JP2575163Y2 - 荷物の搬送用方向切換え装置に使用するキャスター - Google Patents
荷物の搬送用方向切換え装置に使用するキャスターInfo
- Publication number
- JP2575163Y2 JP2575163Y2 JP1992024837U JP2483792U JP2575163Y2 JP 2575163 Y2 JP2575163 Y2 JP 2575163Y2 JP 1992024837 U JP1992024837 U JP 1992024837U JP 2483792 U JP2483792 U JP 2483792U JP 2575163 Y2 JP2575163 Y2 JP 2575163Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing frame
- axle bearing
- brackets
- switching
- transport
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、荷物の搬送用方向切
換え装置に使用するキャスターの改良に関するものであ
る。
換え装置に使用するキャスターの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、空港などでは、例えば図8に示し
たように、荷物の仕分け作業を行うのに、搬送ベルト1
0から送られてきた荷物Wを方向切換え装置11によ
り、各方向に配した搬送ベルト12a、12b、12c
に送るようにしている。この方向切換え装置11は、支
持台13上に複数個のキャスターCを取り付けており、
これらキャスターCの車軸受けフレーム(図示せず)の
両側に取り付けたブラケット4、4に軸支したアーム1
4を操作することにより、前記キャスターCの車輪3の
方向を切り換え、これら車輪3上を通過する荷物Wの搬
送方向を搬送ベルト12a、12b、12cの何れかに
切り換えるものである。
たように、荷物の仕分け作業を行うのに、搬送ベルト1
0から送られてきた荷物Wを方向切換え装置11によ
り、各方向に配した搬送ベルト12a、12b、12c
に送るようにしている。この方向切換え装置11は、支
持台13上に複数個のキャスターCを取り付けており、
これらキャスターCの車軸受けフレーム(図示せず)の
両側に取り付けたブラケット4、4に軸支したアーム1
4を操作することにより、前記キャスターCの車輪3の
方向を切り換え、これら車輪3上を通過する荷物Wの搬
送方向を搬送ベルト12a、12b、12cの何れかに
切り換えるものである。
【0003】そして、前記荷物の搬送用方向切換え装置
11に使用するキャスターCは、図9〜図11に示した
ように、車軸受けフレーム2の両側に取り付けたブラケ
ット4、4は、車軸受けフレーム2とは別体としたもの
をこの車軸受けフレーム2にビス15で止めている。
11に使用するキャスターCは、図9〜図11に示した
ように、車軸受けフレーム2の両側に取り付けたブラケ
ット4、4は、車軸受けフレーム2とは別体としたもの
をこの車軸受けフレーム2にビス15で止めている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の荷物の搬送
用方向切換え装置に使用するキャスターでは、前記した
ようにブラケット4、4は、車軸受けフレーム2とは別
体としたものとしているので、車軸受けフレーム2にビ
ス15で止めている。しかしながら、このビス止め作業
は、車軸受けフレーム2及びブラケット4、4に穴開け
加工をしておく必要があり、また車軸受けフレーム2の
曲げ加工と同時にできないので、作業工程がその分多く
なり、車軸受けフレーム2の両側にブラケット4、4を
取り付けるのに手間がかかるという課題を有していた。
用方向切換え装置に使用するキャスターでは、前記した
ようにブラケット4、4は、車軸受けフレーム2とは別
体としたものとしているので、車軸受けフレーム2にビ
ス15で止めている。しかしながら、このビス止め作業
は、車軸受けフレーム2及びブラケット4、4に穴開け
加工をしておく必要があり、また車軸受けフレーム2の
曲げ加工と同時にできないので、作業工程がその分多く
なり、車軸受けフレーム2の両側にブラケット4、4を
取り付けるのに手間がかかるという課題を有していた。
【0005】そこで、この考案は、このような従来の荷
物の搬送用方向切換え装置に使用するキャスターが有す
る課題を解決することを目的としてなされたものであ
る。
物の搬送用方向切換え装置に使用するキャスターが有す
る課題を解決することを目的としてなされたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、この考案に係
る荷物の搬送用方向切換え装置に使用するキャスター
は、荷物の搬送用方向切換え装置に、車輪3上を荷物W
が通過するように複数個取り付けられると共に、車軸受
けフレーム2の両側、または片側方向に設けたブラケッ
ト4、4に軸支されるアーム14を操作することによ
り、車輪3の方向を切り換えられるようにしたキャスタ
ーであって、前記ブラケット4、4を、車軸受けフレー
ム2の一部を延長して突設したものとしている。そし
て、前記ブラケット4、4を、車軸受けフレーム2の前
後端部、または前端部、後端部の何れかを延長したもの
としたり、車軸受けフレーム2の両側、または片側の立
上部2aの一部を切り倒して延長したものとしている。
る荷物の搬送用方向切換え装置に使用するキャスター
は、荷物の搬送用方向切換え装置に、車輪3上を荷物W
が通過するように複数個取り付けられると共に、車軸受
けフレーム2の両側、または片側方向に設けたブラケッ
ト4、4に軸支されるアーム14を操作することによ
り、車輪3の方向を切り換えられるようにしたキャスタ
ーであって、前記ブラケット4、4を、車軸受けフレー
ム2の一部を延長して突設したものとしている。そし
て、前記ブラケット4、4を、車軸受けフレーム2の前
後端部、または前端部、後端部の何れかを延長したもの
としたり、車軸受けフレーム2の両側、または片側の立
上部2aの一部を切り倒して延長したものとしている。
【0007】
【作用】この考案に係る荷物の搬送用方向切換え装置に
使用するキャスターは、車軸受けフレーム2の両側、ま
たは片側にブラケット4、4を取り付けるのが、車軸受
けフレーム2の曲げ加工と同時にできる。
使用するキャスターは、車軸受けフレーム2の両側、ま
たは片側にブラケット4、4を取り付けるのが、車軸受
けフレーム2の曲げ加工と同時にできる。
【0008】
【実施例】以下、この考案に係る荷物の搬送用方向切換
え装置に使用するキャスターの構成を、実施例として示
した図面に基づいて説明する。この考案に係る荷物の搬
送用方向切換え装置に使用するキャスターは、図1〜図
6に示したように、荷物の搬送用方向切換え装置の支持
台(図示せず)上に固定する台座1、この台座1の上に
ベアリング(図示せず)を介して回動自在に取り付けた
車軸受けフレーム2、及びこの車軸受けフレーム2の両
側の立上部2a、2a間に軸支された車輪3より構成さ
れている。
え装置に使用するキャスターの構成を、実施例として示
した図面に基づいて説明する。この考案に係る荷物の搬
送用方向切換え装置に使用するキャスターは、図1〜図
6に示したように、荷物の搬送用方向切換え装置の支持
台(図示せず)上に固定する台座1、この台座1の上に
ベアリング(図示せず)を介して回動自在に取り付けた
車軸受けフレーム2、及びこの車軸受けフレーム2の両
側の立上部2a、2a間に軸支された車輪3より構成さ
れている。
【0009】前記車軸受けフレーム2は、車軸受けフレ
ーム2の一部を延長して両側方向にブラケット4、4を
突設したものとしている。すなわち、前記ブラケット
4、4は、図1〜図3に示したものでは、車軸受けフレ
ーム2の両側の立上部2aのそれぞれの一部を切り倒し
て水平方向に延長したものとしている。また、前記ブラ
ケット4、4は、図4〜図6に示したように、車軸受け
フレーム2の前後端部を水平方向に延長したものとする
こともできる。なお、前記ブラケット4は、図1〜図3
に示したように、車軸受けフレーム2の両側の立上部2
aを延長したものとしないで、片側の立上部2aのみを
延長したものとしてもよく、図4〜図6に示したよう
に、車軸受けフレーム2の前後端部を延長したものとし
ないで、前端部または後端部のみを延長したものとして
もよい。
ーム2の一部を延長して両側方向にブラケット4、4を
突設したものとしている。すなわち、前記ブラケット
4、4は、図1〜図3に示したものでは、車軸受けフレ
ーム2の両側の立上部2aのそれぞれの一部を切り倒し
て水平方向に延長したものとしている。また、前記ブラ
ケット4、4は、図4〜図6に示したように、車軸受け
フレーム2の前後端部を水平方向に延長したものとする
こともできる。なお、前記ブラケット4は、図1〜図3
に示したように、車軸受けフレーム2の両側の立上部2
aを延長したものとしないで、片側の立上部2aのみを
延長したものとしてもよく、図4〜図6に示したよう
に、車軸受けフレーム2の前後端部を延長したものとし
ないで、前端部または後端部のみを延長したものとして
もよい。
【0010】さらに、図1〜図3に示した車軸受けフレ
ーム2の前後端部には、この車軸受けフレーム2の補強
のためにリブ2b、2bを設けている。なお、図1〜図
6に示した実施例では車輪3を双輪としているが、車輪
3は単輪として実施してもよい。このように構成された
この考案に係る荷物の搬送用方向切換え装置に使用する
キャスターは、図7に示したように、ブラケット4、4
にそれぞれアーム14を軸支し、このアーム14を操作
することにより、車軸受けフレーム2を回動させて車輪
3の方向を切り換え、この車輪3上を通過する荷物の搬
送方向を切り換えるようにしている。
ーム2の前後端部には、この車軸受けフレーム2の補強
のためにリブ2b、2bを設けている。なお、図1〜図
6に示した実施例では車輪3を双輪としているが、車輪
3は単輪として実施してもよい。このように構成された
この考案に係る荷物の搬送用方向切換え装置に使用する
キャスターは、図7に示したように、ブラケット4、4
にそれぞれアーム14を軸支し、このアーム14を操作
することにより、車軸受けフレーム2を回動させて車輪
3の方向を切り換え、この車輪3上を通過する荷物の搬
送方向を切り換えるようにしている。
【0011】
【考案の効果】この考案に係る荷物の搬送用方向切換え
装置に使用するキャスターは、以上に述べたように構成
されており、車軸受けフレーム2の両側、または片側に
ブラケット4、4を取り付けるには、車軸受けフレーム
2の曲げ加工と同時にできるので、作業工程がその分少
なくてすみ、車軸受けフレーム2の両側、または片側に
ブラケット4、4を取り付けるのが簡単なものとなっ
た。
装置に使用するキャスターは、以上に述べたように構成
されており、車軸受けフレーム2の両側、または片側に
ブラケット4、4を取り付けるには、車軸受けフレーム
2の曲げ加工と同時にできるので、作業工程がその分少
なくてすみ、車軸受けフレーム2の両側、または片側に
ブラケット4、4を取り付けるのが簡単なものとなっ
た。
【図1】この考案に係る荷物の搬送用方向切換え装置に
使用するキャスターの一実施例を示す正面図である。
使用するキャスターの一実施例を示す正面図である。
【図2】この考案に係る荷物の搬送用方向切換え装置に
使用するキャスターの一実施例を示す側面図である。
使用するキャスターの一実施例を示す側面図である。
【図3】この考案に係る荷物の搬送用方向切換え装置に
使用するキャスターの一実施例を示す平面図である。
使用するキャスターの一実施例を示す平面図である。
【図4】この考案に係る荷物の搬送用方向切換え装置に
使用するキャスターの他実施例を示す正面図である。
使用するキャスターの他実施例を示す正面図である。
【図5】この考案に係る荷物の搬送用方向切換え装置に
使用するキャスターの他実施例を示す側面図である。
使用するキャスターの他実施例を示す側面図である。
【図6】この考案に係る荷物の搬送用方向切換え装置に
使用するキャスターの他実施例を示す平面図である。
使用するキャスターの他実施例を示す平面図である。
【図7】この考案に係る荷物の搬送用方向切換え装置に
使用するキャスターの使用状態を示す平面図である。
使用するキャスターの使用状態を示す平面図である。
【図8】荷物の搬送用方向切換え装置の使用状態を示す
平面図である。
平面図である。
【図9】従来の荷物の搬送用方向切換え装置に使用する
キャスターの正面図である。
キャスターの正面図である。
【図10】従来の荷物の搬送用方向切換え装置に使用す
るキャスターの側面図である。
るキャスターの側面図である。
【図11】従来の荷物の搬送用方向切換え装置に使用す
るキャスターの平面図である。
るキャスターの平面図である。
2 車軸フレーム 2a 立上部 4 ブラケット
Claims (3)
- 【請求項1】 荷物の搬送用方向切換え装置に、車輪3
上を荷物Wが通過するように複数個取り付けられると共
に、車軸受けフレーム2の両側、または片側方向に設け
たブラケット4、4に軸支されるアーム14を操作する
ことにより、車輪3の方向を切り換えられるようにした
キャスターであって、前記ブラケット4、4を、車軸受
けフレーム2の一部を延長して突設したことを特徴とす
る荷物の搬送用方向切換え装置に使用するキャスター。 - 【請求項2】 前記ブラケット4、4が、車軸受けフレ
ーム2の前後端部、または前端部、後端部の何れかを延
長したものであることを特徴とする請求項1記載の荷物
の搬送用方向切換え装置に使用するキャスター。 - 【請求項3】 前記ブラケット4、4が、車軸受けフレ
ーム2の両側、または片側の立上部2aの一部を切り倒
して延長したものであることを特徴とする請求項1記載
の荷物の搬送用方向切換え装置に使用するキャスター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992024837U JP2575163Y2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 荷物の搬送用方向切換え装置に使用するキャスター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992024837U JP2575163Y2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 荷物の搬送用方向切換え装置に使用するキャスター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0582603U JPH0582603U (ja) | 1993-11-09 |
JP2575163Y2 true JP2575163Y2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=12149325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992024837U Expired - Fee Related JP2575163Y2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 荷物の搬送用方向切換え装置に使用するキャスター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575163Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11246039A (ja) * | 1998-03-02 | 1999-09-14 | Okamura Corp | 搬送物の仕分け装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH041018Y2 (ja) * | 1986-07-10 | 1992-01-14 |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP1992024837U patent/JP2575163Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0582603U (ja) | 1993-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2563919A (en) | Container truck with selective ground engaging auxiliary wheels | |
CA2281865A1 (en) | Portable hose reel cart having a folding handle | |
JP2575163Y2 (ja) | 荷物の搬送用方向切換え装置に使用するキャスター | |
US20030201615A1 (en) | Hand truck | |
US6086315A (en) | Equipment lift with hooking mechanism for holding a portable work station cart | |
SE9902164L (sv) | Godstransportkärra | |
JPH10304921A (ja) | キャリーバッグ | |
JPH10287244A (ja) | 運搬台車 | |
US6012704A (en) | Table and chair transporter | |
JP2740834B2 (ja) | ベッド等におけるキャスタシステム | |
GB2283210A (en) | Adjustable sheet trolley | |
CN221563192U (zh) | 一种电动推车的扶手结构 | |
JP2540530Y2 (ja) | 台 車 | |
JPH10152053A (ja) | 手押し運搬車 | |
JP2506838Y2 (ja) | 運搬具 | |
JP2001233218A (ja) | ハンドカート | |
JPS6219607Y2 (ja) | ||
JPH10157628A (ja) | ストックカート | |
JPH0685166U (ja) | 手押し運搬車の方向変換装置 | |
JPH10226202A (ja) | 段差用補助枠付キャスター | |
KR20020028900A (ko) | 화물 운송 카트 | |
JPH1120402A (ja) | キャリーバッグ | |
CN117429491A (zh) | 一种老虎爬楼梯铲车 | |
KR19990024705U (ko) | 짐수레의 적재품 손상 방지장치 | |
JPH0721402U (ja) | キャスター折畳み収納型運搬車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |