JP2573842Y2 - 作業台 - Google Patents
作業台Info
- Publication number
- JP2573842Y2 JP2573842Y2 JP1993022280U JP2228093U JP2573842Y2 JP 2573842 Y2 JP2573842 Y2 JP 2573842Y2 JP 1993022280 U JP1993022280 U JP 1993022280U JP 2228093 U JP2228093 U JP 2228093U JP 2573842 Y2 JP2573842 Y2 JP 2573842Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jacks
- free
- center
- rotating body
- jack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は工場等において、溶接、
組立、仕上、検査作業等に用いられる作業台に関する。
組立、仕上、検査作業等に用いられる作業台に関する。
【0002】
【従来の技術】作業台の代表例として、テーブル面の高
さ調整の可能なテーブルリフター式作業台01を図5の
斜視図によって説明すると、架台a上にクロス状に設け
たフレームb上にテーブルcを設け、フレームb内にシ
リンダーdを付設したものであり、ワークeの高さに応
じてシリンダーdによりテーブルcの高さが調整出来る
ものである。
さ調整の可能なテーブルリフター式作業台01を図5の
斜視図によって説明すると、架台a上にクロス状に設け
たフレームb上にテーブルcを設け、フレームb内にシ
リンダーdを付設したものであり、ワークeの高さに応
じてシリンダーdによりテーブルcの高さが調整出来る
ものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の作業台には
解決すべき次の課題があった。
解決すべき次の課題があった。
【0004】即ち、従来のテーブルリフター式作業台0
1は単純であり、高さ方向の平行移動のみでワークの高
さには対応できるが傾動が出来ない。従ってワークに斜
面がある場合、斜面を水平にすることが出来ないという
問題があった。
1は単純であり、高さ方向の平行移動のみでワークの高
さには対応できるが傾動が出来ない。従ってワークに斜
面がある場合、斜面を水平にすることが出来ないという
問題があった。
【0005】本考案は上記の問題点を解決した昇降、傾
動が可能な作業台を提供することを目的とする。
動が可能な作業台を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題の解決
手段として、同一円周上にヘッドを上方にして等分に直
立配置された3本のジャッキと、同3本のジャッキを一
体的に連結するフレームと、3本のジャッキの各頂部に
付設された球状の自由回転体と、同各自由回転体上を覆
って載置されたテーブルと、同テーブルが水平状態にあ
るときその裏面の上記円周の中心と各自由回転体中心と
を結ぶ線を2等分線としてテーブルの中心側に頂点を有
し両斜辺の内側が上記自由回転体の周面に内接して堤体
状にテーブル裏面に固設された所要高さを有する挟角1
20°の縁とを具備してなることを特徴とする作業台を
提供しようとするものである。
手段として、同一円周上にヘッドを上方にして等分に直
立配置された3本のジャッキと、同3本のジャッキを一
体的に連結するフレームと、3本のジャッキの各頂部に
付設された球状の自由回転体と、同各自由回転体上を覆
って載置されたテーブルと、同テーブルが水平状態にあ
るときその裏面の上記円周の中心と各自由回転体中心と
を結ぶ線を2等分線としてテーブルの中心側に頂点を有
し両斜辺の内側が上記自由回転体の周面に内接して堤体
状にテーブル裏面に固設された所要高さを有する挟角1
20°の縁とを具備してなることを特徴とする作業台を
提供しようとするものである。
【0007】
【作用】本考案は上記のように構成されるので次の作用
を有する。
を有する。
【0008】即ち、同一円周上に等分に直立配置された
3本のジャッキの各頂部に球状の自由回転体を付設し、
その上に載置したテーブルの裏面の上記円周の中心と各
自由回転体中心とを結ぶ線を2等分線としてテーブルの
中心側に頂点を有し両斜辺の内側が自由回転体の周面に
内接して堤体状にテーブル裏面に固設された所要高さを
有する挟角120°の縁を備えるため、テーブルはジャ
ッキ上の自由回転体に点接触で支えられ、かつ、テーブ
ルの面と平行な面内でわずかな力で移動可能である。し
かも球状の自由回転体に支えられるのであるから移動に
よってテーブル面と垂直な方向に上下動を生じることが
ない。また、三点支持であるから、テーブルは常に安定
する。
3本のジャッキの各頂部に球状の自由回転体を付設し、
その上に載置したテーブルの裏面の上記円周の中心と各
自由回転体中心とを結ぶ線を2等分線としてテーブルの
中心側に頂点を有し両斜辺の内側が自由回転体の周面に
内接して堤体状にテーブル裏面に固設された所要高さを
有する挟角120°の縁を備えるため、テーブルはジャ
ッキ上の自由回転体に点接触で支えられ、かつ、テーブ
ルの面と平行な面内でわずかな力で移動可能である。し
かも球状の自由回転体に支えられるのであるから移動に
よってテーブル面と垂直な方向に上下動を生じることが
ない。また、三点支持であるから、テーブルは常に安定
する。
【0009】また、所要のジャッキを上下操作すること
により、テーブルを所望の高さに調節でき、かつ所望の
向きに自由に傾けることができる。その際、三個所のう
ちの何れかの縁が必ず、自由回転体にひっかかって滑り
止めとなるため、ジャッキからテーブルが脱落すること
がなく、かつ、120°をなす縁の挟角が、自由回転体
を挟んでテーブル面に平行な面内での移動を制限するた
め、テーブル面の不測の変位が起らない。
により、テーブルを所望の高さに調節でき、かつ所望の
向きに自由に傾けることができる。その際、三個所のう
ちの何れかの縁が必ず、自由回転体にひっかかって滑り
止めとなるため、ジャッキからテーブルが脱落すること
がなく、かつ、120°をなす縁の挟角が、自由回転体
を挟んでテーブル面に平行な面内での移動を制限するた
め、テーブル面の不測の変位が起らない。
【0010】
【実施例】本考案の一実施例の作業台を図1、図2、図
3について説明する。
3について説明する。
【0011】図1は本実施例の作業台10の斜視図、図
2はテーブル下面の平面図、図3は水平時及び傾斜時の
テーブルとジャッキ頂部のボールベアリングとの当接
部、即ち、図2のIII −III 矢視相当の支点部の部分断
面図である。
2はテーブル下面の平面図、図3は水平時及び傾斜時の
テーブルとジャッキ頂部のボールベアリングとの当接
部、即ち、図2のIII −III 矢視相当の支点部の部分断
面図である。
【0012】これらの図において、3本のジャッキ1は
同一円周上に直立して等分に配置され、垂直にフレーム
2で連結されている。各ジャッキ1のヘッド1aに自由
回転する支点としてボールベアリング1bを付設し、前
記ボールベアリング1b上にテーブル3を乗せ、ボール
ベアリング1bとテーブル3の滑り止めとして、テーブ
ル3下面の各ボールベアリング1b位置に、扇状に12
0°開いた縁4をテーブル3下面に設けるとともに各縁
4の扇状の根元4aをテーブル中心3aに向けてある。
同一円周上に直立して等分に配置され、垂直にフレーム
2で連結されている。各ジャッキ1のヘッド1aに自由
回転する支点としてボールベアリング1bを付設し、前
記ボールベアリング1b上にテーブル3を乗せ、ボール
ベアリング1bとテーブル3の滑り止めとして、テーブ
ル3下面の各ボールベアリング1b位置に、扇状に12
0°開いた縁4をテーブル3下面に設けるとともに各縁
4の扇状の根元4aをテーブル中心3aに向けてある。
【0013】次に上記構成の作用を(1)〜(5)の項
目に分け手順を追って説明する。因みにこれらの作用を
図4に示す。「No 」が以下の項目番号に対応する。
目に分け手順を追って説明する。因みにこれらの作用を
図4に示す。「No 」が以下の項目番号に対応する。
【0014】(1)テーブル高さ調整;三本のジャッキ
1を同時に必要高さに昇降させる。
1を同時に必要高さに昇降させる。
【0015】(2)テーブル前方傾動;後方ジャッキ1
を持上げる。
を持上げる。
【0016】(3)テーブル後方傾動;前方左右ジャッ
キ1を持上げる。
キ1を持上げる。
【0017】(4)テーブル側面傾動;傾動面側の前方
ジャッキ1を固定して前方他のジャッキ1を持上げ、後
方ジャッキ1をやや持上げる。
ジャッキ1を固定して前方他のジャッキ1を持上げ、後
方ジャッキ1をやや持上げる。
【0018】(5)テーブル前方側面傾動;傾動面側の
前方ジャッキ1を固定して、前方他のジャッキ1と後方
ジャッキ1を持上げる。
前方ジャッキ1を固定して、前方他のジャッキ1と後方
ジャッキ1を持上げる。
【0019】以上の通り、本実施例によればジャッキ1
昇降により、テーブル3の昇降及び傾きを所望の通りに
行なうことができるという利点がある。即ち、3本のジ
ャッキ1をどのように昇降させても、重力で必ず最低2
カ所はジャッキ1のヘッド1a上のボールベアリング1
bとテーブル3下面の扇状縁4が接触しており、作業時
のテーブル3の前後及び横移動は生じ難い。なおジャッ
キ1の1本の昇降またはジャッキ1の2本の同時昇降で
はボールベアリング1bと縁4は2〜3カ所で接触して
おり、テーブル3のガタはより生じ難く、テーブル3の
昇降と全面傾動が可能である。
昇降により、テーブル3の昇降及び傾きを所望の通りに
行なうことができるという利点がある。即ち、3本のジ
ャッキ1をどのように昇降させても、重力で必ず最低2
カ所はジャッキ1のヘッド1a上のボールベアリング1
bとテーブル3下面の扇状縁4が接触しており、作業時
のテーブル3の前後及び横移動は生じ難い。なおジャッ
キ1の1本の昇降またはジャッキ1の2本の同時昇降で
はボールベアリング1bと縁4は2〜3カ所で接触して
おり、テーブル3のガタはより生じ難く、テーブル3の
昇降と全面傾動が可能である。
【0020】なお、自由回転体はボールベアリング1b
に限定されるものではない。
に限定されるものではない。
【0021】
【考案の効果】本考案は上記のように構成されるので次
の効果を有する。
の効果を有する。
【0022】即ち、本考案による作業台は、テーブルを
自由に高さ調整できるのみならず、従来の作業台ではで
きなかった傾動を自由に行なうことができる。
自由に高さ調整できるのみならず、従来の作業台ではで
きなかった傾動を自由に行なうことができる。
【図1】本考案の一実施例に係る作業台の斜視図、
【図2】上記実施例のテーブルの縁4の平面図、
【図3】上記実施例の水平時及び傾斜時に於ける支点部
の部分側断面図、
の部分側断面図、
【図4】上記実施例の作用の説明図、
【図5】従来の作業台を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 ジャッキ 1a ヘッド 1b ボールベアリング 2 フレーム 3 テーブル 4 縁
Claims (1)
- 【請求項1】 同一円周上にヘッドを上方にして等分に
直立配置された3本のジャッキと、同3本のジャッキを
一体的に連結するフレームと、3本のジャッキの各頂部
に付設された球状の自由回転体と、同各自由回転体上を
覆って載置されたテーブルと、同テーブルが水平状態に
あるときその裏面の上記円周の中心と各自由回転体中心
とを結ぶ線を2等分線としてテーブルの中心側に頂点を
有し両斜辺の内側が上記自由回転体の周面に内接して堤
体状にテーブル裏面に固設された所要高さを有する挟角
120°の縁とを具備してなることを特徴とする作業
台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993022280U JP2573842Y2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 作業台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993022280U JP2573842Y2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 作業台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0680577U JPH0680577U (ja) | 1994-11-15 |
JP2573842Y2 true JP2573842Y2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=12078352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993022280U Expired - Fee Related JP2573842Y2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 作業台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2573842Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106426033A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-02-22 | 无锡市创恒机械有限公司 | 一种能够被动移动与摆动的活动板机构 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4772438B2 (ja) * | 2005-09-16 | 2011-09-14 | Ntn株式会社 | リンク作動装置 |
JP2009218389A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Psc Kk | 気体圧制御型微小傾斜装置 |
CN110605587A (zh) * | 2019-08-30 | 2019-12-24 | 张龙宜 | 可升降加工底座 |
CN111571544B (zh) * | 2020-05-07 | 2022-02-11 | 宁波大学 | 一种三轴调心调平式转台 |
CN112936203A (zh) * | 2021-02-03 | 2021-06-11 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 运动平台 |
-
1993
- 1993-04-27 JP JP1993022280U patent/JP2573842Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106426033A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-02-22 | 无锡市创恒机械有限公司 | 一种能够被动移动与摆动的活动板机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0680577U (ja) | 1994-11-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980217 |
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