寄せられることに
よりボール53が芯12を挟んで保持するものである。
【0019】
【作用】上記第1実施例の触指繰出式シャープペンシル
において、芯12が消耗して、芯12を繰り出す必要が
生じたときは、まず触指操作体36に指先を掛けて軽く
後方へ引く。前記のように触指操作体36と共に係合筒
30、摺動リング27、及びチャックケース18が連動
して一体的に後退する(図2参照)。このとき、芯12
は副チャック44により固定されているので後退せず、
主チャック20が芯12に対し滑りながら後退して、よ
り後方箇所を把持することになる。
において、芯12が消耗して、芯12を繰り出す必要が
生じたときは、まず触指操作体36に指先を掛けて軽く
後方へ引く。前記のように触指操作体36と共に係合筒
30、摺動リング27、及びチャックケース18が連動
して一体的に後退する(図2参照)。このとき、芯12
は副チャック44により固定されているので後退せず、
主チャック20が芯12に対し滑りながら後退して、よ
り後方箇所を把持することになる。
【0020】次に触指操作体36から指を離すと、スプ
リング33の力で係合筒30が前進し、チャックケース
18も連動して前進するので、主チャック20も芯12
を把持した状態で前進して再び図1の状態に復帰するこ
とになる。このとき、前記のように副チャック44は芯
12の前方への移動に対して抵抗が小さいので、芯12
は支障なく繰り出されることになる。
リング33の力で係合筒30が前進し、チャックケース
18も連動して前進するので、主チャック20も芯12
を把持した状態で前進して再び図1の状態に復帰するこ
とになる。このとき、前記のように副チャック44は芯
12の前方への移動に対して抵抗が小さいので、芯12
は支障なく繰り出されることになる。
【0021】尚、普通のシャープペンシルと同様に後端
のノックカバー8を押すことによっても芯12の繰り出
しが可能である。即ち、ノックカバー8を押すと、芯ケ
ース4が前進し、芯ケース4の前端部のスリット16に
おける後側の狭窄部17が図3に示すように突起19を
押してチャックケース18を前進させるので、前記のよ
うに主チャック20の前進により芯12の繰り出しが可
能となる。尚、図3の状態で、摺動リング27は係合筒
30が口金3の内面段部48に衝合して前進できないの
で、チャックケース18と共に前進できず、摺動リング
27に対し摺動可能なチャックケース18のみが前進す
ることになる。
のノックカバー8を押すことによっても芯12の繰り出
しが可能である。即ち、ノックカバー8を押すと、芯ケ
ース4が前進し、芯ケース4の前端部のスリット16に
おける後側の狭窄部17が図3に示すように突起19を
押してチャックケース18を前進させるので、前記のよ
うに主チャック20の前進により芯12の繰り出しが可
能となる。尚、図3の状態で、摺動リング27は係合筒
30が口金3の内面段部48に衝合して前進できないの
で、チャックケース18と共に前進できず、摺動リング
27に対し摺動可能なチャックケース18のみが前進す
ることになる。
【0022】芯12を繰り出すために前記のようにノッ
クカバー8を押す場合よりも、更にそのノックストロー
クを大きくすると、図4に示すようにチャックケース1
8の前端が受け筒45の後端に衝合して、受け筒45が
押されてスプリング47を圧縮しながら前進し、副チャ
ック44の前端芯把持部49が先金43から抜け出して
開くことになる。この場合、前記のように副チャック4
4の前端芯把持部49は完全には開かず、芯12を落下
しないように軽く保持することができる。
クカバー8を押す場合よりも、更にそのノックストロー
クを大きくすると、図4に示すようにチャックケース1
8の前端が受け筒45の後端に衝合して、受け筒45が
押されてスプリング47を圧縮しながら前進し、副チャ
ック44の前端芯把持部49が先金43から抜け出して
開くことになる。この場合、前記のように副チャック4
4の前端芯把持部49は完全には開かず、芯12を落下
しないように軽く保持することができる。
【0023】図4に示す状態から更にノックカバー8を
押してチャックケース18を前進させると、チャックケ
ース18の溝26の後壁が摺動リング27の後端に当接
してチャックケース18の前進が阻止される。更にそれ
以上ノックすると、芯ケース4のスリット16の後側の
狭窄部17をチャックケース18の突起19が乗り越え
て係合状態を解消し、チャックケース18に対し芯ケー
ス4が前進することになる。そして、芯ケース4の仕切
壁14の前面に設けた小筒部15の前端が主チャック2
0の後端に当接して押すので、図5に示すように主チャ
ック20はチャックケース18に対し前進して芯把持部
21を開くことになる。従って、筆記中の芯12が消耗
して主チャック20の前方へ抜け出しても、その後に続
く2本目の芯12が自重により主チャック20を通過し
て1本目の芯12の後端に当接する。
押してチャックケース18を前進させると、チャックケ
ース18の溝26の後壁が摺動リング27の後端に当接
してチャックケース18の前進が阻止される。更にそれ
以上ノックすると、芯ケース4のスリット16の後側の
狭窄部17をチャックケース18の突起19が乗り越え
て係合状態を解消し、チャックケース18に対し芯ケー
ス4が前進することになる。そして、芯ケース4の仕切
壁14の前面に設けた小筒部15の前端が主チャック2
0の後端に当接して押すので、図5に示すように主チャ
ック20はチャックケース18に対し前進して芯把持部
21を開くことになる。従って、筆記中の芯12が消耗
して主チャック20の前方へ抜け出しても、その後に続
く2本目の芯12が自重により主チャック20を通過し
て1本目の芯12の後端に当接する。
【0024】従って、筆記中の芯12が主チャック20
によって把持できない長さまで消耗しても、前記のよう
に1本目の芯12の後端にその後に続く2本目の芯12
の前端を当接した状態で、前記のようにノックカバー8
を押して後方の芯12を前進させれば、前方の芯12を
押して前進させることができる。従って、芯12は副チ
ャック44によって把持されている限り筆記は可能であ
る。又、図5に示すように主チャック20及び副チャッ
ク44を共に開いた状態にすれば、芯12の先端を軽く
押すことにより芯12を引込めることができる。
によって把持できない長さまで消耗しても、前記のよう
に1本目の芯12の後端にその後に続く2本目の芯12
の前端を当接した状態で、前記のようにノックカバー8
を押して後方の芯12を前進させれば、前方の芯12を
押して前進させることができる。従って、芯12は副チ
ャック44によって把持されている限り筆記は可能であ
る。又、図5に示すように主チャック20及び副チャッ
ク44を共に開いた状態にすれば、芯12の先端を軽く
押すことにより芯12を引込めることができる。
【0025】ノックカバー8の後端ノックを解除すると
スプリング33の力で芯ケース4が後退し、芯ケース4
のスリット16の後側の狭窄部17によって突起19が
押されるのでチャックケース18も後退し、主チャック
20も芯把持部21を開いた状態のまま後退する。チャ
ックケース18の溝26の前壁が摺動リング27の前端
に当接するまで後退したところでチャックケース18の
後退は止まり、それ以後は芯ケース4のみが後退してチ
ャックケース18の突起19が芯ケース4のスリット1
6の後側の狭窄部17を前方へ乗り越えると、芯ケース
4の小筒部15が主チャック20の後端から離れて、チ
ャックバネ24により主チャック20がチャックケース
18に対し後退して再び芯12を把持して元の状態に戻
る。
スプリング33の力で芯ケース4が後退し、芯ケース4
のスリット16の後側の狭窄部17によって突起19が
押されるのでチャックケース18も後退し、主チャック
20も芯把持部21を開いた状態のまま後退する。チャ
ックケース18の溝26の前壁が摺動リング27の前端
に当接するまで後退したところでチャックケース18の
後退は止まり、それ以後は芯ケース4のみが後退してチ
ャックケース18の突起19が芯ケース4のスリット1
6の後側の狭窄部17を前方へ乗り越えると、芯ケース
4の小筒部15が主チャック20の後端から離れて、チ
ャックバネ24により主チャック20がチャックケース
18に対し後退して再び芯12を把持して元の状態に戻
る。
【0026】又、上記第2実施例の作用は上記第1実施
例と略同一である。ただし、芯保持体46の代わりに、
ボール53を用いた芯保持装置50を用いることによっ
て、特に芯12を前進させる場合に上記第1実施例の芯
保持体46に比べて摩擦が小さくなって、より小さな力
で通過させることが可能となる。従って、触指操作体3
6及び主チャック20等を前進させるスプリング33の
力を小さく設定できる有利がある。
例と略同一である。ただし、芯保持体46の代わりに、
ボール53を用いた芯保持装置50を用いることによっ
て、特に芯12を前進させる場合に上記第1実施例の芯
保持体46に比べて摩擦が小さくなって、より小さな力
で通過させることが可能となる。従って、触指操作体3
6及び主チャック20等を前進させるスプリング33の
力を小さく設定できる有利がある。
【0027】
【考案の効果】本考案は上記の通りであり、指先の操作
で芯を繰り出しできる利便性があり、且つ口金の先端に
副チャックを備えたことによって芯を最後まで使用でき
て芯の無駄をなくすことができる効果がある。又、前記
従来例では、軸継手がスリ割りを設けたことにより変形
しやすくなって、繰出体の摺動不良や口金の弛みが生じ
る等の問題が起こりやすくなり、これら不都合を避ける
ために、実際上、金属製にしなければならなかったが、
本考案は上記のように、主チャックを収納したチャック
ケ−スと連動する係合筒を設けて、その係合筒に設けた
係止片に更に突部を設けて、この突部を口金の側面中間
箇所に設けた窓孔において触指操作体と接続するように
したので、口金には窓孔を設けるだけでよく従来例のス
リ割りを設けた軸継手のように不都合が生じるほど変形
しなくなる。従って、口金を含む殆どの主要部品を樹脂
成形することができるようになり、コストダウンによる
安価な製品の提供が可能となる。
で芯を繰り出しできる利便性があり、且つ口金の先端に
副チャックを備えたことによって芯を最後まで使用でき
て芯の無駄をなくすことができる効果がある。又、前記
従来例では、軸継手がスリ割りを設けたことにより変形
しやすくなって、繰出体の摺動不良や口金の弛みが生じ
る等の問題が起こりやすくなり、これら不都合を避ける
ために、実際上、金属製にしなければならなかったが、
本考案は上記のように、主チャックを収納したチャック
ケ−スと連動する係合筒を設けて、その係合筒に設けた
係止片に更に突部を設けて、この突部を口金の側面中間
箇所に設けた窓孔において触指操作体と接続するように
したので、口金には窓孔を設けるだけでよく従来例のス
リ割りを設けた軸継手のように不都合が生じるほど変形
しなくなる。従って、口金を含む殆どの主要部品を樹脂
成形することができるようになり、コストダウンによる
安価な製品の提供が可能となる。
【図1】筆記する状態の断面図である。
【図2】芯を繰り出すために触指操作体を後方へ引いた
状態の断面図である。
状態の断面図である。
【図3】後端ノックにより芯ケ−スの後側の狭窄部がチ
ャックケースの突起に当接した状態を示す断面図であ
る。
ャックケースの突起に当接した状態を示す断面図であ
る。
【図4】後端ノックにより副チャックを開いた状態の断
面図である。
面図である。
【図5】後端ノックにより副チャック及び主チャックを
開いた状態の断面図である。
開いた状態の断面図である。
【図6】後端ノックを解消して副チャックのみ閉じた状
態の縦断面図である。
態の縦断面図である。
【図7】後端ノックにより芯の繰り出しが完了した状態
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図8】触指操作体の斜視図である。
【図9】係合筒の斜視図である。
【図10】チャックケースの斜視図である。
【図11】他のチャックケースの斜視図である。
【図12】芯ケース前端部の斜視図である。
【図13】第2実施例の筆記する状態の断面図である。
【図14】第2実施例の芯保持装置の分解斜視図であ
る。
る。
1 軸筒 2 クリップ 3 口金 4 芯ケース 5 消ゴム 6 芯掃除ピン 7 消ゴム止具 8 ノックカバー 9 段部 10 スプリング 11 段部 12 芯 13 小孔 14 仕切壁 15 小筒部 16 スリット 17 狭窄部 18 チャックケース 19 突起 20 主チャック 21 芯把持部 22 凹部 23 ボール 24 チャックバネ 25 テーパ部 26 溝 27 摺動リング 28 突条 29 突条 30 係合筒 31 係止片 32 突部 33 スプリング 34 大径部 35 窓孔 36 触指操作体 37 周溝 38 グリップゴム 39 Oリング 40 係止孔 41 縦溝 42 リブ 43 先金 44 副チャック 45 受け筒 46 芯保持体 47 スプリング 48 段部 49 芯把持部 50 芯保持装置 51 テーパ部 52 ボールガイド 53 ボール 54 押しリング 55 スプリング
Claims (2)
- 【請求項1】 芯12を固定して前進するが芯12に対
し滑りながら後退可能な主チャック20と、主チャック
20を収容して前後動可能なチャックケース18と、側
面中間箇所に窓孔35を設けて軸筒1の前端に接続する
口金3と、口金3の前端に装着されて芯12を前方へ容
易に通過させるが筆記圧に耐え得る芯固定力を備えた副
チャック44と、主チャック20と副チャック44の間
に配されて一定の力で芯12の後退を規制する芯保持体
46と、チャックケース18と連動して前後動可能で口
金3の窓孔35から貫出する突部32を設けた係合筒3
0と、口金3の外周に前後動可能に配されて係合筒30
の突部32と係合することにより係合筒30を介してチ
ャックケース18と連動する触指操作体36とを具えた
ことを特徴とする触指繰出式シャープペンシル。 - 【請求項2】 請求項1記載の触指繰出式シャープペン
シルにおいて、芯保持体46の代わりに、ボール53を
備えて芯12が後退するときはボール53が中心側へ寄
って一定の力で芯12を固定するが芯12が前進すると
きはボール53が外側へ寄って芯12の通過を自由とす
る芯保持装置50を設けたことを特徴とする触指繰出式
シャープペンシル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992092144U JP2575317Y2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 触指繰出式シャープペンシル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992092144U JP2575317Y2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 触指繰出式シャープペンシル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0650889U JPH0650889U (ja) | 1994-07-12 |
| JP2575317Y2 true JP2575317Y2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=14046246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992092144U Expired - Lifetime JP2575317Y2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 触指繰出式シャープペンシル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2575317Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7752847B2 (ja) * | 2021-05-14 | 2025-10-14 | ミクロ株式会社 | 芯折れ防止機構付きシャープペンシル |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP1992092144U patent/JP2575317Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0650889U (ja) | 1994-07-12 |
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| JP2561058Y2 (ja) | 触指繰り出し式シャープペンシル |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980210 |