JPH02115412A - 静荷重型杭圧入引抜機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、上の 本発明は既設杭上に定置されて該既設杭の反力に基づい
て鋼矢板及びＨ型鋼等の各種杭を地盤内に圧入又は引抜
することができる静荷重型杭圧入引抜機に関するもので
ある。

災米兎１４ 近時、各種建築物の基礎工事における土留め等において
、バイブロハンマ等に代えて静荷重型杭圧入引抜機が用
いられているが、この静荷重型杭圧入引抜機は、既設机
上に定置した台座の下方に該既設杭を挟持する反力クラ
ンプを備え、上記台座上に立設したガイドフレームに昇
降体及び杭圧入引抜シリンダを配備して、この杭圧入引
抜シリンダによって鋼矢板をチャックした杭掴み装置を
上下動させるようにした構造を基本としている。

一方、上記静荷重型杭圧入引抜機の一例として特公昭５
４−２１６４５号公報には、第１２図。

第１３図に示した如く、打ち込まれた机上に定置される
台座２と、該台座２の下部に固定された反力掴み装置Ｉ
Ｉ、１．１と、前記台座２に水平移動可能に装着された
スライドベース４と、該スライドベース４上にあって縦
軸周り旋回可能に装着されたターンテーブル３とを備え
、このターンテーブル３上に前記したガイドフレーム５
と、このガイドフレーム５に昇降自在に装着された昇降
体６及び杭圧入引抜シリンダ８，８と、この杭圧入引抜
シリンダ８．８によって上下動する杭掴み装置７とを具
備した装置例が開示されている。また前記反力掴み装ａ
ｔには、クランプシリンダ１２゜１２が内蔵されていて
、このクランプシリンダ１２．１２により既設杭をクラ
ンプするようにしである。更に前記杭掴み装Ｍ７には、
チャックシリンダ１３が内蔵されており、このチャック
シリンダ１３によって建込杭としての鋼矢板を強固に把
持し、土中に圧入及び引抜するようにしである。

このような構成によれば１本の杭を圧入し終った時に杭
掴み装置７のクランプを解除し、装置全体を杭１本分だ
け移動させてから次の杭を連続的に圧入することが出来
るとともに、コーナ一部での杭打時には、ターンテーブ
ル３の旋回とスライドベース４の水平方向移動を併用す
ることによって、直角方向に方向変換しながら鋼矢板を
圧入及び引抜くことが出来る静荷重型杭圧入引抜機が得
られる。

が　　じようとする しかしながら、このような従来の杭圧入引抜機にあって
は、台座２に対して先ず水平移動可能なスライドベース
４を設け、このスライドベース４上に縦軸周り旋回可能
なターンテーブル３とを設けて、該ターンテーブル３上
にガイドフレーム５を立設した構成となっていたため、
昇降体６の中心線と杭掴み装置７の中心線とのずれに起
因する既設杭のセクション離脱とか、台座２の左右方向
の傾斜が大きくなってコーナーでの反力不均衡を招来し
てしまうことがあるという課題があった。

即ち前記昇降体６の中心線と杭掴み装置７の中心線との
ずれによって、ガイドフレーム５の摺動面と直角方向に
作用する圧入引抜抵抗力による水平力がターンテーブル
３の旋回芯に作用し、直線方向での２本目の杭圧入もし
くはコーナ一部における直角方向への杭圧入時のように
スライドベース４の前進移動を必要とする作業時には、
前記水平力を複数の反力掴み装置１，１．１が均等に支
えることが出来ず、旋回芯に近い前部の既設杭に水平力
が集中してしまい、従って前記したように既設杭のセク
ション離脱とか、台座２の左右方向の傾斜が大きくなっ
てコーナーでの反力不均衡を招来し、特にコーナ一部で
の直角方向への杭圧入時には既設杭を用いた反力以外に
、例えばアウトリガ−を併用した反力の確保、又はクレ
ーンの吊り上げ支持↓；よる補助手段を用いて台座２の
傾斜修正を実施しなければならないという難点を有して
いる。

そこで本発明はこのような従来の杭圧入引抜機が有して
いる問題点を解消して、杭圧入引抜時にガイドフレーム
に作用する水平力を複数の反力掴み装置に均等に分担さ
せることができて、かつ、台座の全周方向で杭圧入引抜
時におけるガイドフレームの傾斜を修正することができ
る静荷重型杭圧入引抜機を提供することを目的とするも
のである。

課　を解決するための手段 本発明は上記の目的を達成するために、既設杭をクラン
プする複数の反力掴み装置を有する台座と、該台座上に
あって回動中心が前記反力掴み装置の中央部に設定され
た縦軸を中心として回動自在なターンテーブルと、該タ
ーンテーブル上にあって水平方向に摺動自在なスライド
ベースと、該スライドベース上にあって前記スライドベ
ースのスライド方向と直角な水平軸周りに傾動自在に立
設されたガイドフレームと、該ガイドフレームに昇降自
在に装着された昇降体と、この昇降体を昇降駆動する杭
圧入引抜シリンダと、前記昇降体に装着されて縦軸を中
心として旋回自在な杭掴み装置とを具備して成る静荷重
型杭圧入引抜機の構成にしてあり、更に上記ガイドフレ
ームの傾動中心と。

杭圧入引抜シリンダの昇降動の中心線とを一致させた構
成にしである。また杭圧入作業に前記ガイドフレーム、
杭圧入引抜シリンダ、昇降体及び抗層み装置とが杭圧入
引抜シリンダの下端部に固定されたピンを中心として常
に一定の位置関係を保持して成る静荷重型杭圧入引抜機
の構成にしである。

１且 かかる構成によれば、鋼矢板の圧入に際して先ず反力掴
み装置によって既設杭をクランプし、抗層み装置によっ
て建込杭としての鋼矢板をチャックした後、ガイドフレ
ームを適当な角度に傾斜させ１次にターンテーブルを適
宜に回転するとともに、このターンテーブル上に配設さ
れたスライドベースを前後方向にスライドすることによ
り、鋼矢板の圧入方向が決定される。次に杭圧入引抜シ
リンダを駆動して、昇降体を下方に移動させることによ
り、鋼矢板の圧入作業を実施することが出来る。上記の
杭圧入作業において、ガイドフレーム、杭圧入引抜シリ
ンダ、昇降体及び抗層み装置は常に一定の位置関係を保
持しており、かつ、抗層み装置はターンテーブル及びス
ライドベースの動きに関係なく、既設机上に定置される
台座の水平レベルに対して一定の高さを保持することが
できる。従って台座の垂直軸に対してガイドフレームが
傾斜している場合にあっても、ターンテーブル及びスラ
イドベースの移動のみによって鋼矢板の圧入又は引抜位
置を決定し、かつ、該位置を修正することができる。ま
た上記の動作において、ガイドフレームの傾動中心と杭
圧入引抜シリンダの昇降動の中心線とが一致しており、
更に昇降体の中心線と抗層み装置の中心線とが一致して
いるのでターンテーブルの旋回芯が移動せず、ガイドフ
レームの摺動面と直角方向に作用する圧入抵抗力による
水平力が複数の反力掴み装置によって均等に支えられる
という作用がもたらされる。

失胤■ 以下図面に基づいて本発明にかかる静荷重型杭圧入引抜
機の一実施例を説明する。

第１図〜第４図において、１，１．１は既設杭をクラン
プする反力掴み装置を示し、２は上記反力掴み装置１，
１．１が固定された台座である。

この台座２上には、縦軸を中心として回動自在なターン
テーブル３が配設されており、更に該ターンテーブル３
上には、水平方向に摺動自在なスライドベース４が配設
されている。

上記ターンテーブル３は、回動中心が前記反力掴み装置
１，１．ｌ中央部の縦軸を中心として回動自在に設定さ
れている。このスライドベース４の内方には、第４図に
示したように前後シリンダ１０が内蔵されている。

５は上記スライドベース４上に立設されたガイドフレー
ムであって、このガイドフレーム５はピン１１により前
後スライドベース４の一端部に軸支されており、かつ、
スライドベース４の他端部に配置された傾動シリンダ９
により、前後ピン１１を中心として前記スライドベース
４のスライド方向と直角な水平軸周りに傾動自在に立設
されている。６は上記ガイドフレーム５の前方側面上に
昇降自在に装着された昇降体であり、この昇降体６の左
右両側に一対の杭圧入引抜シリンダ８，８が配置されて
いる。更に該昇降体６の下方部には、該昇降体６に対し
て、縦軸を中心として旋回自在な抗層み装置７が装備さ
れている。尚、前記杭圧入引抜シリンダ８，８は下端部
が前記ピン１１に固定されている。従ってピン１１を回
動中心としてガイドフレーム５、昇降体６、杭圧入引抜
シリンダ８及び抗層み装置７が常時一定の位置関係を保
って配設されている。換言すれば、ガイドフレーム５の
傾動中心と、杭圧入引抜シリンダ８の昇降動の中心線と
が一致している。

前記反力掴み装置１には、第４図に示した如くクランプ
シリンダ１２．１２が内蔵されていて、このクランプシ
リンダ１２．１２により既設杭をクランプするようにし
である。

更に前記抗層み装［７には、第３図に示、すチャックシ
リンダｌ計が内蔵されており、このチャックシリンダ１
３によって建込杭としての鋼矢板を強固に把持し、土中
に圧入及び引抜するようにしである。

かかる構成によれば、鋼矢板の圧入に際して先ず反力掴
み装置ｉｔｌに内蔵されたクランプシリンダ１２．１２
によって既設杭をクランプし、杭掴み装置１７に内蔵さ
れたチャックシリンダ１３によって建込杭としての鋼矢
板を強固にチャックした後。

傾動シリンダ９を駆動してガイドフレーム５をピン１１
を中心として適当な角度に傾斜させる。次にターンテー
ブル３を適宜に回転するとともに、このターンテーブル
３上に配設されたスライドベース４を前後方向にスライ
ドすることによって、１１矢板の圧入方向が決定される
。

次に杭圧入引抜シリンダ８を駆動して、昇降体６を下方
に移動させることにより、鋼矢板の圧入作業を実施する
ことが出来る。

上記の杭圧入作業において、ガイドフレーム５、杭圧入
引抜シリンダ８．昇降体６及び杭掴み装置７はピン１１
を中心として常に一定の位置関係を保持しており、かつ
、杭掴み装置７は前記ターンテーブル３及びスライドベ
ース４の動きに関係なく、既設杭上に定置される台座２
の水平レベルに対して一定の高さを保持することができ
る。従って台座２の垂直軸に対してガイドフレーム５が
傾斜している場合にあっても、ターンテーブル３及びス
ライドベース４の移動のみによって鋼矢板の圧入又は引
抜位置を決定し、更には位置を修正することができる。

上記の動作において、鋼矢板にかかる水平方向の力に関
して第５図を用いて説明する。同図においてＦｌは杭圧
入時に杭掴み装置７に作用する抵抗力の大きさを示し、
この圧入抵抗力Ｆｌは、ピン１１を中心として杭掴み装
置７の中心線と杭圧入引抜シリンダ８による昇降動の中
心線とのずれＬｌによってガイドフレーム５に傾斜モー
メントが生じる。この傾斜モーメントはガイドフレーム
５の垂直方向摺動面に対して水平力Ｆ２として作用し、
この水平力Ｆ２の大きさは昇降体６の摺動接触面の中央
部とピン１１の距離Ｌ２によって決定されるとともに、
昇降体６の上下位置によって変化する。本発明の場合、
ガイドフレーム５の傾動中心と、杭圧入引抜シリンダ８
の昇降動の中心線とが一致しており、更に昇降体６の中
心線と杭掴み装［１，１，１の中心線と一致しているの
で、ターンテーブル３の旋回芯が移動せず、ガイドフレ
ーム５の摺動面と直角方向に作用する圧入抵抗力による
水平力を複数の反力掴み装置１．ｌ、ｔによって均等に
支えることが出来る。

次に実際の鋼矢板圧入時の動作態様を説明する。

即ち第６図においてＡ、Ｂ、Ｃは既設杭であり。

この既設杭Ａ、Ｂ、Ｃに前記反力掴み装置１．ｌ。

１のクランプシリンダ１２をクランプして反力を確保す
る０次に建込用の鋼矢板りを杭掴み装置７にセットし、
この状態で前記ターンテーブル３を所定角度回転させて
、図示の直線連続位置でガイドフレーム５に装着された
昇降体６を下動して、鋼矢板りを第６図に示した位置で
地中に圧入する。

引き続いて第６図に示した状態から、反力掴み装置ｌｌ
、１，１のクランプ位置を同一の状態に保ったまま、タ
ーンテーブル３をＲ方向に僅かに回転させ、更にスライ
ドベース４を前方へ距離Ｓ１だけ移動させることによっ
て、杭掴み装置７が第７図に示す位置に達するので、前
記鋼矢板りに連続して新たな鋼矢板Ｅを地中に圧入する
ことが出来る。

次にコーナ一部等において、建込用の鋼矢板を直角方向
に方向変換しながら連続的に圧入する場合の動作態様を
説明する。即ち第７図に示した状態から既設杭Ｂ、Ｃ，
Ｄに前記反力掴み装ｖ！、ｌ　。

１．１のクランプ位置を移動させ、第８図に示した状態
に台座２を定置した後、ターンテーブル３のＬ方向の回
転とスライドベース４の距離Ｓ２の移動によって杭掴み
装置７が第８図に示す位置に達するので、前記鋼矢板Ｅ
に連続して、直角方向に方向変換された新たな鋼矢板Ｆ
を圧入することが出来る。この状態から更に第９図に示
したように、ターンテーブル３のＬＬ方向の回転とスラ
イドベース４の距離Ｓ３の移動によって杭掴み装置７の
位置を前方に伸ばすことができて、前記鋼矢板Ｆに連続
する新たな鋼矢板Ｇを圧入することが出来る。このよう
にしてターンテーブル３とスライドベース４の働きによ
って建込用の鋼矢板Ｆ。

Ｇを鋼矢板Ｅに引き続いて、しかも直角方向に方向変換
しながら連続的に圧入することが可能となる。

第１Ｏ図は本発明の他の使用方法の一例を示しており、
本例の場合、ターンテーブル３の作用によってガイドフ
レーム５を約９０”ＲＲ力方向回転させ、台座２の側方
に杭掴み装置７を位置させて、Ｈ型鋼を圧入することが
出来る。

更に第１１図は第１０図に示した状態から、更にスライ
ドベース４を距離ｓ４だけ移動させた位置にＨ型鋼Ｉを
圧入した使用例を示している。このようにしてターンテ
ーブル３とスライドベース４の作用に基づいて、杭掴み
装ｒ１１７の位置を適宜に変更することが出来て、広範
囲に亘る鋼矢板の圧入作業が可能である。

尚、鋼矢板の引抜作業時にあっても、上記圧入時の操作
と同様に操作することができることはいうまでもない。

１１茂り１敦 以上詳細に説明した如く１本発明にかかる静荷重型杭圧
入引抜機によれば、既設杭をクランプする複数の反力掴
み装置を有する台座と、該台座上にあって回動中心が前
記反力掴み装置の中央部に設定された縦軸を中心として
回動自在なターンテーブルと、該ターンテーブル上にあ
って水平方向に摺動自在なスライドベースと、該スライ
ドベース上にあって前記スライドベースのスライド方向
と直角な水平軸周りに傾動自在に立設されたガイドフレ
ームと、該ガイドフレームに昇降自在に装着された昇降
体と、この昇降体を外陣駆動する杭圧入引抜シリンダと
、前記昇降体に装着されて縦軸を中心として旋回自在な
杭掴み装置とを具備して成る静荷重型杭圧入引抜機の構
成にしてあり、更に上記ガイドフレームの傾動中心と、
杭圧入引抜シリンダの昇降動の中心線とを一致させた構
成にしであるとともに、杭圧入作業に前記ガイドフレー
ム、杭圧入引抜シリンダ、昇降体及び杭掴み装置とが杭
圧入引抜シリンダの下端部に固定されたピンを中心とし
て常に一定の位置関係を保持した構成にしたので、以下
に記す作用効果がもたらされる。即ち鋼矢板の圧入に際
して先ず反力掴み装置によって既設杭をクランプし、杭
掴み装置によって建込杭としての鋼矢板をチャックした
後、ガイドフレームを適当な角度に傾斜させ、次にター
ンテーブルを適宜に回転するとともに、このターンテー
ブル上に配設されたスライドベースを前後方向にスライ
ドすることにより、鋼矢板の圧入方向を決定することが
出来るとともに１次に杭圧入引抜シリンダを駆動して昇
降体を下方に移動させることにより、鋼矢板の圧入作業
を実施することが出来る。上記の杭圧入作業において、
ガイドフレーム、杭圧入引抜シリンダ、昇降体及び杭掴
み装置は常に一定の位置関係を保持しでおり、がっ、杭
掴み装置はターンテーブル及びスライドベースの動きに
関係なく、既設机上に定置される台座の水平レベルに対
して一定の高さを保持することができる。従って台座の
垂直軸に対してガイドフレームが傾斜している場合にあ
っても、ターンテーブル及びスライドベースの移動のみ
によって鋼矢板の圧入又は引抜位置を決定し、かつ、該
位置を修正することができる。

上記の動作において、ガイドフレームの傾動中心と杭圧
入引抜シリンダの昇降動の中心線とが一致しており、更
に昇降体の中心線と杭掴み装置の中心線とが一致してい
るので、ガイドフレームの摺動面と直角方向に作用する
圧入抵抗力による水平力がターンテーブルの旋回芯に作
用せず、前記水平力を複数の反力掴み装置が均等に支え
られるので、直線方向での連続的な杭圧入もしくはコー
ナ一部における直角方向への杭圧入時のようにスライド
ベースの前進移動を必要とする作業時には、前記水平力
を複数の反力掴み装置が均等に支えることが出来て、既
設杭のセクション離脱等の事故を防止することができる
。また台座の全周方向で杭圧入引抜時におけるガイドフ
レームの傾斜を修正することができるので１台座の左右
方向の傾斜を防止して、コーナーでの反力不均衡をなく
すことができるとともに、特にコーナ一部での直角方向
への杭圧入時には既設杭を用いた反力以外の反力、例え
ばアウトリガ−を用いた反力の確保とか、クレーンの吊
り上げ支持による補助手段を必要としないという大きな
効果がもたらされる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる静荷重型杭圧入引抜機の一例を
示す側面図、第２図は開平面図、第３図は同正面図、第
４図は第１図の■矢視による断面図、第５図は杭圧入抵
抗力とガイドフレームに作用する水平力との関係を示す
側面図、第６図、第７図は直線方向での使用状態を示す
動作説明図、第８図、第９図はコーナ一部での使用状態
を示す動作説明図、第１０図、第１１図は台座側方部で
の使用状態を示す動作説明図、第１２図は従来の静荷重
型杭圧入引抜機の一例を示す正面図、第１３図は同側面
図である。 ３・・・ターンテーブル ５・・・ガイドフレーム ７・・・杭掴み装置 ９・・・傾動シリンダ １１・・・ピン １３・・・チャックシリンダ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）既設杭をクランプする複数の反力掴み装置を有す
   る台座と、該台座上にあって回動中心が前記反力掴み装
   置の中央部に設定された縦軸を中心として回動自在なタ
   ーンテーブルと、該ターンテーブル上にあって水平方向
   に摺動自在なスライドベースと、該スライドベース上に
   あって前記スライドベースのスライド方向と直角な水平
   軸周りに傾動自在に立設されたガイドフレームと、該ガ
   イドフレームに昇降自在に装着された昇降体と、この昇
   降体を昇降駆動する杭圧入引抜シリンダと、前記昇降体
   に装着されて縦軸を中心として旋回自在な杭掴み装置と
   を具備して成ることを特徴とする静荷重型杭圧入引抜機
   。
2. （２）前記ガイドフレームの傾動中心と、杭圧入引抜シ
   リンダの昇降動の中心線とを一致させたことを特徴とす
   る請求項１記載の静荷重型杭圧入引抜機。
3. （３）杭圧入作業に前記ガイドフレーム、杭圧入引抜シ
   リンダ、昇降体及び杭掴み装置とが杭圧入引抜シリンダ
   の下端部に固定されたピンを中心として常に一定の位置
   関係を保持して成る請求項１記載の静荷重型杭圧入引抜
   機。