JPH041018Y2 - - Google Patents

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JPH041018Y2
JPH041018Y2 JP10708286U JP10708286U JPH041018Y2 JP H041018 Y2 JPH041018 Y2 JP H041018Y2 JP 10708286 U JP10708286 U JP 10708286U JP 10708286 U JP10708286 U JP 10708286U JP H041018 Y2 JPH041018 Y2 JP H041018Y2
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JP
Japan
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corner
swivel caster
handle
caster
swivel
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、手押車に関するものである。
〔従来の技術〕
手押車は一般に方向転換が可能になるように、
台板の裏面で垂直軸の回りに回動自在なキヤスタ
を設けている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、手押車を方向転換するとき、手押車
の全体を回転すると不都合が生じる場合がある。
たとえば、手押車にレーダ装置を搭載して地中埋
設管を探査する場合である。
すなわち、地中に埋設されている埋設管は一般
に道路に平行に埋設されており、この位置を探す
ために先ず道路に直角に手押車を押してレーダ装
置を移動させ埋設管を発見する。つぎに手押車を
方向転換し埋設管に沿つてレーダ装置を移動させ
る。ところが、レーダ装置に設けられている送受
信用のダイポールアンテナは方向性が強く、ダイ
ポールアンテナと埋設管のなす角度が0度のとき
最も感度がよく、90度のとき最も感度が悪い。そ
のため、手押車を方向転換するとレーダ装置が回
転するので感度が悪くなる。したがつて手押車を
方向転換した後、さらにレーダ装置の向きが元の
位置になるようにレーダ装置を載せ替えする必要
があり、面倒であつた。
また手押車の全体を回転すると不都合が生じる
場合として、通路が直角に曲がつた通路のコーナ
部が手押車を回転することができない程度に狭い
か、あるいはコーナ部に通過のじやまになる物が
ある場合などがある。
したがつて、この考案の目的は、台板を回転す
ることなく方向転換をすることができる手押車を
提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の手押車は、台板と、この台板の裏面
で四角形の第1の角部に相当する位置に設けられ
た第1の自在キヤスタと、前記台板の裏面で前記
四角形の前記第1の角部の隣の第2の角部に相当
する位置に設けられて前記第1の角部に向く方向
に転動可能に固定できる第1の固定具を有する第
2の自在キヤスタと、前記台板の裏面で前記四角
形の前記第1の角部の隣でしかも前記第2の角部
と反対側の第3の角部に相当する位置に設けられ
て前記第1の角部に向く方向に転動可能に固定で
きる第2の固定具を有する第3の自在キヤスタ
と、前記台板の裏面で前記第1の角部に対角とな
る第4の角部に相当する位置に設けられて前記第
2の角部に向く方向および前記第3の角部に向く
方向に選択的に固定できる第3の固定具を有する
第4の自在キヤスタと、前記台板に設けられて前
記第1の自在キヤスタおよび第2の自在キヤスタ
が並ぶ方向と同方向に押す第1のハンドルと、前
記台板に設けられて前記第1の自在キヤスタおよ
び第3の自在キヤスタが並ぶ方向と同方向に押す
第2のハンドルとを備えたものである。
〔作用〕
この考案の構成によれば、第1のハンドルを押
すときは第2の自在キヤスタおよび第4の自在キ
ヤスタを第1の固定具および第3の固定具で第1
の自在キヤスタと第2の自在キヤスタが並ぶ方向
と同方向に固定し、同様に第2のハンドルを押す
ときは第3の自在キヤスタおよび第4の自在キヤ
スタを第2の固定具および第3の固定具で第1の
自在キヤスタと第3の自在キヤスタが並ぶ方向と
同方向に固定する。これにより、第1のハンドル
および第2のハンドルのいずれを押す場合も、第
1の自在キヤスタないし第4の自在キヤスタのう
ちの進行方向の前側となるものが任意方向に回動
できるが、進行方向の後側となるものが進行方向
に固定されるため、手押車の進行がスムースに行
われる。しかも第1のハンドルまたは第2のハン
ドルを押し操作することで、台板を回転すること
なく手押車の方向転換が可能になる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図ないし第11図に
基づいて説明する。すなわち、この手押車は、台
板1と、この台板1の裏面で四角形2の第1の角
部3に相当する位置に設けられた第1の自在キヤ
スタ5と、前記台板1の裏面で前記四角形2の前
記第1の角部3の隣の第2の角部6に相当する位
置に設けられて前記第1の角部3に向く方向に転
動可能に固定できる第1の固定具7を有する第2
の自在キヤスタ8と、前記台板1の裏面で前記四
角形2の前記第1の角部3の隣でしかも前記第2
の角部6と反対側の第3の角部9に相当する位置
に設けられて前記第1の角部3に向く方向に転動
可能に固定できる第2の固定具10を有する第3
の自在キヤスタ11と、前記台板1の裏面で前記
第1の角部3に対角となる第4の角部12に相当
する位置に設けられて前記第2の角部6に向く方
向および前記第3の角部9に向く方向に選択的に
固定できる第3の固定具13を有する第4の自在
キヤスタ14と、前記台板1に設けられて前記第
1の自在キヤスタ5および第2の自在キヤスタ8
が並ぶ方向と同方向に押す第1のハンドル15
と、前記台板1に設けられて前記第1の自在キヤ
スタ5および第3の自在キヤスタ11が並ぶ方向
と同方向に押す第2のハンドル16とを備えてい
る。
この実施例において、前記台板1は略正方形に
形成され、そのコーナ部よりキヤスタ取付板17
a〜17dを突設している。前記四角形2の第1
の角部3ないし第4の角部12は前記キヤスタ取
付板17a〜17dに位置する。
前記第1の自在キヤスタ5ないし第4の自在キ
ヤスタ14はともに、第5図ないし第8図に示す
ように車輪18と、車輪18を軸支する水平軸1
9と、水平軸19を架設する略逆U字形の保持体
20と、保持体20に回動自在に設けられた垂直
軸4と、垂直軸4にベアリング21を介して設け
られた取付板22とを有する。33は取付板22
の取付孔、34は取付孔30に対するキヤスタ取
付板17a〜17dの取付受け孔である。また第
2の自在キヤスタ8と第3の自在キヤスタ11に
設けられる第1の固定具7および第2の固定具1
0は、第1図並びに第4図ないし第7図に示すよ
うに保持体20に設けられた方向固定板23と、
方向固定板23に形成された孔24と、キヤスタ
取付板に形成されたストツパ孔25と、孔24お
よびストツパ孔25に貫通しかつ図示しない鎖で
キヤスタ取付板17b,17cに取付けられた方
向固定棒26とで構成されている。したがつて、
方向固定棒26を孔24およびストツパ孔25に
差し込むと、第2の自在キヤスタ8は第1の自在
キヤスタ5と並ぶ方向と同方向にのみ転動可能に
方向が固定され、また第3の自在キヤスタ11は
第1の自在キヤスタ5と並ぶ方向と同方向にのみ
転動可能に方向が固定される。
また第4の自在キヤスタ14の第3の固定具1
3は、第1の固定具7または第2の固定具10の
構成にさらに第9図に示すように方向固定板28
が方向固定板23と直角に形成されてキヤスタ取
付板17dのストツパ孔25に整合する孔29を
形成している。したがつて、方向固定棒26が孔
24およびストツパ孔25に差し込まれときは第
2の自在キヤスタ8が方向固定された方向と同方
向に方向固定され、方向固定棒26が孔29およ
びストツパ孔25に差し込まれたときは第3の自
在キヤスタ11が方向固定されと方向と同方向に
方向固定される。
前記第1のハンドル15および第2のハンドル
16はともに第10図および第11図に示す逆U
字形でしかも上端側が第11図に示すように傾斜
するように折曲されたパイプ30と、台板1に設
けた取付筒31と、第2図に示すように取付筒3
1に設けた固定ねじ32とで構成されている。と
くにパイプ30を第1のハンドル15と第2のハ
ンドル16とに共用して差し替え使用すると便利
である。
この実施例によれば、第1のハンドル15を押
すときは第2の自在キヤスタ8および第4の自在
キヤスタ14を第1の固定具7および第3の固定
具13で第1の自在キヤスタ5と第2の自在キヤ
スタ8が並ぶ方向と同方向に固定する。この結
果、第1の自在キヤスタ5と第3の自在キヤスタ
11は回動自在とすることにより、第3図bの矢
印の方向に手押車が移動可能となる。同様に第2
のハンドル16を押すときは第3の自在キヤスタ
11および第4の自在キヤスタ14を第2の固定
具10および第3の固定具13で第1の自在キヤ
スタ5と第3の自在キヤスタ11が並ぶ方向と同
方向に固定する。この結果、第1の自在キヤスタ
5と第2の自在キヤスタ8は回動自在とすること
により、第3図aの矢印の方向に手押車が移動可
能となる。これらにより、第1のハンドル15お
よび第2のハンドル16のいずれを押す場合も、
第1の自在キヤスタ5ないし第4の自在キヤスタ
14のうち進行方向の前側となるものが回動自在
でであるが、進行方向の後側となるものが進行方
向に固定されるため、手押車の進行がスムースに
行われる。しかも第1のハンドル15または第2
のハンドル16を押し操作することで、台板1を
回転することなく手押車の方向転換が可能にな
る。
なお、前記第1の自在キヤスタ5、第2の自在
キヤスタ8、第3の自在キヤスタ11、第4の自
在キヤスタ14の少なくともいずれかは公知のブ
レーキハンドルを有してもよい。また前記第4の
自在キヤスタ14は二つの方向固定板23,28
と孔24とで方向固定したが、一つの方向固定板
23または28でキヤスタ取付板17dに孔を2
個形成して2方向の方向固定をするようにしても
よい。
〔考案の効果〕
この考案の手押車によれば、第1のハンドルを
押すときは第2の自在キヤスタおよび第4の自在
キヤスタを第1の固定具および第3の固定具で第
1の自在キヤスタと第2の自在キヤスタが並ぶ方
向と同方向に固定し、同様に第2のハンドルを押
すときは第3の自在キヤスタおよび第4の自在キ
ヤスタを第2の固定具および第3の固定具で第1
の自在キヤスタと第3の自在キヤスタが並ぶ方向
と同方向に固定する。これにより、第1のハンド
ルおよび第2のハンドルのいずれを押す場合も、
第1の自在キヤスタないし第4の自在キヤスタの
うちの進行方向の前側となるものが任意方向に回
動できるが、進行方向の後側となるものが進行方
向に固定されるため、手押車の進行がスムースに
行われる。しかも第1のハンドルまたは第2のハ
ンドルを押し操作することで、台板を回転するこ
となく手押車の方向転換が可能になるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の第1の自在キヤ
スタないし第4の自在キヤスタを分離した状態の
概略分解平面図、第2図はその第2のハンドルを
一部切欠いた状態の側面図、第3図は手押車の移
動方向を説明する説明図、第4図は第2の自在キ
ヤスタがキヤスタ取付板に取付けられた状態の側
面図、第5図は第2の自在キヤスタの側面図、第
6図はその正面図、第7図はその平面図、第8図
は第1の自在キヤスタの平面図、第9図は第4の
自在キヤスタの平面図、第10図はパイプの正面
図、第11図はその側面図である。 1……台車、2……四角形、3……第1の角
部、4……垂直軸、5……第1の自在キヤスタ、
6……第2の角部、7……第1の固定具、8……
第2の自在キヤスタ、9……第3の角部、10…
…第2の固定具、11……第3の自在キヤスタ、
12……第4の角部、13……第3の固定具、1
4……第4の自在キヤスタ、15……第1のハン
ドル、16……第2のハンドル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 台板と、この台板の裏面で四角形の第1の角
    部に相当する位置に設けられた第1の自在キヤ
    スタと、前記台板の裏面で前記四角形の前記第
    1の角部の隣の第2の角部に相当する位置に設
    けられて前記第1の角部に向く方向に転動可能
    に固定できる第1の固定具を有する第2の自在
    キヤスタと、前記台板の裏面で前記四角形の前
    記第1の角部の隣でしかも前記第2の角部と反
    対側の第3の角部に相当する位置に設けられて
    前記第1の角部に向く方向に転動可能に固定で
    きる第2の固定具を有する第3の自在キヤスタ
    と、前記台板の裏面で前記第1の角部に対角と
    なる第4の角部に相当する位置に設けられて前
    記第2の角部に向く方向および前記第3の角部
    に向く方向に選択的に固定できる第3の固定具
    を有する第4の自在キヤスタと、前記台板に設
    けられて前記第1の自在キヤスタおよび第2の
    自在キヤスタが並ぶ方向と同方向に押す第1の
    ハンドルと、前記台板に設けられて前記第1の
    自在キヤスタおよび第3の自在キヤスタが並ぶ
    方向と同方向に押す第2のハンドルとを備えた
    手押車。 (2) 前記第1のハンドルと第2のハンドルは、前
    記台板に設けられた取付筒と、取付筒に着脱自
    在に嵌着する把手用のパイプとからなり、しか
    も前記パイプは前記第1のハンドルおよび第2
    のハンドルに兼用されている実用新案登録請求
    の範囲第(1)項記載の手押車。
JP10708286U 1986-07-10 1986-07-10 Expired JPH041018Y2 (ja)

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JP10708286U JPH041018Y2 (ja) 1986-07-10 1986-07-10

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JP10708286U JPH041018Y2 (ja) 1986-07-10 1986-07-10

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JPS6312466U JPS6312466U (ja) 1988-01-27
JPH041018Y2 true JPH041018Y2 (ja) 1992-01-14

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JP10708286U Expired JPH041018Y2 (ja) 1986-07-10 1986-07-10

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2575163Y2 (ja) * 1992-04-17 1998-06-25 ハンマーキャスター株式会社 荷物の搬送用方向切換え装置に使用するキャスター
JP5190290B2 (ja) * 2008-04-14 2013-04-24 株式会社ジャムコ 常電導吸引型磁気浮上式車両の組み立て用治具

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JPS6312466U (ja) 1988-01-27

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