JP2575304B2 - 熱転写印刷ヘツド用発熱体駆動装置 - Google Patents
熱転写印刷ヘツド用発熱体駆動装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、熱転写印刷ヘツド用発熱体の駆動装置に
関し、いわゆるグループラインが受像紙上に現われない
ようにした新規な発熱体駆動装置に関する。
関し、いわゆるグループラインが受像紙上に現われない
ようにした新規な発熱体駆動装置に関する。
第5図により、従来の熱転写印刷ヘツドの発熱体駆動
装置の一例を説明する。同図において、数字50は一列に
配列された多数(図では512個)の熱転写印刷ヘツド用
発熱体で、一端は一定電圧Vsの電源に、他端はゲート51
の出力にそれぞれ接続されている。これら発熱体は128
個ずつの4つのグループI〜IVに分けられ、各グループ
内の発熱体に接続されたゲートの一方の入力には、当該
グループを動作可能化するエネーブル信号EN I〜EN IV
が供給される。各ゲートの他方の入力はラツチ52のそれ
ぞれ対応する段に接続され、ラツチ52の各段はシフト・
レジスタ53のそれぞれ対応する段に接続される。
装置の一例を説明する。同図において、数字50は一列に
配列された多数(図では512個)の熱転写印刷ヘツド用
発熱体で、一端は一定電圧Vsの電源に、他端はゲート51
の出力にそれぞれ接続されている。これら発熱体は128
個ずつの4つのグループI〜IVに分けられ、各グループ
内の発熱体に接続されたゲートの一方の入力には、当該
グループを動作可能化するエネーブル信号EN I〜EN IV
が供給される。各ゲートの他方の入力はラツチ52のそれ
ぞれ対応する段に接続され、ラツチ52の各段はシフト・
レジスタ53のそれぞれ対応する段に接続される。
写真、文書、絵等の複写対象を走査して得られた画像
信号はデイジタル・イメージとしてメモリ54に記憶され
る。一列に配列された発熱体によつて一時に一つの列が
受像紙にプリントされるので、メモリ54の一つの列に
は、発熱体によつてプリントされる受像紙上の濃度階調
に対応した2進の画像データが記憶される。つまり、受
像紙へ転写されるインキの量は発熱体の温度が高いほど
増すので、例えば128段階の濃度階調を得ようとする場
合、一つの列をプリントするときに各発熱体を最大で12
8回駆動できる形で、画像データがメモリ54に記憶され
る。したがつて、一つの列をプリントするとき、メモリ
54からインターフエースへ2進データが128回送られる
ことになる。即ち、その第1回目ではインターフエース
55はクロツク信号をシフト・レジスタ53に与えると共
に、メモリ54から送られてきた2進データをシフト・レ
ジスタ53の各段に「1」又は「0」として記憶させ、記
憶完了後にラツチ信号をラツチ52に与えて、シフト・レ
ジスタ53の各段に記憶された「1」又は「0」をラツチ
52の各段に記憶させる。
信号はデイジタル・イメージとしてメモリ54に記憶され
る。一列に配列された発熱体によつて一時に一つの列が
受像紙にプリントされるので、メモリ54の一つの列に
は、発熱体によつてプリントされる受像紙上の濃度階調
に対応した2進の画像データが記憶される。つまり、受
像紙へ転写されるインキの量は発熱体の温度が高いほど
増すので、例えば128段階の濃度階調を得ようとする場
合、一つの列をプリントするときに各発熱体を最大で12
8回駆動できる形で、画像データがメモリ54に記憶され
る。したがつて、一つの列をプリントするとき、メモリ
54からインターフエースへ2進データが128回送られる
ことになる。即ち、その第1回目ではインターフエース
55はクロツク信号をシフト・レジスタ53に与えると共
に、メモリ54から送られてきた2進データをシフト・レ
ジスタ53の各段に「1」又は「0」として記憶させ、記
憶完了後にラツチ信号をラツチ52に与えて、シフト・レ
ジスタ53の各段に記憶された「1」又は「0」をラツチ
52の各段に記憶させる。
そこで、インターフエース55はまずエネーブル信号EN
Iを発生してグループI内のゲートの一方の入力に
「1」を与える。すると、ラツチ52の「1」を記憶した
段に対応したゲートが開くので、こうした段に対応した
発熱体には電流が流れ、「0」を記憶した段に対応した
発熱体には電流が流れない。こうして第1回目の駆動が
終了する。インターフェース55はグループI内の発熱体
が選択的に駆動されている期間にシフト・レジスタ53に
第2回目の駆動用の2進データを書き込んでおくので、
同様に第2回目の駆動が行われ、以下第128回まで発熱
体の選択的な駆動が行われてグループIの印刷が終了す
る。次にインターフエース55はエネーブル信号EN Iを消
勢してエネーブル信号EN IIを発生し、グループ1の場
合と同様にしてグループII内の発熱体を選択的に128回
駆動する。以下同様にエネーブル信号EN III、エネーブ
ル信号EN IVがインターフエース55から順に発生されて
グループIII、グループIV内の発熱体に対する駆動が順
に行われ、一つのラインの印刷が完了する。
Iを発生してグループI内のゲートの一方の入力に
「1」を与える。すると、ラツチ52の「1」を記憶した
段に対応したゲートが開くので、こうした段に対応した
発熱体には電流が流れ、「0」を記憶した段に対応した
発熱体には電流が流れない。こうして第1回目の駆動が
終了する。インターフェース55はグループI内の発熱体
が選択的に駆動されている期間にシフト・レジスタ53に
第2回目の駆動用の2進データを書き込んでおくので、
同様に第2回目の駆動が行われ、以下第128回まで発熱
体の選択的な駆動が行われてグループIの印刷が終了す
る。次にインターフエース55はエネーブル信号EN Iを消
勢してエネーブル信号EN IIを発生し、グループ1の場
合と同様にしてグループII内の発熱体を選択的に128回
駆動する。以下同様にエネーブル信号EN III、エネーブ
ル信号EN IVがインターフエース55から順に発生されて
グループIII、グループIV内の発熱体に対する駆動が順
に行われ、一つのラインの印刷が完了する。
以上のように、従来は、熱転写印刷ヘツドの電流容量
を減少させるために発熱体をいくつかのグループに分
け、各グループ毎に発熱体を駆動するように制御してい
た。したがつて、駆動されているグループの発熱体のう
ち、グループの一番端にある発熱体は、それに隣接する
駆動されていないグループの発熱体に熱を奪われてしま
うので、各グループの端にある発熱体の発熱量は低くな
る。このために、この発熱体によつてプリントされた個
所は濃度が低くなつて、受像紙上に線(いわゆるグルー
プライン)が現われ、非常に見苦しい。
を減少させるために発熱体をいくつかのグループに分
け、各グループ毎に発熱体を駆動するように制御してい
た。したがつて、駆動されているグループの発熱体のう
ち、グループの一番端にある発熱体は、それに隣接する
駆動されていないグループの発熱体に熱を奪われてしま
うので、各グループの端にある発熱体の発熱量は低くな
る。このために、この発熱体によつてプリントされた個
所は濃度が低くなつて、受像紙上に線(いわゆるグルー
プライン)が現われ、非常に見苦しい。
このグループラインの出現を避けるには、全ての発熱
体を同時に駆動すればよいのであるが、これでは電源の
容量を大きくしなければならなくなる。
体を同時に駆動すればよいのであるが、これでは電源の
容量を大きくしなければならなくなる。
そこで、この発明は、電源に負担をかけず、しかもグ
ループラインが受像紙上に現われないにようにした駆動
装置を提供することを目的とする。
ループラインが受像紙上に現われないにようにした駆動
装置を提供することを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するために、 N個の発熱体のそれぞれに対応する記憶場所を有し、
該記憶場所のそれぞれに、一つのラインを印刷する際に
それに対応する発熱体を多くともa回駆動しうる濃度階
調データを記憶するデータ・レジスタと、 最大でl個(但しN/lは2以上の整数)の記憶場所を
含みうる範囲を該データ・レジスタに設定して該範囲内
の記憶場所のそれぞれに記憶されているデータが該範囲
の設定毎にa/l回(但しa/lは整数)読出されるように前
記データ・レジスタを制御すると共に、一つのラインの
印刷の際に前記記憶場所の各々のデータをa回読出すべ
く、該a/l回の読み出しが終了する毎に該範囲を1記憶
場所ずつ変化させる読出し制御部と、 前記記憶場所から読み出されたデータのそれぞれにつ
いて、該データが0でなければ該データと1との差を、
0であれば0を出力する演算を行う演算部と、 該演算部から出力された各データの演算結果をそれぞ
れのデータの元の記憶場所に格納するように前記データ
・レジスタへの書込みを制御すると共に、前記一つのラ
インの次のラインの印刷を行うための前記濃度階調デー
タの前記データ・レジスタへの書込みを制御する書込み
制御部と、 前記データ・レジスタの記憶場所とそれぞれ対応する
段を有し、前記演算部から0が出力されたデータが読み
出された記憶場所に対応する段とそれ以外の段とで記憶
内容が異なるようになされた出力レジスタと、 該出力レジスタの各段の内容に従つて前記発熱体を選
択的に駆動するための駆動部と、 を具備することを特徴とする。
該記憶場所のそれぞれに、一つのラインを印刷する際に
それに対応する発熱体を多くともa回駆動しうる濃度階
調データを記憶するデータ・レジスタと、 最大でl個(但しN/lは2以上の整数)の記憶場所を
含みうる範囲を該データ・レジスタに設定して該範囲内
の記憶場所のそれぞれに記憶されているデータが該範囲
の設定毎にa/l回(但しa/lは整数)読出されるように前
記データ・レジスタを制御すると共に、一つのラインの
印刷の際に前記記憶場所の各々のデータをa回読出すべ
く、該a/l回の読み出しが終了する毎に該範囲を1記憶
場所ずつ変化させる読出し制御部と、 前記記憶場所から読み出されたデータのそれぞれにつ
いて、該データが0でなければ該データと1との差を、
0であれば0を出力する演算を行う演算部と、 該演算部から出力された各データの演算結果をそれぞ
れのデータの元の記憶場所に格納するように前記データ
・レジスタへの書込みを制御すると共に、前記一つのラ
インの次のラインの印刷を行うための前記濃度階調デー
タの前記データ・レジスタへの書込みを制御する書込み
制御部と、 前記データ・レジスタの記憶場所とそれぞれ対応する
段を有し、前記演算部から0が出力されたデータが読み
出された記憶場所に対応する段とそれ以外の段とで記憶
内容が異なるようになされた出力レジスタと、 該出力レジスタの各段の内容に従つて前記発熱体を選
択的に駆動するための駆動部と、 を具備することを特徴とする。
第1図〜第4図を用いて、この発明による発熱体の駆
動方式及びそのための具体的回路構成を説明する。
動方式及びそのための具体的回路構成を説明する。
第1図において、50〜53はそれぞれ発熱体、ゲート、
ラツチ、シフト・レジスタであり、第5図に示されたも
のと同じものである。複写対象を順にライン走査して得
られた画像信号はデイジタル化されてイメージ・メモリ
1に書き込まれる。書き込み場所の指定はアドレス・コ
ントローラ2によつて行われる。イメージ・メモリ1に
書き込まれるデータは、各走査線上のそれぞれの画素の
濃度階調に対応したデジタル信号である。こうした濃度
階調を表わすデイジタル信号は1ライン走査分ごとにイ
メージ・メモリ1から順次読み出され、書込み制御部3
を介して、発熱体50と同数の記憶場所を有する画素デー
タ・レジスタ4に書き込まれる。つまり、各記憶場所に
は、それに対応する発熱体によつて行われる印刷の濃度
階調を表わすデータが記憶されることになる。
ラツチ、シフト・レジスタであり、第5図に示されたも
のと同じものである。複写対象を順にライン走査して得
られた画像信号はデイジタル化されてイメージ・メモリ
1に書き込まれる。書き込み場所の指定はアドレス・コ
ントローラ2によつて行われる。イメージ・メモリ1に
書き込まれるデータは、各走査線上のそれぞれの画素の
濃度階調に対応したデジタル信号である。こうした濃度
階調を表わすデイジタル信号は1ライン走査分ごとにイ
メージ・メモリ1から順次読み出され、書込み制御部3
を介して、発熱体50と同数の記憶場所を有する画素デー
タ・レジスタ4に書き込まれる。つまり、各記憶場所に
は、それに対応する発熱体によつて行われる印刷の濃度
階調を表わすデータが記憶されることになる。
画素データ・レジスタ4は演算回路6に接続され、演
算回路6は読出し制御部5の制御によつてデータ・レジ
スタ4から読出されたデータに対して後述の演算を行
う。演算結果はそれぞれ書込み制御部3を介して画素デ
ータ・レジスタ4の元の記憶場所へ格納される。発熱体
の同数の段を有する出力レジスタ7にはデータ・レジス
タ4から読み出した内容により0あるいは1が書込まれ
る。この場合、読出し制御部5によつて制御されて、ア
ドレス指定部8は出力レジスタ7の段とデータ・レジス
タ4の記憶場所とが一対一に対応するようにアドレス指
定する。
算回路6は読出し制御部5の制御によつてデータ・レジ
スタ4から読出されたデータに対して後述の演算を行
う。演算結果はそれぞれ書込み制御部3を介して画素デ
ータ・レジスタ4の元の記憶場所へ格納される。発熱体
の同数の段を有する出力レジスタ7にはデータ・レジス
タ4から読み出した内容により0あるいは1が書込まれ
る。この場合、読出し制御部5によつて制御されて、ア
ドレス指定部8は出力レジスタ7の段とデータ・レジス
タ4の記憶場所とが一対一に対応するようにアドレス指
定する。
ここで、画素データ・レジスタ4、演算回路6、出力
レジスタ7、シフト・レジスタ53の動作を、濃度階調が
128段階、発熱体の個数が512個である場合を例にとつて
第2図により説明する。第2図(a)は初期状態、即ち
各記憶場所に濃度階調データが書込まれた画素データ・
レジスタ4及び全ゼロ状態の出力レジスタ7を示してい
る。(なお以下の説明では、データ・レジスタ4に格納
されるデータ及び演算回路6での演算は便宜的に10進数
が用いられ、一方、出力レジスタ7の内容など2進数で
あるものは「」で示される。)例えば、データ・レジス
タ4の記憶場所0のデータ127は、これに対応する発熱
体が1ラインの印刷に際して127回駆動されることを意
味する。
レジスタ7、シフト・レジスタ53の動作を、濃度階調が
128段階、発熱体の個数が512個である場合を例にとつて
第2図により説明する。第2図(a)は初期状態、即ち
各記憶場所に濃度階調データが書込まれた画素データ・
レジスタ4及び全ゼロ状態の出力レジスタ7を示してい
る。(なお以下の説明では、データ・レジスタ4に格納
されるデータ及び演算回路6での演算は便宜的に10進数
が用いられ、一方、出力レジスタ7の内容など2進数で
あるものは「」で示される。)例えば、データ・レジス
タ4の記憶場所0のデータ127は、これに対応する発熱
体が1ラインの印刷に際して127回駆動されることを意
味する。
こうした状態から、まず読出し制御部5によりレジス
タ4の記憶場所0のデータ127が読出される。演算回路
6は、データ・レジスタ4から入力されたデータのう
ち、0でないデータに対しては1の減算を行つてその減
算結果を書込み制御部3へ出力し、0のデータに対して
は0を出力する。こうした各データ毎の演算結果は書込
み制御部3を介してデータ・レジスタ4の元の記憶場所
に格納される。同時に、出力レジスタ7においては、読
出し制御部5及びアドレス指定部8の作用の下で、前記
の演算の前、読み出された結果が0であるデータの記憶
場所に対応する段には「0」が、その他の段には「1」
が書込まれる。したがつて、第1回目にはデータ・レジ
スタ4からデータ127が演算回路6へ入力されるから、
減算結果126がデータ・レジスタ4の記憶場所0に格納
され、出力レジスタ7の第0段に「1」が書込まれる。
以上の処理が終了したときのデータ・レジスタ4と出力
レジスタ7との状態が第2図(b)に示されている。こ
の出力レジスタ7の内容はシフト・レジスタ53へ送られ
て第0段の発熱体の駆動が行われる。発熱体の駆動が行
われている間に出力レジスタ7はクリヤされる。
タ4の記憶場所0のデータ127が読出される。演算回路
6は、データ・レジスタ4から入力されたデータのう
ち、0でないデータに対しては1の減算を行つてその減
算結果を書込み制御部3へ出力し、0のデータに対して
は0を出力する。こうした各データ毎の演算結果は書込
み制御部3を介してデータ・レジスタ4の元の記憶場所
に格納される。同時に、出力レジスタ7においては、読
出し制御部5及びアドレス指定部8の作用の下で、前記
の演算の前、読み出された結果が0であるデータの記憶
場所に対応する段には「0」が、その他の段には「1」
が書込まれる。したがつて、第1回目にはデータ・レジ
スタ4からデータ127が演算回路6へ入力されるから、
減算結果126がデータ・レジスタ4の記憶場所0に格納
され、出力レジスタ7の第0段に「1」が書込まれる。
以上の処理が終了したときのデータ・レジスタ4と出力
レジスタ7との状態が第2図(b)に示されている。こ
の出力レジスタ7の内容はシフト・レジスタ53へ送られ
て第0段の発熱体の駆動が行われる。発熱体の駆動が行
われている間に出力レジスタ7はクリヤされる。
次の回では、データ・レジスタ4の記憶場所0及び1
に現在格納されているデータである126と128とが読出し
制御部5によつて読出される。そこで演算回路6は12
6、128からそれぞれ1を差引いて125、127を出力するの
で、データ・レジスタ4の記憶場所0には125が、記憶
場所1には127が格納されると共に、出力レジスタ7の
第0段及び第1段に「1」が格納され〔第2図
(c)〕、したがつて、第0段及び第1段の発熱体が駆
動される。
に現在格納されているデータである126と128とが読出し
制御部5によつて読出される。そこで演算回路6は12
6、128からそれぞれ1を差引いて125、127を出力するの
で、データ・レジスタ4の記憶場所0には125が、記憶
場所1には127が格納されると共に、出力レジスタ7の
第0段及び第1段に「1」が格納され〔第2図
(c)〕、したがつて、第0段及び第1段の発熱体が駆
動される。
以後、読出し制御部5によつてデータ・レジスタ4か
らデータが読出される記憶場所の範囲は、0から2ま
で、0から3まで、0から4まで、………と各回毎に記
憶場所を1つずつ増やすように拡大される。換言すれ
ば、発熱体を駆動することができる範囲が、第0段の発
熱体を基準として各回毎に1発熱体ずつ増えるように一
方向に拡大される。こうして、該範囲を含まれる記憶場
所に現在格納されているデータ、即ち前回の演算結果を
読出して各データ毎に前述の演算を行い、その演算結果
をデータ・レジスタ4の元の記憶場所へ格納する一方、
演算結果に応じて「1」又は「0」を出力レジスタ7の
対応する段に書込む。
らデータが読出される記憶場所の範囲は、0から2ま
で、0から3まで、0から4まで、………と各回毎に記
憶場所を1つずつ増やすように拡大される。換言すれ
ば、発熱体を駆動することができる範囲が、第0段の発
熱体を基準として各回毎に1発熱体ずつ増えるように一
方向に拡大される。こうして、該範囲を含まれる記憶場
所に現在格納されているデータ、即ち前回の演算結果を
読出して各データ毎に前述の演算を行い、その演算結果
をデータ・レジスタ4の元の記憶場所へ格納する一方、
演算結果に応じて「1」又は「0」を出力レジスタ7の
対応する段に書込む。
データ・レジスタ4の記憶場所0〜126までのデータ
が読出される第127回目のデータ読出しの場合、記憶場
所0のデータから1を引いた結果は0となり、記憶場所
126のデータ80は初めて1だけ減算されて、減算結果で
ある79がレジスタ4の元の記憶場所126に格納され、出
力レジスタの第0段には「0」が、第126段には「1」
が書込まれる〔第2図(d)〕。第128回目では、デー
タ・レジスタ4の記憶場所0〜127までに記憶されてい
るデータ即ち第2図(d)における第0〜127段のデー
タが読出される。演算回路6での演算の後のデータ・レ
ジスタ4及び出力レジスタ7の状態は第2図(e)に示
すとおりとなる。第128回目のデータ・レジスタ4から
の読出しが終了した時点で、記憶場所0のデータは128
回、記憶場所1のデータは127回、記憶場所2のデータ
は126回、………、記憶場所126のデータは2回、記憶場
所127のデータは1回、それぞれデータ・レジスタ4か
ら読出され、演算が行われたことになる。ここで初めて
出力レジスタの第0段には「0」が入る。
が読出される第127回目のデータ読出しの場合、記憶場
所0のデータから1を引いた結果は0となり、記憶場所
126のデータ80は初めて1だけ減算されて、減算結果で
ある79がレジスタ4の元の記憶場所126に格納され、出
力レジスタの第0段には「0」が、第126段には「1」
が書込まれる〔第2図(d)〕。第128回目では、デー
タ・レジスタ4の記憶場所0〜127までに記憶されてい
るデータ即ち第2図(d)における第0〜127段のデー
タが読出される。演算回路6での演算の後のデータ・レ
ジスタ4及び出力レジスタ7の状態は第2図(e)に示
すとおりとなる。第128回目のデータ・レジスタ4から
の読出しが終了した時点で、記憶場所0のデータは128
回、記憶場所1のデータは127回、記憶場所2のデータ
は126回、………、記憶場所126のデータは2回、記憶場
所127のデータは1回、それぞれデータ・レジスタ4か
ら読出され、演算が行われたことになる。ここで初めて
出力レジスタの第0段には「0」が入る。
第129回目の読出しは画素データ・レジスタ4の記憶
場所1〜128のデータについて行われ、これまで述べた
のと同様に演算回路6によつて演算処理されて、各演算
結果がデータ・レジスタ4の元の場所に格納されると共
に、出力レジスタ7の各段には「1」又は「0」が書込
まれる〔第2図(f)〕。以後、第512回目のデータ読
出しまで、画素データ・レジスタ4からは常に128個の
記憶場所のデータが読出されるが、読出される記憶場所
の範囲は1回毎に2〜129、3〜130、4〜131、……、3
83〜510、384〜511と、右へ1記憶場所ずつ移動する。
更らに、第513回目以後は、データ・レジスタ4から読
出される範囲は各回毎に1記憶場所ずつ記憶場所511へ
向つて減少し、最後の第639回目には右端の記憶場所511
のデータのみが読出され演算される。
場所1〜128のデータについて行われ、これまで述べた
のと同様に演算回路6によつて演算処理されて、各演算
結果がデータ・レジスタ4の元の場所に格納されると共
に、出力レジスタ7の各段には「1」又は「0」が書込
まれる〔第2図(f)〕。以後、第512回目のデータ読
出しまで、画素データ・レジスタ4からは常に128個の
記憶場所のデータが読出されるが、読出される記憶場所
の範囲は1回毎に2〜129、3〜130、4〜131、……、3
83〜510、384〜511と、右へ1記憶場所ずつ移動する。
更らに、第513回目以後は、データ・レジスタ4から読
出される範囲は各回毎に1記憶場所ずつ記憶場所511へ
向つて減少し、最後の第639回目には右端の記憶場所511
のデータのみが読出され演算される。
以上の説明から明らかなように、画素データ・レジス
タ4の各段に記憶された1つのライン分の濃度階調デー
タが読出される範囲は、左端の記憶場所を基準として前
回読出した範囲を1記憶場所ずつ増やす形で一方向に拡
大されていき、最大の範囲まで拡がつた後はその最大の
範囲を或る回数の読出しの間維持し、その後は右端の記
憶場所511へ向かつて1段ずつ縮小される。概念的に
は、画素データ・レジスタ4と出力レジスタ7との間に
シヤツターが置かれ、このシヤツターが、最初は左端か
ら徐々に開いていき、全開になつたところで一定時間に
わたつて全開状態を保ちながら右へ移動し、その後右端
へ向つて徐々に閉じていく、という動作を行うことによ
つて、該シヤツタが開いている範囲内のレジスタ4のデ
ータが読出される、と考えることができる。
タ4の各段に記憶された1つのライン分の濃度階調デー
タが読出される範囲は、左端の記憶場所を基準として前
回読出した範囲を1記憶場所ずつ増やす形で一方向に拡
大されていき、最大の範囲まで拡がつた後はその最大の
範囲を或る回数の読出しの間維持し、その後は右端の記
憶場所511へ向かつて1段ずつ縮小される。概念的に
は、画素データ・レジスタ4と出力レジスタ7との間に
シヤツターが置かれ、このシヤツターが、最初は左端か
ら徐々に開いていき、全開になつたところで一定時間に
わたつて全開状態を保ちながら右へ移動し、その後右端
へ向つて徐々に閉じていく、という動作を行うことによ
つて、該シヤツタが開いている範囲内のレジスタ4のデ
ータが読出される、と考えることができる。
画素データ・レジスタ内の1ライン分の濃度階調デー
タについて前記の処理が終了すると、次のラインの濃度
階調データがイメージ・メモリ1から画素データ・レジ
スタ4へ転送され、前記と同様の処理が行われる。
タについて前記の処理が終了すると、次のラインの濃度
階調データがイメージ・メモリ1から画素データ・レジ
スタ4へ転送され、前記と同様の処理が行われる。
以上の説明においては、発熱体の個数(N)を512
個、濃度階調(a)を128段階とし、データ・レジスタ
4から一時にデータを読出しうる記憶場所の個数即ち、
発熱体を一時に駆動しうる範囲の最大値(l)を128と
した。しかしながら、Nとlとはl/Nが熱転写ヘツドの
デユーテイ比より低く且つN/lが整数となるように設定
すればよく、しかも、kを正の整数としたときにa=kl
が成立すればよい。前述の実施例においてはk=1、a
=l=128としたが、例えば、k=2、l=128、a=25
6の場合には、画素データ・レジスタ4からのデータの
読出しを2回行う毎に、レジスタ4からデータが読出さ
れる範囲を1記憶場所ずつ変化させればよい。
個、濃度階調(a)を128段階とし、データ・レジスタ
4から一時にデータを読出しうる記憶場所の個数即ち、
発熱体を一時に駆動しうる範囲の最大値(l)を128と
した。しかしながら、Nとlとはl/Nが熱転写ヘツドの
デユーテイ比より低く且つN/lが整数となるように設定
すればよく、しかも、kを正の整数としたときにa=kl
が成立すればよい。前述の実施例においてはk=1、a
=l=128としたが、例えば、k=2、l=128、a=25
6の場合には、画素データ・レジスタ4からのデータの
読出しを2回行う毎に、レジスタ4からデータが読出さ
れる範囲を1記憶場所ずつ変化させればよい。
第1図に示した実施例の場合、出力レジスタ7の内容
は直列にシフト・レジスタ53へ書込まれるため、シフト
・レジスタ53の内容に応じて発熱体が1回駆動される度
に、シフト・レジスタ53内のデータを全て入れ直さなけ
ればならない。そこで、ロード時間を短縮するために、
第3図のように構成することができる。同図は、データ
操作ユニツトによつて必要個所にのみデータを送るよう
にしたもので、第1図の出力レジスタ7からのデータが
データ操作ユニツト9のデータ入力IDへ供給される。一
方、第5図と同様の多数配列された発熱体50は複数個の
グループに分けられ、それぞれのグループ内の発熱体を
駆動するために各グループに対応して駆動ユニツトが設
けられる。第3図では、発熱体50は第1図と同様に512
個あり、これを8つのグループに分けて8個の駆動ユニ
ツト101〜108によりそれぞれ64個の発熱体の駆動を分担
させるようにしている。画素データ・レジスタ4のどの
範囲からデータが読出されているか応じて、データ操作
ユニツト9の選択入力ISへ印加される3ビツトの選択信
号によつて駆動ユニツト101〜108のうちの必要な駆動ユ
ニツトが選択される。それぞれの駆動ユニツトは全て同
じ構成をしており、第5図と同様にシフト・レジスタ、
ラツチ及びゲートによつて64個の発熱体を選択的に駆動
できるように回路構成されている。
は直列にシフト・レジスタ53へ書込まれるため、シフト
・レジスタ53の内容に応じて発熱体が1回駆動される度
に、シフト・レジスタ53内のデータを全て入れ直さなけ
ればならない。そこで、ロード時間を短縮するために、
第3図のように構成することができる。同図は、データ
操作ユニツトによつて必要個所にのみデータを送るよう
にしたもので、第1図の出力レジスタ7からのデータが
データ操作ユニツト9のデータ入力IDへ供給される。一
方、第5図と同様の多数配列された発熱体50は複数個の
グループに分けられ、それぞれのグループ内の発熱体を
駆動するために各グループに対応して駆動ユニツトが設
けられる。第3図では、発熱体50は第1図と同様に512
個あり、これを8つのグループに分けて8個の駆動ユニ
ツト101〜108によりそれぞれ64個の発熱体の駆動を分担
させるようにしている。画素データ・レジスタ4のどの
範囲からデータが読出されているか応じて、データ操作
ユニツト9の選択入力ISへ印加される3ビツトの選択信
号によつて駆動ユニツト101〜108のうちの必要な駆動ユ
ニツトが選択される。それぞれの駆動ユニツトは全て同
じ構成をしており、第5図と同様にシフト・レジスタ、
ラツチ及びゲートによつて64個の発熱体を選択的に駆動
できるように回路構成されている。
前述のように、第3図の駆動ユニツト101〜108はシフ
ト・レジスタ、ラツチ、ゲートを用いた構成になつてい
るが、これら駆動ユニツトのそれぞれを第4図のように
構成しても、データをロードするのに要する時間を短縮
することができる。同図において、11はアドレス・デコ
ーダで、6ビツトのアドレス信号A0〜A5が入力される。
アドレス・デコーダ11は入力されたアドレス信号に応じ
て出力を64ビツトのメモリ・アレー12に与える。これに
より、メモリ・アレー12に書込み指令信号▲▼が与
えられると、メモリ・アレー12の所定の位置にデータ操
作ユニツト9(第3図)からのデータが書込まれる。メ
モリ・アレー12に読出し指令信号▲が与えられる
と、メモリ・アレー12内のデータは読出され、データが
「1」であるか、「0」であるかに応じて、それぞれド
ライバ13によつて発熱体50が駆動される。
ト・レジスタ、ラツチ、ゲートを用いた構成になつてい
るが、これら駆動ユニツトのそれぞれを第4図のように
構成しても、データをロードするのに要する時間を短縮
することができる。同図において、11はアドレス・デコ
ーダで、6ビツトのアドレス信号A0〜A5が入力される。
アドレス・デコーダ11は入力されたアドレス信号に応じ
て出力を64ビツトのメモリ・アレー12に与える。これに
より、メモリ・アレー12に書込み指令信号▲▼が与
えられると、メモリ・アレー12の所定の位置にデータ操
作ユニツト9(第3図)からのデータが書込まれる。メ
モリ・アレー12に読出し指令信号▲が与えられる
と、メモリ・アレー12内のデータは読出され、データが
「1」であるか、「0」であるかに応じて、それぞれド
ライバ13によつて発熱体50が駆動される。
以上、実施例について詳細に説明したように、この発
明においては、N個の発熱体のそれぞれを多くともa回
駆動して一つのラインをa段階の濃度階調で印刷すべ
く、発熱体を駆動しうる範囲を変化させるようにしたの
で、従来の駆動装置の場合のように特定の発熱体がグル
ープの端になつてしまうということがない。したがつ
て、いわゆるグループ・ラインを完全に除去することが
できる。そのうえ、配列された発熱体のうちの一部分の
みを駆動することとしているので、駆動用の電源は容量
の小さいものでよい。ヘツドのデユーテイ比を25%とす
ると、同時駆動に比べて電源は1/4の容量でよいことに
なる。
明においては、N個の発熱体のそれぞれを多くともa回
駆動して一つのラインをa段階の濃度階調で印刷すべ
く、発熱体を駆動しうる範囲を変化させるようにしたの
で、従来の駆動装置の場合のように特定の発熱体がグル
ープの端になつてしまうということがない。したがつ
て、いわゆるグループ・ラインを完全に除去することが
できる。そのうえ、配列された発熱体のうちの一部分の
みを駆動することとしているので、駆動用の電源は容量
の小さいものでよい。ヘツドのデユーテイ比を25%とす
ると、同時駆動に比べて電源は1/4の容量でよいことに
なる。
第1図は、この発明による発熱体駆動装置の一実施例の
回路構成を示すブロツク図である。 第2図は、第1図における発熱体駆動装置の動作を説明
するための図である。 第3図は、第1図における発熱体駆動装置の変形例を説
明するための図である。 第4図は、第1図における発熱体駆動装置の別の変形例
を説明するための図である。 第5図は、従来の発熱体駆動装置の一例を示す図であ
る。 図において 1……イメージ・メモリ、3……書込み制御部、4……
画素データ・レジスタ、5……読出し制御部、6……演
算回路、7……出力レジスタ、9……データ操作ユニツ
ト、101〜108……駆動ユニツト、11……アドレス・デコ
ーダ、12……メモリアレー、13……ドライバ。
回路構成を示すブロツク図である。 第2図は、第1図における発熱体駆動装置の動作を説明
するための図である。 第3図は、第1図における発熱体駆動装置の変形例を説
明するための図である。 第4図は、第1図における発熱体駆動装置の別の変形例
を説明するための図である。 第5図は、従来の発熱体駆動装置の一例を示す図であ
る。 図において 1……イメージ・メモリ、3……書込み制御部、4……
画素データ・レジスタ、5……読出し制御部、6……演
算回路、7……出力レジスタ、9……データ操作ユニツ
ト、101〜108……駆動ユニツト、11……アドレス・デコ
ーダ、12……メモリアレー、13……ドライバ。
Claims (6)
- 【請求項1】N個の発熱体のそれぞれを多くともa回駆
動して一つのラインをa段段の濃度階調で印刷する熱転
写印刷ヘツド用発熱体駆動装置において、 前記N個の発熱体のそれぞれに対応する記憶場所を有
し、該記憶場所のそれぞれに、一つのラインを印刷する
際にそれに対応する発熱体を多くともa回駆動しうる濃
度階調データを記憶するデータ・レジスタと、 最大でl個(但しN/lは2以上の整数)の記憶場所を含
みうる範囲を該データ・レジスタに設定して該範囲内の
記憶場所のそれぞれに記憶されているデータが該範囲の
設定毎にa/l回(但しa/lは整数)読出されるように前記
データ・レジスタを制御すると共に、一つのラインの印
刷の際に前記記憶場所の各々のデータをa回読出すべ
く、該a/l回の読み出しが終了する毎に前記範囲を1記
憶場所ずつ変化させる読出し制御部と、 前記記憶場所から読み出されたデータのそれぞれについ
て、該データが0でなければ該データと1との差を、0
であれば0を出力する演算を行う演算部と、 該演算部から出力された各データの演算結果をそれぞれ
のデータの元の記憶場所に格納するように前記データ・
レジスタへの書込みを制御すると共に、前記一つのライ
ンの次のラインの印刷を行うための前記濃度階調データ
の前記データ・レジスタへの書込みを制御する書込み制
御部と、 前記データ・レジスタの記憶場所とそれぞれ対応する段
を有し、前記演算部から0が出力されたデータの読み出
された記憶場所に対応する段とそれ以外の段とで記憶内
容が異なるようになされた出力レジスタと、 該出力レジスタの各段の内容に従つて前記発熱体を選択
的に駆動する駆動部と、 を具備することを特徴とする発熱体駆動装置。 - 【請求項2】前記範囲が、前記のN個の記憶場所の中に
設定された基準記憶場所を該範囲の一端として一方向へ
1記憶場所ずつ拡大され、該範囲がl個の記憶場所を含
むに到るとその巾のままで前記一方向へ1記憶場所ずつ
移動され、l個の記憶場所を含む該範囲の移動方向にお
ける先端が前記基準記憶場所の前記一方向とは逆の方向
における隣りの記憶場所に到達した後は該隣りの記憶場
所へ向つて1記憶場所ずつ縮小されるように、前記範囲
が前記読出し制御部によつて設定されることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の発熱体駆動装置。 - 【請求項3】前記駆動部が、前記出力レジスタと同じ段
数のシフト・レジスタを含むことを特徴とする特許請求
の範囲第2項記載の発熱体駆動装置。 - 【請求項4】前記駆動部が、データ操作ユニツトと複数
個の記憶手段とを含み、該データ操作ユニツトは前記出
力レジスタに記憶された内容を受け取つて、該内容の中
の所要の部分を該複数個の記憶手段のうちの一つへ供給
することを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の発熱
体駆動装置。 - 【請求項5】前記複数個の記憶手段がn個設けられ、該
記憶手段のそれぞれがN/n段(但しN/nは整数)のシフト
・レジスタであることを特徴とする特許請求の範囲第4
項記載の発熱体駆動装置。 - 【請求項6】前記複数個の記憶手段がn個設けられ、該
記憶手段のそれぞれがN/nビツト(但しN/nは整数)のメ
モリ・アレーであることを特徴とする特許請求の範囲第
4項記載の発熱体駆動装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5138687A JP2575304B2 (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 | 熱転写印刷ヘツド用発熱体駆動装置 |
US07/357,655 US4893133A (en) | 1987-03-06 | 1989-05-25 | Thermal printing apparatus for forming a continuous tone dye image |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5138687A JP2575304B2 (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 | 熱転写印刷ヘツド用発熱体駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63216767A JPS63216767A (ja) | 1988-09-09 |
JP2575304B2 true JP2575304B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=12885506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5138687A Expired - Fee Related JP2575304B2 (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 | 熱転写印刷ヘツド用発熱体駆動装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4893133A (ja) |
JP (1) | JP2575304B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2708525B1 (fr) * | 1993-08-04 | 1995-10-20 | Sagem | Procédé de commande de la tête ligne d'un appareil d'impression thermique et appareil d'impression thermique pour la mise en Óoeuvre du procédé. |
FR2708524B1 (fr) * | 1993-08-04 | 1995-09-29 | Sagem | Appareil d'impression thermique à tête ligne. |
US6398346B1 (en) | 2000-03-29 | 2002-06-04 | Lexmark International, Inc. | Dual-configurable print head addressing |
US6431677B1 (en) | 2000-06-08 | 2002-08-13 | Lexmark International, Inc | Print head drive scheme |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8402353A (nl) * | 1984-07-26 | 1986-02-17 | Philips Nv | Werkwijze en drukinrichting voor het lijnsgewijs drukken op een drager van door punt- of lijnvormige elementen samengestelde beelden. |
US4621271A (en) * | 1985-09-23 | 1986-11-04 | Eastman Kodak Company | Apparatus and method for controlling a thermal printer apparatus |
JPH0430854Y2 (ja) * | 1985-12-26 | 1992-07-24 | ||
US4691211A (en) * | 1986-03-24 | 1987-09-01 | Eastman Kodak Company | Thermal printer |
US4745413A (en) * | 1987-06-03 | 1988-05-17 | Eastman Kodak Company | Energizing heating elements of a thermal printer |
-
1987
- 1987-03-06 JP JP5138687A patent/JP2575304B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-05-25 US US07/357,655 patent/US4893133A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63216767A (ja) | 1988-09-09 |
US4893133A (en) | 1990-01-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |