JP3088507U - スペア用電池収納庫付きリモコン装置及び携帯電子機器 - Google Patents

スペア用電池収納庫付きリモコン装置及び携帯電子機器

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JP3088507U JP2002001248U JP2002001248U JP3088507U JP 3088507 U JP3088507 U JP 3088507U JP 2002001248 U JP2002001248 U JP 2002001248U JP 2002001248 U JP2002001248 U JP 2002001248U JP 3088507 U JP3088507 U JP 3088507U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコン装置において、スペア用電池収納庫
を設けることで、電池交換が迅速に行えると共に、リモ
コン装置の座りを良くし、使い勝手を向上する。 【解決手段】 リモコン1は、電力を供給するための乾
電池を装着する電池装着部6と、スペア用の乾電池を保
管しておくスペア用電池収納庫7を備えている。電池装
着部6は、ケース2の側方箇所に設けられ、2本の乾電
池をケース2の長手方向に一列に並べて装着するように
なっている。スペア用電池収納庫7は、電池装着部6と
反対側の側方箇所に設けられ、2本の乾電池を、電池装
着部6に装着される乾電池と平行にケース2の長手方向
に一列に並べて収納するようになっている。ケース2の
背面は、電池装着部6が形成されている箇所とスペア用
電池収納庫7が形成されている箇所とで、同じ高さに構
成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、装置本体内に乾電池を装着して使用するリモコン装置及び携帯電子 機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、装置本体内に乾電池を装着して使用する携帯電子機器には、例えば、テ レビ、ビデオ、エアコン等のリモコン装置がある。これらのリモコン装置は、例 えば図4(a)(b)に示すような構造のものが知られている。図4(a)は、 リモコン装置を背面側から見た平面図であり、図4(b)は、図4(a)中の矢 印Xで示す方向から見た側面図である。リモコン40は、ケース42の表面に複 数の押ボタン式の操作キー43が設けられており、ケース42の前方箇所に赤外 線等による無線信号を送出する信号送出部43が設けられている。また、ケース 42の内部には、回路基板48が設けられている。
【0003】 回路基板48には、操作キー43の配置に対応した位置に、各操作キー43の 押下操作により開閉する複数の電気スイッチ(不図示)が設けられている。また 、回路基板48には、これら電気スイッチの開閉により操作キー43の押下操作 を検出し、信号送出部44から対応する無線信号を送出させる制御回路部49も 設けられている。
【0004】 また、リモコン40は、乾電池Bを装着するための電池装着部46を備えてお り、この電池装着部46に装着された乾電池Bからの電力が信号送出部44及び 制御回路部49へ供給されてリモコン40が操作可能になる。
【0005】 電池装着部46は、ケース42の手前側の箇所に形成されており、ケース42 の背面に設けられた開閉可能な底蓋45により開放可能になっている。電池装着 部46は、2本の乾電池Bをケース42の横手方向に2列に並べてケース42内 に装着するようになっている。装着された各電池Bは、電池Bの+極及び−極と 接触する弾力性を持たせた1対の端子バネ46a,46bにより、着脱可能に保 持される。乾電池Bからの電力は、この端子バネ46a,46bを介して信号送 出部44及び制御回路部49へ供給される。
【0006】 また、電池装着部46は回路基板48と重ならない位置に形成されている。こ れは、ケース42の厚みを抑え、リモコン40を薄型化するためである。また、 電池装着部46が形成されている箇所のみを電池装着部46の形成に必要な厚さ とし、それ以外の個所においては不要な厚みを無くすことでも、リモコン40の 薄型化が図られている。ところが、このような構成のリモコン40においては、 電池装着部46を回路基板48と重ならない位置、すなわち回路基板48よりも さらに手前側の位置に形成しているため、長手方向に長いものとなってしまう。
【0007】 そこで、長手方向の長さを抑えるために、例えば図5(a)(b)(c)に示 すような構成のリモコン装置も知られている。図5(a)は、リモコン装置を背 面側から見た平面図であり、図5(b)は、図5(a)中の矢印Xで示す方向か ら見た側面図、図5(c)は、同矢印Yで示す方向から見た側面図である。
【0008】 図5(a)(b)(c)に示すリモコン40では、電池装着部46は、ケース 42の横手側の箇所に形成されており、2本の乾電池Bをケース42の長手方向 に一列に並べてケース42内に装着するようになっている。また、電池装着部4 6は、回路基板48と重なるように形成されている。ケース42は、ケース42 の横手側の電池装着部46が形成されている箇所において、電池装着部46の形 成に必要な厚さとするために、その背面が突出した形状にされている。
【0009】 このような構成のリモコン40では、電池装着部46を回路基板48と重なる ように形成しているため、ケース42の厚みが増すものの、長手方向の長さを抑 えることができる。また、端子バネ46a,46bを1対減らすこともできる。
【0010】 また、図5(a)(b)(c)に示したリモコン40において、電池装着部4 6をケース42の横手側の箇所に代えて中央部に形成した場合には、ケース42 は、図6に示すように、ケース42の中央部において、その背面が突出した形状 にされる。図6は、リモコン40を手前側から見た平面図であり、図5(c)に 対応する図である。
【0011】 一方、携帯用電子機器に用いる予備電源装置に関し、携帯用電子機器に収納し てある専用電池を取り出すことなく、電池を収納した電池ボックスを電子機器に 取り付けて予備電源として使用することができるように構成したものが知られて いる(例えば、特開平11−25944号公報参照)。また、携帯型の各種電子 機器に設けられるバッテリに関し、電子機器の筐体に装着するバッテリケースに 充電池と乾電池との両方を収納できるように構成し、バッテリケースの装着方向 により充電池と乾電池とを適宜に使い分けるようにしたものが知られている(例 えば、特開平11−329388号公報参照)。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来のケース42の長手方向に電池Bを並べて装着するリ モコン40においては、ケース42の背面は、図5(c)及び図6(c)に示し たように突出した形状となる。このケース42の背面の突出形状は、電池装着部 46の形成箇所に対応して形成されるため、ケース42の長手方向に沿ったもの となる。このため、リモコン40を机等において操作するとき、座りが悪く安定 せず、操作し辛く使い勝手の悪いものであった。これを解消する対策としては、 ケース42の背面の突出と同じ高さの出張り(突き出し)を、ケース42の背面 に別途設ける必要がある。
【0013】 また一方で、リモコン40は、乾電池の残存容量がなくなると使用できなくな るため、その場合に乾電池を代わりのものと交換する必要がある。しかしながら 、代わりの乾電池は用意されていないことが多く、また、用意されていたとして も保管場所を忘れがちである。このため、代わりの電池を買いに行ったり探し出 すのに手間がかかり、直ぐに電池交換してリモコン40を使用することができな かった。
【0014】 なお、上述した特開平11−25944号公報、及び特開平11−32938 8号公報に記載のものは、何れも装置本体の外部に装着して使用する形態の電源 装置に関するものであり、装置が大型化してしまい、また、装置の座りを改善す るものではない。従って、これらの内容を適用したとしても上述の課題を解決す ることはできない。
【0015】 本考案は、上記課題を解決するためになされたものであり、スペア用の乾電池 を収納するスペア用電池収納庫を設けることにより、乾電池の残存容量がなくな ったときに、代わりの乾電池を探す手間が省け電池交換を迅速に行うことができ 、また、スペア用電池収納庫を装置本体の小型化を図りつつ装置本体内に設ける と共に、ケースの背面に出張りを別途形成することなくケースの座りを良くし、 これにより、使い勝手を向上したリモコン装置及び携帯電子機器を提供すること を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の考案は、ユーザにより操作される操作キ ーと、この操作キーの操作に応じて機器動作を制御する制御回路部と、前記制御 回路部による制御のもと、前記操作キーの操作に応じて、対応する信号を無線に より被制御装置へ送出する信号送出部と、前記各部を内蔵すると共に、前記制御 回路部へ電力を供給する乾電池が複数個直列接続にて収納され、両端側の乾電池 電極が接続される端子付きの電池装着部を形成したケースとから成るリモコン装 置において、前記電池装着部に装着されていた乾電池の残存容量がなくなったと きにそれに代って使用されるスペア用の乾電池を前記ケース内に複数個直列状に 収納するスペア用電池収納庫を備え、このスペア用電池収納庫は、前記電池装着 部の側方にそれと平行に位置するように配置され、かつ、該スペア用電池収納庫 に収納されたスペア用乾電池を保持する弾性保持部を有するものである。
【0017】 この構成においては、電池装着部に装着されている乾電池の残存容量がなくな ったとき、スペア用電池収納庫に収納されているスペア用の乾電池を取出し、直 ぐに電池交換することができる。また、スペア用の乾電池は、電力供給用の乾電 池の側方においてそれと平行に並べて収納されるため、ケースの長手方向のサイ ズを長くすることなく、スペア用の乾電池を収納することができる。また、スペ ア用電池収納庫が設けられた箇所のケース背面を電池装着部が設けられた箇所の ケース背面と同じ高さにすることができ、これにより、ケース背面に出張りを別 途設けることなく、装置の座りを良くすることができる。また、スペア用の乾電 池は、弾性保持部により保持された状態で収納されるため、ケース内でがたつく ことがない。
【0018】 請求項2の考案は、ユーザにより操作される操作キーと、この操作キーの操作 に応じて機器動作を制御する制御回路部と、前記制御回路部による制御のもと、 前記操作キーの操作に応じて、対応する信号を無線により被制御装置へ送出する 信号送出部と、前記各部を内蔵すると共に、前記制御回路部へ電力を供給する乾 電池が収納される電池装着部を形成したケースとから成るリモコン装置において 、スペア用の乾電池を前記ケース内に収納するスペア用電池収納庫を備えたもの である。
【0019】 この構成においては、電池装着部に装着されている乾電池の残存容量がなくな ったとき、スペア用電池収納庫に収納されているスペア用の乾電池を取出し、直 ぐに電池交換することができる。
【0020】 請求項3の考案は、請求項2に記載のスペア用電池収納庫付きリモコン装置に おいて、スペア用電池収納庫は、電池装着部の側方にそれと平行に位置するよう に配置されたものである。
【0021】 この構成においては、スペア用の乾電池は、電力供給用の乾電池の側方におい てそれと平行に並べて収納されるため、ケースの長手方向のサイズを長くするこ となく、スペア用の乾電池を収納することができる。また、スペア用電池収納庫 が設けられた箇所のケース背面を電力供給用電池収納庫が設けられた箇所のケー ス背面と同じ高さにすることができ、これにより、ケース背面に出張りを別途設 けることなく、装置の座りを良くすることができる。
【0022】 請求項4の考案は、ユーザにより操作される操作キーと、この操作キーの操作 に応じて機器動作を制御する制御回路部と、前記制御回路部を内蔵すると共に、 前記制御回路部へ電力を供給する乾電池が複数個直列接続にて収納される電池装 着部を形成したケースとから成る携帯電子機器において、前記電池装着部に装着 されていた乾電池の残存容量がなくなったときにそれに代って使用されるスペア 用の乾電池を前記ケース内に複数個直列状に収納するスペア用電池収納庫を備え 、このスペア用電池収納庫は、前記電池装着部の側方にそれと平行に位置するよ うに配置され、かつ、該スペア用電池収納庫に収納されたスペア用乾電池を保持 する弾性保持部を有するものである。
【0023】 この構成においては、各種携帯電子機器において、上記請求項1と同様の作用 が得られる。
【0024】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。まず、 本考案の一実施形態に係るリモコン装置(携帯電子機器)の概略構成を図1(a )(b)に示す。図1(a)は、リモコン装置を表面側から見た斜視図であり、 図1(b)は、リモコン装置を背面側から見た斜視図である。リモコン1は、本 体を成すケース2の表面側に、不図示の被制御装置を遠隔操作するための各種の 押ボタン式の操作キー3が設けられ、ケース2の前方部分に、操作キー3の押下 操作に対応した赤外線等による無線信号を送出する信号送出部4が設けられてい る。また、リモコン1の背面側には、ケース2の手前側の箇所に、開閉可能な底 蓋5が設けられている。
【0025】 また、リモコン1は、電池を装着し、リモコン1の各部へ電力を供給するため の電池装着部6と、電池装着部6に装着して使用している電池の残存容量がなく なったときに交換するためのスペア用(予備)の電池を保管しておくスペア用電 池収納庫7を備えている。これら電池装着部6への電池の装着及びスペア用電池 収納庫7への電池の収納は、底蓋5を開放することで行われる。
【0026】 電池装着部6は、ケース2の側方箇所に形成されており、円柱形状の2本の単 3型乾電池をケース2の長手方向に一列に並べて(直列接続にて)ケース2内に 装着するようになっている。また、電池装着部6には、乾電池の+極及び−極と 接触する一対の導電性端子バネ6a,6bが設けられている。電池装着部6は、 この端子バネ6a,6bにより乾電池を着脱可能に保持すると共に、装着された 乾電池からの電力をこの端子バネ6a,6bを介してリモコン1の各部へ供給す る。
【0027】 スペア用電池収納庫7は、ケース2の電池装着部6と反対側の側方箇所に設け られている。スペア用電池収納庫7は、円柱形状の2本の単3型乾電池を、ケー ス2の長手方向に関して電池装着部6に装着される乾電池と同じ位置でそれと平 行なように、ケース2の長手方向に一列に並べて(直列状に)ケース2内に収納 するように構成されている。また、スペア用電池収納庫7には、樹脂性部材によ り弾力を持つように形成された1対の樹脂バネ(弾性保持部)7a,7bがケー ス2と一体に設けられている。スペア用電池収納庫7は、この樹脂バネ7a,7 bにより、収納する乾電池をケース2内でがたつくことなく着脱可能に保持する 。
【0028】 上記リモコン1のケース2内には、図2(a)(b)(c)に示すように、回 路基板8と回路基板8に実装された制御回路部9が設けられている。図2(a) は、リモコン1を背面側から見た平面図であり、図2(b)は、図2(a)中の 矢印Xで示す方向から見た側面図、図2(c)は、同矢印Yで示す方向から見た 側面図である。
【0029】 回路基板8には、操作キー3の配置に対応した位置に、各操作キー3の押下操 作により開閉する複数の電気スイッチ(不図示)が形成されている。回路基板8 に実装されている制御回路部9は、これらの電気スイッチの開閉により操作キー 3の押下操作を検出し、信号送出部4から対応する赤外線等の無線信号を送出さ せる。
【0030】 回路基板8の下方には、電池装着部6とスペア用電池収納庫7が、共に回路基 板8と重なるように形成されている。制御回路部9は、これら電池装着部6とス ペア用電池収納庫7との間のスペースにおいて、操作キー3の配置に対応しない 位置(すなわち電気スイッチが形成されていない位置)に配置されるように、回 路基板8に実装されている。ケース2の背面は、電池装着部6が形成されている 箇所とスペア用電池収納庫7が形成されている箇所とで、同じ高さに構成されて いる。
【0031】 電池装着部6へは、2本の乾電池Bが一列に並べて装着される。このとき、乾 電池Bの+極が端子バネ6aに接触し、−極が端子バネ6bに接触するように装 着される。また、スペア用電池収納庫7へは、2本の乾電池Bが一列に並べて収 納される。図示の例では、乾電池Bの+極が樹脂バネ7aと接触し、−極が樹脂 バネ7bと接触した状態で収納されているが、+極、−極をどちら向きにしても 収納することができる。
【0032】 電池装着部6に装着されている乾電池Bの電力がなくなってリモコン1が操作 できなくなると、底蓋5を開放して電池装着部6から乾電池Bを取外し、そして 、スペア用電池収納庫7から乾電池Bを取出して、その乾電池Bを電池装着部6 に装着する。これにより、電池交換が行われ、再びリモコン1を操作することが できる。
【0033】 上記構成のリモコン1によれば、スペア用電池収納庫7にスペア用の乾電池B を収納しておくことにより、電池装着部6の乾電池Bの電力がなくなったとき、 スペア用の乾電池を取出して、迅速に電池交換することができる。
【0034】 しかも、スペア用電池収納庫7を形成することで、スペア用電池収納庫7を形 成した箇所と電池装着部6を形成した箇所とでケース2の背面を同じ高さにする ことができ、ケース2の背面に特別な出張りを形成することなく、ケース2を座 りのよい形状にすることができる。
【0035】 さらに、電池装着部6とスペア用電池収納庫7とをケース2の長手方向に関し て同じ位置に設けているため、ケース2の長手方向の大きさが小型化される。ま た、電池装着部6とスペア用電池収納庫7を共に回路基板8と重なる位置に設け ているため、ケース2の長手方向及び横手方向の大きさが小型化される。また、 制御回路部9を、電池装着部6とスペア用電池収納庫7との間のスペースに配置 することで、スペースが有効に活用され、ケース2の大きさが小型化される。
【0036】 また、スペア用の乾電池Bは、樹脂バネ7a,7bにより保持された状態でス ペア用電池収納庫7に収納されるため、ケース2内でがたつくことがない。
【0037】 なお、本考案は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。 例えば、リモコン1を、図3(a)(b)に示すような構成にしてもよい。図3 (a)は、リモコン1を背面側から見た平面図であり、図3(b)は、図3(a )中の矢印Yで示す方向から見た側面図である。この構成では、電池装着部6の 直ぐ横にスペア用電池収納庫7が設けられ、さらに、その横に制御回路部9が配 置されている。他の構成については、上記実施形態の構成と同様である。このよ うな構成においても、上記の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0038】 また、上記実施形態において、樹脂バネ7a,7bに代えて、金属性のバネを 用いてもよい。また、本考案は、リモコン装置に限らず、機器本体内に電池を装 着して使用する各種の携帯電子機器に適用できるものである。
【0039】
【考案の効果】
以上説明したように請求項1の考案によれば、スペア用電池収納庫にスペア用 の乾電池を収納しておくことで、使用中の乾電池の残存容量がなくなったとき、 代わりの乾電池を探す手間が省けると共に電池交換を迅速に行うことができ、リ モコン装置を続けて直ぐに使用することができる。また、スペア用電池収納庫が 設けられていないものと比べ、装置の長手方向のサイズが保たれると共に装置の 座りが良くなり、使い勝手が向上する。また、スペア用の乾電池がケース内でが たつくことがなく、ユーザに不快感を与えない。
【0040】 請求項2の考案によれば、スペア用電池収納庫にスペア用の乾電池を収納して おくことで、使用中の乾電池の残存容量がなくなったとき、代わりの乾電池を探 す手間が省けると共に電池交換を迅速に行うことができ、リモコン装置を続けて 直ぐに使用することができる。
【0041】 請求項3の考案によれば、スペア用電池収納庫が設けられていないものと比べ 、リモコン装置の長手方向のサイズが保たれると共にリモコン装置の座りが良く なり、使い勝手が向上する。
【0042】 請求項4の考案によれば、各種携帯電子機器において、請求項1の考案と同様 の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本考案の一実施形態に係るリモコン
装置の表面側から見た斜視図、(b)は同リモコン装置
の背面側から見た斜視図。
【図2】 (a)は同リモコン装置の背面側から見た平
面図、(b)は同リモコン装置の横手側から見た側面
図、(c)は同リモコン装置の手前側から見た側面図。
【図3】 (a)は本考案の別の実施形態に係るリモコ
ン装置の背面側から見た平面図、(b)は同リモコン装
置の手前側から見た側面図。
【図4】 (a)は従来のリモコン装置の背面側から見
た平面図、(b)は同リモコン装置の横手側から見た側
面図。
【図5】 (a)は別の従来のリモコン装置の背面側か
ら見た平面図、(b)は同リモコン装置の横手側から見
た側面図、(c)は同リモコン装置の手前側から見た側
面図。
【図6】 (a)はさらに別の従来のリモコン装置の手
前側から見た側面図。
【符号の説明】
1 リモコン装置(携帯電子機器) 2 ケース 3 操作キー 4 信号送出部 6 電池装着部 7 スペア用電池収納庫 7a,7b 樹脂バネ(弾性保持部) 9 制御回路部 B 乾電池

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザにより操作される操作キーと、こ
    の操作キーの操作に応じて機器動作を制御する制御回路
    部と、前記制御回路部による制御のもと、前記操作キー
    の操作に応じて、対応する信号を無線により被制御装置
    へ送出する信号送出部と、前記各部を内蔵すると共に、
    前記制御回路部へ電力を供給する乾電池が複数個直列接
    続にて収納され、両端側の乾電池電極が接続される端子
    付きの電池装着部を形成したケースとから成るリモコン
    装置において、 前記電池装着部に装着されていた乾電池の残存容量がな
    くなったときにそれに代って使用されるスペア用の乾電
    池を前記ケース内に複数個直列状に収納するスペア用電
    池収納庫を備え、 このスペア用電池収納庫は、前記電池装着部の側方にそ
    れと平行に位置するように配置され、かつ、該スペア用
    電池収納庫に収納されたスペア用乾電池を保持する弾性
    保持部を有することを特徴とするスペア用電池収納庫付
    きリモコン装置。
  2. 【請求項2】 ユーザにより操作される操作キーと、こ
    の操作キーの操作に応じて機器動作を制御する制御回路
    部と、前記制御回路部による制御のもと、前記操作キー
    の操作に応じて、対応する信号を無線により被制御装置
    へ送出する信号送出部と、前記各部を内蔵すると共に、
    前記制御回路部へ電力を供給する乾電池が収納される電
    池装着部を形成したケースとから成るリモコン装置にお
    いて、スペア用の乾電池を前記ケース内に収納するスペ
    ア用電池収納庫を備えたことを特徴とするスペア用電池
    収納庫付きリモコン装置。
  3. 【請求項3】 前記スペア用電池収納庫は、前記電池装
    着部の側方にそれと平行に位置するように配置されたこ
    とを特徴とする請求項2に記載のスペア用電池収納庫付
    きリモコン装置。
  4. 【請求項4】 ユーザにより操作される操作キーと、こ
    の操作キーの操作に応じて機器動作を制御する制御回路
    部と、前記制御回路部を内蔵すると共に、前記制御回路
    部へ電力を供給する乾電池が複数個直列接続にて収納さ
    れる電池装着部を形成したケースとから成る携帯電子機
    器において、 前記電池装着部に装着されていた乾電池の残存容量がな
    くなったときにそれに代って使用されるスペア用の乾電
    池を前記ケース内に複数個直列状に収納するスペア用電
    池収納庫を備え、 このスペア用電池収納庫は、前記電池装着部の側方にそ
    れと平行に位置するように配置され、かつ、該スペア用
    電池収納庫に収納されたスペア用乾電池を保持する弾性
    保持部を有することを特徴とするスペア用電池収納庫付
    き携帯電子機器。
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JP2021070986A (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 株式会社Lixil トイレ装置用リモコン装置
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