JP2574887Y2 - 電池収納ケース - Google Patents
電池収納ケースInfo
- Publication number
- JP2574887Y2 JP2574887Y2 JP1990400538U JP40053890U JP2574887Y2 JP 2574887 Y2 JP2574887 Y2 JP 2574887Y2 JP 1990400538 U JP1990400538 U JP 1990400538U JP 40053890 U JP40053890 U JP 40053890U JP 2574887 Y2 JP2574887 Y2 JP 2574887Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case body
- push button
- conductive plate
- partition member
- battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、電池収納ケースに係わ
り、特に前照灯等の機器に給電する給電線を接続するプ
ッシュ端子の改良に関する。
り、特に前照灯等の機器に給電する給電線を接続するプ
ッシュ端子の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種電池収納ケースのプッシュ
端子は、ケース本体に形成した開口部に、プッシュボタ
ンを先端が外部に臨むように挿入すると共に、リード板
を介して電池に電気的に接続した導電板の一端を、プッ
シュボタンを貫通させてケース本体外部に臨ませると共
に、リード板をケース本体にカシメ固定している。プッ
シュボタンはスプリングにより常時外方に突出する方向
に付勢され、スプリングの付勢力に抗してプッシュボタ
ンをケース本体側に押圧すると、プッシュボタンの連通
孔と導電板の透孔が連通し、前照灯等の機器に接続され
る給電線の一端を連通孔と透孔に挿入するようになって
いる。
端子は、ケース本体に形成した開口部に、プッシュボタ
ンを先端が外部に臨むように挿入すると共に、リード板
を介して電池に電気的に接続した導電板の一端を、プッ
シュボタンを貫通させてケース本体外部に臨ませると共
に、リード板をケース本体にカシメ固定している。プッ
シュボタンはスプリングにより常時外方に突出する方向
に付勢され、スプリングの付勢力に抗してプッシュボタ
ンをケース本体側に押圧すると、プッシュボタンの連通
孔と導電板の透孔が連通し、前照灯等の機器に接続され
る給電線の一端を連通孔と透孔に挿入するようになって
いる。
【０００３】しかしながら、この構成では、リード板の
カシメ固定を行う必要があり、工程が多く、作業性が悪
いものであった。
カシメ固定を行う必要があり、工程が多く、作業性が悪
いものであった。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記欠点に
鑑みなされたもので、プッシュ端子の組立工程を減少で
き、作業性を向上できる電池収納ケースを提供すること
を課題とする。
鑑みなされたもので、プッシュ端子の組立工程を減少で
き、作業性を向上できる電池収納ケースを提供すること
を課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、電池を２列に
収納するケース本体と、一端が前記電池に電気的に接続
され、透孔を穿設した他端を前記ケース本体の開口部か
ら外部に臨ませた導電板と、該導電板外周に嵌合され、
前記ケース本体外方に突出する方向に付勢されたプッシ
ュボタンと、該プッシュボタンに形成され、プッシュボ
タンのケース本体側への押圧時、前記透孔と連通する連
通孔と、前記ケース本体に固着され、電池を２列に区画
する区画部材とを備え、前記ケース本体と区画部材とで
導電板を挟持すると共に、前記区画部材で前記プッシュ
ボタンを付勢するスプリングの飛び出しを抑えたもので
ある。
収納するケース本体と、一端が前記電池に電気的に接続
され、透孔を穿設した他端を前記ケース本体の開口部か
ら外部に臨ませた導電板と、該導電板外周に嵌合され、
前記ケース本体外方に突出する方向に付勢されたプッシ
ュボタンと、該プッシュボタンに形成され、プッシュボ
タンのケース本体側への押圧時、前記透孔と連通する連
通孔と、前記ケース本体に固着され、電池を２列に区画
する区画部材とを備え、前記ケース本体と区画部材とで
導電板を挟持すると共に、前記区画部材で前記プッシュ
ボタンを付勢するスプリングの飛び出しを抑えたもので
ある。
【０００６】
【作用】本考案は上記の如く構成したから、導電板は、
区画部材とケース本体とで挟持固定されて区画部材のケ
ース本体への装着時に同時に装着され、また区画部材で
もって、プッシュボタンを付勢するスプリングを抑えて
その飛び出しを阻止し、プッシュボタンを所定の位置に
装着する。
区画部材とケース本体とで挟持固定されて区画部材のケ
ース本体への装着時に同時に装着され、また区画部材で
もって、プッシュボタンを付勢するスプリングを抑えて
その飛び出しを阻止し、プッシュボタンを所定の位置に
装着する。
【０００７】
【実施例】本考案の一実施例を図面に基づき以下に詳述
する。
する。
【０００８】１は自転車２に装着される前照灯で、後述
する電池収納ケース３から給電され、点灯するようにな
っている。
する電池収納ケース３から給電され、点灯するようにな
っている。
【０００９】３は前記自転車２に装着される電池収納ケ
ースで、合成樹脂製のケース本体４とケース本体４の上
面開口部を被ってケース本体４に着脱自在にネジ固定さ
れる合成樹脂製の蓋体５とから構成されている。前記ケ
ース本体４は内部に４本の電池６を２本ずつ２列に収納
する収納部７を形成している。８は前記収納部７の一端
にケース本体４と一体に形成された一対の支持部で、夫
々リードプレート９を支持しており、該リードプレート
９は渦巻バネ10を介して２列に収納された電池６の一端
に電気的に接続されるようになっている。11は前記支持
部８間に回動自在に装着されたスイッチレバーで、回動
操作により前記一対のリードプレート９間に位置するリ
ード端子12を回動してリードプレート９間の電気的接続
を制御するようになっている。
ースで、合成樹脂製のケース本体４とケース本体４の上
面開口部を被ってケース本体４に着脱自在にネジ固定さ
れる合成樹脂製の蓋体５とから構成されている。前記ケ
ース本体４は内部に４本の電池６を２本ずつ２列に収納
する収納部７を形成している。８は前記収納部７の一端
にケース本体４と一体に形成された一対の支持部で、夫
々リードプレート９を支持しており、該リードプレート
９は渦巻バネ10を介して２列に収納された電池６の一端
に電気的に接続されるようになっている。11は前記支持
部８間に回動自在に装着されたスイッチレバーで、回動
操作により前記一対のリードプレート９間に位置するリ
ード端子12を回動してリードプレート９間の電気的接続
を制御するようになっている。
【００１０】13は前記収納部７の他端にケース本体４と
一体に形成された一対の支持部で、２列に収納された電
池６の他端に接触する一対のリードプレート14が支持さ
れている。15は一端を前記支持部13とリードプレート14
との間に挟持した導電板で、リードプレート14と電気的
に接続されており、透孔16を形成した他端を前記ケース
本体４下面に形成された開口部17から外部に突出させて
いる。18は一端を前記ケース本体４に開口部周縁に係止
し、他端を外部に突出させたプッシュボタンで、前記導
電板15他端が挿通するようになっている。前記プッシュ
ボタン18はスプリング19により常時他端が外部に突出す
る方向に付勢されており、スプリング19の付勢力に抗し
てプッシュボタン18をケース本体４側に押圧した際、前
記導電板15に形成された透孔16と連通する連通孔20を穿
設している。
一体に形成された一対の支持部で、２列に収納された電
池６の他端に接触する一対のリードプレート14が支持さ
れている。15は一端を前記支持部13とリードプレート14
との間に挟持した導電板で、リードプレート14と電気的
に接続されており、透孔16を形成した他端を前記ケース
本体４下面に形成された開口部17から外部に突出させて
いる。18は一端を前記ケース本体４に開口部周縁に係止
し、他端を外部に突出させたプッシュボタンで、前記導
電板15他端が挿通するようになっている。前記プッシュ
ボタン18はスプリング19により常時他端が外部に突出す
る方向に付勢されており、スプリング19の付勢力に抗し
てプッシュボタン18をケース本体４側に押圧した際、前
記導電板15に形成された透孔16と連通する連通孔20を穿
設している。
【００１１】21は補強板22を介して前記収納部７に収納
される２列の電池６を区画するようにケース本体４に固
着される合成樹脂製の区画部材で、前記収納部７他端側
の両側に膨出部23を形成し、該膨出部23とケース本体４
との間で導電板15とリードプレート14を挟持すると共
に、前記スプリング19の押さえとなっている。
される２列の電池６を区画するようにケース本体４に固
着される合成樹脂製の区画部材で、前記収納部７他端側
の両側に膨出部23を形成し、該膨出部23とケース本体４
との間で導電板15とリードプレート14を挟持すると共
に、前記スプリング19の押さえとなっている。
【００１２】次に、組立て作業を説明する。ケース本体
４の開口部17内に一対のプッシュボタン18を挿入し、プ
ッシュボタン18にスプリング19及び導電板15の他端を挿
入する。支持部13にリードプレート14を支持させ、支持
部13とリードプレート14との間で導電板15を挟持する。
区画部材21を補強板22を介してケース本体４に固着し、
区画部材21の膨出部23とケース本体４との間でリードプ
レート14と導電板15を挟持すると共に、スプリング19を
押圧する。
４の開口部17内に一対のプッシュボタン18を挿入し、プ
ッシュボタン18にスプリング19及び導電板15の他端を挿
入する。支持部13にリードプレート14を支持させ、支持
部13とリードプレート14との間で導電板15を挟持する。
区画部材21を補強板22を介してケース本体４に固着し、
区画部材21の膨出部23とケース本体４との間でリードプ
レート14と導電板15を挟持すると共に、スプリング19を
押圧する。
【００１３】上記構成によれば、区画部材２１のケース
本体４への固定により、導電板１５を固定できると共
に、スプリング１９を抑えてその飛び出しを阻止してプ
ッシュボタン１８を所定の位置に装着でき、組立工程を
削減して組み立て作業を簡素化することができる。
本体４への固定により、導電板１５を固定できると共
に、スプリング１９を抑えてその飛び出しを阻止してプ
ッシュボタン１８を所定の位置に装着でき、組立工程を
削減して組み立て作業を簡素化することができる。
【００１４】尚、リードプレート14と導電板15を一体に
形成して、部品点数の削減と組立て作業性の向上を図っ
てもよい。
形成して、部品点数の削減と組立て作業性の向上を図っ
てもよい。
【００１５】
【考案の効果】本考案によれば、区画部材のケース本体
への装着により、導電板を取着することができると共
に、プッシュボタンを付勢するスプリングを抑えてプッ
シュボタンを所定の位置に装着できるので、組立作業性
を向上することができるものである。
への装着により、導電板を取着することができると共
に、プッシュボタンを付勢するスプリングを抑えてプッ
シュボタンを所定の位置に装着できるので、組立作業性
を向上することができるものである。
【図１】図３のＡ−Ａ断面図である。
【図２】分解斜視図である。
【図３】一部破断上面図である。
【図４】一部破断側面図である。
【図５】電池収納ケースを自転車に装着した状態を示す
図である。
図である。
【符号の説明】 ４ ケース本体 ６ 電池 15 導電板 16 透孔 18 プッシュボタン 19 スプリング 20 連通孔 21 区画部材
Claims (1)
- 【請求項１】 電池を２列に収納するケース本体と、一
端が前記電池に電気的に接続され、透孔を穿設した他端
を前記ケース本体の開口部から外部に臨ませた導電板
と、該導電板外周に嵌合され、前記ケース本体外方に突
出する方向に付勢されたプッシュボタンと、該プッシュ
ボタンに形成され、プッシュボタンのケース本体側への
押圧時、前記透孔と連通する連通孔と、前記ケース本体
に固着され、電池を２列に区画する区画部材とを備え、
前記ケース本体と区画部材とで導電板を挟持すると共
に、前記区画部材で前記プッシュボタンを付勢するスプ
リングの飛び出しを抑えてなる電池収納ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990400538U JP2574887Y2 (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | 電池収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990400538U JP2574887Y2 (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | 電池収納ケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0487590U JPH0487590U (ja) | 1992-07-29 |
| JP2574887Y2 true JP2574887Y2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=31878766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990400538U Expired - Fee Related JP2574887Y2 (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | 電池収納ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2574887Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1561482A (en) * | 1976-11-18 | 1980-02-20 | Ibm | Protection of data processing system against unauthorised programmes |
| JPS6162152A (ja) * | 1984-09-03 | 1986-03-31 | Hitachi Ltd | 記憶装置の空き領域管理方式 |
-
1990
- 1990-12-13 JP JP1990400538U patent/JP2574887Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0487590U (ja) | 1992-07-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |